JP4464734B2 - 不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法および不飽和カルボン酸合成用触媒、並びに、不飽和カルボン酸の合成方法 - Google Patents

不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法および不飽和カルボン酸合成用触媒、並びに、不飽和カルボン酸の合成方法 Download PDF

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Description

本発明は、不飽和アルデヒドを分子状酸素を用いて気相接触酸化し、不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる、少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む不飽和カルボン酸合成用触媒およびその製造方法、並びに、不飽和カルボン酸の合成方法に関する。
従来、不飽和アルデヒドを気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる触媒については数多くの提案がなされている。このような触媒の多くは、少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む組成を有しており、工業的にはその成形方法により押出成形触媒や担持成形触媒等に分類されるものが製造され使用されている。通常、押出成形触媒は触媒成分を含む粒子を混練りし、押出成形する工程を経て製造され、担持成形触媒は触媒成分を含む粉体を担体に担持させる工程を経て製造される。
従来このような触媒には、触媒活性、目的生成物の選択性、触媒の成形性等の向上が求められており、その方法が検討されている。特に、押出成形触媒に関しては、例えば、製造の際にグラファイトを添加して物理的強度や選択率を向上させる方法(特許文献1)、成形体の形状および物性を特定したもの(特許文献2)等が提案されている。
特開昭60−150834号公報 特公平2−33419号公報
しかしながら、これら公知の方法で得られる触媒は、触媒活性、目的生成物の選択性などの点で工業触媒としては必ずしも十分ではなく、一般に工業的見地からさらなる改良が望まれている。
本発明は、触媒活性及び不飽和カルボン酸選択性に優れ、さらに成形性にも優れた不飽和カルボン酸合成用触媒、その触媒の製造方法、および、優れた収率となる不飽和カルボン酸の合成方法を提供することを目的とする。
上記目的は、以下の本発明により解決できる。
(1)不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法であって、
少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む粒子に、20℃におけるpHが6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする工程と、
押出成形する工程と
を有することを特徴とする不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法。
(2)不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる不飽和カルボン酸合成用触媒であって、
少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む粒子に、20℃におけるpHが6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする工程と、
押出成形する工程と
を有する方法により製造されることを特徴とする不飽和カルボン酸合成用触媒。
(3)前記(1)の方法により製造された不飽和カルボン酸合成用触媒の存在下で、不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化することを特徴とする不飽和カルボン酸の合成方法。
本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、触媒活性及び不飽和カルボン酸選択性に優れており、この触媒を用いることで、収率よく不飽和カルボン酸を合成することができる。また、触媒の成形性も向上し触媒製造の歩留まりが向上する。
本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、不飽和アルデヒドを反応原料とし、この反応原料を分子状酸素により気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成するために用いられるものである。本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、以下の方法により製造されるものであり、触媒活性及び不飽和カルボン酸選択性に優れており、さらに成形性にも優れている。そして、この触媒を用いることで収率よく不飽和カルボン酸を合成することができる。
本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、触媒成分として、少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む押出成形触媒である。触媒成分としては、他に、鉄、コバルト、クロム、アルミニウム、ストロンチウム、ゲルマニウム、ホウ素、ヒ素、セレン、銀、ケイ素、ナトリウム、テルル、リチウム、アンチモン、リン、カリウム、バリウム、マグネシウム、チタン、マンガン、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、タングステン、タンタル、カルシウム、スズ、ビスマス、ガリウム、セリウム、ランタン、ルビジウム、セシウム、タリウム等を含んでいてもよい。
また、本発明の不飽和カルボン合成用触媒は、上記の触媒成分以外に従来公知のグラファイトやケイソウ土などの無機化合物、ガラス繊維、セラミックファイバーや炭素繊維などの無機繊維などを含むことができる。無機繊維の好ましい平均直径は2〜200μm、好ましい平均長さは50μm〜3mmである。この成分の添加は、例えば、以下の(2)の工程である混練りする際に行うことができる。
このような本発明の押出成形触媒は、通常、(1)触媒成分を含む粒子を製造する工程、(2)得られた触媒成分を含む粒子に、20℃におけるpHが6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする工程、(3)得られた混練り品を押出成形する工程、(4)乾燥および/または熱処理(焼成)する工程を経て製造することができる。
本発明において、(1)の工程は特に限定されず、従来公知の種々の方法が適用できる。通常、少なくともモリブデン及びバナジウムを含む水性スラリーを乾燥し、必要に応じてさらに粉砕して粒子状にする。
少なくともモリブデン及びバナジウムを含む水性スラリーを製造する方法は特に限定されず、成分の著しい偏在を伴わない限り、従来からよく知られている沈殿法、酸化物混合法等の種々の方法を用いることができる。
水性スラリーに含まれる触媒成分の原料としては、各元素の、酸化物、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、水酸化物、アンモニウム塩、ハロゲン化物等を使用することができる。例えば、モリブデンの原料としては、パラモリブデン酸アンモニウム、三酸化モリブデン等が挙げられる。バナジウムの原料としては、メタバナジン酸アンモニウム、五酸化二バナジウム等が挙げられる。触媒成分の原料は、各元素に対し1種を用いても2種以上を用いてもよい。
水性スラリーを乾燥して粒子状にする方法は特に限定されず、例えば、スプレー乾燥機を用いて乾燥する方法、スラリードライヤーを用いて乾燥する方法、ドラムドライヤーを用いて乾燥する方法、蒸発乾固して塊状の乾燥物を粉砕する方法等が適用できる。乾燥条件は乾燥方法により異なり、公知の方法に従って適宜決めればよい。
このようにして得られた乾燥粒子は、必要に応じて、好ましくは200〜500℃で熱処理(焼成)してもよい。焼成条件は、特に限定はないが、通常、酸素、空気または窒素流通下で行ない、焼成時間は目的とする不飽和カルボン酸合成用触媒の組成等によって適宜選択すればよい。
触媒成分を含む粒子の平均粒子径は、大きくなると成形後の粒子間に大きな空隙、すなわち大きな細孔が形成されて選択率が向上する傾向があり、小さくなると単位体積当たりの粒子同士の接触点が増加するので得られる触媒成形体の機械的強度が向上する傾向がある。これらを考慮すると、平均粒子径は10μm以上、特に20μm以上が好ましく、150μm以下、特に100μm以下が好ましい。
次に(2)の工程では、(1)の工程で得られた粒子に、20℃におけるpH6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする。
混練りに使用する装置は特に限定されず、例えば、双腕型の攪拌羽根を使用するバッチ式の混練り機、軸回転往復式やセルフクリーニング型等の連続式の混練り機等が使用できるが、混練り品の状態を確認しながら混練りを行うことができる点ではバッチ式が好ましい。また、混練りの終点は、通常目視または手触りによって判断する。
(2)の工程で用いる酸性水溶液としては、20℃におけるpH6.5以下であることが必要である。pHを6.5以下にすることで粒子の溶出や崩壊が抑制されるため、成形性が著しく向上するとともに、物理的、化学的に均一な成形体ができることで、活性、選択性が向上する。また、pHが6以下であれば、更に好ましい。最も好ましいのは、pHが5以下の場合である。一方、pHが小さすぎる場合にも粒子の溶出や崩壊が起こる場合があるため、pHは3以上が好ましく、更に好ましくは4以上である。pHを調整するための酸は特に限定されないが、無機酸、特に硝酸が好ましい。
また、この酸性水溶液に所定量のアンモニウム根が存在すると更に成形性が向上する。この場合、水溶液中のアンモニウム根の濃度は0.01モル/L以上であることが好ましく、0.05モル/L以上がより好ましい。また、多すぎると成形性が低下する可能性があるため、3モル/L以下が好ましく、1.5モル/L以下がより好ましい。アンモニウム根の原料としては、水に対して溶解性のものであれば特に限定されないが、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、炭酸アンモニウムが好ましい。中でも、硝酸とこれらのアンモニウム根原料を併用する場合が最も好ましい。
この際、アンモニウム根を含む酸性水溶液は、各原料が完全に溶解した状態で加えることが好ましい。通常、混練りの際に加える原料は、工程数、設備の簡略化の面から粉体で加えるが、本発明者らは溶解して加えることで、粒子の溶出、崩壊を大幅に抑えることができることを見出した。
更に、酸性水溶液の温度を5℃以下にすることで更に好ましい結果が得られる。
更に、酸性水溶液を2回以上に分割して加えることで更に成形性が向上し、活性および選択性が向上する。分割して添加する場合には、1分間以上の間隔で添加するのが好ましい。
酸性水溶液の使用量は、触媒成分を含む粒子の種類や大きさ、酸性水溶液の原料の種類及び組成等により適宜選択されるが、通常は(1)の工程で得られた触媒成分を含む粒子100質量部に対して5〜70質量部であり、好ましくは10質量部以上であり、好ましくは60質量部以下である。
また、(2)の工程では、成形助剤を用いることができる。本発明においては、成形助剤として多糖類やセルロース誘導体を用いた場合、さらに活性、選択性に優れた触媒が得られる。
多糖類としては、例えば、カードラン、ラミナラン、パラミロン、カロース、パキマン、スクレログルカン等を挙げることができる。多糖類は1種を用いても2種以上を用いてもよい。多糖類は、2質量%水溶液または2質量%分散液での粘度が100〜10000mPa・sのものが好ましい。セルロース誘導体としては、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシルメチルセルロース、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等を挙げることができる。中でも、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロースが好ましい。セルロース誘導体は1種を用いても2種以上を用いてもよい。セルロース誘導体は、2質量%水溶液での粘度が1000mPa・s以上のものが好ましい。また、セルロース誘導体の重量平均分子量は好ましくは100000以上である。多糖類とセルロース誘導体は併用しても良い。
成形助剤の使用量は、触媒成分を含む粒子の種類や大きさ、酸性水溶液の原料の種類及び組成等により適宜選択されるが、通常は(1)の工程で得られた触媒成分を含む粒子100質量部に対して0.05〜15質量部であり、好ましくは0.1質量部以上であり、好ましくは10質量部以下である。添加量が多くなるほど成形性が向上する傾向があり、少なくなるほど成形後の熱処理等の後処理が簡単になる傾向がある。ただし、多糖類とセルロース誘導体とを併用する場合は、多糖類とセルロース誘導体との合計使用量は、通常は(1)の工程で得られた触媒成分を含む粒子100質量部に対して0.1質量部以上が好ましく、また、20質量部以下が好ましい。
次に(3)の工程では、(2)の工程で得られた混練り品を押出成形する。
成形機としては、オーガー式押出成形機、ピストン式押出成形機などを用いることができる。押出成形による成形体の形状としては特に限定はなく、リング状、円柱状、星型状などの任意の形状に成形することができる。成形体の大きさについても特に限定はないが、例えば外径、長さともに3〜10mm程度とすることができる。
次に(4)の工程では、(3)の工程で得られた触媒成形体を乾燥および/または焼成して触媒(製品)を得る。
乾燥方法は特に限定されず、一般的に知られている熱風乾燥、湿度乾燥、遠赤外線乾燥またはマイクロ波乾燥などの方法を任意に用いることができる。乾燥条件は、得られる不飽和カルボン酸合成用触媒を目的とする含水率とすることができるように適宜選択することができる。
最後に通常焼成して不飽和カルボン酸合成用触媒とするが、(1)の工程で粒子を焼成している場合等は省略することも可能である。焼成条件については特に限定はなく、公知の焼成条件を適用することができる。通常は200〜500℃、好ましくは300〜450℃の温度範囲で行われる。
また、乾燥工程を省略し、焼成のみを行なってもよい。
上記のような方法で製造された本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、不飽和アルデヒドの気相接触酸化による不飽和カルボン酸の合成に用いる触媒となる。不飽和アルデヒドの気相接触酸化による不飽和カルボン酸の合成の例としては、アクロレインの酸化によるアクリル酸の合成や、メタクロレインの酸化によるメタクリル酸の合成等が挙げられる。
例えば、アクロレインの酸化によるアクリル酸の合成に適する触媒としては、下記式(I)で表される組成を有するものが好ましく挙げられる。
MoabX1cY1dZ1ef (I)
式中、Mo、VおよびOはそれぞれモリブデン、バナジウムおよび酸素を示し、X1は鉄、コバルト、クロム、アルミニウムおよびストロンチウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を示し、Y1はゲルマニウム、ホウ素、ヒ素、セレン、銀、ケイ素、ナトリウム、テルル、リチウム、アンチモン、リン、カリウムおよびバリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示し、Z1はマグネシウム、チタン、マンガン、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、タングステン、タンタル、カルシウム、スズおよびビスマスからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。a、b、c、d、eおよびfは各元素の原子比率を表し、a=12のときb=0.01〜6、c=0〜5、d=0〜10、e=0〜5であり、fは前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子比率である。
また、メタクロレインの酸化によるメタクリル酸の合成に適する触媒としては、下記式(II)で表される組成を有するものが好ましく挙げられる。
gMohiCujX2kY2lZ2mn (II)
式中、P、Mo、V、CuおよびOはそれぞれリン、モリブデン、バナジウム、銅および酸素を示し、X2はアンチモン、ビスマス、ヒ素、ゲルマニウム、ジルコニウム、テルル、セレン、ケイ素、タングステン、ホウ素および銀からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示し、Y2は鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タンタル、マンガン、コバルト、バリウム、ガリウム、セリウムおよびランタンからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示し、Z2はカリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。g、h、i、j、k、l、mおよびnは各元素の原子比率を表し、h=12のときg=0.5〜3、i=0.01〜3、j=0〜2、k=0〜3、l=0〜3、m=0.01〜3であり、nは前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子比率である。
本発明の不飽和カルボン酸の合成方法では、本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒の存在下で、反応原料である不飽和アルデヒドと分子状酸素とを含む原料ガスの状態で気相接触酸化する。
反応は、通常、固定床で行なう。この際、反応管内において、不飽和カルボン酸合成用触媒は、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、シリコンカーバイト、チタニア、マグネシア、セラミックボールやステンレス鋼等の不活性担体で希釈されていてもよい。
原料ガス中の不飽和アルデヒドの濃度は広い範囲で変えることができるが、1容量%以上が好ましく、特に3容量%以上が好ましい。また、20容量%以下が好ましく、特に10容量%以下が好ましい。原料の不飽和アルデヒドは、水、低級飽和アルデヒド等の不純物を少量含んでいてもよい。これらの不純物は反応に実質的な影響を与えない。
分子状酸素源としては空気を用いることが経済的であるが、必要ならば純酸素で富化した空気等も用いうる。原料ガス中の酸素濃度は、不飽和アルデヒドに対するモル比(容量比)で規定され、この値は0.3以上が好ましく、特に0.4以上が好ましい。また、4以下が好ましく、特に2.5以下が好ましい。原料ガスは反応原料と分子状酸素以外に水を含んでいることが好ましく、また窒素、二酸化炭素等の不活性ガスで希釈して用いることが好ましい。原料ガス中の水の濃度は、3〜45容量%が好ましい。
反応圧力は常圧から数100kPa(ゲージ圧)までが好ましい。反応温度は通常200〜430℃の範囲で選ぶことができるが、特に220〜400℃の範囲が好ましい。接触時間は1.5〜15秒が好ましい。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明する。
実施例および比較例中の「部」は質量部であり、混練りにはバッチ式の双腕型の攪拌羽根を備えた混練り機を使用した。また、原料ガスおよび反応ガスの分析はガスクロマトグラフィーにより行った。
実施例および比較例中の不飽和アルデヒドの反応率、生成する不飽和カルボン酸の選択率は次式により算出した。
不飽和アルデヒドの反応率(%)=A/B×100
不飽和カルボン酸の選択率(%)=C/A×100
不飽和カルボン酸の収率(%) =C/B×100
ここで、Aは反応した不飽和アルデヒドのモル数、Bは供給した不飽和アルデヒドのモル数、Cは生成した不飽和カルボン酸のモル数である。
<実施例1>
パラモリブデン酸アンモニウム100部、メタバナジン酸アンモニウム3.3部および硝酸カリウム4.8部を純水400部に溶解した。これを攪拌しながら85質量%リン酸水溶液8.2部を純水10部に溶解した溶液を加え、さらに硝酸銅2.3部を純水10部に溶解した溶液を加えた。次に、硝酸亜鉛2.8部を純水10部に溶解した溶液を加えた後、95℃に昇温した。これに60質量%ヒ酸水溶液3.3部を純水10部に溶解した溶液を加え、つづいて三酸化アンチモン2.8部、二酸化ゲルマニウム1.5部を加えた。この溶液を加熱攪拌しながら蒸発乾固した後、得られた固形物を130℃で16時間乾燥した。
このようにして得られた乾燥粉100部に対してメチルセルロース(2質量%水溶液での粘度5300mPa・s、重量平均分子量300000)5部とカードラン(2質量%水分散液での粘度1300mPa・s)1部を加え、乾式混合した。一方、2質量%硝酸アンモニウムと2質量%硝酸を含む水溶液を調製し(20℃におけるpHが4.7、0.25モル/Lのアンモニウム根を含む)、3℃に保持した。この水溶液15部を先に乾式混合したものに対して2回に分けて加えた(1分間隔)。混練り機で粘土状物質になるまで混合(混練り)した後、オーガー式押出し成形機を用いて押し出し成形し、外径6mm、内径2mm、長さ5mmのリング状の触媒成形体を得た。成形性は良好であった。
得られた触媒成形体を130℃で6時間乾燥し、次いで空気流通下、380℃で5時間熱処理して不飽和カルボン酸合成用触媒成形体を得た。
得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は、
1.5Mo120.6Cu0.2Sb0.4Ge0.3As0.3Zn0.21
であった。
この触媒成形体をステンレス製反応管に充填し、メタクロレイン5容量%、酸素10容量%、水蒸気30容量%および窒素55容量%の原料ガスを用い、常圧下接触時間3.6秒、反応温度290℃で反応させた。反応結果は、メタクロレインの反応率86.6%、メタクリル酸の選択率86.2%、メタクリル酸の収率74.6%であった。
<実施例2>
実施例1において、2質量%硝酸アンモニウムと2質量%硝酸を含む水溶液の代わりに、2質量%硝酸アンモニウム水溶液(20℃におけるpHが5.2、0.25モル/Lのアンモニウム根を含む)を加えた以外は、実施例1と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。成形性は良好であった。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例1と同じであった。反応結果は、メタクロレインの反応率86.4%、メタクリル酸の選択率86.1%、メタクリル酸の収率74.4%であった。
<実施例3>
実施例2において、2質量%硝酸アンモニウム水溶液の保持温度を25℃とした以外は、実施例2と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。実施例2に比べやや成形性が低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例1と同じであった。反応結果は、メタクロレインの反応率86.3%、メタクリル酸の選択率85.9%、メタクリル酸の収率74.1%であった。
<比較例1>
実施例1において、2質量%硝酸アンモニウムと2質量%硝酸を含む水溶液の代わりに純水(20℃におけるpHが7.0、アンモニウム根を含まず)を加えた以外は、実施例1と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。実施例1に比べ成形性が大きく低下し、歩留まりが大幅に低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例1と同じであった。反応結果は、メタクロレインの反応率84.0%、メタクリル酸の選択率84.2%、メタクリル酸の収率70.7%であった。
<比較例2>
実施例2において、2質量%硝酸アンモニウム水溶液を加える代わりに、硝酸アンモニウム0.3部を粉体で加え乾式混合した後、純水14.7部を添加した以外は、実施例2と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。実施例2に比べ成形性が大きく低下し、歩留まりが大幅に低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例1と同じであった。その反応結果は、メタクロレインの反応率84.8%、メタクリル酸の選択率85.0%、メタクリル酸の収率72.1%であった。
実施例1〜3並びに比較例1及び2の結果を表1にまとめて示す。
Figure 0004464734
*成形性は、◎:良好、○:やや低下、×:大きく低下を意味する。
<実施例4>
三酸化モリブデン100部、五酸化バナジウム3.2部、ほう酸0.8部、五酸化アンチモン3.8部および85質量%リン酸水溶液10.0部を純水800部と混合した。これを還流下で3時間加熱攪拌した後、酸化銅1.0部、酸化コバルト0.9部および硝酸マンガン1.0部を加え、再び還流下で2時間加熱攪拌した。このスラリーを50℃まで冷却し、重炭酸セシウム11.2部を純水30部に溶解したものを加え、15分間攪拌した。次に、硝酸アンモニウム10部を純水30部に溶解したものを加え、15分間攪拌した。そして、得られた触媒成分を含むスラリーをスプレー乾燥機を用いて平均粒子径60μmの乾燥球状粒子とした。
このようにして得られた乾燥球状粒子100部に対してメチルセルロース(2質量%水溶液での粘度5300mPa・s、重量平均分子量300000)4部を加え、乾式混合した。一方、1質量%硝酸アンモニウム水溶液を調製し(20℃におけるpHが5.4、0.13モル/Lのアンモニウム根を含む)、3℃に保持した。この水溶液18部を先に乾式混合したものに対して3回に分けて加えた(1分間隔)。混練り機で粘土状物質になるまで混合(混練り)した後、ピストン式押出し成形機を用いて押し出し成形し、外径6mm、内径2mm、長さ5mmのリング状の触媒成形体を得た。成形性は良好であった。
得られた触媒成形体を130℃で6時間乾燥し、次いで空気流通下、380℃で5時間熱処理して不飽和カルボン酸合成用触媒成形体を得た。
得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は、
1.5Mo120.6Cu0.20.2Sb0.4Co0.2Mn0.06Cs1
であった。
この触媒成形体をステンレス製反応管に充填し、メタクロレイン5容量%、酸素10容量%、水蒸気30容量%および窒素55容量%の原料ガスを用い、常圧下、接触時間3.6秒、反応温度270℃で反応させた。反応結果は、メタクロレインの反応率89.8%、メタクリル酸の選択率88.7%、メタクリル酸の収率79.7%であった。
<実施例5>
実施例4において、1質量%硝酸アンモニウム水溶液の全量を先に乾式混合したものに対して1回で加えた以外は、実施例4と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。成形性は良好であったが、実施例4に比べてやや低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例4と同じであった。反応結果は、メタクロレインの反応率89.6%、メタクリル酸の選択率88.5%、メタクリル酸の収率79.3%であった。
<実施例6>
実施例4において、1質量%硝酸アンモニウム水溶液の代わりに1質量%塩化アンモニウム水溶液(20℃におけるpHが5.3、0.19モル/Lのアンモニウム根を含む)を加えた以外は、実施例4と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。成形性は良好であったが、実施例4に比べてやや低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例4と同じであった。その結果は、メタクロレインの反応率89.4%、メタクリル酸の選択率88.3%、メタクリル酸の収率78.9%であった。
<比較例3>
実施例4において、1質量%硝酸アンモニウム水溶液の代わりに純水を加えた以外は、実施例4と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。実施例4に比べ成形性が大きく低下し、歩留まりが大幅に低下した。なお、得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は実施例4と同じであった。その反応結果は、メタクロレインの反応率87.7%、メタクリル酸の選択率86.8%、メタクリル酸の収率76.1%であった。
実施例4〜6並びに比較例3の結果を表2にまとめて示す。
Figure 0004464734
*成形性は、「◎」良好、「○」やや低下、「×」大きく低下を意味する。
<実施例7>
パラモリブデン酸アンモニウム100部、メタバナジン酸アンモニウム18.7部を純水1000部に溶解した。これに硝酸第二鉄13.4部を純水200部に溶解した溶液を加え、さらに硝酸コバルト6.9部を純水200部に溶解した溶液、硝酸銀0.7部を純水50部に溶解した溶液、硝酸バリウム2.5部を純水100部に溶解した溶液を順次加えた。次に、一般式Na2O・2SiO2・2.2H2Oで表される水ガラス4.5部を純水30部に溶解した溶液を加え、さらに20質量%シリカゾル(粒子径10〜20nm、25℃でのpHが9)50.9部を加えた。この溶液を加熱攪拌しながら蒸発乾固した後、得られた固形物を130℃で16時間乾燥した。
このようにして得られた乾燥粉100部に対してカードラン(2質量%水分散液での粘度1300mPa・s)3部と、平均直径10μm、平均長さ150μmのガラス繊維3部とを加え、乾式混合した。一方、0.5質量%硝酸アンモニウム水溶液を調製し(20℃におけるpHが5.6、0.06モル/Lのアンモニウム根を含む)、3℃に保持した。この水溶液20部を先に乾式混合したものに対して2回に分けて加えた(1分間隔)。混練り機で粘土状物質になるまで混合(混練り)した後、ピストン式押出し成形機を用いて押し出し成形し、外径6mm、内径2mm、長さ5mmのリング状の触媒成形体を得た。成形性は良好であった。
得られた触媒成形体を130℃で6時間乾燥し、次いで空気流通下、380℃で5時間熱処理して最終焼成品を得た。
得られた触媒成形体の酸素以外の元素の組成は、
Mo123.4Fe0.7Si4.5Na0.8Co0.5Ag0.1Ba0.2
であった。
この触媒成形体をステンレス製反応管に充填し、アクロレイン5容量%、酸素10容量%、水蒸気30容量%および窒素55容量%の原料ガスを用い、常圧下接触時間3.6秒、反応温度270℃で反応させた。反応結果は、アクロレインの反応率99.5%、アクリル酸の選択率93.9%、アクリル酸の収率93.4%であった。
<比較例4>
0.5質量%硝酸アンモニウム水溶液の代わりに純水を添加した以外は、実施例7と同様に触媒成形体を製造し、反応を行った。実施例7に比べて成形性が大きく低下し、歩留まりが大幅に低下した。反応結果は、アクロレインの反応率99.2%、アクリル酸の選択率92.5%、アクリル酸の収率91.8%であった。
実施例7並びに比較例4の結果を表3にまとめて示す。
Figure 0004464734
*成形性は、「◎」良好、「×」大きく低下を意味する。
以上のように、本発明の不飽和カルボン酸合成用触媒は、触媒活性、不飽和カルボン酸選択性に優れており、この触媒を用いることで、収率よく不飽和カルボン酸を合成することができることが分かった。また、成形性も向上し触媒製造の歩留まりが向上することが分かった。

Claims (5)

  1. 不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法であって、
    少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む粒子に、20℃におけるpHが6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする工程と、
    押出成形する工程と
    を有することを特徴とする不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法。
  2. 前記酸性水溶液が、0.01モル/L以上のアンモニウム根を含む請求項1記載の不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法。
  3. 前記酸性水溶液を2回以上に分割して加える請求項1または2に記載の不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法。
  4. 不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化して不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる不飽和カルボン酸合成用触媒であって、
    少なくともモリブデンおよびバナジウムを含む粒子に、20℃におけるpHが6.5以下の酸性水溶液を加えて混練りする工程と、
    押出成形する工程と
    を有する方法により製造されることを特徴とする不飽和カルボン酸合成用触媒。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された不飽和カルボン酸合成用触媒の存在下で、不飽和アルデヒドを分子状酸素により気相接触酸化することを特徴とする不飽和カルボン酸の合成方法。
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