JP4463183B2 - アルミニウム構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアルミニウム押出形材を摩擦攪拌接合して製造したアルミニウム構造体及びその製造方法に関する。
下記特許文献1には、両面のフランジ板とそれらを連結するリブからなるアルミニウム押出形材の端部同士をコーナー部で突き合わせて中空4角柱状とし、突き合わせ部をアーク溶接して鉄道車両用衝撃吸収構造体を得ることが記載されている。しかし、アーク溶接により接合した構造体の場合、接合部(溶接ビード)は鋳造組織であり、その両側のHAZ(熱影響部)は軟化するため、構造体には強度の不均一な部分ができ、衝突時の変形が安定しない。また接合部は衝撃を受けたとき事実上変形せず、そこから割れ等の破壊が発生して、衝撃吸収性能が低下する可能性がある。
一方、下記特許文献2,3には、両面のフランジ板とそれらを連結するリブからなるアルミニウム押出形材の端部同士を突き合わせ、突き合わせ部を摩擦攪拌接合してアルミニウム構造体を製造することが記載されている。摩擦攪拌接合は、回転ツールと被接合材の摩擦熱による金属の塑性流動を利用した固相接合であり、接合部を溶融することなく接合することから、接合後の変形が少なく、接合部の欠陥が少ないなどの利点を有する。
摩擦攪拌接合の場合、回転ツールのショルダー部を接合部に押し付けて回転させ、接合部に摩擦熱を発生させてプローブ周囲を塑性流動化させる必要から、回転ツールのショルダー部が接合部に面接触するように、接合部は平面に形成されていなくてはならない。従って、例えばL形状に屈曲したコーナー部や湾曲したR部など、平面状でない部分を含む構造体において、接合部が前記コーナー部やR部に位置する場合、当該接合部はアーク溶接等により接合し、摩擦攪拌接合は接合部が平面になる箇所でのみ行っている。
しかし、複数のアルミニウム押出形材からなるアルミニウム構造体において、アーク溶接による接合部が増えることは、摩擦攪拌接合を用いることの利点が失われることにつながる。従って、構造体を構成する各アルミニウム押出形材の断面形状を工夫して、接合部をコーナー部やR部に位置しないようにし、アーク溶接等による接合部を減らすことも行われている。例えば特許文献2,3では、アルミニウム押出形材の断面形状を、コーナー部を含むL形状としあるいは全体が湾曲していても接合する両端部は平面状とすることにより、隣接するアルミニウム押出形材との接合部が平面になるようにして、摩擦攪拌接合を可能としている。
なお、下記特許文献4には、アルミニウム板を摩擦攪拌接合した後プレス成形すること、下記特許文献5には、マグネシウム板を摩擦攪拌した後曲げ加工を行うこと、下記非特許文献1には、摩擦攪拌接合したアルミニウム板の曲げ加工が可能であることが記載されている。
特開2005−75293号公報 特開2004−42833号公報 特開2004−90087号公報 特開2004−176149号公報 特開2005−125341号公報 WELDING JOURNAL 1996年3月号 41〜45頁「Friction Stir Process Welds Aluminum Alloys」
摩擦攪拌接合するアルミニウム押出形材の一方又は双方が、断面がL形状あるいは湾曲したアルミニウム押出形材の場合、平面状のアルミニウム押出形材同士を摩擦攪拌接合する場合に比べて、両形材の位置決めが複雑になる。また、構造体及びアルミニウム押出形材断面の設計上の制約から、所望のL形状や湾曲した断面のアルミニウム押出形材が得られない場合もある。
本発明はアルミニウム押出形材同士を摩擦攪拌接合する場合のこのような問題点に鑑みてなされたもので、アルミニウム構造体のコーナー部や湾曲部に接合部がくる場合でも、摩擦攪拌接合の適用を可能にすることを目的とする。
アーク溶接等により形成されたビードは伸びが小さく、溶接後、仮にビードの長さ方向に沿って曲げ変形を行った場合、ビードの部分は鋳造組織になるため事実上変形せず、その両側のHAZ(熱影響部)は軟化しているため優先的に大きく変形し、その結果、不均一な曲げ変形が行われる。従って、アーク溶接後にビードの長さ方向に沿って曲げ変形をを行うことは現実的にはない。
一方、前記特許文献4,5及び非特許文献1に記載されているように、アルミニウムやマグネシウムを摩擦攪拌接合した接合部(塑性流動して攪拌された部分)は、曲げ加工やプレス成形が可能である。また、本発明者らの知見によれば、アルミニウムを摩擦攪拌接合して形成された接合部は、熱影響部や非熱影響部に遜色ない伸びを示す。これは摩擦攪拌接合の接合部が塑性流動を起こしただけで、溶融・凝固した鋳造組織ではないことによるものと考えられる。本発明はアルミニウムの摩擦攪拌接合に関する上記知見に基づいてなされたものである。
本発明に係るアルミニウム構造体の製造方法は、両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる第1及び第2のアルミニウム押出形材を並置し、前記第1及び第2のアルミニウム押出形材のそれぞれ片側のフランジ板の端部同士を略平面をなすように突き合わせ、突き合わせ部を摩擦攪拌接合した後、その接合部を長手方向に沿って曲げ加工することを特徴とする。前記第1及び第2のアルミニウム押出形材として、例えば両面のフランジ板が実質的に平行なダブルスキンパネルを用いる。
本発明に係るアルミニウム構造体は、この方法により製造され、両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる第1及び第2のアルミニウム押出形材からなり、前記第1及び第2のアルミニウム押出形材はそれぞれ片側のフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合され、その接合部が長手方向に沿って曲げ加工されている。
なお、本発明において接合部とは、摩擦攪拌接合によりアルミニウムが塑性流動して攪拌された箇所を意味する。また、アルミニウムとはアルミニウム合金を含む意味で用いられる。アルミニウムが熱処理型アルミニウム合金の場合、アルミニウム押出形材を質別T1(JISH0001参照)状態で摩擦攪拌接合し、時効処理(T5)の後曲げ加工を行うか、曲げ加工後に時効処理(T5)を行うと、摩擦攪拌接合することにより生じた強度差(熱影響部(HAZZ)が軟化する)が減少するので望ましい。しかし、その強度差はアーク溶接に比べて大きくなく、生じる範囲も広くないため、時効処理を済ました後、摩擦攪拌接合を行うこともできる。さらに、本発明には、接合部及びその近傍だけを曲げ加工する場合のほか、押出形材の他の部分を含めて曲げ加工する場合や押出形材全体を曲げ加工する場合も含まれる。
本発明の応用として、鉄道車両用の衝撃吸収構造体として好適な、中空角柱状のアルミニウム構造体を製造することができる。このアルミニウム構造体は、複数個のアルミニウム押出形材が押出方向を軸方向に揃えて全体が中空角柱状に構成されたもので、アルミニウム押出形材はいずれも中空角柱の外面側又は内面側になるフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合され、その接合部が長手方向に沿って曲げ加工され、さらに接合されたアルミニウム押出形材の端部のアルミニウム押出形材同士が中空角柱の平らな部分で突き合わされ、両者のフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合されている。
このアルミニウム構造体は、複数個のアルミニウム押出形材を押出方向が互いに平行になるように並置し、前記アルミニウム押出形材のそれぞれ片側のフランジ板の端部同士を全体として略平面をなすように突き合わせ、突き合わせ部をそれぞれ摩擦攪拌接合し、その接合部がいずれも内面側又は外面側になるように長手方向に沿って曲げ加工して中空角柱状とし、このとき接合されたアルミニウム押出形材の端部のアルミニウム押出形材同士を中空角柱の平らな部分で突き合わせ、さらに突き合わせたアルミニウム押出形材のフランジ板の端部同士を摩擦攪拌接合することにより製造できる。
本発明によれば、両面のフランジ板とそれらの間を連結するリブからなる第1及び第2のアルミニウム押出形材を用い、それぞれの押出形材の片側のフランジ板の端部同士を突き合わせて摩擦攪拌接合し、接合後にその接合部を所望の形状に曲げ加工する。従って、接合部が構造体のコーナー部や湾曲部に位置していたとしても、摩擦攪拌接合自体はフランジ板の端部同士が平面をなす状態で行われるので摩擦攪拌接合は普通に行うことができ、また摩擦攪拌接合に際して断面L形や湾曲した押出形材を用いず、両方とも平面的な押出形材を用いることができるので、その位置決めも容易となる。そして、摩擦攪拌接合による接合部は回転ツールによる摩擦熱を受けた熱影響部や非熱影響部に遜色ない伸びを示すため、曲げ加工に際して接合部自体が変形し、高精度の曲げ加工が可能となる。
本発明は、例えば衝突エネルギーを吸収する衝撃吸収構造体(いわゆるクラッシャブル部材)のように、構造体全体が強度的に均一性を必要とする場合に好適である。
このような構造体を、複数の押出形材を例えばアーク溶接することにより製造した場合、ビードは鋳造組織であり、その両側のHAZ(熱影響部)は軟化するため、構造体には強度の不均一な部分ができ、衝突時の変形が安定しない。そのため溶接後に構造体を焼鈍処理してO材とし、全体の材質を均質化して使用せざるを得ない。そうなると構造体の強度が低下し、所定のエネルギーを吸収するためには構造体を大型化又は厚肉化するか、その個数を増やす必要が出てくる。一方、構造体の接合部が全て摩擦攪拌接合されている場合、強度の不均一性が小さいため、O材処理を行うことなく(熱処理型アルミニウム合金であればT5材のままで)使用することが可能である。T5材は高強度であるから、構造体を小型化又は薄肉化でき、あるいはその個数を減らすことができる。
以下、図1〜図16を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1(a)〜(c)は、本発明の製造方法の一例である。互いに平行な両面のフランジ板3,4とそれらの間を連結する複数のリブ5,6,7,8からなり、押出方向に所定長さを有する第1及び第2のアルミニウム押出形材1,2を、押出方向を平行に揃えて、フランジ板3,3が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせ、突き合わせた片側のフランジ板3,3の端部同士を、上から周知の回転工具により摩擦攪拌接合した後、接合部をその長さ方向に沿って曲げ加工し、2つのアルミニウム押出形材からなるアルミニウム構造体10を製造した。アルミニウム押出形材1,2は、両面のフランジ板3,4が実質的に平行で、全体として矩形の輪郭を有するダブルスキンパネルである。リブ5に相応の厚みがあれば、ビード9はリブ5に入り込んでいてもよい。
接合部9は元のアルミニウムに遜色ない伸びを示して変形し、接合部9及びその近傍に割れ等の発生がなく、アルミニウム押出形材1,2の断面の形状変形がなく、高精度の曲げが可能である。
図2(a)〜(c)は、本発明の製造方法の他の例である。アルミニウム押出形材11,12は、両面のフランジ板13,14とそれらの間を連結する複数のリブ15,16,17,18からなり、端部のリブ15,16がフランジ板13,14の近傍において厚肉(矩形の輪郭の内側に厚肉)になっている点のみで、アルミニウム押出形材1と異なる。リブ15の厚みを大きくしたことにより、より大きい接合部19を形成できる。アルミニウム押出形材11,12を、押出方向を平行に揃えて、フランジ板13,13が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせ、突き合わせたフランジ板13,13の端部同士を上から摩擦攪拌接合した後、接合部19をその長さ方向に沿って曲げ加工し、2つのアルミニウム押出形材からなるアルミニウム構造体20を製造した。
接合部19は元のアルミニウムに遜色ない伸びを示して変形し、接合部19及びその近傍に割れ等の発生がなく、アルミニウム押出形材11,12の断面の形状変形がなく、高精度の曲げが可能である。
なお、図2(d)のように、端部のリブ15,15について、全体に大きくRを付け、フランジ板13,14近傍において厚肉になるようにしても、同様の作用が得られる。
図3(a)〜(c)は、本発明の製造方法の他の例である。アルミニウム押出形材21,22は、両面のフランジ板23,24とそれらの間を連結する複数のリブ25,26,27,28からなり、一方のフランジ板23が矩形の輪郭外に突出している点のみで、アルミニウム押出形材1,2と異なる。アルミニウム押出形材21,22を、押出方向を平行に揃えて、フランジ板23,23が同一平面をなすように同一平面上に並置し、フランジ板23,23の端部同士を突き合わせ、その下面を下から支持し、上から摩擦攪拌接合した後、接合部29を含めてフランジ板23の矩形の輪郭から突出した部分全体を接合部29の長手方向に沿って曲げ加工し、2つのアルミニウム押出形材からなるアルミニウム構造体30を製造した。なお、曲げの方向は図1の例と異なり、接合部29の底が曲げの内側になっている。
接合部29は元のアルミニウムに遜色ない伸びを示して、フランジ板23(矩形の輪郭から突出した部分)と同様に変形し、接合部29及びその近傍に割れ等の発生がなく、アルミニウム押出形材21,22の断面の形状変形がなく、高精度の曲げが可能である。
図4(a)〜(c)は、本発明の製造方法の他の例である。アルミニウム押出形材31,32は、両面のフランジ板33,34とそれらの間を連結する複数のリブ35,36,37,38からなり、端部のリブ35が傾斜している点で、アルミニウム押出形材1,2と異なる。アルミニウム押出形材31,32を、押出方向を平行に揃えて、フランジ板33,33が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせ、突き合わせたフランジ板33,33の端部同士を上から摩擦攪拌接合した後、接合部39の部分をその長さ方向に沿って曲げ加工し、2つのアルミニウム押出形材からなるアルミニウム構造体40を製造した。なお、曲げの方向は図1の例と異なり、接合部39の底が曲げの内側になっている。
接合部39は元のアルミニウムに遜色ない伸びを示して変形し、接合部39及びその近傍に割れ等の発生がなく、アルミニウム押出形材31,32の断面の形状変形がなく、高精度の曲げが可能である。
図5(a),(b)は、本発明を衝撃吸収構造体の製造に適用した例を示す。アルミニウム押出形材61〜65は押出方向に所定長さを有し、互いに平行な両面のフランジ板66,67とそれらの間を連結する複数の傾斜したリブ68からなり、隣接するリブ同士は逆向きに傾斜してフランジと共に3角形のトラス構造をなす。アルミニウム押出形材61〜65を、押出方向を平行に揃えて、各フランジ板66が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせる。なお、アルミニウム押出形材62〜64は同じ断面形状であり、両端のアルミニウム押出形材61,65は、アルミニウム押出形材62を中央部で押出方向に沿って切断した形状を有する。続いて、図5(a)に示すように、突き合わせたフランジ板66の端部同士をそれぞれ上から摩擦攪拌接合(接合部69)する。なお、図5(a)において、アルミニウム押出形材64,65のフランジ板66の突き合わせ部は摩擦攪拌接合前の状態を示している。
摩擦攪拌接合されて1つにつながったアルミニウム押出形材61〜66のフランジ板66を、該フランジ板66がいずれも外面側になるように、接合部69において長さ方向に沿って曲げ加工し、中空4角柱状に成形する。このとき両端のアルミニウム押出形材61,65は、この中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で突き合わされる。突き合わされたアルミニウム押出形材61,65のフランジ板66,67の端部同士を摩擦攪拌接合(接合部A、B)することにより、図5(b)に示す中空4角柱状の衝撃吸収構造体70ができあがる。
なお、この例では、摩擦攪拌接合したフランジ板66がいずれも中空4角柱の外面側になるように曲げ加工を行ったが、このフランジ板66がいずれも中空4角柱の内面側になるように曲げ加工を行うこともできる。
また、この例では、中空4角柱のコーナー部は、外面側の接合部69のみで接合され、それより中央寄りの部分では隣接するアルミニウム押出形材の間に隙間Sが形成されているが、隣接するアルミニウム押出形材の一方側端部に凹部、他方側端部に凸部をそれぞれ一体形成し、中空4角柱状に成形したとき、これらの凹凸を中空4角柱のコーナー部で互いに嵌合させて接合し、該コーナー部の強度アップを図ることもできる。図6はその例を示すもので、アルミニウム押出形材65の端部に凸部65aが形成され、アルミニウム押出形材64の端部に凹部64aが形成され、両者が嵌合し、両アルミニウム押出形材64,65を接合している。各コーナー部でこのような嵌合接合をすることが可能である。また、嵌合の代わりに溶接や接着剤で隣接するアルミニウム押出形材の端部同士を接合することも可能である。
図7(a),(b)は、衝撃吸収構造体の別の例を示す。アルミニウム押出形材71〜74は、互いに平行な両面のフランジ板76,77とそれらの間を連結する複数の傾斜したリブ78からなり、押出方向に所定長さを有する。図7(a)に示すように、中間のアルミニウム押出形材72,73の断面構造は図5(a)に示すアルミニウム押出形材62〜64と同じであるが、一方の端のアルミニウム押出形材71は、フランジ板76の一部とリブ78の1つが切除された形状を有し、他方の端のアルミニウム押出形材74は、フランジ板76が外方に所定長さ延長(延長部76a)されている。
図7(a)に示すように、突き合わせた各フランジ板76の端部同士をそれぞれ上から摩擦攪拌接合(接合部79)する。続いて、1つにつながったフランジ板76を、該フランジ板76がいずれも外面側になるように、接合部69において長さ方向に沿って曲げ加工し、中空4角柱状に成形する。さらにアルミニウム押出形材74のフランジ板76の延長部76aを、図7(b)の仮想線に示すようにまっすぐ伸びた状態から、実線のように曲げ加工して、その端部をアルミニウム押出形材71のフランジ板76の端部に突き合わせ、この部分を摩擦攪拌接合する(接合部A)ことにより、衝撃吸収構造体80ができあがる。この例では、摩擦攪拌接合の接合箇所が、図5の例より少なくて済む。
なお、アルミニウム押出形材74のフランジ板76の曲げ加工は、アルミニウム押出形材71〜74のフランジ板76を摩擦攪拌接合する前や中空4角柱状に成形する前に行うこともできる。また、フランジ板76の曲げ加工に際し、予め曲げ加工部位を摩擦攪拌してもよい(摩擦攪拌接合と同じように回転ツールにより摩擦攪拌のみ行う/特許文献4参照)。これにより攪拌された部分の結晶粒が微細化し、かつその近傍の熱影響部が軟化し、曲げ加工部位の曲げ加工性が向上する。
図7の例では、フランジ板76の端部同士を突き合わせて、そこを摩擦攪拌接合したが、重ね継ぎ手にして、そこを摩擦攪拌接合することもできる。図8はその例であり、アルミニウム押出形材74のフランジ板76の延長部76aの先端部分76bに段差をつけて薄肉とし、一方、アルミニウム押出形材71のフランジ板76の端部から薄板状の延長部76cを突出させ、延長部76aを曲げ加工したとき、前記先端部分76bと延長部76cが重なり、重なった部分が元のフランジ板76の厚さと同じ厚さになっている。重ね継ぎ手にすることにより、延長部76aを曲げ加工したとき、端部の位置に寸法状の誤差が多少あっても吸収できる。
図9(a),(b)は衝撃吸収構造体の別の例を示す。アルミニウム押出形材81〜85は、互いに平行な両面のフランジ板86,87とそれらの間を連結する複数の傾斜したリブ88からなり、押出方向に所定長さを有する。アルミニウム押出形材81〜85を、押出方向を平行に揃えて、各フランジ板86が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせる。なお、アルミニウム押出形材82〜84は、図5(a)に示すアルミニウム押出形材62〜64の両端のリブ68が1つずつ切除された形状、アルミニウム押出形材81,85は、アルミニウム押出形材61,64の片端のリブ68が1つ切除された形状を有し、かつアルミニウム押出形材81,85は、アルミニウム押出形材82を中央部で押出方向に沿って切断した形状を有する。続いて、図9(a)に示すように、突き合わせた各フランジ板86の端部同士をそれぞれ上から摩擦攪拌接合(接合部89)する。
摩擦攪拌接合されて1つにつながったアルミニウム押出形材81〜85のフランジ板86を、該フランジ板86がいずれも外面側になるように、接合部89において長さ方向に沿って曲げ加工し、中空4角柱状に成形する。このとき両端のアルミニウム押出形材81,85は、この中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で突き合わされる。突き合わされたアルミニウム押出形材81,85のフランジ板86,87の端部同士を摩擦攪拌接合(接合部A、B)することにより、図9(b)に示す中空4角柱状の衝撃吸収構造体90ができあがる。この例では、接合部89の位置がリブ88から離れているので、コーナー部の曲率半径を大きくとることができる。コーナー部の曲率半径を大きくとることにより、寸法上の誤差を吸収することができ、衝撃吸収性も向上する。
図9の例では、中空4角柱のコーナー部は、外面側の接合部89のみで接合されているが、接合部89より中央寄りの箇所で、連結部材により隣接するアルミニウム押出形材同士を接合し、コーナー部の強度アップを図ることもできる。図10はその例を示すもので、アルミニウム押出形材84,85のフランジ板87の端部近傍にそれぞれ凹部が形成され、その凹部に連結部材90aの両端部が嵌合し、両アルミニウム押出形材84,85を接続している。各コーナー部でこのような嵌合接合をすることが可能である。連結部材90aとしては、押出材や、凹部の形態によっては板を曲げ加工したものが利用できる。
図11(a),(b)は衝撃吸収構造体の別の例を示す。アルミニウム押出形材91〜95は、互いに平行な両面のフランジ板96,97とそれらの間を連結する複数の傾斜したリブ98からなり、押出方向に所定長さを有する。アルミニウム押出形材91〜95を、押出方向を平行に揃えて、各フランジ板96が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせる。なお、アルミニウム押出形材91〜94は、図5(a)に示すアルミニウム押出形材61〜64の片端のリブ68が1つ切除された形状、アルミニウム押出形材95は、アルミニウム押出形材65と同じ形状を有し、かつアルミニウム押出形材91,95は、アルミニウム押出形材92を中央部で押出方向に沿って切断した形状を有する。続いて、図11(a)に示すように、突き合わせた各フランジ板96の端部同士をそれぞれ上から摩擦攪拌接合(接合部99)する。
摩擦攪拌接合されて1つにつながったアルミニウム押出形材91〜95のフランジ板96を、該フランジ板96がいずれも外面側になるように、接合部99においてその長さ方向に沿って曲げ加工し、中空4角柱状に成形する。このとき両端のアルミニウム押出形材91,95は、この中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で突き合わされる。突き合わされたアルミニウム押出形材91,95のフランジ板96,97の端部同士を摩擦攪拌接合(接合部A、B)することにより、図11(b)に示す中空4角柱状の衝撃吸収構造体100ができあがる。この例では、コーナー部のリブ98が2重になっていない(衝撃吸収構造体70では、中空4角柱のコーナー部のリブ58が2重になっていて、その分コーナー部が強化されている)ため、その分軽量化されている。
図12(a),(b)は衝撃吸収構造体の別の例を示す。アルミニウム押出形材101〜105は、互いに平行な両面のフランジ板106,107とそれらの間を連結する複数の傾斜したリブ108からなり、押出方向に所定長さを有する。傾斜したリブ108のうち両端のリブ(108aで示す)は外側に円弧状に膨らんでいる。アルミニウム押出形材101〜105を、押出方向を平行に揃えて、各フランジ板106が同一平面をなすように同一平面上に並置し、端部同士を突き合わせる。なお、アルミニウム押出形材102〜104は、図5(a)に示すアルミニウム押出形材62〜64の両端のリブ68が膨らんだ形状、アルミニウム押出形材101,105は、アルミニウム押出形材61,65の片端のリブ68が膨らんだ形状を有し、かつアルミニウム押出形材101,105は、アルミニウム押出形材102を中央部で押出方向に沿って切断した形状を有する。続いて、図12(a)に示すように、突き合わせた各フランジ板106の端部同士をそれぞれ上から摩擦攪拌接合(接合部109)する。
摩擦攪拌接合されて1つにつながったアルミニウム押出形材101〜105のフランジ板106を、該フランジ板106がいずれも外面側になるように、接合部109において長さ方向に沿って曲げ加工し、中空4角柱状に成形する。このとき両端のアルミニウム押出形材101,105は、この中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で突き合わされる。突き合わされたアルミニウム押出形材101,105のフランジ板106,107の端部同士を摩擦攪拌接合(接合部A、B)することにより、図12(b)に示す中空4角柱状の衝撃吸収構造体110ができあがる。中空4角柱に成形する過程で、外向きに湾曲したリブ108aがコーナー部で互いに押し付けられて密着し、これにより中空4角柱のコーナー部が強化される。
この場合、図13に示すように、密着したリブ108a,108a同士をクリップ状の連結部材110aにより挟んで接続することもできる。これにより中空4角柱のコーナー部がより強化される。なお、連結部材110aとしては押出材や板を曲げ加工したものが利用できる。連結部材110aの内面側に接着剤を塗布又は充填させてもよい。
図14(a)〜(c)は、図5に示す衝撃吸収構造体70と同様の中空4角柱状の衝撃吸収構造体を、同様の製造方法で製造するのに用いるアルミニウム押出形材の断面形状の他の例を示す。これらのアルミニウム押出形材は、アルミニウム押出形材61〜65と同じく、いずれも互いに平行な両面のフランジ板とそれらの間を連結するリブからなる。
図14(a)の上段に示すアルミニウム押出形材112は、リブ118がフランジ板116,117に対し垂直で等間隔に形成され、これは図5に示すアルミニウム押出形材62〜64に対応する。下段のアルミニウム押出形材111,115は、図5に示すアルミニウム押出形材61,65に対応し、アルミニウム押出形材112を中央で押出方向に切断した形状を有し、フランジ板116,117の端部が中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で矢印方向に突き合わされ、摩擦攪拌接合される。
なお、図5に示す衝撃吸収構造体70では、中空4角柱の平らな部分(辺の部分)での摩擦攪拌接合(接合部A,B)を、外面側のフランジ板66では平板部分(リブ68と接続していない箇所)で行い、内面側のフランジ板67ではリブ68と接続した箇所で行っているが、図14(a)の例では、外面側及び内面側の両方を平板部分で摩擦攪拌接合している。
図14(b)の上段に示すアルミニウム押出形材122は、図5に示すアルミニウム押出形材62〜64に対応し、リブ128がフランジ板126,127に対し傾斜(隣接するリブ同士は逆向きに傾斜)して形成され、かつ隣接するリブ同士が離れている。下段のアルミニウム押出形材121,125は、図5に示すアルミニウム押出形材61,65に対応し、アルミニウム押出形材122を中央で押出方向に切断した形状を有し、フランジ板126,127の端部が中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で矢印方向に突き合わされ摩擦攪拌接合される。なお、図14(b)の例でも、アルミニウム合金押出形材121,125の突き合わされたフランジ板126,127の端部の摩擦攪拌接合は、いずれも平板部分で行われる。
図14(c)の上段に示すアルミニウム押出形材132は、図5に示すアルミニウム押出形材62〜64に対応し(同一形状)、下段のアルミニウム押出形材131,135は、図5に示すアルミニウム押出形材61,65に対応し、アルミニウム押出形材122を幅方向(図14(c)において左右)にずれた箇所、すなわちフランジ板136側ではリブ138との接合点の近傍、フランジ板138側では隣接する2つのリブ138との接合点の中心で切断した形状を有する。アルミニウム押出形材131,135は、フランジ板126,127の端部が中空4角柱の平らな部分(辺の部分)で矢印方向に突き合わされ、摩擦攪拌接合される。
衝撃吸収構造体70等では、外面側の接合部Aと内面側の接合部Bの位置が同じ位置(アルミニウム押出形材の幅方向にずれていない)に設定されていたが、図14(c)の例では幅方向にずれることになり、この方が望ましい。
平行な両面のフランジ板とそれらの間をつなぐリブ(垂直及びトラス形)からなり、矩形の外形輪郭を有する押出形材(図2のタイプ)をJIS6063アルミニウム合金で作製した。押出形材の断面の外形輪郭は300mm×30mm、押出方向長さは300mm、フランジ板の厚みは2mm、リブの厚みは両端部が5mm、内部が2mmであった。
この押出形材を2つ、図2に示すように、押出方向を平行に揃えて同一平面状に並置し端部同士を突き合わせ、突き合わせた上側のフランジ板の端部同士を回転工具で上から摩擦攪拌接合して、2つの押出形材からなるアルミニウム構造体20を製造した。この摩擦攪拌接合において、施工条件は回転数2000rpmで送り速度800mm/分とし、接合部の幅は約12mmであった。
また、図15(a),(b)に示すように、同じ押出形材を2つ、押出方向を平行に揃えて同一平面状に並置し端部同士を突き合わせ、突き合わせた上側のフランジ板の端部同士を上からTIG溶接により接合して、2つの押出形材からなるアルミニウム構造体50を製造した。その溶接条件は、電流180A、速度50mm/分、溶加材はJIS5083合金とし、接合部49の幅は約12mmであった。
製造したアルミニウム構造体20(アルミニウム構造体50も同様)を、図16に示すように、接合部19を上にし、接合部19が中心に位置するように支えAの上に載置し、押し金具Bで接合部19の上に荷重を掛け、曲げ角度90度を目標として曲げ加工した。支えAの中心間距離は180cm、支えAと押し金具Bの先端の径は半径15cmとした。
その結果、摩擦攪拌接合を行ったアルミニウム構造体20は、図2に模式的に示すように、接合部が曲げ加工に伴って変形し、押出形材の断面の変形がなく、接合部及びその近傍に割れの発生もなく、高精度の曲げ加工が可能であった。
一方、TIG溶接により接合したアルミニウム構造体50は、接合部及びその近傍に割れの発生はなかったが、図15(c)に示すように、押出形材の断面が変形し、寸法精度のよいものが得られなかった。これは、TIG溶接による接合の場合、HAZ(熱影響部)の部分が軟化してここが優先的に変形し、一方、接合部は硬く、接合部幅分が実質的に曲げ変形されないためである。HAZの変形はその周辺の断面形状の変形を伴い、接合部の変形がないことにより小Rの曲げ加工ができず、ねらい通りの曲げ変形ができずに寸法精度が悪化する。なお、図15(c)は、断面の変形の状態をほぼ忠実に描いている。
本発明に係るアルミニウム構造体の製造方法を説明する模式図である。 本発明に係るアルミニウム構造体の製造方法を説明する模式図である。 本発明に係るアルミニウム構造体の製造方法を説明する模式図である。 本発明に係るアルミニウム構造体の製造方法を説明する模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造方法を説明する模式図である。 その衝撃吸収体の変形例を示す模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造方法を説明する模式図である。 その衝撃吸収体の変形例を示す模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造方法を説明する模式図である。 その衝撃吸収体の変形例を示す模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造方法を説明する模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造方法を説明する模式図である。 その衝撃吸収体の変形例を示す模式図である。 本発明に係る衝撃吸収構造体の製造に用いるアルミニウム押出形材を示す図である。 アーク溶接により接合した比較例のアルミニウム構造体の製造方法及び曲げ変形時の状態を示す模式図である。 実施例の曲げ成形の模式図である。
符号の説明
1,2,11,12,21,22,31,32,61〜65,71〜74,81〜85,91〜95,101〜105,111,112,115,121,122,125,131,132,135 アルミニウム押出形材
3,4,13,14,23,24,33,34、66,67,76,77,86,87,96,97,106,107,116,117,126,127,136,137 フランジ
5〜8,15〜18,25〜28,35〜38,68,78,88,98,108,118,128,138 リブ
9,19,29,39,79,89,99,109 摩擦攪拌接合の接合部
10,20,30,40,50 アルミニウム構造体
70,80,90,100,110 衝撃吸収構造体

Claims (8)

  1. 両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる第1及び第2のアルミニウム押出形材からなり、前記第1及び第2のアルミニウム押出形材はそれぞれ片側のフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合され、その接合部が長手方向に沿って曲げ加工されていることを特徴とするアルミニウム構造体。
  2. 両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる複数個のアルミニウム押出形材からなり、押出方向を軸方向に揃えて全体が中空角柱状に構成されたアルミニウム構造体であり、前記アルミニウム押出形材はいずれも中空角柱の外面側又は内面側になるフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合され、その接合部が長手方向に沿って曲げ加工され、さらに接合されたアルミニウム押出形材の端部のアルミニウム押出形材同士が中空角柱の平らな部分で突き合わされ、両者のフランジ板が端部同士で摩擦攪拌接合されていることを特徴とするアルミニウム構造体。
  3. 衝撃吸収構造体であることを特徴とする請求項2に記載されたアルミニウム構造体。
  4. 前記アルミニウム押出形材は、いずれも両面のフランジ板が実質的に平行なダブルスキンパネルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載されたアルミニウム構造体。
  5. 両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる第1及び第2のアルミニウム押出形材を並置し、前記第1及び第2のアルミニウム押出形材のそれぞれ片側のフランジ板の端部同士を略平面をなすように突き合わせ、突き合わせ部を摩擦攪拌接合した後、その接合部を長手方向に沿って曲げ加工することを特徴とするアルミニウム構造体の製造方法。
  6. 両面のフランジ板とそれらの間を連結する複数のリブからなる複数個のアルミニウム押出形材を押出方向が互いに平行になるように並置し、前記アルミニウム押出形材のそれぞれ片側のフランジ板の端部同士を全体として略平面をなすように突き合わせ、突き合わせ部をそれぞれ摩擦攪拌接合し、その接合部がいずれも内面側又は外面側になるように長手方向に沿って曲げ加工して中空角柱状とし、このとき接合されたアルミニウム押出形材の端部のアルミニウム押出形材同士を中空角柱の平らな部分で突き合わせ、さらに突き合わせたアルミニウム押出形材のフランジ板の端部同士を摩擦攪拌接合することを特徴とするアルミニウム構造体の製造方法。
  7. アルミニウム構造体が衝撃吸収構造体であることを特徴とする請求項6に記載されたアルミニウム構造体の製造方法。
  8. 前記アルミニウム押出形材は、いずれも両面のフランジ板が実質的に平行なダブルスキンパネルであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載されたアルミニウム構造体の製造方法。
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