JP4460879B2 - 建物用緑化構造体 - Google Patents

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この出願の発明は、建物用緑化構造体に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、新築の建物または既存の建物の外壁面に、簡単、強固に取り付けて外壁面を緑化することができる建物用緑化構造体に関するものである。
従来、建物の外壁面を緑化する場合には、たとえば、建物の外壁材(外壁パネル)間に差し込まれてボルト固定された支持脚体(腕木)間にフレーム材を架設し、フレーム材間に植栽用のネットを張設し、さらに、フレーム材の下方にプランターを配置して、このプランターに植えた植物をネットにて這わせることによって、建物の外壁面を緑化していた(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−34350号公報
しかしながら、上記の従来の緑化構造においては、植栽用のネットを張設したフレーム材を架設する支持脚体(腕木)を取り付けるに際して、建物の外壁材(外壁パネル)の縦フレーム材間に支持脚体(腕木)を差し込んで、縦フレーム材にボルト固定することによって取り付けている。このため、外壁材(外壁パネル)を建て込んで建物を新築する時にしか支持脚体(腕木)を取り付けることができず、既存の建物には取り付けることができないという問題があった。しかも、この取り付け作業には、手間がかかり、また外壁材(外壁パネル)の縦フレーム材に支持脚体(腕木)を取り付けているため、強固に取り付けることができないという問題があった。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、この出願の発明は、従来の問題点を解消して、新築の建物または既存の建物の外壁面に、簡単、強固に取り付けて外壁面を緑化することができる建物用緑化構造体を提供することを課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、外壁材を介して建物の軸組材に固定され、上下左右の四箇所に配置された台座付きの支持脚体と、支持脚体の前面に張設固着されるメッシュ状パネル体と、係止片が左右に設けられ、下方の左右に配設されている支持脚体間に該係止片を係止することによって架設係止されるプランターとからなることを特徴とする建物用緑化構造体を提供する。
上記のとおりのこの出願の発明の建物用緑化構造体によれば、新築の建物または既存の建物の外壁面に、簡単、強固に取り付けて外壁面を緑化することができる。
この出願の発明は、上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下に、添付した図面に沿って、この出願の発明の実施形態について詳細かつ具体的に説明する。
図1は、この出願の発明の一実施形態を模式的に例示した図であり、(a)は、正面図、(b)は側面図、(c)は平面図を示している。図2は、この出願の発明において使用するメッシュ状パネル体を例示した正面図である。
この出願の発明の建物用緑化構造体は、図1に例示したとおり、新築の建物または既存の建物における外壁材を介して、柱や胴縁等の建物の軸組材に固定される台座(11)付きの支持脚体(1)と、この支持脚体(1)の前面に枠材(22)とともに張設固着されるメッシュ状パネル体(2)と、支持脚体(1)間に架設係止されるプランター(3)とからなることを特徴としているものである。
メッシュ状パネル体(2)は、図1および図2に例示したとおり、枠材(22)を上下左右の四辺に配置させて、植物を繁茂させるためのネット(21)を張設させて形成されている。このメッシュ状パネル体(2)は、枠材(22)に設けられた取り付け孔(23)を介して、ボルト(図示せず)等により外壁材に配設されている支持脚体(1)に固着し、そして、下方の左右に配設されている両支持脚体(1)の間にプランター(3)を架設係止させ、任意の植物をプランター(3)に植栽することにより、簡単、かつ、強固に外壁面を緑化することができる。
なお、図には示していないが、このメッシュ状パネル体の形状は、図1や図2の例のような四角形に限られるものではなく、外壁の形状や施工状況等に合わせて、たとえば、円形や楕円形、また、三角形や六角形等の多角形等としてもよい。また、ネットは、ワイヤーネットからなるものでもよいし、合成樹脂等から形成されたネット等でもよく、植物が繁茂できるものであれば、特に限定されるものではない。さらにまた、植栽する植物としては、植物をネットに繁茂させることを考慮すると、蔓性の植物であることが好ましい。
図3は、この出願の発明において使用する支持脚体を例示した図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は正面図を示している。
上記図1および図3に例示したとおり、この支持脚体(1)には取り付け基板としての台座(11)が設けられており、この台座(11)には、支持脚体(1)を柱や胴縁等の建物の軸組材に簡単、かつ、強固に取り付けるため、釘やネジ等の固定具(4)を止着するための固定孔(12)が複数設けられている。さらに、この支持脚体(1)には、メッシュ状パネル体(2)をこの支持脚体(1)に固着するため、取り付け孔(14)が設けられている。
図4は、この出願の発明において使用するプランターを例示した図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図を示している。
この出願の発明におけるプランター(3)は、図4に例示したとおり、土壌を充填して植物を植栽するためのスペースを有する箱体(31)と、この箱体(31)の左右の両側端縁部には、フック状の係止片(32)が設けられている。この係止片(32)を支持脚体(1)に係止することにより、プランター(3)を簡単に支持脚体(1)間に架設係止することができる。なお、プランター(3)の形状や材質等は、支持脚体(1)に確実に架設係止することができるものであれば、特に限定されるものではない。たとえば、形状としては、図4に例示したような長方形箱形の形状だけでなく、たとえば、鉢形等としてもよく、また材質についても、たとえば、合成樹脂、金属類等としてもよい。
図5から図7は、上記この出願の発明の建物用緑化構造体を新築の建物の外壁面に取り付ける状態を示している。
図5は、この出願の発明における支持脚体を軸組材である胴縁に取り付けた状態を例示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。図6は、支持脚体の取り付け後に外壁材(5)を取り付けた例を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。また、図7は、図5および図6の施工後、メッシュ状パネル体を取り付けた例を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。
図5に例示したとおり、この出願の発明における支持脚体(1)は、軸組材である柱(51)や土台(52)等とともに構成している胴縁(53)に取り付ける。すなわち、支持脚体(1)の胴縁(53)への取り付けは、支持脚体(1)の台座(11)に設けられた固定孔(12)を介して釘やネジ等の固定具(4)によって、簡単に、しかも確実に固定され、取り付けることができるものであって、胴縁(53)に特別な加工を施す必要がない。このようにして、支持脚体(1)を取り付けた後に、図6に例示したとおり、支持脚体(1)の脚体(13)を挿通するための挿通孔(61)が設けられた外壁材(6)を、この挿通孔(61)に支持脚体(1)の脚体(13)を挿通させて取り付けることによって、支持脚体(1)を外壁材(6)を介して胴縁(53)に強固に取り付けることができる。
そして、図7に例示したとおり、メッシュ状パネル体(2)を支持脚体(1)の配設位置と合わせて、支持脚体(1)に取り付ける。プランター(3)は、プランター(3)の係止片(32)を支持脚体(1)に係止することによって、支持脚体(1)間に架設係止させることができ、また、プランター(3)に任意の植物を植栽することによって、簡単に、しかも強固に外壁面(5)に取り付けることができ、外壁面(5)の緑化を行なうことができる。
さらに、この出願の発明の建物用緑化構造体を既存の建物の外壁面に取り付ける場合には、図8に例示したとおり、支持脚体(1)を外壁材(6)の表面(外壁面(5))上に直接取り付けることもできる。この取り付けの際、釘やネジ等の固定具(4)は、胴縁(53)まで達するようにすることによって、支持脚体(1)を外壁材(6)を介して胴縁(53)に強固に取り付けることができる。この支持脚体(1)にメッシュ状パネル体(2)を取り付け、プランター(3)の係止片(32)を支持脚体(1)に係止することによって、プランター(3)を支持脚体(1)間に架設係止し、そして、植物を植栽することによって、建物用緑化構造体を既存の建物の外壁においても、簡単、かつ、強固に取り付けることができ、外壁面(5)を緑化することができる。
上記図5から図8に例示したとおり、この出願の発明の建物用緑化構造体は、外壁材(6)を介して、建物の骨格を構成する強度メンバーである軸組材(たとえば、胴縁(53))に取り付けるだけであるので、新築の建物または既存の建物の外壁面に、簡単、強固に取り付けて外壁面を緑化することができる。
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、新築の建物または既存の建物の外壁面に、簡単、強固に取り付けて外壁面を緑化することができる建物用緑化構造体が提供される。
この出願の発明の一実施形態を模式的に例示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図を示している。 この出願の発明において使用するメッシュ状パネル体を例示した正面図である。 この出願の発明において使用する支持脚体を例示した図であり、 (a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は正面図を示している。 この出願の発明において使用するプランターを例示した図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図を示している。 この出願の発明における支持脚を胴縁に取り付けた状態を例示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。 支持脚の取り付け後に外壁材(5)を取り付けた状態を例示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。 図5および図6の施工後、メッシュ状パネル体を取り付けた例を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。 この出願の発明の別の実施形態を例示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。
符号の説明
1 支持脚体
11 台座
12 固定孔
13 脚体
14 取り付け孔
2 メッシュ状パネル体
21 ネット
22 枠材
23 取り付け孔
3 プランター
31 箱体
32 係止片
4 固定具
5 外壁面
51 柱
52 土台
53 胴縁
6 外壁材
61 挿通孔

Claims (1)

  1. 外壁材を介して建物の軸組材に固定され、上下左右の四箇所に配置された台座付きの支持脚体と、支持脚体の前面に張設固着されるメッシュ状パネル体と、係止片が左右に設けられ、下方の左右に配設されている支持脚体間に該係止片を係止することによって架設係止されるプランターとからなることを特徴とする建物用緑化構造体。
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