JP4460318B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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さらに、近年、同一のパチンコ遊技機に1種始動入賞口と2種始動入賞口を設けることで、1種パチンコ遊技機と2種パチンコ遊技機との機能が発生可能な新しい形態のパチンコ遊技機が提案されており、遊技者は、一台のパチンコ遊技機で2つの遊技を楽しむことができる(例えば特許文献1)。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、始動入賞に関し2つの遊技を融合させて、遊技性の幅を広げると共に興趣性を向上させたパチンコ遊技機を提供することにある。
図1はパチンコ遊技機の正面外観を概略的に示し、図2は盤面のセンター役物を示している。これらの図1および図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の発射装置(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成になっている。盤面4には、アウト口5、第1始動入賞口(複数の始動入賞口の一部に相当)6、第2始動入賞口(複数の始動入賞口の一部に相当)7aおよび7b、一般的にアタッカーと呼ばれている電動役物8aを備えた大入賞口8、複合役物9が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
この場合、センター役物10は、入賞領域を囲んだ形態の枠状部10aの左右両側に通常時において当該入賞領域を閉鎖するように配置された一対の羽根10bを備えており、その羽根10bが両側に拡開されたときに入賞領域へのパチンコ玉の入賞が可能な状態となる。また、入賞領域の底部は、中央部に形成されたVゾーン10cと当該Vゾーン10c以外の部分を占めるハズレ入賞口10dとに区分されている。
尚、羽根10bの短時間拡開動作に関しては保留を行わないために、上記大当たり状態である期間中においては、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bにパチンコ玉が入賞したとしても、羽根10bの短時間拡開動作は無効とされる。
このように、ぞろ目図柄が表示された状態が、大当たり条件が成立した状態に相当する。そして、大当たり条件が成立したときには、大入賞口8の電動役物8aが予め決められたモードにて所定期間だけ開放され、以って、当該大入賞口8への入賞率が大幅に高められた大当たり状態を呈する。
即ち、パチンコ遊技機1は、打込みパチンコ玉数を示すアウト玉数信号、並びに賞球として払い出されたパチンコ玉の数を示すセーフ玉数信号を出力する構成となっている。また、パチンコ遊技機1は、液晶表示部11による図柄変動動作の実行毎に1種始動信号を出力し、羽根10bの短時間拡開動作の実行毎に2種始動信号を出力する構成となっており、さらに、大当たりにある各期間に大当たり信号をそれぞれ出力する構成となっている。
図8は、パチンコ遊技機1のCPU19のメイン動作のうち、本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図8において、CPU19は、第1始動口入賞処理(S1)、第2始動口入賞処理(S2)、図柄変動処理(S3)を繰り返して実行するようになっている。この場合、図8に示すフローチャートでは、各処理はシリアルで示されているものの、CPU19は、各処理を並列に実行するようになっている。尚、後述する各処理も並列に実行するようになっている。
図9は、CPU19による第1始動口入賞処理を示している。この図9において、CPU19は、第1始動入賞スイッチ12がオンしたときは(S101:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S102)。この始動口変更フラグとは、第1始動入賞口6および第2始動入賞口7a,7bへの入賞により、駆動させる役物を決定するフラグであり、パチンコ遊技機1の電源投入時は、始動口変更フラグは「0」にセットされる設定となっているため、CPU19は、始動口変更フラグが「1」でないと判断し(S102:NO)、図柄変動入賞処理へ移行する(S103)。つまり、初期状態では、第1始動入賞口6が図柄変動に対応付けられ、第2始動入賞口7a,7bが羽根10bの開放に対応付けられているのである。
ここで、大当たり中においては、液晶表示部11には、図5に示すように大当たり中であることを示すメッセージが表示されると共に、保留玉表示部11aに加えて、現在のラウンド数表示部11b、ラウンド入賞数表示部11cが表示されるので、遊技者は、1種大当たりの進行状態を確認することができる。
図13は、CPU19による第2始動口入賞処理を示している。この図13において、CPU19は、第2始動入賞スイッチ13a或いは13bがオンしたときは(S501:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S502)。ここで、電源投入時には、始動口変更フラグは、「0」にセットされる設定となっているため、CPU19は、始動口変更フラグが「1」でないと判断し(S502:NO)、羽根開放処理に移行する(S504)。
ここで、図6は、V入賞時の液晶表示部11を示している。この図6に示すように、液晶表示部11により、V入賞したことを示すメッセージが表示されるので、遊技者は、V入賞したことを確実に確認することができる。
そこで、本実施例のパチンコ遊技機1では、次のようにして興趣を一層高めるようにした。
図15は、CPU19による始動口変更処理を示している。図15において、CPU19は、該当始動口抽選乱数が奇数であると判断した場合には(S701:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S702)。このとき、始動口変更フラグが「1」であると判断した場合は(S702:YES)、始動口変更フラグを「0」にセットして(S703)、リターンする。一方、始動口変更フラグが「1」でないと判断した場合は(S702:NO)、始動口変更フラグが既に「0」にセットされているということなので、何もすることなくリターンする。要するに、該当始動口抽選乱数が奇数であった場合には、CPU19は、始動口変更フラグを「0」にセットする。
また、始動口変更フラグが「0」にセットされた状態で第2始動入賞口7a,7bに入賞したときは、CPU19は、図13に示す第2始動口入賞処理において、始動口変更フラグが「0」であると判断し(S502:NO)、羽根開放処理に移行する(S504)。
このように始動口変更フラグが「1」にセットされた状態で第1始動入賞口6に入賞したときは、CPU19は、図9に示す第1始動入賞処理において、始動口変更フラグが「1」であると判断し(S102:YES)、羽根開放処理に移行する(S104)。
以上の動作により、取得した始動口抽選乱数が奇数である場合、始動口の変更が行われず、第1始動入賞口6への入賞が、本来の図柄変動に対応付けされ、第2始動入賞口7a,7bへの入賞が、本来の羽根10bの開放に対応付けされる。また、該当始動口抽選乱数が偶数である場合には、始動口の変更が行われ、第1始動入賞口6への入賞が、本来とは異なる羽根10bの開放に対応付けされ、第2始動入賞口7a,7bへの入賞が、本来とは異なる図柄変動に対応付けされる。
さらに、図柄変動に対応付けられた始動入賞口に入賞したときに、始動口抽選乱数を取得し、図柄変動が停止するつまり図柄変動が終了した後に、それぞれの始動入賞口に対応付ける役物を決定するようにしたので、図柄変動に対応した始動入賞口へ入賞し、図柄変動が終了してから、始動入賞口に対して駆動する役物が決定され、始動口抽選による対応付けが有効に作用する期間を維持できる。従って、始動入賞口へ入賞するタイミングにより、短時間で駆動される役物が頻繁に変化するのを防止でき(例えば、パチンコ玉が連続して始動入賞口へ入賞した場合、先の入賞による対応付けが、次の入賞による対応付けにより、瞬時に変更されてしまうのを防止できる)、以って、始動入賞口への入賞に対する役物の駆動の振り分けを均等にすることができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
上記実施例において、始動口抽選乱数により、始動入賞口に対応付ける役物を抽選する作用としたが、始動口抽選乱数による抽選において、始動入賞口に対応付ける役物を決定すると同時に、1回の入賞に対して役物を駆動する回数を決定してもよい。例えば、始動口抽選乱数が奇数か偶数かにより始動入賞口に対応付ける役物を決定し、始動口抽選乱数が「7」であった場合には、始動入賞口への入賞1回に対して図柄変動を2回行なう或いは羽根10bの開放を2回行なうようにしてもよい。尚、図柄変動を2回行う方法としては、大当たり乱数テーブルを2つ用意し、それぞれのテーブルより大当たり乱数を1つずつ取得する方法や、1つの乱数テーブルより、大当たり乱数取得時に2つの乱数(通常取得する乱数とその次の乱数)を取得する方法がある。この場合、始動入賞口への入賞1回に対して役物を駆動する回数が、例えば、1回なら、対応付け表示部11dないし11fの色を赤にし、2回なら、対応付け表示部11dないし11fの色を青にするといったように、色と役物を駆動する回数とを対応付けしたり、液晶表示部11にキャラクターを表示させることにより、役物を駆動する回数が、1回なら、キャラクターが腕を振る動作し、2回ならキャラクターが万歳をするといったように、キャラクターの動作と役物を駆動する回数を対応付けしたりしてもよい。このような構成によると、遊技者には、液晶表示部11の対応付け表示部11dないし11fからの情報により、遊技者に対して有利な始動入賞口を狙うといった新たな遊技性が生まれ、遊技に対して熱くなることができると共に一層面白く思うようになる。従って、パチンコ遊技機の遊技性の幅が広がると共に興趣性をより一層高めることができるようになる。
Claims (1)
- 複数の始動入賞口と、
各々の始動入賞口への入賞に応じて駆動する第1役物および第2役物を備え、
大当たりを発生させるための大当たり条件が成立した場合に大当たりを発生させ、当該大当たり条件が前記第1役物の駆動、及び前記第2役物の駆動のいずれによっても成立し得るパチンコ遊技機において、
各々の始動入賞口への入賞と、第1役物および第2役物のうち少なくとも1つの役物との対応付けを、予め行う乱数抽選に基づいて決定する役物対応付け手段と、
前記役物対応付け手段が対応付けた始動入賞口と役物との関係を遊技者に報知する報知手段とを備え、
前記役物対応付け手段は、前記第1役物を駆動する始動入賞口に入賞したときに乱数を取得し、その乱数に基づいて前記乱数抽選を行い、その始動入賞口への入賞に基づいた前記第1役物の駆動が終了した後、前記乱数抽選に基づいた始動入賞口への入賞と役物の駆動との対応付けを行ない、
前記第1役物は、前記始動入賞口への入賞に応じて行われる大当たりか否かを決定するための大当たり抽選の結果を示す図柄変動表示を前記始動入賞口への入賞に応じて行うことで駆動し、当該図柄変動表示を特定の図柄により実行することで、前記乱数抽選に基づく抽選結果を遊技者に対して報知することを特徴とするパチンコ遊技機。
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