JP4460318B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、始動入賞口への入賞に応じて駆動する第1役物および第2役物を備えたパチンコ遊技機に関する。
従来より、始動入賞口へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる抽選動作の結果が当たりであった場合に入賞率が大幅に高められた大当たり状態を呈する1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)と、始動入賞口へのパチンコ玉の入賞により羽根が短時間だけ開き、その中にあるVゾーンにパチンコ玉が入賞したときに大当たり状態を呈する2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)とが提供されている。
さらに、近年、同一のパチンコ遊技機に1種始動入賞口と2種始動入賞口を設けることで、1種パチンコ遊技機と2種パチンコ遊技機との機能が発生可能な新しい形態のパチンコ遊技機が提案されており、遊技者は、一台のパチンコ遊技機で2つの遊技を楽しむことができる(例えば特許文献1)。
特開平9−239106号公報
しかしながら、従来例によれば、パチンコ遊技機を遊技したとき、始動入賞口へ入賞することにより役物を駆動する権利が発生し、遊技状態に応じて、役物を駆動する権利を移行する提案はされている。しかし、基本的には、1種の始動入賞口への入賞は1種の役物の駆動に対応し、2種の始動入賞口への入賞は2種の役物の駆動に対応するように、始動入賞口と役物との対応は固定されている。従って、1種遊技と2種遊技とは、互いが区別され、独立した動作をすることになる。
その為、始動入賞に関した観点から、2つの異なる遊技性を融合しているとは言い難く、遊技性の幅を広げることにおいては限界があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、始動入賞に関し2つの遊技を融合させて、遊技性の幅を広げると共に興趣性を向上させたパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数の始動入賞口と、各々の始動入賞口への入賞に応じて駆動する第1役物および第2役物を備え、大当たりを発生させるための大当たり条件が成立した場合に大当たりを発生させ、当該大当たり条件が前記第1役物の駆動、及び前記第2役物の駆動のいずれによっても成立し得るパチンコ遊技機において、各々の始動入賞口への入賞と、第1役物および第2役物のうち少なくとも1つの役物との対応付けを、予め行う乱数抽選に基づいて決定する役物対応付け手段と、前記役物対応付け手段が対応付けた始動入賞口と役物との関係を遊技者に報知する報知手段とを備え、前記役物対応付け手段は、前記第1役物を駆動する始動入賞口に入賞したときに乱数を取得し、その乱数に基づいて前記乱数抽選を行い、その始動入賞口への入賞に基づいた前記第1役物の駆動が終了した後、前記乱数抽選に基づいた始動入賞口への入賞と役物の駆動との対応付けを行ない、前記第1役物は、前記始動入賞口への入賞に応じて行われる大当たりか否かを決定するための大当たり抽選の結果を示す図柄変動表示を前記始動入賞口への入賞に応じて行うことで駆動し、当該図柄変動表示を特定の図柄により実行することで、前記乱数抽選に基づく抽選結果を遊技者に対して報知することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、始動入賞口に対応する役物を予め抽選により決定するため、どの始動入賞口からでも、第1役物および第2役物のうち少なくとも1つの役物を駆動させることができるようになり、それぞれの始動入賞口への入賞率の違いによる役物の駆動のばらつき等を抑制することもできる。さらに、遊技者の好みに合わせて特定の始動入賞口を狙うといった遊技性も生まれ、役物の駆動の振り分けを均等にすることができ、さらに、始動入賞に関し2つの遊技を融合させて遊技性の幅が広がると共に興趣性を高めることもできる。
請求項2の発明によれば、第1役物の作動中にある期間には、始動口抽選により決定された対応付けが有効に作用するため、始動入賞口へ入賞するタイミングによる役物の駆動のばらつき(例えばパチンコ玉が連続して始動入賞口へ入賞した場合、役物の対応付けが短時間で変更される等)を抑制することができ、始動入賞口への入賞に対する役物の駆動の振り分けを均等にすることができる。
請求項3の発明によれば、役物対応付け手段により、始動入賞口に対応する役物を決定すると共に、始動入賞口への1回の入賞に対して役物を駆動する回数を決定するため、遊技者には、遊技者に対して有利な始動入賞口を狙うといった遊技性が生まれ、以って、パチンコ遊技機の遊技性の幅が広がると共に興趣性を高めることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1はパチンコ遊技機の正面外観を概略的に示し、図2は盤面のセンター役物を示している。これらの図1および図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の発射装置(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成になっている。盤面4には、アウト口5、第1始動入賞口(複数の始動入賞口の一部に相当)6、第2始動入賞口(複数の始動入賞口の一部に相当)7aおよび7b、一般的にアタッカーと呼ばれている電動役物8aを備えた大入賞口8、複合役物9が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
複合役物9は、2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)の機能を実現するためのセンター役物(第2役物に相当)10内に、1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)の機能を実現するための液晶表示部(第1役物かつ報知手段に相当)11を配置した構成となっている。
この場合、センター役物10は、入賞領域を囲んだ形態の枠状部10aの左右両側に通常時において当該入賞領域を閉鎖するように配置された一対の羽根10bを備えており、その羽根10bが両側に拡開されたときに入賞領域へのパチンコ玉の入賞が可能な状態となる。また、入賞領域の底部は、中央部に形成されたVゾーン10cと当該Vゾーン10c以外の部分を占めるハズレ入賞口10dとに区分されている。
尚、入賞領域には、パチンコ玉の通過経路を不確定とするための複数のスタッド10eが立設されている。また、センター役物10において羽根10bの基端部に対応した部位にはワープルート入口10fが設けられており、図3に示すように羽根10bの拡開に伴ってワープルート入口10fにパチンコ玉が進入したときには、ワープルート出口10gからパチンコ玉が入賞領域の中央に放出される。
センター役物10にあっては、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bにパチンコ玉が入賞したときに羽根10bを短時間だけ拡開する動作を実行する構成となっており,その拡開期間に枠状部10aにより囲まれた入賞領域に入賞したパチンコ玉がVゾーン10cを通過した場合に大当たり条件が成立することになる。そして、大当たり条件が成立したときには、大入賞口8の電動役物8a(アタッカー)が予め決められたモードにて所定期間だけ開放され、以って、当該大入賞口8への入賞率が大幅に高められた大当たり状態を呈する。
尚、羽根10bの短時間拡開動作に関しては保留を行わないために、上記大当たり状態である期間中においては、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bにパチンコ玉が入賞したとしても、羽根10bの短時間拡開動作は無効とされる。
一方、液晶表示部11は、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bへのパチンコ玉の入賞に応じて行われる所定確率の抽選動作の結果を表示するためのもので、図2では、3桁の数字列より成るルーレットを表示する例が示されている。即ち、液晶表示部11は、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bへのパチンコ玉の入賞に応じてルーレットの変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を開始するものであり、上記抽選動作の結果が大当たりであったときにはその変動終了時点で数字列「111」、「222」、・・・のようなぞろ目図柄(大当たり図柄)となるように制御される。
このように、ぞろ目図柄が表示された状態が、大当たり条件が成立した状態に相当する。そして、大当たり条件が成立したときには、大入賞口8の電動役物8aが予め決められたモードにて所定期間だけ開放され、以って、当該大入賞口8への入賞率が大幅に高められた大当たり状態を呈する。
また、1種保留玉記憶数(所謂保留数)は所定の最大値(例えば「4」)に制限されており、このような保留数を表示するために、液晶表示部11には保留玉表示部11aが表示される。
図4にはパチンコ遊技機1の電気的構成が機能ブロックの組み合わせにより示されている。この図4において、第1始動入賞スイッチ12は第1始動入賞口6にパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。2個の第2始動入賞スイッチ13a,13bは、第2始動入賞口7a,7bにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。V入賞スイッチ14は、Vゾーン10cにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。ハズレ入賞スイッチ15は、ハズレ入賞口10dにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。大当たり入賞スイッチ16は、大入賞口8にパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。センター役物入賞スイッチ17は、ワープルートをパチンコ玉が通過したときに検出パルスを発生する。
メイン基板18は、CPU19(役物対応付け手段に相当)、制御プログラムを記憶したROM20およびワーキングエリア用のRAM21、I/O22など共にマイクロコンピュータを構成するもので、このCPU19には、第1始動入賞スイッチ12、第2始動入賞スイッチ13a,13b、V入賞スイッチ14、ハズレ入賞スイッチ15、大当たり入賞スイッチ16からの各検出パルスがI/O22を通じて入力される構成となっている。また、CPU19は、羽根10bを開閉する羽根開放用ソレノイド23、大入賞口8を開放する大当たり入賞ソレノイド24をI/O22を通じて制御する構成となっている。
さらに、CPU19は、液晶表示部11の表示内容を制御する表示制御基板25、パチンコ遊技機1に設けられたスピーカ26を通じた報知動作を制御する音声制御基板27、パチンコ玉の払出装置28を制御する払出制御基板29、パチンコ玉の発射装置30を制御する発射制御基板31、ランプ32の点灯を制御する装飾制御基板33に制御信号を出力する。尚、CPU19に対しては、リセット回路34が一定周期でリセット信号を出力して初期化を行い、ノイズなどによる誤動作を防止している。
また、パチンコ遊技機1には、以下に述べるような各信号を外部へ出力する機能が設けられている。
即ち、パチンコ遊技機1は、打込みパチンコ玉数を示すアウト玉数信号、並びに賞球として払い出されたパチンコ玉の数を示すセーフ玉数信号を出力する構成となっている。また、パチンコ遊技機1は、液晶表示部11による図柄変動動作の実行毎に1種始動信号を出力し、羽根10bの短時間拡開動作の実行毎に2種始動信号を出力する構成となっており、さらに、大当たりにある各期間に大当たり信号をそれぞれ出力する構成となっている。
次に、本実施例の作用につきパチンコ遊技機1のCPU19の動作を示す図8ないし図15に基づいて説明する。
図8は、パチンコ遊技機1のCPU19のメイン動作のうち、本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図8において、CPU19は、第1始動口入賞処理(S1)、第2始動口入賞処理(S2)、図柄変動処理(S3)を繰り返して実行するようになっている。この場合、図8に示すフローチャートでは、各処理はシリアルで示されているものの、CPU19は、各処理を並列に実行するようになっている。尚、後述する各処理も並列に実行するようになっている。
さて、遊技者によるパチンコ遊技機1での遊技により盤面4に打ち込まれたパチンコ玉が第1始動入賞口6に入賞すると、第1始動入賞スイッチ12がオンして大当たりに関連した入賞処理が行われる。
図9は、CPU19による第1始動口入賞処理を示している。この図9において、CPU19は、第1始動入賞スイッチ12がオンしたときは(S101:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S102)。この始動口変更フラグとは、第1始動入賞口6および第2始動入賞口7a,7bへの入賞により、駆動させる役物を決定するフラグであり、パチンコ遊技機1の電源投入時は、始動口変更フラグは「0」にセットされる設定となっているため、CPU19は、始動口変更フラグが「1」でないと判断し(S102:NO)、図柄変動入賞処理へ移行する(S103)。つまり、初期状態では、第1始動入賞口6が図柄変動に対応付けられ、第2始動入賞口7a,7bが羽根10bの開放に対応付けられているのである。
図10は、CPU19による図柄始動入賞処理を示している。この図10において、CPU19は、保留数が「4」であるかを判断する。この保留数とは、図柄変動に対応した始動入賞口へ入賞して保留されている入賞数(最大4つまで保留され5つ以上の入賞は無効とされる)を表しており、現在の保留数の数値は、液晶表示部11の保留玉表示部11aに表示される。CPU19は、保留数が「4」でないと判断した場合(S201:NO)、保留数をインクリメントし(S202)、大当たり乱数テーブルより大当たりの抽選に関する大当たり乱数を取得すると共に(S203)、始動口抽選乱数を取得して(S204)、リターンする。この始動口抽選乱数とは、それぞれの始動入賞口6,7a,7bに対応付けられる役物を決定する始動口抽選を行うための乱数である。
図11は、CPU19による図柄変動処理を示している。この図11において、CPU19は、大当たり中でないと共に(S301:NO)、液晶表示部11による表示図柄が停止中で(S302:YES)、さらに、保留数が「0」でないことを確認したときは(S303:NO)、保留数をデクリメントすると共に(S304)、乱数表に基づいて該当大当たり乱数が当たり乱数かを判断する(S305)。この場合、該当大当たり乱数が当たり乱数となる確率は極めて低いことから、通常においては、取得した大当たり乱数が当たり乱数となることはほとんどない。従って、CPU19は、該当大当たり乱数が当たり乱数と異なる場合は(S305:NO)、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始してから(S312)、図柄変動タイマをスタートし(S307)、図柄変動タイマがタイムアップしたときは(S308:YES)、図柄変動を停止してから(S309)、停止図柄が大当たり図柄かを判断する(S310)。このとき、停止図柄はハズレ図柄であるので(S310:NO)、後述する始動口変更処理に移行して(S313)、リターンする。
これに対して、CPU19は、今回の該当乱数が大当たり乱数であったときは(S305:YES)、大当たり図柄にて図柄停止する図柄変動を開始し(S306)、大当たり図柄で停止する(S309)。この場合、停止図柄が大当たり図柄であることから(S310:YES)、大当たり処理を実行する(S311)。このとき、遊技者は、図柄変動により停止した図柄が大当たり図柄であることから、大当たりが成立したことを確認できる。
図12は、CPU19による大当たり処理を示している。この図12において、CPU19は、大入賞口8を開放させる(S401)。これにより、盤面4に打込まれたパチンコ玉が大入賞口8に案内されて連続して入賞するようになるので、入賞を確認したときは(S402:YES)、入賞数をインクリメントする(S403)。そして、入賞数が10回に達したときは(S404:YES)、大入賞口8を閉鎖してから(S405)、ラウンド数をインクリメントする(S406)。
以上の動作により、大入賞口8にパチンコ玉が10個入賞する毎に1ラウンドが終了するもので、CPU19は、ラウンドを15回実行したときは(S407:YES)、大当たり処理を終了する。従って、遊技者は、大当たりが発生したときは、多数の賞球を短時間で獲得することができる。
ここで、大当たり中においては、液晶表示部11には、図5に示すように大当たり中であることを示すメッセージが表示されると共に、保留玉表示部11aに加えて、現在のラウンド数表示部11b、ラウンド入賞数表示部11cが表示されるので、遊技者は、1種大当たりの進行状態を確認することができる。
一方、遊技者によるパチンコ遊技機1での遊技により盤面4に打ち込まれたパチンコ玉が第2始動入賞口7a或いは7bに入賞すると、第2始動入賞スイッチ13a或いは13bがオンして大当たりに関連した入賞処理が行われる。
図13は、CPU19による第2始動口入賞処理を示している。この図13において、CPU19は、第2始動入賞スイッチ13a或いは13bがオンしたときは(S501:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S502)。ここで、電源投入時には、始動口変更フラグは、「0」にセットされる設定となっているため、CPU19は、始動口変更フラグが「1」でないと判断し(S502:NO)、羽根開放処理に移行する(S504)。
図14は、CPU19による羽根開放処理を示している。この図14において、CPU19は、大当たり中でないことを確認し(S601:NO)、羽根10bを1回開放する(S602)。これにより、羽根10bが短時間だけ開放するので、パチンコ玉が羽根10bによりセンター役物10内に案内されたときは、パチンコ玉は、ワープルートを通過して入賞領域に放出される。このとき、ハズレ入賞口10dへの入賞確率は、Vゾーン10cの入賞確率よりも高く設定されているので、パチンコ玉がハズレ入賞口10dに入賞したときは(S603:NO)、何もすることなくリターンする。
これに対して、センター役物10内に案内されたパチンコ玉がVゾーン10cに入賞したときは、上述した大当たり処理を実行する(S604)。このとき、遊技者は、Vゾーン10cに入賞したことにより、大当たりが成立したことを確認できる。
ここで、図6は、V入賞時の液晶表示部11を示している。この図6に示すように、液晶表示部11により、V入賞したことを示すメッセージが表示されるので、遊技者は、V入賞したことを確実に確認することができる。
ところで、本実施例のパチンコ遊技機1では、1種パチンコ遊技機と2種パチンコ遊技機の機能を有するように構成されているので、遊技者は、1種と2種のパチンコ遊技機で同時に遊技することができ、興趣が高いものの、1種と2種とを単に組合わせた構成であることから、興趣を一層高めることが望まれている。
そこで、本実施例のパチンコ遊技機1では、次のようにして興趣を一層高めるようにした。
即ち、図11に示す図柄変動処理において、CPU19は、停止した図柄がハズレ図柄であると判断したときは(S310:NO)、始動口変更処理に移行する(S313)。
図15は、CPU19による始動口変更処理を示している。図15において、CPU19は、該当始動口抽選乱数が奇数であると判断した場合には(S701:YES)、始動口変更フラグが「1」であるかを判断する(S702)。このとき、始動口変更フラグが「1」であると判断した場合は(S702:YES)、始動口変更フラグを「0」にセットして(S703)、リターンする。一方、始動口変更フラグが「1」でないと判断した場合は(S702:NO)、始動口変更フラグが既に「0」にセットされているということなので、何もすることなくリターンする。要するに、該当始動口抽選乱数が奇数であった場合には、CPU19は、始動口変更フラグを「0」にセットする。
このように始動口変更フラグが「0」にセットされた状態で第1始動入賞口6に入賞したときは、CPU19は、図9に示す第1始動入賞処理において、始動口変更フラグが「0」であると判断し(S102:NO)、図柄始動入賞処理に移行して(S103)、その後、図11に示す図柄変動処理を実行する。
また、始動口変更フラグが「0」にセットされた状態で第2始動入賞口7a,7bに入賞したときは、CPU19は、図13に示す第2始動口入賞処理において、始動口変更フラグが「0」であると判断し(S502:NO)、羽根開放処理に移行する(S504)。
一方、CPU19は、図15に示す始動口変更処理において、該当始動口抽選乱数が偶数であると判断した場合には(S701:NO)、始動口変更フラグを「1」にセットする(S704:YES、S705)。
このように始動口変更フラグが「1」にセットされた状態で第1始動入賞口6に入賞したときは、CPU19は、図9に示す第1始動入賞処理において、始動口変更フラグが「1」であると判断し(S102:YES)、羽根開放処理に移行する(S104)。
また、始動口変更フラグが「1」にセットされた状態で第2始動入賞口7a,7bに入賞したときは、CPU19は、図13に示す第2始動口入賞処理において、始動口変更フラグが「1」であると判断し(S502:YES)、図柄始動入賞処理に移行して(S503)、その後、図11に示す図柄変動処理を実行する。
以上の動作により、取得した始動口抽選乱数が奇数である場合、始動口の変更が行われず、第1始動入賞口6への入賞が、本来の図柄変動に対応付けされ、第2始動入賞口7a,7bへの入賞が、本来の羽根10bの開放に対応付けされる。また、該当始動口抽選乱数が偶数である場合には、始動口の変更が行われ、第1始動入賞口6への入賞が、本来とは異なる羽根10bの開放に対応付けされ、第2始動入賞口7a,7bへの入賞が、本来とは異なる図柄変動に対応付けされる。
ここで、通常時の液晶表示部11には、図7に示すように図柄変動を行なう図柄が表示されると共に、保留玉表示部11aに加えて、現在の各々の始動入賞口に対応付けられている役物を表示する対応付け表示部11d,11e,11fが表示されている。対応付け表示部は、遊技者から見て左側の表示部11dが、左側にある始動入賞口である第2始動入賞口7aに対応付けられている役物を表示し(ここでは、表示部11dが「2」であるので、第2始動入賞口7aに対応付けられている役物は、羽根10bの開放である)、中央の表示部11eが、中央にある始動入賞口である第1始動入賞口6に対応付けられている役物を表示し(ここでは、表示部11eが「1」であるので、第1始動入賞口6に対応付けられている役物は、図柄変動である)、右側の表示部11fが、右側にある始動入賞口である第2始動入賞口7bに対応付けられている役物を表示している(ここでは、表示部11fが「2」であるので、第2始動入賞口7bに対応付けられている役物は、羽根10bの開放である)。
このような構成によると、始動口抽選乱数による始動口抽選により、第1始動入賞口6および第2始動入賞口7a,7bに対応付けされる役物を決定するようにしたので、どの始動入賞口からでも、第1役物或いは第2役物を駆動させることができるようになり、1種パチンコ遊技機と2種パチンコ遊技機とを単に組合わせただけの構成と違って、それぞれの始動入賞口への入賞率の違いによる役物の駆動のばらつき等を抑制することもでき、始動入賞に関し2つの遊技を融合させて遊技性の幅が広がると共に興趣性を高めることができる。
さらに、対応付け表示部11dないし11に、始動入賞口と役物との対応付けを表示するようにしたので、対応付け表示部11dないし11の表示により、遊技者の好みに合わせて特定の始動入賞口(駆動させたい役物に対応付けられた始動入賞口)を狙うといった遊技性が生まれ、興趣性を一層高めることができる。
さらに、図柄変動に対応付けられた始動入賞口に入賞したときに、始動口抽選乱数を取得し、図柄変動が停止するつまり図柄変動が終了した後に、それぞれの始動入賞口に対応付ける役物を決定するようにしたので、図柄変動に対応した始動入賞口へ入賞し、図柄変動が終了してから、始動入賞口に対して駆動する役物が決定され、始動口抽選による対応付けが有効に作用する期間を維持できる。従って、始動入賞口へ入賞するタイミングにより、短時間で駆動される役物が頻繁に変化するのを防止でき(例えば、パチンコ玉が連続して始動入賞口へ入賞した場合、先の入賞による対応付けが、次の入賞による対応付けにより、瞬時に変更されてしまうのを防止できる)、以って、始動入賞口への入賞に対する役物の駆動の振り分けを均等にすることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
上記実施例において、始動口抽選乱数により、始動入賞口に対応付ける役物を抽選する作用としたが、始動口抽選乱数による抽選において、始動入賞口に対応付ける役物を決定すると同時に、1回の入賞に対して役物を駆動する回数を決定してもよい。例えば、始動口抽選乱数が奇数か偶数かにより始動入賞口に対応付ける役物を決定し、始動口抽選乱数が「7」であった場合には、始動入賞口への入賞1回に対して図柄変動を2回行なう或いは羽根10bの開放を2回行なうようにしてもよい。尚、図柄変動を2回行う方法としては、大当たり乱数テーブルを2つ用意し、それぞれのテーブルより大当たり乱数を1つずつ取得する方法や、1つの乱数テーブルより、大当たり乱数取得時に2つの乱数(通常取得する乱数とその次の乱数)を取得する方法がある。この場合、始動入賞口への入賞1回に対して役物を駆動する回数が、例えば、1回なら、対応付け表示部11dないし11fの色を赤にし、2回なら、対応付け表示部11dないし11fの色を青にするといったように、色と役物を駆動する回数とを対応付けしたり、液晶表示部11にキャラクターを表示させることにより、役物を駆動する回数が、1回なら、キャラクターが腕を振る動作し、2回ならキャラクターが万歳をするといったように、キャラクターの動作と役物を駆動する回数を対応付けしたりしてもよい。このような構成によると、遊技者には、液晶表示部11の対応付け表示部11dないし11fからの情報により、遊技者に対して有利な始動入賞口を狙うといった新たな遊技性が生まれ、遊技に対して熱くなることができると共に一層面白く思うようになる。従って、パチンコ遊技機の遊技性の幅が広がると共に興趣性をより一層高めることができるようになる。
上記実施例において、始動入賞口に対応付ける役物を液晶表示部11の対応付け表示部11dないし11fに数字により表示したが、液晶表示部11にキャラクターを表示させて、キャラクター種類により駆動する役物を対応付けるようにしてもよく、例えば、キャラクターが男性なら図柄変動に関連付し、キャラクターが女性なら羽根10bの開放に対応付けするようにしてもよい。
上記実施例において、大当たり乱数による抽選により、通常の完全確率で大当たりが発生するパチンコ遊技機に適用したが、大当たりをストックできる構成のパチンコ遊技機に適用してもよい。例えば、通常時に、1/300の確率による乱数抽選により、大当たりをパチンコ遊技機に一時的にストックし、その大当たりをストックしたとき或いはストックを解除した(所謂、ストックされている大当たりを発生させること)ときに、次回のストックを解除するゲーム数を抽選し、抽選されたゲーム数に到達したとき、ストック解除するようにしてもよい。このような構成によると、遊技者は、ストック解除が間近に迫ってきていると予想した場合に、液晶表示部11の対応付け表示部11dないし11fの対応付けを確認し、作動させたい役物を自ら選択して狙うことができる。そのため、適当に両方の役物を狙うよりも、遊技者が意図的に作動させたい役物に対応する始動入賞口を狙うことにより、駆動させたい役物のゲーム数を意図的に増やすこともでき、対応付けを意識することなく適当に遊技しているときに比べ、少ないパチンコ玉数で大当たりを発生させることができようになる。
上記実施例において、羽根10bの開放に伴うV入賞による大当たり特典と、図柄変動による大当たり特典とは、同じ大当たり特典とする作用としたが、大当たり特典は、V入賞と大当たり図柄とで特典の種類を変えてもよい。例えば、羽根10bの開放に伴うV入賞による大当たりは、2種の大当たり処理を行い、図柄変動に伴う大当たり図柄停止による大当たりは、1種の大当たり処理(上述した大当たり処理に相当)を行うようにする。
上記実施例において、始動口抽選乱数による抽選を行い始動入賞口に対応付ける役物を、図柄変動が終了したときに決定する作用としたが、始動口抽選による抽選結果を図柄変動に関連させて表示することで遊技者に対して報知してもよく、例えば、始動入賞口の振り分けを行なうときに、特定の図柄で図柄変動をしたり、特定のリーチを発生させたりする。また、始動口抽選乱数を取得する場合、始動口抽選乱数と図柄変動を行なう大当たり乱数とは、独立した乱数テーブルより取得する構成としたが、図柄変動を行なう大当たり乱数により、始動入賞口に対応付ける役物を決定してもよい。
上記実施例において、図柄変動に対応した始動入賞口への入賞を確認し、図柄変動が終了した場合に始動口抽選乱数を取得する作用としたが、羽根10bの開放に対応した始動入賞口への入賞を確認し、羽根10bの開放が終了した場合に始動口抽選乱数を取得したり、羽根10bの開放に伴ってセンター役物内に入賞(例えば、ワープルート入口10fへの入賞時)した場合に始動口抽選乱数を取得したりする作用としてもよい。
上記実施例では、第1始動入賞口6と第2始動入賞口7a,7bとの合計3つの始動入賞口を設ける構成としたが、始動入賞口は2つ以上であればいくつでもよい。さらに、上記始動入賞口は通常の入賞としたが、上記始動入賞口のすべてまたは少なくとも1つに始動入賞口には、入賞率を変化させる機能を付加してもよく、例えば、始動入賞口に電動チューリップのような役物を設けることにより、複数あるうちの一つの入賞口の入賞率を高くするようにしたり、始動入賞口に障害装置のような役物を設けることで、他方の入賞口の入賞率を低くするようにしたりする構成とし、それぞれの役物を適宜作動させることで、始動入賞口への入賞率を変化させるようにしてもよい。
上記実施例において、始動口抽選により、一方の始動入賞口へ入賞が図柄変動に対応付けされ、他方の始動入賞口への入賞が羽根10bの開放に対応付けされる作用としたが、すべての始動入賞口への入賞が、図柄変動に対応付けされたり、羽根10bの開放に対応付されたりする作用としてもよく、また、1つの始動入賞口への入賞に対して、図柄変動または羽根10bの開放を駆動させる作用としたが、1つの入賞に対して図柄変動および羽根10bの開放との両方を行ってもよい。
上記実施例において、図柄変動に対応した始動入賞口への入賞により、始動口抽選乱数を取得する作用としたが、始動口以外の入賞口への入賞に応じて始動口抽選乱数を取得する構成としてもよく、例えば、通常入賞口や普通図柄始動口等への入賞に応じて抽選乱数を取得し、それぞれの入賞口への入賞時または始動口抽選に伴って表示演出を行いその演出終了時に、始動入賞口に対応付けされる役物の変更を行うようにしてもよい。
また、第1始動入賞口6、第2始動入賞口7a或いは7bへのそれぞれの始動入賞口へ入賞する毎に、始動口抽選乱数を取得し、始動口抽選を行うようにしてもよい。
本発明の一実施例を示すパチンコ遊技機の概略的な正面図 羽根の閉鎖状態で示す複合役物の正面図 羽根の開放状態で示す複合役物の正面図 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図 大当たり中の液晶表示部を示す図 V入賞時の液晶表示部を示す図 通常時の液晶表示部を示す図 CPUのメイン動作を示すフローチャート CPUの第1始動口入賞処理を示すフローチャート CPUの図柄始動入賞処理を示すフローチャート CPUの図柄変動処理を示すフローチャート CPUの大当たり処理を示すフローチャート CPUの第2始動口入賞処理を示すフローチャート CPUの羽根開放処理を示すフローチャート CPUの始動口変更処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はパチンコ遊技機、6は第1始動入賞口(始動入賞口)、7a,7bは第2始動入賞口(始動入賞口)、9は複合役物、10はセンター役物(第2役物)、10bは羽根、10cはVゾーン、11は液晶表示部(第1役物、報知手段)、19はCPU(役物対応付け手段)を示す。

Claims (1)

  1. 複数の始動入賞口と、
    各々の始動入賞口への入賞に応じて駆動する第1役物および第2役物を備え、
    大当たりを発生させるための大当たり条件が成立した場合に大当たりを発生させ、当該大当たり条件が前記第1役物の駆動、及び前記第2役物の駆動のいずれによっても成立し得るパチンコ遊技機において、
    各々の始動入賞口への入賞と、第1役物および第2役物のうち少なくとも1つの役物との対応付けを、予め行う乱数抽選に基づいて決定する役物対応付け手段と、
    前記役物対応付け手段が対応付けた始動入賞口と役物との関係を遊技者に報知する報知手段とを備え、
    前記役物対応付け手段は、前記第1役物を駆動する始動入賞口に入賞したときに乱数を取得し、その乱数に基づいて前記乱数抽選を行い、その始動入賞口への入賞に基づいた前記第1役物の駆動が終了した後、前記乱数抽選に基づいた始動入賞口への入賞と役物の駆動との対応付けを行ない、
    前記第1役物は、前記始動入賞口への入賞に応じて行われる大当たりか否かを決定するための大当たり抽選の結果を示す図柄変動表示を前記始動入賞口への入賞に応じて行うことで駆動し、当該図柄変動表示を特定の図柄により実行することで、前記乱数抽選に基づく抽選結果を遊技者に対して報知することを特徴とするパチンコ遊技機。
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