JP4460169B2 - シス−9,トランス−11リノール酸含有スキンケア組成物 - Google Patents

シス−9,トランス−11リノール酸含有スキンケア組成物 Download PDF

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、ヒトの皮膚に適用するための局所組成物及び皮膚の状態及び外見を改善することにおけるその使用に関する。
【0002】
背景及び従来技術
皮膚は、皮膚科学的疾患、環境的虐待(風、空調、セントラルヒーティング)を通して、又は太陽への皮膚の暴露(光老化)により促進され得る正常な老化プロセス(経時老化)を経て悪化を受ける。近年、皮膚の外見と状態を改善するための化粧品組成物及び美容方法の要求が非常に増大している。
【0003】
消費者は、皺、筋、たるみ、色素過剰症及び加齢性斑のような経時老化及び光老化皮膚の目立つ徴候を治療又は進行を妨げる「抗老化」化粧品をますます探し求めている。
【0004】
消費者は、抗老化に加えて化粧品からの他の利益もまたしばしば求めている。「敏感皮膚」の概念は、感受性、乾燥、荒れ及び/又は剥がれやすい皮膚の外見と状態を改善する及び赤み、炎症性及び/又は皮膚のかゆみを和らげる化粧品の消費者の要求をまた強くさせている。消費者は、しみ、面ぽう、斑点などを治療する化粧品もまた望んでいる。
【0005】
ポリ不飽和必須脂肪酸の長鎖トリグリセリドエステル、遊離脂肪酸及びそのアルカリ又はアンモニウム塩を含んでいる皮膚の状態及び外見を改善するためのスキンケア化粧品及び皮膚科学組成物は、当該分野において良く知られる。例えば、GB 2181349 Aは、皮膚のなめらかさと弾力性を改善するためのリノール酸のトリグリセリドからなる組成物をとりわけ記載する。市販品「Linola Fett n」 ex Dr.August Wolff Gmbhは、とりわけ共役リノール酸の9,11異性体の混合物を含む、乾燥皮膚疾患、及び皮膚病の治療のために利用される。
【0006】
しかしながら、皺、筋、たるみ、色素過剰症及び加齢性斑のような老化及び光損傷皮膚の目立つ徴候を治療/進行を妨げるための皮膚への局所適用のための代替の有効な化粧品組成物が引き続き必要である。乾燥、荒れ、剥がれやすい皮膚の外見と状態を改善するため及び皮膚の刺激及びかゆみを和らげるためのような抗老化に加えて他のスキンケア効果を提供する組成物及び美容方法が特に望まれる。
【0007】
我々は驚くべきことに、皺、筋、たるみ、色素過剰症及び加齢性斑、及び/又は感受性、乾燥、荒れ、剥がれやすい、赤い、かゆみのある、刺激された皮膚のような経時又は光老化による正常な皮膚上体の有効な治療及び予防が、共役リノール酸又はその誘導体の特有な異性体を特異的に富化した、皮膚に対する化粧品組成物の適用を経て得ることができることが、現在わかった。
【0008】
発明の開示
本発明の第1の態様によると、
(a)共役リノール酸及び/又は共役リノール酸部分の少なくとも50重量%はシス9トランス11異性体として存在する、共役リノール酸及び/又は共役リノール酸部分を含む共役リノール酸誘導体;及び
(b)皮膚科学的に許容される賦形剤
を含む局所組成物が提供される。
【0009】
そのような組成物は、皺、たるみ、光損傷皮膚、敏感皮膚、乾燥皮膚、荒れた皮膚、剥がれやすい皮膚、赤い皮膚、刺激された皮膚、かゆみのある皮膚及び加齢性斑からなる群から選択される皮膚状態を美容的に治療/予防するためのヒトの皮膚への局所適用のために特に有用である。該組成物は、しみ、面ぽう及び斑のための美容トリートメントとして、又は皮膚再生を促進する及び/又は皮膚中のコラーゲン沈着を引き上げる化粧スキンケア製品として皮膚への適用のためにもまた有用である。
【0010】
第2の態様によると、本発明は、皺、たるみ、光損傷皮膚、敏感皮膚、乾燥皮膚、荒れた皮膚、剥がれやすい皮膚、赤い皮膚、刺激された皮膚、かゆみのある皮膚及び加齢性斑からなる群から選択される皮膚状態を治療/予防する美容方法を提供し、該方法は上述した局所組成物を皮膚に適用することを含んでいる。
【0011】
更なる態様において、本発明は、皺、たるみ、光損傷皮膚、敏感皮膚、乾燥皮膚、荒れた皮膚、剥がれやすい皮膚、赤い皮膚、刺激された皮膚、かゆみのある皮膚及び加齢性斑からなる群から選択される皮膚状態を治療する/予防するための局所組成物における、共役リノール酸、及び/又は共役リノール酸部分を含むその誘導体の使用もまた提供し、該共役リノール酸及び/又は部分の少なくとも50重量%はシス9トランス11異性体として存在する。
【0012】
本発明組成物及び方法は、このように、改善された弾力性を持った滑らか且つ柔軟な皮膚と改善された皮膚着色を持った皺と老化皮膚の減じられ又は進行が妨げられた外見の促進をもたらす抗老化効果を提供する。外見、テクスチャー及び状態における一般的な改善、特に輝き、明るさ、及び皮膚の全体的な若々しい外見が達成される。本発明組成物及び方法は、感受性、乾燥、荒れ、刺激、赤み、剥離及びかゆみのある皮膚を緩和及び鎮静するためにもまた有効である。このように本発明方法及び組成物は広範なスキンケア有益性を有利に提供する。
【0013】
本明細書中で用いた用語「治療」には、皺、老化、光損傷、乾燥及び/又は刺激された皮膚のような上述した皮膚状態を減じ、進行を妨げ及び/又は予防する、および皮膚の質を全体的に高め、さらに皺を防ぎ又は減じ且つ皮膚の柔軟性、引き締め、滑らかさ、しなやかさ及び弾力性を増加することによってその外見とテクスチャーを改善する、等がその範囲内に含まれる。本発明に従う化粧品組成物、方法及び共役リノール酸の使用は、既に皺のある、老化した、光損傷した乾燥及び刺激された状態である皮膚の治療用、又は正常な老化/光老化プロセスによる上述した退化的な変化を防ぐ又は減じる、若々しい皮膚に治療するために有用となり得る。
【0014】
発明の詳細な記述
シス9,トランス11異性体富化共役リノール酸
共役リノール酸(以下、CLAと呼ぶ)は、位置(6,8)、(7,9)、(8,10)、(9,11)、(10,12)又は(11,13)でのシス及びトランス二重結合の各種の配置が可能であるリノール酸の位置及び幾何異性体のグループを含む。従ってCLAの24の異なる異性体が存在する。
【0015】
本発明に従う組成物の必須の活性は、シス9,トランス11(以下、c9,t11と呼ぶ)異性体である。遊離酸のこの特有な異性体は、以下に示す構造式(I)を有する。
【0016】
【化1】
Figure 0004460169
【0017】
本発明は、このような共役リノール酸部分を含む遊離酸の誘導体もまた含む。好ましい誘導体は、エステル(例えばレチニルエステル、トリグリセリドエステル、モノグリセリドエステル、ジグリセリドエステル、リン酸エステル)、アミド(例えばセラミド誘導体)、塩(例えばアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩)のようなその酸のカルボキシ基の置換で得られるもの;及び/又はアルファヒドロキシ及び/又はベータヒドロキシ誘導体のような、C18炭素鎖の置換で得られるものを含む。
【0018】
トリグリセリドエステル誘導体のケースにおいて、グリセリン主鎖上のCLA置換体の全ての位置異性体が含まれる。該トリグリセリドは、少なくとも1つのCLA部分を含まなければならない。例えば、グリセリン主鎖上の3つのエステル化可能な位置の、1及び2位がCLAで且つ位置3では別な脂質によってエステル化されて良く、また代替的に、そのグリセリン主鎖は、1及び3位置でCLAによって且つ位置2で別な脂質でエステル化され得る。
【0019】
本明細書中で用語「共役リノール酸」又は「CLA」が用いられる場合、それはCLA部分を含むその誘導体もまた含まれると理解される。「CLA部分」は、CLA誘導体のCLA脂肪アシル部分をさす。
【0020】
「c9t11異性体富化CLA」は、該組成物中にある全CLA(及び/又はCLA)部分の少なくとも50重量%がシス9,トランス11異性体の形であることを意味する。好ましくは、該組成物中にある全CLA及び/又はCLA部分の少なくとも70重量%、最も好ましくは少なくとも90%がシス9,トランス11異性体の形である。
【0021】
本発明に従ってCLA及び/又はCLA部分を含むその誘導体は(該組成物中にある全CLA及び/又はCLA部分の少なくとも50重量%がシス9,トランス11異性体の形である)、WO97/18320中に開示された方法に従って製造し得る。好ましい製造方法は、後述の実施例1中に開示される。
【0022】
本発明に従って利用される活性物質、c9 t11異性体富化CLAは、有効量で該局所組成物中に存在する。通常、該活性物質の全量は、該組成物の0.00001重量%と50重量%の間の量で存在する。より好ましくは、その量は、最小限のコストで最大の有効性のために0.01%から10%まで、最も好ましくは0.1%から5%までである。
【0023】
皮膚科学的に許容される賦形剤
本発明に従う組成物は、活性物質、c9 t11異性体富化CLAのための希釈剤、分散剤又はキャリアとして作用する皮膚科学的/美容学的に許容される賦形剤をも含む。その賦形剤は、水、液状又は固体エモリエント、シリコーン油、乳化剤、溶剤、保湿剤、増粘剤、粉末、プロペラントなどのようなスキンケア製品において通常利用される材料を含み得る。
【0024】
その賦形剤は、通常該組成物の5重量%から99.9重量%、好ましくは25重量%から80重量%までを形成するであろうし、また他の化粧品付加物の不在において、該組成物のバランスを形成することができる。
【0025】
任意の皮膚有効物質及び化粧品付加物
活性物質、c9 t11異性体富化CLAと並んで、サンスクリーン、スキンライトニング剤、スキンタンニング剤のような他の特有な皮膚有効活性物質もまた含み得る。該賦形剤は、香料、抗酸化剤、不透明化剤、保存料、着色剤及び緩衝剤のような付加物をもさらに含み得る。
【0026】
製品製造、形態、使用及び包装
本発明に従う局所組成物を製造するために、スキンケア製品を製造するための通常の手法を利用し得る。活性成分は、通常の手法において皮膚科学的に許容されるキャリア中に一般的に混合される。その活性成分は、好ましくは最初に、水又は別な溶剤又は該組成物中に配合される液体の一部の中に溶解又は分散させることができる。好ましい組成物は、水中油型又は油中水型エマルジョンである。
【0027】
該組成物は、クリーム、ゲル又はローションなどのような通常のスキンケア製品の形態とし得る。該組成物は、濯ぎの間に皮膚への付着を促進する該活性物質のためのデリバリーシステムを含むことが可能な、例えばバス又はシャワーゲルのような、いわゆる「洗い流し(wash−off)」製品の形態とすることもできる。より好ましくは、該製品は「付着(leave−on)」製品;皮膚にそれを適用した直後の意図的な濯ぎ工程なしに皮膚に適用される製品、である。
【0028】
該組成物は、通常の手法において、ジャー、ボトル、チューブ、ロールボールなどのような好ましいいずれかの手法で包装し得る。
【0029】
本発明の方法は、治療が要求される皮膚に毎日1回以上実行し得る。皮膚外見における改善は、皮膚の状態、本発明方法において用いる活性成分の濃度、使用した組成物の量及びそれが適用される頻度に基づいて、3乃至6ヶ月後に大抵目に見えるようになるであろう。一般に、少量の組成物、例えば0.1乃至5mlが、適当な容器又はアプリケータから皮膚に塗布され、且つ手又は指又は好ましい道具を用いて皮膚に広げられ及び/又はすりこまれる。濯ぎの工程が、その組成物が「付着」又は「洗い流し」製品として処方されたかどうかに基づいて任意に続けられる。
【0030】
本発明がより容易に理解できる目的で、以下の実施例が、説明のためだけに与えられる。
【0031】
実施例
実施例1
この実施例は、(1)c9,t11異性体と、t10,c12異性体の1:1の割合の混合物;(2)本発明の組成物に含まれる化合物、全CLA部分の93重量%c9 t11異性体;(3)本発明の範囲を外れる化合物、全CLA部分の80.5重量%t10 c12異性体、を含むCLAの合成を説明する。
【0032】
CLAの混合異性体は、サフラワー油の高温アルカリ処理によって製造し、c9,t11とt10,c12CLA異性体の等量を生じる。c9,t11CLA富化CLAは、触媒としてゲオトリクム・キャンディダム(Geotrichum Candidum)を用いてラウリルアルコールとの選択エステル化によってその混合物から単離される。c9t11富化CLAは加水分解され、且つトリグリセリドに変換される。エステル化及び単離後、残余のCLA遊離酸はt10,c12CLA富化される。
【0033】
1.CLAの混合異性体の製造
「アナラー試薬」(AR)水酸化ナトリウム(0.6kg)を薬学用グレードのプロピレングリコールの6kg中に、撹拌し、80−85℃に加熱することによって溶解した。そのサンプルを冷却し、2kgのサフラワー油を加えた。標準パイロットスケール装置を用い、その混合物を170℃で高速撹拌しながら3時間還流した。その反応混合物は約95℃に冷却し、撹拌を中間速に減じ、さらにその混合物を90℃の温度を維持しながら、脱塩水(8リットル)中に溶かした35.5%塩酸の1.280リットルを用いて中性化した。その反応混合物を静置させ、その水相を流し出した。その油相を90℃で5%AR塩溶液の2×1リットル及び脱塩水の2×1リットルで洗い、石鹸様物質を捨てた。CLA富化油は、約50℃で排水前に真空下100℃で乾燥し、さらにワットマンフィルター及びセライト−ハイフロ−フィルター助剤の薄層を含むブーフナーシステムを通して濾過した。混合異性体CLA油は、要求されるまで−25℃で窒素下に保存した。この方法により製造された油の組成は、以下の表1中に記載される:
【0034】
【表1】
Figure 0004460169
【0035】
2.c9 t11異性体富化CLAの製造
(I)ラウリルエステルの製造
サフラワー(2.0kg)から製造したCLAを、脱塩水の5.96kgと一緒にラウリルアルコール(1−デカノール;98% Aldrich chemicals社から)の2モル当量に加えた。温度を25℃に調節し、ゲオトリクム・キャンディダム(Geotrichum Candidum)(日本の天野製薬社から)の1%を加え、1リットルの水と予備混合し、さらに活発に混合した。反応は44時間で停止した。その容器を80−90℃に加熱し、水相を排出し、油相を脱塩水で洗浄し、30分間真空下100℃で乾燥した。その油は50℃に冷却し、ワットマンフィルター及びセライト−ハイフロ−フィルター助剤の薄層を含むブーフナーシステムを通して濾過した。
【0036】
(II)c9,t11富化CLAエステルの分離:
残余のラウリルアルコールは分子蒸留によって毎分25−35mlで130℃で除去した。残分は、毎分25−35mlの流速で158℃での濃縮によってラウリルエステル(c9,t11CLA中に富化された)及び遊離酸(t10,c12CLA中で富化された)に粗く分離した。ラウリルエステル残分中の残余の遊離酸は、毎分30−40mlの流速で171℃でのさらなる蒸留によって減少させた。2790gのラウリルエステル残分は、4MのAR水酸化ナトリウムの330mlを用いて90℃で中性化し、続いて水相からの油の分離を行い、脱塩温水中で油を3回、さらに0.1Mアルカリ洗浄及び2度の温水洗浄をした。富化されたラウリルエステル油サンプルは、前の通り乾燥した。
【0037】
(III)c9,t11富化CLAラウリルエステルの鹸化:
c9,t11富化CLAのラウリルエステルは、AR水酸化ナトリウム/96%食品用グレードエタノールを用いて鹸化し、さらにAR濃塩酸を用いて再−酸性化した。富化CLA遊離脂肪酸を含む反応混合物は100℃で乾燥し、前の通り約50℃で濾過した。ラウリルアルコールは、毎分25−30mlで132℃で留去した。残余のラウリルアルコールを除去するために、遊離のアルコールをSP392 ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)リパーゼ(5%、Novo Nordisk社からのBatch lux 0110)を用いて、その反応混合物中にある脂肪酸とエステル化した。脂肪酸を含んでいる富化したc9t11CLAは、毎分15−20mlで155℃で真空下分子蒸留を用いてラウリルエステルから分離した。上記方法によって製造したc9t11富化CLAの組成を以下の表2中に記載した:
【0038】
【表2】
Figure 0004460169
【0039】
3.t10,c12異性体富化CLAの単離
上記工程(II)からのCLA遊離酸は、エステル含量を減じるために160−165℃及び20−30ml/分で再度蒸留した。残余のラウリルアルコールは、131℃及び20−30ml/分の流速での蒸留によってさらに減じた。残りのラウリルアルコールは、P392 ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)リパーゼを用いて、c9,t11異性体用の上記工程(III)に記載した通り再エステル化により減じた。生成されたラウリルエステルは、c9,t11異性体のために記載した通りの蒸留によって除去し、t10,c12富化CLAを精製し、その組成は以下の表3中に記載した:
【0040】
【表3】
Figure 0004460169
【0041】
実施例2
c9,t11CLAトリグリセリドの製造
実施例1に従って製造したc9,t11富化CLA(55g)をグリセリン(Ellis and Everards社からのPricerine 9083 glycerine CP)の5.55g(10.1%)と混合し、P392 Mucor Meihie非特異的リパーゼ(Mucor Meihie Ex Novo Nordisk Batch Lux 0110)の3gを加えた。混合した材料は、僅かな窒素放出とともに60℃でロータリーエバポレータ中、真空下で撹拌した。
【0042】
24時間後、その遊離脂肪酸レベルは12.7%にまで減じ、さらに0.15gのグリセリンを加えた。48時間後、遊離脂肪酸レベルは3.4%に減じ、その反応はブーフナーフィルター上にセライトスーパーセルフィルター助剤の薄層を通してその混合物を濾過することにより停止し、CLAトリグリセリド油相を採取し、その組成を以下の表4に記載した:
【0043】
【表4】
Figure 0004460169
【0044】
実施例3
本実施例は、c9 t11異性体富化CLAの抗老化効果を実証する。
【0045】
比較目的用の局所レチン酸処理に従うインビボでの皮膚におけるプロコラーゲン−Iとデコリン(Decorin)アップレギュレーションの同定
優勢なマトリックス皮膚タンパク質、コラーゲンが皮膚に対する引っ張り強度を与えることは知られている。デコリンは皮膚の細胞外マトリックス中のコラーゲンの制御された及び正確な沈着のために重要であることが知られるプロテオグリカンである。皮膚中のコラーゲンとデコリンのレベルが、老化した及び/又は光損傷した皮膚において顕著に減じられることもまた、当該分野で公知である。多くの研究が、皮膚におけるI型コラーゲンのレベルが加齢によって及び/又は増加した光損傷によって減少したことを示している(例えばLavker,R.J.Inv.Derm.,(1979),73,79−66; Griffithsら、N.Eng.J.med.(1993) 329,530−535)。デコリンのケースにおいて、mRNA発現とプロテオグリカンの発現が、インビトロで光損傷した皮膚において非常に減じられることが示されている(Bernsteinら、Lab,Invest.(1995) 72,662−669)。これらの皮膚タンパク質のレベルの減少は、皺及びたるみの原因となる皮膚の引っ張り強度の減少に相応に関連付けられる。
【0046】
レチン酸は有力な抗老化活性があり且つ光損傷を受けた皮膚の皮膚再生を誘導することは当該分野において周知である。レチン酸による皮膚の局所処理に従う皺の消去及び皮膚再生は、皮膚における新たなコラーゲン沈着と合成を経て生じることが示されている。(例えば、Griffithsら、N.Eng.J.med.(1993) 329,530−535)。レチン酸を用いて皮膚中のコラーゲンのレベルを高めることによる皮膚マトリックスの強化GA、抗老化/皮膚再生効果を提供することは広く受け入れられている。プロコラーゲンIはコラーゲンの前駆体である。試験化合物の適用に応じたプロコラーゲンIの増加した生産は、増加したコラーゲンレベルのマーカーである。
【0047】
それぞれの外側前腕上に同一又はほぼ同一の度合の軽度乃至中程度の光損傷をもった女性の2つのグループを募った。それらに保湿剤ベース中0.05%レチン酸(Retinova(登録商標))、及びプラシーボコントロールとして類似の感覚の特性を持つが、活性成分のない色調和保湿剤クリーム(Dermacare(登録商標)ローション)を与えた。2つのグループのそれぞれの協力者は、一方の外側前腕にRetinova(登録商標)を、他方の外側前腕にプラシーボ(Dermacare(登録商標))を塗布した。グループ1は14週間、その外側前腕に毎日その製品を塗布し、グループ2は28週間、その外側前腕にその製品を塗布した。その実験の終了時点で、2つの完全な厚さ4mmパンチバイオプシーをそれぞれの前腕の処理したエリアから採取した。協力者から採取したバイオプシー組織の免疫組織化学分析は、プラシーボ処理した前腕との比較として、皮膚細胞外マトリックス成分デコリン及びコラーゲン−Iの発現についてのレチン酸処理の効果を同定するために実行した。次の手順に従った:
材料
ワックス切片用の抗体希釈緩衝液は、Tris緩衝化食塩水(TBS)、3%ウシ血清アルブミン(BSA)、0.05%Triton X−100及び0.05%アジ化ナトリウムから構成した。プロコラーゲン−I用の一次抗体(アミノ末端)は、Chemicon International社から購入し(cat# MAB 1912,ラットIgG1)、切片をトリプシン(0.5mg/ml、25分間、37℃)で予備処理した後、4℃で一晩、1:800の希釈でワックス切片に用いた。デコリン用の一次抗体は、Biogenesis社(ウサギポリクローナル)から購入し、4℃で一晩、1:800の希釈でワックス切片に用いた。抗−ラットビオチン化二次抗体は、DAKO社から購入し(cat# E0468,ウサギポリクローナル)、1:400の希釈でワックス切片に適用した。抗−ウサギビオチン化二次抗体は、Amersham社から購入し(cat# RPN 1004,ロバポリクローナル)、1:400の希釈でワックス切片に適用した。ストレプタビジン共役アルカリホスファターゼは、Zymed社から購入し(cat# 43−4322)、1:2500の濃度で用いた。ファストレッドクロモゲンはDAKO社から購入した(cat# K597)。Gills #3 Haemotoxylin核対比染色は、Sigma社から購入し(cat# GHS−3)、濾過して希釈なしで用いた。トリプシンはSigma社から購入し(cat# T−7186)、さらにスライドガラスはDAKO社(cat# C563)からのGlycergelで搭載した。
【0048】
方法
バイオプシー組織のワックス切片は、シラン被覆スライドガラス上に搭載し、55℃で18時間焼成した。そのスライドはキシレンとアルコールを通して脱ワックスし、水に戻し、次いでTBSに移した。DAKO(登録商標)ペンを切片を丸く囲むために用いた。該切片は、それぞれの抗体のために示したように、必要な場合、トリプシンを用いて抗原回復のため加工した。抗原回復が必要な場合、スライドガラスを0.5mg/ml(Sigma Cat# T−7186)とともに35℃で25分間インキュベートした。該プロテアーゼは、TBSで連続的に濯いだ(2×2分)。抗原回復に続いて、もし必要なら、又はさもなければ、該切片の濯ぎ直後に、非特異的抗体結合を、湿ったチャンバー中、室温で少なくとも20分間、ブロッキング溶液としてTBS/0.5%BSA/0.1%アジ化ナトリウム中、二次抗体宿主血清の5%溶液でブロックした。過剰のブロッキング溶液を排出したが、該切片は乾燥させなかった。該切片は、次いで湿ったチャンバー中、4℃で一晩、一次抗体(上記の通り丁度良く希釈した)とインキュベートした。抗体は、続いて該切片から、それを乾燥させることなく排出した。スライドガラスは、未結合一次抗体を取り除くためTBSで洗い−1分間濯いだ後、5分間3回洗った−次いで湿ったチャンバー中、室温で1時間、適当な二次抗体(上記の通り丁度良く希釈した)とインキュベートした。抗体溶液は、該切片を乾燥させることなしに、スライドガラスから続けて排出した。スライドガラスは、未結合二次抗体を除去するため、TBS中で1分間濯ぎ、続いて4×5分間洗浄した。ビオチン化二次抗体のために、該切片は続いて37℃で45分間、ストレプタビジン接合体とインキュベートし、次いで未結合ストレプタビジン接合体を除去するためにTBS中で洗った。クロモゲンを加え、さらに過剰染色を避けるよう観察しながら着色現像した。該切片は、対比染色し且つ搭載した。
【0049】
レチン酸(Retinova(登録商標))とプラシーボ(Dermacare(登録商標))処理した部位の間のプロコラーゲン−Iとデコリンの発現における相違は、光学顕微鏡を用いて免疫組織化学的に染色した切片の目視観測によって測定した。
【0050】
この分析は、以下の表5中に記載した通り、レチン酸(Retinova(登録商標))の局所適用に従い光損傷した皮膚中のプロコラーゲン−Iとデコリンの両方の顕著なアップレギュレーションを同定した。
【0051】
【表5】
Figure 0004460169
【0052】
細胞外マトリックス成分プロコラーゲンIとデコリンは、皮膚再生を誘導したレチン酸の明瞭な同定可能マーカーである。
【0053】
ヒトの皮膚繊維芽細胞中のデコリン合成の測定方法
皮膚繊維芽細胞馴化培地の製造
継代2(P2)での一次ヒト包皮繊維芽細胞を、10000細胞/cmで12−ウェルプレートに播種し、10%胎児子ウシ血清を補充したDulbeccos修正イーグル培地(DMEM)中、5%二酸化炭素と4%酸素の雰囲気中で24時間維持した。この時間経過後、細胞を血清フリーのDMEMで洗い、さらに60時間、新たな血清フリーのDMEM中でインキュベートした。該繊維芽細胞単層は、血清フリーDMEMで再度洗った。試験試薬と賦形剤コントロールを、三回に分けて最終容量0.4ml/ウェルの新鮮な血清フリーDMEMを細胞に加え、さらに24時間インキュベートした。この繊維芽細胞馴化培地は、直ちに又は液体窒素中で即座の凍結のいずれかで分析し、更なる分析のため−70℃で保存した。その細胞は、次いで計測し、ドット−ブロット分析からのデータを細胞数に対してその後に標準化した。
【0054】
皮膚繊維芽細胞馴化培地中のデコリンタンパク質用のドットブロットアッセイ
賦形剤(コントロールとして)又は試験試薬で処理した皮膚繊維芽細胞からの馴化培地のサンプルは、20mMジチオトレイトール(200mM保存溶液の1:10希釈)と0.1%ドデシル硫酸ナトリウム(10%保存溶液の1:100希釈)を補充し、よく混合し、2分間75℃でインキュベートした。アッセイ用の標準品は、175cmフラスコ中に1000細胞/cmで播種した繊維芽細胞から適切な繊維芽細胞馴化培地の連続希釈によって作製し、上述した通りの血清フリーDMEM中に保持した。アッセイサンプルは、製造元の指針中に記載された通り、Bio−Rad社からの96−ウェルのBio−Dot 装置を用い、Immobilon−P転移膜の予め湿らせたシートに三回に分けて続いて適用した。ほぼ200μlの培地をウェル当たりに適用した。その培地は、重力下で膜を通して濾過し(30分)、後で膜をPBS(200μl)で2回洗った。これらのPBS洗浄は、重力下でその膜を通して濾過させた(2×15分間)。次いで該Bio−Dot装置を真空マニホールドに接続し、第3及び最終のPBS洗浄は吸引下で実行した。該装置を分解し、その膜を取り外し、4℃で一晩ブロッキング緩衝液に配される前に必要に応じて敏速に切断した。デコリン分析用に作製した膜は、PBS中3%(w/v)BSA/0.1%(v/v)Tween 20でブロックした。その翌日、その膜は室温で2時間、ヒトデコリンに対する一次抗体(ウサギポリクローナル;Biogenesis社)の1:10000希釈液によってプローブした。その膜は続いてTBS/0.05%Tween 20で洗い(3×5分間)、次いで室温で1時間、抗−ウサギF(ab’)2フラグメント(Amersham社)の1:1000希釈液とインキュベートした。この後該インモビロンストリップ(Immobilon strips)は、室温で空気中乾燥させる前にTBS/Tween 20で洗浄した(3×5分間)。乾燥した膜はセロハンで包み、16−18時間、Molecular Dynamics strage phosphor screenにさらした。この時間の終了時点で、暴露したスクリーンをImageQuant(登録商標)ソフトウェアを用いてリン光測定器(Molecular Dynamics Phosphorimager SF)によってスキャンした。ドット強度は、ImageQuant(登録商標)中の定量ツールを用いたコンピュータ−補助イメージ分析によって評価し、細胞数に対して標準化し且つデコリン合成についての各種試験試薬の効果を100任意単位の賦形剤処理コントロール値と比較して決定した。
【0055】
試験
以下の表6は、ヒト皮膚繊維芽細胞中のデコリン合成に関してその効果が評価された試薬、及びそれらを適用した量を示す。その結果を標準化するために、試験物質の効果は、100任意単位の賦形剤処理コントロール値と比較して決定した。
該表中の「CLA c9,t11」は、全CLAの93重量%がc9,t11異性体であるCLA、すなわち本発明の範囲内である活性薬をさす。これは上記実施例1に記載され製造された。
【0056】
該表中の「CLA t10,c12」は、全CLAの80.5%が、以下の構造式2を有しているt10,c12異性体であるCLAをさす:
【0057】
【化2】
Figure 0004460169
【0058】
この薬は、従って本発明の範囲外である。それは実施例1に記載した通り製造した。
【0059】
該表中の「CLA混合物」は、全CLAの各異性体の47重量%が存在する、1:1の比率でのc9,t11異性体とt10,c12異性体の混合物をさす。この薬は、従って本発明の範囲外である。それは実施例1に記載した通り製造した。
【0060】
「CLA t10,c12」と「CLA混合物」によって実施した試験は、比較目的のため行った。
【0061】
また比較のために、試験はヒト皮膚繊維芽細胞中のデコリン合成についてのその効果を評価するため、レチン酸と共に実施した。該試験で用いた試薬の濃度は、細胞生存度に影響を及ぼしていなかった。
【0062】
【表6】
Figure 0004460169
【0063】
表6中の結果は、c9,t11異性体がコントロールと比較して及びt10,c12CLA及びCLAと比較してヒト皮膚繊維芽細胞中のデコリン合成を顕著にアップレギュレートすることを示す。
【0064】
皮膚中のデコリンのレベルは、皮膚の改善された状態と外見に結び付けられる。皮膚中のデコリンのレベル増加は、皺の消去及び光損傷した皮膚の皮膚再生のような多くの皮膚の有益性に関係付けられる皮膚中のコラーゲンの制御された及び正しい沈着のために重要である。
【0065】
レチン酸(1μm)による比較試験は、100任意単位の賦形剤処理したコントロール値に比較して決定した、138±14.0(p=0.035,n=4)のデコリンのアップレギュレーションを示した。意外にも、そのデータは、ヒト皮膚繊維芽細胞におけるデコリン合成のアップレギュレーションの大きさは、抗−老化皮膚再生活性物質の基準であるレチン酸のそれよりも、共役リノール酸のc9,t11異性体が上回っていることをさらに示す。
【0066】
実施例4
この実施例は、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)のケラチノサイト毒性に関する各種の試験化合物の効果を測定する。
【0067】
ケラチノサイトSDS生存度アッセイ
方法論
ケラチノサイトは、ケラチノサイト増殖培地(KGM)中で80%集密度まで96ウェルプレート中で培養し、24−48時間ヒドロコルチゾンなしのKGMに移した。次いでその細胞をほぼ50%の細胞生存度を作るであろうドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の濃度(5μ/ml)で処理した。次いで該細胞に、以下の表3中に示した濃度で用いられる試験化合物を投与した。表7中の試験化合物「c9 t11 CLA」と「t10 c12 CLA」は、実施例3において上述した試薬と同じである。コントロールは何れの試験化合物も含まない。24時間のインキュベート後、その培地を取り出し、その生存度をニュートラルレッド法によって測定した。この方法に関して、細胞は25μg/mlニュートラルレッドを含むKGM中で3時間インキュベートし、その培地を取り出した後、その細胞を30分単位で1%(v/v)酢酸、50%(v/v)エタノールの1mlで抽出した。562nmで該抽出物の吸光度を測定し、そして生存度を、SDSも試験化合物も何れも含まないウェルの参照によって評価した。得られた結果を以下の表7中にまとめた:
【0068】
【表7】
Figure 0004460169
結果は5μg/mlSDS生存度の値の%として表した。
【0069】
c9,t11 CLA(本発明の範囲内の試薬)は、Student−Neuman−Kuels多重比較、p<0.05による1ウェイANOVAによって決定した5μg/mlSDS値と比較して生存度が有意に増加した。t10 c12 CLA(本発明の範囲外の試薬)は、SDSコントロールに比較して細胞生存度が上昇しない。
【0070】
この方法論は、刺激剤のケラチノサイト毒性がインビボでのその試薬の刺激効果に関係することを示している(Lawrence,JN,Starkey,S.,Dickson,FM & Benford,DJ.皮膚刺激能を評価するためヒト及びラットケラチノサイト培養物の使用。Toxicol.In Vitro.10,331−340(1996))。このように、ここに我々は、「c9 t11 CLA」による処理が、ケラチノサイトにおけるSDSの毒性作用を顕著に減じること、及びそれが抗−刺激剤機能を有し、一方「t10 c12 CLA」はこれらの細胞におけるSDSの毒性を顕著に変化させず、従って抗−刺激剤効果を有していないことを示す。
【0071】
実施例5
この実施例は、ケラチノサイトにおける分化を誘導する試験化合物の能力を示し、分化は成熟角質層の形成の基礎となる、そのプロセスの一部をなしている。成熟角質層は、皮膚のバリア機能のために、及び皮膚が乾燥及び荒れるのを防ぐ補助のために重要である。角化エンベロープ(CE)形成及びトランスグルタミナーゼ酵素の活性を、分化の指標として測定した。角化エンベロープは角質層の中の角質細胞の形状、強度及び構造的緻密性の源であり、またトランスグルタミナーゼ酵素は、角化エンベロープの正しい形成にとって必須である。
【0072】
ケラチノサイト分化アッセイ
方法論
細胞培養
ヒトの表皮を通常の技法を用いて若年者の包皮から単離し、血清フリーのケラチノサイト増殖培地(「KGM」;Clonetics社)中で培養した。96ウェルプレートにおいて4000細胞/ウェルで播種した第3継代ケラチノサイトを、全ての実験に用いた。ケラチノサイトは、30μM Ca2+を含むKGM中で処理する前に37℃で3日間培養した。細胞は、採集の前の48時間、試験化合物又は賦形剤単独(ジメチルスルホキシド)のいずれかで処理した。表8中の試験化合物「c9 t11 CLA」と「t10 c12 CLA」は、実施例3中の上述した試薬と同じである。
【0073】
DNA定量化
続いて処理細胞は、リン酸緩衝化食塩水(PBS)中で3回洗浄し、次いでTriton X−100、20μM ペプスタチンと20μM ロイペプチンを含む50mM Tris/塩酸 pH8.0の100μl中で抽出した。(DNA抽出緩衝液)この抽出物の15μlを、正確に製造元によって記載された通り、Pico Greenアッセイ(Molecular Probes,4849 Pichford Avenue,Eugene,Oregon,USA)を用いてDNA含量をアッセイした。
【0074】
微粒子トランスグルタミナーゼ(tgase)活性
DNA抽出緩衝液による処理に続いて、その細胞を新鮮な緩衝液中で簡単に洗浄し、蛍光tgase基質テキサスレッドカダベリン(Molecular Probes)と共にインキュベートした。細胞は、5mMジチオトレイトール、50mM CaClを含む50mM Tris/塩酸 pH8.0、150mM NaCl中、15μMのテキサスレッドカダベリン中、37℃で16時間処理し、蒸留水中で2回洗浄し、その蛍光は590nmで励起して645nmでの放射をCytofluor蛍光光度計を用いて測定した。
【0075】
Tgase活性は、蛍光単位/DNAのngとして表した。
【0076】
角化エンベロープ形成
角化エンベロープ(CE)形成は、24ウェルプレート ケラチノサイトカルチャーのウェル中に残るSDS不溶性タンパク質を定量することにより評価した。Triton抽出緩衝液(上述した)の除去後、そのウェルを炭酸塩/炭酸水素塩緩衝液(Sigma社)pH9.6で洗浄した。各ウェルは、0.1mg/ml(200μl/ウェル)で該炭酸塩炭酸水素塩緩衝液中、ビオチンと結合したN−ヒドロキシスクシンアミド(保存品はDMSO中10mg/mlで溶かした)とインキュベートした。そのプレートは、室温で60分間、撹拌しながらインキュベートした。10%SDS、100mM DTTの50μl/ウェルを加え、該プレートをさらに60分間、60℃でインキュベートした。エンベロープは、ドットブロット装置を用い、(TBS 0.5% Tween中で予備ブロックした)PVDF膜上で(TBS−Tween中での洗浄と共に)濾過した。その膜は室温で60分間、1/1000希釈したストレプタビジン−HRP(Zymed社)によりプローブし、洗浄し(TBS−Tween)、さらに2分間、ECL基質(Pierce社)と共にインキュベートした。その膜を「cling−film」に包み、タンパク質を可視化するためにX線フィルムにさらした。そのスポット強度はスキャニングとPhoretix分析により定量化した。その結果は以下の表8中にまとめた。その結果は測定した各パラメータ用のコントロール値のパーセンテージとして表した。
【0077】
【表8】
Figure 0004460169
「c9 t11 CLA」(本発明の範囲内の試薬)は、コントロール(DMSO処理のみ)に比較してトランスグルタミナーゼ活性とCE形成が有意に(p<0.01)増加した。「t10 c12 CLA」(本発明の範囲外の試薬)は、コントロールに比較してケラチノサイト分化のこれら2つのパラメータのいずれも上昇しなかった。
【0078】
このように我々は、「c9 t11 CLA」での処理がインビトロでのケラチノサイトの分化を顕著に増加すること、また従ってそれが分化増強機能を有している一方、「t10 c12 CLA」はケラチノサイトの分化状態を顕著に変化させず、従って分化増強効果を有していないことを示す。「c9 t11 CLA」は、従って乾燥及び荒れた皮膚状態の予防のために、且つ既に乾燥及び荒れた状態の皮膚を滑らかにし及び保湿するために有用である。
【0079】
実施例6
以下の処方は、本発明に従う方法及び使用に好適である本発明組成物を組み込んだ水中油型クリームを記載する。記載したパーセンテージは、他に記載がない限り該組成物の重量である。
【0080】
【表9】
Figure 0004460169
【0081】
実施例7
以下の処方は、本発明に従い方法及び事例に好適である本発明組成物を配合した油中水型エマルジョンを記載する。表示したパーセンテージは他に記載がない限りは組成物の重量である。
【0082】
【表10】
Figure 0004460169
【0083】
実施例6と7の上記局所組成物の両方は、老化又は光老化を経て悪化している皮膚に適用した際、又はそのような悪化を防ぐ又は進行を妨げるのを促進するため若々しい皮膚に適用した場合、皺になった、老化した、光損傷した、及び/又は刺激された皮膚の外見を改善するために有効な美容トリートメントを提供する。該組成物は、通常の手法において加工することができる。

Claims (3)

  1. (a)共役リノール酸及び/又は共役リノール酸部分の少なくとも50重量%はシス9トランス11異性体として存在する、共役リノール酸及び/又は共役リノール酸誘導体;及び
    (b)皮膚科学的に許容されるキャリア
    を含む局所組成物であり、前記共役リノール酸誘導体が、トリグリセリドエステル、モノグリセリドエステル、ジグリセリドエステル、リン酸エステル、アミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩及びベータヒドロキシ誘導体よりなる群から選択される、前記組成物。
  2. 上記共役リノール酸及び/又は誘導体を該組成物の0.00001重量%乃至50重量%で含むことを特徴とする請求項1に記載の局所組成物。
  3. 上記共役リノール酸及び/又は誘導体を該組成物の0.01重量%乃至10重量%で含むことを特徴とする請求項1に記載の局所組成物。
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