JP4458661B2 - 制御室を備えた空気圧ブースタ - Google Patents
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Description
本発明は、自動車の制動を増強するのに用いられる型式の空気圧ブースタに関する。
【0002】
このようなブースタは当該分野においてよく知られており、慣例的に、少なくとも1つの可動壁構造体によって、低圧源に常時接続される少なくとも1つの前方室と、作動ロッドにより作動される三方弁装置によって前方室又は高圧源に選択的に接続される少なくとも1つの後方室とに密封態様で区分されているケーシングを包含する。
【0003】
このような構成の目的は、可動壁の2つの面を横切って圧力差を生起して、例えば車両の車輪シリンダ内の流体圧力を制御するマスターシリンダを作動させるプッシュロッドに、車両の運転者によりブレーキペダルに発揮された作動力に付加されるブースト力を発生することである。
【0004】
幾年か前には、車両の運転者がブレーキペダルを踏み込んでいないときでも、ブレーキの作用を制御することを可能にする装置が開発されている。このような自動制動作用は、例えば、車両加速時のホイールスピンを防止したり、坂道での発進のために車両の運転者を助けたり、あるいは衝突防止レーダ型の制御下とするために、車両の姿勢のパラメータあるいは作動パラメータのための1つ又はそれ以上の検出器によってトリガされ得る。
【0005】
空気圧ブースタを組み込んだこの型式のシステムは、例えば文献EP−A−0,171,585、EP−A−0,303,470及びEP−A−0,347,583に記載されている。これらの文献に開示された解決策は、多数の欠点を有する。第1に、これらの解決策は、従来の形態に比べ、前方室から後方室を分離する可
動壁、特にこの可動壁の中央部分に相当の変更を必要としたり、自動制動モードでの作動のために大気圧を後方室に直接に供給できるようにする全く特殊のピストンを必要としている。
【0006】
さらに、自動制動モードでの作動時、制御ソレノイド弁を通る空気の流れにおける相当の圧力降下、中央又はオフセット空気伝達ブーツ、空気圧ピストンに形成した供給ダクト、そして最後に三方弁の比較的狭い弁通路のために、ブースタの応答時間が比較的長い。この同じ圧力降下は、制動解放として慣例的に知られているように、自動制動作動の終期において反対方向で起こり、運転者を困らせるに十分なものとなり得る。
【0007】
さらに、空気伝達ブーツ、より詳細にはその中央部分は、圧縮/膨張されると同時に交互に加圧/排気される。この繰り返し圧力を受けることは、ブーツを早計に摩耗させることとなり、従って、ブーツの寿命そしてブースタの信頼性を損なうものである。
【0008】
最後に、ブースタがその休止位置にない場合、すなわち車両の運転者がブレーキペダルを踏み込んでいる最中である場合には、自動制動モードでの作動は非常に困難となり、不可能となることさえあり得る。
【0009】
本発明はこれに関連するもので、その目的は、ブースタがその休止位置にあるか否かにかかわりなく自動制動モードでの作動を可能にし、従来のブースタに最小限の変更だけを行うようにして、最大限の数の多種構成部品を再設計する必要なしに使用できると共に、変更によってブースタの性能に悪影響を及ぼすことがなく、しかも、自動制動モードでの作動時あるいは自動制動に続く制動解放時に応答時間を最小値に短縮し、本質的にブースタをあらゆる状況において信頼性のあるものとするようにした空気圧ブースタを提供することにある。
【0010】
従って、本発明は、後方壁及び前方壁を有し、且つ、少なくとも第1可動壁構造体によって、低圧源に常時接続される前方室と、三方弁装置によって前方室又は高圧源に選択的に接続される後方室とに密封態様で区分されている剛性ケーシングを包含するブースタであって、プランジャに固着された作動ロッドによって作動され、第1可動壁構造体がケーシングの後方壁の開口内を密封態様で摺動できる空気圧ピストンに固着され、三方弁装置が、前方室に接続される第1通路と、後方室に接続される第2通路と、高圧源との連通を制御し、第1通路及び第2通路が共に空気圧ピストンに形成されており、二位置三方ソレノイド弁が、低圧源に接続される第1入口と、高圧源に接続される第2入口と、後方室に接続される出口とを有し、このブースタが、第1可動壁構造体とは独立して、第1可動壁構造体と後方壁との間に配設された第2可動壁構造体を包含しており、この第2可動壁構造体が、後方室を、第1可動壁構造体及び第2可動壁構造体により画成される作動室と、第2可動壁構造体及び後方壁により画成される制御室とに区分し、空気圧ピストンの第1通路が前方室に開口し、第2通路が作動室に開口する一方、ソレノイド弁の出口が、制御室に開口するダクトに接続され、空気圧ピストンが第2可動壁構造体に対して自由に摺動できるようにこの構造体を密封的に貫通し、空気圧ピストンが停止部を有していて、第2可動壁構造体が前方に押圧されたときに空気圧ピストンを携行するようにこの停止部に対して休止できる空気圧ブレーキブースタを提案している。
【0011】
このようなブースタは、例えば文献US−A−4,893,691から知られている。
【0012】
本発明によると、第2可動壁構造体は、小径の剛性ディスクと、剛性ディスク上に装架された変形可能な環状隔膜とを包含し、この環状隔膜は、ソレノイド弁の出口を低圧源に接続する休止時にとる第1形状と、ソレノイド弁の出口を制御室及び高圧源に連通できる時にとる第2形状との間で弾性的に変形でき、変形可能な環状隔膜は、その外周部に、その第1形状にあるときにはケーシングの後方壁に密封態様で相互作用でき、その第2形状にあるときには第1可動壁構造体に密封態様で相互作用できる環状リップを装備している。
【0013】
従って、この構成によると、ブースタを制御する室が、このブースタの作動室とは独立して得られ、ソレノイド弁を用いて、この室内の圧力が制御され、最小限の応答時間で自動制動モードでの作動を得るように非常に急速に変化され得ることが理解されよう。
【0014】
例えば、第2可動壁構造体の剛性ディスクの径は第1可動壁構造体の径の約半分に等しくなっていてよい。
【0015】
本発明の他の目的、特徴及び利点は、非限定的な例として添付図面を参照して行う本発明の一実施例の下記説明から明らかとなるであろう。
【0016】
単一の図は、車両の流体ブレーキ回路の圧力を制御するマスターシリンダMと車両のブレーキペダルPとの間に通常の方法で配置されるように設計された空気圧ブレーキブースタの縦断面図を示している。
【0017】
慣例に従い、マスターシリンダMに向かうブースタの部分を“前方”と称し、ブレーキペダルPに向かうブースタの部分を“後方”と称する。従って、図では、前方が左側で、後方が右側である。
【0018】
図に示すブースタは、軸線X−X′を中心とする対称回転体をなすシェルの形状の外部ケーシング10を包含する。可動壁構造体12がケーシング10内に、管15によって部分真空源に接続される前方室14と、後方室16とを画成する。可動壁12は、空気圧ピストン20に固着された剛性スカート18を包含するブーストピストンを構成する。
【0019】
スカート18は、例えばエラストマー製の可撓性転動形隔膜22と組合わされ、この隔膜の外周縁部はビード24により外部ケーシング10に密封態様で保持される。隔膜22は環状形のものでよく、その内周縁部でスカート18の後面に接着されるか、又は、図示のように、円形をなしていて、空気圧ピストン20の周辺溝に密封態様で保持される内方ビード26を有する。
【0020】
空気圧ピストン20は管状部分28の形状で後方に向かって延び、この管状部分は環状シール29によりケーシング10の後方壁を密封態様で貫通する。可動壁12とケーシング10の前方部分の内面との間に挿設された圧縮スプリング30は、ピストン20を図に示されている後方休止位置に通常保持し、この位置では、後方室16がその最小容積にあり、前方室14がその最大容積にある。
【0021】
プランジャ32は、その前方端部により、空気圧ピストン20の中央部分に形成した、できれば段付孔のような、孔内に摺動可能に収容されている。軸線X−X′に沿って配置されたブースタ作動用のロッド34の前方端部は、プランジャ32の盲孔内にボールジョイントのようにして装架されている。作動ロッド34の後方端部は車両のブレーキペダルPにより直接に作動され、管状部分28の内部に対して休止する戻しスプリング36によってその休止位置に戻される。
【0022】
周知の方法で、プランジャ32は、後方室16を選択的にダクト42を介して前方室14に接続したりダクト44を介して作動ロッド34のまわりの環状空間に接続する三方弁装置40を作動することができる。
【0023】
図に示されている休止位置では、前方室14は、一方においては、管15を介して部分真空源Vに連通し、他方においては、この連通を許容する弁装置40を介して後方室16に連通する。同じ圧力が可動壁12の両面に発揮されるので、可動壁は、スプリング30によって発揮される力だけを受け、図に示されている休止位置を占める。
【0024】
通常の方法で、車両の運転者がブレーキペダルを踏み込むと、作動ロッド34が三方弁装置40を作動して、最初に前方室14と後方室16との連通を遮断し、それから作動ロッド34のまわりの大気圧Aが流通する環状空間を後方室16に連通させて、可動壁12を横切る圧力差を生起し、ブレーキペダルPに発揮される入力に比例するブースト力を生じさせ、これらの力は一緒にプッシュロッド38に加えられてマスターシリンダMのピストンを作動する。
【0025】
空気圧ブレーキブースタ装置に自動制動装置が付設されているということは、車両の運転者による任意の作用によって作動ロッド34が作動されることなしに、可動壁12そしてプッシュロッド38を前方に動かす装置が、上述したシステムに付設されていることを意味する。
【0026】
このため、本発明によると、ブースタは、この機能を果たすために第3室又は制御室を装備している。
【0027】
単一の図の上半分によると、制御室50はブースタケーシング10の後方壁52と第2可動壁54との間に画成されている。第2可動壁54は、空気圧ピストン20の後方管状部分28上を環状シール57を介して密封態様で摺動できる剛性ディスク56を包含しており、この剛性ディスク56は第2可撓性転動形隔膜58と組み合わされ、この隔膜の外周ビード60は外部ケーシング10に密封態様で固定されている。
【0028】
単一の図の上半分に示されているように、ビード60がケーシング10の後方壁52とブースタの側壁の略円筒状の中間部分62との間にクリンプ保持されるようになっており、この中間部分62自体はブースタケーシングの前方壁64にクリンプされて、第1可撓性隔膜22のビード24を保持する。
【0029】
また、2つのビード24及びビード60が共に適宜の形状の中間部材によって保持されるようになっていてもよく、この部材は、例えばクリンプによって、前方壁64とブースタケーシング10の後方壁52とに固着される。
【0030】
こうして、可動壁54は、ブースタの後方室を、2つの可動壁12及び54の間に画成され半径方向ダクト44が開口する作動室16と、第2可動壁及びブースタの後方壁52によって画成されブースタの作動室16及び前方室14から密封態様で隔離された制御室50とに区分する。
【0031】
制御室50は外部ダクト66によって二位置三方ソレノイド弁68に接続されており、この弁の位置は、自動制動モードでの作動をもたらすことを必要とする車両の作動又は姿勢パラメータを検出する検出組立体70により発せられる信号によって制御される。センサの多種の型式及び多数の実現性が前記先行技術に詳細に記載されている。ここで記載しておくべきことは、自動制動を指令する必要のある場合には、ソレノイド弁68がダクト66を大気圧Aに連通させるのに対し、他のすべての作動位相では、ソレノイド弁68がダクト66を部分真空源Vに連通させることであり、この部分真空源は、有益的には、管15に接続されたものと同じであり、例えば、車両エンジンの吸気系から取り出されるか、又は真空ポンプによって供給されてよい。
【0032】
上述したブースタが作動する態様は、容易に理解されよう。通常の作動位相では、すなわち自動制動指令が働いていないときには、第3室50は前方室14と同じ低圧力に常時保たれている。
【0033】
ブースタが休止位置にあるとき、三方弁40はダクト42及び44を介して前方室14と作動室16との連通を許容し、第3室50はこれら2つの室14及び16から隔離され、低圧源Vの低圧力を受ける。前記からわかるように、車両の運転者がブレーキペダルを踏み込むと、三方弁40がまず最初に前方室14と後方作動室16との連通を遮断し、それから作動ロッド34のまわりの環状空間を後方室16に連通させ、これにより可動壁12を横切る圧力差を生起し、ブースト力を生じさせる。
【0034】
後方室16内の圧力が、部分真空源Vにより供給される圧力に等しい第3室50内の一定の圧力よりも高いので、このことは、第2可動壁54が同じ圧力差を受け、従ってこの可動壁がブースタの後方壁52に対して休止するまで後方に押圧され、これによりブースタが正に普通のブースタのように働き、空気圧ピストン20の後方管状部分28が環状シール29及び57内を摺動することを意味する。
【0035】
運転者は、制動作用を終了しようとするとき、ブレーキペダルへの力を釈放して、プランジャ32を後退させ、大気と後方室16との連通を遮断しそして後方室を前方室14に連通させるように三方弁40を作動させる作用をなす。従って、これら2つの室14及び16内の圧力は等しくなり、ブースタは単一の図の上半分に示されている休止位置に戻ることができる。
【0036】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、大気圧Aを管66そして制御室50に連通せしめる。
【0037】
この時点で、ブースタが休止位置にある場合には、作動室16内の圧力は、低圧源Vにより前方室14に供給されダクト42及び44を介して連通される圧力である。従って、第2可動壁54は室16及び50内の圧力差を受け、この圧力差はその2つの面を横切って発揮され、前方に指向した力をこの可動壁54に発生する。
【0038】
従って、第2可動壁は、後方管状部分28の前部で空気圧ピストン20に形成した肩部72を介して、第1可動壁12を携行しながら前方へ移動する。それから、第1可動壁12はプッシュロッド38を携行し、このプッシュロッドはマスターシリンダを作動し、このマスターシリンダを車輪ブレーキに接続する流体回路内の圧力を増大させて、所望の自動制動作用をもたらす。
【0039】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動の終了を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、部分真空源Vをダクト66そして制御室50に連通せしめる。従って、第2可動壁54はもはや第1可動壁12に力を発揮せず、これ以降は、この可動壁はスプリング30の作用を受けるだけとなり、このスプリングは2つの可動壁12及び54を単一の図に示されている休止位置に戻す。
【0040】
この時点で、ブースタが作動している場合、すなわち車両の運転者が既に制動の最中である場合には、後方室16内の圧力は、前方室14内の部分真空と作動ロッド34のまわりの環状容積内の大気圧との間のどこかにあり、第1可動壁12は、既に前述したように、ブレーキペダルに加えられたブレーキ力に比例する量を第2可動壁54から離隔している。
【0041】
前記のように、制御室50内へ大気圧の空気を導入することは、前方に指向した力を第2可動壁54に生起する作用を有する。従って、第2可動壁54は、シール57を介して空気圧ピストン20の後方管状部分28上を摺動しながら、前方へ移動する。
【0042】
この移動中、第2可動壁54は、これと第1可動壁12との間に位置する容積を圧縮して、第1可動壁12の2つの面を横切って発揮される圧力差のわずかな増大を生じさせ、この可動壁のわずかな前方移動を生じさせる。
【0043】
作動室16内の圧力が制御室50内の大気圧以下の値に上昇する場合には、第2可動壁54の移動は、この可動壁が空気圧ピストン20の肩部72に対して休止するようになるまで継続し、それからは、2つの可動壁は、互いに対して休止しながら前方に移動して、最大ブースト力を与える。
【0044】
作動室16内の圧力が制御室50内の大気圧に等しい値に上昇する場合には、第1可動壁12に対する第2可動壁54の移動は、空気圧ピストン20の肩部72から所定の距離で中断し、それからは、2つの可動壁は一体となって前方に移動して、なおも最大ブースト力を与える。
【0045】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動の終了を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、部分真空源Vをダクト66そして制御室50に連通せしめる。
【0046】
それから、第2可動壁54は、2つの面を横切って発揮された圧力差から生じる後方に指向した力を受け、後面は、低圧源Vにより供給される低圧力を受け、前面は、自動制動モードでの作動を検出組立体70が指令する以前に作動室16内に存在していた中間の圧力を受ける。従って、第2可動壁54は、空気圧ピストン20の後方管状部分28上を摺動しながら、その後方休止位置へ戻る。
【0047】
従って、ブースタにより得られたブースト力は、この作動以前に有していた、運転者によりブレーキペダルに発揮された力に比例する値に再び戻る。
【0048】
従って、ソレノイド弁68が切換えられたときに三方弁40が占める位置とは無関係に、ブースタによって得られるブースト力は、自動制動モードでの作動で必要される最大ブースト力に等しい値で急速に確立されるようになることがわかる。この種の作動モードで起こることは、他の障害物に遭遇することなくソレノイド弁68によって直接に、大気圧が制御室50に伝達され又はこの室から排出されることである。従って、制御室50内の圧力は非常に急速に増大減少し、制動時及び制動解放時の両方で最小応答時間を与えている。
【0049】
単一の図の下半分には、上述した実施例の変形例が示されており、上述したものと同一又は同等の要素には、“ダッシュ”加えて同一符号を付してある。
【0050】
この変形例では、第2可動壁54’は、環状シール57により空気圧ピストン20の後方管状部分28上を密封態様で摺動できる剛性ディスク56’を包含する。剛性ディスク56’は小径で、特に前述のディスク56の径よりも小さい径、例えばディスク56の径の約半分に等しい径を有する。
【0051】
剛性ディスク56’は、外周に環状リップ74を備えた第2の半硬質の変形可能な隔膜58’と組み合わされている。より詳細には、隔膜58’はディスク56’によりその全体に平坦な後面にわたって保持され、この面は外周縁部55’により画定されている。この縁部55’を越えると、隔膜58’は軸線X−X′を中心として切頭円錐形状をなしており、その小さい底辺はディスク56’の縁部55’により画定され、その大きい底辺は環状リップ74により画定されている。
【0052】
隔膜58’は作動条件に応じて多数の位置をとることができる。その休止位置では、隔膜58’はブースタの後方壁52’に対して休止する第1位置Iにある。
【0053】
前記実施例と同様に、この休止位置では、可動壁54’は、ブースタの後方室を、2つの可動壁12及び54’の間に画成され半径方向ダクト44が開口する作動室16と、第2可動壁54’及びブースタの後方壁52’によって画成される制御室50’とに区分する。
【0054】
この変形例に従って製作されたブースタが作動する態様は、既に前述した作動と同一である。通常の作動位相では、すなわち自動制動制御が働いていないときには、第3室50は前方室14と同じ低圧力に常時保たれている。
【0055】
車両の運転者がブレーキペダルを踏み込むと、三方弁40がまず最初に前方室14と後方作動室16との連通を遮断し、それから作動ロッド34のまわりの環状空間を後方室16に連通させる。こうして生起された圧力差は、一方においては、第1可動壁12を横切って作用してブレーキブースト力を発生し、他方においては、第2可動壁54'を横切って作用して、この可動壁がその休止位置においてブースタの後方壁52'に対して休止することを確実なものとする。
【0056】
後方室16内の圧力は、部分真空源Vにより供給される圧力に等しい第3室50’内の一定の圧力よりも高いので、このことは、第2可動壁54’が同じ圧力差を受け、従ってこの可動壁がブースタの後方壁52’に対して休止するように後方に押圧されることを意味する。ブースタは普通のブースタのように働き、空気圧ピストン20の後方管状部分28は環状シール29及び57内を摺動し、可動壁54’は静止したままである。
【0057】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、大気圧Aをダクト66そして制御室50に連通せしめる。
【0058】
この時点で、ブースタが休止位置にある場合には、作動室16内の圧力は、低圧源Vにより供給される圧力である。従って、第2隔膜58’は、その2つの面を横切って発揮される室16及び50’内の圧力差を受け、この圧力差は、前方に指向した力をこの第2隔膜58’に発生する。
【0059】
従って、第2隔膜58’は変形して、第2位置IIをとり、環状リップ74は前方に移動して、皿形ワッシャのように、第1可動壁12に対して即座に休止するようになる。この時点では、制御室50’内の圧力は増大でき、このことは、前記実施例と同様に、第2可動壁54’が空気圧ピストン20に形成した肩部72により第1可動壁12を携行し、これにより、マスターシリンダMを作動させて、このマスターシリンダを車輪ブレーキに接続する流体回路内の圧力を増大させることを意味する。
【0060】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動の終了を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、部分真空源Vをダクト66そして制御室50’に連通せしめる。それから、スプリング30の作用が支配的となり、2つの可動壁12及び54’をそれらの休止位置へ戻し、その後、第2可動壁が位置IIから位置Iへ切換わり、従って、ブースタは単一の図の下半分に示されている形態に戻る。
【0061】
この時点で、ブースタが作動している場合、すなわち、後方室16内の圧力が前方室14内の部分真空と大気圧との間のどこかにあり、しかも、第1可動壁12が、ブレーキペダルに加えられたブレーキ力に比例する量を第2可動壁54’から離隔している場合には、制御室50’内へ大気圧の空気を導入することは、前記と同様に、前方に指向した力を第2可動壁54’に生起する作用を有する。
【0062】
従って、第2隔膜58’は変形し、環状リップ74が前方に移動してディスク56’に対して前方の位置にある第1可動壁12に対して休止するようになる位置をとり、従って、位置IIにあるときの半頂角よりも小さい半頂角をもつ切頭円錐形状をとる。この瞬間では、制御室50’はそれ自体作動室16から隔離され、大気圧に等しい値の圧力がこの室内に確立されるようになる。従って、この結果、前記実施例と同様に、第2可動壁54’は第1可動壁12に向かって前方へ移動でき、リップ74はこの可動壁上を摺動して位置IIへ戻る。
【0063】
それから、第2可動壁54’は空気圧ピストン20の肩部72に対して休止するようになり、そして第1可動壁12を携行して、マスターシリンダMを作動させ、このマスターシリンダを車輪ブレーキに接続する流体回路内の圧力を増大させる。
【0064】
前記からわかるように、この移動中、第2可動壁54’は、これと第1可動壁12との間に位置する容積を圧縮して、第1可動壁12の2つの面を横切って発揮される圧力差のわずかな増大を生じさせ、この可動壁のわずかな前方移動を生じさせる。
【0065】
作動室16内の圧力が制御室50’内の大気圧に等しい値に上昇する場合には、第1可動壁12に対する第2可動壁54’の移動は、空気圧ピストン20の肩部72から所定の距離で中断し、それからは、2つの可動壁は一体となって前方に移動して、なおも最大ブースト力を与える。
【0066】
検出組立体70は、自動制動モードでの作動の終了を指令すると、ソレノイド弁68を切換えて、部分真空源Vをダクト66そして制御室50’に連通せしめる。
【0067】
従って、第2隔膜58’は、その2つの面を横切って発揮された圧力差から生じる後方に指向した力を受け、後面は、低圧源Vにより供給される低圧力を受け、前面は、自動制動モードでの作動を検出組立体70が指令する以前に作動室16内に存在していた中間の圧力を受ける。従って、第2隔膜58’のリップ74は後退してブースタの後方壁52’に休止し、空気圧ピストン20の後方管状部分28上を摺動しながら、その後方休止位置へ戻る。
【0068】
ここでも、ソレノイド弁68が切換えられたときに三方弁40が占める位置とは無関係に、ブースタによって得られるブースト力は、自動制動モードでの作動で必要される最大ブースト力に等しい値で急速に確立されるようになることがわかる。前述の実施例におけると同様に、この変形例で起こることは、他の障害物に遭遇することなくソレノイド弁68によって直接に、大気圧が制御室50’に伝達され又はこの室から排出されることである。従って、制御室50’内の圧力は非常に急速に増大減少し、制動時及び制動解放時の両方で最小応答時間を与えている。
【0069】
この変形例の特有の利点は、ブースタケーシングの3つの部品の間で2つのクリンプ結合を有する必要がなく、さらに、外部ダクト66を付設するだけの変更で従来のブースタの後方壁を使用することが可能であることである。
【0070】
従って、空気圧ブースタは、実際に、ブースタが休止位置にあるか否かにかかわりなく自動制動モードでの作動を可能にし、しかも、大気圧の空気が空気圧ソレノイド弁68以外の障害物に遭遇することなしに制御室に導入されるため、自動制動モードでの作動時又は自動制動に続く制動解放時における応答時間が最小値に短縮されるようになっている。この種のブースタは、従来のブースタに最小限の変更を施すだけで得ることができ、このことは、最大限の数の従前に設計された構成部品が再設計の必要なしで使用できることを意味する。従って、ブースタの性能がこれらの変更によって悪影響を及ぼされることはなく、ブースタはあらゆる状況において信頼性が高いものである。
【0071】
勿論、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、当業者には自明の多種の方法で変更することができる。従って、例えば、本発明は、図示のようにな単一のブースタあるいはタンデム型のブースタあるいは付加の室を備えたブースタにも同様に容易に適用できる。また、本発明は、図示のように反動ディスクを装備したブースタあるいは流体的、機械的又は空気圧反力を備えたブースタにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って製作した空気圧ブレーキブースタをこの図の下半分に示す縦断面図で、この図の上半分は前記文献に記載したブースタを示している。
Claims (2)
- 後方壁(52,52’)及び前方壁(64)を有し、且つ、少なくとも第1可動壁構造体(12)によって、低圧源(V)に常時接続される前方室(14)と、三方弁装置(40)によって前方室(14)又は高圧源(A)に選択的に接続される後方室(16)とに密封態様で区分されている剛性ケーシング(10)を包含するブースタであって、この弁装置が、プランジャ(32)に固着された作動ロッド(34)によって作動され、第1可動壁構造体(12)がケーシング(10)の後方壁(52,52’)の開口内を密封態様で摺動できる空気圧ピストン(20)に固着され、三方弁装置(40)が、前方室(14)に接続される第1通路(42)と、後方室(16)に接続される第2通路(44)と、高圧源(A)との連通を制御し、第1通路(42)及び第2通路(44)が共に空気圧ピストン(20)に形成されており、二位置三方ソレノイド弁(68)が、低圧源(V)に接続される第1入口と、高圧源(A)に接続される第2入口と、後方室に接続される出口とを有し、このブースタが、第1可動壁構造体(12)とは独立して、第1可動壁構造体(12)と後方壁(52,52’)との間に配設された第2可動壁構造体(54,54’)を包含しており、この第2可動壁構造体が、後方室を、第1可動壁構造体(12)及び第2可動壁構造体(54,54’)により画成される作動室(16)と、第2可動壁構造体(54,54’)及び後方壁(52,52’)により画成される制御室(50,50’)とに区分し、空気圧ピストン(20)の第1通路(42)が前方室(14)に開口し、第2通路(44)が作動室(16)に開口する一方、ソレノイド弁(68)の出口が、制御室(50,50’)に開口するダクト(66)に接続され、空気圧ピストン(20)が第2可動壁構造体(54,54’)に対して自由に摺動できるようにこの構造体を密封的に貫通し、空気圧ピストン(20)が停止部(72)を有していて、第2可動壁構造体(54,54’)が前方に押圧されたときに空気圧ピストン(20)を携行するようにこの停止部に対して休止できる空気圧ブレーキブースタにおいて、第2可動壁構造体(54’)が、小径の剛性ディスク(56’)と、剛性ディスク(56’)上に装架された変形可能な環状隔膜(58’)とを包含し、この環状隔膜(58’)が、ソレノイド弁(68)の出口を低圧源(V)に接続する休止時にとる第1形状(I)と、ソレノイド弁(68)の出口を制御室(50’)及び高圧源(A)に連通できる時にとる第2形状(II)との間で弾性的に変形でき、変形可能な環状隔膜(58’)が、その外周部に、その第1形状(I)にあるときにはケーシング(10)の後方壁(52’)に密封態様で相互作用でき、その第2形状(II)にあるときには第1可動壁構造体(12)に密封態様で相互作用できる環状リップ(74)を装備していることを特徴とする空気圧ブースタ。
- 請求項1記載の空気圧ブースタにおいて、第2可動壁構造体(54’)の剛性ディスク(56’)の径が第1可動壁構造体(12)の径の約半分に等しいことを特徴とする空気圧ブースタ。
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