JP4457461B2 - 重ね合わせ測定装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば半導体ウエハなどの検査対象物上の重ね合わせマークを観察して層間マークの位置ズレを検出する重ね合わせ測定装置およびその測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウエハに半導体パターンを形成するリソグラフィ工程では、異なったパターンが形成された複数のレチクルが使用される。まず、1層用のパターンが形成されているレチクルを透過するパターンの像でウエハの第1層レジストを露光して現像する。次いで、2層用のパターンが形成されているレチクルを透過するパターンの像で、第1層パターンの上に塗布されている第2層レジストを露光して現像する。このような露光現像処理を複数回行ってウエハに所定のパターンが形成される。このようなリソグラフィ工程にあっては、下層と上層のパターン、たとえば第1層のパターンと第2層のパターンを正しい位置関係で形成する必要がある。
【0003】
上下層のそれぞれのパターンが形成されているレチクルには、本来のパターンに加えて重ね合わせマークも形成されている。下層パターンが形成されたウエハ上に上層パターンを形成したとき、下層パターンと上層パターンとが正しい位置関係で形成されていれば、上下2層の重ね合わせマークの相対位置関係、すなわち位置ズレは所定の誤差範囲となる。
【0004】
上層パターンの現像が終了するごとに、重ね合わせ測定装置により上記相対位置関係を計測し、所定の誤差範囲から逸脱したウエハは不良品とする。上記重ね合わせ測定装置は、たとえば、照明光源と、照明光源からの照明光を重ね合わせマーク上に照射する照明光学系と、照明された重ね合わせマークの反射光をCCDのような撮像装置に結像させる結像光学系と、撮像装置からの検出信号に所定の処理を施して上述した重ね合わせ誤差を検出する信号処理系とを備えている。
【0005】
ところで、上記重ね合わせ測定装置では、次のような現象に基づいて測定誤差が発生する。
(1)照明光学系および結像光学系で構成される測定光学系それ自身が有する光軸に非回転対称なコマ収差が存在する。
(2)照明光学系によりウエハ上に入射する照明光の入射角度が垂直でないことによる照明テレセン誤差がある。
(3)ウエハから撮像装置へ反射光が導かれる光路内で反射光は一部ケラレ、反射光束の一部が撮像装置に入射しないことによるケラレ誤差がある。
【0006】
以上の(1)〜(3)の現象は一例である。これらの誤差要因は測定装置の使用時間に依存して変動して、誤差が大きくなる。そこで、重ね合わせ測定装置が有する上記のような測定誤差を定期的に計測して調整する必要がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来は、不良品が発生する割合が多くなったときに測定誤差がある程度以上大きくなったと判断する。このとき、通常の検査作業をいったん中断してメンテナンス作業に移行し、上述した測定誤差の要因となる光学系の精度を計測し、その計測結果に基づいて光学系を調整して精度を所定値以上に設定している。すなわちこのメンテナンス作業では、計測マークが設けられた計測用標準ウエハをステージ上に載置し、上述した精度を計測する。そして、計測結果に基づいて、上記(1)〜(3)の要因を取り除く調整作業を行う。このように、通常の検査作業を中断した上で、上述した精度を測定して調整作業を行うため、全体としての装置の使用効率が悪化するという問題がある。このような問題は、アライメント光学系の光軸と測定光学系の光軸の間の距離、いわゆるベースライン距離についても同様である。
【0008】
本発明の目的は、測定誤差が所定以上に大きくなる前に所定のタイミングで光学系の精度を測定することによりスループットを向上させるようにした重ね合わせ測定装置及びその方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態の図9に対応づけて本発明を説明する。
(1)請求項1による重ね合わせ測定装置は、第1の基準マーク123Bと、前記第1の基準マークを内包し第1の基準マーク123Bよりも大きな第2の基準マーク123Aとを有する定数管理基準マーク123が設けられ、検査対象物21を載置する移動可能な載置台22Zと、照明光を出射する照明光源1と、載置台22Zの移動に伴い、照明光源1からの照明光を検査対象物21上の重ね合わせマーク20および定数管理基準マーク123のいずれかに照射する照明光学系1〜6と、照明された重ね合わせマーク20および定数管理基準マーク123のいずれか一方からの反射光を光電変換素子8上に結像させる結像光学系5〜8,11,24,25と、光電変換素子8からの検出信号に基づいて、2層に重なる重ね合わせマーク20の位置ズレを検出する位置ズレ検出装置9と、結像光学系5〜8,11,24,25の視野領域よりも広い視野領域を有するアライメント光学系31〜37と、載置台22Zの移動に伴い、定数管理基準マーク123の第1の基準マーク123Bを結像光学系で検出したときの載置台22Zの位置と、定数管理基準マーク123の第2の基準マーク123Aをアライメント光学系で検出したときの載置台22Zの位置とに基づいて結像光学系とアライメント光学系との軸間距離を計算する制御系MCとを備えることを特徴とする。
(2)請求項2による重ね合わせ測定装置は、請求項1に記載の重ね合わせ測定装置において、第1の基準マーク123Bは、第2の基準マーク123Aの中心に相似形状で形成されていることを特徴とする
(3)請求項1または請求項2のアライメント光学系で検査対象物21をアライメントした後、あらかじめ設定されている軸間距離だけ載置台22Zを移動して、重ね合わせマーク20を結像光学系の光軸AXに位置合わせして重ね合わせマークを測定する方法において、定数管理基準マーク123の第2の基準マーク123Aをアライメント光学系で検出し、そのときの載置台22Zの第1の位置を記憶し、定数管理基準マーク123の第1の基準マーク123Bを結像光学系で検出し、そのときの載置台22Zの第2の位置を記憶し、記憶された第1の位置と第2の位置とに基づいて軸間距離を計算し、今回計算された軸間距離と前回計算された軸間距離との差分を算出し、その差分をアライメント時の載置台22Zの移動量にフィードバックすることを特徴とする。
【0010】
以上の課題を解決するための手段の項では、実施の形態の図を用いて発明を説明したが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
本発明による重ね合わせ測定装置の第1の実施の形態を図1に基づいて説明する。上述したように、半導体製造のリソグラフィ工程では、下層と上層のパターン、たとえば第1層のパターンと第2層のパターンを正しい位置関係で形成する必要がある。そこで、上下層のそれぞれの回路パターンに加えて、重ね合わせマークも形成される。下層パターンが形成されたウエハ上に上層パターンを形成したとき、下層パターンと上層パターンの重ね合わせマークの位置ズレを測定し、上下2層の重ね合わせマークの相対位置関係、すなわち位置ズレが所定の誤差範囲であれば、良品として次工程へ搬送する。図1の重ね合わせ測定装置はこの位置ズレを測定するものである。
【0012】
図1は、本発明の第1実施の形態による重ね合わせ測定装置の構成を概略的に示す図である。図1では、重ね合わせ測定装置の光軸AXに平行にZ軸が、光軸に垂直な平面内において図1の紙面に平行な方向にX軸が、Z軸およびX軸に垂直な方向にY軸がそれぞれ設定されている。
【0013】
ウエハ21は、図示を省略したウエハホルダを介してZステージ22Z上においてXY平面とほぼ平行に支持されている。Zステージ22Zは、ステージ制御系SCによって、光軸AXに沿って駆動される。Zステージ22ZはXYステージ22XY上に支持されている。XYステージ22XYもステージ制御系SCによって、光軸AXに対して垂直なXY平面内において二次元的に駆動される。
【0014】
Zステージ22Zの上面には図2に示す位置に、シリコンウエハ製のX軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bが設けられている。X軸方向精度基準マーク23aは、図3(a)、(b)に示すように、シリコンウエハ上に所定の深さのラインマークLMをY軸方向に所定間隔で形成した位相パターンである。マークLMは、図3に示すように線幅3μm、ピッチ6μmの格子状マークであり、段差は照明光の中心波長のλ/8に相当する80nmである。Y軸方向精度基準マーク23bも同様に、シリコンウエハ上に所定の深さのラインマークLMをX軸方向に所定間隔で形成した位相パターンである。すなわち、あらかじめこのような精度基準マーク23a,23bを形成したシリコンウエハをZステージ22Z上に接着により取り付ける。こうした位相パターンは、たとえば投影露光装置で露光処理したシリコンウエハをエッチング処理することにより、所望の精度で正確な形状に形成することができる。
【0015】
図1に示す重ね合わせ測定装置は、照明光ALを供給するために、たとえばハロゲンランプのような光源1を備えている。光源1からの光は、たとえば図示しない光ファイバーのようなライトガイドを介して所定位置まで導かれる。ライトガイドの射出端から射出された照明光は、照明開口絞り10で制限された後、図1(b)に示すような断面形状S1を有する照明光束となってコンデンサレンズ2に入射する。
【0016】
コンデンサレンズ2を通過した照明光ALは、いったん集光された後、照明視野絞り(不図示)を介して照明リレーレンズ4に入射する。照明リレーレンズ4により平行光となった照明光ALは、ハーフプリズム5で下方へ反射された後、第1対物レンズ6に入射する。第1対物レンズ6で集光された照明光ALは、ウエハ21上に形成された重ね合わせマーク20を照明する。また、この照明光ALは、Zステージ22Z上のX軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bを照明する。すなわち、測定装置の結像光学系の光軸上に位置する種々の測定対象マークを照明することができる。重ね合わせ測定装置の測定誤差を定期的に計測するとき、測定対象マークはX軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bとなり、ウエハ21の上下層の重ね合わせマーク20の位置ズレを計測するとき、測定対象マークは重ね合わせマーク20となる。
【0017】
このように、光源1、照明開口絞り10、コンデンサレンズ2、照明視野絞り(不図示)、照明リレーレンズ4、ハーフプリズム5、および第1対物レンズ6は、測定対象マークに照明光を照射するための照明光学系を構成している。
【0018】
照明光ALに対する測定対象マークからの反射光は、第1対物レンズ6を介してハーフプリズム5に入射する。ハーフプリズム5で図中上方に透過する光は、第2対物レンズ7により1次結像面に測定対象マークの像を形成する。この像は第1結像リレーレンズ系24および第1結像リレーレンズ系25を介してCCD8に入射する。CCD8には、露光作業中はショットごとに重ね合わせマークの像が結像される。また、メンテナンス作業中はXおよびY軸方向精度基準マーク23a、23bの像が結像される。CCD8は、X軸方向及びY軸方向のパターンの位置を計測する必要があるから、画素並びがX軸及びY軸の各方向に延在するX軸領域とY軸領域とを有する。なお、第1結像リレーレンズ系24および第1結像リレーレンズ系25の平行光路中には、結像開口絞り11が配置されている。
【0019】
このように、第1対物レンズ6、ハーフプリズム5、第2対物レンズ7、第1結像リレーレンズ系24および第1結像リレーレンズ系25、および結像開口絞り11は、照明光に対する測定対象マークからの反射光に基づいてマーク像を形成するための結像光学系を構成している。
【0020】
こうして、CCD8のX軸領域とY軸領域のそれぞれの撮像面に結像された重ね合わせマーク20の像や精度基準マーク23a,23bの像は光電変換されてCCD8から出力される。CCD8からの出力信号は信号処理系9に供給され、信号処理系9において信号処理(波形処理)により得られる信号強度のプロファイルは図3(c)に示すようなものとなる。測定対象マークの位置情報は、主制御系MCに供給される。そして、主制御系MCにより、重ね合わせマークの位置ズレ演算や、後述する測定精度を表す指標βの演算、および測定誤差TISの演算が行われる。
【0021】
図4(a)、(b)は、上下の重ね合わせマーク20L、20Uの一例を示す図である。(a)に示されるように、上地重ね合わせマーク20Uと下地重ね合わせマーク20Lとの位置ズレは、両者の中心線CLUとCLLとのズレ量Rで示される。図5に示すように、たとえば第1〜第5ショットSR1〜SR5の重ね合わせマークについてそれぞれ重ね合わせズレ量Rを検出する。ここで、図5(b)は(a)に対してウエハを180度回転させた状態であり、この実施の形態では、図5(a)と図5(b)の2つの方向、すなわち0度方向と180度方向について、第1〜第5ショットSR1〜SR5の位置ズレを検出する。そして、次式(1)により、測定誤差TISを算出する。
TIS=(R0+R180)/2 (1)
R0は図5(a)に示す0度方向での位置ズレ量
R180は図5(b)に示す180度方向での位置ズレ量
【0022】
なお、実際はウエハ21上に設定されたすべてのショットに対して,X軸方向とY軸方向のズレ量RXとRYのそれぞれについて、式(1)で示される測定誤差TISを算出して、測定誤差TISが所定値以上のショットが発生すると露光不良と判定してウエハを不良品とする。そして、第1の実施の形態では、測定誤差TISがいつも所定値以下になるように、照明光学系と結像光学系の精度を、後述するいわゆるQZ法と呼ばれる調整方法により定期的に調整する。
【0023】
後述するように、照明開口絞り10は駆動系DC10により光軸に対する傾きや光軸方向の位置を調整され、照明テレセンを調整することができる。結像開口絞り11は駆動系DC11により光軸に対する傾きや光軸方向の位置を調整され、反射光束のケラレを調整することができる。第2対物レンズ7やリレーレンズ24は駆動系DC7や駆動系DC24により駆動され、結像光学系のコマ収差を補正することができる。これら駆動系DC10,11,7,24は主制御系MCに接続され、主制御系MCからの指令により駆動される。主制御系MCは、たとえばキーボードのような入力装置IPを介して、各駆動系に対する各種指令を出力してもよい。
【0024】
上述したように、Zステージ22上の精度基準マーク23a,23bはCCD8の計測方向に沿って周期的な位相変化を繰り返すデューティ比が1対1の位相パターンである。なお、後述する光学系の収差測定などにおいて鋭敏な検出感度を得るためには、位相パターンの反射振幅位相分布の位相変化量Φが、CCD8で検出する光束の中心波長に対して以下の式(2)を満足することが望ましい。
Φ=π(2n−1)/2(nは自然数) (2)
【0025】
図6は、位相パターン像の光強度に応じた信号Vを非計測方向に積分した積分信号ΣVを、計測方向Sに対してプロットした図であって、位相パターン像の非対称性の指標βを説明するための図である。第1の実施の形態では、位相パターンからなる精度基準マーク23a,23bの像がCCD8のX軸領域及びY軸領域の各撮像面にそれぞれ形成される。したがって、図6では、CCD8からの撮像信号Vを非計測方向に積分した積分信号ΣVを計測方向Sに対してプロットしている。
【0026】
図6に示すように、積分信号ΣVは、計測方向Sに沿って周期BP(B:結像光学系の倍率,P:Zステージ22上における位相パターンWMのピッチ)毎に変化する。第1の実施の形態では、位相パターン像の非対称性を定量化するために、積分信号ΣVの分布においてi番目(図6では2番目)の周期における図中左右の信号極小値(落ち込みエッジ部の信号値)をそれぞれViL及びViR(i=1,2,3・・・)とする。また、積分信号ΣVの両端部分を除き各周期に亘る全体領域において、信号の最大値および最小値をそれぞれVmaxおよびVminとする。
【0027】
そして、位相パターン像の非対称性の指標βを、次の式(3)に基づいて求める。
β=Σ{ViL−ViR/(Vmax−Vmin)}/n (3)
ここで、nは周期数であり、Σはi=1〜nまでの総和記号である。
【0028】
図7および図8は、主制御系MCの指令に基づきステージ制御系SCがZステージ22Zを適宜駆動して得られる各デフォーカス状態での位相パターン像の非対称性の指標βの変化とコマ収差や光軸ずれ等との関係を示す図である。結像光学系および照明光学系に残存収差がなくかつ光軸ずれも存在しない理想的な光学調整状態では、図7(a)において直線L1で示すように、デフォーカス量Zに依存することなく指標βは0である。
【0029】
また、照明光学系において物体面、すなわちウエハ面を照射する照明光ALの主光線がウエハ面の法線に対して傾斜している場合、すなわち照明テレセンがある場合には、図7(b)において直線L2で示すように、デフォーカス量Zに依存することなく指標βは一定のオフセット値Bをとる。このオフセット値Bは、物体面の法線に対する照明光の主光線の傾斜量すなわち照明テレセン量にほぼ比例する。
【0030】
結像光学系にコマ収差が存在する場合、図8(a)において直線L3で示すように、指標βはデフォーカス量Zに依存してほぼ線形的な変化を示す。そして、この直線L3の傾きCは、コマ収差量にほぼ比例する。また、結像光学系において結像光束のケラレが存在する場合、図8(b)において示すように、指標βはデフォーカス量Zの変化に応じて折れ線、あるいは破線で示すような湾曲した曲線L4で示すような変動を示す。そして、この折れ線または湾曲線L4の折れ曲がり量Dは、結像光束のケラレ量にほぼ比例する。
【0031】
こうして、位相パターン像をデフォーカスさせて得られる指標βとデフォーカス量Zとの関係から、オフセット値Bにより照明テレセンを、傾きの値Cによりコマ収差を、折れ曲がり量Dから光束ケラレをそれぞれ求めることができる。
【0032】
また、上述の説明において、位相パターン像を検出する領域を所望の範囲に限定してもよい。すなわち、式(2)において、i=1〜nの範囲を限定してもよい。このように限定することにより、物体面上の任意の位置における被検光学系(照明光学系と結像光学系)の照明テレセン、光束ケラレ、コマ収差を検査することができる。更に、視野の各点に対して上述の検査を行うことにより、例えば検出視野内の偏心コマ収差と像高コマ収差とを判別したりすることが可能になる。また、照明テレセンや光束ケラレに関しても同様である。
【0033】
以上、位相パターン像をデフォーカスしながら位相パターン像のエッジの非対称性の指標βを計測することにより、被検光学系の光束ケラレ、照明光の傾斜、すなわち、照明テレセンに加え、コマ収差を計測することについて説明した。次に、これらの検査情報(検出結果)に基づいて行われる補正や調整、すなわち被検光学系の収差に関する調整の方法や、照明テレセンに関する照明開口絞りの位置調整の方法、反射光のケラレに関する結像開口絞りの位置調整の方法について説明する。
【0034】
まず、照明テレセン(照明光の傾斜)の調整を行うには、照明開口絞り10の位置調整を行う。具体的には、図7(b)に示すオフセット値Bがゼロとなるように、駆動系DC10を介して照明開口絞り10を光軸に対して垂直方向または並進方向にトライアンドエラー方式で適宜駆動し、最適値を決定する。なお、コンデンサレンズ2と前段あるいは後段の光路中に、または照明リレーレンズ4とハーフプリズム5との間の光路中に、平行平面板を設けてもよい。この平行平面板を傾斜させることによって、照明テレセンの調整を行うことができる。
【0035】
結像光束のケラレの調整を行うには、結像開口絞り11の位置調整を行う。具体的には、図8(b)に示す折れ曲がり量Dが最小となるように、駆動系DC11を介して結像開口絞り11を光軸に対して垂直方向または並進方向にトライアンドエラー方式で適宜駆動し、最適値を決定する。なお、ハーフプリズム5と第2対物レンズ7との間の光路中に、またはリレーレンズ24とリレーレンズ25との間であって結像開口絞り11よりもウエハ21側の光路中に平行平面板を設けてもよい。この平行平面板を傾斜させることによって、結像光束のケラレ、すなわち反射光束のケラレ調整を行うこともできる。
【0036】
結像光学系の球面収差の補正を行うには、図8(a)に示す傾きCが最小となるように、例えば、第2対物レンズ7やリレーレンズ24を光軸に沿ってトライアンドエラー方式で適宜駆動し、最適値を決定する。あるいは、第2対物レンズ7とリレーレンズ24との間隔を変化させることにより、結像光学系の球面収差を補正することができる。また、Zステージ22を駆動してウエハ面と第1対物レンズ6との間隔を変化させることによっても、球面収差を制御することができる。ただしこの場合には、CCD8を光軸方向に適当に並進させることにより、CCD8の撮像面上での像のデフォーカス分を吸収しなければならない。
【0037】
なお、結像光学系の偏心コマ収差は、第2対物レンズ7やリレーレンズ24のレンズ系全体または一部のレンズを光軸に対して垂直に偏心駆動することにより補正が可能である。また、光軸上非点収差の補正を行うには、CCD8を光軸方向に沿って適宜移動させればよい。
【0038】
さらに、像高コマ収差、像面湾曲、像面傾斜などの収差は、光学設計上の考慮や製造上の管理で通常問題になることは少ない。しかしながら、結像光学系の一部のレンズ系のレンズタイプを変更して入れ替えたり、一部のレンズ系を偏心させたりすることにより、これらの収差も必要に応じて補正することができる。色収差の補正に関しても、これらの収差と同様である。
【0039】
以上説明したように、第1の実施の形態の重ね合わせ測定装置では、Zステージ22上にX軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bを設けている。ウエハ露光処理作業中に、たとえば、所定時間ごとに、ウエハの露光処理を中断してXYステージ22XYにより測定装置の光軸AX上に上記X軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bを位置決めする。その上で、Z軸ステージ22Zを主制御系MCの制御のもとで昇降して、図7(b)、図8(a)、(b)のそれぞれの値B、D、Cを計測する。これらの値がもっとも小さくなるように、駆動系DC10,11,7,24により、照明開口絞り10、結像開口絞り11、第2対物レンズ7、リレーレンズ24をトライアンドエラー方式で適宜駆動し、最適値を決定する。この駆動制御は、たとえば、主制御系MCの制御により全自動で行うこともできるし、一部作業者が入力装置IPにより手動で制御してもよい。
【0040】
このように、Zステージ22Z上に精度基準マーク23a,23bを設けたので、ウエハ露光処理作業を中断して、適宜、測定装置の光軸上に上記X軸方向精度基準マーク23aとY軸方向精度基準マーク23bを位置決めして測定誤差を測定する作業が簡単になる。すなわち、従来のように精度基準マークを有する標準ウエハをZステージ22上にセットして測定誤差を測定する方法では、標準ウエハの搬送、セット、位置決め、取り外し搬送などに時間を要するので、ウエハ露光処理作業を中断する時間が長くなる。そして、不良品の発生頻度が大きくなったときに精度を計測し調整していたので、不良品の発生頻度が大きくなり、全体としてのスループットが低下する。この点、第1の実施の形態のようにすれば、不良品の発生がなくなり、全体としてのスループットも向上する。
【0041】
−第2の実施の形態−
本発明による測定装置の第2の実施の形態を図9に基づいて説明する。図9は図1に示した重ね合わせ測定装置とそのアライメント光学系とを示している。重ね合わせ測定装置で重ね合わせマークを検出するとき、重ね合わせマークを測定装置の光軸AXに正しく位置決めするため、アライメント光学系でウエハ21をアライメントする。重ね合わせ測定装置は図1と同一であり説明は省略する。
【0042】
図9に示すアライメント光学系は、照明光AALを供給するために、たとえばハロゲンランプのような光源31を備えている。光源31からの光は、たとえば図示しない光ファイバーのようなライトガイドを介して所定位置まで導かれる。ライトガイドの射出端から射出された照明光は、コンデンサレンズ32に入射して1次結像面で結像する。この1次結像面には図9(c)に示すような形状の開口S2を有する照明視野絞り33が配設されている。
【0043】
照明視野絞り33で開口形状S2のように規定された照明光は、照明リレーレンズ34に入射する。照明リレーレンズ34により平行光となった照明光AALは、ハーフプリズム35で下方へ反射された後、第1対物レンズ36に入射する。第1対物レンズ36で集光された照明光AALは、ウエハ21上に形成されたアライメントマーク40を照明する。また、照明光AALは、Zステージ22Z上の定数管理基準マーク123を照明する。すなわち、照明光AALは、アライメント光学系の結像光学系の光軸AAX上に位置する種々の測定対象マークを照明することができる。また、定数管理基準マーク123は、重ね合わせ測定装置の結像光学系の光軸AX上に位置決めすることができるので、測定装置の照明光ALによっても照明される。定数管理基準マーク123については後述する。
【0044】
このように、光源31、コンデンサレンズ32、照明視野絞り33、照明リレーレンズ34、ハーフプリズム35、および第1対物レンズ36は、測定対象マークに照明光を照射するための照明光学系を構成している。
【0045】
照明光AALに対する測定対象マークからの反射光は、第1対物レンズ36を介してハーフプリズム35に入射する。ハーフプリズム35で図中上方に透過する光は、第2対物レンズ37によりCCD38の結像面に結像する。すなわち、CCD38の撮像面には測定対象マークの像が結像する。CCD38には、露光作業中はショットごとにアライメントマーク40の像が結像される。また、CCD38には、メンテナンス作業中は定数管理基準マーク123の像が結像される。CCD38の出力信号は信号処理系39に入力されて所定の信号処理が施され、露光作業中はアライメントマーク40の位置が検出される。メンテナンス作業中は定数管理基準マーク123の位置が検出される。メンテナンス作業中、定数管理基準マーク123は測定装置のCCD8でも撮像される。この場合、CCD8の出力信号を受けた信号処理系9は入力信号に対して所定の信号処理を施し、定数管理基準マーク123の位置を検出する。
【0046】
ここで、第1対物レンズ36、ハーフプリズム35、第2対物レンズ37は、照明光に対する測定対象マークからの反射光に基づいてマーク像を形成するための結像光学系を構成している。
【0047】
図10は定数管理基準マーク123を示す図である。図10に示すように、定数管理基準マーク123は、大きな十字マーク123Aと、大きな十字マーク123Aの中心に相似形状で形成された小さな十字マーク123Bとで構成されている。図10において、S11は測定装置の視野領域を示し、S21はアライメント光学系の視野領域を示す。そして、ウエハ21上のアライメントマーク40はたとえば十字形状の段差マークである。
【0048】
このようなアライメント光学系を付設する測定装置では、アライメント光学系の光軸AAXと測定装置の光軸AXとの軸間距離、すなわちベースライン距離をあらかじめ計測しておく。そして、重ね合わせマークの位置ズレ測定に際して、アライメント光学系のCCD38によりウエハ20上のアライメントマーク40を検出し、その検出結果に基づいてアライメントマーク40をアライメント光学系の光軸に正しく位置決めする。そして、あらかじめ定められているベースライン距離だけXYステージ22XYを移動する。これにより、ウエハ20上の重ね合わせマーク20が測定装置の光軸AXに正しく位置決めされる。
【0049】
上述したベースライン距離は経時変化する。そこで、Zステージ22Z上の定数管理基準マーク123により、定期的にベースライン距離を計測する。まず、定数管理基準マーク123をアライメント光学系の光軸AAX上に位置決めする。このとき、CCD38の出力信号に基づいて、大きな十字マーク123Aがアライメント視野S21の中心にくるようにXYステージ22XYでZステージ22Zを2次元移動する。すなわち、信号処理系39からの信号により、主制御系MC(図1参照)により、XYステージ22XYによるZステージ22Zの駆動量を計算し、ステージ制御系SC(図1参照)によりXYステージ22XYが移動する。そして、このXYステージ22XYの位置を図示しない位置検出装置が計測する。その後、XYステージ22XYを移動して、定数管理基準マーク123を測定装置の光軸AX上に位置決めする。
【0050】
このとき、CCD8の出力信号に基づいて、小さな十字マーク123Bが測定視野S11の中心にくるようにXYステージ22XYを移動する。すなわち、信号処理系9からの信号により主制御系MCがXYステージ22XYの駆動量を計算し、ステージ制御系SCによりXYZステージ22XYが移動する。そして、このXYステージ22XYの測定位置を図示しない位置検出装置で計測する。このようにして検出したアライメント位置と測定位置の差分がベースライン距離であり、先に決定されていたベースライン距離との差分が、以降の補正値となる。すなわち、検査処理中にアライメント位置から測定位置へZステージ22Zを移動する際に上記補正値がベースライン距離演算においてフィードバックされる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果が得られる。
(1)請求項1の発明では、検査対象物を載置する載置台に精度基準マークを設け、この精度基準マークを使用することにより、測定装置の光学系の精度を計測して調整する作業を短時間で行えるようにした。その結果、従来のように、測定誤差が大きくなってから専用の標準ウエハを使用して精度を測定して調整する場合に比べて、全体的なスループットを向上できる。
(2)載置台上に設けた定数管理基準マークを用いてアライメント光学系の光軸と重ね合わせ測定装置の光軸との間の距離を計測可能としたので、従来のように、定数管理基準マークが形成された標準ウエハを用いる場合に比べてスループットが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による重ね合わせ測定装置の第1の実施の形態を示す概略図
【図2】精度基準マークのZステージ上での位置を説明する図
【図3】精度基準マークの詳細を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は画像信号強度のプロファイル図
【図4】ウエハ重ね合わせマークを説明する図
【図5】ウエハ上におけるウエハ重ね合わせマークの配置例を模式的に示す図
【図6】CCDからの撮像信号を非計測方向に積分した積分信号ΣVを示す図
【図7】デフォーカス状態での位相パターン像の非対称性の指標βの変化と照明テレセンとの関係示す図
【図8】デフォーカス状態での位相パターン像の非対称性の指標βの変化とコマ収差や光軸ズレなどとの関係示す図
【図9】本発明による重ね合わせ測定装置にアライメント光学系を付設した第2の実施の形態を示す概略図
【図10】第2の実施の形態における定数管理基準マークの一例を示す図
【符号の説明】
1、31:ハロゲンパンプ 2、32:コンデンサレンズ
4,34,リレーレンズ 6,36:対物レンズ
8,38:CCD 9,39:信号処理系
10:照明系開口絞り 11:結像系開口絞り
20:重ね合わせマーク 21:ウエハ
22Z:Zステージ 22XY:XYステージ
23a,23b:精度基準マーク 25,37:結像レンズ
40:アライメントマーク 123:定数管理基準マーク
SC:ステージ制御系 MC:主制御系
Claims (3)
- 第1の基準マークと、前記第1の基準マークを内包し前記第1の基準マークよりも大きな第2の基準マークとを有する定数管理基準マークが設けられ、検査対象物を載置する移動可能な載置台と、
照明光を出射する照明光源と、
前記載置台の移動に伴い、前記照明光源からの照明光を前記検査対象物上の重ね合わせマークおよび前記定数管理基準マークのいずれかに照射する照明光学系と、
照明された前記重ね合わせマークおよび定数管理基準マークのいずれか一方からの反射光を光電変換素子上に結像させる結像光学系と、
前記光電変換素子からの検出信号に基づいて、2層に重なる前記重ね合わせマークの位置ズレを検出する位置ズレ検出装置と、
前記結像光学系の視野領域よりも広い視野領域を有するアライメント光学系と、
前記載置台の移動に伴い、前記定数管理基準マークの第1の基準マークを前記結像光学系で検出したときの前記載置台の位置と、前記定数管理基準マークの第2の基準マークを前記アライメント光学系で検出したときの前記載置台の位置とに基づいて前記結像光学系と前記アライメント光学系との軸間距離を計算する制御系とを備えることを特徴とする重ね合わせ測定装置。 - 請求項1に記載の重ね合わせ測定装置において、
前記第1の基準マークは、前記第2の基準マークの中心に相似形状で形成されていることを特徴とする重ね合わせ測定装置。 - 請求項1または請求項2のアライメント光学系で前記検査対象物をアライメントした後、あらかじめ設定されている軸間距離だけ前記載置台を移動して、前記重ね合わせマークを前記結像光学系の光軸に位置合わせして重ね合わせマークを測定する方法において、
前記定数管理基準マークの前記第2の基準マークを前記アライメント光学系で検出し、そのときの前記載置台の第1の位置を記憶し、
前記定数管理基準マークの前記第1の基準マークを前記結像光学系で検出し、そのときの前記載置台の第2の位置を記憶し、前記記憶された前記第1の位置と第2の位置とに基づいて、前記軸間距離を計算し、
今回計算された軸間距離と前回計算された軸間距離との差分を算出し、その差分を前記アライメント時の前記載置台の移動量にフィードバックすることを特徴と重ね合わせ測定方法。
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