JP4457278B2 - 織編物用消臭性木綿繊維紡績糸及びそれを用いた消臭性、風合い、色調に優れた木綿織編物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドレスシャツ、ブラウス、スポーツシャツ、肌着、寝具、作業服、ユニフォーム、カーテン、靴下、手袋等に用いられて消臭機能を発揮するセルロース系繊維紡績糸であり、更に該紡績糸を用いたそれらの繊維構造物及び繊維製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
セルロース繊維に消臭性を付与する試みは従来から各種提案されている。例えば、多孔質セラミック微粒子をシランカップリング剤で繊維内部に固定する方法(特開平6-116862号公報)、金属フタロシアニン化合物を固定する方法(特開昭61-258077号公報、特開昭62-6953号公報、特開平7-331596号公報)、硫酸第1鉄とL-アスコルビン酸を付与する方法(特開昭61-2961号公報)、天然のツバキ科植物からの抽出物を付与する方法(特公昭61-22978号公報)、カルボキシル化したセルロースを銅や亜鉛で金属錯体化する方法(特開昭63-270900号公報)、ポリアルデヒドカルボン酸ビニルポリマーを繊維素反応型樹脂に併用する方法(特開昭54-131099号公報)、メタクリル酸アルキルエステルの低重合体を付与する方法(特開昭63-28871号公報)が提案されている。
【0003】
しかしながら、多孔質セラミックス微粒子や金属フタロシアニンの如き水不溶性化合物はセルロース繊維にバインダー樹脂で固定するが加工布帛の風合い硬化を招くばかりでなく洗濯耐久性も十分でない欠点があった。また、アスコルビン酸や天然植物からの抽出物は加工に際しての熱処理で変質する等の欠点があり洗濯耐久性もなかった。一方、カルボキシル化したセルロースを銅や亜鉛等の金属で錯体化する方法は、洗濯耐久性はあるがカルボキシル化により布帛風合いが硬化する欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、織物、編物等の布帛にしても風合いが損なわれる事がなく、染色性に優れ、かつアンモニア、アミン化合物の様な塩基性低分子物や酢酸、イソ吉草酸等の低級脂肪酸に対しても優れた消臭効果を示すセルロース系繊維紡績糸及び繊維構造物、繊維製品を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する為に本発明の繊維構造物は次の構成を有する。すなわち、1.親水性ビニル系モノマーが5〜30重量%グラフト重合された木綿繊維と未加工木綿繊維とを紡績して得られた紡績糸であって、該紡績糸中のグラフト重合された木綿繊維の含有率が7〜60重量%含有し、塩基性低分子物と低級脂肪酸の両臭気物質に対し同時に消臭効果を示し、かつ、精練、漂白後、反応性染料または直接染料で先染めされてなることを特徴とする、織編物用消臭性木綿繊維紡績糸、及び2.前記紡績糸を用いたことを特徴とする、消臭性、風合い、色調に優れた木綿織編物である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。本発明における繊維は、木綿繊維である。
【0007】
本発明における織編物は、実質的に綿(わた)の状態で親水性ビニル系モノマーがグラフト重合された綿と未加工綿とを用いて紡績し、更には染色した紡績糸、該紡績糸を織物、編物等にしたものであり、その過程で木綿繊維以外の繊維を混用してもよい。木綿繊維以外の繊維としてはポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の合成繊維や、レーヨン繊維、トリアセテート繊維等の再生もしくは半合成繊維、シルク、羊毛等の天然繊維が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
【0008】
本発明におけるグラフト重合された木綿繊維は、綿の状態で親水性ビニル系モノマーが5〜30重量%グラフト重合された木綿繊維であり、アンモニア及びアミン化合物の様な塩基性低分子物と低級脂肪酸の両臭気物質に対し同時に消臭効果を示すものである。グラフト重合率が5重量%未満ではその効果は十分ではない。また、30重量%を超えると、綿の硬化や強伸度低下が起こり、後の紡績工程の工程通過が悪くなる。
【0009】
本発明における親水性ビニル系モノマーとしては、カルボン酸系ビニル化合物であり、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、クロトン酸、ブテントリカルボン酸等、及びこれらの金属塩があげられるがこれらが単独もしくは混合されて使用されても良い。この中でも使用上のことを考慮すると、メタクリル酸及びアクリル酸が好ましい。これを綿の状態のセルロース繊維に重合させるに際しては、これらモノマーと共に重合開始剤としては過酸化水素と2価鉄塩などのレドックス系、過硫酸カリウムやアンモニウムなどの過酸化物、2,2−アゾビス塩酸塩などのアゾ系重合開始剤、硝酸2アンモニウムセリウムなどのセリウム塩などが使用される。
【0010】
綿の状態で親水性ビニル系モノマーのグラフト重合の方法としては、木綿繊維をオーバーマイヤー加工機等の浴に浸漬して加熱処理するが、処理条件は通常50℃以上150℃以下で5min以上180min以下であり、好ましくは60℃以上120℃以下で30min以上120min以下である。雰囲気としては窒素ガス雰囲気が好ましい。その後、重合開始剤の失活処理と洗浄処理、油剤付与、乾燥処理が実施される。
【0011】
公知の織物、編物等の布帛の状態で親水性ビニルモノマーのグラフト重合を実施する方法では、風合い硬化が避けられず、また、反応性染料や直接染料等を用いて染色加工する場合、染料と繊維とのイオン反発するため、淡色化する傾向にある。さらに、生産性を考慮すると、染色時の色合わせが困難になる。しかしながら本発明の如く綿の状態で親水性ビニル系モノマーをグラフトした綿を混用する場合は、風合い硬化も少なく、淡色化傾向も少ない。
【0012】
カルボン酸系ビニルモノマーなどの親水性ビニルモノマーがグラフト重合された綿の混用率は、混用率が高くなるほど、カルボン酸[‐COOH]の量が多くなり、アンモニア及びアミン化合物の様な塩基性低分子化合物と酢酸、イソ吉草酸等の低級脂肪酸に消臭性機能の効果は大きくなるが、混用率が多すぎると風合いが硬くなり淡色化する。これらのことを考慮すると、グラフト重合された綿の混用率は通常7〜60重量%である。グラフト重合綿の混用された糸より成る布帛は通常の下晒、染色工程で処理される。
【0013】
次に、親水性ビニルモノマーがグラフト重合された綿が混紡された紡績糸の染色方法について説明する。染色機は一般的にオーバーマイヤー加工機が用いられるがこれに限定されるものではない。染料は一般的に反応性染料が用いられ、処理温度が30℃から120℃及び処理時間が10minから6hrである。好ましくは、処理温度が40℃から90℃及び処理時間が30minから2hrである。
【0014】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。実施例また比較例における繊維構造物及び繊維製品の評価方法は以下の通りである。
【0015】
アンモニア消臭率の測定方法:
テドラーバック(フッ化ビニリデンフィルム製)3Lに繊維5gを入れて密封し、さらに、窒素ガスを2L入れる。次に、アンモニアを100ppmの濃度になるようになるよう封入し、60min放置した後、ガス検知管を使用してアンモニア濃度を測定した。濃度の減少率から、アンモニアの消臭率を算出した。
【0016】
トリメチルアミン消臭率の測定方法:
テドラーバック(フッ化ビニリデンフィルム製)3Lに繊維5gを入れて密封し、さらに、窒素ガスを2L入れる。次に、トリメチルアミンを20ppmの濃度になるようになるよう封入し、60分間放置した後、ガス検知管を使用してトリメチルアミン濃度を測定した。濃度の減少率から、トリメチルアミンの消臭率を算出した。
【0017】
酢酸消臭率の測定方法:
テドラーバック(フッ化ビニリデンフィルム製)3Lに繊維5gを入れて密封し、さらに、窒素ガスを2L入れる。次に、酢酸を20ppmの濃度になるようになるよう封入し、60min放置した後、ガス検知管を使用して酢酸濃度を測定した。濃度の減少率から、酢酸の消臭率を算出した。
【0018】
イソ吉草酸消臭率の測定方法:
テドラーバック(フッ化ビニリデンフィルム製)3Lに繊維5gを入れて密封し、さらに、窒素ガスを2L入れる。次に、イソ吉草酸を20ppmの濃度になるようになるよう封入し、60分間放置した後、ガス検知管を使用してイソ吉草酸濃度を測定した。濃度の減少率から、イソ吉草酸の消臭率を算出した。
【0019】
染色性:
染色濃度、均一性を、通常綿織物を同じ条件で染色した場合を4段階評価法で評価した。
◎:染色濃度変わらず、均一に染色されている。
○:染色濃度がやや薄いが、ほどほど均一に染色されている。
△:染色濃度が薄く、均一に染色されていない。
×:染色濃度が大幅に薄い.均一性にも欠ける。
【0020】
風合い:
風合いが硬くなっているかの風合いの評価を8人の専門家による3段階評価法を採用し、その平均点で表示した。
◎:硬くない。
○:普通。
×:硬い。
【0021】
グラフト重合率(GT%)の測定:
反応前の絶乾重量(W0)から、グラフト重合し洗浄した後の絶乾重量(W1)への重量増加率から計算した。
グラフト重合率(GT%)=(W1−W0)×100/W0
【0022】
カルボン酸系ビニルモノマーがグラフト重合された繊維の製造方法:
精練処理した綿をメタクリル酸20.0g/l、硫酸第1鉄アンモニウム0.6g/l、過酸化水素0.3g/lの水溶液で浴比1:40、80℃×60minでオーバーマイヤー加工機を用いて、浸漬し処理した。この後、水洗、湯洗を繰り返した。この時のグラフト重合率は約10.15%であった。処理した綿を以下「GT綿」と呼ぶ。
【0023】
実施例1
「GT綿」の混率が50重量%、未加工綿の混率が50重量%から40番手の紡績糸を作成し、ブロード織物(経糸40番手の綿糸×緯糸40番手の綿糸/経糸密度 130本/inch×緯糸密度 70本/inch)を製織した。
【0024】
実施例2
「GT綿」の混率が25重量%、未加工綿の混率が75重量%から40番手の紡績糸を作成し、ブロード織物(経糸40番手の綿糸×緯糸40番手の綿糸/経糸密度 130本/inch×緯糸密度 70本/inch)を製織した。
【0025】
実施例3
「GT綿」の混率が10重量%、未加工綿の混率が90重量%から40番手の紡績糸を作成し、ブロード織物(経糸40番手の綿糸×緯糸40番手の綿糸/経糸密度 130本/inch×緯糸密度 70本/inch)を製織した。
【0026】
比較例1
「GT綿」の混率が70重量%、未加工綿の混率が30重量%から40番手の紡績糸を作成し、ブロード織物(経糸40番手の綿糸×緯糸40番手の綿糸/経糸密度 130本/inch×緯糸密度 70本/inch)を製織した。
【0027】
比較例2
「GT綿」の混率が5重量%、未加工綿の混率が95重量%から40番手の紡績糸を作成し、ブロード織物(経糸40番手の綿糸×緯糸40番手の綿糸/経糸密度 130本/inch×緯糸密度 70本/inch)を製織した。
【0028】
実施例1~3、比較例1~2で得られた紡績糸を精錬後、クロライト漂白し、反応染料でpH5で染色した。水酸化ナトリウム水溶液0.1g/lで、浴比1:40、室温×10minで処理し、繊維製品を得た。
【0029】
以上の実施例1〜3、比較例1〜2の織物について、染色性、風合い、アンモニア、トリメチルアミン、イソ吉草酸、酢酸の消臭率の結果を表1及び2に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】
親水性ビニルモノマーがグラフト重合されたセルロース系繊維を混用した紡績糸は、風合、消臭性、染色性に優れるため、風合及び消臭性に優れ、かつ色調に優れた繊維製品を提供することが出来る。
Claims (2)
- 親水性ビニル系モノマーが5〜30重量%グラフト重合された木綿繊維と未加工木綿繊維とを紡績して得られた紡績糸であって、該紡績糸中のグラフト重合された木綿繊維の含有率が7〜60重量%であり、塩基性低分子物と低級脂肪酸の両臭気物質に対し同時に消臭効果を示し、かつ、精練、漂白後、反応性染料または直接染料で先染めされてなることを特徴とする、織編物用消臭性木綿繊維紡績糸。
- 請求項1の紡績糸を用いたことを特徴とする消臭性、風合い、色調に優れた木綿織編物
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