JP4456483B2 - ウェルプレート供給収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、処理ステージに対し、多数のウェルプレートを順次供給し、処理済みのウェルプレートを順次収納するウェルプレート供給収納装置に係り、特に、蓋付きウェルプレートの取扱いを考慮したウェルプレート供給収納装置に関する。
例えば臨床診断等においては、所定数(例えば8個×12列,16個×24列など)のウェルが所定ピッチ毎に配列されたウェルプレートが用いられる。
この種のウェルプレートは、ウェルの各列毎あるいは全体にサンプルを一度に分注しておき、その後、インキュベータで培養したり、各種試薬分注後に分光光度計による光度を測定したり、特定のサンプルに対し多数の検査項目を同時に検査する等をする上で効果的である。
そして、最近では、作業効率を高めるという観点から、処理装置に隣接してウェルプレート供給収納装置を配設し、処理ステージに対して多数のウェルプレートを順次供給し、処理済みのウェルプレートを順次収納するようにしたシステムが既に提案されつつある。
ところが、ウェルプレートは、プレート本体上に開放された多数のウェルを具備したものであるため、例えばサンプルが分注された後に長時間放置されたような場合には、サンプル等の分注液が蒸発したり、あるいは、塵埃が混入したりする等の懸念が生ずる。
そこで、従来のウェルプレート供給収納装置にあっては、例えばウェルプレートの搬送路の途中にオートシーラーを配設し、このオートシーラーにより処理済みのウェルプレートの上面をフィルムにより覆うようにした技術が提案されている(例えば特開2002−31642号公報参照)。
しかしながら、この種のウェルプレート供給収納装置にあっては、装置内にオートシーラーを別途配設しなければならず、その分、装置スペースが嵩むばかりか、オートシーラーは消耗品であるため、オートシーラーの交換作業を定期的に行わなければならず、メンテナンス作業が面倒になるという技術的課題がある。
このような技術的課題を解決する手法としては、例えば着脱自在な蓋付きウェルプレートを採用する手法が既に提案されている。
この種の提案において、蓋付きウェルプレートのままでは、処理ステージでの処理ができないため、例えば供給塔内に、各セット単位毎の蓋付きウェルプレートをウェルプレートと蓋とに夫々別々に積載しておき、処理ステージでの処理が終了した処理済みのウェルプレートに対し蓋を順次被せるという手法が考えられる。
しかしながら、この種の手法にあっては、処理前に被っていた蓋と、処理後に被る蓋とが異なってしまう可能性が高い。
このような状況において、例えば蓋部分にウェルプレートの識別記号などが付されている場合には、もともとセット単位毎に蓋付きウェルプレートの組合せを決めていたにも拘わらず、この組合せが入れ替わることは検査の信頼性の点で望ましくない。
また、供給塔にウェルプレートを搭載する際に、最初から蓋がウェルプレートの下に配置されるように積載し、蓋とウェルプレートとをペアで取り出し、ウェルプレートに処理を施した後、収納塔に収納するようにし、もって、先に収納されるウェルプレートの下側に配置された蓋で後から収納されるウェルプレートを塞ぐようにする手法も考えられる。
しかしながら、ウェルプレートを搭載する際に、ウェルプレートから蓋をいちいち外しながら蓋とウェルプレートを順次積載していく作業は非常に面倒であり、供給塔へのウェルプレートの搭載作業性が悪い。
更に、ウェルプレートの搭載作業時においては、ウェルプレートと蓋とが衝合し易いため、ウェルプレートが損傷し易いばかりか、蓋の上にウェルプレートを積載することから、各セット単位毎のウェルプレートの高さ寸法が嵩んでしまう分、供給塔でのウェルプレートの搭載数が限られてしまう。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、蓋付きウェルプレートの搭載作業性を簡略化でき、しかも、処理ステージへの供給時若しくは処理ステージからの収納時におけるウェルプレートの信頼性を確保することができるウェルプレート供給収納装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、処理ステージSTを有する処理装置に隣接して設けられ、前記処理ステージSTに対し、多数のウェルプレート1を順次供給し、処理済みのウェルプレート1を順次収納するウェルプレート供給収納装置において、着脱自在な蓋付きウェルプレート1セット単位毎に多段配設可能に収納し且つ処理ステージSTに対し各ウェルプレート1を順次供給に供する供給塔3と、この供給塔3とは別に設けられると共に処理ステージSTに対して供給塔3を挟んで配置され、処理ステージSTによる処理済みのウェルプレート1を蓋付き状態で多段配設可能に収納する収納塔4と、供給塔3から供給される各ウェルプレート1を処理ステージSTに順次搬送し且つ処理ステージSTにて処理が終了したウェルプレート1を供給塔3を経由して収納塔4に順次搬送可能にするように、供給塔3、処理ステージST及び収納塔4相互間でウェルプレート1を搬送するプレート搬送手段5と、前記供給塔3内に設けられ、処理ステージSTに供給すべきウェルプレート1の蓋2を一時的に取り外し且つ処理ステージSTによる処理が終了したウェルプレート1に対し一時的に取り外した蓋2を被せる蓋着脱機構6とを備えたことを特徴とするものである。
このような技術的手段において、本件のウェルプレート供給収納装置は処理ステージSTにウェルプレート1を供給するものを前提としている。
ここで、処理ステージSTは、ウェルプレート1に対する処理が行われるステージを意味し、分注、洗浄等の各種処理部7を含む。
また、本件では、蓋付きウェルプレート1が使用できる態様であることを前提とする。
但し、蓋付きウェルプレート1の供給、収納だけを対象とするのではなく、必要に応じて蓋無しウェルプレート1の供給、収納をも可能に設計することが好ましい。
更に、本件は、供給塔3と収納塔4とを備えている態様を前提とするが、これらは必ずしも一つのユニットで構成する必要はなく、別ユニットである態様をも含む。
この場合において、供給塔3、収納塔4は、蓋付きウェルプレート1を多段配設可能に構成されていればよい。
ここで、「多段配設可能に」とは、蓋付きウェルプレート1以外の態様における多段配設の可能性を考慮したものである。
例えば供給塔3及び収納塔4は、蓋無しウェルプレート1をも多段配設可能であるように構築すればよい。
このとき、蓋着脱機構6による蓋2の着脱工程を使用しないようにすれば、蓋無しウェルプレート1の供給、収納も可能である。
尚、供給塔3、収納塔4には、多段配設される蓋付きウェルプレート1を支持する支持機構3a、4aが設けられる。
また、プレート搬送手段5は、ウェルプレート1を所定の経路に沿って搬送するものであれば、例えばウェルプレート1を搬送台5aで直接搬送したり、あるいは、コンベア等を利用して搬送する等適宜選定して差し支えないが、搬送台5aによる搬送方式を採用する態様にあっては、搬送制御を容易に行うという観点から、ウェルプレート1を上下方向及び水平方向に沿って搬送する搬送台5aを備えているものが好ましい。
更に、蓋着脱機構6とは、ウェルプレート1の蓋2を一時的に取り外し、かつ、処理済みのウェルプレート1に対して蓋2を被せるもの、要するに、ウェルプレート1に対してセットになる蓋2を着脱するものであれば適宜選定して差し支えない。
そして、蓋着脱機構6の配設箇所としては、供給塔3から処理ステージSTに至るウェルプレート1の搬送経路中であればよいが、省スペースという観点からすれば、本発明では、供給塔3内に設ける態様が採用されている。
また、蓋付きウェルプレート1の好ましい態様としては、ウェルプレート1の蓋2は、少なくとも一部がプレート本体より外側に張り出した形状を有している態様が挙げられる。
本態様によれば、蓋2の張り出し構造は、蓋着脱機構6による蓋2の一時的取り外しが容易になる点で好ましい。
更に、蓋着脱機構6は、供給塔3の支持機構3aとは別体に設けても差し支えないが、蓋着脱機構6の少なくとも一部は、供給塔3内に多段配設されるウェルプレート1の支持機構3aを兼用することが好ましい。
本態様によれば、ウェルプレート1の支持と蓋2の着脱とを一連の過程とすることで、機構の簡略化を図ることができる。
また、蓋着脱機構6の代表的態様としては、横方向に対して進退自在に設けられ、少なくとも供給すべきウェルプレート1の蓋2を係止支持する係止爪を備えている係止爪機構が好ましい。
この場合において、係止爪の数については適宜選定して差し支えないが、通常は安定支持するために少なくとも二箇所以上設けることがよい。
更に、係止爪機構については上下方向で一つの位置に設けるもの(一段構成)に限られず、複数の位置に設けるもの(複数段構成)であってもよい。
ここで、蓋着脱機構6の好ましい代表的態様としては、二段構成の係止爪機構が挙げられるが、これは、例えば横方向に対して進退自在に設けられ、供給すべきウェルプレート1の蓋2を係止支持する上側係止爪と、この上側係止爪の下方側に設けられ且つ上側係止爪とは別個独立に横方向に対して進退自在に設けられて蓋若しくは次に供給すべきウェルプレート1を係止支持する下側係止爪とを備えているようにすればよい。
そして、本態様においては、蓋着脱機構6の上側係止爪は、供給すべきウェルプレート1の蓋2を下側から支持し、下側係止爪は、蓋2又は次に供給されるべきウェルプレート1を横方向から支持するものであればよい。
この態様によれば、蓋着脱機構6の上側係止爪が供給塔3の支持機構3aを兼用したとしても、多段の蓋付きウェルプレート1を安定的に支持することができる。
また、このような二段構成の係止爪機構を用いれば、複数の蓋付きウェルプレート1形状に容易に対応することができ、汎用性を高めることができる。
また、一段構成の係止爪機構を使用する上で好ましいウェルプレート1構成としては、係止爪が係止可能な係止溝を備えている態様が挙げられる。
本発明に係るウェルプレート供給収納装置の概要を示す説明図である。 本発明が適用されたウェルプレート供給収納装置の実施の形態1の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の全体システムを示す説明図である。 (a)は、実施の形態1で用いられる蓋付きウェルプレートを示す説明図、(b)は、その断面説明図である。 実施の形態1で用いられる供給塔、収納塔における蓋付きウェルプレートの支持機構の概要を示す説明図である。 (a)は、支持機構で用いられる各係止爪のリンク機構の一例を示す平面説明図、(b)は、(a)中B方向から見た矢視図、(c)は、(a)中C方向から見た矢視図である。 実施の形態1で用いられる供給塔の支持機構を構成する上側係止爪、下側係止爪の進退範囲を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるプレート搬送機構を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動過程の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(1〜8)を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(9〜16)を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(17〜24)を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(25〜28)を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(29〜36)を示す説明図である。 実施の形態1に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(37〜42)を示す説明図である。 実施の形態2に係るウェルプレート供給収納装置の全体システムを示す説明図である。 実施の形態2で用いられる蓋付きウェルプレートを示す説明図である。 実施の形態2に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(1〜8)を示す説明図である。 実施の形態2に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(9〜14)を示す説明図である。 実施の形態2に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(15〜22)を示す説明図である。 実施の形態2に係るウェルプレート供給収納装置の作動工程(23〜28)を示す説明図である。
実施の形態1
図2は本発明が適用されたウェルプレート供給収納装置の実施の形態1を示す。
同図において、ウェルプレート供給収納装置20は、処理装置10に隣接して配設されている。
本実施の形態では、処理装置10としては例えばサンプル分注装置が用いられており、このサンプル分注装置10の処理ステージST(図3参照)にはサンプル分注具11が設けられている。
このサンプル分注具11は複数の分注ピペット12を備えており、このサンプル分注具11の下方側には可動テーブル13(図3,図8参照)を有し、この可動テーブル13上にウェルプレート100を搭載することで、ウェルプレート100を分注ピペット12の配列方向に直交する方向へ順次移動させ、連続分注処理を行うようになっている。尚、可動テーブル13は、図3及び図8に示すように、駆動モータ15及び駆動伝達機構16(例えばボールネジ機構など)を介して駆動され、かつ、ガイドレール17に沿って摺動自在に配設されている。
また、ウェルプレート供給収納装置20は、図2及び図3に示すように、筐体23の一部に、着脱自在な蓋付きウェルプレート100を各セット単位毎に多段配設可能に収納し且つ各ウェルプレート100を順次供給に供する供給塔21と、処理ステージSTによる処理済みのウェルプレート100を蓋付き状態で多段配設可能に収納する収納塔22とを備えている。
そして、筐体23内のうち、供給塔21、収納塔22の下方にはウェルプレート100の搬送スペースが確保されており、筐体23の処理装置10に隣接した部位には開口24が開設されている。
更に、本実施の形態において、供給塔21、収納塔22には蓋付きウェルプレート100が搭載される支持機構30,40が夫々設けられている。
ここで、供給塔21の支持機構30は、図3に示すように、例えば上下二段構成の係止爪31,32を有し、上側係止爪31を上側係止爪駆動機構33にて駆動し、一方、下側係止爪32を下側係止爪駆動機構34にて駆動するようにしたものである。
また、収納塔22の支持機構40は、図3に示すように、例えば一段構成の係止爪41を有し、この係止爪41を係止爪駆動機構42にて駆動するようにしたものである。
更に、本実施の形態において、筐体23内にはプレート搬送機構50が設けられており、このプレート搬送機構50は、上下及び水平方向に移動自在な搬送台51を有し、この搬送台51を搬送台駆動機構52にて駆動するようにしたものである。
そして、上側係止爪駆動機構33、下側係止爪駆動機構34、係止爪駆動機構42、搬送台駆動機構52は、制御装置60からの制御信号に基づいて駆動制御され、駆動対象である上側係止爪31、下側係止爪32、係止爪41、搬送台51を駆動する。
ここで、制御装置60としてはマイクロコンピュータシステムが用いられ、この制御装置60は、供給塔21からウェルプレート100の処理ステージSTへの供給、処理ステージSTでの処理、ウェルプレート100の収納塔22への収納に至る一連の動作プログラムを実行し、前記各駆動機構33,34,42,52及び処理装置10に対し所定の制御信号を送出するようになっている。
以下、各要素について詳細に説明する。
先ず、蓋付きウェルプレート100は、図4(a)に示すように、下端周縁にフランジ部102が形成されたプレート本体101を有し、このプレート本体101の上部に多数、例えば8個×12列のウェル103を凹設したものである。
そして、蓋105は、ウェルプレート100のフランジ部102を除くプレート本体101に着脱自在に被着されるものである。
これらの蓋付きウェルプレート100は、例えばポリエチレン等の合成樹脂を用いて構成される。
また、この蓋付きウェルプレート100の寸法関係を図4(b)に示す。
同図において、Lはウェルプレート100のフランジ部102以外のプレート本体101の長さ寸法、dは蓋105のプレート本体101(L部分)との間の突出寸法、gは蓋105の下端とプレート本体101のフランジ部102との間のギャップである。
また、本実施の形態において、上側係止爪31は、例えば図6(a)及び図8に示すように、蓋付きウェルプレート100の長さ方向両端縁を夫々二つ、合計四つ(31a〜31d)で安定支持するようになっている。
更に、上側係止爪駆動機構33は、図5及び図6(a)〜(c)に示すように、駆動モータ71にて駆動される駆動ギア列72を有し、この駆動ギア列72の例えば最下流ギア73の回転によって進退する駆動アーム74を設ける一方、この駆動アーム74の自由端と各上側係止爪31(31a〜31d)との間に連動リンク機構75を設けたものである。尚、最下流ギア73には揺動範囲を規制するための位置規制板76が設けられ、この位置規制板76に対向する部位には位置センサ77が設けられる。
本例において、連動リンク機構75は、例えば図6(a)〜(c)に示すように、ウェルプレート供給収納装置20の前後方向に延びる長尺な回転シャフト751と、この回転シャフト751と平行配置されて前後に分離した分離回転シャフト752,753とを有し、前記回転シャフト751の前後には上側係止爪31a,31bを支持アーム754を介して進退自在に支持し、また、分離回転シャフト752,753には夫々上側係止爪31c,31dを支持アーム754を介して進退自在に支持し、更に、回転シャフト751の両端には夫々連結レバー755を設けると共に、分離回転シャフト752,753の端部にも夫々連結レバー756を設け、更に加えて、前側及び後側における夫々の連結レバー755,756の自由端には夫々連結バー757,758の一端をピン連結すると共に、連結バー757,758の他端と回転連結バー759の軸を挟んだ部位とを夫々ピン連結したものである。
本実施の形態によれば、駆動ギア(最下流ギア)73の回転力が駆動アーム74に伝達されると、連結レバー755が揺動する。
すると、図6(b)に示すように、連結バー757、回転連結バー759及び連結バー758が矢印で示す方向に回転し、連結レバー756が連結レバー755と同期して接近あるいは離反する方向に揺動する。
このため、各連結レバー755,756の揺動により、回転シャフト751及び分離回転シャフト752,753が回転し、図6(c)に示すように、上側係止爪31(31a〜31d)が進退する。
また、下側係止爪32及び係止爪41も上側係止爪31と略同様の個数で略対応する位置に配設されており、夫々の駆動機構34,42も上側係止爪駆動機構33と略同様に構成されている。
ここで、上側係止爪31及び下側係止爪32の構成及び進退位置について検討してみるに、上側係止爪31は、図7に示すように、上端が水平で斜め下方に向けて傾斜するV字エッジ部311を有し、進出位置a1ではウェルプレート100又は蓋105をV字エッジ部311にて下側から支持し、後退位置b1ではウェルプレート100又は蓋105とV字エッジ部311と非接触配置されるようになっている。
一方、下側係止爪32は、図7に示すように、先端部にV字カットによる複数(本例では四つ)突起部321を有し、進出位置a2にてウェルプレート100のプレート本体101(フランジ部102以外)又は蓋105の周壁部を複数突起部321にて側方から支持し、後退位置b2ではウェルプレート100又は蓋105と複数突起部321と非接触配置されるようになっている。
このような二段構成の係止爪機構を用いれば、ウェルプレート100及び蓋105の形状変更にも容易に対応することができる。
尚、各係止爪31,32の進出位置、後退位置については上記基準に沿って適宜選定して差し支えない。
また、収納塔22の係止爪41は、供給塔21の上側係止爪31と略同様に構成されている。
更に、本実施の形態において、搬送台駆動機構52は、図8に示すように、搬送台51を水平方向に移動する水平移動機構53と、前記搬送台51を上下方向に昇降する昇降移動機構54とを備えている。
ここで、搬送台51は、矩形状台本体の各角部を削った変形八角形状に形成されており、各係止爪31,32,41とは非干渉な形状になっている。
また、水平移動機構53は、駆動モータ531によって駆動される駆動プーリ532及び適宜数の従動プーリ533に駆動ベルト534を掛け渡し、この駆動ベルト534にはガイドレール536に沿って摺動する可動フレーム535を固定すると共に、前記可動フレーム535上に搬送台51を搭載し、この搬送台51を所定の水平搬送方向に沿って移動させるようにしたものである。
一方、昇降移動機構54は、可動フレーム535上に駆動モータ541を搭載すると共に、この駆動モータ541からの駆動力を駆動伝達ギア542を介して昇降フレーム543に伝達し、この昇降フレーム543に前記搬送台51を連結固定し、昇降フレーム543を昇降させることで搬送台51を昇降動させるものである。
次に、本実施の形態に係るウェルプレート供給収納装置の作動について説明する。
尚、図10〜図15において、Aは搬送台、Bは上側係止爪、Cは下側係止爪、Dはウェルプレート、Eは蓋であり、斜線が付されたウェルプレートDは処理ステージSTによる処理が終了したものを示す。
今、図9及び図10に示すように、供給塔21内に蓋付きウェルプレート100(D+E)が各セット単位毎に多段配設されていると仮定する。
一方、搬送台51(A)は供給塔21の下方に位置する初期位置に配置されているとする。
先ず、搬送台51(A)が上昇移動する(図9(1)の工程)。
このとき、上側係止爪31(B)は進出位置、下側係止爪32(C)は後退位置に位置しており、図10(1)(2)の工程を経て搬送台51(A)が蓋付きウェルプレート100(D+E)の下端位置に到達する。
この段階で、図10(3)に示すように、上側係止爪31(B)が後退位置に移動した後、図10(4)に示すように、搬送台51(A)は下降移動を開始する(図9(2)の工程)。
すると、搬送台51(A)上の供給すべきウェルプレート100が上側係止爪31(B)を通過した段階で、上側係止爪31(B)が進出位置に移動し(図10(5)参照)、供給すべきウェルプレート100(D)の蓋105(E)が上側係止爪31(B)に係止され、搬送台51(A)上のウェルプレート100(D)から蓋105(E)が外れ、搬送台51(A)上には蓋無しウェルプレート100(D)のみが取り出される(図10(6)参照)。
このとき、搬送台51(A)の降下位置は初期位置よりも上方に配置される。
この後、搬送台51(A)は処理ステージSTに向かって移動し、処理ステージSTに至った段階で下降する(図9(3)(4)の工程,図10(8)参照)。
このとき、搬送台51(A)は可動テーブル13と干渉しないように、可動テーブル13の隙間部分をそのまま通過するため、可動テーブル13上にウェルプレート100(D)がセットされる。
この後、処理ステージSTにて例えばサンプル分注処理が行われる。
一方、搬送台51(A)は供給塔21の下方の初期位置に戻る(図9(5)の工程,図10(8)参照)。
この後、搬送台51(A)は再び上昇移動し、供給しているウェルプレート100(D)の蓋105(E)及び次のウェルプレート100(D)を1セットとして載置した時点で、上側係止爪31(B)が後退位置に移動し、搬送台51(A)は再び下降移動する(図9(1)(2)の工程,図11(9)〜(11)参照)。
そして、搬送台51(A)上の蓋105(E)が下側係止爪32(C)位置に到達した段階で、下側係止爪32(C)は進出位置に移動し、蓋105(E)を横方向から係止する(図11(12)〜(13)参照)。
しかる後、搬送台51(A)は初期位置に復帰する(図11(14)参照)。
このとき、蓋105(E)及び次のウェルプレート100(D)は下側係止爪32(C)にて支持される。
ここで、下側係止爪32(C)は横方向から支持するものであるが、蓋105(E)と次のウェルプレート100(D)の重量が軽いため、下側係止爪32(C)による支持にそれほど負荷はかからない。
このため、下側係止爪32(C)には横方向からソフトな荷重を与えればよく、蓋105(E)とウェルプレート100(D)への損傷は最小限に抑えられる。
そして、初期位置に復帰した搬送台51(A)は再び処理ステージSTに向かい、処理ステージSTにて上昇し、処理済みのウェルプレート100(D)を支持した後、供給塔21の下方位置へと復帰する(図9(3)(4)(5)の工程,図11(15)〜(16)参照)。
この後、搬送台51(A)は再び上昇移動し(図9(1)の工程)、搬送台51(A)上に載置されている処理済みのウェルプレート100(D)が下側係止爪32(C)に係止されていた蓋105(E)に当接するタイミングにて、下側係止爪32(C)が一旦後退位置に移動する(図12(17)〜(18)参照)。
しかる後、搬送台51(A)は下降移動し(図9(2)の工程)、次のウェルプレート100(D)が下側係止爪32(C)位置に到達したタイミングで、下側係止爪32(C)が進出位置に移動し、次のウェルプレート100(D)を横方向から係止する(図12(19)〜(20)参照)。
そして、搬送台51(A)は処理済みのウェルプレート100(D)に蓋105(E)を被せた状態で初期位置まで下降移動する(図12(21)参照)。
この後、搬送台51(A)は収納塔22の方に移動した後、上昇移動していき、蓋付きウェルプレート100(D+E)が係止爪41位置に到達した時点で、係止爪41が進出位置に移動し、搬入されてきた処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)を下側から係止支持する(図9(6)(7)の工程,図12(22)参照)。
しかる後、搬送台51(A)は下降移動し、供給塔21の初期位置に戻る(図9(8)(9)の工程,図12(23)参照)。
次いで、搬送台51(A)は再び上昇移動し、下側係止爪32(C)で係止支持されている次のウェルプレート100(D)に当接する位置に到達する(図9(1)の工程,図12(24)参照)。
すると、下側係止爪32(C)は後退位置に移動し、搬送台51(A)は供給すべきウェルプレート100(D)を下側係止爪32(C)から受け取り、下降移動し、初期位置に戻る(図9(2)の工程,図13(25)〜(26)参照)。
この後、搬送台51(A)は、処理ステージSTへとウェルプレート100(D)を供給した後、上述したのと同様な工程を経て、処理済みのウェルプレート100(D)を元に戻すと共に、蓋105(E)を被せ、収納塔22へと順次収納していく。
そして、図13(27)に示すように、上側係止爪31(B)に最後の1セットの蓋付きウェルプレート100(D+E)と処理ステージSTに供給されているウェルプレート100(D)のペアである蓋105(E)とが残ったとすると、上述したのと同様な工程を経て、処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)が収納塔22に収納され、しかる後、最後のウェルプレート100(D)が処理ステージSTに供給され、搬送台51(A)が初期位置に復帰し、図13(28)に示す状態になる。
この後、搬送台51(A)は上昇移動し、上側係止爪31(B)に係止保持されている蓋105(E)に当接する。
すると、上側係止爪31(B)は一旦後退位置に移動して蓋105(E)の係止状態を解除し、搬送台51(A)は蓋105(E)のみを載置した状態で下降する(図14(29)〜(31)参照)。
そして、蓋105(E)の位置が上側係止爪31(B)から外れた時点で、上側係止爪31(B)は進出位置へ移動し(図14(32)参照)、また、蓋105(E)の位置が下側係止爪32(C)位置に到達すると、下側係止爪32(C)が進出位置へ移動し、蓋105(E)を横方向から係止する(図14(33)〜(34)参照)。
この後、搬送台51(A)は初期位置に復帰した後、処理ステージST側に処理済みのウェルプレート100(D)を受け取りにいく(図14(35)〜(36)参照)。
そして、搬送台51(A)が処理済みのウェルプレート100(D)を載せたまま供給塔21の下方位置に戻ると、再び上昇移動する(図15(37)〜(38)参照)。
この後、処理済みのウェルプレート100(D)が下側係止爪32(C)に係止されている蓋105(E)に当接すると、下側係止爪32(C)が後退位置に移動し、搬送台51(A)上の処理済みのウェルプレート100(D)には蓋105(E)が被される(図15(39)参照)。
次いで、搬送台51(A)は処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)を載せたまま初期位置に復帰した後、収納塔22に向かい、収納塔22への収納工程を経た後、供給塔21の初期位置に復帰する(図15(40)〜(42)参照)。
実施の形態2
図16は本発明が適用されたウェルプレート供給収納装置の実施の形態2を示す説明図である。
同図において、ウェルプレート供給収納装置20の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、供給塔21の支持機構30が実施の形態1と異なるものになっている。
すなわち、本実施の形態では、供給塔21の支持機構30は、一段構成の係止爪31’(実施の形態1の上側係止爪31に相当)を有し、この係止爪31’を係止爪駆動機構35にて駆動するようにしたものである。
また、本実施の形態では、蓋付きウェルプレート100は、図17に示すように、下端周縁にフランジ部102が形成されたプレート本体101を有し、このプレート本体101の上部に多数、例えば8個×12列のウェル103を凹設したものであるが、前記フランジ部102には係止爪31’が係合可能な係止溝104を備えている。
更に、本実施の形態では、制御装置60は、供給塔21からウェルプレート100の処理ステージSTへの供給、処理ステージSTでの処理、ウェルプレート100の収納塔22への収納に至る一連の動作プログラムを実行し、前記各駆動機構35,42,52及び処理装置10に対し所定の制御信号を送出するようになっている。
尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
次に、本実施の形態に係るウェルプレート供給収納装置の作動について説明する。
尚、図18〜図21において、Aは搬送台、Bは係止爪、Dはウェルプレート、Eは蓋であり、斜線が付されたウェルプレートDは処理ステージSTによる処理が終了したものを示す。
今、図18に示すように、供給塔21内に蓋付きウェルプレート100(D+E)が各セット単位毎に多段配設されていると仮定する。
一方、搬送台51(A)は供給塔21の下方に位置する初期位置に配置されているとする。
先ず、搬送台51(A)が上昇移動する。
このとき、上側係止爪31’(B)は進出位置に位置しており、図18(1)(2)の工程を経て搬送台51(A)が蓋付きウェルプレート100(D+E)の下端位置に到達する。
この段階で、図18(3)に示すように、係止爪31’(B)が後退位置に移動した後、図18(4)に示すように、搬送台51(A)は下降移動を開始する。
すると、搬送台51(A)上の供給すべきウェルプレート100(D)が係止爪31’(B)を通過した段階で、係止爪31’(B)が進出位置に移動し(図18(5)参照)、供給すべきウェルプレート100(D)の蓋105(E)が係止爪31’(B)に係止され、搬送台51(A)上のウェルプレート100(D)から蓋105(E)が外れ、搬送台51(A)上には蓋無しウェルプレート100(D)のみが取り出される(図18(6)参照)。
このとき、搬送台51(A)の降下位置は初期位置よりも上方に配置される。
この後、搬送台51(A)は処理ステージSTに向かい、ウェルプレート100(D)を処理ステージSTに供給し(図18(7)参照)、処理ステージSTによる処理が終了した時点で、処理済みのウェルプレート100(D)を供給塔21の下方位置に戻す(図18(8)参照)。
次いで、搬送台51(A)は、処理済みのウェルプレート100(D)を載せたまま上昇移動し、係止爪31’(B)に係止されていた蓋105(E)に当接した後、ウェルプレート100(D)に蓋105(E)を被せた状態に至る(図19(9)参照)。
この後、係止爪31’(B)が後退位置に移動し、搬送台51(A)が下降移動し始め、処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)が係止爪31’(B)を上から下に通過した時点で、係止爪31’(B)が進出位置に移動し、次のウェルプレート100(D)を下側から係止支持する(図19(10)〜(11)参照)。
搬送台51(A)は処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)を載せたまま初期位置に復帰し、しかる後に、収納塔22に向かって移動し、収納塔22での収納処理を行った後、供給塔21の初期位置に復帰する(図19(12)〜(14)参照)。
この後、同様な処理工程を経て、ウェルプレート100(D)の処理ステージSTへの供給、収納塔22への収納処理が繰り返され、係止爪31’(B)には最後の蓋付きウェルプレート100(D+E)が残る。
この状態において、搬送台51(A)は再び上昇移動し、一旦蓋付きウェルプレート100(D+E)を載置した後、係止爪31’(B)が一旦後退位置に移動し、下降移動を開始する(図20(15)〜(18)参照)。
しかる後、係止爪31’(B)が進出移動し、係止爪31’(B)に蓋105(E)のみを係止させ、搬送台51(A)はウェルプレート100(D)のみを載置して下降する(図20(19)〜(20)参照)。
この後、搬送台51(A)は、処理ステージSTにウェルプレート100(D)を供給した後、処理済みのウェルプレート100(D)を供給塔21の下方位置に戻す(図20(21)〜(22)参照)。
そして、搬送台51(A)は処理済みのウェルプレート100(D)を載せたまま再び上昇移動し、ウェルプレート100(D)に係止爪31’(B)にて係止されている蓋105(E)を被せ、係止爪31’(B)を後退位置に移動させた状態で、下降移動して初期位置に戻る(図21(23)〜(26)参照)。
この後、搬送台51(A)は処理済みの蓋付きウェルプレート100(D+E)を収納塔22に向けて搬送し、収納塔22に収納した後に供給塔21の初期位置に復帰する(図21(27)〜(28)参照)。
産業上の利用の可能性
以上説明してきたように、本発明によれば、処理ステージに供給すべきウェルプレートの蓋を一時的に取り外し且つ処理ステージによる処理が終了したウェルプレートに対し蓋を被せる蓋着脱機構を具備させるようにし、更に、処理ステージに対する供給塔、収納塔のレイアウト並びにウェルプレートの蓋着脱動作及び搬送動作過程を工夫するようにしたので、供給塔内に蓋付きウェルプレートをセット単位毎に搭載することができるほか、処理ステージに対し蓋無しのウェルプレートを供給できると共に、処理ステージでの処理済みのウェルプレートに対しては蓋を被せた後に収納塔に収容することができる。
このため、蓋付きウェルプレートの搭載作業性を簡略化でき、しかも、処理ステージへの供給時若しくは処理ステージからの収納時におけるウェルプレートの信頼性を確保することができる。

Claims (8)

  1. 処理ステージを有する処理装置に隣接して設けられ、前記処理ステージに対し、多数のウェルプレートを順次供給し、処理済みのウェルプレートを順次収納するウェルプレート供給収納装置において、
    着脱自在な蓋付きウェルプレートセット単位毎に多段配設可能に収納し且つ処理ステージに対し各ウェルプレートを順次供給に供する供給塔と、
    この供給塔とは別に設けられると共に処理ステージに対して供給塔を挟んで配置され、処理ステージによる処理済みのウェルプレートを蓋付き状態で多段配設可能に収納する収納塔と、
    供給塔から供給される各ウェルプレートを処理ステージに順次搬送し且つ処理ステージにて処理が終了したウェルプレートを供給塔を経由して収納塔に順次搬送可能にするように、供給塔、処理ステージ及び収納塔相互間でウェルプレートを搬送するプレート搬送手段と、
    前記供給塔内に設けられ、処理ステージに供給すべきウェルプレートの蓋を一時的に取り外し且つ処理ステージによる処理が終了したウェルプレートに対し一時的に取り外した蓋を被せる蓋着脱機構とを備えたことを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  2. 請求項1記載のウェルプレート供給収納装置において、
    ウェルプレートの蓋は、少なくとも一部がプレート本体より外側に張り出した形状を有していることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  3. 請求項記載のウェルプレート供給収納装置において、
    蓋着脱機構の少なくとも一部は、供給塔内に多段配設されるウェルプレートの支持機構を兼用するものであることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  4. 請求項1記載のウェルプレート供給収納装置において、
    蓋着脱機構は、横方向に対して進退自在に設けられ、少なくとも供給すべきウェルプレートの蓋を係止支持する係止爪を備えていることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  5. 請求項1記載のウェルプレート供給収納装置において、
    蓋着脱機構は、横方向に対して進退自在に設けられ、供給すべきウェルプレートの蓋を係止支持する上側係止爪と、
    この上側係止爪の下方側に設けられ且つ上側係止爪とは別個独立に横方向に対して進退自在に設けられて蓋若しくは次に供給すべきウェルプレートを係止支持する下側係止爪とを備えていることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  6. 請求項記載のウェルプレート供給収納装置において、
    蓋着脱機構の上側係止爪は、供給すべきウェルプレートの蓋を下側から支持し、下側係止爪は、蓋又は次に供給されるべきウェルプレートを横方向から支持するものであることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  7. 請求項記載のウェルプレート供給収納装置において、
    ウェルプレートは係止爪が係止可能な係止溝を備えていることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
  8. 請求項1記載のウェルプレート供給収納装置において、
    供給塔及び収納塔は、蓋無しウェルプレートをも多段配設可能であることを特徴とするウェルプレート供給収納装置。
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