JP4455615B2 - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な半導体記憶装置及びその製造方法に関し、半導体記憶装置の中でも、特に、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
小型で大容量な不揮発性半導体記憶装置の需要が急増し、高集積化、大容量化が期待できるNAND型フラッシュメモリが注目されている。
NAND型フラッシュメモリの高集積化、大容量化を進めるためには、デザインルールを縮小することが必要となる。デザインルールを縮小するためには、配線パターン等の更なる微細化が必要となる。配線パターン等の更なる微細化を実現するには、非常に高度な加工技術が要求されるため、デザインルールの縮小が困難になってきている。
そこで、近年、メモリの集積度を高めるために、メモリセルを3次元的に配置した半導体記憶装置が多数提案されている(特許文献1乃至3参照)。
メモリセルを3次元的に配置した従来の半導体記憶装置の一つに、SGT(円柱型)構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置がある(特許文献1乃至3)。SGT(円柱型)構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置においては、ゲート電極となる多層のポリシリコン、及びそれら多層のポリシリコンを貫通して形成したピラー状の柱状半導体が設けられる。柱状半導体は、トランジスタのチャネル(ボディ)部として機能する。これらゲート電極及び柱状半導体を含む構成は、メモリストリングスと呼ばれる。
また、SGT(円柱型)構造においては、一つの柱状半導体を選択するため、柱状半導体の上部及び下部に、その長手方向と直交する方向に延びる選択ゲート線が配線される。各選択ゲート線は、その幅方向に各柱状半導体が収まるように形成される。なお、各選択ゲート線は、隣接する選択ゲート線と絶縁された状態で、所定のスペースを設けて配置されている。また、選択ゲート線のさらに上方には、選択ゲート線の長手方向及び柱状半導体の長手方向に直交する方向に延びるビット線が設けられる。ビット線と選択ゲートとの交点は、柱状半導体の上端に位置するように形成される。
ここで、例えば、リソグラフィの最小線幅を「F」とした場合を考える。柱状半導体の直径(幅)を「F」とすれば、その幅方向に各柱状半導体が収まるように形成された選択ゲート線は、「2F」の幅を有し且つ「F」のスペースで形成することができる(合わせて「3F」)。一方、ビット線は、「F」の幅を有し且つ「F」のスペースで形成することが可能となる(合わせて「2F」)。つまり、柱状半導体により構成される一つのチャネル部の占有面積は「6F」(2F×3F)となる。しかしながら、さらに、その占有面積を縮小することが望まれている。
特開2003−078044号 米国特許第5599724号 米国特許第5707885号
本発明は、メモリセルを3次元的に積層した構造であって、チップ面積を縮小することができる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスと、前記メモリストリングスの一端に接続された第1選択トランジスタとを有し、前記メモリストリングスは、基板に対して垂直方向に延びる柱状半導体と、前記柱状半導体の周りに絶縁膜を介して形成された複数の電荷蓄積層と、前記絶縁膜及び前記電荷蓄積層を介して前記柱状半導体と接してメモリトランジスタを構成する第1導電層とを有し、前記第1選択トランジスタは、前記柱状半導体の周りに第1ゲート絶縁膜を介して形成されて前記第1選択トランジスタのゲート電極として機能する第2導電層を有し、前記第2導電層は、前記垂直方向の第1位置にて前記基板と平行な方向に所定ピッチの第1の間隙を設けて配置され、且つ前記第1位置より上層の第2位置にて前記第1の間隙上に存在する第1の層間絶縁膜上に配置されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスと、前記メモリストリングスの一端に接続された第1選択トランジスタとを有し、前記メモリストリングスは、基板に対して垂直方向に延びる柱状半導体と、前記柱状半導体の周りに絶縁膜を介して形成された複数の電荷蓄積層と、前記絶縁膜及び前記電荷蓄積層を介して前記柱状半導体と接してメモリトランジスタを構成する第1導電層を有し、前記第1選択トランジスタは、前記柱状半導体の周りにゲート絶縁膜を介して形成されて前記第1選択トランジスタのゲート電極として機能する第2導電層を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、前記垂直方向の第1位置にて前記基板と平行な方向に所定ピッチの第1の間隙を設けて前記第導電層を形成する工程と、前記第1位置より上層の第2位置にて前記第1の間隙上に前記第2導電層を形成する工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、メモリセルを3次元的に積層した構造であって、チップ面積を縮小することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10の概略図を示す。図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10は、主として、メモリトランジスタ領域12、ワード線駆動回路13、ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14、ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15、センスアンプ16を有する。メモリトランジスタ領域12は、データを記憶するメモリトランジスタを有する。ワード線駆動回路13は、ワード線WLにかける電圧を制御する。ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14は、ソース側選択ゲート線SGSにかける電圧を制御する。ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15は、ドレイン側選択ゲート線(SGD)にかける電圧を制御する。センスアンプ16は、メモリトランジスタMTrmnから読み出した電位を増幅する。なお、上記の他、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10は、ビット線BLにかける電圧を制御するビット線駆動回路、ソース線SLにかける電圧を制御するソース線駆動回路を有する(図示略)。
また、図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10においては、メモリトランジスタ領域12を構成するメモリトランジスタMTrmnは、半導体層を複数積層することによって形成されている。また、図1に示すとおり各層のワード線WLは、ある領域で2次元的に広がっている。各層のワード線WLは、それぞれ同一層からなる平面構造を有している。
図2は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10のメモリトランジスタ領域12の一部の概略構成図である。第1実施形態においては、メモリトランジスタ領域12は、メモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mn、選択トランジスタSSTrmn及びSDTrmnからなるメモリストリングス100をm×n個(m、nは自然数)を有している。図2においては、m=3、n=4の一例を示している。
各メモリストリングス100のメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mnのゲートに接続されているワード線WL1〜WL4(第1導電層)は、それぞれ同一の導電層によって形成されており、それぞれ共通である。即ち、各メモリストリングス100のメモリトランジスタMTr1mnのゲートの全てがワード線WL1に接続されている。また、各メモリストリングス100のメモリトランジスタMTr2mnのゲートの全てがワード線WL2に接続されている。また、各メモリストリングス100のメモリトランジスタMTr3mnのゲートの全てがワード線WL3に接続されている。また、各メモリストリングス100のメモリトランジスタMTr4mnのゲートの全てがワード線WL4に接続されている。第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置10においては、図1及び図2に示すように、ワード線(WL1〜WL4)は、それぞれ、2次元的に広がっており、板状の平面構造を有している。また、ワード線(WL1〜WL4)は、それぞれ、メモリストリングス100に略垂直に配置されている。ワード線(WL1〜WL4)は、必ずしも完全な垂直でなくとも良い。すなわち、略垂直とは本発明の効果を得ることができる程度のばらつきを前提とするものである。
各メモリストリングス100は、半導体基板BaのP−well領域Ba1に形成されたn+領域の上に柱状の柱状半導体CLmn(図2に示す場合、m=1〜3、n=1〜4)を有している。各柱状半導体CLmnは、半導体基板Baから垂直方向に形成されており、半導体基板Ba及びワード線(WL1〜WL4)の面上においてマトリクス状になるように配置されている。つまり、メモリストリングス100は、柱状半導体CLmnに垂直な面内にマトリクス状に配置されている。なお、この柱状半導体CLmnは、円柱状であっても、角柱状であってもよい。また、柱状半導体CLmnとは、段々形状を有する柱状の半導体を含む。なお、柱状半導体CLmnの直径(幅)は、例えば、リソグラフィの解像度限界の長さ「F」とする。
次に、図2〜図4を参照して、ドレイン側選択ゲート線SGD、及びソース側選択ゲート線SGSの構成について説明する。図3は、メモリトランジスタ領域12の上面図であり、図4は、メモリトランジスタ領域12の断面図である。
図2〜図4に示すように、メモリストリングス100の上方には、柱状半導体CLmnと絶縁膜GIを介して接して選択トランジスタSDTrmnを構成するドレイン側選択ゲート線(導電層)SGDが設けられている。ドレイン側選択ゲート線SGDは、選択トランジスタSDTrmnのゲート電極となる。各ドレイン側選択ゲート線SGDは、「2F」の幅を有する矩形板状であり、所定ピッチの間隙を設けて互いに絶縁分離されストライプ状に配置されている。また、ドレイン側選択ゲート線SGDの幅方向の中心には、その中心を貫通して形成された直径(幅)「F」を有する柱状半導体CLmnが設けられている。
ドレイン側選択ゲート線SGDは、ワード線WL4の上方近傍に位置するドレイン側下部選択ゲート線SGDd(図2に示す場合SGDd1,2)(第導電層)と、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdの上方に位置するドレイン側上部選択ゲート線SGDu(図2に示す場合SGDu1,2)(第2導電層)とを有する。
ドレイン側下部選択ゲート線SGDdは、幅方向に「2F」の幅を有し、所定の「2F」の間隙を設けて配置されている。一方、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuは、幅方向に「2F」の幅を有し、所定の「2F」の間隙を設けて配置されており、且つ、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdの所定の「2F」の間隙の上方に配置されている。つまり、換言すれば、ドレイン側上部選択ゲート線SGDu及びドレイン側下部選択ゲート線SGDdは、互いに幅方向に「2F」ずれて配置されている。
また、図2〜図4に示すように、メモリストリングス100の下方には、柱状半導体CLmnと絶縁膜GIを介して接し選択トランジスタSSTrmnを構成するソース側選択ゲート線(導電層)SGSが設けられている。ソース側選択ゲート線SGSは、選択トランジスタSSTrmnのゲート電極となる。ソース側選択ゲート線SGSは、「2F」の幅を有する矩形板状であり、所定ピッチの間隙を設けて互いに絶縁分離されストライプ状に配置されている。また、ソース側選択ゲート線SGSの幅方向の中心には、その中心を貫通して形成された直径(幅)「F」を有する柱状半導体CLmnが設けられている。
ソース側選択ゲート線SGSは、ワード線WL1の下方近傍に位置するソース側上部選択ゲート線SGSu(図2に示す場合、SGSu1,2)(第2導電層)と、ソース側上部選択ゲート線SGSuの下方に位置するソース側下部選択ゲート線SGSd(図2に示す場合、SGSd1,2)(第導電層)とを有する。
ソース側上部選択ゲート線SGSuは、幅方向に「2F」の幅を有し、所定の「2F」の間隙を設けて配置されている。一方、ソース側下部選択ゲート線SGSdは、幅方向に「2F」の幅を有し、所定の「2F」の間隙を設けて配置されている。また、ソース側上部選択ゲート線SGSuは、ソース側下部選択ゲート線SGSdの所定の「2F」の間隙の上方に位置に配置されている。つまり、換言すれば、ソース側上部選択ゲート線SGSu及びソース側下部選択ゲート線SGSdは、互いに幅方向に「2F」ずれて配置されている。
なお、ソース側選択ゲート線SGSu/SGSd、又はドレイン側選択ゲート線SGDu/SGDdのいずれか一方は、ワード線WLと同様に板状の平面構造を有するものとすることも可能である。
次に、図4〜図6を参照して、第1実施形態におけるメモリストリングス100により構成される回路構成及びその動作を説明する。図5は、第1実施形態における一つのメモリストリングス100の回路図であり、図6は、第1実施形態における一つのメモリトランジスタMTrの断面図である。
図5に示すように、第1実施形態において、メモリストリングス100は、4つのメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mn並びに2つの選択トランジスタSSTrm及びSDTrmnを有している。これら4つのメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mn並びに2つの選択トランジスタSSTrmn及びSDTrmnは、それぞれ直列に接続されている(図5参照)。第1実施形態のメモリストリングス100においては、半導体基板Ba上のP−型領域(P−Well領域)Ba1に形成されたN+領域に柱状半導体CLmnが形成されている。そして、柱状半導体CLmnの周りに絶縁膜Iを介して形成されたワード線WL1〜WL4によって、複数の板状の電極E1〜E4が形成されている。これら電極E1〜E4と絶縁膜Iと柱状半導体CLmnとがメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mnを形成する。なお、絶縁膜Iは、電荷蓄積層として機能する絶縁膜(例えば、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化珪素膜の積層膜)である。例えば、絶縁膜Iが、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化珪素膜、所謂ONO膜である場合、窒化珪素膜に離散分布したSiNトラップに電荷が保持される。また、選択トランジスタSSTrmnのソースにはソース線SL(第1実施形態においては、P−Well領域Ba1のN+領域)が接続されている。また、選択トランジスタSDTrmnのドレインにはビット線BLと接続させるためのM0配線M0Lが形成されている。
図6に示すように、一つのメモリトランジスタMTrmnにおいては、絶縁膜Iを介して柱状半導体CLmnを取り囲むワード線(導電層)WLが制御ゲート電極として機能する。メモリトランジスタMTrのソースS及びドレインDは、柱状半導体CLmnに形成される。
上記構成を有する不揮発性半導体記憶装置10において、ビット線BL、ドレイン側選択ゲート線SGD、ワード線WL、ソース側選択ゲート線SGS、及びソース線SLの電圧は、ビット線駆動回路(図示略)、ドレイン側選択ゲート線駆動回路15、ワード線駆動回路13、ソース側選択ゲート線駆動回路14、ソース線駆動回路(図示略)によって制御される。すなわち、所定のメモリトランジスタMTrの電荷蓄積層(絶縁層I)に保持(トラップ)する電荷を制御することによって、データの読み出し、書き込み、消去を実行する。
以上のように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリトランジスタMTr1〜MTr4(メモリセル)を3次元的に積層した構造を有する。更に、ドレイン側選択ゲート線SGD(第2導電層)は、ドレイン側上部選択ゲート線SGDu、及びドレイン側下部選択ゲート線SGDdの2層を設けている。そして、ドレイン側上部選択ゲート線SGDu、及びドレイン側下部選択ゲート線SGDdは、互いの間隙に配置される。また、ソース側選択ゲート線SGS(第2導電層)は、ドレイン側選択ゲート線SGD(第2導電層)と同様の構成を有している。したがって、第1実施形態において柱状半導体CLmnの直径を「F」(リソグラフィの解像限界長さ)とすれば、メモリストリングス100の最小占有面積は、「4F」とすることが可能であり、従来における「6F」の最小占有面積よりも格段に小さくすることが可能となる。

[第2実施形態]
(第2実施形態の構成)
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。図7に示すように、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、主として、ゲート選択線SGD、SGSの上方及び側部を覆う絶縁膜UIを設けている点で第1実施形態の構成と異なる。絶縁膜UIは、例えば、シリコン窒化膜(SiN)からなる。このシリコン窒化膜は、ウェットエッチングに対してゲート選択線SGD、SGSを構成するアモルファスシリコン層よりも高い選択比を有する。なお、第2実施形態において、ソース側選択ゲート線SGSの領域においても、ドレイン側選択ゲート線SGDと同様の絶縁膜UIが設けられている。その他、第2実施形態に係る構成は、第1実施形態と同様であるため、同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
(第2実施形態の製造方法)
次に、図8〜図24を参照して、上述した第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法について説明する。ここでは、ドレイン側選択ゲート線SGDの製造方法についてのみ説明する。なお、ソース側選択ゲート線SGSは、ドレイン側選択ゲート線SGDと同様の製造方法であり、ワード線WL、及びメモリトランジスタMTrmnは従来と同様の製造方法なので、その説明を省略する。
先ず、図8に示すように、最上層のワード線WL4上に絶縁層21が形成された状態まで製造工程を進める。つまり、図8において、絶縁層21の下方(図8の下矢印で示すMTrmn)に、メモリトランジスタMTrmnの領域に相当する層が形成された状態とする。
次に、絶縁層21上にアモルファスシリコン層22を堆積させ、ボロン(B)を注入する。更に、その上に酸化膜23、シリコン窒化膜(SiN)24を堆積させ、図9に示すような状態とする。アモルファスシリコン層22は、上述したドレイン側下部選択ゲート線SGDdとなる。例えば、アモルファスシリコン層22の厚みは200nmであり、酸化膜22の厚みは15nmであり、シリコン窒化膜24の厚みは50nmである。
続いて、図10に示すように、リソグラフィ処理を行う。シリコン窒化膜24上に「2F」の幅で、「2F」のスペースを設けて(「4F]ピッチのラインアンドスペース)でストライプ状に、マスク材となるレジストをパターニングし、反応性イオンエッチング法(RIE:Reactive Ion Etching)によってシリコン窒化膜24、酸化膜23、アモルファスシリコン層22の一部を除去する。この工程によって、シリコン窒化膜24の表面から、絶縁層21の上面に達するトレンチT1が形成される。また、アモルファスシリコン層22は、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdの形状となる。例えば、「2F」とは、180nmである。
続いて、図11に示すように、化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)処理によって、トレンチT1の側壁、更にシリコン窒化膜24の表面に、シリコン窒化膜25を堆積させる。これらシリコン窒化膜24及びシリコン窒化膜25を合わせて、前述した絶縁膜UIを形成する。なお、トレンチT1の底面に堆積したシリコン窒化膜は、エッチング等により除去する。
次に、図12に示すように、酸化膜26を堆積させ、シリコン窒化膜25が表面となるように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)処理によって酸化膜26を平坦化する。この図12に示す工程によって、トレンチT1内は、酸化膜26にて埋め尽くされる。
続いて、酸化膜26及びシリコン窒化膜25上に、酸化膜(TEOS膜)27、アモルファスシリコン層28を堆積させ、アモルファスシリコン層28にボロン(B)を注入する。そして、アモルファスシリコン層28上に酸化膜(TEOS膜)29、シリコン窒化膜30を堆積させ、図13に示す状態とする。例えば、酸化膜(TEOS膜)27は50nm、アモルファスシリコン層28は200nm、TEOS膜29は15nm、窒化シリコン層30は50nmとする。
続いて、図14に示すように、リソグラフィ処理を行う。シリコン窒化膜30上に「2F」の幅、「2F」のスペースを設けて(「4F」ピッチのラインアンドスペース)でストライプ状に且つアモルファスシリコン層22(ドレイン側下部選択ゲートSGDd)の間隙上に位置に、マスク材となるレジストをパターニングする。そして、反応性イオンエッチング法(RIE:Reactive Ion Etching)によってシリコン窒化膜30、酸化膜(TEOS膜)29、アモルファスシリコン層28の一部を除去する。この工程によって、シリコン窒化膜30の表面から、酸化膜(TEOS)27の上面に達するトレンチT2が形成される。また、アモルファスシリコン層28は、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuの形状となる。例えば、「2F」とは、180nmである。
続いて、図15に示すように、CVD処理によって、トレンチT2の側壁、更にシリコン窒化膜30の表面に、シリコン窒化膜31を堆積させる。これらシリコン窒化膜30及びシリコン窒化膜31を合わせて、前述した絶縁膜UIを形成する。なお、トレンチT2の底面に堆積されたシリコン窒化膜31は、エッチング等により除去する。
次に、図16に示すように、トレンチT2内に酸化膜32を堆積させ、シリコン窒化膜31が表面となるように、CMP処理によって平坦化する。この図16に示す工程において、トレンチT2内は、酸化膜32にて埋め尽くされる。そして、図17に示すように、酸化膜32及びシリコン窒化膜31上に、更に酸化膜33を堆積させる。例えば、堆積させる酸化膜33の厚みは、200nmである。
続いて、図18に示すように、リソグラフィ及びRIE処理を行う。リソグラフィ及びRIE処理によって、酸化膜33上に「F」の直径で、「F」のスペースを設けて格子状に貫通孔34を形成する。貫通孔34は、各々のアモルファスシリコン層(ドレイン下部選択ゲート線SGDd)22の幅方向の中心、及び各々のアモルファスシリコン層(ドレイン上部選択ゲート線SGDu)28の幅方向の中心を通るように形成する。なお、貫通孔34は、メモリトランジスタMTrmnの領域に達する深さまで形成する。例えば、貫通孔34の直径は、90nmである。
続いて、図19に示すように、貫通孔34の表面にゲート酸化膜35、及びアモルファスシリコン層36を成膜する。
続いて、図20に示すように、RIEを施し、貫通孔34の底面に成膜されたゲート酸化膜35をエッチング除去する(図20に示す領域P1)。貫通孔34の側壁に形成されたゲート酸化膜35は、その上に形成されたアモルファスシリコン層36によって保護されるので、エッチング除去されることなく残存する。
続いて、図21に示すように、貫通孔34内にアモルファスシリコン層37を堆積させる。この工程にて堆積したアモルファスシリコン層37は、柱状半導体CLmnとなる。
続いて、図22に示すように、酸化膜33が表面となるように、アモルファスシリコン層37をエッチバックする。
続いて、図23に示すように、アモルファスシリコン層(柱状半導体)37、及び酸化膜33の表面上にシリコン窒化膜38、酸化膜39を堆積させる。例えば、シリコン窒化膜38の厚みは50nmであり、酸化膜39の厚みは200nmである。
続いて、図24に示すように、リソグラフィ及びRIE処理を行い、アモルファスシリコン層(柱状半導体)37に整合する位置において、シリコン窒化膜38及び酸化膜39を除去し、トレンチT3を形成する。
続いて、チタン(Ti)/窒化チタン(TiN)40をトレンチT3内に堆積させ、その後、CMP処理によって、平坦化する。これにより、図7に示した第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置が形成される。なお、堆積されたチタン(Ti)/窒化チタン(TiN)40は、ビット線BLに接続されるM0配線M0Lとなる。
このような工程を経て製造される第2実施形態は、第1実施形態と同様に、ドレイン側(ソース側)上部選択ゲート線SGDu(SGSu)、及びドレイン側(ソース側)下部選択ゲート線SGSd(SGSd)を有するので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[第3実施形態]
(第3実施形態の構成)
次に、図25を参照して、本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。図25に示すように、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdの上部及び側部を覆う絶縁膜UIaを設けている。絶縁膜UIaは、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuを覆うように形成されておらず、その絶縁膜UIaの内側側壁Win及び外側側壁Woutは、ドレイン側上部選択ゲート線SGDu及びドレイン側下部選択ゲート線SGDdに隣接する。内側側壁Winは、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdに接し、外側側壁Woutは、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuに接する。この点で、第3実施形態に係る絶縁膜UIaは、第2実施形態の絶縁膜UIと異なる。なお、第3実施形態において、ソース側下部選択ゲート線SGSdの領域においても、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdと同様の絶縁膜UIaが設けられている。その他、第3実施形態に係る構成は、第2実施形態と同様であるため、同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
(第3実施形態の製造方法)
次に、図26〜図42を参照して、上述した第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法について説明する。第2実施形態と同様にここでは、ドレイン側選択ゲート線SGDの製造方法についてのみ説明する。なお、第2実施形態と同様にソース側選択ゲート線SGSは、ドレイン側選択ゲート線SGDと同様の製造方法であり、ワード線WL、及びメモリトランジスタMTrmnは従来と同様の製造方法なので、その説明を省略する。
先ず、図26に示すように、最上層のワード線WL4上に絶縁層21が形成された状態まで製造工程を進める。つまり、図26において、絶縁層21の下方(図8の下矢印で示すMTrmn)に、メモリトランジスタMTrmnの領域に相当する層が形成された状態とする。
次に、絶縁層21上にアモルファスシリコン層41を堆積させ、ボロン(B)を注入する。更に、その上に酸化膜42、シリコン窒化膜(SiN)43を堆積させ、図27に示すような状態とする。アモルファスシリコン層41は、上述したドレイン側下部選択ゲート線SGDdとなる。例えば、アモルファスシリコン層41の厚みは200nmであり、酸化膜42の厚みは300nmであり、シリコン窒化膜24の厚みは150nmである。
続いて、図28に示すように、リソグラフィ処理を行う。シリコン窒化膜24上に「2F」のの幅で、「2F」のスペースを設けて(「4F」ピッチのラインアンドスペース)ストライプ状に、マスク材となるレジストをパターニングし、反応性イオンエッチング法(RIE:Reactive Ion Etching)によってシリコン窒化膜43、酸化膜42、アモルファスシリコン層41の一部を除去する。この工程によって、シリコン窒化膜43の表面から、絶縁層21の上面に達するトレンチT4が形成される。また、アモルファスシリコン層41は、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdの形状となる。例えば、「2F」とは、180nmである。
続いて、図29に示すように、CVD処理によって、トレンチT4の側壁、更にシリコン窒化膜43の表面に、シリコン窒化膜44を堆積させる。これらシリコン窒化膜43及びシリコン窒化膜44を合わせて、前述した絶縁膜UIaを形成する。なお、トレンチT4の底面に堆積されたシリコン窒化膜44は、エッチング等により除去する。
続いて、酸化膜45を堆積させ、シリコン窒化膜44の上面が表面となるようにCMP処理を行い、図30に示す状態とする。つまり、この図30に示す工程によって、トレンチT4内は、酸化膜45にて埋め尽くされる。酸化膜45は、アモルファスシリコン層41(ドレイン側下部選択ゲート線SGDd)の層間膜となる。
続いて、図31に示すように、エッチバック処理を施す。例えば、エッチングに用いる薬液として、シリコン窒化膜44に対する選択比の高いものを選び、酸化膜45を優先的にエッチング除去する。ここで、トレンチT4内の酸化膜45の上面は、アモルファスシリコン層44の上面よりも高く、酸化膜42の下面よりも低い高さとなるようにする。
続いて、図32に示すように、シリコン窒化膜44及びトレンチ43内の酸化膜45上に、アモルファスシリコン層46を堆積させる。
続いて、図33に示すように、エッチバック処理を施す。つまり、シリコン窒化膜44はアモルファスシリコン層46よりも選択比が高いので、アモルファスシリコン層46が優先的にエッチング除去される。ここで、トレンチT4内のアモルファスシリコン層46の上面は、酸化膜42の上面よりも低い高さとなるようにする。この図33に示す処理によって、アモルファスシリコン層46は、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuとなる。
続いて、図34に示すように、酸化膜47を堆積させた後、CMP処理を施し、シリコン窒化膜44の上面が表面になるように平坦化する。
続いて、図35に示すように、更に、酸化膜47及びシリコン窒化膜44の上面に酸化膜48を堆積させる。
続いて、図36に示すように、リソグラフィ及びRIE処理を行う。リソグラフィ及びRIE処理によって、酸化膜48上に「F」の幅で、「2F」のスペースを設けて格子状に貫通孔49を形成する。貫通孔49は、各々のアモルファスシリコン層(ドレイン下部選択ゲート線SGDd)41の幅方向の中心、及び各々のアモルファスシリコン層(ドレイン上部選択ゲート線SGDu)46の幅方向の中心を通るように形成する。なお、貫通孔49は、メモリトランジスタMTrmnの領域に達する深さまで形成する。例えば、貫通孔49の直径は、90nmである。
続いて、図37に示すように、貫通孔49の表面にゲート酸化膜50、及びアモルファスシリコン層51を成膜する。
続いて、図38に示すように、RIEを施し、貫通孔49の底面に成膜されたゲート酸化膜50をエッチング除去する(図38の領域P2)。貫通孔49の側壁に形成されたゲート酸化膜50は、その上に形成されたアモルファスシリコン層51によって保護されるので、エッチング除去されることなく残存する。
続いて、図39に示すように、貫通孔49内にアモルファスシリコン層52を堆積させる。このアモルファスシリコン層52は、柱状半導体CLmnとなる。
続いて、図40に示すように、酸化膜48が表面となるように、アモルファスシリコン層52をエッチバックする。
続いて、図41に示すように、アモルファスシリコン層(柱状半導体CLmn)52、及び酸化膜48の表面上にシリコン窒化膜53、酸化膜54を形成する。例えば、シリコン窒化膜53の厚みは50nmであり、酸化膜54の厚みは200nmである。
続いて、図42に示すように、リソグラフィ及びRIE処理を行い、アモルファスシリコン層(柱状半導体CLmn)52に整合する位置において、シリコン窒化膜53及び酸化膜54を除去し、トレンチT5を形成する。
続いて、チタン(Ti)/窒化チタン(TiN)55をトレンチT5内に堆積させ、その後、CMP処理によって、平坦化する。これにより、図25に示した第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置が形成される。なお、堆積されたチタン(Ti)/窒化チタン(TiN)55は、ビット線BLに接続されるM0配線M0Lとなる。
上記第3実施形態によれば、ドレイン側(ソース側)上部選択ゲート線SGDu(SGSu)、及びドレイン側(ソース側)下部選択ゲート線SGSd(SGSd)を有するので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第3実施形態によれば、図32及び図33に示すようにシリコン窒化膜44によって、セルフアライン(自己整合)的にドレイン側上部選択ゲート線SGDuが形成される。したがって、第3実施形態は、第1及び第2実施形態よりも、リソグラフィ工程を一つ削減して、工程数を少なくなくして製造することができ、製造コストを低く抑えることが可能となる。
[第4実施形態]
(第4実施形態の構成)
次に、図43を参照して、本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。図43に示すように、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuを覆う絶縁膜UIbを設けている。なお、絶縁膜UIbは、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdを覆うように形成されておらず、その絶縁膜UIaの内側側壁Win及び外側側壁Woutは、ドレイン側下部選択ゲート線SGDd及びドレイン側上部選択ゲート線SGDuに隣接する。内側側壁Winは、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuに接し、外側側壁Woutは、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdに接する。この点で、第4実施形態に係る絶縁膜UIbは、第2及び第3実施形態の絶縁膜UI,UIaと異なる。なお、第4実施形態において、ソース側上部選択ゲート線SGSuの領域においても、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuと同様の絶縁膜UIbが設けられている。その他、第4実施形態に係る構成は、第2実施形態と同様であるため、同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
(第4実施形態の製造方法)
次に、図44〜図47を参照して、上述した第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法について説明する。図44〜図47は、第4実施形態に係る製造方法を示し且つ第3実施形態に係る製造方法の図27から後の製造工程を示すものである。なお、第2及び第3実施形態と同様にソース側選択ゲート線SGSは、ドレイン側選択ゲート線SGDと同様の製造方法であり、ワード線WL、及びメモリトランジスタMTrmnは従来と同様の製造方法なので、その説明を省略する。
先ず、絶縁層21上に、アモルファスシリコン層41、酸化膜42、シリコン窒化膜43が堆積された状態(図26参照)にて、図44に示すように、リソグラフィ処理を行う。シリコン窒化膜24上に「2F」の幅で、「2F」のスペースを設けて(「4F」ピッチのラインアンドスペース)でストライプ状に、マスク材となるレジストをパターニングし、反応性イオンエッチング法(RIE:Reactive Ion Etching)によってシリコン窒化膜43、酸化膜42、アモルファスシリコン層41、絶縁層21の一部を除去する。この工程によって、シリコン窒化膜43の表面から、絶縁層21の上面から所定深さにまで達するトレンチT6が形成される。また、この工程によって、アモルファスシリコン層41は、ドレイン側上部選択ゲート線SGDuの形状となる。例えば、「2F」とは、180nmである。
続いて、図45に示すように、CVD処理によって、トレンチT6の測壁、更にシリコン窒化膜43の表面に、シリコン窒化膜61を堆積させる。これらシリコン窒化膜43及びシリコン窒化膜61を合わせて、前述した絶縁膜UIbを形成する。
続いて、図46に示すように、トレンチT6内にアモルファスシリコン層62を堆積させ、シリコン窒化膜61の上面が表面となるようにCMP処理を行う。
続いて、図47に示すように、エッチバック処理を施す。つまり、シリコン窒化膜61は、アモルファスシリコン層62よりもウェットエッチングに対する選択比が高いので、アモルファスシリコン層62が優先的にエッチング除去される。ここで、トレンチT6内のアモルファスシリコン層62の上面は、アモルファスシリコン層41の上面よりも低い高さとなるようにする。この図47に示す処理によって形成されたアモルファスシリコン層62は、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdとして機能する。
続いて、第3実施形態における図26〜図42と同様の製造工程を経て、図43に示される構造が形成される。
このように第4実施形態によれば、ドレイン側(ソース側)上部選択ゲート線SGDu(SGSu)、及びドレイン側(ソース側)下部選択ゲート線SGSd(SGSd)を有するので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。第1及び第2実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第4実施形態によれば、図46及び図47に示すようにシリコン窒化膜61によって、セルフアライン(自己整合)的に、ドレイン側下部選択ゲート線SGDdが形成される。したがって、第4実施形態は、第1及び第2実施形態よりも、リソグラフィ工程を一つ削減して、工程数を少なくなくして製造することができ、製造コストを低く抑えることが可能となる。
以上、不揮発性半導体記憶装置の一実施形態を説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ソース側選択ゲート線SGSの領域を層間絶縁膜UIaが設けられた第3実施形態に係る構造とし、ドレイン側選択ゲート線SGDの領域を層間絶縁膜UIbが設けられた第4実施形態に係る構造としても良い。
本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略上面図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一つのメモリストリングス100の回路図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一つのメモリトランジスタMTrの断面構造を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の第3の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の第3の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の第3の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の第3の製造工程を示す断面図である。
符号の説明
10…不揮発性半導体記憶装置、12…メモリトランジスタ領域、13…ワード線駆動回路、14…ソース側選択ゲート線駆動回路、15…ドレイン側選択ゲート線駆動回路、16…センスアンプ、Ba…半導体基板、UI,UIa,UIb…絶縁膜、100…メモリストリングス、BL…ビット線、SL…ソース線、WL…ワード線、SGS…ソース側選択ゲート線、SGSu…ソース側上部選択ゲート線、SGSd…ソース側下部選択ゲート線、SGD…ドレイン側選択ゲート線、SGDu…ドレイン側上部選択ゲート線、SGDd…ドレイン側下部選択ゲート線、CLmn…柱状半導体、MTr1〜MTr4…メモリトランジスタ、SSTrmn、SDTrmn…選択トランジスタ。

Claims (5)

  1. 電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスと、前記メモリストリングスの一端に接続された第1選択トランジスタとを有し、
    前記メモリストリングスは、基板に対して垂直方向に延びる柱状半導体と、前記柱状半導体の周りに絶縁膜を介して形成された複数の電荷蓄積層と、前記絶縁膜及び前記電荷蓄積層を介して前記柱状半導体と接してメモリトランジスタを構成する第1導電層とを有し、
    前記第1選択トランジスタは、前記柱状半導体の周りに第1ゲート絶縁膜を介して形成されて前記第1選択トランジスタのゲート電極として機能する第2導電層を有し、
    前記第2導電層は、前記垂直方向の第1位置にて前記基板と平行な方向に所定ピッチの第1の間隙を設けて配置され、且つ前記第1位置より上層の第2位置にて前記第1の間隙上に存在する第1の層間絶縁膜上に配置されている
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1位置及び前記第2位置の前記第2導電層のいずれか一方を覆うように形成された第2の層間絶縁膜を備え、
    前記第2の層間絶縁膜は、所定のエッチング条件に対して前記第1の層間絶縁膜に対して高い選択比を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリストリングスの他端に接続された第2選択トランジスタを有し、
    前記第2選択トランジスタは、前記柱状半導体の周りに第2ゲート絶縁膜を介して形成されて前記第2選択トランジスタのゲート電極として機能する第3導電層を有し、
    前記第3導電層は、前記垂直方向の第3位置にて前記基板と平行な方向に所定ピッチの第2の間隙を設けて配置され、且つ前記第3位置より上層の第4位置にて前記第3の間隙上に存在する第3の層間絶縁膜上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスと、前記メモリストリングスの一端に接続された第1選択トランジスタとを有し、前記メモリストリングスは、基板に対して垂直方向に延びる柱状半導体と、前記柱状半導体の周りに絶縁膜を介して形成された複数の電荷蓄積層と、前記絶縁膜及び前記電荷蓄積層を介して前記柱状半導体と接してメモリトランジスタを構成する第1導電層を有し、前記第1選択トランジスタは、前記柱状半導体の周りにゲート絶縁膜を介して形成されて前記第1選択トランジスタのゲート電極として機能する第2導電層を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記垂直方向の第1位置にて前記基板と平行な方向に所定ピッチの第1の間隙を設けて前記第導電層を形成する工程と、
    前記第1位置より上層の第2位置にて前記第1の間隙上に前記第2導電層を形成する工程
    を備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 層間絶縁膜を、前記第1位置及び前記第2位置の前記第2導電層のいずれか一方を覆うように形成する工程
    を備え、
    前記第1位置及び前記第2位置の前記第2導電層のいずれか一方は、前記層間絶縁膜をマスクとして自己整合的に形成されることを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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