JP4455156B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4455156B2
JP4455156B2 JP2004149027A JP2004149027A JP4455156B2 JP 4455156 B2 JP4455156 B2 JP 4455156B2 JP 2004149027 A JP2004149027 A JP 2004149027A JP 2004149027 A JP2004149027 A JP 2004149027A JP 4455156 B2 JP4455156 B2 JP 4455156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light beam
liquid crystal
imaging
crystal panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004149027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005333336A (ja
Inventor
一哉 山中
佐々木  寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004149027A priority Critical patent/JP4455156B2/ja
Publication of JP2005333336A publication Critical patent/JP2005333336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455156B2 publication Critical patent/JP4455156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、複数の撮像素子を用いて解像度を高めた撮像装置に関する。
限られた画素数の撮像素子(CCD等)を用いて解像度を高める手法として、特許文献1及び特許文献2には以下のような提案がなされている。
特許文献1では、偏光板、偏光旋回液晶パネル及び複屈折板からなる画素ずらし部を設け、偏光旋回液晶パネルのオン時とオフ時の画像を互いに半画素ピッチずらして撮像することで、2倍の解像度を有する画像を得るようにしている。しかしながら、上述した手法では、偏光旋回液晶パネルのオン時とオフ時の2つの画像を用いるだけであるため、2倍の解像度を有する画像しか得られず、より高解像度の画像を得ることは困難である。また、上述した手法では、画素ずらし部の被写体側に設けた偏光板によって光量が半分に低下するため、被写体からの入射光を有効に利用することができない。
特許文献2では、2分割プリズムを用いて画像光を2つに分割するとともに、2つの撮像素子を空間的に半画素ピッチずらして配置することで、2倍の解像度を有する画像を得るようにしている。しかしながら、上述した手法では、2つの撮像素子によって2倍の解像度を有する画像を得るようにしているだけであり、より高解像度の画像を得ることは困難である。
特公平6−91601号公報 特開平5−137148号公報
このように、従来の撮像装置では、高解像度の画像を得ることが困難であるといった
問題や、被写体からの入射光を有効に利用することができないといった問題があった。
本発明は、上記従来の課題に対してなされたものであり、高解像度化や入射光の有効利用をはかることが可能な撮像装置を提供することを目的としている。
本発明に係る撮像装置は、撮像光学系によって結像した被写体像を撮像して映像信号を出力する撮像装置であって、前記撮像光学系によって結像される被写体像からの光線に対し、偏光方向に基づいて一方の光線をシフトし且つ他方の光線をシフトしない2つの状態を生じさせる複屈折板と、前記複屈折板からの透過光の偏光方向を旋回可能な液晶パネルと、からなる光線シフト手段と、前記光線シフト手段からの光線シフトする光線と光線シフトしない光線の両方に対して偏光方向に基づいて反射又は透過させることで2つの水平と垂直の両方向に相対的にずれた光路に分離する光線分離手段と、前記光線分離手段で2つの光路に分離された光線の各像をそれぞれ撮像する水平又は垂直のいずれか一方に相対的にずらして配置してなる2つの撮像手段と、前記液晶パネルが前記撮像手段の撮像タイミングに同期して前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態とに切り換えるよう制御するタイミング制御手段とを備えたことを特徴とする。
前記撮像装置において、前記光線シフト手段から出射された光線が有する2つの偏光方向は、P偏光及びS偏光であることが好ましい。
前記撮像装置において、前記光線シフト手段と前記光線分離手段との間に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態とに切り換えるタイミングに対応して前記光線シフト手段からの光線を遮断するシャッタ手段をさらに備えていることが好ましい。
前記撮像装置において、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態において前記2つの撮像手段で撮像した画像と、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させない状態において前記2つの撮像手段で撮像した画像とを合成した画像の映像信号を生成する画像処理手段をさらに備え、前記画像処理手段によって生成された映像信号に基づく画像の解像度は、前記2つの撮像手段それぞれの解像度の4倍であることが好ましい。
前記撮像装置において、前記撮像手段で撮像された被写体像が所定時間内に所定量以上移動するものか否かを検出する検出手段と、前記検出手段で前記被写体像が所定時間内に所定量以上移動することが検出された場合に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像のみに基づいて映像信号を生成する画像処理手段と、をさらに備えていることが好ましい。
前記撮像装置において、前記撮像手段により所定時間の間隔を隔てて撮像された2つの画像間の相関を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された相関が所定値よりも低い場合に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像のみに基づいて映像信号を生成する画像処理手段と、をさらに備えていることが好ましい。
前記撮像装置において、前記画像処理手段は、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像に対して補間処理を行うことにより、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態の2つの状態において前記2つの撮像手段で撮像された場合の画像の画素数と同じ画素数の画像を出力することが好ましい。
本発明によれば、光線シフト手段と光線分離手段とによって画素ずらしを行うことにより、高解像度の画像を得ることができるとともに被写体からの入射光を有効に活用することが可能となり、品質に優れた高解像度の画像を撮像することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。
撮像装置の被写体100側には、撮像光学系110、テレセントリック光学部120及び波長板(λ/4板)130が設けられており、被写体100からの画像光(自然光)がこれらの撮像光学系110、テレセントリック光学部120及び波長板130を介して光線シフト部200に入力するようになっている。
光線シフト部200は、複屈折性を有する複屈折板210と、偏光を旋回可能な偏光旋回液晶パネル220とによって構成されている。
複屈折板210は、複屈折性を有する無色透明の結晶板であり、水晶板やニオブ酸リチウム板等を用いることが可能である。通常は結晶軸が入射面に対して45度になるように構成されており、入射光の偏光方向に応じて入射光を常光(no)と異常光(ne)とに分離する性質を有している。被写体100からの画像光に含まれるS偏光成分は複屈折板210でシフトせずに複屈折板210を通過し、P偏光成分は複屈折板210によってシフトされる。シフト量は、後述するように撮像素子の1/2画素ピッチ分であり、複屈折板210の材質と厚さによってシフト量を決めることができる。
偏光旋回液晶パネル220は、TN(Twisted Nematic)液晶を用いて構成されており、印加電圧のオン・オフによって偏光の旋回を制御できるように構成されている。すなわち、液晶パネル220への印加電圧がオフの場合には、P偏光は90度旋回してS偏光となり、S偏光は90度旋回してP偏光になる。液晶パネル220への印加電圧がオンの場合には、P偏光は旋回せずにP偏光のまま液晶パネル220を通過し、同様にS偏光も旋回せずにS偏光のまま液晶パネル220を通過する。図1では、液晶パネル220への印加電圧がオフであるときの状態を示している。なお、液晶パネル220は、上述した機能を有するものであればよく、強誘電性液晶パネル等を用いることも可能である。
光線シフト部200からのS偏光及びP偏光の光線は、シャッタ310を介して撮像ユニット400に入射する。
撮像ユニット400は、光線分離部として機能するPBS(偏光ビームスプリッタ)プリズム410、偏光板421及び422、第1の撮像素子(第1のCCD)431及び第2の撮像素子(第2のCCD)432によって構成されている。
光線分離部として機能するPBSプリズム410は、偏光分離面411に入射した光線に対し、P偏光を透過し、S偏光を反射する性質を有している。したがって、光線シフト部200からのP偏光は、PBSプリズム410の偏光分離面411を通過し、偏光板421を介して第1の撮像素子431に入射する。また、光線シフト部200からのS偏光は、PBSプリズム410の偏光分離面411で反射し、偏光板422を介して第2の撮像素子432に入射する。
なお、偏光板421(偏光板422)は、偏光分離面411に入射するP偏光(S偏光)の偏光の純度を高めて(言い換えると、P偏光(S偏光)以外の光線を減らして)、第1の撮像素子431(第2の撮像素子432)で撮像する画像の解像力低下を防止する目的で配置されている。よって、ある程度の解像力低下が許容できる場合、或いは、PBSプリズム410が偏光分離面411でP偏光とS偏光とを分離する性能が十分である場合には、偏光板421、偏光板422を配置しなくてもよい。
図2は、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432の位置関係を模式的に示した図であり、図2(A)は平面図、図2(B)は側面図である。図3は、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432それぞれの画素配列を示した図である。図4は、第1の撮像素子431の画素配列と第2の撮像素子432の画素配列との相対的な位置関係を示した図である。
図2(A)及び図4に示すように、第1の撮像素子431と第2の撮像素子432とは水平方向(横方向)に1/2画素ピッチ分、相対的にずらして配置されている。また、図2(B)及び図4に示すように、第1の撮像素子431と第2の撮像素子432とは垂直方向(縦方向)で同じ高さとなるように配置されている。
図5は光線シフト部200の作用を説明するための図であり、図5(A)は液晶パネル220の印加電圧がオフの場合、図5(B)は液晶パネル220の印加電圧がオンの場合を示している。なお、図5(A)及び図5(B)では、説明の都合上、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432をずらして描いているが、第1の撮像素子431と第2の撮像素子432とは光学的に共役な位置関係にあり、第1の撮像素子431から被写体100までの光路長と、第2の撮像素子432から被写体100までの光路長とは互いに等しい。また、PBSプリズム410は簡略化して描いている。
図6は、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432に入射する画像光(光線)の画像位置について示した図である。図6(A)は液晶パネル220の印加電圧がオフの場合、図6(B)は液晶パネル220の印加電圧がオンの場合を示している。
図5(A)に示すように、液晶パネル220がオフの場合には、以下の動作が行われる。被写体100からの画像光のうち、P偏光成分は複屈折板210で垂直方向にシフトされ、S偏光成分は複屈折板210でシフトされずに直進する。その結果、画像位置cからの光線と画像位置bからの光線の垂直方向(縦方向)の位置は等しくなる。複屈折板210からのP偏光は液晶パネル220でS偏光に旋回され、複屈折板210からのS偏光は液晶パネル220でP偏光に旋回され、それぞれ光線分離部(PBSプリズム)410に入射する。PBSプリズム410は、偏光分離面においてP偏光成分を透過し、S偏光成分を反射する性質を有しているため、液晶パネル220からのP偏光は、偏光分離面を通過して第1の撮像素子431に入射する。また、液晶パネル220からのからのS偏光は、PBSプリズム410の偏光分離面で反射して第2の撮像素子432に入射する。
第1の撮像素子431と第2の撮像素子432とは水平方向(横方向)に1/2画素ピッチ分、相対的にずらして配置されているため、液晶パネル210がオフの場合には、画素位置bからの光線が第1の撮像素子431の各画素の中心に入射し、画素位置cからの光線が第2の撮像素子432の各画素の中心に入射する。その結果、図6(A)に示すように、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432には、水平方向及び垂直方向ともに互いに1/2画素ピッチ分ずれた画像が結像されることとなる。
図5(B)に示すように、液晶パネル220がオンの場合には、以下の動作が行われる。被写体100からの画像光のうち、P偏光成分は複屈折板210で垂直方向にシフトされ、S偏光成分は複屈折板210でシフトされずに直進する。その結果、画像位置aからの光線と画像位置dからの光線の垂直方向(縦方向)の位置は等しくなる。複屈折板210からのP偏光及びS偏光はいずれも、液晶パネル220で旋回されることなく液晶パネル220を通過し、光線分離部(PBSプリズム)410に入射する。液晶パネル220からのP偏光は、PBSプリズム410の偏光分離面を通過して第1の撮像素子431に入射し、液晶パネル220からのからのS偏光は、PBSプリズム410の偏光分離面で反射して第2の撮像素子432に入射する。
したがって、液晶パネル210がオンの場合には、画素位置aからの光線が第1の撮像素子431の各画素の中心に入射し、画素位置dからの光線が第2の撮像素子432の各画素の中心に入射する。その結果、図6(B)に示すように、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432には、水平方向及び垂直方向ともに互いに1/2画素ピッチ分ずれた画像が結像されることとなる。
以上の説明からわかるように、液晶パネル220のオン・オフに応じて、図6(A)に示したような撮像状態と図6(B)に示したような撮像状態とを得ることができる。したがって、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432の撮像タイミングに同期して、液晶パネル220のオン・オフを時間的に交互に切り換えることで、図6(A)に示した撮像状態と図6(B)に示した撮像状態とを時間軸方向で合成することができる。その結果、図7に示すような合成された撮像状態を実現することが可能となる。すなわち、光線分離手段410、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432からなる撮像ユニット400において水平方向の画素ずらしが行われ、複屈折板210及び偏光旋回液晶パネル220からなる光線シフト部200において垂直方向の画素ずらしが行われ、図7に示すような4点画素ずらしの撮像状態を実現することが可能となる。
なお、図1に示した構成では、撮像光学系110と光線シフト手段200の間にテレセントリック光学部120を配置しているが、テレセントリック光学部120を設けることにより、以下のようなメリットがある。CCD等の撮像素子は、入射光の入射角度に依存した感度特性を有しており、入射面に垂直に光線が入射することが望ましい。また、PBSプリズムも、入射面に垂直に光線が入射する(偏光分離面に対して45度の角度で光線が入射する)ことが、偏光分離特性の観点から望ましい。したがって、テレセントリック光学部120を設けて被写体像の光線を略平行光にすることにより、PBSプリズム410や撮像素子431、432の入射面に対して垂直な光線を入射させることができ、撮像装置の性能を向上させることが可能となる。なお、テレセントリック光学部120を撮像光学系110とは別に設けず、撮像光学系110自体にテレセントリックな特性を持たせるようにしてもよい。
また、図1に示した構成では、撮像光学系110と光線シフト手段の間に波長板(λ/4板)130を配置しているが、波長板(λ/4板)130を設けることにより、以下のようなメリットがある。被写体によっては、画像光の偏光成分に偏りがある場合がある。このよう場合には、光線シフト部でシフトする光線とシフトしない光線との間で光量の偏りが生じ、光量むらによって適正な画像を得ることができなくなる。波長板(λ/4板)130を設けることにより、このような光量むらを低減することができ、撮像装置の性能を向上させることが可能となる。
また、図1に示した構成では、光線シフト部200と撮像ユニット400との間にシャッタ310を配置しているが、シャッタ310を設けることにより、以下のようなメリットがある。液晶パネル220のオン・オフを切り換える過渡的なタイミングでは、図5(A)に示したような状態と図5(B)に示したような状態とが混在するため、適正な光線を撮像ユニット400に供給することが困難である。シャッタ310を設け、液晶パネル220のオン・オフを切り換えるタイミング、すなわち液晶パネルで偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態とを切り換えるタイミングに対応させてシャッタを遮断状態にすることで、上述したような状態を回避させることができ、撮像装置の性能を向上させることが可能となる。
図8は、図7に示したような4点画素ずらしの撮像状態を実現するための構成を示したブロック図である。
タイミング制御部510は、偏光旋回液晶パネル220のオン・オフの切り換えタイミングと、撮像素子431及び432の撮像タイミングとの同期をとるための制御信号を生じるものである。すなわち、タイミング制御部510からの制御信号が液晶パネル駆動回路520に送られ、この制御信号によって液晶パネル220のオン・オフが切り換えられるとともに、この切り換えタイミングに同期した制御信号がタイミング制御部510から第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432に送られ、この制御信号によって撮像動作が行われる。
また、タイミング制御部510からの制御信号により、第1フィールド(1フレームの前半のフィールド)では、画像位置b及び画像位置c(或いは、画像位置a及び画像位置d)の画像が第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432によって撮像され、第2フィールド(1フレームの後半のフィールド)では、画像位置a及び画像位置d(或いは、画像位置b及び画像位置c)の画像が第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432によって撮像される。このようにして得られた撮像信号は、記憶部530に送られて記憶される。
記憶部530内に記憶された撮像信号(撮像データ)は、画像処理部540により図7に示したような1フレーム分の画像として合成され、合成された1フレーム分の画像が映像信号として画像記録部550に記録される。このようにして、4点画素ずらしの撮像画像を得ることができる。
以上述べたように、本実施形態では、光線分離手段410、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432からなる撮像ユニット400において水平方向の画素ずらしが行われ、複屈折板210及び偏光旋回液晶パネル220からなる光線シフト部200において垂直方向の画素ずらしが行われる。すなわち、第1の撮像素子431及び第2の撮像素子432の幾何学的な位置関係によって水平方向の画素ずらしが行われ、光線シフト部200における光線シフト動作の時間的な切り換えによって垂直方向の画素ずらしが行われる。その結果、図7に示すような4点画素ずらしの撮像画像が得られる。このように、幾何学的な位置関係に基づく画素ずらしと、時間的な切り換え動作に基づく画素ずらしとを組み合わせることにより、被写体からの入射光が有効に活用されて光強度を確保できるとともに、高解像度の画像を得ることが可能となる。したがって、本実施形態によれば、品質に優れた高解像度の画像を撮像することが可能となる。
また、本実施形態では、図6に示すように、第1フィールドの画像位置方向(図6(a)参照)と第2フィールドの画像位置方向(図6(b)参照)とが、互いにクロスするような関係になっている。そのため、撮像画像の時間的及び空間的な偏りが少なく、この点においても画像品質の向上がはかられる。
(実施形態2)
図9は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。本実施形態は、第1の実施形態で示した撮像装置の原理を利用して、撮像装置のカラー化を実現するものである。なお、図1等に示した第1の実施形態の構成要素と対応する構成要素については同一の参照符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図1に示した例と同様に、光線シフト部200からのP偏光及びS偏光が撮像ユニット400に入射すると、P偏光は光線分離部(PBSプリズム)410の偏光分離面411を通過し、S偏光は偏光分離面411で反射する。
光線分離部410からのP偏光は、ダイクロイックプリズムで構成された色分離部441に入射する。色分離部441では、P偏光の画像光を赤(R)光、緑(G)光及び青(B)光に分離する。色分離部441の出射面側には、第1の撮像素子として、撮像素子(CCD)451R、撮像素子(CCD)451G及び撮像素子(CCD)451Bが設けられており、R光は撮像素子451Rに、G光は撮像素子451Gに、B光は撮像素子451Bに、それぞれ結像する。
光線分離部410からのS偏光は、ダイクロイックプリズムで構成された色分離部442に入射する。色分離部442の出射面側には、第2の撮像素子として、撮像素子(CCD)452R、撮像素子(CCD)452G及び撮像素子(CCD)452Bが設けられており、R光は撮像素子452Rに、G光は撮像素子452Gに、B光は撮像素子452Bに、それぞれ結像する。
撮像素子451Rと撮像素子452Rとの光学的な位置関係、撮像素子451Gと撮像素子452Gとの光学的な位置関係、及び撮像素子451Bと撮像素子452Bとの光学的な位置関係は、第1の実施形態で示した撮像素子421と撮像素子422との光学的な位置関係と同様になっている。したがって、第1の実施形態と同様に、光線シフト部200及び撮像ユニット400によって4点画素ずらしを実現することができる。
このように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、幾何学的な位置関係に基づく画素ずらしと、時間的な切り換え動作に基づく画素ずらしとを組み合わせることにより、品質に優れた高解像度の画像を撮像することが可能となる。
なお、図9に示した例では、図1に示したテレセントリック光学部120、波長板(λ/4板)130及びシャッタ310、偏光板421及び422は省略しているが、図1に示した例と同様にこれらの構成要素を設けてもよい。
(実施形態3)
図10は、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。本実施形態も、第1の実施形態で示した撮像装置の原理を利用して、撮像装置のカラー化を実現するものである。なお、図1等に示した第1の実施形態の構成要素と対応する構成要素については同一の参照符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図1に示した例と同様に、光線シフト部200からのP偏光及びS偏光が撮像ユニット400に供給されると、P偏光及びS偏光ともにダイクロイックプリズムで構成された色分離部460に入射する。色分離部460では、P偏光及びS偏光の画像光を赤(R)光、緑(G)光及び青(B)光に分離する。色分離部460の出射面側には、PBSプリズムで構成された光線分離部470R、470G及び470Bが設けられており、それぞれR光、G光及びB光が入射する。
光線分離部470Rでは、P偏光は光線分離部470Rの偏光分離面471Rを通過し、S偏光は偏光分離面471Rで反射する。偏光分離面471Rを通過したP偏光は撮像素子(第1の撮像素子)481Rに結像し、偏光分離面471Rで反射したS偏光は撮像素子(第2の撮像素子)482Rに結像する。光線分離部470G及び光線分離部470Bでも同様の動作が行われる。すなわち、偏光分離面471Gを通過したP偏光は撮像素子(第1の撮像素子)481Gに結像し、偏光分離面471Gで反射したS偏光は撮像素子(第2の撮像素子)482Gに結像する。同様に、偏光分離面471Bを通過したP偏光は撮像素子(第1の撮像素子)481Bに結像し、偏光分離面471Bで反射したS偏光は撮像素子(第2の撮像素子)482Bに結像する。
撮像素子481Rと撮像素子482Rとの光学的な位置関係、撮像素子481Gと撮像素子482Gとの光学的な位置関係、及び撮像素子481Bと撮像素子482Bとの光学的な位置関係は、第1の実施形態で示した撮像素子421と撮像素子422との光学的な位置関係と同様になっている。したがって、第1の実施形態と同様に、光線シフト部200及び撮像ユニット400によって4点画素ずらしを実現することができる。
このように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、幾何学的な位置関係に基づく画素ずらしと、時間的な切り換え動作に基づく画素ずらしとを組み合わせることにより、品質に優れた高解像度の画像を撮像することが可能となる。
なお、図10に示した例では、図1に示したテレセントリック光学部120、波長板(λ/4板)130及びシャッタ310、偏光板421及び422は省略しているが、図1に示した例と同様にこれらの構成要素を設けてもよい。
(実施形態4)
本実施形態は、上述した各実施形態で説明した撮像装置における画像処理に関するものである。以下、図11及び図12を参照して、本実施形態の説明を行う。
図11は、本実施形態の概略構成を示したブロック図である。
撮像部610は、例えば図1に示した撮像ユニット400中の撮像素子431及び432に対応する。1フレームの前半の第1フィールドで得られた撮像信号は撮像部610から第1のフィールドメモリ621に送られ、1フレームの後半の第2フィールドで得られた撮像信号は撮像部610から第2のフィールドメモリ622に送られ、それぞれ記憶される。すなわち、第1のフィールドメモリ621には図6(A)に示したような画像位置の撮像信号が記憶され、第2のフィールドメモリ622には図6(B)に示したような画像位置の撮像信号が記憶される。もちろん、第1のフィールドメモリ621に図6(B)に示したような画像位置の撮像信号が記憶され、第2のフィールドメモリ622に図6(A)に示したような画像位置の撮像信号が記憶されるようにしてもよい。
検出部630では、第1のフィールドメモリ621及び第2のフィールドメモリ622に記憶された撮像データを用いて、後述するような動き検出処理及び相関検出処理を行う。画像処理部640では、検出部630によって得られた動き検出処理結果及び相関検出処理結果に基づき、補間処理等の後述する所定の画像処理を行う。画像処理部640で画像処理がなされた画像データはフレームメモリ650に送られ、図7に示したような画像位置の撮像データがフレームメモリ650に記憶され、さらにフレームメモリ650からの撮像データが画像記録部660に記憶される。
以下、本実施形態の動作について、図12に示したフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、第2のフィールドメモリ622に記憶されているフィールド画像を、N×N画素(例えば16×16画素)で構成された複数の動き検出ブロックに分割する。分割された複数の動き検出ブロックから順次動き検出ブロックを抽出し、N×N画素の動き検出ブロックを包含するようなM×M画素(例えば32×32画素)のサーチエリアを順次第1のフィールドメモリ621から抽出する(S1)。
次に、M×M画素のサーチエリアにおいて、N×N画素の動き検出ブロックに対するパターンマッチング処理を行い、動き検出ブロックに対して相関が最も高い領域をサーチエリアから抽出することで、平行移動量(動きベクトルの大きさ)及びパターンマッチングの誤差量を算出する(S2)。
なお、動きベクトルは、画素ピッチの整数分の1(例えば、1/2或いは1/4)の精度で算出するようにしてもよい。具体的には、以下の通りである。まず、N×N画素の動き検出ブロック及びM×M画素のサーチエリアに対して、欠落画素の画像データを補間処理によって求める。続いて、スプライン補間等の処理を行い、画素間の整数分の1ピッチ位置の画像データを算出する。さらに算出された整数分の1ピッチ位置の画像データを用いてパターンマッチング処理を行うことで、平行移動量(動きベクトルの大きさ)及びパターンマッチング誤差量を算出する。
また、動きベクトルを算出する際に、間違った動きベクトルが算出される場合がある。このような場合には、以下のような処理を行えばよい。まず、対象としている動き検出ブロックとその周辺のブロックとの間で差分ベクトルを求め、差分ベクトルの値が所定値よりも大きい場合には、間違った動きベクトルであると判定する。続いて、対象としている動き検出ブロックの周辺ブロックの動きベクトルを用いて補間処理を行うことで、対象としている動き検出ブロックに対する動きベクトルとパターンマッチング誤差量とを決定する。
次に、S2のステップで算出された平行移動量(動きベクトルの大きさ)及びパターンマッチング誤差量を画像処理部640に入力し、以下に示すS3〜S8のステップを実行する。
まず、パターンマッチング誤差量が、所定の閾値A以下であるか否かを判断する(S3)。パターンマッチング誤差量が閾値A以下であると判断された場合には、平行移動量(動きベクトルの大きさ)が所定の閾値B以下であるか否かを判断する(S4)。S3のステップにおいてパターンマッチング誤差量が閾値A以下でないと判断された場合、或いはS4のステップにおいて平行移動量(動きベクトルの大きさ)が所定の閾値B以下でないと判断された場合には、S5のステップに進む。
パターンマッチング誤差量が閾値A以下でない場合は、画像間の相関が低いことを意味するため、フィールド間相関を用いた補間処理を行うことができない。また、平行移動量(動きベクトルの大きさ)が所定の閾値B以下でない場合は、対象物が高速で移動していることを意味するため、フィールド間相関を用いた高精度の補間処理を行う必要がない。そのため、S5のステップでは、単一フィールド(同一フィールド)内のみで補間処理を行い、欠落画素の画像データを算出する。具体的には、第2フィールドのN×N画素領域における欠落画素の画像データを補間処理によって算出することで、N×N画素領域のフレーム画像を作成する。このようにして補間処理(画像処理)がなされたN×N画素領域のフレーム画像の画像データは、フレームメモリ650に順次送られ、図7に示したような画像位置の画像データがフレームメモリ650に記憶される(S5)。
S4のステップにおいて平行移動量(動きベクトルの大きさ)が所定の閾値B以下であると判断された場合には、平行移動量がゼロであるか否かが判断される(S6)。
S6のステップで、平行移動量(動きベクトルの大きさ)がゼロでないと判断された場合には、フィールド間相関を用いた補間処理を行う。すなわち、第2フィールドの欠落画素の画像データを、動きベクトルの値及び第1フィールドの画像データを用いて補間処理によって算出する。具体的には、第2フィールドのN×N画素領域における欠落画素の画像データを第1フィールドの画像データを用いて算出することで、N×N画素領域のフレーム画像を作成する。このようにして補間処理(画像処理)がなされたN×N画素領域のフレーム画像の画像データは、フレームメモリ650に順次送られ、図7に示したような画像位置の画像データがフレームメモリ650に記憶される(S7)。
S6のステップで、平行移動量(動きベクトルの大きさ)がゼロであると判断された場合には、補間処理は行わず、第1フィールド及び第2フィールドのN×N画素領域を互いに重ね合わせ、第1フィールド及び第2フィールドそれぞれの欠落画素を互いに埋めるような処理を行う。このような処理がなされたN×N画素領域のフレーム画像の画像データは、フレームメモリ650に順次送られ、図7に示したような画像位置の画像データがフレームメモリ650に記憶される(S8)。
以上のようにしてフレームメモリ650に記憶されたフレーム画像は、画像記録部660に送られる。画像記録部660では、画像データに所定の画像圧縮処理(例えば、JPEG処理や可逆圧縮処理等)を施し、画像圧縮処理が施された画像データを記録媒体等に記録する。
なお、第1フィールド及び第2フィールドそれぞれの画像位置(画素位置)は、図6(A)及び図6(B)に示すように、サブナイキストサンプリング位置となっており、斜め方向の空間周波数は半分に落ちるが、水平及び垂直方向の空間解像度は維持される。そのため、空間周波数の再現レベルが最も低い場合(S5のステップに対応)であっても、フィールド内のエッジに適応して補間処理を行うことにより、解像度の低下を最小限に抑えることが可能である。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、幾何学的な位置関係に基づく画素ずらしと、時間的な切り換え動作に基づく画素ずらしとを組み合わせることにより、品質に優れた高解像度の画像を撮像することが可能となる。また、画像の動き(被写体の動き)に応じた画像処理を行うことで、画像の動きに応じた適切な画像を取得することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。 本発明の第1の実施形態に係り、撮像素子の位置関係を模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態に係り、撮像素子の画素配列を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係り、撮像素子の画素配列の相対的な位置関係を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係り、光線シフト部の作用を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係り、撮像素子に入射する光線の画像位置について示した図である。 本発明の第1の実施形態に係り、合成された撮像画像の位置関係について示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について、その電気的な構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を模式的に示した説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る撮像装置について、その概略構成を示したブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る撮像装置について、その動作を示したフローチャートである。
符号の説明
100…被写体 110…撮像光学系
120…テレセントリック光学部 130…波長板(λ/4板)
200…光線シフト部 210…複屈折板
220…偏光旋回液晶パネル 310…シャッタ
400…撮像ユニット 410…光線分離部(PBSプリズム)
411…偏光分離面 421、422…偏光板
431、432…撮像素子 441、442…色分離部
451R、451G、451B、452R、452G、452B…撮像素子
460…色分離部
470R、470G、470B…光線分離部(PBSプリズム)
471R、471G、471B…偏光分離面
481R、481G、481B、482R、482G、482B…撮像素子
510…タイミング制御部 520…液晶パネル駆動回路
530…記憶部 540…画像処理部
550…画像記録部
610…撮像部 621、622…フィールドメモリ
630…検出部 640…画像処理部
650…フレームメモリ 660…画像記録部

Claims (7)

  1. 撮像光学系によって結像した被写体像を撮像して映像信号を出力する撮像装置であって、
    前記撮像光学系によって結像される被写体像からの光線に対し、偏光方向に基づいて一方の光線をシフトし且つ他方の光線をシフトしない2つの状態を生じさせる複屈折板と、前記複屈折板からの透過光の偏光方向を旋回可能な液晶パネルと、からなる光線シフト手段と、
    前記光線シフト手段からの光線シフトする光線と光線シフトしない光線の両方に対して偏光方向に基づいて反射又は透過させることで2つの水平と垂直の両方向に相対的にずれた光路に分離する光線分離手段と、
    前記光線分離手段で2つの光路に分離された光線の各像をそれぞれ撮像する水平又は垂直のいずれか一方に相対的にずらして配置してなる2つの撮像手段と、
    前記液晶パネルが前記撮像手段の撮像タイミングに同期して前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態とに交互に切り換えるよう制御するタイミング制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光線シフト手段から出射された光線が有する2つの偏光方向は、P偏光及びS偏光である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光線シフト手段と前記光線分離手段との間に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態とに切り換えるタイミングに対応して前記光線シフト手段からの光線を遮断するシャッタ手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態において前記2つの撮像手段で撮像した画像と、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させない状態において前記2つの撮像手段で撮像した画像とを合成した画像の映像信号を生成する画像処理手段をさらに備え、
    前記画像処理手段によって生成された映像信号に基づく画像の解像度は、前記2つの撮像手段それぞれの解像度の4倍である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像手段で撮像された被写体像が所定時間内に所定量以上移動するものか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段で前記被写体像が所定時間内に所定量以上移動することが検出された場合に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像のみに基づいて映像信号を生成する画像処理手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段により所定時間の間隔を隔てて撮像された2つの画像間の相関を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された相関が所定値よりも低い場合に、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像のみに基づいて映像信号を生成する画像処理手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態のいずれか一方の状態において前記2つの撮像手段で撮像された画像に対して補間処理を行うことにより、前記液晶パネルが前記透過光の偏光方向を90度旋回させる状態と旋回させない状態の2つの状態において前記2つの撮像手段で撮像された場合の画像の画素数と同じ画素数の画像を出力する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
JP2004149027A 2004-05-19 2004-05-19 撮像装置 Expired - Fee Related JP4455156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004149027A JP4455156B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004149027A JP4455156B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005333336A JP2005333336A (ja) 2005-12-02
JP4455156B2 true JP4455156B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35487693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004149027A Expired - Fee Related JP4455156B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4455156B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8483960B2 (en) 2002-09-20 2013-07-09 Visual Intelligence, LP Self-calibrated, remote imaging and data processing system
USRE49105E1 (en) 2002-09-20 2022-06-14 Vi Technologies, Llc Self-calibrated, remote imaging and data processing system
JP2007252402A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Topcon Corp 眼科測定装置
JP2008109477A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd 画像生成装置および画像生成方法
CN101584222B (zh) * 2007-05-31 2011-10-12 松下电器产业株式会社 图像处理装置
WO2009072260A1 (ja) * 2007-12-07 2009-06-11 Panasonic Corporation 画像処理装置および画像処理方法ならびに撮像装置
JP4413261B2 (ja) 2008-01-10 2010-02-10 シャープ株式会社 撮像装置及び光軸制御方法
JP4469021B2 (ja) * 2008-07-08 2010-05-26 パナソニック株式会社 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、画像合成方法、および画像合成装置
JP2011215545A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 視差画像取得装置
JP2014511155A (ja) * 2011-03-31 2014-05-12 ビジュアル インテリジェンス,エルピー 自己較正リモートイメージング及びデータ処理システム
EP4160940A1 (en) * 2011-06-13 2023-04-05 Wi-Charge Ltd. Spatially distributed laser resonator
US10539763B2 (en) * 2016-03-31 2020-01-21 Sony Corporation Optical system, electronic device, camera, method and computer program

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615681A (ja) * 1984-06-20 1986-01-11 Hitachi Ltd 高精細固体撮像装置
JPH06339146A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Victor Co Of Japan Ltd テレビジョンカメラ
JP3770737B2 (ja) * 1998-10-14 2006-04-26 三菱電機株式会社 撮像装置
JP4252252B2 (ja) * 2002-03-29 2009-04-08 三菱電機株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005333336A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455156B2 (ja) 撮像装置
JP5652157B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法、並びにコンピューター・プログラム
JP5002421B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2000270347A (ja) 記録装置、及び該記録装置を用いた監視システム
JP2012142865A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US8400549B2 (en) Imaging and display apparatus and method
JP3577354B2 (ja) 補間画像データ生成装置および方法
JP2005283658A (ja) 画像投影装置
JPH07283999A (ja) 画像合成装置及び画像撮影装置
JPH07322121A (ja) 高画質画像入力装置
JP5460473B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JPH0378378A (ja) 固体撮像装置
JPH03145880A (ja) 画振れ防止装置
JP2000125169A (ja) 撮像装置
JP5481787B2 (ja) プロジェクタ機能付きデジタルカメラおよびプロジェクタ
JPH0691601B2 (ja) 固体撮像素子を用いた画像入力装置
JPH08250692A (ja) 光学装置
JPH07274070A (ja) 高解像度表示装置
JPH057366A (ja) 撮像装置
JPH06339057A (ja) 撮像装置およびそれを使用した撮像システム
JPH05260490A (ja) 固体撮像装置
JPS5933978A (ja) ビデオカメラの撮像機構
JPH0396081A (ja) 静止画入力装置及び静止画記録再生方式
JPS5928773A (ja) 撮像回路
JPH06113182A (ja) ビデオカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees