JP4453718B2 - 内燃機関の排ガス浄化装置 - Google Patents
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以下、本発明の第1の実施の形態を図1に基づいて説明する。図1は本発明の排ガス浄化装置を適用したディーゼルエンジンの全体構成を示すもので、エンジン1は、各気筒に共通のコモンレール11と、該コモンレール11に連結されて各気筒の燃焼室にそれぞれ燃料を噴射する複数の燃料噴射弁12を有している。エンジン1の吸気マニホールド21は、吸気管2に連結しており、連結部に設けられる吸気スロットル22によって、吸気流量が調整されるようになっている。
DPF4に流入するガス量を増大させる制御(ステップ103)としては、上記吸気スロットル22の開度やEGRバルブ51の開度の調整に加えて、さらに他の方法を採用することもできる。これを図3に示す。ECU7は、ステップ201では、PM急速燃焼が発生する可能性が高いかどうかを判定し、PM急速燃焼が発生する可能性が高ければ、ステップ202に進む。ここで、PM急速燃焼が発生する可能性が高いかどうかは、上記図2に示した方法や後述する各実施形態の方法が用い得る。ステップ201が否定判定されると、ステップ201に戻る。
DPF4に流入するガス量を増大させる制御(ステップ103)のさらに別の方法を採用した実施の形態を図7に示す。本実施形態は基本的な構成は図1のもの同じで、相違点は、コンプレッサ8によりDPD4にその上流側から圧縮空気を流入可能とした点である。コンプレッサ8はECU7の制御で、所定の時期に圧縮空気がDPD4に供給される。このものでは、コンプレッサ8により供給される空気の分、DPD4に流入するガス量が増大して、DPF4の温度を低下させることができる。
図8に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断された場合、DPF4の温度が閾値T1以上で、かつPM捕集量が閾値A1以上である時に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図9に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断された場合、DPF4の温度が閾値T1以上で、かつ前回DPF4の再生処理を行ってからの総走行距離が閾値D1以上である時に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図10に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断された場合、DPF4の温度が閾値T1以上で、かつエンジン1の吸気量が閾値G1以下である時に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。吸気量は、マスフローメータ等により検出した値や、吸気圧等の運転状態に基づいてマップから求めることができる。
図11に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断された場合、DPF4の温度が閾値T1以上で、吸気量が閾値G1以下で、かつPM捕集量が閾値A1以上である時に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図12に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、DPF温度が閾値T1以上でエンジンが停止し、その直後に再始動した場合で、吸気量が十分でない場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図13に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、DPF温度が閾値T1以上でエンジンが停止し、その直後に再始動した場合で、吸気量が十分でなく、かつ、急速燃焼によりDPFの破損等の原因となるPMが過剰に堆積している場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図14に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。上記各実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断された時に、DPF4に流入されるガス量を増大するようにしたが、本実施の形態では、実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時に、上記制御を行うようにする。
パティキュレートの急速燃焼が発生したかどうかの判断処理(ステップ901)の内容の異なる別の実施の形態について以下に説明する。ECU7で実行される制御を図15に示す。ECU7は、ステップ1001では、DPF温度が上昇し、DPF温度が閾値T2(T2>T1)以上であるかどうかを判定し、DPF4の温度が閾値T2以上であれば、ステップ1002に進む。ステップ1001が否定判定された場合にはスタートへ戻る。
図16に実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時にDPF4に流入するガス量を増大するようにした内燃機関の排ガス浄化装置の別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、DPFの温度の時間に対する上昇率(以下、適宜、DPF温度上昇率という)が閾値T’1以上の場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図17に実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時にDPF4に流入するガス量を増大するようにした内燃機関の排ガス浄化装置の別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、基本的には上記第1の実施の形態と同じである。相違点は、DPF4の下流側に加えて上流側にも温度センサ41aを設けた点である。本実施の形態では、DPF4の上流側の温度(以下、適宜、DPF入ガス温度という)に対するDPF4の下流側の温度(以下、適宜、DPF出ガス温度という)の高さ(=DPF出ガス温度−DPF入ガス温度、適宜、DPF出入口温度差という)が閾値ΔT1以上の場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図19に実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時にDPF4に流入するガス量を増大するようにした内燃機関の排ガス浄化装置の別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、DPF4の下流側の酸素濃度(以下、適宜DPF出ガスO2 濃度という)が、パティキュレートが急速燃焼を開始したとみなせる一定濃度(閾値C1)以下の場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図20に実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時にDPF4に流入するガス量を増大するようにした内燃機関の排ガス浄化装置の別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、DPF出ガスO2 濃度の減少率が閾値C’1以上の場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図21に実際にパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時にDPF4に流入するガス量を増大するようにした内燃機関の排ガス浄化装置の別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、基本的には上記第1の実施の形態と同じである。相違点は、DPF4の下流側に加えて上流側にもA/Fセンサ42aを設けた点である。本実施の形態では、DPF4の上流側の酸素濃度(以下、適宜、DPF入ガスO2 濃度という)のDPF出ガスO2 濃度に対する低さ(=DPF入ガスO2 濃度−DPF出ガスO2 濃度。以下、適宜、DPF出入口O2 濃度差という)が閾値トC1以上の場合に、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を行う。
図24に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断して、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、DPF4の温度が低下しはじめたら、具体的には、DPF4の温度が閾値T3(T1>T3)以下となったら、通常の制御に戻す。
図25に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断して、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、DPF4出ガス温度の上昇が収束しはじめたら、具体的には、DPF出ガス温度の上昇率が閾値T’2(T’1>T’2)以下となったら、通常の制御に戻す。
図26に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記図16のものと同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、DPF4の状態、例えば、DPF温度や吸気量から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断して、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、DPF4におけるガスに対する加熱が収束しはじめたら、具体的には、DPF出入口ガス温度差が閾値ΔT2(ΔT1>ΔT2)以下となったら、通常の制御に戻す。
図27に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記第1の実施の形態と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断されて、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、A/Fセンサ42により検出されるDPF4の下流側の酸素濃度が上昇しはじめたら、具体的には、酸素濃度が閾値C2(C1<C2)以上となったら、通常の制御に戻す。
図28に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記図1のものと同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、DPF4の状態、例えば、DPF温度や吸気量から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断して、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、DPF4出ガスO2 濃度の減少が収束しはじめたら、具体的には、DPF出ガスO2 濃度の減少率が閾値C’2(C’1>C’2)以下となったら、通常の制御に戻す。
図29に本発明のさらに別の実施の形態を示す。本実施の形態における排ガス浄化装置の全体構成は、上記図21と同じであり、図示を省略する。本実施の形態では、ECU7により検出されるエンジン1の運転状態から、パティキュレートの急速燃焼のおそれがあると判断して、DPF4に流入するガス量を増大させる制御を開始した後、DPF4における燃焼が収束しはじめたら、具体的には、DPF出入口O2 濃度差が閾値ΔC2(ΔC1>ΔC2)以下となったら、通常の制御に戻す。
11 コモンレール
12 燃焼噴射弁
2 吸気管
21 吸気マニホールド
22 吸気スロットル
3 吸気管
31 排気マニホールド
4 DPF(パティキュレートフィルタ)
41 排気温センサ(DPF温度検出手段)
41a 排気温センサ(DPF温度検出手段)
42 A/Fセンサ(酸素濃度検出手段)
42a A/Fセンサ(酸素濃度検出手段)
5 EGR通路
51 EGRバルブ
6 差圧センサ
7 ECU(制御手段)
8 コンプレッサ(空気供給手段)
Claims (30)
- 内燃機関の排気管内に設置されて排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、上記パティキュレートフィルタの再生を行う再生手段を備える内燃機関の排ガス浄化装置において、 上記内燃機関の運転状態から、上記パティキュレートフィルタに捕集されたパティキュレートの急速燃焼の可能性があると判断した時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させるために、吸気量を制御する吸気スロットルの開度を通常時より開き側とする制御を行うとともに、EGRガス量を制御するEGRバルブの開度を通常時より閉じ側とする制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記制御手段は、上記内燃機関がフューエルカットを伴う減速運転の状態にある時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段と、上記パティキュレートフィルタによるパティキュレート捕集量を検出するPM捕集量検出手段を備え、上記制御手段は、上記内燃機関がフューエルカットを伴う減速運転の状態にあり、かつ上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、上記PM捕集量検出手段により検出される上記PM捕集量が閾値A1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記内燃機関がフューエルカットを伴う減速運転の状態にあり、かつ上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、前回の上記パティキュレートフィルタの再生処理後の総走行距離が閾値D1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記内燃機関がフューエルカットを伴う減速運転の状態にあり、かつ上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、前回の上記パティキュレートフィルタの再生処理後の総燃料噴射量が閾値Q1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、上記内燃機関の吸気量が閾値G1以下である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段と、上記パティキュレートフィルタによるパティキュレート捕集量を検出するPM捕集量検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、上記内燃機関の吸気量が閾値G1以下で、かつ上記PM捕集量検出手段により検出される上記PM捕集量が閾値A1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、内燃機関の始動時において、前回内燃機関の作動停止時に上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、前回内燃機関の作動停止からの経過時間が閾値τ1以下で、上記内燃機関の吸気量が閾値G1以下である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段と、上記パティキュレートフィルタによるパティキュレート捕集量を検出するPM捕集量検出手段を備え、上記制御手段は、内燃機関の始動時において、前回内燃機関の作動停止時に上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T1以上で、前回内燃機関の作動停止からの経過時間が閾値τ1以下で、上記内燃機関の吸気量が閾値G1以下で、かつ上記PM捕集量検出手段により検出される上記PM捕集量が閾値A1以上である時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項1記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 内燃機関の排気管内に設置されて排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、上記パティキュレートフィルタの再生を行う再生手段を備える内燃機関の排ガス浄化装置において、 上記パティキュレートフィルタの状態から、上記パティキュレートフィルタに捕集されたパティキュレートの急速燃焼が発生したと判断した時に、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させるために、吸気量を制御する吸気スロットルの開度を通常時より開き側とする制御を行うとともに、EGRガス量を制御するEGRバルブの開度を通常時より閉じ側とする制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T2(T2>T1)以上となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が急激に上昇した時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度の上昇率が閾値T’1以上となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項13記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの上流側および下流側の温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の上流側に対する温度の高さが閾値ΔT1以上となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度が閾値C1以下となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度が急激に低下した時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度の減少率が閾値C’1以上となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項17記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの上流側および下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の上流側に対する酸素濃度の低さが閾値ΔC1以上となった時に、上記パティキュレートの急速燃焼が発生したと判断して、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大させる制御を行うものである請求項11記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記制御手段は、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大するために、上記内燃機関とその負荷との断接を行うクラッチが切断状態のときに内燃機関の回転数を通常時より高回転側とする制御を行うものである請求項1ないし19のいずれか記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- パティキュレートフィルタに上流側から空気を供給する空気供給手段を備え、上記制御手段は、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大するために、上記空気供給手段を作動せしめる制御を行うものである請求項1ないし19記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記制御手段は、上記パティキュレートフィルタに流入するガス量を増大する制御を行った結果、上記パティキュレートフィルタに捕集されたパティキュレートの急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断した時に、上記ガス量を増大する制御を停止し、通常の制御に戻すものである請求項1ないし21のいずれか記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が低下を開始した時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度が閾値T3(T1>T3)以下になった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの温度の上昇率が閾値T’2(T’1>T’2)以下となった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの上流側および下流側の温度を検出するDPF温度検出手段を備え、上記制御手段は、上記DPF温度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の上流側に対する温度の高さが閾値ΔT2(ΔT1>ΔT2)以下となった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度が上昇を開始した時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度が閾値C2(C1<C2)以上になった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の酸素濃度の減少率が閾値C’2(C’1>C’2)以下となった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
- 上記パティキュレートフィルタの上流側および下流側の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、上記制御手段は、上記酸素濃度検出手段により検出される上記パティキュレートフィルタの下流側の上流側に対する酸素濃度の低さが閾値ΔC2(ΔC1>ΔC2)以下となった時に、急速燃焼の可能性がなくなった、あるいは急速燃焼が停止したと判断するものである請求項22記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
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