JP4451099B2 - 分割した防水パンの接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、分割した防水パンの接続構造に関するものである。
従来、洗い場側と浴槽側に分割された防水パンの接続部には、例えば図4に示すような接続構造を採用していた。
図4において、洗い場側防水パン1と、浴槽側防水パン4を接続するに際し、洗い場側防水パン1側には、連結ボルト51をナット52で固定して、予め連結ボルト51を立ち上げておき、この連結ボルト51を、浴槽側防水パン4にワッシャー53及びゴムパッキン54を介して通し、浴槽側防水パン4上より、ゴムパッキン54,平ワッシャー55を介在させて、連結ボルト51の上端に袋ナット56を締め付けて、洗い場側防水パン1と浴槽側防水パン4を接続していた。
特開平11−21963号公報
上記従来のような接続構造では、予め連結ボルト51をナット52で固定しておく必要があり、手間がかかり、接続作業が面倒であるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、施工が楽に行える分割した防水パンの接続構造を提供せんとするものであり、請求項1は、分割した防水パンの接続構造において、接続時に下側となる一方側の防水パンの接続部側には、凹み状の凹部の端側に略水平状の接続片が形成され、該接続片の下面に、ナットを挟み込むことのできる回り止めリブが設けられてなり、前記ナットの落下を防ぐことのできる該ナットとは別体の略コの字状の仮固定部材を、該仮固定部材の一面を前記リブの下にして前記接続片に嵌め込み可能に構成したことである。
また、請求項2は、分割した防水パンの接続構造において、接続時に下側となる一方側の防水パンの接続部側には、凹み状の凹部の端側に略水平状の接続片が形成され、該接続片の下面に、ボルトの頭部を挟み込むことのできる回り止めリブが設けられて、前記ボルトの頭部の落下を防ぐことのできる別体の略コの字状の仮固定部材を、該仮固定部材の一面を前記リブの下に配置して前記接続片に嵌め込み可能に構成してなり、前記仮固定部材には、上の片に切り欠き状の貫通孔が形成され、該切り欠き状の貫通孔に前記ボルトを通し、該ボルトの上端を前記接続片より上方に突出させることができるように構成したことである。
また、請求項3は、前記仮固定部材には、上側の片のみにボルトが通る貫通孔が形成されていることである。
本発明では、ナットを回り止めリブに挟み込み、仮固定部材で落下を防いで、一方側の防水パンに良好にナットを固定しておくことができ、他方側の防水パンを重ね合わせて容易に接続作業を行うことができ、従来のように予め連結ボルトをナットで固定しておく必要がなく、手間がかからず、施工が楽なものとなる。
また、ナットは、ある程度動くことができるために、ボルトを上方側から螺合させ易いものとなり、施工が容易なものとなる。
また、分割した防水パンの接続構造において、接続時に下側となる一方側の防水パンの接続部側には、凹み状の凹部の端側に略水平状の接続片が形成され、該接続片の下面に、ボルトの頭部を挟み込むことのできる回り止めリブが設けられて、前記ボルトの頭部の落下を防ぐことのできる別体の略コの字状の仮固定部材を、該仮固定部材の一面を前記リブの下に配置して前記接続片に嵌め込み可能に構成してなり、前記仮固定部材には、上の片に切り欠き状の貫通孔が形成され、該切り欠き状の貫通孔に前記ボルトを通し、該ボルトの上端を前記接続片より上方に突出させることができるように構成したことにより、ボルトの頭部を回り止めリブに挟み込み、仮固定部材で落下を防いで、一方側の防水パンに良好にボルトの上端を接続片より上方に突出させて固定しておくことができ、他方側の防水パンを重ね合わせて容易に接続作業を行うことができ、施工が容易なものとなる。
また、仮固定部材には、上側の片のみにボルトが通る貫通孔が形成されていることにより、一方側の防水パンに固定したナットに上方側からボルトを良好に螺合させることができ、また、仮固定部材でボルトの頭部を回り止めリブに良好に嵌め込んで固定することができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、洗い場側防水パン1と、分割された浴槽側防水パン4を接続した状態の概略構成図である。
先ず、洗い場側防水パン1を据え付けておき、この洗い場側防水パン1の左端の接続片1c上に、浴槽側防水パン4の接続片4aを重ね合わせ、ボルト10を上方側からナット5に締め付けて接続できるものである。
図2は、洗い場側防水パン1に、予めナット5を固定しておくことのできる構成部材の斜視構成図である。
図2において、洗い場側防水パン1には、上方へ立ち上げて堤防部1aが一体形成され、堤防部1aの左端側には連続して、凹み状に凹部1bが形成されており、この凹部1bの左端には、略水平状に連続して接続片1cが形成されている。
なお、凹部1b内には、発泡シール材11を嵌め込むことができるものである。
接続片1cの下面には、一対の回り止めリブ3a,3bが、間隔をおいて平行状に垂設され、一対の回り止めリブ3a,3b間で、下方開放の挟み込み空間Sが形成されている。また、この挟み込み空間Sの上面には、上下に貫通してボルト通し孔2が形成されている。
挟み込み空間S内には、外側からナット5を嵌め込むことができ、ナット5が嵌め込まれた状態では、一対の回り止めリブ3a,3bにより、ナット5が水平面内で良好に回り止めされて挟み込まれた状態となるように構成されている。
ナット5の落下を防ぐために、外側から嵌め込まれる仮固定部材6は、略コの字状に形成されており、上引掛片6aと、下方の下載せ片6bが、それぞれ水平状に平行に配置され、上引掛片6aと下載せ片6bが連結片6cで連結されており、また、上引掛片6aおよび下載せ片6bの先端には、上下に対向状に鉤片6d,6eが一体形成されている。
また、上引掛片6aおよび下載せ片6bには、整合した位置に、上下にそれぞれ貫通して上貫通孔7と下貫通孔8が形成されている。
仮固定部材6の下載せ片6b上にナット5を載せ、その状態で、仮固定部材6の上引掛片6aを、洗い場側防水パンの接続片1cの上面に嵌め込み、仮固定部材6の下載せ片6bは、一対の回り止めリブ3a,3bの下端に当接させて、洗い場側防水パンの接続片1cに仮固定部材6を嵌め込むことができ、嵌め込んだ状態では、上引掛片6aの鉤片6dが凹部1b側へ回り込んで、強固に仮固定部材6が接続片1cに固定されるものである。
この状態では、ナット5は良好に挟み込み空間S内に保持された状態となっている。
この状態で、仮固定部材6の上引掛片6a上に、浴槽側防水パン4の接続片4aを載せ、その状態で、接続片4aの上方より、ワッシャー9を介在させてボルト10を、接続片4aを通して下方へ垂下させることができ、ボルト10は、洗い場側防水パンの接続片1cのボルト通し孔2を通り、仮固定部材6の上貫通孔7を通って、挟み込み空間S内に侵入することができ、ボルト10を良好にナット5に螺合させることができるものとなる。
なお、上方側からボルト10を手探りでナット5に螺合させる時に、ナット5は挟み込み空間S内である程度動くことができるために、ナット5に対しボルト10を上方側から螺合させ易いものとなり、施工が容易なものとなる。
更に、ボルト10を上方より締め付けることで、強固に洗い場側防水パン1の接続片1cと、浴槽側防水パン4の接続片4aを接続することができ、ボルト10の下端は、仮固定部材6の下貫通孔8を通り下方側へ突出状態となる。
なお、図3は変更例を示すものである。
図3では、洗い場側防水パン1の形状は図2と全く同じであるが、仮固定部材6の形状が多少異なっており、図3では仮固定部材6は、上引掛片6aのみに、切り欠き状の貫通切欠孔7aが形成されており、下載せ片6bには貫通孔が設けられていないものである。
図3では、接続片1cのボルト通し孔2内に、ボルト12を下方から通し、ボルト12の頭部12aを挟み込み空間S内に入れておき、この状態で、横方向より仮固定部材6を接続片1cに固定して、ボルト12の落下を防ぐものである。
即ち、仮固定部材6の上引掛片6aは接続片1c上に引掛けられ、仮固定部材6の下載せ片6bが、一対の回り止めリブ3a,3bの下端に係合状態となって嵌め込まれ、下載せ片6b上にボルトの頭部12aが載った状態で、挟み込み空間S内に、ボルト12の頭部12aが水平面内で良好に回り止めされて保持されることとなる。
このように、予め仮固定部材6で、ボルト12を回り止めした状態にして、接続片1cに固定しておくことができ、この状態で、浴槽側防水パン4の接続片4aを仮固定部材6の上引掛片6a上に載せて、ボルト12の上端を接続片4aより上方に突出させておき、接続片4aの上方側から、袋ナット56をボルト12の上端にワッシャーを介在させて締め付けることで、良好に洗い場側防水パン1と浴槽側防水パン4を接続することができるものとなる。
なお、袋ナット56を上方側から締め付ける際に、ボルト12の頭部12aは一対の回り止めリブ3a,3bに挟み込まれて回り止めされているため、片手による締め付け作業で、良好に接続作業を完了することができ、施工が容易なものとなる。
洗い場と浴槽側に分割された防水パンの接続状態を示す断面構成図である。 洗い場側防水パンの接続片に、仮固定部材を介しナットを取り付ける分解斜視図である。 別例を示し、洗い場側防水パンの接続片に、仮固定部材を介しボルトを取り付ける分解斜視図である。 従来の接続構造を示す縦断面構成図である。
1 洗い場側防水パン
1a 堤防部
1b 凹部
1c 接続片
2 ボルト通し孔
3a,3b 回り止めリブ
4 浴槽側防水パン
4a 接続片
5 ナット
6 仮固定部材
6a 上引掛片
6b 下載せ片
6c 連結片
6d,6e 鉤片
7 上貫通孔
7a 貫通切欠孔
8 下貫通孔
9 ワッシャー
10 ボルト
12 ボルト
12a 頭部
S 挟み込み空間

Claims (3)

  1. 分割した防水パンの接続構造において、接続時に下側となる一方側の防水パンの接続部側には、凹み状の凹部の端側に略水平状の接続片が形成され、該接続片の下面に、ナットを挟み込むことのできる回り止めリブが設けられてなり、前記ナットの落下を防ぐことのできる該ナットとは別体の略コの字状の仮固定部材を、該仮固定部材の一面を前記リブの下にして前記接続片に嵌め込み可能に構成したことを特徴とする分割した防水パンの接続構造。
  2. 分割した防水パンの接続構造において、接続時に下側となる一方側の防水パンの接続部側には、凹み状の凹部の端側に略水平状の接続片が形成され、該接続片の下面に、ボルトの頭部を挟み込むことのできる回り止めリブが設けられて、前記ボルトの頭部の落下を防ぐことのできる別体の略コの字状の仮固定部材を、該仮固定部材の一面を前記リブの下に配置して前記接続片に嵌め込み可能に構成してなり、前記仮固定部材には、上の片に切り欠き状の貫通孔が形成され、該切り欠き状の貫通孔に前記ボルトを通し、該ボルトの上端を前記接続片より上方に突出させることができるように構成したことを特徴とする分割した防水パンの接続構造。
  3. 前記仮固定部材には、上側の片のみにボルトが通る貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分割した防水パンの接続構造。
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