JP4450721B2 - プロペラシャフトの衝撃吸収構造 - Google Patents

プロペラシャフトの衝撃吸収構造 Download PDF

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本発明は、車両等に用いられるプロペラシャフトの衝撃吸収構造に関する。
所謂FR車および4輪駆動車は、前方からの衝撃に対して前部エンジンルームが効果的に潰れることで、衝撃を緩和させる方法が有効であるが、その際エンジンルーム内の内燃機関を含む駆動ユニットを適当に後退させるものとして、プロペラシャフトの衝撃吸収構造が知られている(下記特許文献1参照)。
上記プロペラシャフトの衝撃吸収構造は、内燃機関側に接続する第1プロペラシャフトと、後輪側に接続する第2プロペラシャフトと、第1プロペラシャフトと第2プロペラシャフトとを連結する連結部材と、を備えている。また、第1プロペラシャフトの後端にはアウターレースが形成されている。このアウターレースの底部の前面には所定の深さの環状溝が形成されている。
また、連結部材の前部にはインナー軸部が形成され、このインナー軸部の先端部には放射方向に突出した3個の軸受けに相当するトリポードが設けられ、アウターレースの円筒内周面に軸方向に指向して形成された3条の溝条に各トリポードが摺動自在に嵌合してトリポード自在継手を構成している。
また、インナー軸部の後方にはセンターベアリングで回転自在に支持される中間軸部が形成されており、中間軸部のさらに後方には第2プロペラシャフトに接続する後側拡径部が形成されている。このセンターベアリングは後側拡径部により直接位置決めされて、固定保持されている。
上記したプロペラシャフトの衝撃吸収構造によれば、車両の前方から衝撃力が作用すると、第1プロペラシャフトはアウターレースと共に後方に移動していき、アウターレースの底壁にインナー軸部とトリポードが接触する。このとき、インナー軸部がアウターレースの底壁の環状溝近傍部位に接触し、アウターレースの底壁が環状溝に沿って破壊される。さらに、破壊されたアウターレースは、トリポードを押しながら、さらに後方に移動していく。このとき、トリポードはインナー軸部上を摺動していき、トリポードとインナー軸との間に発生する摺動摩擦力により衝撃力が吸収緩和される。
特開平10−250390号公報
ところで、上記プロペラシャフトの衝撃吸収構造では、センターベアリングと後側拡径部との間に摺動空間部が形成されておらず両者が直接当接した構成であるため、アウターレースがセンターベアリングに接触してしまうと、アウターレース及びトリポードがそれ以上後方に移動することができないため、吸収できる衝撃力(摺動変位量)が限られてしまう。
かかる構成のプロペラシャフトの衝撃吸収構造でさらに衝撃力を吸収させるためには、別部材を設けなければならず、重量及び部品点数が大幅に増加する問題がある。さらに、吸収できる衝撃力を予め設定することが困難になるという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、重量及び部品点数をほとんど増加させることなく、吸収できる衝撃力を増大させかつ吸収可能な衝撃力を容易に設定調整することができるプロペラシャフトの衝撃吸収構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内燃機関側に接続する第1プロペラシャフトと、後輪側に接続する第2プロペラシャフトと、前記第1プロペラシャフトと前記第2プロペラシャフトとを連結する連結部材と、前記連結部材を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記第1プロペラシャフト又は前記第2プロペラシャフトに衝撃力が作用したときに前記第1プロペラシャフトにより押圧された前記センターベアリングの前記連結部材の軸方向への移動を可能にさせる移動許容手段と、を有するプロペラシャフトの衝撃吸収構造であって、前記移動許容手段は、前記センターベアリングと前記第2プロペラシャフトとの間に設けられた摺動空間部であり、前記センターベアリングが前記連結部材の軸方向に移動することで前記センターベアリングと前記連結部材との間に発生する摺動摩擦力により、前記衝撃力を吸収することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両の前方に内燃機関が搭載されている車両では、前方から衝撃力が作用すると、その衝撃力が第1プロペラシャフトに伝達される。第1プロペラシャフトに衝撃力が伝達されると、第1プロペラシャフトが車両の後方に移動し、センターベアリングと接触する。第1プロペラシャフトがセンターベアリングに接触すると、移動許容手段が設けられているため、センターベアリングが第1プロペラシャフトと共に連結部材の軸方向に沿って車両の後方に移動する。このとき、センターベアリングと連結部材との間には摺動摩擦力が発生するため、この摩擦力により衝撃力を吸収することができる。この結果、従来のように、移動許容手段が設けられておらずセンターベアリングが移動しない構成と比較して、衝撃吸収荷重特性を向上させることができる。移動許容手段がセンターベアリングと第2プロペラシャフトとの間に設けられた摺動空間部であるため、部品点数の増加を防止でき、プロペラシャフトの衝撃吸収構造の重量が増加することを防止できる。これにより、プロペラシャフトの衝撃吸収構造の製造コストが増大することを防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造において、前記センターベアリングの連結部材軸方向一方側及び他方側には、前記センターベアリングと共に前記連結部材の軸方向に沿って移動可能なストッパー部材が設けられ、前記ストッパー部材が前記連結部材の軸方向に移動することで前記ストッパー部材と前記連結部材との間に発生する摺動摩擦力により、前記衝撃力を吸収することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、センターベアリングの連結部材軸方向一方側及び他方側にはセンターベアリングと共に連結部材の軸方向に沿って連結部材の軸方向に移動可能な2つのストッパー部材が設けられているため、第1プロペラシャフト及び第2プロペラシャフトがセンターベアリングに直接接触することを防止でき、センターベアリングを保護することができる。さらに、2つのストッパー部材のそれぞれで衝撃吸収荷重の調整を精度良く設定できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造において、前記ストッパー部材と前記連結部材との間には所定の圧入力が作用していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ストッパー部材と連結部材との間には所定の圧入力が作用しているため、ストッパー部材がセンターベアリングと共に連結部材の軸方向に沿って移動する際に、ストッパー部材と連結部材との間に大きな摺動摩擦力が発生する。このため、さらに大きな衝撃力を吸収することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造において、前記ストッパー部材と前記連結部材との間に作用する摩擦力を調整する摩擦力調整手段を設け、前記摩擦力調整手段で前記ストッパー部材と前記連結部材との間に作用する摺動摩擦力を調整することにより、吸収可能な衝撃力を設定調整することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ストッパー部材と連結部材との間に作用する摩擦力を調整する摩擦力調整手段が設けられており、摩擦力調整手段でストッパー部材と連結部材との間に作用する摺動摩擦力を調整することにより、所定の摺動変位量で吸収可能な衝撃力を容易に設定調整することができる。
本発明によれば、重量及び部品点数をほとんど増加させることなく、吸収できる衝撃力を増大させかつ吸収可能な衝撃力を容易に設定調整することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るプロペラシャフトの衝撃吸収構造について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のプロペラシャフトの衝撃吸収構造10は、FFベースの内燃機関側に接続する略円筒状の第1プロペラシャフト12を備えている。この第1プロペラシャフト12の一端(前端)には、クロスジョイント(図示省略)を介して内燃機関の出力側に連結されている。また、プロペラシャフトの衝撃吸収構造10は、後輪側に接続する略円筒状の第2プロペラシャフト14を備えている。この第2プロペラシャフト14の後端は、自在継手(図示省略)を介して差動装置(図示省略)に連結されている。また、第1プロペラシャフト12と第2プロペラシャフト14との間には、両者を連結する連結部材16が設けられている。
この第1プロペラシャフト12の他端(後端)にはトリポード自在継手18のアウターレース20が形成されている。また、連結部材16の前部にはインナー軸部22が形成されている。このインナー軸部22には放射状に突出した3個の軸受けに相当するトリポード24が設けられており、この各トリポード24がアウターレース20の内周面に軸方向(図1中矢印X方向)に沿って形成された3条の溝条(図示省略)に摺動自在に嵌合してトリポード自在継手18を構成し等速の動力伝達が実現される。
また、アウターレース20は有底円筒状をなし、アウターレース20の底壁20Aに対して反対側の開口は円環部材26とブーツ28により覆われている。
また、連結部材16を構成する中間軸部30は、センターベアリング32により回転自在に支持されている。このセンターベアリング32は環状支持部材34の環状弾性体36により支持されており、環状支持部材34は車体側に固定されるブラケット38に支持されている。
このように連結部材16は環状支持部材34及びセンターベアリング32により車体側に支持されており、その中間軸部30の後方(図1中矢印R方向)には径が拡大された後側拡径部40が形成されている。この後側拡径部40には、第2プロペラシャフト14の前端が摩擦溶着されている。
また、トリポード自在継手18を構成するトリポード24は、その内環42がインナー軸部22とスプライン嵌合されて圧入されており、インナー軸部22の回転と共に一体回転するように構成されている。このトリポード24がアウターレース20の内周面の溝条に嵌合してインナー軸部22と共にアウターレース20内に挿入されると、インナー軸部22とトリポード24の前方(図1中矢印F方向側)にアウターレース20の底壁20Aが対向した状態となっている。
アウターレース20の底壁20Aの前面には所定の深さの環状溝44が形成されており、有底円筒状のアウターレース20は、環状溝44を有する底壁20Aと共にプレス成形または鍛造により一体に形成されている。
ここで、本発明の要部について説明する。
図1に示すように、センターベアリング32の移動方向一方側及び他方側には、ストッパーピース(ストッパー部材)46、48が設けられている。これらのストッパーピース46、48はそれぞれ環状に形成されており、各ストッパーピース46、48には中間軸部30が圧入されている。各ストッパーピース46、48又は/及び中間軸部30には中間軸部30の各ストッパーピース46、48に対する摩擦力を調整する摩擦力調整手段(図示省略)が設けられている。この摩擦力調整手段として、例えば、中間軸部30の各ストッパーピース46、48に対する摺動摩擦力が所定の大きさとなるように、各ストッパーピース46、48の径を拡径、縮径することや、あるいは中間軸部30の径を縮径、拡径することが挙げられる。さらに、各ストッパーピース46、48と中間軸部30との間に、摩擦係数の比較的高い摩擦部材を挿入することによっても、中間軸部30のストッパーピース46、48に対する摺動摩擦力を適宜設定調整することができる。
一方のストッパーピース46は、中間軸部30に対して圧入力を作用させる圧入部46Aと、圧入部46Aの径よりも大きな径であり衝撃力が作用して移動したときに後側拡径部40と当接するストッパー部46Bと、で構成されている。また、他方のストッパーピース48も、同様にして、中間軸部30に対して圧入力を作用させる圧入部48Aと、圧入部48Aの径よりも大きな径であり衝撃力が作用してアウターレース20が移動したときにアウターレース20と直接当接するストッパー部48Bと、で構成されている。
また、一方のストッパーピース46と後側拡径部40との間には、中間軸部30の軸方向に沿って所定長さの摺動空間部(移動許容手段)11が設けられている。このように、一方のストッパーピース46と後側拡径部40との間に摺動空間部11が設けられているため、衝撃力が作用した場合に、センターベアリング32が各ストッパーピース46、48と共に後方(図1中矢印R方向)に移動することが可能となる。
次に、本実施形態のプロペラシャフトの衝撃吸収構造10の作用について説明する。
図1に示すように、前方(図1中矢印F方向)から衝撃力が作用すると、その衝撃力が第1プロペラシャフト12に伝達される。第1プロペラシャフト12に衝撃力が伝達されると、第1プロペラシャフト12は、アウターレース20と共に後方(図1中矢印R方向)に移動していく。第1プロペラシャフト12がアウターレース20と共に後方(図1中矢印R方向)に移動していくと、インナー軸部22がアウターレース20の底壁20Aに衝突する。この底壁20Aの環状溝44の近傍には応力集中が生じているため、アウターレース20がさらに後方に移動することにより、環状溝44に沿って底壁20Aが破断される。このとき、トリポード24は、底壁20Aの環状溝44の径方向外側に位置しているため、底壁20Aの一部により後方に押されインナー軸部22とのスプライン連結が外れ、第1プロペラシャフト12及びアウターレース20と共に中間軸部30の軸方向に沿って後方に移動していく。
また、第1プロペラシャフト12がアウターレース20及びトリポード24と共に中間軸部30に沿って後方に移動していくと、円環部材26及びブーツ28が他方のストッパーピース48のストッパー部48Bに衝突する。さらに、第1プロペラシャフト12がアウターレース20及びトリポード24と共に中間軸部30に沿って後方に移動していくと、円環部材26及びブーツ28が破損すると共に、アウターレース20の後側の端部がストッパーピース48のストッパー部48Bと衝突する。
アウターレース20の後側の端部が他方のストッパーピース48のストッパー部48Bと衝突すると、センターベアリング32と各ストッパーピース46、48がアウターレース20に押圧されながら、センターベアリング32と中間軸部30との間、各ストッパーピース46、48の各圧入部46A、48Aと中間軸部30との間に摺動摩擦力がそれぞれ作用した状態で、センターベアリング32と各ストッパーピース46、48が中間軸部30の軸方向に沿って後方に移動していく。
図2に示すように、センターベアリング32と各ストッパーピース46、48がアウターレース20に押圧されながら中間軸部30の軸方向に沿って後方に移動していくと、やがて、一方のストッパーピース46のストッパー部46Bが後側拡径部40と当接する。これにより、第1プロペラシャフト12、アウターレース20、各ストッパーピース46、48及びセンターベアリング32が停止する。
以上のように、本実施形態のプロペラシャフトの衝撃吸収構造10によれば、衝撃力が車両の前方から作用すると、第1プロペラシャフト12がアウターレース20、各ストッパーピース46、48及びセンターベアリング32と共に車両の後方に移動することにより、センターベアリング32と連結部材16との間、各ストッパーピース46、48と連結部材16との間にそれぞれ発生する摺動摩擦力により衝撃力を吸収することができる。この結果、従来のようにセンターベアリングが移動しない構成と比較して、吸収できる衝撃力を大幅に増大させることができる。
特に、一方のストッパーピース46と後側拡径部40との間に摺動空間部11を設けるだけで済むため、部品点数の増加を防止でき、プロペラシャフトの衝撃吸収構造10の重量が増加することを防止できる。これにより、プロペラシャフトの衝撃吸収構造10の製造コストが増大することを防止できる。
また、センターベアリング32の連結部材軸方向一方側及び他方側にはセンターベアリング32と共に連結部材16の軸方向に沿って移動するストッパーピース46、48が設けられているため、アウターレース20及び後側拡径部40にセンターベアリング32が直接衝突することがない。これにより、センターベアリング32が破損してしまうことを防止できる。
また、連結部材16の各ストッパーピース46、48に対する摩擦力を調整する摩擦力調整手段が設けられているため、摩擦力調整手段で連結部材16の各ストッパーピース46、48に対するそれぞれの摺動摩擦力を容易に調整することにより、吸収可能な衝撃力を所定の特性に高精度に設定することができる。
また、上記摺動空間部11の中間軸部30の軸方向に沿う長さを調整することにより、センターベアリング32及び各ストッパーピース46、48の移動量を容易に調整することができるため、これによっても衝撃吸収荷重特性を大きな摺動変位で設定することができ特性の設定幅が広がる。
本発明の一実施形態に係るプロペラシャフトの衝撃吸収構造の部分的な断面図である。 本発明の一実施形態に係るプロペラシャフトの衝撃吸収構造に衝撃力が作用したときのプロペラシャフトの衝撃吸収構造の部分的な断面図である。
符号の説明
10 プロペラシャフトの衝撃吸収構造
11 摺動空間部(移動許容手段)
12 第1プロペラシャフト
14 第2プロペラシャフト
16 連結部材
32 センターベアリング
46 ストッパーピース(ストッパー部材)
48 ストッパーピース(ストッパー部材)

Claims (4)

  1. 内燃機関側に接続する第1プロペラシャフトと、後輪側に接続する第2プロペラシャフトと、前記第1プロペラシャフトと前記第2プロペラシャフトとを連結する連結部材と、前記連結部材を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記第1プロペラシャフト又は前記第2プロペラシャフトに衝撃力が作用したときに前記第1プロペラシャフトにより押圧された前記センターベアリングの前記連結部材の軸方向への移動を可能にさせる移動許容手段と、を有するプロペラシャフトの衝撃吸収構造であって、
    前記移動許容手段は、前記センターベアリングと前記第2プロペラシャフトとの間に設けられた摺動空間部であり、
    前記センターベアリングが前記連結部材の軸方向に移動することで前記センターベアリングと前記連結部材との間に発生する摺動摩擦力により、前記衝撃力を吸収することを特徴とするプロペラシャフトの衝撃吸収構造。
  2. 前記センターベアリングの連結部材軸方向一方側及び他方側には、前記センターベアリングと共に前記連結部材の軸方向に沿って移動可能なストッパー部材が設けられ、
    前記ストッパー部材が前記連結部材の軸方向に移動することで前記ストッパー部材と前記連結部材との間に発生する摺動摩擦力により、前記衝撃力を吸収することを特徴とする請求項1に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造。
  3. 前記ストッパー部材と前記連結部材との間には所定の圧入力が作用していることを特徴とする請求項2に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造。
  4. 前記ストッパー部材と前記連結部材との間に作用する摩擦力を調整する摩擦力調整手段を設け、
    前記摩擦力調整手段で前記ストッパー部材と前記連結部材との間に作用する摺動摩擦力を調整することにより、吸収可能な衝撃力を設定調整することを特徴とする請求項3に記載のプロペラシャフトの衝撃吸収構造。
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