JP4449920B2 - 固体潤滑ころ軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、真空中、高温、低温あるいは放射線下など、潤滑油やグリースが使用できない特殊環境下で使用される固体潤滑ころ軸受に関する。
従来、真空中、高温、低温あるいは放射線下など、潤滑油やグリースが使用できない特殊環境下で使用される固体潤滑ころ軸受は、図9のようになっているものがある(例えば特許文献1参照)。
図9は従来の固体潤滑ころ軸受を示す図で、(a)は正面図、(b)は側断面図、(c)は一部を展開した部分展開図である。図において、1は内輪、1aは内輪転走面、2は外輪、2aは外輪転走面、3a、3bはころ(ローラ)、4はスペーサである。なお、9は2つ割りの外輪を一体化するかしめピンである。図10は図9の一部拡大図で、(a)はスペーサの斜視図、(b)はころの断面図である。図において、4aは凹面部、5は固体潤滑膜である。
図に示すように、ころ軸受の一種であるクロスローラ軸受は、内輪1と外輪2の2つの軌道部材間に、表面に固体潤滑膜5が被覆され、かつ隣同士の向きを90度変えて配列させたころ3a,3bと、これらの間に設けたスペーサ4からなっている。スペーサ4は、図10(a)に示すように、左右の両隣にころ3a,3bが回転可能に嵌合する凹面部4aを有している。
この軸受を作動させると、運転初期に転動体表面の固体潤滑膜5が潤滑し、運転の経過に伴い自己潤滑性材料であるスペーサ4からの潤滑成分がころ3a,3bへ転移し、そして内・外輪1、2に転移することにより長期の潤滑を可能にするものである。
特開平10−141363号公報(第5頁、図1)
ところが、従来の固体潤滑ころ軸受では、固体潤滑膜が被覆されたころが大気中で軸受に組立てられる際、大気中の湿度の影響で膜中に水分が侵入する。このような軸受が真空用ロボットなどに組込まれて真空中で使用された場合、スペーサがころの円筒面にフィットする凹形状になっていること、また、図9に示すように、ころやスペーサが軸受内部の空間を占有し、残存する隙間が小さいことなどの要因により、真空環境に入れてもすぐに膜中の水分は抜けない。一方、硫化物系の固体潤滑膜は水分があると潤滑寿命が極端に低下することが知られている(M.Maillat et al:Proc.4th Euro.Space.Mech. & Trib.Symp.,ESA SP-299(1990)53)。
したがって、従来の軸受の構成では真空環境下で数日間真空排気した後でしか使用できず、使用する上で作業性が悪いという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、固体潤滑膜中の水分を真空中で抜けやすくすることで、作業性に優れ、真空環境下に入れてすぐに使用しても寿命が長い固体潤滑ころ軸受を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、二つの転走面を持つ軌道部材と、前記軌道部材によって出来る軌道空間に載置され固体潤滑膜を被覆した複数のころを有する固体潤滑ころ軸受において、前記軌道部材の少なくとも一方に前記軌道空間と軸受外部とを繋ぐ穴を備えたものである。
請求項2に記載の発明は、前記穴が軸方向に対し傾斜して形成されたものである。
請求項3に記載の発明は、前記穴がラジアル方向に形成されたものである。
請求項4に記載の発明は、前記穴がラジアル方向に対し傾斜して形成されたものである。
請求項5に記載の発明は、前記ころのコーナー部を凹状にしたものである。
請求項6に記載の発明は、二つの転走面を持つ軌道部材と、荷重を負荷するために前記転走面間に載置した固体潤滑膜を被覆した複数のころと、前記ころ間に介装させて間隔を保持するスペーサからなり前記スペーサのころと接する面が凹面状である固体潤滑ころ軸受において、前記スペーサの凹面部に外部へ通じる溝を形成したものである。
請求項7に記載の発明は、前記溝の形状を碁盤目状としたものである。
請求項8に記載の発明は、前記溝を少なくとも一つの直線状に形成したものである。
請求項9に記載の発明は、前記溝の幅と深さを少なくとも50μmとしたものである。
請求項10に記載の発明は、前記固体潤滑膜を二硫化モリブデンもしくは二硫化タングステンとしたものである。
請求項1に記載の発明によると、軌道空間を穴によって軸受外部と繋ぐことにより、膜中の水分が真空中で抜け易くなる。
請求項2に記載の発明によると、穴を傾斜させることで、軸受回転に伴い、気体分子が強制的に移動され、膜中の水分がより抜け易くなる。
請求項3に記載の発明によると、穴をラジアル方向に形成することで、遠心力の働きにより、膜中の水分がより抜け易くなる。
請求項4に記載の発明によると、穴をラジアル方向に対し傾斜させて形成することで、遠心力の働き、プラス強制的な気体分子の移動により、膜中の水分がより抜け易くなる。
請求項5に記載の発明によると、ころのコーナー部を凹状にすることで、気体の移動通路が確保され、膜中の水分が抜け易くなる。
請求項6に記載の発明によると、ころと接触しているスペーサ面に溝を入れることにより膜中の水分が真空中で抜け易くなる。
請求項7に記載の発明によると、スペーサ面に形成した溝の形状を碁盤目状とすることで膜中の水分がより抜け易くなる。
請求項8に記載の発明によると、スペーサ面に形成した溝の形状を直線状にすることでスペーサの作製のし易さと共に水分の抜け易さも確保できる。
請求項9に記載の発明によると、溝の深さと幅を50μm以上とすることで水分のぬけ易さを大幅に増加させることができる。
請求項10に記載の発明によると、水分の影響を受け易い二硫化モリブデンもしくは二硫化タングステンが使用できるので、潤滑性能に優れた軸受が得られるという大きな効果がある。
以上のように、固体潤滑ころ軸受を真空環境下に入れてすぐに使用しても長い寿命を確保できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図である。図において、7は穴、8は軌道空間である。他の符号は従来と同じであるため説明を省く。内輪1と外輪2の軌道部材によって形成される軌道空間8を、図示しないころが転がる構成になっている。
本発明が従来技術と異なる点は、外輪2に穴7を設けている部分である。軌道空間8と軸受外部がこの穴7によって繋がっているので、軌道空間の残存気体が軸受外部に排出されるという作用が生じ、膜中の水分が抜け易くなる。その結果、固体潤滑ころ軸受を真空環境下に入れてすぐに使用しても寿命が長くなる。
図2は本発明の実施例2を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図である。本実施例では穴7を軸方向に対し傾斜させて形成している。このため、軸受の外輪2の回転に伴い気体分子が強制的に穴7から排出される、すなわち気体分子が抜け易くなる。その結果、膜中の水分がより抜け易くなる。
図3は本発明の実施例3を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図である。本実施例では穴7をラジアル方向に形成している。この軸受を図4に示すハウジング11と組み合わせると、軌道空間8と軸受外部の貫通孔11aが繋がり、軌道空間8の残存気体が軸受外部に排出されるという作用が生じ、膜中の水分が抜け易くなる。また、穴7がラジアル方向に空いているので、軸受の外輪2の回転に伴い遠心力が作用し、気体分子が抜け易くなる。その結果、膜中の水分がより抜け易くなる。
図5は本発明の実施例4を示す固体潤滑ころ軸受図で、(a)は正面図、(b)は側断面図である。本発明では穴7をラジアル方向に対しやや傾斜させて形成している。このため、実施例2と実施例3を組み合わせた作用、すなわち強制的な気体分子の移動と、遠心力が作用し、気体分子がより抜け易くなる。その結果、膜中の水分がより抜け易くなる。
なお、実施例1〜4では外輪2に穴7を設けた例を示しているが、これは外輪2が回転する軸受を想定したためである。内輪1が回転する場合は内輪1に穴を開けた方が良い。
図6は本発明の実施例5を示す固体潤滑ころ軸受に用いるころである。本発明では、荷重を受けないコーナー部を凹状(凹状部10)にしたことにより、ころによる無駄な容積占有を無くし、それを気体分子の移動通路としたものである。実施例1〜4の穴7と組合わせることにより、気体分子がより一層、移動し易くなる。その結果、膜中の水分がより抜け易くなる。
硫化物系固体潤滑膜のなかでも二硫化モリブデンと二硫化タングステンを使用した場合は特に寿命延長の効果が大きい。
また、本発明の形態では、隣り合うころ同士が直交して配置する、いわゆるクロスローラ軸受を取り上げているが、本発明の作用は固体潤滑ころ軸受において、ころ表面に被覆した固体潤滑膜中の水分を抜けやすくするものなので、クロスローラ軸受以外のラジアルころ軸受、スラストころ軸受、円すいころ軸受などでも同様な効果が得られる。さらに、回転型以外に直動型の軸受でも同様な効果が得られる。
図7は、本発明の実施例6を示すスペーサの凹面部の正面図である。
本実施例に用いたスペーサ4は、従来の図10(a)に示す形状のものと同じく凹面部4aを有したものである。材質としてPEEK(ポリ・エーテル・エーテル・ケトン)を主成分とする自己潤滑性樹脂を用い、射出成形により作製されている。
図7(a)は幅100μm、深さ100μm の溝6、6aが碁盤目状に形成された様子を示している。スペーサ4の凹面部4aに接するころの軸方向に4本、それと直行する方向に6本の溝がそれぞれ等間隔に形成したものである。図7(b)は一本の線状の溝6bがころの軸方向に形成された状況を示している。溝6bの幅は2mm、深さは0.2mmである。図7(c)は三本の線状の溝1cが等間隔に形成された状況を示したもので、それぞれの溝6cの幅は1mm、深さは0.2mmである。
本発明が従来技術と異なる部分は、スペーサ4の凹面部4aに外部に通じる溝が形成されている部分である。
つぎに、上述のスペーサと内輪、外輪とでクロスローラ軸受を構成して真空中での寿命に及ぼす排気時間の影響について調べた。
なお、本実施例で用いたころは、直径4.00mm、長さ3.85mmのSUS440Cを用い、ころの表面には膜厚0.6μmの二硫化モリブデンスパッタ膜もしくは二硫化タングステンスパッタ膜が被覆されている。本実施例のように直線状の溝であれば、成形用の型を容易に作製することができる。比較のため、従来例には溝なしスペーサを用いた。
寿命の評価には、クロスローラ軸受2個に215Nのアキシャル荷重を負荷して、320r/minで回転させる寿命試験機を用い、内径30mm、外径55mm、幅10mmの軸受を評価した。試験中にはモータのトルク出力をモニタし、定常時のトルクの2倍を越えた時点を軸受寿命とした。表1に結果を示す。寿命は相対値である。本発明のスペーサ形状では真空排気時間が短くても従来例に対して寿命が長くなっていることが分かる。
Figure 0004449920
図8は、本発明の実施例7を示すスペーサの凹面部の正面図である。本実施例は、溝の幅と深さの効果を調べたものである。凹面部4aには二本の線状の溝6dが形成されており、幅、深さともに50μm〜1mmの範囲で変えた。
図8に示した溝つきスペーサを使って真空排気12時間後の寿命を評価した。ころに被覆した固体潤滑膜は膜厚0.8μmの二硫化モリブデンスパッタ膜である。評価条件は実施例6の場合と同じである。表2に結果を示す。溝の幅と深さが広くなると寿命が向上することが分かる。溝の幅と深さはスペーサの役割(自己潤滑材の補給、強度)が許す限り大きくしたほうが良い。
Figure 0004449920
以上のように、スペーサに固体潤滑膜中の水分を抜けやすくする溝を形成しているので、真空環境下に入れてすぐに使用しても水分が膜から抜け、寿命が長くなる。その結果、作業性の良い長寿命な固体潤滑ころ軸受を提供することができる。
実施例7、8において、スペーサの溝は凹形状面に接するころの軸方向に直線状に形成しているが、溝はスペーサの外部に通じていれば同様な効果を得ることができるので、ころの軸方向に垂直な方向や、約45°の方向すなわち軸受の軸方向など任意の方向に溝を形成してよい。また、固体潤滑膜として二硫化モリブデンと二硫化タングステンを使用したが、硫化物系固体潤滑膜である二硫化セレン等のような寿命が湿度に影響されるものであれば同様の効果が得られる。さらに、膜作製法もスパッタ法に限らない。
また、本発明の形態では、隣り合うころ同士が直交して配置する、いわゆるクロスローラ軸受を取り上げているが、本発明の作用は固体潤滑ころ軸受において、ころ表面に被覆した固体潤滑膜中の水分を抜けやすくするものなので、クロスローラ軸受以外のラジアルころ軸受、スラストころ軸受、円すいころ軸受などでも同様な効果が得られる。さらに、回転型以外に直動型の軸受でも同様な効果が得られる。
本発明の実施例1を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図 本発明の実施例2を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図 本発明の実施例3を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図 本発明の実施例3をシャフトに適用した適用例を示す側断面図 本発明の実施例4を示す固体潤滑ころ軸受の図で、(a)は正面図、(b)は側断面図 本発明の実施例5を示す図で、(a)はころの断面図、(b)は固体潤滑ころ軸受の側断面図 本発明の実施例6を示すスペーサの凹面部の正面図 本発明の実施例7を示すスペーサの凹面部の正面図 従来の固体潤滑ころ軸受を示す図で、(a)は側面図、(b)は断面図、(c)は側面展開図 従来の固体潤滑ころ軸受部品を示す図で、(a)はスペーサの斜視図、(b)はころの断面図
符号の説明
1 内輪
1a 内輪転走面
2 外輪
2a 外輪転走面
3、3a、3b ころ
4 スペーサ4
4a 凹面部4a
5 固体潤滑膜
6、6a、6b、6c、6d 溝
7 穴
8 軌道空間
9 かしめピン
10 凹状部
11 ハウジング
12 ベアリング押さえ
13 貫通孔

Claims (10)

  1. 二つの転走面を持つ軌道部材と、前記軌道部材によって出来る軌道空間に載置され固体潤滑膜を被覆した複数のころを有する固体潤滑ころ軸受において、
    前記軌道部材の少なくとも一方に前記軌道空間と軸受外部とを繋ぐ穴を備えていることを特徴とする固体潤滑ころ軸受。
  2. 前記穴が軸方向に対し傾斜させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体潤滑ころ軸受。
  3. 前記穴がラジアル方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体潤滑ころ軸受。
  4. 前記穴がラジアル方向に対し傾斜させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体潤滑ころ軸受。
  5. 前記ころのコーナー部が凹状になっていることを特徴とする請求項1から4に記載の固体潤滑ころ軸受。
  6. 二つの転走面を持つ軌道部材と、荷重を負荷するために前記転走面間に載置した固体潤滑膜を被覆した複数のころと、前記ころ間に介装させて間隔を保持するスペーサとからなり、前記スペーサのころと接する面が凹面状である固体潤滑ころ軸受において、
    前記スペーサの凹面部に外部へ通じる溝が形成されていることを特徴とする固体潤滑ころ軸受。
  7. 前記溝は碁盤目状であることを特徴とする請求項6に記載の固体潤滑ころ軸受。
  8. 前記溝は少なくとも一つの直線状に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の固体潤滑ころ軸受。
  9. 前記溝の幅と深さは少なくとも50μm以上であることを特徴とする請求項6から8に記載の固体潤滑ころ軸受。
  10. 前記固体潤滑膜が二硫化モリブデンもしくは二硫化タングステンからなることを特徴とする請求項1から9に記載の固体潤滑ころ軸受。
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