JPH08277837A - ラジアル玉軸受の予圧付与方法と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置 - Google Patents

ラジアル玉軸受の予圧付与方法と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置

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JPH08277837A
JPH08277837A JP7080481A JP8048195A JPH08277837A JP H08277837 A JPH08277837 A JP H08277837A JP 7080481 A JP7080481 A JP 7080481A JP 8048195 A JP8048195 A JP 8048195A JP H08277837 A JPH08277837 A JP H08277837A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉軸受自体の耐久性確保とターボ機械等の性
能確保とを両立可能な予圧付与方法並びに構造を得る。 【構成】 内輪10aと外輪11と玉12、12とから
成る玉軸受9aを、予圧を付与していない状態で、回転
軸2とホルダ筒19の内側との間に装着する。次いで、
ホルダ筒19を傾斜させる事により、上記内輪10aの
中心軸と外輪11の中心軸とを傾斜させる。この傾斜に
基づいて、上記玉12、12に予圧を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るラジアル玉軸受の
予圧付与方法と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置
は、例えばガスタービン、或は圧縮機等のターボ機械の
回転軸を回転自在に支持する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】高速で回転するターボ機械の回転軸を支
承する為に従来から、玉軸受と円筒ころ軸受とを組み合
わせた転がり軸受装置が広く使用されている。この様な
転がり軸受装置を構成する円筒ころ軸受は、上記回転軸
を回転自在に支承すると共に、温度変化等に起因する回
転軸或はハウジングの軸方向(アキシャル方向)に亙る
伸縮を吸収する。又、玉軸受は、上記回転軸のアキシャ
ル方向に亙る位置決めを図ると共に、この回転軸に加わ
るアキシャル荷重を支承する。
【0003】一般的にターボ機械の性能は、回転軸のア
キシャル方向に亙るガタ(遊び)に大きく影響され、こ
のガタが小さい程、性能は(著しく)向上する。この様
な回転軸のアキシャル方向に亙るガタは、上記玉軸受の
アキシャル隙間に起因し、このアキシャル隙間が小さい
程ガタが小さくなる事が周知である。又、複数の玉軸受
を組み合わせる事で構成される組み合わせ軸受の場合に
は、上記ガタの原因となるアキシャル隙間は、玉軸受単
体のアキシャル隙間ではなく、組み合わせ軸受全体とし
ての組み合わせアキシャル隙間である事も、従来から知
られている。この為従来から、図11に示す様な軸受装
置により、ターボ機械の回転軸を支持する事が行なわれ
ている。
【0004】この図11に示した軸受装置は、ターボ機
械の一種であるスクリューコンプレッサを構成するロー
タ1を固定した回転軸2の一端を、ハウジング3に支持
する為のものである。尚、上記回転軸2の他端は上記ハ
ウジング3に対して、円筒ころ軸受により回転及び軸方
向に亙る変位自在に支持されるが、この部分の構造は本
発明と関係ないので、図示及び説明を省略する。
【0005】上記回転軸2の一端をハウジング3に支持
する為の軸受装置は、1対のアンギュラ型の玉軸受4、
5を組み合わせる事で構成される。両玉軸受4、5を構
成する玉6、6の接触角の方向は、互いに逆方向(本例
では所謂背面組合せ=DB)としている。又、上記各玉
軸受4、5を構成する外輪8、8の端面同士を突き当て
た状態で、これら各玉軸受4、5を構成する内輪7、7
同士を互いに近づける方向に押圧して、これら両玉軸受
4、5の内部隙間を負にしている。即ち、上記各玉6、
6の転動面と上記各外輪8、8内周面の外輪軌道及び上
記各内輪7、7外周面の内輪軌道を弾性変形させつつ、
上記転動面と外輪軌道及び内輪軌道とを弾性的に当接さ
せる、所謂予圧を付与した状態としている。従って、上
記軸受装置は上記ハウジング3の内側に回転軸2を、ラ
ジアル方向及びアキシャル方向に亙るがたつきなく支持
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した様に1
対の玉軸受4、5を組み合わせて成る軸受装置の場合に
は、高速回転に伴って予圧が上昇する為、玉軸受4、5
の寿命が十分に確保しにくい。即ち、スクリューコンプ
レッサ等のターボ機械の回転軸は運転時に相当に高速で
回転する。この為、上記各玉軸受4、5を構成する玉
6、6に作用する遠心力により、これら各玉6、6が、
外輪8、8内周面の外輪軌道に強く押し付けられる。こ
の様にして各玉6、6から外輪軌道に加えられる押し付
け力に基づき、上記外輪8、8の端面同士を押し付け合
う力が強くなる。この状態では、上記アキシャル荷重F
a を支承する側の玉軸受4(又は5)の内輪7は、上記
アキシャル荷重Fa により、このアキシャル荷重Fa
作用方向(例えば図11の左方)に押されている。従っ
て、このアキシャル荷重Fa を支承する側の玉軸受4
(又は5)に付与された予圧は、設定時に付与された予
圧に加えて、上記遠心力に基づく内部発生予圧が付加さ
れたものになる。従って、ターボ機械の運転時には、上
記アキシャル荷重Fa を支承する側の玉軸受4(又は
5)の予圧が過大になり、この玉軸受4(又は5)を構
成する玉6、6の転動面と外輪軌道及び内輪軌道との接
触面圧が大きくなる。この結果、これら転動面、外輪軌
道、内輪軌道の疲れ寿命を十分に確保する事が難しくな
る。
【0007】この為従来は、上記玉軸受4、5を大型化
したり、或は上記軸受装置に予圧を付与せず、これら各
玉軸受4、5の内部に正の隙間を形成したりして、これ
ら玉軸受4、5の寿命確保を図っていた。大型化により
玉軸受4の負荷容量を大きくすれば、十分な寿命を確保
する事が比較的容易に行なえる。又、予圧付与を行なわ
ないと、その分上記接触面圧を低減できて、上記転動
面、外輪軌道、内輪軌道の疲れ寿命を確保し易くなる。
【0008】但し、玉軸受4、5の大型化は、コスト並
びに重量の増大だけでなく、軸受装置部分の回転抵抗の
増大により、ターボ機械の性能低下に結び付く為、好ま
しくない。又、予圧付与を行なわずに各玉軸受4、5の
内部に正の隙間を形成すると、ハウジング3に対してロ
ータ1がアキシャル方向及びラジアル方向に変位可能に
なって(ガタが発生して)、ロータリコンプレッサ等の
性能が悪化する原因となる。
【0009】この様に、ターボ機械の回転軸を1対の玉
軸受4、5を組み合わせて成る軸受装置により支承した
場合には、ターボ機械の性能確保と軸受装置の耐久性確
保とを両立させる事が難しい。この為、単列の玉軸受に
より、この回転軸を支承する事が考えられる。ところが
従来は、単列の玉軸受によっても、ターボ機械の性能確
保と軸受装置の耐久性確保とを両立させる事が難しかっ
た。
【0010】何となれば、従来はハウジング3の内周面
と回転軸2の外周面との間に単列の玉軸受を装着した
後、この玉軸受に予圧を付与する技術が知られていなか
った。この為、回転軸2をハウジング3の内側に単列の
玉軸受により支持し、しかもこの玉軸受に予圧を付与し
た状態にする為には、予め予圧を付与した玉軸受を、上
記回転軸2とハウジング3との間に装着する必要があっ
た。ところが、予め予圧を付与した玉軸受の外輪をハウ
ジング3に内嵌したり、或は回転軸2に外嵌したりする
作業は困難で、無理に行なうと予圧量が過大になった
り、更には玉を傷付ける原因となる。この様に予圧量が
過大になったり玉が傷付いた玉軸受を高速回転させる
と、早期に焼き付く原因となる。勿論、予圧を付与して
いない単列玉軸受を回転軸2とハウジング3との間に組
み付ける事は可能であるが、ガタの存在により性能確保
が難しくなる事は、前述した軸受装置の場合と同様であ
る。この為従来は、単列の玉軸受を使用する場合は、上
記ガタを小さくできる3点接触型の玉軸受、又は4点接
触型の玉軸受と言った、特殊な玉軸受を使用していた。
ところが、これらの特殊な玉軸受は、軌道面の加工が面
倒で、製作費が嵩む事が避けられない。
【0011】本発明のラジアル玉軸受の予圧付与方法と
予圧を付与されたラジアル玉軸受装置はこの様な事情に
鑑みて発明したもので、単列の玉軸受を所望位置に組み
付けた後、予圧を付与できる様にする事により、軸受部
分の耐久性確保とターボ機械の性能確保とを両立させる
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のラジアル玉軸受
の予圧付与方法と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置
のうち、請求項1に記載したラジアル玉軸受の予圧付与
方法は、内周面に深溝型の外輪軌道を有する外輪と、外
周面に深溝型の内輪軌道を有する内輪と、上記外輪軌道
と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の玉とを
備えたラジアル玉軸受に予圧を付与すべく、上記外輪の
中心軸と上記内輪の中心軸とを相対的に傾斜させる事に
より、上記複数の玉のうちの一部の玉の転動面と上記外
輪軌道及び内輪軌道との間のラジアル方向及びアキシャ
ル方向の正の隙間をなくす。
【0013】又、請求項2に記載した予圧を付与された
ラジアル玉軸受装置は、軸に外嵌固定された内輪と、こ
の軸の周囲にこの軸に対する相対回転自在に配置された
周囲部材と、この周囲部材に形成されて上記軸が挿通さ
れた円孔と、この円孔の内側に緩く嵌合した円筒状のホ
ルダ筒と、このホルダ筒の端部で上記円孔外に突出した
部分に形成された鍔部と、上記ホルダ筒に内嵌固定され
た外輪と、上記内輪の外周面に全周に亙って形成された
深溝型の内輪軌道と、上記外輪の内周面に全周に亙って
形成された深溝型の外輪軌道と、この外輪軌道と上記内
輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の玉と、上記
鍔部と上記周囲部材の外端面との間の円周方向一部にの
み挟持されたスペーサとを備える。そして、このスペー
サの厚さに応じた分だけ上記内輪の中心軸と上記外輪の
中心軸とが傾斜している。
【0014】
【作用】上述の様に構成される本発明のラジアル玉軸受
の予圧付与方法と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置
によれば、単列の玉軸受を所望位置に組み付けた後、予
圧を付与できる。この為、軸受部分の耐久性確保とター
ボ機械の性能確保とを両立させる事ができる。即ち、単
列の玉軸受を構成する外輪と内輪とを、互いの中心軸同
士を一致させ、予圧を付与していない状態で所定位置に
組み付ける事で、これら外輪及び内輪と玉とを損傷する
事なく、組み付け作業を行なえる。そして、組み付け後
に上記外輪の中心軸と上記内輪の中心軸とを相対的に傾
斜させれば、玉軸受を構成する複数の玉のうちの一部の
玉の転動面が外輪軌道と内輪軌道との間で挟持されて、
予圧を付与された状態となる。この結果、上記外輪と内
輪とが、ラジアル方向及びアキシャル方向に亙るがたつ
きなく、相対回転自在に組み合わされる。上記複数の玉
のうちの残りの玉の転動面は、外輪軌道と内輪軌道との
間で挟持されず、これら残りの玉への予圧付与は行なわ
れない。勿論、予圧を付与された一部の玉と予圧を付与
されない残りの玉とは、上記外輪と内輪との相対回転に
伴って次々に入れ替わる。
【0015】又、上記一部の玉に付与する予圧の大きさ
(玉軸受内部に発生する予圧量)は、上記外輪の中心軸
と上記内輪の中心軸との傾斜角度を調整する事で、自由
に調節できる。又、ラジアル剛性、アキシャル剛性、モ
ーメント剛性に関しては、上記一部の玉の総てがこれら
各剛性の向上に寄与する為、十分に確保できる。尚、本
発明の効果をより多く得る為には、外輪軌道と内輪軌道
との一方が転動面と2個所で当接し、他方が1個所で接
触する、所謂3点接触型の玉軸受、或は外輪軌道と内輪
軌道との両方が転動面と2個所ずつで当接する所謂4点
接触型の玉軸受を使用する事が効果がある。これら3点
接触型、或は4点接触型の玉軸受は、一般的な(転動面
と外輪軌道及び内輪軌道とが1点ずつで接触する)深溝
型の玉軸受に比べて、同じ予圧量を得る為に必要な傾斜
角度が小さくて済む。従って、一般的な深溝型玉軸受を
使用した場合に比べて、他の条件を同じとした場合に、
アキシャル剛性及びモーメント剛性を高くできる。
【0016】
【実施例】図1〜2は本発明の第一実施例を示してい
る。本実施例は、一般的な深溝型の玉軸受9を使用し
て、所定部分に装着後、この玉軸受9に予圧を付与した
場合を示している。本発明を実施する場合、この玉軸受
9を構成する内輪10を例えば回転軸の外周面に外嵌固
定し、同じく外輪11を例えばハウジングの内周面に内
嵌固定する。この嵌合固定作業の際には、これら内輪1
0の中心軸と外輪11の中心軸とは互いに一致させたま
まにする。又、複数の玉12、12には、何れも予圧を
付与していない。即ち、総ての玉12、12の転動面と
内輪10外周面の内輪軌道13と外輪11内周面の外輪
軌道14とは、非接触若しくは軽く当接しているのみで
ある。従って、上記嵌合固定作業に伴って上記玉12、
12に過大な予圧付与が行なわれたり、或は玉12、1
2が傷んだりする可能性はない。
【0017】上述の様に、互いの中心軸を一致させた状
態で、内輪10と外輪11とを所定位置に嵌合固定した
ならば、内輪10の中心軸と外輪11の中心軸との少な
くとも一方を変位させ、これら両中心軸同士を相対的に
傾斜させる。図1〜2の実施例では、内輪10を矢印イ
方向に少し傾斜させた状態を考える。この様に内輪10
を傾斜させる結果、上記内輪軌道13の一部が、上記複
数の玉12、12のうちの一部の玉12、12の転動面
の一部に押し付けられ、当該玉12、12の転動面の直
径方向反対位置が上記外輪軌道14に押し付けられる。
この状態で、上記一部の玉12、12には予圧が付与さ
れ、各玉12、12と内輪軌道13及び外輪軌道14と
の接触角がαi となる。上記両中心軸同士が傾斜してい
る為、この接触角αi は各玉12、12毎に一様ではな
く、円周方向位置に応じて変化する。そして、各軌道1
3、14から玉12、12に加わる荷重(=転動体荷重
=アキシャル荷重、ラジアル荷重、モーメント荷重)
も、上記接触角αi に応じて変化する。
【0018】例えば、図1(A)に矢印イで示す様に内
輪10を傾斜させた場合に、玉12、12の円周方向位
置と接触角αi 及び転動体荷重Qi との関係は、図2に
示す様になる。この図2の横軸は、玉12、12の円周
方向位置(図1(B)参照)を表す角度ψである。この
図2から明らかな通り、傾斜方向に位置する玉12、1
2の接触角αi 及び転動体荷重Qi が大きくなるが、傾
斜方向に対して90度側方に位置する玉12、12の接
触角αi 及び転動体荷重Qi は小さくなる。接触角αi
が大きな玉12、12は比較的大きな予圧が付与された
状態であり、接触角αi が小さな玉12、12は、付与
された予圧が小さいか、或は全く予圧が付与されていな
い(接触角αi =0の玉12)状態である。尚、図2の
縦軸には接触角αi の絶対値を示しており、方向は示し
ていない。例えば、0〜90度及び270〜360度の
範囲で接触角αi の方向は互いに同じであるが、90〜
270度の範囲ではこれとは逆方向になる。従って、単
列の玉軸受であるが、両方向のアキシャル荷重を支承で
きる。
【0019】例えば、上記玉軸受9を、スクリューコン
プレッサ等のターボ機械に組み込んだ場合、この玉軸受
9にはスラスト荷重が加わる。これに対して、本発明の
方法により予圧を付与された玉軸受9では、単列の玉軸
受であるにも拘らず、両方向のアキシャル荷重を支承で
きる。しかも、アキシャル方向の転動体荷重Qi が大き
な玉12、12程接触角αi も大きくなる為、一部の玉
12、12のみで大きなスラスト荷重を十分に支持でき
る。言い換えれば、スラスト荷重を一部の玉12、12
のみで支承しても、十分な負荷容量を確保して、焼き付
き等の故障の発生を防止できる。
【0020】尚、上記中心軸を傾斜させる方向とラジア
ル荷重が加わる方向との関係は特に定めないが、ラジア
ル剛性を確保する面からは、これら両方向に互いに一致
させる事が好ましい。元々ラジアル荷重は、荷重の作用
方向前側と後側とに位置する玉12、12が主として支
承し、作用方向両側に位置する玉12、12は殆ど若し
くは全く支承しない。従って、本発明がラジアル荷重支
承に関して、従来に比べて不利になる事はない。又、ラ
ジアル荷重とアキシャル荷重とが合わさって、玉12、
12の転動面と内輪軌道13及び外輪軌道14との当接
部の面圧が上昇するのを防止し、玉軸受9の耐久性向上
を図る為には、上記両方向を互いに90度ずらせても良
い。
【0021】次に、図3〜6は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、内輪10a外周面の内
輪軌道13aと玉12の転動面とが2個所で接触し、外
輪11内周面の外輪軌道14と転動面とが1個所のみで
接触する、所謂3点接触型の玉軸受9aで、本発明を実
施する状態を示している。上記内輪10aは、1対の内
輪素子15a、15bの端面同士を突き合わせる状態に
組み合わせる事で、深溝型の上記内輪軌道13aを形成
している。そして、図5に示す様に、上記玉12の転動
面がこの内輪軌道13aに均一に当接した状態では、こ
の玉12と内輪軌道13aとの接触角は、レストアング
ルであるαr となる。
【0022】この様な3点接触型の玉軸受9aを例えば
ハウジングの内周面と回転軸の外周面との間に組み付け
た後、上記内輪10aを図3に矢印ロで示す方向に傾斜
させると、前述した第一実施例と同様に、複数の玉のう
ちの一部の玉12に予圧が付与される。特に、本実施例
の場合には、玉12の接触角が内輪軌道13aに対する
ものと外輪軌道14に対するものとで相違する。即ち、
各玉12と内輪軌道13aとの接触角はαi となり、各
玉12と外輪軌道14との接触角はαe となる。そし
て、玉12と内輪軌道13aとの接触角αi は、円周方
向に亙って図4に示す様に変化し、玉12と外輪軌道1
4との接触角αe は、円周方向に亙って図6に示す様に
変化する。そして、上記内輪軌道13a、外輪軌道14
から各玉12に加わる転動体荷重Qi 、Qe も、図4、
6に示す様に、上記接触角αi 、αe に応じて変化す
る。
【0023】尚、本実施例の場合、内輪軌道13a側の
接触角αi は、前記レストアングルαr よりも小さくは
ならない。又、上記内輪側での転動体荷重Qi は、上記
内輪10aを構成する1対の内輪素子15a、15bの
うちの一方の内輪素子のみが支承するのではなく、円周
方向位置に応じて異なる内輪素子15a、15bが、上
記転動体荷重Qi を支承する。例えば、図3で矢印ロ方
向に内輪10aを傾斜させた場合には、図4のa範囲で
は一方(図3の左方)の内輪素子15aが上記転動体荷
重Qi を支承し、同じくb範囲では他方(図3の右方)
の内輪素子15bが上記転動体荷重Qi を支承する。外
輪軌道14側に関しては、前述した第一実施例と同様で
ある。
【0024】次に、図7は、請求項2に対応する本発明
の第三実施例として、より具体化された構造を示してい
る。回転軸2の端部には1対の内輪素子15a、15b
から成る内輪10aを外嵌し、更にナット16によりこ
れら両内輪素子15a、15bを段部17に押し付け
て、上記回転軸2に固定している。この回転軸2の周囲
には周囲部材であるハウジング3を設け、このハウジン
グ3に形成した円孔18に、上記回転軸2を挿通してい
る。又、この円孔18の内側には円筒状のホルダ筒19
を緩く嵌合している。即ち、このホルダ筒19は、上記
円孔18の内径よりも少しだけ小さな外径を有し、ホル
ダ筒19を円孔18に挿入した状態では、このホルダ筒
19が大きくがたつく事はないが、この円孔18内で少
しだけ傾斜できる様にしている。
【0025】この様なホルダ筒19の端部で上記円孔1
8外に突出した部分には、外向フランジ状の鍔部20を
形成し、この鍔部20の片側面(図7の左側面)と上記
ハウジング3の外端面(図7の右端面)とを対向させて
いる。又、上記ホルダ筒19には外輪11を内嵌し、ナ
ット21によりこの外輪11を係止鍔部22に押し付け
て、この外輪11を上記ホルダ筒19に固定している。
上記内輪10aの外周面に全周に亙って形成された深溝
型の内輪軌道13a、13bと上記外輪11の内周面に
全周に亙って形成された深溝型の外輪軌道14との間に
は複数の玉12、12を、転動自在に設けている。更
に、上記鍔部20の片側面と上記ハウジング3の外端面
との間にはスペーサ23を、円周方向一部のみ挟持して
いる。従って、上記内輪10aの中心軸と上記外輪11
の中心軸とは、このスペーサ23の厚さに応じた分だけ
傾斜している。この様に傾斜した状態で上記鍔部20は
上記ハウジング3の外端面に、ボルト等により結合固定
している。尚、図示は省略したが、必要に応じて上記複
数の玉12、12は、円環状の保持器に設けたポケット
の内側に転動自在に保持する。
【0026】本実施例は、この様に構成する為、回転軸
2とハウジング3との間に玉軸受9aを装着した後、こ
の玉軸受9aを構成する内輪10aの中心軸と上記外輪
11の中心軸とを傾斜させて予圧を付与する作業を、容
易且つ確実に行なえる。尚、この様に内輪10aの中心
軸と上記外輪11の中心軸とを傾斜させる事で発生する
各玉12、12間の接触角の相違は、玉とポケットとの
間に干渉力を発生させたり、各玉12、12の転動面と
内輪軌道13aと外輪軌道14との間に滑りを発生させ
る原因となる。この様な問題に対しては、ポケット形状
の変更(円周方向に長いポケットを形成する)、最適材
料の組み合わせを採用する(内輪10、10a、外輪1
1と玉12、12とを耐摩耗性材料により構成したり、
或は異種材料同士を接触させる組み合わせを採用する)
事で、次述する実験結果からも明らかな通り、実用上問
題のないレベルにできる。
【0027】図8は本発明が玉軸受の耐久性に及ぼす影
響を知る為に行なった実験に使用した玉軸受を、図9〜
10はその実験の結果を、それぞれ表している。実験に
使用した玉軸受9aは、図8から明らかな通り、1対の
内輪素子15a、15bにより構成される内輪10aを
備えた、3点接触型の玉軸受である。内輪10a及び外
輪11は耐熱軸受鋼(M50)により造り、玉12はセ
ラミック(窒化珪素)により造った。玉12の外径は1
4.288mm、内輪10aの内径は60mm、幅は26.
5mm、外輪11の外径は110mm、幅は21mmとし、玉
の数は16個とした。
【0028】この様な玉軸受9aを構成する外輪11の
中心軸を、図7に示す様な構造により、内輪10aの中
心軸に対して20分傾斜させ、次の条件で100時間の
連続運転をし、試験前後に於ける各部の表面形状を精密
粗さ計で測定した。尚、範囲のある値は、その範囲内で
変動させた事を表す。 回転数 10000〜22000r.p.m. ラジアル荷重 50〜150kgf スラスト荷重 0kgf 給油温度 40℃ 給油量 3リットル/min
【0029】実験結果を表す図9〜10のうち、図9は
試験前の表面形状を、図10は試験後の表面形状を、そ
れぞれ表している。又、各図の(A)は内輪軌道13a
の表面形状を、(B)は同じく内輪軌道13bの表面形
状を、(C)は外輪軌道14の表面形状を、それぞれ表
している。各図の縦軸は表面の凹凸を約2000倍に拡
大して示している。又、横軸は各軌道の曲率中心に対す
る角度を表すもので、1度が約1mmに対応している。
試験後の表面形状を表している図10と試験前の表面形
状を表している図9とを比較すれば明らかな通り、本発
明によって各部の摩耗が促進される事は殆どない。又、
各玉12にも全く異常は見られなかった。これらの事か
ら、本発明が十分に実用的な予圧付与方法である事が分
る。
【0030】
【発明の効果】本発明のラジアル玉軸受の予圧付与方法
と予圧を付与されたラジアル玉軸受装置は、以上に述べ
た通り構成され作用するので、軸受部分の耐久性確保と
ターボ機械の性能確保とを両立させる事ができる。又、
単列の玉軸受で構成できる為、組み合わせ軸受により軸
受装置を構成する場合に比べて軸方向寸法が小さくな
り、ターボ機械の小型軽量化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示しており、(A)は玉
軸受の部分断面図、(B)は玉の配列状態を(A)の側
方から見た状態で示す図。
【図2】玉の位置と接触角及び転動体荷重との関係を示
す線図。
【図3】本発明の第二実施例を示す、玉軸受の部分断面
図。
【図4】玉の位置と内輪側での接触角及び転動体荷重と
の関係を示す線図。
【図5】内輪の中心軸と外輪の中心軸とが一致した状態
での接触角の状態を示す、玉軸受の部分断面図。
【図6】玉の位置と外輪側での接触角及び転動体荷重と
の関係を示す線図。
【図7】本発明の第三実施例を示す断面図。
【図8】実験に使用した玉軸受の部分断面図。
【図9】試験前の表面形状を示す線図。
【図10】試験後の表面形状を示す線図。
【図11】従来の軸受装置を組み込んだスクリューコン
プレッサの要部断面図。
【符号の説明】
1 ロータ 2 回転軸 3 ハウジング 4、5 玉軸受 6 玉 7 内輪 8 外輪 9、9a 玉軸受 10、10a 内輪 11 外輪 12 玉 13、13a、13b 内輪軌道 14 外輪軌道 15a、15b 内輪素子 16 ナット 17 段部 18 円孔 19 ホルダ筒 20 鍔部 21 ナット 22 係止鍔部 23 スぺーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に深溝型の外輪軌道を有する外輪
    と、外周面に深溝型の内輪軌道を有する内輪と、上記外
    輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の
    玉とを備えたラジアル玉軸受に予圧を付与すべく、上記
    外輪の中心軸と上記内輪の中心軸とを相対的に傾斜させ
    る事により、上記複数の玉のうちの一部の玉の転動面と
    上記外輪軌道及び内輪軌道との間のラジアル方向及びア
    キシャル方向の正の隙間をなくす事を特徴とするラジア
    ル玉軸受の予圧付与方法。
  2. 【請求項2】 軸に外嵌固定された内輪と、この軸の周
    囲にこの軸に対する相対回転自在に配置された周囲部材
    と、この周囲部材に形成されて上記軸が挿通された円孔
    と、この円孔の内側に緩く嵌合した円筒状のホルダ筒
    と、このホルダ筒の端部で上記円孔外に突出した部分に
    形成された鍔部と、上記ホルダ筒に内嵌固定された外輪
    と、上記内輪の外周面に全周に亙って形成された深溝型
    の内輪軌道と、上記外輪の内周面に全周に亙って形成さ
    れた深溝型の外輪軌道と、この外輪軌道と上記内輪軌道
    との間に転動自在に設けられた複数の玉と、上記鍔部と
    上記周囲部材の外端面との間の円周方向一部にのみ挟持
    されたスペーサとを備え、このスペーサの厚さに応じた
    分だけ上記内輪の中心軸と上記外輪の中心軸とが傾斜し
    ている、予圧を付与されたラジアル玉軸受装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015133582A1 (ja) * 2014-03-06 2015-09-11 Ntn株式会社 計算方法、計算装置、計算システム、アンギュラ玉軸受および機械装置
JP2015169258A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 Ntn株式会社 アンギュラ玉軸受および機械装置
JP2015169287A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 Ntn株式会社 計算方法、計算装置および計算システム
JP2018021585A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 日東工器株式会社 スイベルジョイント

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