JP4449896B2 - 揺動型運動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者が着座した座席を揺動させることで、前記使用者に乗馬を模した運動負荷を付与する揺動型運動装置に関する。
上記のように、使用者が着座した座席を揺動させることで、前記使用者に乗馬を模した運動負荷を付与する揺動型運動装置は、子供から老人まで利用可能な手軽な運動器具として、当初のリハビリ目的の医療施設から、一般家庭へと普及してきている。そのような揺動型運動装置の典型的な従来技術としては、たとえば特許文献1,2がある。
特許文献1は、6軸パラレルメカニズムなどを用いて、一連の滑らかな揺動パターンを実現するようにした腰痛予防訓練装置である。
また、特許文献2は、1モータとリンクとで、前後回転往復、左右回転動作を実現するようにしたバランス訓練装置である。
特許第3394890号明細書 特開2001−286578号公報
上述の従来技術には、揺動を作り出す機構については開示されている。しかしながら、揺動運動の終了時における座席の位置制御については、記載されていない。前述のように子供から老人まで使用する可能性のある揺動型運動装置において、停止操作が行われたり、セットされた運動期間が終了すると、該揺動型運動装置は動作を停止するが、任意の時点で揺動を停止してしまうと、次の使用時に乗り難く、これによって正しい騎乗姿勢を取れない場合がある。
また、該揺動型運動装置は、使用者の体重を受けて、それを揺動させるものであり、揺動手段には或る程度の強度が要求され、自重だけで大きな重量となる。このため、座席が倒れたままで揺動を停止すると、前記揺動手段に不自然な力が加わり、またその状態で使用者が乗って起動すると、大きな負荷が加わり、故障の原因となる。
本発明の目的は、使い易く、故障し難い揺動型運動装置を提供することである。
本発明の揺動型運動装置は、使用者が着座した座席を揺動手段が揺動することで、前記使用者に運動負荷を付与する揺動型運動装置において、前記座席の揺動位置を検出する位置検出手段と、揺動運動終了時に、前記位置検出手段の検出結果に応答し、前記揺動手段を制御して、前記座席を予め定める位置に停止させる制御手段とを含み、前記揺動手段は、前記座席と脚部との間に設けられる駆動装置として実現され、前記脚部の上部に設けられる第1の台座に対して前後方向の軸線回りに揺動自在であり、前後方向の揺動を発生する揺動機構と、前記揺動機構上で前後方向に揺動可能に支持される前リンクおよび後リンクと、前記前リンクおよび後リンク間に設けられ、前記座席を支持する第2の台座とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、使用者が着座した座席を揺動手段が揺動することで、前記使用者に乗馬を模した運動負荷を付与する揺動型運動装置において、前記揺動手段を制御する制御手段は、揺動運動を終了するにあたって、停止操作が行われた時点や、セットされた運動期間が終了した時点等の任意の時点で揺動を停止させるのではなく、その終了時点が経過した後、位置検出手段で検出される座席の揺動位置が予め定める位置となる時点で停止させる。前記予め定める位置は、初期位置(イニシャルポジション)やホームポジションなどであり、次回の揺動運動開始時に、前記揺動手段の起動負荷が小さかったり、使用者が乗り易い位置などである。
したがって、毎回正確に同じ位置から始動するようになり、使い易く、また故障し難い装置を実現することができる。また、上記の構成から成る駆動装置によって、前後方向および左右方向の揺動を発生する前記揺動手段を実現することができる。
また、本発明の揺動型運動装置では、前記予め定める位置は、前記座席が水平で、かつ前後左右への移動範囲の中心である原点であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記初期位置やホームポジションとなる前記予め定める位置を、前記座席が水平で、かつ前後左右への移動範囲の中心である原点とすることで、前記座席は、毎回その原点に復帰していることになる。
したがって、使用者は乗り易く、良好な騎乗姿勢を得ることができるとともに、前記揺動手段には、停止状態で不自然な力が加わらず、また起動時にも大きな負荷が加わらず、故障の虞を小さくすることができる。
さらにまた、本発明の揺動型運動装置では、前記位置検出手段は、前記揺動手段において、モータからの動力で前後左右の動きを作成する伝達機構の一部に設けられる検知板と、前記検知板による光路の開閉を検知するフォトインタラプタとを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、1つのモータの動力から前後左右の動きを作成する伝達機構の一部に、検知板を設け、その検知板をフォトインタラプタで検知することで、前記座席の揺動位置を検出する位置検出手段を構成する。
したがって、正確に揺動位置を検出することができる。
また、本発明の揺動型運動装置では、前記位置検出手段は、前記揺動手段のモータに流れる電流から前記座席の揺動位置を検出する電流検出手段であることを特徴とする。
上記の構成によれば、フィードバック制御や保護動作などのために、モータに流れる電流から前記座席の揺動位置を検出する電流検出手段を利用して、前記位置検出手段を構成する。
したがって、センサレスによって座席の揺動位置を検出することができ、低コスト化を実現することができる。
さらにまた、本発明の揺動型運動装置では、前記制御手段は、前記揺動運動終了時に、前記揺動手段のモータへの電流を減少させて揺動速度を低下させ、前記座席を予め定める位置に停止させることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記制御手段は、前記揺動運動終了時に、前記揺動手段のモータへの電流を減少させて、段階的に、或いは滑らかに揺動速度を低下させ、前記座席を予め定める位置に停止させる。
したがって、速度変化による急激な衝撃を緩和し、使用者に優しい装置を実現することができる。
さらにまた、本発明の揺動型運動装置では、前記揺動機構は、前記脚部の上部に設けられる台座上に立設される前後一対の軸支板と、前記軸支板に前記前後方向に延びるピンによって左右方向に揺動可能に支持される前板および後板ならびにそれらの前板および後板に左右両側から固定される側板を備えて成る筐体と、前記筐体内に縦据え置きされるモータと、前記両側板に枢支され、前記モータで駆動される第1および第2のシャフトと、前記第1のシャフトの両端部に相互に同位相となる角度でそれぞれ取付けられる偏心クランクと、前記偏心クランクに一端が取付けられるアームリンクと、前記第2のシャフトの少なくとも一端に偏心して立設されるピンと前記台座との間に設けられる偏心ロッドとを備えて構成され、前記前リンクは、前記前板の下部側で前後に揺動自在に支持されるとともに前記アームリンクの他端が取付けられることで前記前後方向に揺動可能となり、かつ前記偏心ロッドの駆動によって前記揺動機構が前記左右方向に揺動することを特徴とする。
上記の構成によれば、モータが駆動すると、第1のシャフト、偏心クランク、アームリンクおよび前リンクによって座席を支持する台座は前後方向に揺動し、第2のシャフトおよび偏心ロッドによって前記座席を支持する台座は左右方向に揺動する。
本発明の揺動型運動装置は、以上のように、使用者が着座した座席を揺動手段が揺動することで、前記使用者に乗馬を模した運動負荷を付与する揺動型運動装置において、前記揺動手段を制御する制御手段は、揺動運動を終了するにあたって、停止操作が行われた時点や、セットされた運動期間が終了した時点等の任意の時点で揺動を停止させるのではなく、その終了時点が経過した後、位置検出手段で検出される座席の揺動位置が予め定める位置となる時点で停止させる。
それゆえ、毎回正確に同じ位置から始動するようになり、使い易く、また故障し難い装置を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の一形態に係る揺動型運動装置111の全体構成を示す側面図であり、図2はその背面図であり、図3はその分解斜視図である。この揺動型運動装置111は、馬の背や鞍を模した形状で使用者が着座する座席112を、前記座席112内に設けられる駆動装置113で駆動する。前記駆動装置113は、脚部114によって、床面から支持される。
前記座席112は、前記駆動装置113に取付けられるシート115上に、クッション台116が積層されて成る。前記座席112の前方両側には(図3では、図面の簡略化のために、左側しか示していない)、鐙118が垂下して取付けられている。
鐙118は、使用者が足を掛ける足掛け部118aと、前記シート115にねじ止め固定される取付け片118bと、それらを連結する連結片118cとを備えて構成されており、取付け片118bの下端に立設されたピン118dに連結片118cの上端に形成された孔118eが嵌め込まれることで該連結片118cが揺動自在となり、その連結片118cの下端に立設されたピン118fに、足掛け部118aの上端に複数形成された孔118gの何れかが嵌め込まれることで、該鐙118の長さ(足掛け部118aの高さ)調整が可能となっている。
前記座席112の前方には、たずな119が設けられている。このたずな119は、半円弧状の持ち手119aの両端119b,119cが内方に(直径線方向に)折り返され、その両端119b,119cが座席112の前端で枢支されることで、前記持ち手119aが使用者の側で前記座席112から起こして使用可能になり、倒すことで収納可能に構成されている。
また、前記座席112の前方には、支持台120が形成されており、該支持台120上には、操作器回路基板121が搭載された後、操作器ケース122で覆われ、さらにフロントパネル123で覆われることで、操作部が設けられている。
一方、上述のように構成される座席112が上部に取付けられる駆動装置113は、昇降ベース124上に搭載され、その昇降ベース124は前記脚部114の脚柱125内を摺動可能に構成されており、その摺動によって、前記座席112の床面からの高さが変化可能となっている。このため、前記脚部114の脚台126には、昇降機構127の下端127aが取付けられ、上端127bが昇降ベース124の台座124aの裏面から取付けられるとともに、前記昇降ベース124の外周面に設けられた案内ローラ124bが前記脚柱125内に形成された案内軌条125a上を走行し、該昇降機構127が、伸長することで前記座席112の床面からの高さが高くなり、縮小することで低くなる。
前記昇降機構127は、一対の柱片127cと、それらの間に収納される作動片127dと、柱片127cの上部に取付けられるギアボックス127eと、前記ギアボックス127eを駆動するモータ127fと、高さ検知ユニット127gとを備えて構成される。前記柱片127cの下端127aが前記脚台126に取付けられ、上端には前記ギアボックス127eが取付けられる。前記作動片127dは、ボールねじなどから成り、その上端127bが昇降ベース124の(第1の)台座124aの取付け片124x(後述の図5参照)に取付けられ、それよりも下方の部分が前記ギアボックス127e内を通過可能になっており、前記ボールねじにはギアボックス127e内の図示しない歯車の内周面に形成された内ねじが噛合し、その歯車がモータ127fの出力軸に固着されたウォームギアで駆動されることで前記作動片127dが柱片127c間から伸長/縮小し、座席112の昇降が可能となる。
前記高さ検知ユニット127gは、連結片127hによって作動片127dに連結されたスリット板127iの変位を、センサ127jで読取ることで、前記座席112の高さを検知する。
前記昇降ベース124の台座124aには、昇降カバー128が取付けられて、前記昇降機構127が伸長しても、昇降ベース124が脚柱125から露出しないようになっており、また前記台座124aには、機構部カバー129が取付けられることで前記駆動装置113が露出しないように保護されている。これらのカバー128,129が取付けられた後、機構部カバー129の上部とシート115の下部との間には、伸縮自在の布地などによるカバー130が被せられている。
さらにまた、前記昇降ベース124の台座124a上には、本体側回路基板110が搭載されており、脚柱125内で脚台126上には、重量物の電源トランス190などが収納されている。
図4は前記駆動装置113の詳細な構成を示す分解斜視図であり、図5はその駆動装置113を組立てた状態での側面図であり、図6は図5の上面から見た部分断面図であり、図7は図5の正面から見た部分断面図である。なお、図5〜図7では、理解し易くするために、一部の部品を省略したりしている。この駆動装置113では、前記昇降ベース124の台座124aは、後傾斜しているものの、前記昇降機構127による変位以外では動かず、揺動の基台となる。
前記図3も参照して、この台座124a上に前後一対の軸支板131,132が立設されており、その軸支板131,132の軸受け131a,132aに挿通されるピン133,134によって揺動機構135が前記参照符号Nで示す左右方向に揺動可能になり、さらにその揺動機構135によって支持される前リンク136および後リンクとなる昇降機構137を介して、前記座席112を搭載する(第2の)台座140が前記参照符号Xで示す前後方向に揺動可能となる。そして、それらの台座124a、前リンク136、台座140および昇降機構137で囲まれた空間内に、駆動部138が収納されている。
先ず、前側の軸支板131の軸受け131aには、ピン133によって前板141が左右方向に揺動可能に支持され、同様に後側の軸支板132の軸受け132aには、ピン134によって後板142が左右方向に揺動可能に支持される。それらの板141,142には、左右両側から側板143,144が、ビス145,146によってねじ止め固定される。こうして、可動架台となる前記揺動機構135の筐体が構成されている。
前記両側板143,144には、ビス147によって、モータ148がねじ止め固定される。前記モータ148は揺動機構135内に縦据え置きされ、出力回転軸の突出方向は上向きとされる。そのモータ148の出力回転軸に固着された歯車149は、第1シャフト150に設けられた第1ギア151に噛合し、その第1シャフト150に設けられた第2ギア152は、第2シャフト153に設けられたギア154に噛合している。前記シャフト150,153は、前記両側板143,144の軸受け143a,144a;143b,144bに枢支されている。
前記第1シャフト150の両端部は、角柱状に形成されており、相互に同位相となる角度で、偏心クランク155,156がそれぞれ取付けられている。前記偏心クランク155,156には、それぞれアームリンク157,158の一端が取付けられている。前記アームリンク157,158の他端は、前記前リンク136の上部側で、左右に設けられる軸ピン159,160にそれぞれ連結されている。一方、前記前リンク136の下部側で、左右に設けられる軸ピン161,162は、前記両側板143,144の前方下部側に設けられる軸受け143c,144cにそれぞれ軸着されている。また、前記前リンク136の上部側で左右に設けられる軸受け163,164は、前記台座140の前端側で左右に設けられる軸受け165,166と、シャフト167によって軸着される。したがって、前記モータ148が回転すると、第1シャフト150の回転力が偏心クランク155,156およびアームリンク157,158によって直線往復運動に変換され、台座140が前記参照符号Xで示す前後方向に揺動可能となる。
これに対して、前記第2シャフト153の一方の端部には、偏心してピン153aが立設されており、このピン153aには偏心ロッド168の一端が連結されている。この偏心ロッド168の他端は、前記台座124aに取付けられた連結金具169に揺動自在に連結されている。前記ピン153aおよび偏心ロッド168は、図4〜図7では、揺動機構135の左側に設けられているけれども、右側に設けられてもよく、あるいはピン153aが第2シャフト153の両端で相互に位相が180°異なる位置に設けられ、揺動機構135の両側に設けられてもよい。したがって、前記モータ148が回転すると、第2シャフト153の回転力がピン153aおよび偏心ロッド168によって直線往復運動に変換され、台座140を搭載した揺動機構135が、前記参照符号Nで示す左右方向に揺動する。
また駆動装置113には、後リンクとして前記昇降機構137が設けられている。前記台座140の後部裏面には、U字状の連結片170が固着されており、その連結片170の両側の垂下部171,172に設けられた軸受け171a,172aと、昇降機構137の作動片173の上端に取付けられたU字状の連結片174の両側の立上げ部175,176に設けられた軸受け175a,176aとが、ピン177によって軸着される。また、前記両側板143,144の下部後端側には、それぞれ軸受け143d,144dが設けられており、昇降機構137の左右一対の取付け片181,182の下端に設けられた軸受け181a,182aとが、ピン182によって軸着される。こうして、昇降機構137は、台座140の後端側で、両側板143,144とのリンクとなる。
前記昇降機構137は、左右一対の取付け片181,182と、それらの間に収納される作動片173と、前記取付け片181,182の上部に取付けられるギアボックス183と、前記ギアボックス183を駆動するモータ184と、高さ検知ユニット185とを備えて構成される。
前記作動片173は、ボールねじなどから成り、その上端173aに前記連結片174が取付けられ、それよりも下方の部分が前記ギアボックス183内を通過可能になっており、前記ボールねじにはギアボックス183内のウォームホイールに嵌合されたナットの内周面に形成された内ねじが噛合し、そのウォームホイールがモータ184の出力軸に固着されたウォームギアで駆動されることで前記作動片173が取付け片181,182間から伸長/縮小し、前記図3および図5において参照符号Mで示すように、座席112の前傾/後傾が可能となる。
前記高さ検知ユニット185は、連結片191によって作動片173に連結されたスリット板192の変位を、センサ193で読取ることで、前記座席112の傾きを検知する。その検知レベルは、たとえば最前傾、前傾、水平、後傾、最後傾である。前述の座席112の高さ調整を行う昇降機構127の構造は、この昇降機構137と基本的に同様であり、耐荷重やセンサ193,127jの分解能などが異なる程度である。
注目すべきは、本実施の形態では、第2シャフト153のピン153aと偏心ロッド168との間に検知板200が設けられており、この検知板200は第2シャフト153の回転に伴って、フォトインタラプタ201の光路を開閉することである。したがって、フォトインタラプタ201によって第2シャフト153が所定の回転位置に達したことが検知される。前記第2シャフト153は、第1シャフト150に噛合しており、第1シャフト150はモータ148の歯車149に噛合しており、これらは組み付けられたときのままの位置関係を保ちつつ回転する。したがって、フォトインタラプタ201によって、前記座席112が所定の位置に達したことが検知され、これら検知板200およびフォトインタラプタ201は、位置検出手段を構成する。
前記フォトインタラプタ201は、取付け板202に取付けられ、該取付け板202は、ビス203によって、側板144に取付けられる。上述のように、歯車149から第1シャフト150および第2シャフト153までは、ずれることなく連動して回転するので、前記検知板200は、前記第2シャフト153に限らず、周辺空間に余裕のある任意の箇所に取付けられれば、前記座席112が所定の位置に達したことを検知することができる。また、位置検出手段として、前記検知板200およびフォトインタラプタ201では、前記座席112が所定の位置に達したか否かしか検知できないけれども、エンコーダなどで連続してリアルタイムで、座席112の位置が検知されてもよい。
図8は、この揺動型運動装置111の電気的構成を示すブロック図である。前記操作器回路基板121からの操作に応答して、前記本体側回路基板110は、直流ブラシレスモータなどから成る揺動用のモータ148、直流モータなどから成る傾斜用のモータ184および直流モータなどから成る昇降用のモータ127fを駆動する。前記傾斜用のモータ148による座席112の傾斜量はセンサ193によって検知されており、前記昇降用のモータ127fによる座席112の高さはセンサ127jによって検知されており、それらの検知結果は前記本体側回路基板110に入力される。また、前記フォトインタラプタ201によって、座席112が所定の位置に達したことも前記本体側回路基板110に入力される。
図9は、前記操作部の正面図である。電源OFF状態でスイッチS0が操作されると、ランプL0が点灯して動作可能となり、さらにアップスイッチS1またはダウンスイッチS2が操作されると、前記本体側回路基板110は、昇降用のモータ127fを駆動して座席112を昇降変位する。電源ON状態でスイッチS0が操作されると、ランプL0が消灯して動作を終了する。
また、手動スイッチS4が操作されると、対応するランプL4が点灯して、手動での座席112の傾斜角変化が可能となり、前傾スイッチS5または後傾スイッチS6が操作されると、前記本体側回路基板110は、傾斜用のモータ184を駆動して、座席112の傾斜角を変化する。前記センサ193によって、最前傾位置に達したことが検知されるとランプL1が点灯し、水平位置に達したことが検知されるとランプL2が点灯し、最後傾位置に達したことが検知されるとランプL3が点灯して使用者33に報知する。さらにまた、前記操作器回路基板121において、各種の自動コースのスイッチS7〜S10が操作され、その自動コースが開始されると、対応するランプL7〜L10が点灯するとともに、ランプL5にその自動コースでの残り時間が表示される。
一方、直流ブラシレスモータなどから成る揺動用のモータ148は、駆動回路から与えるパルス周波数を変化することでその回転速度が調整可能であり、前記操作器回路基板121において、速度調整スイッチS11またはS12が操作されることで、たとえば9段階に速度調整可能である。前記速度調整スイッチS11またはS12で選択された速度レベルは、ランプL6によって表示される。
図10は、前記本体側回路基板110の電気的構成を示すブロック図である。先ず電源プラグ211から入力された商用交流は、電源回路212において、たとえば140V、100V、15V、12Vおよび5Vの各直流に変換されて、該本体側回路基板110内の各回路へ供給される。この本体側回路基板110では、マイクロコンピュータ213aおよび揺動動作のパターンを記憶しているメモリ213bを備える制御回路214が動作を制御しており、操作器駆動回路215を介して、前記操作器回路基板121に表示出力を行わせるとともに、操作器回路基板121からの入力を受付ける。その入力や、センサ信号処理回路216を介して入力される揺動用のモータ148の回転速度、センサ駆動回路217,218を介して入力されるセンサ193,127jの検知結果、およびフォトインタラプタ駆動回路221を介して入力されるフォトインタラプタ201の検知結果に応答して、前記制御回路214は、駆動回路219を介して揺動用のモータ148を駆動し、駆動回路220を介して傾斜用のモータ184および昇降用のモータ127fを駆動する。
上述のように構成される揺動型運動装置111において、本実施の形態で注目すべきは、本体側回路基板110は、前記駆動装置113を駆動して座席112を揺動変化させながら、前記操作器回路基板121のスイッチS0によって停止操作されると、また前記スイッチS7〜S10で選択された自動コースの終了時点となると、その時点で前記モータ148を停止するのではなく、その後、前記フォトインタラプタ201によって座席112が所定位置となったことを検知した後、徐々に前記モータ148に、与えるパルスを減少させてゆき、座席112を予め定められる原点位置に復帰させた状態で前記モータ148を停止させることである。前記原点位置は、初期位置(イニシャルポジション)やホームポジションなどであり、次回の揺動運動開始時に、前記駆動装置113の起動負荷が小さく、かつ使用者が乗り易い位置に選ばれる。なお、モータ148による座席112の揺動とともに、モータ184による座席112の角度に変化を生じさせている場合には、その角度も原点位置である水平状態で停止するように制御される。
図11は、座席112の変位を説明するための図である。X,Yは、それぞれ前後方向および左右方向を示す。上述のような駆動装置113によれば、座席112は、水平面で見れば、図12で示すような∞の軌道を描くように移動する。
そして、前後の動きでは、前リンク136と後リンクとなる昇降機構137とを立ち上げるとき(原点に復帰するとき)にモータ148の負荷が大きくなり、前方位置および後方位置に変位するときには、前記前リンク136と昇降機構137とは倒れ込むので、負荷が軽くなる。また、左右の動きでは、揺動機構135がピン133,134回りに倒れ込むときに負荷が軽くなり、水平に起き上がるときに負荷が大きくなる。したがって、前記原点位置として、前記座席112が水平で、かつ前後左右への移動範囲の中心である原点とすることで、停止時の負荷は大きくなるものの、次の起動時の負荷は最も小さく、円滑に起動させることができる。
このため、前記制御回路214のマイコン213aは、通常時には、メモリ213bから、各種コースなどに従ったモータ148の駆動パターンを取得して制御を行っており、フォトインタラプタ201によって、たとえば参照符号T1で示すタイミングで前記検知片200が検知されると、前記メモリ213bから停止時の駆動パターンを取得して、モータ148の駆動パルスを徐々に減少させてゆき、座席112が原点に到達した時点で駆動を停止する。すなわち、前記検知片200の取付け角度は、このマイコン213aの停止操作に必要な時間だけ以前で検知されるように設定される。
このように構成することで、座席112は、毎回正確に同じ原点位置で停止し、次回の使用時には同じ原点位置から始動するようになり、使用者は乗り易く、良好な騎乗姿勢を得ることができるとともに、前記駆動装置113には、停止状態で不自然な力が加わらず、また起動時にも大きな負荷が加わらず、故障の虞を小さくすることができる。
また、座席112の位置検出に検知板200およびフォトインタラプタ201を用いることで、正確に揺動位置を検出することができる。さらにまた、前記マイコン213aは、揺動運動終了時に、モータ148への駆動パルスを徐々に減少し、すなわち駆動電流を減少して、揺動速度を低下させて停止させるので、速度変化による急激な衝撃を緩和し、使用者に優しい装置を実現することができる。なお、前記駆動パルスの減少は、段階的に行われてもよく、滑らかに行われてもよい。
[実施の形態2]
図13は、本発明の実施の他の形態に係る揺動型運動装置における座席112の変位に伴うモータ148の駆動電流の変化を示すグラフである。座席112の変位については、前述の図11と同様である。本実施の形態の揺動型運動装置には、前述の図1〜図10で示す揺動型運動装置111を用いることができる。注目すべきは、本実施の形態では、座席112の位置検出に前記検知板200およびフォトインタラプタ201は用いられておらず、モータ148への駆動電流から前記位置検出を行うことである。
前記制御回路214のマイコン213aは、モータ148の過負荷や過電流の検知のために、前記センサ信号処理回路216を介してモータ148の駆動電流をモニタしており、座席112が前方または後方および側方に倒れ込むときは負荷が小さく、したがって駆動電流も小さく、最前方位置または最後方位置および最側方位置に到達し、原点への復帰を開始する際に最も大きい電流が流れ、原点へ近付くにつれて駆動電流は減少する。図13において、前後方向(X)および左右方向(Y)の波形において、太線で示すのが、原点へ近付く負荷の大きい区間である。
そこで、マイコン213aは、揺動運動を停止すべき状態となると、前記駆動電流から、たとえば図13において、時刻t11やt12で示す該駆動電流が最大値となるタイミングを検知して停止動作を開始し、駆動電流を減少してゆくことで、時刻t13やt14で示す座席112が原点に復帰したタイミングで揺動を停止することができる。この停止動作の開始タイミングも、前述の検知板200の取付け角度と同様に、検知から停止動作を行って座席112を原点で停止できるタイミングであればよく、前記速度調整スイッチS11またはS12によって設定された速度に対応したタイミングを前記メモリ213bに記憶させておき、前記時刻t11,t12で示す該駆動電流が最大値となるタイミングから、その揺動速度に対応した遅れ時間をカウントした時点で開始すれば、揺動速度が異なっても、常に座席112を原点で停止させることができる。
このようにフィードバック制御や保護動作などのためにモータ148に流れる電流を検出する検出手段を用いて座席112の揺動位置を検出することで、センサレスによって座席112の揺動位置を検出することができ、低コスト化を実現することができる。
本発明の実施の一形態に係る揺動型運動装置の全体構成を示す側面図である。 図1の背面図である。 図1の分解斜視図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置における駆動装置の詳細な構成を示す分解斜視図である。 図4で示す駆動装置を組立てた状態での側面図である。 図5を上面から見た部分断面図である。 図5を正面から見た部分断面図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置における操作部の正面図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置における本体側回路基板の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置による座席の変位を説明するための図である。 本発明の実施の一形態の揺動型運動装置による座席の軌跡の図である。 本発明の実施の他の形態に係る揺動型運動装置における座席の変位に伴うモータの駆動電流の変化を示すグラフである。
符号の説明
110 本体側回路基板
111 揺動型運動装置
112 座席
113 駆動装置
114 脚部
115 シート
116 クッション台
118 鐙
119 たずな
121 操作器回路基板
122 操作器ケース
123 フロントパネル
124 昇降ベース
125 脚柱
126 脚台
127 昇降機構
127f モータ
124a 台座
131,132 軸支板
135 揺動機構
136 前リンク
137 昇降機構
140 台座
138 駆動部
141 前板
142 後板
143,144 側板
148 モータ
150 第1シャフト
153 第2シャフト
155,156 偏心クランク
157,158 アームリンク
168 偏心ロッド
169 連結金具
183 ギアボックス
184 モータ
185 高さ検知ユニット
193 センサ
200 検知片
201 フォトインタラプタ
213a マイクロコンピュータ
213b メモリ
214 制御回路
215 操作器制御回路
216 センサ信号処理回路
217,218 センサ駆動回路
219,220 駆動回路
221 フォトインタラプタ駆動回路

Claims (6)

  1. 使用者が着座した座席を揺動手段が揺動することで、前記使用者に運動負荷を付与する揺動型運動装置において、
    前記座席の揺動位置を検出する位置検出手段と、
    揺動運動終了時に、前記位置検出手段の検出結果に応答し、前記揺動手段を制御して、前記座席を予め定める位置に停止させる制御手段とを含み、
    前記揺動手段は、
    前記座席と脚部との間に設けられる駆動装置として実現され、
    前記脚部の上部に設けられる第1の台座に対して前後方向の軸線回りに揺動自在であり、前後方向の揺動を発生する揺動機構と、
    前記揺動機構上で前後方向に揺動可能に支持される前リンクおよび後リンクと、
    前記前リンクおよび後リンク間に設けられ、前記座席を支持する第2の台座とを備えて構成されることを特徴とする揺動型運動装置。
  2. 前記予め定める位置は、前記座席が水平で、かつ前後左右への移動範囲の中心である原点であることを特徴とする請求項1記載の揺動型運動装置。
  3. 前記位置検出手段は、前記揺動手段において、モータからの動力で前後左右の動きを作成する伝達機構の一部に設けられる検知板と、前記検知板による光路の開閉を検知するフォトインタラプタとを備えて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の揺動型運動装置。
  4. 前記位置検出手段は、前記揺動手段のモータに流れる電流から前記座席の揺動位置を検出する電流検出手段であることを特徴とする請求項1または2記載の揺動型運動装置。
  5. 前記制御手段は、前記揺動運動終了時に、前記揺動手段のモータへの電流を減少させて揺動速度を低下させ、前記座席を予め定める位置に停止させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の揺動型運動装置。
  6. 前記揺動機構は、
    前記脚部の上部に設けられる台座上に立設される前後一対の軸支板と、
    前記軸支板に前記前後方向に延びるピンによって左右方向に揺動可能に支持される前板および後板ならびにそれらの前板および後板に左右両側から固定される側板を備えて成る筐体と、
    前記筐体内に縦据え置きされるモータと、
    前記両側板に枢支され、前記モータで駆動される第1および第2のシャフトと、
    前記第1のシャフトの両端部に相互に同位相となる角度でそれぞれ取付けられる偏心クランクと、
    前記偏心クランクに一端が取付けられるアームリンクと、
    前記第2のシャフトの少なくとも一端に偏心して立設されるピンと前記台座との間に設けられる偏心ロッドとを備えて構成され、
    前記前リンクは、前記前板の下部側で前後に揺動自在に支持されるとともに前記アームリンクの他端が取付けられることで前記前後方向に揺動可能となり、かつ前記偏心ロッドの駆動によって前記揺動機構が前記左右方向に揺動することを特徴とする請求項記載の揺動型運動装置。
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