JP4447828B2 - 住宅構成物のデータ管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅構成物のデータ管理システム、及び住宅構成物のデータ管理プログラムに関するものであり、特に、階段、玄関ユニット、またはバスユニット等の住宅構成物を構築するために必要とされる個々の構成部品を、通信ネットワークを介して受発注するとともに、発注した構成部品にかかる伝票データを容易に確認させることが可能な住宅構成物のデータ管理システム、及びそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、階段を構築するにあたって、その構築に必要とされる構成部品を揃える場合、通常、階段の形状を示す図面を作成し、階段の寸法等必要な情報を記載した書面とともに、メーカーや販売店等(以下、受注者という)に送付するようにしている。
【0003】
ところが、階段の形状を示すために、詳細な図面を作成しようとすると、多大な手間がかかることから、発注者の負担が大きくなっていた。一方、施主や大工が図面を作成した場合には、フリーハンドの簡略化された図面となることが多いため、受注者は図面から正確な形状を認識することが困難となり、受注内容の確認作業に手間取る恐れがあった。しかも、加工に必要な情報が図面に記載されていないときには、受注者が改めて図面を作成し直すこともあり、この場合、受注者の労力が必要となり、受発注に伴う処理作業を円滑に進めることができなかった。
【0004】
また、一般に、受注者(例えばメーカー)は、常備している標準部品の種類・仕様等を、カタログやガイドブックによって案内しているが、発注者は、案内された部品にとらわれず、自由な形状または自由な寸法で図面を作成する場合があった。そして、この場合、形状や寸法の僅かな違いにより、常備された標準部品では対応できず、納期が大幅に遅れたり、コストの増大をもたらすことがあった。
【0005】
さらに、設計に不慣れな工務店等が、階段の構成部品を発注する際には、階段の形状と、個々の構成部品の寸法とがどのように関係し合うのか理解できない場合があり、この場合には、受注者及び発注者間での、発注内容の調整に手間取ることが多々あった。
【0006】
そこで、本願発明者等は、複雑な加工を伴う住宅構成物の形状を、図面を作成することなく簡単に且つ正確に決定させ、また、常備された標準部品を用いることで安価に且つ速やかに対応できる受発注支援システムを、先に出願した(特願2001−231702)。
【0007】
これは、サーバーと発注側端末装置とを通信ネットワークを介して接続したものであり、サーバーは、発注側端末装置から組合せ情報が入力されると、組合せ情報に含まれる希望組合せパターンに対応する形状図面を、形状記憶手段から抽出し、発注側端末装置に送信するものである。
【0008】
ところで、発注済の構成部品に関しては、伝票データによって管理されている。伝票データとは、発注された各構成部品の品名、材質、数量、及び単価等の情報を含むものであり、顧客への債権確定の基本データとして用いられている。つまり、この伝票データを基に明細別請求書が作成される場合もある。この伝票データは、経理や営業の直接の担当者によってのみ利用され、また、勝手に訂正データ等が書き込まれないように、十分な管理体制の下に利用されている。つまり、伝票データと図面データ(営業の受発注担当者や工場の担当者によって使用されるデータ)とは、全く別の体系になっている。なお、最近では、伝票データを、通信ネットワーク上で閲覧可能な状態に保持し、工務店等の発注者が発注側端末装置で伝票データを確認できるシステムが開発されている。これによれば、製造業者(受注者)も工務店(発注者)も債権・債務を正確に管理する上で有用な手段として期待されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、伝票データは、これほど重要なデータであるにも拘わらず、これらのデータを用いても、取引の全貌を即座に確認することができない場合があった。また、現状の社会では、複雑な取引が増えているため、請求書に全てを盛り込むことが困難となってきている。
【0010】
具体的に、住宅構成物として「階段」を発注した場合について説明する。階段を納入する際には、階段を構築するための構成部品として、踏み板、蹴込み板、及び踊り場等の部品が何十枚も一括で出荷される場合がある。また、使用される部所によって夫々必要な枚数も異なっている。このため、構成部品の出荷明細内訳が開示された請求書を見ても、構成部品及びその数が妥当であるのか否かを認識することが困難であった。特に、階段の場合、様々なタイプがあり個々に必要な部品や枚数が異なることから、請求書に記載された複数の構成部品が、階段セット(階段全体)を構成するものであるのか、階段の一部分に相当するものであるのかを判別することができなかった。つまり、請求書に「階段セット」という名称を用いることができなかった。このため、「階段セット」という名称があれば、請求書に開示された構成部品の妥当性をある程度理解できる場合であっても、そのような名称が使えないことから、認識の困難さが助長されていた。さらに、構成部品の品名に不慣れな場合には、請求書を見ても、これがどの住宅構成物に関する請求なのかさえ分からない場合もあった。これは全て出荷明細の数量及び金額を明確にする債権データなるが故の特性である。
【0011】
一方、前述したように、形状図面を表示させるために作成された図面データは、受注及び生産の過程では極めて重要なデータであるが、債権確定のデータとは関連しないため、製品出荷後に利用されることはなかった。ところで、形状図面を作成するために、階段形状、材質、構造等の構成要素を決定したのは、建築を請け負った工務店であり、この決定に際しては、例えば階段デザインと住宅玄関との調和等、熟練及び経験が生かされている場合も多い。そして、工務店の中には、実際に施工した階段の組合せが気に入り、他の建築現場でも採用したいと思う場合もある。しかし、従来のシステムでは、商品出荷後は図面データを利用することができないため、別の現場において同じ階段を実現しようとすると、同一の構成要件を同じように入力しなければならなかった。つまり、これらの構成要件を全て記憶するか、或いは記録しておく必要があった。したがって、発注者の負担が大きくなり、システムの利用に躊躇することが懸念されていた。
【0012】
本発明は、上記の実情に鑑み、発注の際に作成された図面データの有効利用を図るとともに、請求書等の内容を容易に認識させることができる住宅構成物のデータ管理システム、及びそのデータ管理プログラムの提供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる住宅構成物のデータ管理システムは、階段等の住宅構成物を構築するために必要とされる個々の構成部品を、通信ネットワークを介してサーバーに発注するとともに、発注した前記構成部品にかかる伝票データを前記サーバーから読出すことが可能な発注側端末装置を備える住宅構成物のデータ管理システムであって、
前記サーバーは、
前記住宅構成物を複数の構成要素に分別するとともに、該構成要素の組合せ可能なパターンを、前記構成要素の組合せによって得られる前記住宅構成物の形状図面として記憶した形状記憶手段と、
前記発注側端末装置から、前記構成要素の希望組合せパターンを含む組合せ情報が入力されると、該希望組合せパターンに対応する前記住宅構成物の前記形状図面を前記形状記憶手段から抽出する形状抽出手段と、
該形状抽出手段によって抽出された前記住宅構成物の前記形状図面を、前記発注側端末装置に送信する形状情報出力手段と、
該形状情報出力手段によって送信された前記形状図面を基に、前記構成部品の発注が指示されると、前記形状図面を図面データとして発注番号に対応させ、図面データ記憶手段に格納する図面データ格納手段と、
前記伝票データを、前記発注番号に対応させて記憶する伝票データ記憶手段と、
該伝票データ記憶手段に記憶されている前記伝票データ及び前記発注番号を基に、該発注番号が開示された請求書を作成し、該請求書によって前記発注番号を発注者に認識させる請求書作成手段と、
前記発注側端末装置において伝票閲覧画面が選択された場合、前記発注番号が開示された伝票の一覧表を前記発注側端末装置に表示させるように出力するとともに、その後、前記一覧表の中から所望の伝票に対する前記発注番号が前記発注側端末装置によって選択されると、前記伝票データ記憶手段から前記発注番号に対応する伝票データを抽出し、前記発注側端末装置に送信する伝票データ出力手段と、
前記伝票データの表示中、前記発注側端末装置によって前記図面データを表示させる指令が入力されると、表示中の前記伝票データと同一の発注番号が付与された図面データを、前記図面データ記憶手段から抽出し、前記発注側端末装置に送信する図面データ出力手段と、
記発注側端末装置において前記伝票閲覧画面が選択されることなく前記発注番号が入力され、且つ前記図面データを表示させる指令が入力されると、前記伝票データ出力手段による処理をスキップして、前記図面データ記憶手段から前記発注番号に対応する図面データを抽出する処理を行い、抽出した図面データを前記発注側端末装置に送信する第二図面データ出力手段と
を具備するものである。
【0014】
ここで、「構成部品」とは、住宅構成物を構成する複数の部品であり、例えば、階段を住宅構成物とした場合、構成部品には、側板、踏み板、踏込板、踏込板廻り、及び上段框等が含まれる。また、「伝票データ」とは、発注された各構成部品にかかる債権確定のためのデータであり、例えば請求書を作成するための基本データとして利用されるものである。「発注番号」とは、構成部品を発注した際に付与される番号であり、例えば、発注毎に異なるように設定される。さらに、「図面データ」には、平面図、斜視図、または正面図等にかかるデータが含まれる。なお、図面は設計図面に限らず簡略化された図面であってもよい。つまり、発注者が住宅構成物の大まかな形状を確認できる程度のものであればよい。また、「住宅構成物の構成要素」とは、住宅構成物を機能的または形状的な観点から分別したときに、基となる成分であり、例えば、階段を住宅構成物とした場合、構成要素には、直階段の段数、廻り階段の段数、廻り方向、上部階段の有無、及び上部階段の段数等の項目が含まれる。
【0015】
したがって、請求項1の発明の住宅構成物のデータ管理システムによれば、サーバーは、発注側端末装置から、発注番号が指示され、且つ伝票データを表示させる指令が入力されると、伝票データ記憶手段から発注番号に対応する伝票データを抽出し、発注側端末装置に送信する。これにより、発注番号に対応する伝票データが発注側端末装置に表示され、発注者は、各構成部品にかかる伝票データの内容を、通信ネットワークを介して確認することが可能になる。なお、この際、伝票データのみでは、構成部品から得られる住宅構成物を認識できない場合がある。
【0016】
そこで、このような場合には、発注側端末装置において図面データを表示させる指令を入力すればよい。すると、サーバーは、表示中の伝票データと同一の発注番号が付与された図面データを、図面データ記憶手段から抽出し、発注側端末装置に送信する。これにより、構成部品から構築することができる住宅構成物の図面が発注側端末装置に表示される。
【0018】
また、本発明の住宅構成物のデータ管理システムによれば、伝票データ及び発注番号を基に請求書が作成される。この請求書には、発注番号が開示されているため、発注者は請求書によって発注番号を認識することが可能になる。なお、一般に請求書は、捨てられたり破られたりすることはなく、大切に保管されており、特に、何らかの順序でファイリングされている場合が多い。つまり、請求書から発注番号を容易に探し出すことが可能となる。
【0019】
サーバーは、発注番号が指示され、且つ図面データを表示させる指令が入力されると、図面データ記憶手段から発注番号に対応する図面データを抽出し、発注側端末装置に送信する。つまり、伝票データを表示させなくても、住宅構成物の図面を発注側端末装置に表示させることが可能になる。
【0022】
また、本発明の住宅構成物のデータ管理システムによれば、構成部品を発注する際に、図面データを容易に作成することが可能になる。つまり、サーバーは、発注側端末装置から組合せ情報が入力されると、組合せ情報に含まれる希望組合せパターンに対応する形状図面を、形状記憶手段から抽出し、発注側端末装置に送信する。具体的に、階段を例として説明すると、発注側端末装置において直階段の段数、廻り階段の段数、廻り方向、上部階段の有無、及び上部階段の段数等、各構成要素の条件が入力または選択されると、サーバーでは、その構成要素の組合せに一致する階段の形状図面を複数の図面の中から抽出し、発注側端末装置に送信する。これにより、発注側端末装置において形状図面が表示される。形状図面を基に住宅構成物が確認され、構成部品の発注が指示されると、サーバーは、その形状図面を、確定された図面データとして、図面データ記憶手段に格納する。これにより、図面データを必要に応じて読み出すことが可能になる。
【0023】
請求項2の発明にかかる住宅構成物のデータ管理システムは、請求項1に記載の住宅構成物のデータ管理システムにおいて、前記図面データ記憶手段には、前記図面データとともに、前記住宅構成物の内訳を示す内訳情報が記憶され、前記図面データ出力手段または第二図面データ出力手段は、前記図面データ及び前記内訳情報を前記図面データ記憶手段から抽出して前記発注側端末装置に送信するものである。
【0024】
したがって、請求項2の発明の住宅構成物のデータ管理システムによれば、請求項1の発明の作用に加え、サーバーは、図面データとともに構成部品の内訳情報も出力するため、住宅構成物と、それを構築するための構成部品とを視覚的に関連させることが可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である住宅構成物のデータ管理システム1(以下、データ管理システム1と称す)について、図1乃至図9に基づき説明する。図1はデータ管理システム1全体の構成を示す説明図であり、図2及び図3はデータ管理システム1におけるサーバーの機能的構成を示すブロック図であり、図4は支援システム1における発注側端末装置の機能的構成を示すブロック図である。また図5乃至図7は発注側端末装置における表示画面の一例を示す説明図であり、図8及び図9はサーバーにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【0028】
本実施形態のデータ管理システム1は、住宅構成物を構築するために必要とされる個々の構成部品を、ネットワーク3を介して受発注するとともに、発注した構成部品にかかる伝票データ及び図面データを容易に確認させることが可能なシステムである。なお、住宅構成物とは、住宅の一部を構成する集合部材のことであり、例えば、階段、キッチンユニット、玄関ユニット、収納ユニット、トイレユニット、及びバスユニット等を含めることができる。本実施形態では、住宅構成物として階段に適用した場合について具体的に説明する。
【0029】
データ管理システム1は、図1に示すように、主な構成として、サーバー4と、このサーバー4にネットワーク3(インターネット等の広域通信ネットワーク、電話回線網、及びISP(Internet Service Provider)を含む)を介して接続された複数の発注側端末装置5とを備えている。なお、サーバー4は受注者6によって管理され、発注側端末装置5は発注者7(建築業者や工務店)が利用可能な状態に設けられている。また、ネットワーク3には、メーカー8が使用する製造側端末装置9が接続されており、製造側端末装置9によって受注内容を確認することが可能になっている。そして、受注した構成部品10は、請求書11を添付した形で、メーカー8から発注者7に配送される。
【0030】
サーバー4は、発注側端末装置5からの指示を、ネットワーク3を介して受信し、これらの指示に応じた処理を行うものである。ハード構成としては、汎用のコンピュータと同様、主記憶装置、演算装置、及び制御装置から構成される中央処理装置と、キーボードやポインティングデバイス等、情報を直接入力するための入力装置と、サーバー4の中で処理された情報を取出すディスプレイ等の出力装置と、ネットワーク3を介してデータの送受信を行うモデム等の通信手段と、ハードディスク等から構成された記憶装置とを備えている。
【0031】
なお、通信手段は、図2に示すように、発注側端末装置5からデータを受信する受信手段13、及び発注側端末装置5にデータを送信する送信手段14を有する通信制御手段15によって制御されるようになっている。
【0032】
また、図2及び図3に示すように、記憶装置は、図面データ記憶手段16、伝票データ記憶手段17、及び基本データ記憶手段18に大別されている。基本データ記憶手段18は、発注の際に利用されるデータ、特に図面データ27を作成する際の基となるデータが記憶されたものである。具体的には、選択マスタ20、形状図面データベース21、構成部品データベース22、及び在庫管理データベース23が記憶されている。選択マスタ20は、発注者7に、構成要素21aの組合せパターン(後述する)や、階段の各部における希望寸法等を選択させるための基本データであり、形状マスター、寸法マスター、色マスター、及び素材マスター等を含んでいる。
【0033】
形状図面データベース21は、階段を機能的な観点によって、複数の成分すなわち複数の構成要素21aに分別し、これらの構成要素21aの組合せ可能なパターンを、構成要素21aの組合せによって得られる階段の形状図面21bとして記憶しているものである。ここで、構成要素21aには、「直階段の段数」、「廻り階段の段数」、「廻り方向」、「上部階段の有無」、及び「上部階段の段数」等が含まれ、これらの組合せと形状図面21bとが対応して記憶されている。なお、この形状図面21bは寸法に対応しておらず、階段のサイズが異なっていても、構成要素21aの組合せパターンが同一であれば同じ形状図面21bとなる。また、形状図面21bには、階段の全体的な形状を表す全体形状図面と、階段の組合せ途中における部分形状図面とが含まれている。なお、詳細については後述する。ここで、形状図面データベース21が本発明の形状記憶手段に相当する。
【0034】
構成部品データベース22は、構成部品10に関するデータを記憶しているものである。なお、これらのデータには、構成部品10の名称、品番、標準寸法、及び価格等が含まれ、各構成部品10に対応するように表形式で記憶されている。また、在庫管理データベース23には、常備された在庫の種類及び個数等を含む在庫情報と、生産所要日数に関する生産確認情報と、構成部品10を配送する際に必要となる運賃に関する運賃情報とが記憶されている。
【0035】
一方、図面データ記憶手段16は、発注処理の際に作成された図面データ27、即ち、発注された構成部品10によって構築可能な階段の形状図面に関するデータが記憶されるものである。また、図面データ記憶手段16には、夫々の図面データ27に対応するように付与された発注番号26、及び階段の内訳を示す内訳情報28も記憶されるようになっている。
【0036】
伝票データ記憶手段17には、債権確定のための基本データとなる伝票データ29が、発注番号26に対応して記憶されている。なお、伝票データ29の内訳としては、特に限定されるものではないが、品名、部品番号、寸法、数量、単価、及びその他の情報を例示することができる。
【0037】
ところで、このサーバー4には、住宅構成物のデータ管理プログラムがインストールされており、このプログラムを実行させることにより、以下に示す機能的構成を有するものになる。
【0038】
すなわち、図2に示すように、サーバー2は、図面データ27を作成するとともに、その図面データ27を図面データ記憶手段16に記憶させるための手段として、図面データ作成手段31を備えている。この機能的構成を、図3に基づき詳細に説明すると、図面データ作成手段31には、入力画面作成手段32、出力制御手段33、形状抽出手段34、必要寸法算出手段35、及び構成部品抽出手段36を有している。入力画面作成手段32は、構成要素21aの組合せパターンや、階段の各部における希望寸法等を、発注者7に選択させるためのものであり、質問形式の入力画面が、選択マスタ20に記憶された各データに基づいて作成される。つまり、選択可能な数値や組合せを発注側端末装置5に順次表示させ、その中から所望の数値や組合せを選択させるようにしている。なお、入力画面作成手段32において作成された入力画面は、出力制御手段33によって送信用信号に変換され、送信手段14に送られる。
【0039】
形状抽出手段34は、入力画面作成手段32によって作成された質問形式の入力画面に、希望組合せパターンに関する情報が入力されると、希望組合せパターンに対応する階段の形状図面を、形状図面データベース21から抽出し、出力制御手段33に送出するものである。
【0040】
必要寸法算出手段35は、質問形式の入力画面に、さらに希望寸法に関する情報や素材に関する情報が入力されると、希望組合せパターン及び希望寸法等から構成部品10の種類を選定するとともに、個々の構成部品10における必要寸法を算出するものである。なお、必要寸法を算出する際には、現場において加工されるときに必要となる加工しろの長さが加味される。
【0041】
形状抽出手段34は、必要寸法算出手段35によって算出された必要寸法と、構成部品データベース22に記憶された個々の構成部品10の標準寸法とを比較して、この階段に適切な構成部品10を選定するものである。つまり、寸法に関して言えば、必要寸法と等しいか、あるいはそれより大きなサイズの構成部品10が選定される。また、構成部品抽出手段36では、標準寸法抽出部37によって構成部品10の標準寸法が抽出され、価格抽出部38によって構成部品10の価格及び品番等が抽出され、個数算出部39によって構成部品10の個数が算出される。このように、抽出または算出された構成部品10に関する情報は、出力制御手段33に送られる。これにより、発注側端末装置5に、構成部品10に関する情報、すなわち見積情報を送信することが可能になる。ここで、出力制御手段33は、本発明の形状情報出力手段として機能している。
【0042】
また、図面データ作成手段31は、機能的構成として、受注処理手段40及び発注番号付与手段41を備えている。受注処理手段40は、受信手段13を介して発注側端末装置5から受注情報が入力された場合に、在庫管理データベース23に記憶されている各データに基づいて、構成部品10の納期や運賃等を算出し、出力制御手段33及び発注番号付与手段41に出力するものである。なお、受注処理手段40が受注した受注情報は、発注番号付与手段41によって発注番号26が付与された後、基本データ記憶手段18の受発注記憶部24に記憶される。
【0043】
さらに、図面データ作成手段31は、図面データ格納手段42を備えている。図面データ格納手段42は、発注側端末装置5から受注処理手段40に受注情報が入力されると、今回作成された形状図面を図面データ27として図面データ記憶手段16に格納させるものである。なお、この際、発注番号付与手段41によって付与された発注番号26が図面データ27に関連付けられて格納される。これにより、発注番号26を基に、図面データ記憶手段16から図面データ27を取出すことが可能になる。
【0044】
図2に示すように、サーバー4には、発注側端末装置5から、伝票データ29を表示させる旨の指令、または図面データ27を表示させる旨の指令が入力されたことを認識する指令認識手段44が備えられている。特に、指令認識手段44は、発注番号認識部45を有しており、発注側端末装置5から送信された発注番号26を認識する。指令認識手段44によって認識された指令及び発注番号26は、伝票データ出力手段46、第一図面データ出力手段47、及び第二図面データ出力手段48に出力される。
【0045】
伝票データ出力手段46は、伝票データ記憶手段17から発注番号26に対応する伝票データ29を抽出し、発注側端末装置5に送信するものである。第一図面データ出力手段47は、伝票データ29の表示中に機能し、この伝票データ29と同一の発注番号26が付与された図面データ27を図面データ記憶手段16から抽出して発注側端末装置5に送信するものである。また、第二図面データ出力手段48は、伝票データ29の表示とは関係なく図面データ27を出力するものであり、発注側端末装置5によって発注番号26が入力されると、図面データ記憶手段16から発注番号26に対応する図面データ27を抽出し、発注側端末装置5に送信する。ここで、第一図面データ出力手段47が本発明の図面データ出力手段に相当する。
【0046】
なお、サーバー4には請求書作成手段49が備えられており、伝票データ記憶手段17に記憶された伝票データ29及び発注番号26を基に、各構成部品10に関する情報(品名、数量及び金額等)、及び発注番号26が開示された請求書11が作成される。なお、サーバー4には、印刷装置50が接続されており、請求書作成手段49の出力を基に請求書11が印刷されるようになている。このように、発注番号26が印刷された請求書11が作成されることから、請求書11を保管することにより、発注者7はいつでも発注番号26を容易に確認することが可能になる。
【0047】
一方、発注側端末装置5は、ブラウザソフトがインストールされた汎用のコンピュータであり、主記憶装置、演算装置、及び制御装置から構成される中央処理装置と、ネットワーク3を介してデータを送受信する通信装置とを備えている。なお、図4に示すように、通信装置は、受信手段55及び送信手段56を有する通信制御手段57によって制御される。また、発注側端末装置5には、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置58と、ディスプレイ59を制御する表示制御手段60とが設けられている。
【0048】
さらに、発注側端末装置5には、機能的構成として、入力画面が表示された際に、入力装置58を用いて組合せ情報(希望組合せパターンを含む情報)を入力または選択するための組合せ情報入力部62、及び同じく入力装置58を用いて寸法情報(階段の各部における希望寸法を含む情報)を入力または選択するための寸法情報入力部63を有する住宅構成物指示手段64が備えられている。また、見積りを指示するための見積り指示手段65と、見積情報の確認後、発注を指示するための発注指示手段66も備えられている。
【0049】
また、発注側端末装置5は、伝票データ29を表示させることを指示するための伝票データ指示手段68と、図面データ27を表示させることを指示するための図面データ指示手段70とを備えている。そして、伝票データ指示手段68及び図面データ指示手段70は、入力装置58を用いて発注番号26を選択または入力させるための発注番号選択部67及び発注番号入力部69を有している。
【0050】
次に、本実施形態のサーバー4における図面データ作成処理を図8に基づき説明する。サーバー4は、いずれかの発注側端末装置5からアクセスがあった場合(ステップS1においてYES)、その発注側端末装置5に情報入力画面を出力する(ステップS2)。これにより、発注側端末装置5のディスプレイ59において情報入力画面が表示されるとともに、発注者7は、組合せ情報及び寸法情報等を入力することが可能になる。
【0051】
そして、サーバー4は、組合せ情報が順次入力されると(ステップS3においてYES)、その入力に応答し、階段の中で、パターンの確定した部分から順番に形状図面(部分形状図面)を抽出し、発注側端末装置5に送信する。具体的に、構成要素「直階段の段数」に対して「四段」が選択された場合には、図5(a)に示すように、四段の直階段の平面形状を示す部分形状図面75を出力する。その後、構成要素「廻り階段の段数」に対して「六段」が選択され、且つ構成要素「廻り階段の向き」に対して「右」が選択された場合には、図5(b)に示すように、四段の直階段と六段の右回り階段とを組合せた階段を示す部分形状図面76を出力する。なお、部分形状図面76は、部分形状図面75に重ねて表示されるため、廻り階段の部分のみを追加したように見せることができる。さらに、構成要素「上部階段の段数」に対して「四段」が選択された場合には、図5(c)に示すように、四段の直階段、六段の右回り階段、及び四段の上部階段を組み合わせた全体形状図面77を出力する。このように、組合せパターンが全て確定するまで(ステップS5においてNO)、ステップS3,S4の処理を繰返し、形状図面を段階的に表示させる。
【0052】
次に、サーバー2は、構築しようとする階段、すなわちディスプレイ59に表示された階段に関して、寸法、色、及び素材等を含む寸法情報が入力されたか否かを判断する。ここで、「各部」には、柱角の大きさ、柱と柱との間隔、踏み板幅、踏み板厚、階高、踏み面の高さ、及び鼻の出等が含まれる。そして、これらの寸法情報が入力された場合には(ステップS6においてYES)、階段を構築するのに適した構成部品10の種類を選定するとともに、構成部品10における必要寸法を算出する(ステップS7)。例えば、柱角の大きさと柱の間隔とから柱内寸法を求め、これに加工しろを加えて必要な踏み板長さを算出する。また、踏み面の長さ、蹴上げの高さ(階高/総段数)、及び直階段の段数から、直階段の側板の長さを算出する。
【0053】
その後、算出された必要寸法に一致する構成部品10、または一致するものがない場合には必要寸法より大きな寸法の構成部品10を抽出する(ステップS8)。なお、この際、色や素材に関する情報も選定条件とされる。また、各構成部品10の個数を算出する(ステップS9)。例えば、直階段の段数と上部階段の段数とを加え、それを踏み板の個数とする。
【0054】
そして、このように構成部品10に関するデータを取得した後、これらのデータを構成部品情報として発注側端末装置5に出力する(ステップS10)。これにより、発注側端末装置5のディスプレイ59には、図6に示すような表示画面78が表示され、発注者7は、階段の形状を確認できるとともに、必要な構成部品10を見積情報として認識することが可能になる。なお、表示画面78には、各構成部品10の名称、品番、数量、サイズ(寸法)、及び価格が表形式で表示される。
【0055】
その後、発注側端末装置5から、発注の指示、納入場所、及び納入方法等を含む発注情報が入力されると(ステップS11においてYES)、在庫管理データベース23に基づいて、納期や運賃を求め、受注情報として発注側端末装置5に出力する(ステップS12)。また、これとともに、作成された形状図面を図面データ27として図面データ記憶手段16に格納する(ステップS13)。
【0056】
上記一連の作業により、発注者7から受注者6に構成部品10が発注されるとともに、図面データ27が作成される。
【0057】
続いて本実施形態のサーバー4における閲覧処理(本発明の住宅構成物のデータ管理プログラムに相当)を図9に基づき説明する。サーバー4は、いずれかの発注側端末装置5からアクセスがあった場合(ステップT1においてYES)、発注側端末装置5において伝票閲覧画面が選択されたか否かを判断する(ステップT2)。ステップT2において伝票閲覧画面が選択された場合には(YES)、発注番号26が開示された伝票の一覧表を発注側端末装置5に表示させるように出力する(ステップT3)。その後、一覧表の中から所望の伝票に対する発注番号26が選択されると(ステップT4においてYES)、その発注番号26に対応する伝票データ29を伝票データ記憶手段17から抽出し(ステップT5)、抽出した伝票データ29を発注側端末装置5に送信する(ステップT6)。これにより、発注側端末装置5のディスプレイ59に、図7(a)に示すような閲覧画面80が表示され、発注者7は、債権確定の基となる伝票データ29の内容を確認することが可能となる。
【0058】
そして、その閲覧画面80が表示されている際に、閲覧画面80に設けられた図面表示指示部81がクリック操作されることにより、図面データ27の表示要求が入力されると(ステップT7においてYES)、その伝票データ29と同じ発注番号26が付与された図面データ27及び内訳情報28を図面データ記憶手段16から抽出する(ステップT8)とともに、抽出した図面データ27及び内訳情報28を発注側端末装置5に送信する(ステップT9)。これにより、発注側端末装置5のディスプレイ59に、図7(b)に示すような閲覧画面82が表示され、発注者7は、構成部品10から構築される図面83及びその内訳83を確認することが可能になる。
【0059】
一方、ステップS2において伝票閲覧画面が選択されることなく(NO)、発注番号26が入力され(ステップT11においてYES)、且つ図面データ27の表示要求が入力されると(ステップT12においてYES)、ステップT3〜T7の処理をスキップし、ステップT8の処理に移行する。つまり、伝票データ29が表示される閲覧画面80を表示させなくても、発注番号26が入力され図面データ27を表示させる指令が入力された場合には、図面データ27が開示された閲覧画面82を直接表示させる。なお、その後、発注側端末装置5において終了することが指示された場合には(ステップT10においてYES)、全ての処理を終了する。なお、図示していないが、図面データ27が表示される閲覧画面82から、伝票データ29が表示される閲覧画面80に戻ること、及び閲覧画面80から一覧表が表示される画面に戻ることも可能である。
【0060】
このように、上記のデータ管理システム1では、発注後に作成される構成部品10の伝票データ29と、発注の際に作成される階段の図面データ27とを、発注番号26を介して関連させたことにより、例えば請求書11等のみでは構成部品10の用途が不明確であっても、表示された図面83を参照させることで、階段が構築されることを容易に認識させることができる。特に、図面83を表示させるための図面データ27は、発注時に作成されるものであることから、管理者や発注者7の負担を大きくすることなく、データを容易に蓄積することができる。
【0061】
また、上記のデータ管理システム1では、請求書11によって発注番号26を容易に認識させることができる。また、伝票データ29を表示させなくても、直接、階段に関する図面データ27が表示されるため、発注者7に、請求書11の内容と、構成部品10から構築される階段の図面とを容易に対比させることができる。
【0062】
上記のデータ管理システム1では、図面データ27を作成するにあたって、構成要素21aの組合せパターンを指示することにより、そのパターンに対応した階段の形状図面21bを表示させることが可能になる。このため、図面を作成するという手間がなくなり、発注者7の負担を軽くすることができる。また、表示された形状図面21bに基づいて発注されることにより、発注内容が受注者6に正確に伝わり、受注者6の労力も低減できる。さらに、階段を構築するために必要な構成要素21aを、発注側端末装置5において認識することが可能になり、設計等に不慣れな発注者7であっても、間違いなく注文することができる。
【0063】
特に、形状図面21bにおいては、各種寸法によってパターンを変更しないことから、固定化されたパターンとして登録すればよく、CADによる毎回の作図が必要でなくなる。これにより、作図に伴う複雑な作業を発注者7に強いることがなく、極めて容易に作業を行なわせることができるとともに、発注側端末装置5におけるアプリケーションプログラムの導入や能力の負担を低減することができる。また、固定化された図形を表示することから、図形の簡略化を図ることが可能になり、携帯端末等、比較的小さな画面の端末装置であっても対応することが可能である。
【0064】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
【0065】
すなわち、本実施形態のデータ管理システム1では、発注側端末装置5として、汎用のコンピュータを用いるものを示したが、発注側端末装置5は、ネットワーク3を介してサーバー4にアクセスできるものであればよく、例えば携帯電話等を利用することも可能である。
【0066】
また、本実施形態のデータ管理システム1では、図面データ27を表示させる閲覧画面82と、伝票データ29を表示させる閲覧画面80とを別の画面から構成するものを示したが、同一の画面上に、図面データ27及び伝票データ29を表示させるようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明の住宅構成物のデータ管理システムは、発注後に作成される構成部品の伝票データと、発注の際に作成される住宅構成物の図面データとを、発注番号を介して互いに関連させたことにより、請求書等のみでは構成部品の用途が不明確であっても、表示された図面を参照させることで、住宅構成物を容易に認識させることができる。また、発注の際に作成された図面データを、製品出荷後に有効活用することができる。
【0068】
また、発注番号が請求書に開示されるため、発注番号を容易に探し出すことができる。また、伝票データを表示させなくても、住宅構成物の図面を表示させることができるため、構成部品の伝票データが開示された請求書と、その構成部品から構築される住宅構成物の図面とを容易に対比させることができる。
【0069】
また、図面データを極めて容易に蓄積することができる。また、構成部品を発注する際には、発注者が住宅構成物の図面を作成する、という手間がなくなり、発注者の負担を軽くすることができる。
【0070】
請求項2の発明の住宅構成物のデータ管理システムは、請求項1の発明の効果に加え、構成部品の内訳情報も表示されるため、住宅構成物の構成を一層明確に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデータ管理システムの構成を示す説明図である。
【図2】データ管理システムにおけるサーバーの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】サーバーの機能的構成の一部を具体的に示すブロック図である。
【図4】データ管理システムにおける発注側端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図5】発注側端末装置において表示される形状図面の一例を示す説明図である。
【図6】図面データ作成処理における表示画面の一例を示す説明図である。
【図7】閲覧処理における表示画面の一例を示す説明図である。
【図8】サーバーにおける図面データ作成処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】サーバーにおける閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ管理システム(住宅構成物のデータ管理システム)
3 ネットワーク(通信ネットワーク)
4 サーバー
5 発注側端末装置
10 構成部品
11 請求書
16 図面データ記憶手段
17 伝票データ記憶手段
21a 構成要素
21b 形状図面
26 発注番号
27 図面データ
28 内訳情報
29 伝票データ
33 出力制御手段(形状情報出力手段)
34 形状抽出手段
42 図面データ格納手段
46 伝票データ出力手段
47 第一図面データ出力手段(図面データ出力手段)
48 第二図面データ出力手段
49 請求書作成手段

Claims (2)

  1. 階段等の住宅構成物を構築するために必要とされる個々の構成部品を、通信ネットワークを介してサーバーに発注するとともに、発注した前記構成部品にかかる伝票データを前記サーバーから読出すことが可能な発注側端末装置を備える住宅構成物のデータ管理システムであって、
    前記サーバーは、
    前記住宅構成物を複数の構成要素に分別するとともに、該構成要素の組合せ可能なパターンを、前記構成要素の組合せによって得られる前記住宅構成物の形状図面として記憶した形状記憶手段と、
    前記発注側端末装置から、前記構成要素の希望組合せパターンを含む組合せ情報が入力されると、該希望組合せパターンに対応する前記住宅構成物の前記形状図面を前記形状記憶手段から抽出する形状抽出手段と、
    該形状抽出手段によって抽出された前記住宅構成物の前記形状図面を、前記発注側端末装置に送信する形状情報出力手段と、
    該形状情報出力手段によって送信された前記形状図面を基に、前記構成部品の発注が指示されると、前記形状図面を図面データとして発注番号に対応させ、図面データ記憶手段に格納する図面データ格納手段と、
    前記伝票データを、前記発注番号に対応させて記憶する伝票データ記憶手段と、
    該伝票データ記憶手段に記憶されている前記伝票データ及び前記発注番号を基に、該発注番号が開示された請求書を作成し、該請求書によって前記発注番号を発注者に認識させる請求書作成手段と、
    前記発注側端末装置において伝票閲覧画面が選択された場合、前記発注番号が開示された伝票の一覧表を前記発注側端末装置に表示させるように出力するとともに、その後、前記一覧表の中から所望の伝票に対する前記発注番号が前記発注側端末装置によって選択されると、前記伝票データ記憶手段から前記発注番号に対応する伝票データを抽出し、前記発注側端末装置に送信する伝票データ出力手段と、
    前記伝票データの表示中、前記発注側端末装置によって前記図面データを表示させる指令が入力されると、表示中の前記伝票データと同一の発注番号が付与された図面データを、前記図面データ記憶手段から抽出し、前記発注側端末装置に送信する図面データ出力手段と、
    記発注側端末装置において前記伝票閲覧画面が選択されることなく前記発注番号が入力され、且つ前記図面データを表示させる指令が入力されると、前記伝票データ出力手段による処理をスキップして、前記図面データ記憶手段から前記発注番号に対応する図面データを抽出する処理を行い、抽出した図面データを前記発注側端末装置に送信する第二図面データ出力手段と
    を具備することを特徴とする住宅構成物のデータ管理システム。
  2. 前記図面データ記憶手段には、前記図面データとともに、前記住宅構成物の内訳を示す内訳情報が記憶され、
    前記図面データ出力手段または第二図面データ出力手段は、前記図面データ及び前記内訳情報を前記図面データ記憶手段から抽出して前記発注側端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の住宅構成物のデータ管理システム。
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