JP4447356B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカ装置におけるダンパーの支持構造などに関する。
従来より、ツボ型ヨーク、及び平板状のプレートを含む磁気回路と、1又は複数のダンパー、ボイスコイルボビン、及びボイスコイルを含む振動系とを備える内磁型のスピーカ装置が知られている。
そのようなスピーカ装置では、一般的に、ボイスコイルボビンの下端近傍にボイスコイルが巻かれている。ボイスコイルボビンの内周壁の下端近傍は、ツボ型ヨーク上に固定されたプレートの外周壁と一定の間隔を隔てて対向していると共に、ボイスコイルボビンの外周壁の下端近傍は、ツボ型ヨークの円筒部の上端近傍と一定の間隔を隔てて対向している。1又は複数のダンパーは、ボイスコイルの上方の位置に配置された状態で、ボイスコイルボビンの外周壁の上端近傍に固定されている。
そのようなスピーカ装置では、駆動時に、ボイスコイル及びボイスコイルボビンなどの振動系がスピーカ装置の軸方向に振幅する。そのとき、種々の要因により振動系のバランスが崩れて、ボイスコイルボビンがローリングすることがある。なお、ローリングとは、ボイスコイルボビンに作用する力が何らかの原因により非対称となり、ボイスコイルボビン等が、本来の振幅方向、即ちスピーカ装置の軸方向に対して横方向に揺れることをいう。
特に、上記のスピーカ装置では、ダンパーがボイスコイルより上方の位置に配置されているため、ローリングの支点がボイスコイルより上方の位置にある。このため、その支点から、ボイスコイルの巻かれたボイスコイルボビンの下端近傍までの距離が長くなり、そのボイスコイルボビンの下端部は、その支点を基準にして横方向に大きく揺れる(ローリングする)。これにより、ボイスコイルがツボ型ヨークに接触し、或いはボイスコイルボビンがプレートに接触して、異常音が発生するという問題が生じていた。
なお、ローリング現象を減少させるスピーカ装置が、以下のように各種提案されている。例えば、メカニカルフィルタをボイスコイルボビンの上部に設け、かつメカニカルフィルタと振動板とを中心軸O−O上においてワンポイントで結合してなるスピーカが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。また、ボイスコイルをダンパーと円筒形のクッションで支持することにより、振動板やボイスコイルのローリングを抑制するスピーカが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平8−51692号公報 特開平10−42392号公報
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、ボイスコイルボビンを含む振動系がローリングした場合に、その振動系と磁気回路系との接触等を防止して、異常音の発生を防止することが可能なダンパーの支持構造を有するスピーカ装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカ装置であって、ダンパーと、ボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの外周に一定の巻き幅で巻かれたボイスコイルと、前記ボイスコイルより上方の位置において前記ボイスコイルボビンに取り付けられた連結部材と、を有する振動系を備え、前記ダンパーの内周縁部は、前記ボイスコイルの前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられている、と共に前記ダンパーは複数設けられており、複数のダンパーの全てが前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、スピーカ装置は、ダンパーと、ボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの外周に一定の巻き幅で巻かれたボイスコイルと、前記ボイスコイルより上方の位置において前記ボイスコイルボビンに取り付けられた連結部材と、を有する振動系を備え、前記ダンパーの内周縁部は、前記ボイスコイルの前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられている、と共に前記ダンパーは複数設けられており、複数のダンパーの全てが前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられている
上記のスピーカ装置が駆動すると、ボイスコイルボビンがそのスピーカ装置の軸方向に振幅する。このとき、種々の要因により振動系のバランスが崩れて、ボイスコイルボビンがローリングすることがある。ローリングの支点は、ダンパーにより連結部材を支持する箇所近傍に位置する。このスピーカ装置では、非駆動時状態で、ダンパーの内周縁部がボイスコイルの一定の巻き幅内において連結部材に取り付けられているので、ローリングの支点がボイスコイルの一定の巻き幅内にある。このため、ローリングの支点と、ボイスコイルボビンのボイスコイルが巻かれた部分との距離が短くなり、ボイスコイルボビンがローリングし難くなるので、ローリングが発生した場合でもボイスコイルボビンが横方向に振れる量が小さくなる。よって、ローリング時に、ボイスコイルがツボ型ヨークと接触するのを防止できると共に、ボイスコイルボビンがプレートと接触するのを防止できる。これにより、異常音の発生を防止することができる。さらに、前記ダンパーは複数設けられており、複数のダンパーの全てが前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられている。複数のダンパーを用いる場合でも、全てのダンパーをボイスコイルの巻き幅内において連結部材に取り付けることにより、ローリング時のボイスコイルボビンなどの接触を防止することができる。
上記のスピーカ装置の一態様は、前記振動系を支持するフレームを備え、前記ダンパーの外周縁部は、前記ボイスコイルの前記一定の巻き幅内において前記フレームにより支持されている。
この態様によれば、ダンパーの外周縁部がボイスコイルの一定の巻き幅内においてフレームに支持されているので、ダンパー全体がボイスコイルの一定の巻き幅内に配置される。よって、ローリング時に、ボイスコイルがツボ型ヨークと接触するのを防止できると共に、ボイスコイルボビンがプレートと接触するのを防止できる。よって、異常音の発生を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。本実施例は、スピーカ装置におけるダンパーの支持構造に関するものであり、より具体的には、ダンパーの一部、即ち、内周縁部をボイスコイルの巻き幅内に配置して、そのダンパーの内周縁部をボイルコイルボビンに固定された連結部材に固定する。これにより、ボイスコイルボビンを含む振動系のローリングを低減して、その振動系と、ヨーク及びプレートを含む磁気回路系との接触を防止し、異常音の発生を防止する。
図1に、本発明の実施例に係るスピーカ装置100の概略構成を模式的に示す。なお、本実施例のスピーカ装置100は車載用スピーカとして好適に用いることができる。図1は、スピーカ装置100の中心軸を含む平面を切断したときの断面図を示している。図2は、ボイスコイル4が一定の巻き幅d1でボイルコイルボビン3に巻かれた状態を示す斜視図である。以下、図1及び図2を参照して、本実施例のスピーカ装置100の構成等について説明する。
スピーカ装置100は、図1に示すように、主として、フレーム10、支持部材9、ボイスコイルボビン3、連結部材8、ダンパー2、端子部材21、端子部材22、ボイスコイル4、及び振動板1を有する振動系12と、ツボ型ヨーク5、マグネット6及びプレート7を有する磁気回路系11と、防塵キャップ31と、その他各種の部材を備えている。
先ず、振動系12の各構成要素について説明する。
フレーム10には、スピーカ装置100の様々な構成要素が固定され、それらの構成要素を支持する役目を担う。フレーム10は、熱伝導性の良好な金属材料により作製されている。このため、フレーム10は、スピーカ装置100の外部空間とその内部空間との間で熱の授受を行う媒体としての機能を有する。フレーム10は、上方に開いた鍋状又はつぼ状の形状をなし、上部に形成され振動板1の外周縁部等を支持する第1のフランジ部10aと、中央部形成されに支持部材9を支持する第2のフランジ部10bと、内周縁部に形成された開口10cと、第1のフランジ部10aとのフランジ部10bとの間の側壁に形成された複数の開口10dとを有する。開口10cは、その内周縁部の周方向に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各開口10cには、後述するツボ型ヨーク5の変形前の各凸部51cが挿入される。
支持部材9は、例えば、樹脂材料からなり、平面視すると略環状の形状をなす。支持部材9は、断面視すると階段状の形状をなし、上面9a及び上面9bを有する。支持部材9は、例えば、雄ねじやボルトなどの固定部材61を通じて、第2のフランジ部10bに取り付けられる。
ボイスコイルボビン3は、略円筒状の形状をなしている。ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁には、図1及び図2に示すように、スピーカ装置100の中心軸方向と同方向に一定の巻き幅d1でボイスコイル4が巻かれている。また、ボイスコイルボビン3の下端部の内周壁は、平板状のマグネット6及びプレート7の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。さらに、ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁は、ポールピース5の上端部の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。そして、ポールピース5の上端部の内周壁と、プレート8の外周壁との間に空隙(磁気ギャップ20)が形成されている。
連結部材8は、例えば、樹脂材料からなり、略円筒状の形状をなす円筒部8aと、その円筒部8aの上端から内側に屈曲してなる屈曲部8bとを有し、それらが一体的に形成されてなる。連結部材8の内周縁部、即ち、屈曲部8bの内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。
ダンパー2は、導電ダンパー2aと、通常のダンパー2bとを有している。導電ダンパー2aは、ダンパー2bの上方に配置される。導電ダンパー2aは、図示しない複数の導電部材を有している。各導電部材は、導電ダンパー2aの上面に、かつ、導電ダンパー2aの内周縁部からその外周縁部にかけて縫い付けられている。ダンパー2bの外周縁部は、支持部材9の上面9bに固着していると共に、ダンパー2bの内周縁部は、連結部材8の下端部に固着している。一方、導電ダンパー2aの外周縁部は、支持部材9の上面9aに固着していると共に、導電ダンパー2aの内周縁部は、連結部材8の下端近傍に固着している。
端子部材21は、導電性を有する金属などの部材であり、複数設けられている。各端子部材21は、連結部材8に取り付けられている。各端子部材21の上端は、ボイスコイル4の各リード線と電気的に接続されていると共に、各端子部材21の下端は、導電ダンパー2aの各導電部材と電気的に接続されている。
端子部材22は、導電性を有する部材であり、複数設けられている。各端子部材22は、支持部材9の上面9aに固定されている。各端子部材22の一端は、導電ダンパー2aの各導電部材と電気的に接続されていると共に、各端子部材22の他端は、図示しないアンプ側の中継配線と電気的に接続されている。
ボイスコイル4は、1組のプラス/マイナスのリード線(図示略)を有している。プラス側のリード線はL(又はR)チャンネル信号の入力配線であり、マイナス側のリード線はグランド(GND:接地)信号の入力配線である。各リード線は、上記したように各端子部材21の上端に電気的に接続されている。このため、ボイスコイル4には、各端子部材22、導電ダンパー2aの各導電部材、各端子部材21及び各リード線を介して、アンプ側から1チャンネル分の電気信号が入力される。
振動板1は、その薄型化を図るため略平板状の形状をなしている。振動板1には、各種の用途に応じ、紙系、高分子系、金属系などの各種の材料を適用することができる。振動板1の外周縁部には、別体のエッジ部1aが取り付けられている。振動板1の外周縁部は、第1のフランジ部10aに固着している。一方、振動板1の内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。
次に、磁気回路系11の各構成要素について説明する。
磁気回路系11は、内磁型の磁気回路として構成されている。本磁気回路は、ツボ型ヨーク5と、平板状のマグネット6と、平板状のプレート7とを有している。
ツボ型ヨーク5は、本体部51と底部52とを有し、それらが結合されてなる。また、ツボ型ヨーク5は、フレーム10に取り付けられる。
本体部51は、円筒部51aと、フランジ部51bと、そのフランジ部51bの上面から上方に突出する凸部51cとを有し、それらが一体的に形成されてなる。円筒部51aは略円筒状をなす。円筒部51aは、フランジ部51bの内周近傍からプレート7の近傍位置まで上方に延び出てなる。フランジ部51bは、円筒部51aの外周壁の下端近傍から略垂直に外側方向に延び出てなる。フランジ部51bの上面には、フレーム10の内周縁部が取り付けられる。凸部51cは、円柱状の形状をなし、フランジ部51bの上面に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各凸部51cは、カシメられることによりフレーム10の内周縁部を固定する役割を果たす。
底部52は、略凹形状を逆にした断面形状をなし、平板状のマグネット6、及び平板状のプレート7の直径と略同様の大きさをなす載置部52aを有する。底部52の外周縁部は、本体部51に結合されている。
平板状のマグネット6は、後述するツボ型ヨーク5の底部52上に固着している。平板状のプレート7は、そのマグネット6上に固着している。磁気回路系11では、マグネット6及びプレート7により磁気回路を構成し、プレート7の外周壁とツボ型ヨーク5の内周壁との間に形成される磁気ギャップ20にマグネット6の磁束を集中させている。
防塵キャップ31は、ボイスコイルボビン3の上面を塞ぐように、そのボイスコイルボビン3の上端部に接着剤を介して取り付けられている。これにより、防塵キャップ31は、異物などがスピーカ装置100内部へ侵入するのを防止する機能を有する。
次に、各種の構成部材について説明する。
各種の構成部材には、パッキン13及び緩衝部材14などの部材が含まれる。
パッキン13は、環状の形状をなし、絶縁性を有する部材である。パッキン13の材料としては、例えば、樹脂材料が好適である。パッキン13の下面は、第1のフランジ部10a、及びエッジ部1aの外周縁部に夫々固着している。これにより、振動板1及びエッジ部1aの外周縁部は、パッキン13と第1のフランジ部10aとにより挟持されている。
緩衝部材14は、例えば、スピーカ装置100を車両の所定位置に取り付ける際の緩衝材としての機能を有するとともに、外部からの振動がスピーカ装置100の本体に伝達するのを防止する機能などを有する。このため、緩衝部材14の材料としては、例えば、クッション性のあるスポンジなどの部材が好適である。また、緩衝部材14は、取付前の状態では棒状をなし、片面に接着剤が塗布、又は両面テープが貼り付けてある。緩衝部材14は、環状に変形された状態で、その接着剤又は両面テープを介してパッキン13の上面に貼り付けられている。
以上に述べたスピーカ装置100において、アンプ側から出力された電気信号は、各端子部22、導電ダンパー2aの各導電部材、各端子部材21、及びボイスコイル4の各リード線を介してボイスコイル4へ供給される。これにより、磁気ギャップ20内でボイスコイル4に駆動力が発生し、振動板1をスピーカ装置100の軸方向に振動させる。こうして、スピーカ装置100は、矢印60の方向に音波を放射する。
[ダンパーの支持構造]
次に、図1乃至図5を参照して、本発明の特徴をなすダンパー2の支持構造等について説明する。
上記したように、導電ダンパー2a及びダンパー2bの各内周縁部は、連結部材8の円筒部8aの下端近傍に固定されていると共に、導電ダンパー2a及びダンパー2bの各外周縁部は、支持部材9に固定されている。このため、導電ダンパー2a及びダンパー2bは、図1に示すように、スピーカ装置の非駆動状態において、ボイスコイル4の一定の巻き幅d1内に配置されている。特に、本実施例のダンパー2の一部、即ち、内周縁部は、連結部材8を介してボイルコイル4の一定の巻き幅d1内に配置されているため、特有の効果を奏する。
以下に、その特有の効果について詳述する。なお、以下においては、説明の便宜上、一般的なダンパーの支持構造による作用効果と、本実施例に係るダンパー2の支持構造による作用効果とを対比して説明する。図3(a)及び(b)は、一般的なダンパー2’の支持構造、及びボイルコイルボビン3を含む振動系の振幅時に、一般的なダンパー2’により支持されたボイルコイルボビン3がローリングするときの様子を示している。なお、図3において、図1に示す構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。一方、図4及び図5は、本実施例に係るダンパー2の支持構造、及びボイルコイルボビン3を含む振動系11の振幅時に、ダンパー2により支持されたボイスコイルボビン3がローリングするときの様子を示している。
先ず、図3(a)及び図4を参照して、一般的なダンパー2’の支持構造と、本実施例に係るダンパー2の支持構造との共通点及び相違点について説明する。
両者の共通点は以下のとおりである。即ち、一般的なダンパー2’は、本実施例に係るダンパー2と同様に複数のダンパーを有して構成される。その各ダンパーは、夫々本実施例のダンパー2と同様の素材などによって作製されている。
なお、両者とも、ボイルコイル4の外周壁と、ツボ型ヨーク5の本体部51との間には一定の間隙d2が形成されていると共に、ボイルコイルボビン4の内周壁と、プレート7の外周壁との間には一定の間隙d3が形成されている。また、両者とも、ボイスコイル4に印加される駆動信号の大きさは同様である。さらに、両者とも、ボイスコイル4は、一定の巻き幅d1でボイスコイルボビン3の外周壁の下端部に巻かれている。
両者の相違点は以下のとおりである。即ち、一般的なダンパー2’の内周縁部は、ボイルコイルボビン3の外周壁の上端部に固定されているのに対し、本実施例のダンパー2の内周縁部は、上記したように、連結部材8の下端近傍、即ち円筒部8aの外周壁の下端近傍に固定されている。両者では、そのような構造上の相違点により、スピーカ装置の駆動時にボイスコイルボビン3のローリングの大きさが異なってくる。以下、この点について説明する。
先ず、図3を参照して、ローリングが発生したときの一般的なダンパー2’及びボイルコイルボビン3の位置関係等について説明する。スピーカ装置が駆動すると、図3(a)に示すように、ボイルコイルボビン3はダンパー2’の内周縁部等に支持されつつ矢印A1方向に振幅する。このとき、種々の要因によりボイルコイルボビン3を含む振動系のバランスが崩れて、支点P1を基準にボイルコイルボビン3が矢印A2方向にローリングすることがある。なお、支点P1は、図3(a)において、ダンパーを含む水平面内におけるボイスコイルボビンの中心位置に相当すると考えることができる。
図3(b)は、ボイルコイルボビン3が紙面左側方向、即ち矢印A3方向にローリングしたときの状態を示している。なお、図3(b)では、説明の便宜上、一般的なダンパー2’、ボイルコイルボビン3及びボイスコイル4のみ示す。図3(b)において、実線部分は、ボイルコイルボビン3がローリングしていないときの、ボイスコイルボビン3等の位置を示している。一方、破線部分は、ボイルコイルボビン3が矢印A3方向にローリングしたときの、ボイスコイルボビン3等の位置を示している。一点鎖線で示す直線L1は、ボイスコイルボビン3の中心軸、即ちスピーカ装置の中心軸である。点P1は、上記したように、ダンパーを含む水平面内におけるボイスコイルボビンの中心位置であり、その点P1はスピーカ装置の中心軸上にある。点P2は、ボイルコイル4の巻き幅方向の中心点P3であり、ボイスコイル4の水平断面F1と、直線L1との交点である。また、点P1と点P2との距離はr1である。
ボイスコイルボビン3が支点P1を中心に矢印A3方向にローリングすることにより、最大限、ボイルコイルボビン3等が破線で示す位置まで移動する。そのため、直線L1は、時計回りに角度θ1だけ回転して直線L1’の位置に移動する。また、平面F1は所定の角度だけ時計回りに回転して平面F1’の位置に移動すると共に、点P2は、点P1を基点として半径r1の弧を描いて点P2’の位置まで移動する。このため、紙面左側に位置するボイルコイル4の外周壁の下端部4aは、破線で示す位置まで移動する。
これにより、実線で示す、非ローリング時のボイルコイル4の下端部4aと、破線で示す、ローリング時のボイスコイル4の下端部4aとの間の距離は最大でd4(>d2)となる。よって、図3(a)及び(b)を参照して理解されるように、ボイスコイル4の外周壁の下端部4a近傍は、ツボ型ヨーク5の本体部5aと接触することになる。また、紙面右側に位置するボイルコイルボビン3の内周壁の下端部3aは破線で示す位置まで移動する。これにより、実線で示す、非ローリング時のボイスコイルボビン3の下端部3aと、破線で示す、ローリング時のボイスコイルボビン3の下端部3aとの間の距離は最大でd5(>d3)となる。よって、図3(a)及び(b)を参照して理解されるように、ボイスコイルボビン3の内周壁の下端部3a近傍は、プレート7と接触することになる。
以上のように、一般的なダンパー2’の支持構造によれば、ローリング時の支点P1がボイルコイル4の上方の位置にある。このため、その支点P1から、ボイスコイル4の巻き幅方向の中心点P3を含む平面F1とスピーカ装置の中心軸L1との交点P2までの距離r1が長くなっており、ボイスコイルボビン3が大きくローリングする。そのため、ボイスコイル4がツボ型ヨーク5に接触し、或いはボイスコイルボビン3がプレート7に接触して、異常音を生じることになる。
なお、図3(b)では、ボイルコイルボビン3が紙面左側方向にローリングしたときの状態を一例として説明したが、ボイルコイルボビン3が紙面右側方向等にローリングしたときの状態も同様の現象が起こる。
次に、図4及び図5を参照して、ローリングが発生したときの、本実施例のダンパー2及びボイルコイルボビン3の位置関係等について説明する。スピーカ装置100が駆動されると、図4に示すように、ボイルコイルボビン3は連結部材8を介してダンパー2に支持されつつ矢印A1方向に振幅する。このとき、種々の要因によりボイルコイルボビン3を含む振動系のバランスが崩れて、支点P11を基準にボイルコイルボビン3が矢印A2方向にローリングすることがある。なお、支点P11は、図4において、導電ダンパー2を含む水平面内におけるボイスコイルボビンの中心位置に相当する。
図5は、ボイルコイルボビン3が紙面左側方向、即ち矢印A3方向にローリングしたときの状態を示している。なお、図5では、説明の便宜上、ダンパー2、ボイルコイルボビン3及びボイスコイル4のみ示す。図5において、実線部分は、ボイルコイルボビン3がローリングしていないときの、ボイスコイルボビン3等の位置を示している。一方、破線部分は、ボイルコイルボビン3が矢印A3方向にローリングしたときの、ボイスコイルボビン3等の位置を示している。一点鎖線で示す直線L1は、ボイスコイルボビン3の中心軸、即ちスピーカ装置の中心軸である。点P11は、上記したように、導電ダンパー2を含む水平面内におけるボイスコイルボビンの中心位置であり、その点P11はスピーカ装置100の中心軸上にある。点P12は、ボイルコイル3の巻き幅d1方向の中心点P13であり、ボイスコイル4の水平断面F11と、直線L1との交点である。また、点P11と点P12との間の距離はr2(<r1)である。
ボイスコイルボビン3が支点P11を中心に矢印A3方向にローリングすることにより、最大限、ボイルコイルボビン3等が破線で示す位置まで移動する。そのため、直線L1は、時計回りに角度θ2だけ回転して直線L1’の位置に移動する。また、平面F11は所定の角度だけ時計回りに回転して平面F11’の位置に移動すると共に、点P2はほんの僅かだけ移動する。なお、移動後の点P2の位置は、元の点P2の位置と殆ど変わらないため図示を省略している。このため、紙面左側に位置するボイルコイル4の外周壁の下端部4aは、破線で示す位置まで移動する。
これにより、実線で示す、非ローリング時のボイルコイル4の下端部4aと、破線で示す、ローリング時のボイスコイル4の下端部4aとの間の距離は最大でd6(<d2)となる。よって、図4及び図5を参照して理解されるように、ボイスコイル4の外周壁の下端部4a近傍は、ツボ型ヨーク5の本体部5aと接触することはない。また、紙面右側に位置するボイルコイルボビン3の内周壁の下端部3aは破線で示す位置まで移動する。これにより、実線で示す、非ローリング時のボイスコイルボビン3の下端部3aと、破線で示す、ローリング時のボイスコイルボビン3の下端部3aとの間の距離は最大でd7(<d3)となる。よって、図4及び図5を参照して理解されるように、ボイスコイルボビン3の内周壁の下端部3a近傍は、プレート7と接触することはない。
以上のように、一般的なダンパー2’の支持構造と、本実施例のダンパー2の支持構造とを比較すると、前者では、図3に示すように、ローリング時の支点P1がボイルコイル4の上方の位置にあるのに対し、後者では、図4に示すように、ローリング時の支点P11がボイスコイル4の巻き幅d1内にある。
このため、前者では、上記したように、ボイスコイルボビン3が大きくローリングする。しかし、後者では、その支点P11から、ボイスコイルボビン3のボイスコイル4が巻かれた部分との距離r2、より具体的には、支点P11からボイスコイル4の巻き幅d1方向の中心点P13を含む平面F11とスピーカ装置100の中心軸L1との交点P12までの距離r2が短くなり、ボイスコイルボビン3にローリングが生じた場合でも、その振れ量が小さくなる。よって、本実施例のダンパー2の支持構造によれば、ローリング時に、ボイスコイル4がツボ型ヨーク5と接触するのを防止できると共に、ボイスコイルボビン3がプレート7と接触するのを防止できる。よって、異常音の発生を防止することができる。
なお、図5では、ボイルコイルボビン3が紙面左側方向にローリングしたときの状態を一例として説明したが、ボイルコイルボビン3が紙面右側方向等にローリングしたときの状態も同様の現象が起こる。
[変形例]
上記の実施形態では、複数のダンパー、即ち、導電ダンパー2a及びダンパー2bの各内周縁部をボイスコイル4の巻き幅内に配置して、それらを連結部材8の下端近傍に固定するようにした。しかし、本発明の適用はこれには限らず、導電ダンパー2a及びダンパー2bのいずれか一方のダンパーだけを設けて、そのダンパーの内周縁部をボイスコイル4の巻き幅内に配置して、それを連結部材8の下端近傍に固定するようにしても構わない。この場合も、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施例に係るスピーカ装置の断面図を示す。 ボイスコイルが巻かれた状態のボイスコイルボビンの斜視図を示す。 一般的なダンパーの支持構造等を示す。 本実施例に係るダンパーの支持構造等を示す。 本実施例に係るダンパーの支持構造等を示す。
符号の説明
2、2’ ダンパー
2a 導電ダンパー
3 ボイスコイルボビン
4 ボイスコイル
7 プレート
8 連結部材
8a 円筒部
d1 巻き幅
P1、P11 支点
100 スピーカ装置

Claims (2)

  1. ダンパーと、ボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの外周に一定の巻き幅で巻かれたボイスコイルと、前記ボイスコイルより上方の位置において前記ボイスコイルボビンに取り付けられた連結部材と、を有する振動系を備え、
    前記ダンパーの内周縁部は、前記ボイスコイルの前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられている、と共に
    前記ダンパーは複数設けられており、複数のダンパーの全てが前記一定の巻き幅内において、前記連結部材に取り付けられていることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記振動系を支持するフレームを備え、
    前記ダンパーの外周縁部は、前記ボイスコイルの前記一定の巻き幅内において前記フレームにより支持されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
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