JP4446676B2 - 内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のスロットル制御装置に関し、特にスロットル開度変更に伴う気流音の低減に係る制御構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関に供される空気の量は、吸気通路に設けられたスロットルバルブにより調整されている。スロットルバルブが急激に開かれると、吸気通路内に気流の乱れによる渦流が生じて、「シュポ音」と呼ばれる気流音が発生することがある。近年には、吸気通路の一部を構成する吸気マニホールド等の樹脂化が進められているが、そうした樹脂製吸気マニホールドの採用された内燃機関では、気流音の伝播や外部への放射が増大して、気流音の影響が特に顕著となることが知られている。
【0003】
一般に内燃機関では、吸気通路内にネットや整流板等を配設してスロットルバルブ下流の気流を整流することで、気流音の低減が図られている。しかしながらそうした場合には、吸気通路内の空気抵抗の増加による機関出力の低下や、製造コストや質量の増加などの不具合を招いてしまう。また上記のような樹脂製の吸気マニホールドを備える内燃機関では、それだけでは気流音を十分に低減することが困難となっている。
【0004】
そこで従来、スロットルバルブの開速度を所定値以下に制限する開速度制限を実施することで、すなわちスロットルバルブをゆっくりと開弁させることで、気流音の発生を抑制する内燃機関のスロットル制御装置が提案されている(特許文献1、2参照)。例えば特許文献1に記載のスロットル制御装置では、スロットルバルブの開度、すなわちスロットル開度が所定値以下の低開度領域にあるときには、そうでないときに比してスロットルバルブの開速度を遅らせることで、気流音の低減を図るようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−98958号公報
【特許文献2】
特開2001−234758号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
こうして開速度を遅らせてスロットルバルブの急激な開弁を防止すれば、確かに気流音の低減は可能である。しかしながら、スロットルバルブの開速度を遅らせれば、自ずと機関出力増大時の応答性の悪化は避けられなくなってしまう。
【0007】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を抑制することのできる内燃機関のスロットル制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下、そうした目的を達成するための手段及びその作用効果を記載する。
請求項1に記載の発明は、スロットルバルブを開くときの開速度が所定値未満となるように開速度制限を行う内燃機関のスロットル制御装置において、前記スロットルバルブは、最小スロットル開度よりも大きい下限の開度と最大スロットル開度よりも小さい上限の開度との間の領域を所定の開度域として、スロットルバルブを開く直前の機関回転速度が判定値以下の場合において、機関トルクが所定トルク値以下且つスロットルバルブの開度が前記下限の開度よりも小さい状態から前記下限の開度を超えてスロットルバルブを開くとともに、そのときの開速度が前記所定値以上の場合に気流音が発生するものであり、当該制御装置は、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記下限の開度よりも小さいときには前記開速度制限を禁止し、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記所定の開度域内のときには前記開速度制限を行い、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記上限の開度よりも大きいときには前記開速度制限を禁止し、前記機関回転速度が前記判定値を超えるときには前記開速度制限を禁止することをその要旨とする。
発明者らの調査によれば、気流音は、スロットルバルブを開く途中において、スロットルバルブの開度が特定の開度域を通過するときにのみ発生することが確認されている。上記構成では、そうした特定の開度域以外を通過するときには、スロットルバルブの開速度制限が行われないようになる。そのため、好適に気流音を低減しつつ、不必要な開速度の制限が好適に回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を更に抑制することができる
【0009】
発明者らの調査によれば、スロットルバルブの開きに伴う気流音は、スロットルバルブを開く直前の機関回転速度がある程度よりも小さいときにのみ発生することが確認されている。上記構成では、スロットルバルブを開く直前の機関回転速度が所定値以下のときで、且つスロットルバルブを開く途中において、スロットルバルブの開度が特定の開度域を通過するときにのみ、該スロットルバルブの開速度制限が行われるようになる。そのため、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施が回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を抑制することができる。
また、スロットルバルブの開きに伴う気流音は、スロットルバルブを開く直前の機関トルクがある程度よりも小さいときにのみ発生する。またスロットルバルブを開く直前の機関トルクの大きさは、そのときのスロットルバルブの開度、すなわちスロットル開度より把握することができる。上記構成では、スロットルバルブを開く直前のスロットル開度が所定値以下で、且つスロットルバルブを開く途中において、スロットルバルブの開度が特定の開度域を通過するときにのみ、該スロットルバルブの開速度制限が行われるようになる。そのため上記構成によっても、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施がより好適に回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を更に抑制することができる。
【0010】
また請求項に記載の発明は、請求項に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、前記スロットルバルブを開く直前の機関トルクが前記所定トルク値を超えるときにも前記開速度制限を禁止することをその要旨とする。
【0011】
発明者らの調査によれば、スロットルバルブの開きに伴う気流音は、更にスロットルバルブを開く直前の機関トルクがある程度よりも小さいときにのみ発生することが確認されてもいる。上記構成では、スロットルバルブを開く直前の機関トルクが所定値以下で、且つスロットルバルブを開く途中において、スロットルバルブの開度が特定の開度域を通過するときにのみ、該スロットルバルブの開速度制限が行われるようになる。そのため、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施がより好適に回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を更に抑制することができる。
【0014】
また請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、当該スロットルバルブの開きに係るアクセル操作が急激なスロットルバルブの開きを要求するものでないときにも前記開速度制限を禁止することをその要旨とする。
【0015】
スロットルバルブの開きに伴う気流音は、スロットルバルブがある程度よりも急激に開かれるときにのみ発生する。上記構成では、スロットルバルブの急激な開きが要求されたときで、且つスロットルバルブを開く途中において、スロットルバルブの開度が特定の開度域を通過するときにのみ、該スロットルバルブの開速度制限が行われるようになる。そのため、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施がより好適に回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を更に抑制することができる。
【0016】
また請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、要求される前記スロットルバルブの開き量が所定要求値未満、且つ要求される前記スロットルバルブの開速度が前記所定値未満であるときにも前記開速度制限を禁止することをその要旨とする。
【0017】
上記構成では、要求されるスロットルバルブの開き量が所定値未満で、且つ要求されるスロットルバルブの開速度が所定値未満であるとき、すなわちスロットルバルブを急激に開く要求がなされていないときにも、開速度制限が禁止されるようになる。よって、スロットルバルブがもとより緩やかに開かれ、問題となるような大きい気流音が発生しないときには、開速度制限が実施されないようになる。そのため上記構成によっても、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施がより好適に回避されるようになる。したがって上記構成によれば、スロットルバルブの開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を更に抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内燃機関のスロットル制御装置を具体化した一実施の形態を、図を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1に、本発明の適用される内燃機関のスロットルボディ10及びスロットル制御系の構成を模式的に示す。スロットルボディ10は、内燃機関の吸気通路に配設されている。そしてエアダクトから内燃機関の吸気通路内に吸入された空気は、そのスロットルボディ10を通過した後、サージタンク、及び吸気マニホールドを介して内燃機関の各気筒に導入されるようになっている。
【0024】
同図に示すように、スロットルボディ10には、スロットルバルブ11、スロットルモータ12、及びスロットルセンサ13が配設されている。スロットルバルブ11の弁軸は、スロットルモータ12が駆動連結されている。またその弁軸近傍には、スロットルセンサ13が配設されている。
【0025】
スロットルバルブ11の開度は、スロットルモータ12の駆動を通じて変更される。これにより、スロットルボディ10における吸気通路の流路面積が変更されて、同スロットルボディ10を通過する空気の流量が調整され、ひいては内燃機関に供される空気の流量が調整される。またこうして変更されるスロットルバルブ11の開度(スロットル開度θ)は、スロットルセンサ13によって検出されるようになっている。
【0026】
こうしたスロットルバルブ11の開度制御は、電子制御装置14によって行われる。電子制御装置14は、開度制御に係る各種処理を実行するCPU、開度制御に必要なプログラム等の各種情報が記憶されるメモリ、外部との間の信号の入/出力を司る入力ポート、出力ポートを備えて構成されている。
【0027】
電子制御装置14の入力ポートには、上記スロットルセンサ13に加え、機関回転速度NEを検出する回転速度センサ15、アクセルペダル16の操作量(アクセル操作量ACCP)を検出するアクセルセンサ17等、機関運転状態を検出する各種センサが接続されている。また電子制御装置14の出力ポートには、上記スロットルモータ12が接続されている。
【0028】
電子制御装置14は、上記回転速度センサ15及びアクセルセンサ17によって検出された機関回転速度NE及びアクセル操作量ACCPに基づき、スロットル開度θの制御目標値である目標スロットル開度θtを算出する。そして上記スロットルセンサ13によって検出された実際のスロットル開度θが、その算出された目標スロットル開度θtと一致するようにスロットルモータ12を駆動制御して、スロットルバルブ11の開度を制御する。なお、ここでは、スロットル開度θ及び目標スロットル開度θtは、スロットルバルブ11の全閉位置を開度「0°」とし、その全閉位置からのスロットルバルブ11の弁軸の回転角[°]として表されている。
【0029】
さて発明者らは、こうした内燃機関のスロットル制御系において、スロットルバルブ11の開きに伴う気流音の発生状況について調査を行った。その調査によれば、気流音は、スロットルバルブ11が急激に開かれたときに常に発生するのではなく、限られた状況でのみ発生することが確認されている。すなわち、次の(条件A)及び(条件B)が共に成立した状況からスロットルバルブ11が急激に開かれたときにのみ、気流音が発生する。
【0030】
(条件A)スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEが所定値NE1以下である。
(条件B)スロットルバルブ11を開く直前の機関トルクTRが所定値TR1以下である。
【0031】
図2は、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NE及び機関トルクTRについて、問題となるレベルの気流音の発生が確認された領域を、ハッチングで示したものである。なお同図には、機関回転速度NE毎の内燃機関の最大トルク、すなわちWOT(ワイド・オーバー・スロットル)時の機関トルクTRが併せ示されている。
【0032】
同図に示すように、気流音の発生は、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NE、及び機関トルクTRに大きく左右される。すなわち、気流音は、機関回転速度NEが所定値NE1以下で、且つ機関トルクTRが所定値TR1以下の状況からスロットルバルブ11を開いたときにのみ発生する。
【0033】
ちなみに特定の機関回転速度NEにおける機関トルクTRは、スロットル開度θの関数として表すことができる。よって上記(条件B)は、下記のように表すことともできる。
【0034】
(条件B’)スロットルバルブ11を開く直前のスロットル開度θが所定値θ1以下である。
なお本実施の形態の適用対象となる内燃機関の場合には、スロットルバルブ11を開く直前の状況が、機関回転速度NEが「3000rpm」以下で、且つスロットル開度θが「9°」以下の領域にあるときに気流音が発生することが、上記調査により確認されている。
【0035】
一方、図3は、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEと、スロットルバルブ11を開く途中において、気流音の発生したスロットル開度θとの関係を示している。同図には、全閉位置からスロットルバルブ11を開いたときの気流音の発生するスロットル開度θが実線で、また上記気流音の発生する機関トルクTRの上限値にあるときからスロットルバルブ11を開いたときの気流音の発生するスロットル開度θが破線でそれぞれ示されている。
【0036】
同図によれば、上記(条件A)、(条件B)が共に成立する状況においても、スロットル開度θが特定の開度域(気流音発生開度域)を通過するときにのみ気流音が発生することが確認されている。すなわち、気流音は、スロットルバルブ11が開かれる状況に拘わらず、スロットル開度θが所定の下限θaから所定の上限θbの開度域内を通過しているときにのみ発生する。なお本実施の形態の適用対象となる内燃機関では、上記気流音発生開度域は、20°〜30°の範囲内であることが、すなわち上記下限θaは「20°」であり、上記上限θbは「30°」であることが確認されている。
【0037】
以上のように、気流音の発生する状況は、限られたものとなっている。よってそうした状況でのみ、上述したようなスロットルバルブ11の開速度制限を行うだけでも、気流音を問題とならないレベル以下に低減させることは十分可能である。そしてそうした開速度制限を実施する条件を限定し、不必要なその実施を禁止することで、その実施に伴う機関出力増大の応答性の悪化を好適に抑制することができる。
【0038】
そこで本実施の形態では、スロットルバルブ11を開くときの開速度ωを所定値以下とする「開速度制限処理」の実施条件を、下記(条件a)及び(条件b)が共に成立するときとしている。そしてそれにより、上記気流音の発生する状況でのみ、「開速度制限処理」が実施されるようにしている。
【0039】
(条件a)スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NE、すなわち初期機関回転速度が所定値NE1(ここではNE1=「3000rpm」)以下である。
【0040】
(条件b)スロットルバルブ11を開く直前のスロットル開度θ、すなわち初期スロットル開度が所定値θ1(ここではθ1=「9°」)以下である。
また本実施の形態では、そのスロットルバルブ11の開きを要求するアクセル操作状況(アクセル操作量ACCPの推移)に基づき、それが急激なスロットルバルブの開きを要求するものであるか否かを判断するようにしている。そして気流音の発生を招かない程度の緩やかなスロットルバルブの開きが要求されているときにも、上記「開速度制限処理」の実施を禁止するようにしている。
【0041】
なお本実施の形態では、下記(条件c)及び(条件d)が共に成立することをもって、急激なスロットルバルブの開きが要求された旨の判断を行っている。なおここでのスロットルバルブ11の開き量の要求値Δθt、及び開速度の要求値ωtは、スロットルバルブ11の開きを要求したアクセル操作状況(アクセル操作量ACCPの増大量、増加率等)に基づき求められている。
【0042】
(条件c)アクセル操作状況に応じたスロットルバルブ11の開き量の要求値Δθtが所定値Δθ1を超えている。
(条件d)開速度制限処理が施される前の、すなわち開速度制限処理が施される前のスロットルバルブ11の開速度の要求値ωtが所定値ω1を超えている。
【0043】
ちなみに本実施の形態では、上記(条件b)によって、スロットルバルブ11を開く直前のスロットル開度θが所定値θ1を超えていなければ、開速度制限処理は実施されないようになっている。そこでここでは、上記(条件c)の成否を、目標スロットル開度θtが、所定値θ2(=θ1+Δθ1)を超えているか否かに応じて判断するようにしている。
【0044】
更に本実施の形態では、上記「開度制限処理」においては、スロットル開度θが上記気流音発生開度域(θa<θ<θb)を通過するときに限り、スロットルバルブ11の開速度ωを所定値ω2以下に制限するようにしている。すなわち、上記(条件a)〜(条件d)のすべてが成立する状況においても、スロットル開度θが上記気流音発生開度域に無いときには、アクセル操作に応じて要求される通りの開速度で、スロットルバルブ11が開かれるようになっている。なお上記所定値ω2には、実験等で求められた気流音を十分許容できるレベルに低減可能でありながらも、可能な限り大きい値が設定されている。
【0045】
図4に、以上のような本実施の形態での上記開速度制限処理の実施の可否を判定する「開速度制限実施判定処理」のフローチャートを示す。本処理は、適時割込み処理として、電子制御装置14により周期的に実施される。
【0046】
本処理が開始されると、まずステップS100において、目標スロットル開度θtが現状のスロットル開度θよりも大きいか否かが、すなわちスロットルバルブ11を開くことが要求されているか否かが判断される。
【0047】
ここでスロットルバルブ11の開きが要求されていないと判断されたときには(NO)、すなわちスロットル開度θを現状に維持、或いはスロットル開度θを縮小するように要求されているときには、ステップS140で通常のスロットル制御が実施される。この通常のスロットル制御においては、アクセル操作の状況に直接対応するように、スロットル開度θが変更される。
【0048】
一方、スロットルバルブ11の開きが要求されているときには(S100:YES)、ステップS110〜S130において、上記(条件a)〜(条件d)が成立しているか否かがそれぞれ判断される。すなわち、ステップS110では、上記(条件a)の成否、すなわち初期機関回転速度が上記所定値NE1以下であるか否かが判断され、ステップS120では、上記(条件b)の成否、すなわち初期スロットル開度が上記所定値θ1以下であるか否かが判断される。またステップS130では、上記(条件c)及び(条件d)の成否、すなわち目標スロットル開度θtが所定値θ2を超えており、且つスロットルバルブ11の開速度の要求値ωtが所定値ω1を超えているか否かが判断される。
【0049】
ここで上記(条件a)〜(条件d)のいずれか1つでも成立していないと判断されたときには(S110:NO、又はS120:NO、又はS130:NO)、上記ステップS140にて、上記通常のスロットル制御が実施される。また上記(条件a)〜(条件d)のすべてが成立していると判断されたときには(S110:YES、且つS120:YES、且つS130:YES)、ステップS150において、開速度制限処理が実施される。
【0050】
図5は、上記ステップS150での「開速度制限処理」における電子制御装置14の処理手順を示している。
同図に示すように、本処理が開始されると、まずステップS200において、スロットルセンサ13によって検出される現状のスロットル開度θが上記気流音発生開度域(θa<θ<θb)にあるか否かが判断される。またステップS210では、アクセル操作状況に対応したスロットルバルブ11の開速度ωの要求値ωtが、上記所定値ω2を超えているか否かが判断される。
【0051】
上記判断の少なくとも一方において否定判断されたときには(S200:NO、又はS210:NO)、ステップS230において、アクセル操作に直接対応した上記要求値ωtがそのまま、スロットルバルブ11の開速度ωとして設定される。また上記判断のいずれもが肯定判断されたときには(S200:YES、且つS210:YES)、ステップS220において上記所定値ω2がスロットルバルブ11の開速度ωとして設定される。
【0052】
こうしてスロットルバルブ11の開速度ωが設定された後、本処理は一旦終了される。そしてその後、その設定された開速度ωによってスロットルバルブ11を開くように、スロットルモータ12の駆動制御が行われる。
【0053】
図6は、こうした本実施の形態の制御態様の一例を示すタイムチャートである。同図の例では、時刻t1からスロットルバルブ11の開きを要求するアクセル操作が開始されている。
【0054】
同図に示すようにこの時刻t1の機関回転速度NEは上記所定値NE1以下で、且つスロットル開度θは上記所定値θ1以下となっている。またこのときのアクセル操作は、上記(条件c)、及び(条件d)を満たすものとなっている。したがってこのときのスロットルバルブ11の開きについては、上記「開速度制限処理」が適用される。
【0055】
さて同図の例では、このときのアクセル操作に伴い、時刻t2から実際のスロットル開度θの増大が開始されている。このときのスロットルバルブ11の開速度ωは、上記気流音発生開度域の下限θaに達する時刻t3までは、アクセル操作状況に応じた速度となっている。
【0056】
時刻t3にスロットル開度θが上記下限θaに達すると、その開速度ωは上記所定値ω2に制限される。この開速度ωの制限は、スロットル開度θが上記気流音発生開度域の上限θbを超える時刻t4まで続けられる。
【0057】
そしてその時刻t4以降、スロットル開度θが目標スロットル開度θtと一致する時刻t5までは、再びアクセル操作状況に応じた開速度でスロットルバルブ11が開かれる。
【0058】
以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態では、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEが所定値NE1を超えるときは、開速度ωの制限を禁止するようにしている。すなわち、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEが所定値NE1以下のときにのみ、該スロットルバルブ11の開速度ωの制限が行われる。そのため、もとより気流音の発生しない状況での不必要な開速度ωの制限が回避されるようになる。したがって、スロットルバルブ11の開弁に伴う気流音を好適に低減しつつも、機関出力調整の応答性の悪化を抑制することができる。
【0059】
(2)更に本実施の形態では、スロットルバルブ11を開く直前のスロットル開度θが所定値θ1を超えるときにも、上記開速度ωの制限が禁止される。すなわち、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEが所定値NE1以下で、且つそのときのスロットル開度θが所定値θ1以下で、機関トルクTRが低トルクであるときにのみ、該スロットルバルブ11の開速度ωの制限が行われる。そのため、気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施がより好適に回避されるようになる。
【0060】
(3)本実施の形態では更に、アクセル操作に応じたスロットルバルブ11の開き量の要求値Δθが所定値Δθ1未満、且つアクセル操作に応じたスロットルバルブ11の開速度ωの要求値ωtが所定値ω1未満であるときにも、開速度ωの制限が禁止される。すなわち、スロットルバルブ11が緩やかに開かれ、もとより気流音が発生しない状況にあるときには、開速度ωの制限が行われないようになる。そのため、気流音の発生しない状況での不必要な開速度制限の実施が更に好適に回避されるようになる。
【0061】
(4)本実施の形態では、気流音発生開度域をスロットル開度が通過していないときにも、開速度ωの制限を禁止するようにしている。すなわち上記開速度ωの制限を、スロットル開度θが上記気流音発生開度域(θa<θ<θb)を通過しているときに限り、実施するようにしている。そのため、好適に気流音を低減しつつ、開速度の制限を好適に回避することができる。
【0062】
なお、上記実施形態は次のように変更して実施することもできる。
・図4のステップS120のスロットルバルブ11が開かれる直前のスロットル開度θに基づく判断を、機関トルクTR、或いはその指標値となるスロットル開度θ以外のパラメータ(例えばアクセル操作量ACCP等)に基づき行うようにしても良い。
【0063】
・アクセル操作状況により求められたスロットルバルブ11の開き量の要求値Δθ、及び開速度の要求値ωtに基づく、図4のステップS130の判断を、それら以外のパラメータに基づき行うようにしても良い。要は、開速度制限処理が実施されなければ、スロットルバルブ11が急激に開かれる状況にあるか否かを判断できれば、任意適宜のパラメータを用いて同様の判断を行うことができる。例えば、アクセル操作量ACCPや目標スロットル開度θtの増大量や増大率等に基づいても同様の判断を行うことが可能である。
【0064】
・図5の開速度制限処理では、スロットル開度θが気流音発生開度域を通過している間だけ、スロットルバルブ11の開速度ωを所定値ω2以下となるように開速度制限を行うようにしていたが、同処理での開速度ωの制限態様はこれに限らず任意に変更しても良い。要は、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NE等に基づき、限られた状況以外は、開速度ωの制限を禁止するようにすれば、気流音の低減を図りつつも、不必要な開速度制限の実施を抑制することができる。
【0065】
・図4のステップS130の処理を省略するようにしても良い。この場合にも、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NE及びスロットル開度θに応じては、開速度制限の実施が制限されるため、不必要な開速度制限の実施を抑制することは十分可能である。
【0066】
・また図4のステップS120の処理を省略するようにしても良い。この場合にも、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEの如何、及びそのときのスロットルバルブ11が急激に開かれるか否かに応じては、開速度制限の実施が制限されるため、不必要な開速度制限の実施を抑制することは十分可能である。
【0067】
・更に図4のステップS120及びステップS130の双方の処理を省略するようにしても良い。この場合にも、スロットルバルブ11を開く直前の機関回転速度NEに応じては、開速度制限の実施が制限されるため、不必要な開速度制限の実施を抑制することは十分可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のスロットルボディ及びスロットル制御系の模式図。
【図2】スロットルバルブを開く直前の機関回転速度及び機関トルクと、気流音の発生する領域との関係を示すグラフ。
【図3】スロットルバルブを開く直前の機関回転速度と気流音の発生するスロットル開度との関係を示すグラフ。
【図4】同実施形態における開速度制限実施判定処理のフローチャート。
【図5】同実施形態における開速度制限処理のフローチャート。
【図6】同実施形態の制御態様の一例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
10…スロットルボディ、11…スロットルバルブ、12…スロットルモータ、13…スロットルセンサ、14…電子制御装置、15…回転速度センサ、16…アクセルペダル、17…アクセルセンサ。

Claims (4)

  1. スロットルバルブを開くときの開速度が所定値未満となるように開速度制限を行う内燃機関のスロットル制御装置において、
    前記スロットルバルブは、最小スロットル開度よりも大きい下限の開度と最大スロットル開度よりも小さい上限の開度との間の領域を所定の開度域として、スロットルバルブを開く直前の機関回転速度が判定値以下の場合において、機関トルクが所定トルク値以下且つスロットルバルブの開度が前記下限の開度よりも小さい状態から前記下限の開度を超えてスロットルバルブを開くとともに、そのときの開速度が前記所定値以上の場合に気流音が発生するものであり、
    当該制御装置は、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記下限の開度よりも小さいときには前記開速度制限を禁止し、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記所定の開度域内のときには前記開速度制限を行い、前記機関回転速度が前記判定値以下且つ前記スロットルバルブの開度が前記上限の開度よりも大きいときには前記開速度制限を禁止し、前記機関回転速度が前記判定値を超えるときには前記開速度制限を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
  2. 請求項に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、
    前記スロットルバルブを開く直前の機関トルクが前記所定トルク値を超えるときにも前記開速度制限を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、
    当該スロットルバルブの開きに係るアクセル操作が急激なスロットルバルブの開きを要求するものでないときにも前記開速度制限を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の内燃機関のスロットル制御装置において、
    要求される前記スロットルバルブの開き量が所定要求値未満、且つ要求される前記スロットルバルブの開速度が前記所定値未満であるときにも前記開速度制限を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
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