JP4446053B2 - コインセレクター - Google Patents

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Description

本発明は、通貨である複数種類のコインのコイン検出手段と、コイン通路でのコインの詰まりを取り除くキャンセル手段を具備したコインセレクターに関する。特に本発明は、電子的にコインを検出し、更に詰まったコインを除去できるコインセレクターに関する。本発明は、具体的には投入されたコインによって動作を開始する、各種の自動販売機や両替機あるいはゲーム機などに組み込まれるコインセレクターに関する。なお、本明細書における用語「コイン」とは、硬貨、メダル、トークンなどを総称するものとして使用されている。
例えば、第1の従来技術として図26から図29に示すコインセレクターが知られている。
図26に示すように、コインセレクターは箱型であって、頂部にコインが投入されるコイン投入口64が形成されている。コインセレクターの底部には、コインを自動販売機やゲーム機等の内部の金庫に収納するための出口69ならびに、コインをキャンセルするための返却口70が形成されている。
図26に示されるように、ボディ60の上部には台形状のドア61を有している。このドア61は、図29の右端に示されるように、ドア用枢軸75にドア61が取り付けられており、よって図27のように前後の回転方向にドア61を開閉できるようになっている。通常は、図29に示すドア開閉バネ76によって閉じられている。
図28において、コインセレクターのボディ60の上方には、J形の樹脂製のキャンセルレバー63が横向きに設けられており、キャンセルレバー63の後部には、キャンセルレバー枢軸65を有する。キャンセルレバー63は、キャンセルレバー枢軸65を支点としてボディ60に対し上下方向に回転動作するようになっている。横設されたJ形のキャンセルレバー63の短い方の端部は、樹脂バネ66でありキャンセルレバー63をバネの弾性で待機位置に復帰させるものである。
図27は、キャンセルレバー63を押し下げて、ドア61が開いた状態を示している。つまり、キャンセルレバー63の中央部近傍のドア61側に突出した突起89(図示せぬ)が、キャンセルレバー6と一体に形成されており、前述の突起と対応した位置のドア61の内面には、凹形状で縦長に成形され、ドア61の下側に向かうほど厚みを増すようにした斜面(図示せぬ)が形成されている。そこで、キャンセルレバー63を押し下げると、ドア61に形成された斜面と接した前述の突起が斜面の厚み方向へ摺動することで、ドア61がドア用枢軸75を支点としてボディ60に対して前方にドア61が開かれる。よって、コイン通路71で偽コインなどが詰まってしまい動かなくなったコインが、落下し返却口70に戻されキャンセルされる。
コインの正貨か偽貨かの判別については、通路71に設けられているコイン検出コイルによってコインの真偽を検出する。まずコイン投入口64から投入されたコインはセレクターの内部に形成された、図28に示す傾斜したガイドレール71aを転動し通路71を落下する。通路71を落下したコインは、コインセレクターのボディ60の上方部内に設置されている、コイル67と二重コイル68(コイル68a、コイル68b)及び図29に示すドア61の内側に設置されているコイル77と二重コイル78(コイル78a、コイル78b)によって検出される。
図28に示すように、コインセレクターのボディ60側には、コインの直径を検出するコイル67が固着され、コイル67のやや右下でボディ60の上部中央付近に、二重コイル68が固着されている。この二重コイル68のコイル68aは、コインの厚みを検出するためのコイルであり、コイル68bは、コインの材質を検出するためのコイルである。
更に、コインセレクターのボディ60側の上述した各コイル67,68の位置と面対称の位置に、図29に示すように、コインセレクターのドア61の内側に、ボディ60に固着したコイルと同一のコイル77及び二重コイル78が固着されている。詳しくは、コインセレクターのドア61側には、コインの直径を検出するコイル77が固着され、コイル77のやや右下でドア61の上部中央付近に、二重コイル78が固着されている。この二重コイル78のコイル78aは、コインの厚みを検出するためのコイルであり、コイル78bは、コインの材質を検出するためのコイルである。
コインの検出は、コイル67と77が一体になって直径を検出し、コイル68aと78aが一体になって厚みを検出し、コイル68bと78bが一体になって材質を検出する。従って、ボディ60に固着したコイル67,68とドア61側に固着したコイル77,78との間のガイドレール71aをコインが通過することによりコインの真偽が検出される。
コインが真正と判断された場合には、セレクター内部の下方部にあるソレノイド(図示せず)がオン動作される。ソレノイドがオン動作されると通路71のゲート72が開かれて真正コインは、セレクターの底面に形成された出口69を通って下方に落下する。
投入コインが偽貨と判断された場合は、ソレノイドがオン動作されないためゲート72は閉鎖されたままである。従って、偽貨コインは返却口70から落下しキャンセルされることになる。(例えば特許文献1参照)
また、第2の従来技術として、次のものが知られている。
角筒のスロット体の中央に、コインが垂直に落下する通路が形成されており、スロット体の外周囲壁の中央には、通路を囲んで第1コイルが巻かれている。この第1コイルの各サイド部は、端面U形の第1コア、第2コアによってそれぞれ覆われている。
これら第1コア、第2コアのそれぞれの中央に第2コイル、第3コイルが巻かれている。また、一対になる第1コア、第2コアは端面U形の長手両端縁がスロット体の両サイドの壁に固定されている。
第1のコイルから得られる第1のデータは、主としてコインの断面積に関連するデータである。また、第2のコイルによる第2のデータは主としてコインの直径に関連するデータである。従って、予め真正コインのデータを得てメモリに記憶しておくことにより、通過するコインの第1データ及び第2データとメモリ内のデータとの比較により、第1コイルと第2コイルを通過したコインが真正なものか否かが判定できることになる。
信号処理ユニットにおいて、落下コインが真正であると判断されると、コイン通路に位置したゲートを開閉するソレノイドに駆動信号が送られて、ゲートが開き当該コインは金庫(図示略)に取り込まれることになる。コインが偽貨と判断されると、前述のソレノイドに駆動信号は送られないためゲートは閉鎖されたままである。従って、偽コインは返却口から落下しキャンセルされる。(例えば特許文献2参照)。
特開平11−25311号公報(第2頁 第1図) 特開平10−326368号公報 (第2頁 第1図)
しかしながら、上述した第1従来技術には次のような問題点があった。すなわち、コイン通路71に詰まった偽コインを自然落下させて取り除く場合、キャンセルレバーを押してドアを開いて詰まったコインを除去するが、ドアの開け閉めを繰り返す内に、ドア用枢軸75に取り付けられているドア61の軸受けの摩耗によりガタが大きくなって、ボディ側に固着したコイン検出コイル67,68と、前述の検出コイルと面対称位置に固着してあるドア側の検出コイル77,78との位置ズレが生じる。位置ズレの結果、前述のコイル面が対称位置にならず、コインの通過によって振幅が変化する発振信号の振幅の変化が小さくなり、コインの真偽の判別精度が低下する。
また、第2従来技術には次のような問題点があった。すなわち、コイン投入口から直下に落下するコインを検出するためのコイン検出コイルは、筒型のスロット体の外周囲壁中央に通路を囲んでコイルが巻かれている構成となっている。そのため、コイン投入口から直下に落下されたコインがスロット体の通路に詰まった場合、スロット体が筒型であり、しかもキャンセル手段を備えていないため、詰まったコインの除去が出来ない場合があった。
本発明の目的は、コインの詰まりを取り除くためにキャンセルレバーを操作して、ドアの開閉を繰り返しても相対するコイン検出コイルに位置ズレが生じないようにすることを目的とする。
本発明の他の目的は、コイン通路に詰まったコインを確実に取り除くことが出来る、コインセレクターを提供することを目的とする。
前記ガイドレール及び前記両側壁の少なくとも一部を一体化してコインが通過するコイン通路(22ab)が形成されたスロット体を構成し、前記スロット体の前記両側壁に前記検出コイルを対称に取り付け、さらに、前記コイン通路の中に前記コインの転動方向とは逆の方向から進行して、コインを除去するキャンセラーを具備することを特徴とするコインセレクターである
ガイドレール及び両側壁の少なくとも一部を一体化してスロット体を構成し、スロット体の両側壁に検出コイルを対称に取り付けたので、検出コイルの対称位置は、スロット体の両側壁にのみ依存する。したがって、頻繁にドアの開閉を繰り返しても、コイン検出コイルの位置ズレが生じない。
更に、スロット体に形成されたコイン通路にコイン詰まりを起こした場合にも、スロット体のコイン通路にコインの転動方向とは逆の方向から進行して、コインを除去するキャンセラーを具備したので、詰まったコインの確実な除去が出来る。
ガイドレール及び側壁の少なくとも一部を一体化してスロット体を構成し、スロット体の両側壁に検出コイルを対称に取り付け、頻繁にドアの開閉を繰り返しても、コイン検出コイルの位置ズレが生じないようにした。また、連続してコインが投入された場合や厚み、直径が違う異形のコインが投入されて、コイン通路にコイン詰まりを起こした場合には、その投入コインを取り除けるように、スロット体のコイン通路に進行して、コインを除去するキャンセラーを具備して、詰まったコインの確実な除去が出来るようにした。
以下、本発明に係わるコインセレクターの実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例のコインセレクター全体を示す斜視図である。
図2は、本発明の一実施例のコインセレクター全体を示す右斜視図である。
図3は、本発明の一実施例のコインセレクターの底面図である。
図4は、本発明の一実施例のコインセレクターの背面図である。
図5は、本発明の一実施例のコインセレクターの平面図である。
図6は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す側面図である。
図7は、本発明の一実施例のコインセレクターのドアが開いた状態の斜視図である。
図8は、本発明の一実施例のコインセレクターのドアが開いた状態の背面から見た斜視図である。
図9は、本発明の一実施例のコインセレクター示す正面図である。
図10は、本発明の一実施例のコインセレクターの図9におけるA−A断面図である。
図11は、本発明の一実施例のコインセレクターのコイン通路を隠れ線で示した正面図である。
図12は、本発明の一実施例のコインセレクターを示す正面図である。
図13は、本発明の一実施例のコインセレクターの図12におけるB−B断面図である。
図14は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが待機位置の斜視図である。
図15は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが動作途中の斜視図である。
図16は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが動作終了直後の斜視図である。
図17は、本発明の一実施例のコインセレクターを示す側面図である。
図18は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す図17におけるC−C断面図である。
図19は、本発明の一実施例のコインセレクター示す側面図である。
図20は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す図19におけるD−D断面図である。
図21は、本発明の一実施例のコインセレクターのドア裏側の図でキャンセラーが待機位置の図である。
図22は、本発明の一実施例のコインセレクターのドア裏側の図でキャンセラーが動作終了直後の図である。
図23は、本発明の一実施例のコインセレクターの(A)が筒型コイン検出体の正面図、(B)が筒型コイン検出体の平面図である。
図24は、本発明の一実施例のコインセレクターの(A)がコイルベースの側面図、(B)がコイルC1及びコイルC2の内部状態図である。
図25は、本発明の一実施例のコインセレクターの筒型コイン検出体のブロック回路図である。
図1から図20に示すように、本発明のコインセレクター1は、縦型の箱形状であって、頂部左側にコインが投入されるコイン投入口11が設けられている。頂部奥の端部には、コインのキャンセル時に操作するボディ2に回動可能に設けられ、回動するキャンセルレバー5が備えられている。また、キャンセルレバー5の操作によって開閉するドア10と、ドア10を回動してドア10を開くためのドアロック6と、スロット体22のコイン通路22abのコイン詰まりを取り除くキャンセラー7と、コイン検出コイルとからなっている。
図5に示すように、ドア10には、ドア10の中央より右側にドアロック6を挟んで、ドアロック6の両側にドア掛け体10aと10bが形成されている。ドア掛け体10aは、ドアロック6の後端部の左側に位置し、ドア掛け体10bは、ドアロック6の後端部の右側に位置している。ドア10の中央より右側に形成されているドア掛け体10a及びドア掛け体10bは、図6に示すボディ2の上部に一体形成されている固定軸25に、回動自在にはめ込まれている。また、ドア10の頂部の中央から右寄りで、後述するドアロック6の後端部左近傍に形成されているツメ6cと対向する位置には、図5に示すツメ固定部10cが形成されている。従って、ドアロック6に形成されているツメ6cが、ドア10に形成されているツメ固定部10cに挿し込まれてドア10とドアロック6が一体となる。また、図2に示すドア10の上部右端には、上部は厚みが薄く下方に向うほどに厚みを増し、ボディ2側に傾斜したドア傾斜部10dが形成されている。後述するキャンセラー7と一体であるキャンセラー摺動体7eが、ドア10のドア傾斜部10dを押しながら摺動して、キャンセラー7がボディ2側に僅かに移動する。同時に、ドアロック6に形成されているドアロック三角形傾斜部6bにキャンセラーバネ掛け突起部7cが摺動する。また、ドア10のコイン押出し部7dの下部位置に窪み状に形成されたコイン押出し部7dの収納部10fが設けられている。コイン押出し部7dは、収納部10fに収納されている。更に、後述するドア10の内側にコイン検出コイルが取り付けられている。
また、コインセレクター1の内部に位置し、ドア10を開く時に動作するドアロック6を備え、ドアロック6の先端には、キャンセルレバー5のドアロック6側の略コの字状のドアロック押し部5dが接触し押し込むためのドアロック6が大略L字形で、ドアロック6に対しドアロックの先端が下向きに曲がったドアロック斜面部6aを備えている。図10に示すように、ドア10側のドアロック6の後端部には、凹状切り込み部6eが形成されており、コインセレクター1のボディ2の上部に一体形成されている固定軸25に前述の凹状切り込み部6eが回動自在にはめ込まれている。更に、図2に示すように、ドア10側のドアロック6の後端部に形成されている凹状切り込み部6eの後部左端には、ツメ6cが形成されている。更に、ドアロックの後端部右寄りには、ドアロック三角形傾斜部6bが設けられている。キャンセルレバー5の後部にキャンセルレバー枢軸21を有して回動自在に設けられたキャンセルレバー5の操作により、ドア10側上方位置に有するキャンセラー7の枢軸9によりキャンセラー7が回動するとき、後述するキャンセラー7の頂部に形成されているキャンセラーバネ掛け突起部7cがドアロック三角形傾斜部6bを摺動する。
図5に示すように、ドアロック6の右側には、コインの詰まりを解除するキャンセラー7を備え、キャンセラー7の頂部には、キャンセルレバー先端部5bと接触してキャンセラー7を回動させるC形状のキャンセラー湾曲部7bと、湾曲部7bの右下方に位置して突起部7aが形成されている。また、前述したドアロック三角形傾斜部6bに摺動するキャンセラーバネ掛け突起部7cがキャンセラー7の頂部に形成されている。更に、キャンセラー7は、図14に示すように、キャンセラー7から下方向に伸びた板状の成形体で、キャンセラー7の上側から中間部までは細く、中間部から幅が広がり先端部方向に向けて傾斜して先端部が細く形成された成形体である。中間部から幅が広がり先端部方向に向けて傾斜して先端部が細く形成された部分がコイン押出し部7dである。コイン押出し部7dは、スロット体22のコイン通路22abに進行してコイン通路22abに詰まったコインを取り除く。更に、図2に示すキャンセラー7の頂部のキャンセラー湾曲部7bの左側から下方に伸びたキャンセラー摺動体7eが一体に形成されている。キャンセラー摺動体7eは、前述したドア10の右端に有するドア傾斜部10dに摺動して、キャンセラー7がボディ2側に移動する。
更には、ドア10の左側に設けてある脱着可能なドアカバー3と、ボディ2の下半分ほどを占める大略台形状のキャンセルカバー4が設けられている。また、ドア10の右下に垂下し、コインを一方向のみ通過可能とするコイン通過体13と、ドアカバー3の内部に設けられた調速器12と、キャンセルカバー4の内部に設けられ、コイン出口と直結したコイン通路14には、図11に示すように、真正コインの出口16と偽コインの返却口15とに出口を分けるためのゲート23が設けられている。ゲート23は、コイン通路内に設けられている。コイン通路22abを通過するコインのデータと信号処理ユニットのメモリ内のデータとの比較により、信号処理ユニットにおいて、投入コインが真正であると判断されると、図18に示すボディ2の背面部内の左下に位置して取り付けられているソレノイド24に駆動信号が送られてゲート23が開き、真正コイン出口16から真正コインが落下する。
また、図3に示すように、コインセレクター1の底面には、コインの真偽が判別された後に、前述した真正コインと偽コインとに分別されて落下するコイン出口が設けられている。底面左側のほぼ中央に真正コイン出口16が設けられており、底面右側の前方にはコインをキャンセルしたときの返却口15が設けられている。
図4に示すように、ボディ背面部には正方形状のリアカバー20が、コインセレクター1のボディ2に取り外し自在に固着されている。リアカバー20の内部のボディ2側には、前述したゲート23を開閉するためのソレノイド24がボディ2の左下に位置して取り付けられている。また、背面側から見てキャンセルレバー5が反時計方向に回動した後に、待機位置に復帰させるためのキャンセルレバーバネ19が、キャンセルレバー5の中央よりキャンセルレバー回転用枢軸21寄りで、キャンセルレバー5の下側に形成されたキャンセルレバー5の突起部5cと、ボディ2のリヤカバー20用の枠部2bとの間にバネ19が取り付けられている。
更に、図21と図22に示すように、大略台形状であるドア10のボディ2側、換言すると、ドア10の内側の中央付近には、本発明の一実施例である筒型コイン検出体100が取り付けてある。筒型コイン検出体100は、コイン通路22abが形成されているスロット体22と、スロット体22の外周囲壁にコイルベース30が設けられ、スロット体22の側壁の両側にコイルC1とコイルC2が取り付けられた構成から成る。
スロット体22は、ガイドレール及び側壁の少なくとも一部を一体化して構成した角型状で中央にコインが通過するコイン通路22abが形成された、角筒形でコイルを取り付ける部材となっているものである。
筒型コイン検出体100のドア10への取り付けにおいては、ドア10側のガイドレール22aaとスロット体22が有するコイン通路22abの下側のコインが転動して通過する通路22acとが、図18に示すように面一致で連続的なコイン通路と成るよう、図21のように筒型コイン検出体100を右上がりに傾斜させて取り付けてある。
以下に、コインセレクター1のコイン検出手段である筒型コイル100の構成について、図23の(A)及び(B)と図24の(A)及び(B)を用いて説明する。
筒型コイン検出体100は、図23(A)に示すように、上述したコインが通過するためのコイン通路22abを備えたスロット体22に、コイルベース30と、スロット体22の側壁両側に面対称にして上述したコイルC1とコイルC2を備える。すなわち、 筒型コイン検出体100は、スロット体22とコイルベース30及びコイルC1とコイルC2が一体構造に構成されたものである。
スロット体22は、角筒の形状であり例えば合成樹脂などの成形品である。しかし、スロット体22は、合成樹脂に拘ることなくゴムや木製なども考えられる。
図23(B)及び図24(A)に示すように、コイルベース30の構成は、コインが通過するためのコイン通路22abを設けたスロット体22の一方の端部近傍位置の外周に、第1コイルA1が巻かれており、第1コイルA1を跨ぐようにして、両側には縦長でU字形のスロット体の高さとほぼ同一の長さを有する第1コア32と第2コア33が設けられている。第1コア32には第2コイルB1が巻かれており、第2コア33には、第3コイルB2が巻かれている。
更に、図23(B)に示すように、コイルベース30の横近傍の位置には、スロット体22の外壁の両側に対称にコイルC1とコイルC2が取り付けられている。
図24(B)に示すように、コイルC1及びコイルC2の構成は、コイルC1には第3コア体31aを備え、及びコイルC2には第4コア体31bを備えている。前述のコイルC1のコア体31aのコア体内部には、コア体の後端部よりコア体の中点に向う長方形のコアである第3コア(34)を有し、第3コアに巻いた第4コイル(31ca1)が設けられており、それとコア体の先端近傍に位置する円形のコアである第4コア(35)を有し、第4コアに巻いた第5コイル(31cb1)を備えている。コイルC2も同様に、コア体31bのコア体内部には、コア体の後端部よりコア体の中点に向う長方形のコアである第3コア(36)を有し、第3コアに巻いた第4コイル(31ca2)が設けられており、それとコア体の先端近傍に位置する円形のコアである第4コア(37)を有し、第4コアに巻いた第5コイル(31cb2)を備えている。上述の第4コイル及び第5コイルおいて、真正コインとの位置関係は、コインの直径に依存するが第4コイルはコインの中央近傍から上方位置を検出し、第5コイルは、コインの中央近傍から下方位置を検出する。
このようにコイン検出手段である筒型コイン検出体100は、スロット体22とコイルベース30及びコイルC1とコイルC2が一体構造に構成されたものであるので、ドア10を開閉してもコイルベース30及びコイルC1とコイルC2のズレが生じることがない。
コイルベース30は、コインの材質を検出する。コイルC1及びコイルC2の内部コイルである第4コイル(31ca1、31ca2)は、コインの直径を検出している。第5コイル(31cb1、31cb2)は、コインの厚みを検出している。そして後記される図25の筒型コイン検出体100のコイン検出及び判別回路である図25のブロック回路図に示すように、CPU53の信号処理ユニットによって、コイン通路22abを通過するコインのデータと、CPU53の信号処理ユニットのメモリに予め記憶されている真正コインのデータとの比較によって、コインが正貨か偽貨か判断される。
ここで、前記したコイン検出手段である筒型コイン検出体100の検出回路である図25を用いて説明する。
筒型コイン検出体100のスロット体22に取り付けられているコイルベース30の第1コイルA1は、発振回路40に接続され、第2コイルB1と第3コイルB2は、直列に接続されて発振回路41に接続されている。
また、コイルC1の第4コイル(31ca1)とコイルC2の第4コイル(31ca2)は、直列に接続されて発振回路42に接続されている。コイルC1の第5コイル(31cb1)とコイルC2の第5コイル(31cb2)も直列に接続されて発振回路43に接続されている。
更に、発振回路40には検波回路44が接続され、この検波回路44には整流回路48が接続され、この整流回路48はアナログ信号からデジタル信号へ変換するA/D変換器52に接続されている。
同様に、発振回路41、42、43には検波回路45、46、47が接続され、この検波回路45、46、47には整流回路49、50、51が接続され、この整流回路49、50、51はアナログ信号からデジタル信号へ変換するA/D変換器52に接続されている。
A/D変換器52はCPUなどの信号処理ユニット53に接続され、この信号処理ユニット53にはメモリ54ならびにゲート23が接続されている。
コインが筒型コイン検出体100のスロット体22が有するコイルの横を通過するときには、発振回路40による発振信号の振幅が変化されると共に、発振回路41、42、43による発振信号の振幅が変化されることになる。コインの通過によって振幅が変化された発振回路40による発振信号は、検波回路44で検波されると共に整流回路48によって整流され、更にA/D変換器52によってデジタルに変換され、信号処理ユニット53に送信される。同様に、コインの通過によって振幅が変化された発振回路41、42、43による発振信号は、検波回路45、46、47で検波されると共に整流回路49、50、51によって整流され、更にA/D変換器52によってデジタルに変換され、信号処理ユニット53に送信される。
そこで、予め真正なコインのデータを得てメモリ54に記憶しておくと、信号処理ユニット53は、筒型コイン検出体100のコイン通路22abを通過するコインから得られたコインデータとメモリ54に予め記憶された真正コインのデータとを比較する。信号処理ユニット53において、落下コインが真正であると判断されると、ゲート23に駆動信号が送られて当該コインは金庫(図示せず)に取り込まれることになる。コインセレクターは以上のような構成になっている。
筒型コイン検出体100の第1コア32や第2コア33及び第3コア34及び36、第4コア35及び37の材料は、フェライトあるいは鉄や銅などを用いることができる。
上述において、コイン検出手段のコイルの構成を、筒型コイン検出体を一実施例として説明した。しかし、コイン検出手段の構成は、筒型コイン検出体に拘ることなく、上述のスロット体22の両側に、従来例で説明したコインの直径を検出するコイルと材質と厚みを検出するための二重コイルをスロット体22を挟んで対称に取り付けてもよい。
他のコイン検出手段の構成としては、スロット体22の両側にコインの直径を検出するコイルと、材質を検出するコイル及び厚みを検出するコイルの3対のコイルをスロット体22を挟んで対称に取り付けてもよい。
上述したように構成すると、筒型コイン検出体と同様に一体構造のコイン検出コイルを構成することが可能であり、スロット体22とコイン検出コイルが一体構成のため、コインセレクター1のドア10を開け閉めしても相対称なコイン検出コイルの位置ズレを起こすことが無くなる。
以下に、コインセレクター1の作用について説明する。
まずコイン投入口11から投入されたコインは、コインセレクター1のドア10の内側に形成され、コイン投入口から下方位置のボディ2内部側壁から筒型コイン検出コイル方向へ傾斜したガイドレール22aaを転動し、更に筒型コイン検出体100のスロット体22が有するコイン通路22abを通過する。
上述のコイン通路22abを通過するコインは、ドア10に設置された筒型コイン検出体100が備えているコイルベース30と、コイルC1及びコイルC2の内部コイルである第4コイルと第5コイルによって、コインの材質、直径、厚みが検出される。そして上述したように、コイン通路22abを通過するコインのデータと、メモリに予め記憶されている真正コインのデータと比較して、信号処理ユニットにおいて、コイン通路22abを通過したコインが正貨か偽貨かが判断される。コインが真正と判断された場合には、ソレノイド24がオン動作される。ソレノイド24がオン動作されるとコイン通路14のゲート23が開かれて、真正コインは、コインセレクター1の底面に形成された真正コイン出口16から下方に落下する。
真正コイン出口16から落下した真正コインは、自動販売機等の内部に設置されている真正コインの金庫(図示せず)内に収納される。
一方、投入コインが偽貨と判断された場合には、ソレノイド24はオン動作されないため、コイン通路はゲート23によって閉鎖されたままである。したがって、ゲート23によってガイドレールから外されて落下し、偽貨コインは返却口15から自動販売機等の外部に戻されキャンセルされることになる。
また、コインが筒型コイン検出体100のコイン通路22abで詰まった場合は、キャンセル手段によりコインを除去する。つまり、キャンセル手段がボディ2に回動可能に設けられ、回動するキャンセルレバー5のキャンセルレバー押し部5aを下方に回動して、ドア10の下部を前方に開きつつ、キャンセラー7の先端部であるコイン押出し部7dが、スロット体22のコイン通路22abの中にコインの転動方向とは逆の方向から進行して、詰まったコインをコイン通路22abから取り除く。
上述の動作をコインセレクターの機構と共に、より詳細に図面を参照して説明する。
キャンセルレバー5の操作によって、ドアロック6の動作と、ドア10が開く動作と、コインキャンセラー7のコイン押出し部7dの動作は、ほぼ同時に行なわれる。
図5〜図20において、キャンセルレバー押し部5aを下方に移動して行くと、キャンセルレバー用枢軸21を支点として、キャンセルレバー5が図7のように下方に回転する。キャンセルレバー先端部5bがキャンセラー突起部7aに接触しており、キャンセルレバー5aを下方に移動するほどにキャンセルレバー突起部5bによって、キャンセラー突起部7aが下方に押し込まれ、キャンセラー7は、キャンセラー用枢軸9を支点にして時計方向へ回転する。更にキャンセルレバー5を下方に移動すると、キャンセルレバー先端部5bは、キャンセラー突起部7aからキャンセラー湾曲部7bに接触してキャンセラー7を更に同方向へ回転させる。
上述の動作と同時に、キャンセルレバー5の略コの字状のドアロック押し部5dが、ドアロック斜面部6aに接触し、ドアロック6aを下方へ押し下げる。更にキャンセルレバー5の略コの字状のドアロック押し部5dが、ドアロック6aを押し込むと、図10に示すように、ドアロック斜面部6aがリヤカバー20とほぼ平行に近い状態となる。このときドア10は、固定軸25を支点として回動している。
図8に示すように、キャンセルレバー押し部5aがコインセレクター1のボディ2に設けてあるキャンセルレバー停止部2aに当たるまで、つまりキャンセルレバー5を最後まで移動すると、ドアロック6の後端部がドア10の頂部のツメ固定部10cを時計方向に押して、ドア掛け体10a、10bが固定軸25を支点として回動し、ドア10が図7及び図10に示すようにドア10の下部がボディ2より前方へ向うように開く。キャンセラー7は、軸9に対しボディ2側にスライドする。
上述の動作に伴いキャンセラー7は、キャンセルレバーの先端部5bによってキャンセラー湾曲部7bを押し込んで行くほどに時計方向へ回転し、1/3ほど回転したところで図2に示す
キャンセラー摺動体7eが、ドア10のドア傾斜部10dを押しながら摺動する。そこで、キャンセラー7のコイン押出し部7dが、ドア10側に形成されているコイン押出し部7dの収納部10fよりボディ2方向へ移動し、キャンセラー7がボディ2の内側に僅かに移動する。同時に、ドアロック6に形成されているドアロック三角形傾斜部6bにキャンセラーバネ掛け突起部7cが摺動する。この時にはドア10も少し開いている。
図15に示すように、キャンセラー7の先端部であるコイン押出し部7dは、上述の動作と共に筒型コイン検出体100のスロット体22が有するコイン通路22abの中にコインの転動方向とは逆の方向から進行しつつある。
図8及び図16に示すようにキャンセルレバー5を最後まで下方向へ移動すると、キャンセラー7の回転が停止し、コイン押出し部7dは、ドア10が開くと同時に図16及び図20に示すように、スロット体22が有するコイン通路22abの中にコインの転動方向とは逆の方向からコイン押出し部7d部分が全て入り込み、先端がコイン通路22abからわずかに突出する。
従って、上記コインキャンセル手段において、キャンセラー7の先端部コイン押出し部7dが、コイン通路22abへ入り込むために詰まったコインを除去してキャンセルすることができる。
キャンセルレバー5を押すことを止めると、図4に示すキャンセルレバーバネ19の弾性によって、キャンセルレバー5が待機位置に復帰し、ドアロック6は、ドアロック斜面部の内部に設けてあるバネ(図示せず)の弾性によって待機位置に復帰し、キャンセラー7は、図1に示すキャンセラー戻しバネ8の弾性によって待機位置に復帰する。
スロット体と一体構成のコイン検出コイルを、コインセレクターのドアの内側へ取り付けたので、コイル面の位置ズレが生じない。そのため、コインの真偽の判別精度が低下することもない。また、コイン詰まりの場合も、確実にコイン詰まりを解消出来るようにしたので、自動販売機やゲーム機等で有効に活用できる。
図1は、本発明の一実施例のコインセレクター全体を示す斜視図である。
図2は、本発明の一実施例のコインセレクター全体を示す右斜視図である。
図3は、本発明の一実施例のコインセレクターの底面図である。
図4は、本発明の一実施例のコインセレクターの背面図である。
図5は、本発明の一実施例のコインセレクターの平面図である。
図6は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す側面図である。
図7は、本発明の一実施例のコインセレクターのドアが開いた状態の斜視図である。
図8は、本発明の一実施例のコインセレクターのドアが開いた状態の背面から見た斜視図である。
図9は、本発明の一実施例のコインセレクター示す正面図である。
図10は、本発明の一実施例のコインセレクターの図9におけるA−A断面図である。
図11は、本発明の一実施例のコインセレクターのコイン通路を隠れ線で示した正面図である。
図12は、本発明の一実施例のコインセレクターを示す正面図である。
図13は、本発明の一実施例のコインセレクターの図12におけるB−B断面図である。
図14は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが待機位置の斜視図である。
図15は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが動作途中の斜視図である。
図16は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部構造を示しキャンセラーが動作終了直後の斜視図である。
図17は、本発明の一実施例のコインセレクターを示す側面図である。
図18は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す図17におけるC−C断面図である。
図19は、本発明の一実施例のコインセレクター示す側面図である。
図20は、本発明の一実施例のコインセレクターの内部を示す図19におけるD−D断面図である。
図21は、本発明の一実施例のコインセレクターのドア裏側の図でキャンセラーが待機位置の図である。
図22は、本発明の一実施例のコインセレクターのドア裏側の図でキャンセラーが動作終了直後の図である。
図23は、本発明の一実施例のコインセレクターの(A)が筒型コイン検出体の正面図、(B)が筒型コイン検出体の平面図である。
図24は、本発明の一実施例のコインセレクターの(A)がコイルベースの側面図、(B)がコイルC1及びコイルC2の内部状態図である。
図25は、本発明の一実施例のコインセレクターの筒型コイン検出体のブロック回路図である。
符号の説明
1 コインセレクター
2 ボディ
3 ドアカバー
5 キャンセルレバー
5d 先端部
6 ドアロック
7 キャンセラー
7a キャンセラー突起部
7b キャンセラー湾曲部
7d コイン押出し部
9 枢軸
10 ドア
22 スロット体
22aa ガイドレール
22ab コイン通路
25 固定軸
30 コイルベース
A1 第1コイルA1
B1 第2コイルB1
B2 第3コイルB2
C1 コイルC1
C2 コイルC2
31a コイルC1の第3コア体
31b コイルC2の第4コア体
31ca1 コイルC1の第4コイル
31ca2 コイルC2の第4コイル
31cb1 コイルC1の第5コイル
31cb2 コイルC2の第5コイル
32 第1コア
33 第2コア
34 コイルC1の第3コア
35 コイルC1の第4コア
36 コイルC2の第3コア
37 コイルC2の第4コア
100 筒型コイン検出体






















Claims (4)

  1. 傾斜したガイドレール及びその両側に位置する側壁によってコイン通路を形成し、コイン投入口から投入されたコインが前記ガイドレール上を前記側壁に案内されつつ転動する際に、前記両側壁に対称に取り付けた検出コイルによって、コインの真偽判別のためのデータを取得するようにしたコインセレクターにおいて、
    前記ガイドレール及び前記両側壁の少なくとも一部を一体化してコインが通過するコイン通路(22ab)が形成されたスロット体(22)を構成し、前記スロット体(22)の前記両側壁に前記検出コイルを対称に取り付け、さらに、前記コイン通路(22ab)の中に前記コインの転動方向とは逆の方向から進行してコインを除去するキャンセラー(7)を具備することを特徴とするコインセレクター。
  2. 前記側壁の一方が、コインセレクターボディ(2)の一部であり、他方の側壁が前記ボディ(2)に対し接離するドア(10)であり、前記ドア(10)の前記ボディ(2)側に前記スロット体(22)が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のコインセレクター。
  3. 前記キャンセラー(7)が前記ドア(10)に回動可能に設けられ、前記ボディ(2)に対し回動するキャンセルレバー(5)の操作により、前記ドア(10)を前記ボディ(2)から離すと共に、前記キャンセラー(7)が前記コイン通路(22ab)に進行することを特徴とする請求項2に記載のコインセレクター。
  4. 前記キャンセラー(7)は、前記キャンセルレバー(5)の先端部(5d)と接触し、移動され、前記キャンセラー(7)の頂部に一体的に形成されたキャンセラー突起部(7a)と、キャンセラー湾曲部(7b)を備えると共に、前記キャンセルレバー(5)の操作によって、前記ボディ(2)に設けられている固定軸(25)を支点として、前記ドア(10)が回動する際に、前記キャンセラー(7)は、前記ドア(10)に設けられた枢軸(9)を支点として回動し、前記キャンセラー(7)の先端部であるコイン押出し部(7d)が前記スロット体(22)に設けられている前記コイン通路(22ab)へ進行することを特徴とする請求項3に記載のコインセレクター
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