JP4445913B2 - 光ピックアップ及びその調整方法 - Google Patents

光ピックアップ及びその調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4445913B2
JP4445913B2 JP2005268785A JP2005268785A JP4445913B2 JP 4445913 B2 JP4445913 B2 JP 4445913B2 JP 2005268785 A JP2005268785 A JP 2005268785A JP 2005268785 A JP2005268785 A JP 2005268785A JP 4445913 B2 JP4445913 B2 JP 4445913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical aberration
error signal
amount
signal
jitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005268785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007080423A (ja
Inventor
貴弘 黒川
裕美 工藤
治一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005268785A priority Critical patent/JP4445913B2/ja
Priority to US11/327,500 priority patent/US7570548B2/en
Publication of JP2007080423A publication Critical patent/JP2007080423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4445913B2 publication Critical patent/JP4445913B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13925Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration active, e.g. controlled by electrical or mechanical means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

本発明は,光を照射することにより情報の記録又は再生を行う情報記録再生システムにおいて,情報の記録又は再生を,誤り無く行えるように,フォーカスオフセット量及び球面収差量を適切に調整することを可能にする,光ピックアップ及びその調整方法に関する。
CD・DVDなどで知られる光ディスクは,大容量・低価格でランダムアクセス可能な情報記録媒体として消費者に支持され,広く普及している。最近では,パーソナルコンピュータやオーディオビジュアル機器の高機能化に伴って,ユーザが取り扱う情報量は飛躍的に増大しており,これを受けて,光ディスクには,大量の情報記録媒体として更なる大容量化が要求されている。
光ディスクでは,レーザ光を対物レンズで集光することで記録媒体上に光スポットを形成し,その光スポットによって,情報記録面に記録マークを形成することで記録がなされる。一方,情報の再生は,記録マークとそれ以外の部分の反射率の違いを,光スポットで読み取ることで情報を再生する。
このように,光ディスクでは光スポットを用いて情報の記録再生が行われるため,情報の記録密度は光スポットのサイズで制限される。従って,光スポットのサイズを微小化することで,光ディスクの情報記録密度を向上することができ,ディスク1枚当たりの記録容量を増大させることができる。情報記録面上に形成される光スポットの直径は,レーザ光の波長をλ,対物レンズの開口数をNAとすると,λ/NAに比例することが知られている。このため,光ディスクの情報記録密度の向上に対しては,レーザ光の短波長化と対物レンズの高開口数化が有効である。
最近では,DVD(情報記録面当たりの記録容量=4.7GB)で用いられていた波長λ=650nmの赤色半導体レーザと開口数NA=0.6の対物レンズに替えて,λ=405nmの青色半導体レーザとNA=0.85の対物レンズを用いて,光スポットを微小化する技術によって,情報記録面当たり約25GBの記録容量を有する高密度光ディスクが開発された。
光ディスクにおける情報記録面と焦点の間の距離の調整は,フォーカスサーボの目標位置を変化させることで行われる。フォーカスサーボは,フォーカス誤差信号がゼロになるように焦点位置を制御することにより,焦点を常に記録面上に追従させる。記録面と焦点の間の距離を調整する場合には,フォーカス誤差信号にオフセット(フォーカスオフセット)を付加する。これにより,フォーカスサーボの目標位置を変化させることで,記録面と焦点の間の平均的な距離を調整することができる。
ところで,記録密度の高密度化のために対物レンズのNAを増大させるに伴って,球面収差による光スポットの歪みが問題となる。球面収差は,ディスクのカバー層厚誤差をdとすると,近似的に,NA×dに比例するため,高NAの対物レンズを用いる光ディスクシステムでは,僅かなカバー層厚誤差に対しても大きな球面収差が発生し,再生信号品質が著しく劣化する。このため,ディスク製造工程において,カバー層厚さを,従来のDVD等と比較して,より高精度に制御する必要があり,製造コストが増加してしまうという課題があった。
以上の理由から,高NAの対物レンズを用いる光ディスクシステムでは,従来のDVDのように,フォーカスオフセット量を調整するだけでは不十分であり,ディスク毎のカバー層厚さ誤差に対応するために,球面収差を補正する手段も必須である。
球面収差を補正する技術として,光ピックアップの光学系において,レーザ光の光路中に球面収差補正手段を設け,通過する光束に予め所定量の球面収差を付加しておくことで,対物レンズによって記録面上に集光される際にディスクカバー層厚の誤差によって発生する球面収差と,球面収差補正手段によって予め付加した球面収差が相殺されるようにする技術が用いられている。ここで用いられる球面収差補正手段としては,
(1) 2群の対物レンズからなり,アクチュエータによってそれぞれの対物レンズの間の距離を変化させる球面収差補正手段,あるいは,
(2) 複数の領域に分割された液晶素子からなり,電圧を印可することによって,個々の領域の屈折率を制御する球面収差補正手段
等が知られており,それぞれ,例えば特許文献1及び2に記載されている。
球面収差補正手段によって予め付加する球面収差量(以降,単に球面収差量と言う)を決定するための指標としては,種々の公知例がある。例えば,特許文献1に記載されている技術では,フォーカスオフセット量及び球面収差量の調整は,光ディスクに記録されているデータを再生する際に得られる再生信号(RF信号)の振幅の変化によってこれを実施している。しかしながら,データが何も記録されていない(記録マークが無い),いわゆる未記録ディスクに対しては,フォーカスオフセット量及び球面収差量を最適化しようとしても,再生信号が得られないために,これを実施できないという課題があった。
また,特許文献2に記載されている技術も,データの再生信号振幅,又は,このデータの再生信号振幅とトラッキングエラー信号振幅の両方を用いることによりフォーカスオフセット量及び球面収差量の調整を実施するため,光ディスクの情報記録面に何等かのデータが記録されている必要がある。すなわち,全くデータが記録されていない光ディスクでは必要な再生信号が得られず,そのため,球面収差量の調整を実施することができないという問題があった。
この課題を解決する技術として,未記録ディスクからでも取得することができる,トラッキング誤差信号,あるいはウォブル信号に基づいて,フォーカスオフセット量及び球面収差量の調整を行う技術が知られており,これらは,例えば下記の文献に記載されている。
特開2000−11388号公報 特開2001−222838号公報 特開2003−233917号公報 特開2003−168225号公報 特開2004−171630号公報 特開2004−241081号公報 特開2004−241102号公報
図1は,光学回折シミュレータを用いて,フォーカスオフセット量及び球面収差量を変化させた時のトラッキング誤差信号振幅を計算し,その等高線を示したものである。ここで,トラッキング誤差信号は,プッシュプル信号である。トラッキング誤差信号振幅は,その最大値で規格化されており,等高線の間隔は1%,最外周の等高線は80%を示している。
フォーカスオフセット量の大きさは,フォーカス誤差信号振幅(0−p)で規格化している。また,球面収差量の大きさは,便宜的に,ディスクカバー層厚誤差(単位:μm)に換算して表示している。以降の本文中でも,フォーカスオフセット量及び球面収差量の大きさを表す場合には,これらの表し方に従う。
計算条件として,光学系に非点収差が無い場合(図1(A))と,0.294λ(0.06λrms)の大きさの非点収差がある場合に分けた。更に非点収差がある場合に関しては,非点収差の方向について,0°,45°,90°及び135°の4種類(図1(B)〜(E))に分けた。ここで,非点収差の方向の定義としては,対物レンズがディスクに近い側に移動した時(in focus)に,光スポットが記録トラック方向に伸びる方向を0°とした。計算に用いたパラメータは,表1の通りである。
Figure 0004445913
図2は,光学シミュレータと信号処理シミュレータを用いて,フォーカスオフセット量及び球面収差量を変化させた時の再生信号のジッタを計算し,その等高線をプロットしたものである。光学計算に用いたパラメータは,表1と同じである。ジッタは,二値化された再生信号と,それを用いて生成されたチャネルクロック信号の間の位相差の標準偏差を,チャネルクロック周期で規格化したものと定義される。ジッタを算出する前の再生信号処理として,リミットイコライザによる波形等化を施した。リミットイコライザの詳細については,例えばS.Miyanabe et al.:Jpn.J.Appl.Phys.Vol.38 pp.1715に記述されている。
ここで,図1のトラッキング誤差信号振幅の等高線と,図2のジッタの等高線を重ねたものを図3に示す。図3には更に,光スポットの中心強度が最大になる点もプロットした。図3から分かるように,トラッキング誤差信号振幅が最大になる点が,ジッタが最小になる点又は光スポットの中心強度が最大になる点と一致しない場合がある。このため,トラッキング誤差信号振幅が最大になるようにフォーカスオフセット量及び球面収差量を調整すると,ジッタが最小になる点又は光スポットの中心強度が最大になる点から外れてしまい,良好な記録再生が行えない場合がある。
更に,フォーカスオフセット量及び球面収差量の変化に対して,トラッキング誤差信号振幅の変化率が非常に小さい方向が存在し,これが調整精度を低下させる原因となる。特に,球面収差量が適切な値でない状態でフォーカスオフセット量を調整すると,フォーカスオフセット量が適切な値から大きく外れてしまうことがある。
ところで,ディスク毎に大きくばらつくのはカバー層厚であるから,ディスク毎に変えなければならないのは球面収差量だけであり,フォーカスオフセット量は大きく変えなくても良いと考えられる。それにも拘わらず,フォーカスオフセット量と球面収差量を2次元的に調整することで,調整誤差が大きい場合,無駄にフォーカスオフセット量を適切な値から大きくずらしてしまうことが問題であった。
このため,フォーカスオフセット量及び球面収差量を調整する際には,始めに適切なフォーカスオフセット量に設定し,そのフォーカスオフセット量を保持したまま,球面収差量を調整することが望ましい。
以上の課題を考慮して,本発明の創生に当たっては,高NA対物レンズを用いる高密度光ディスクにおいて,フォーカスオフセット量及び球面収差量を精度良く調整するために,フォーカスオフセット量の適切な初期値を与える手段を得ることを目的とした。
本発明による光ピックアップの構成及びその調整方法は,以下のとおりである。
光ピックアップの構成
本発明の光ピックアップは,データを電気的に読み出すことが可能な不揮発メモリを備えている。不揮発メモリは,ピックアップ特性に関するデータを格納するために使用される。不揮発メモリは,電力の供給が途絶えても,格納されているデータを保持できる。更に,この不揮発メモリは,電気的に読み書き可能である。これにより,光ピックアップ製造時に測定して不揮発メモリに格納したデータを,光ピックアップがドライブ装置に組み込まれた後に,ドライブ装置で読み出すことができる。
不揮発メモリに格納するデータとしては,例えば,再生信号のジッタが最小になる時のフォーカスオフセット量を保持した状態で,再生信号のジッタが最小になる時の球面収差量とトラッキング誤差信号が最大になる時の球面収差量の差分とする。これにより,未記録ディスクに対して,まずトラッキング誤差信号振幅が最大になるように球面収差量を調整し,その後,球面収差量を上記差分だけ変化させることで,再生信号を見なくとも,再生信号のジッタが最小になるように球面収差量を調整することができる。
加えて,再生信号のジッタが最小になる条件では,光スポットの中心強度が大きいため,実効的な記録パワーが大きくなる。このため,記録の前にこの工程を実施することで,記録の際の品質を高めることが可能である。
これにより,データが全く記録されていないディスクに対しても,高精度に収差学習を実施することができる。更に,学習処理が簡略化されることで,処理時間を短縮することができる。
更に高精度に調整するためには,トラッキング誤差信号振幅による粗調整の後に,記録を行い,その記録マークから得られる再生信号のジッタを評価指標として,球面収差量を微調整しても良い。ここで,再生信号のジッタが最小になる時の球面収差量と,実効記録パワーが最大になる時の球面収差量は近いため,微調整のための記録の際に,良好な記録品質を得ることができる。
光ピックアップ調整方法
本発明の光ピックアップ調整方法では,再生信号のジッタが最小になる時に,フォーカス誤差信号が概ねゼロになるように,光学系を調整する。光学系の調整方法としては,例えば,光検出器又は検出レンズの位置を調整する。この工程は,光ピックアップの製造時に行われる。良好な再生信号品質が得られる条件でのフォーカス誤差信号が特定の値になるようにピックアップを調整しておくことで,ピックアップをドライブ装置に組み込んだ後に,適切なフォーカスオフセット量を探索する際,探索範囲を大幅に縮小することができる。これにより,ドライブ装置における学習処理時間の短縮に寄与することができる。
そして,ドライブ装置において収差補正を行う際には,フォーカスオフセット量をゼロにした状態で,球面収差量をスキャンする。これにより,通常,フォーカスオフセット量及び球面収差量を2次元的に変化させることで行う収差学習処理を,球面収差量の1次元のみに集約することができる。このため,調整誤差によって不要にフォーカスオフセット量を最適値から大きく外れてしまうことを防止できる。
フォーカスオフセット量については,再生信号のジッタが概ね最小になる条件に固定するため,フォーカスオフセット量及び球面収差量を2次元的に調整する場合のように,フォーカスオフセット量が適切な量から大きくずれてしまう危険性はない。更に,フォーカスオフセット量を固定するために,2次元的に調整する場合と比較して,要する時間を短縮することができる。
本発明によれば,未記録ディスク,すなわち記録マークが存在せず,再生信号に基づいてフォーカスオフセット量及び球面収差量の調整を実施できないようなディスクに対しても,最適なフォーカスオフセット量及び球面収差量を決定することができるため,情報の記録再生の信頼性を向上させることができる。
以下,図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図9は,本発明による光ピックアップの構成を模式的に示すものである。
レーザダイオード901から直線偏光のレーザ光902が出射し,コリメートレンズ903によって平行光束となる。続いて,レーザ光902は偏光ビームスプリッタ904を通過する。偏光ビームスプリッタ904は,レーザダイオード901から出射したレーザ光902をほぼ損失無く透過させるように配置されている。偏光ビームスプリッタ904を通過したレーザ光902は,球面収差補正素子905によって所定の球面収差を付加され,立ち上げミラー906で反射し,回転駆動されている光ディスク媒体910の方向に進路を変える。続いて,レーザ光902は,λ/4板907を通過することで,その偏光状態が直線偏光から円偏光に変化する。その後,レーザ光902は対物レンズ908によって集光され,情報記録面を保護するためのカバー層911を通して情報記録面912に到達し,そこに光スポットを形成する。
情報の記録は,データに基づいて変調されたレーザ光を情報記録面に集光して照射し,形成された光スポットによって発生した熱によって,情報記録面の状態を変化させることで行われる。一方,情報の再生は,情報記録面の状態の変化によって生じる反射率の変化を検出することで行われる。再生専用光ディスクの場合には,予めディスク製造工程において,情報記録面に凹凸ピットが形成されており,この凹凸ピットによる光の反射率の変化を検出することで,情報が再生される。
情報記録面で反射したレーザ光902は,対物レンズ908を通り,続いてλ/4板907を通過することで再び直線偏光に戻り,更に立ち上げミラー906で反射して,偏光ビームスプリッタ904の方向に向かう。レーザ光902は,続く偏光ビームスプリッタ904で反射し,直角方向に進路を変える。続いて,レーザ光902は,検出レンズ913と,フォーカス誤差信号検出用のシリンドリカルレンズ914によって,光検出器915上に集光される。光検出器915は,図10のように,ディスクの半径方向に2分割,トラック方向にも2分割,計4分割されている。分割された各々の検出器A,B,C及びDは,それぞれ出力信号I,I,I及びIを出力する。これらの出力信号を用いて,再生信号,トラッキング誤差信号及びフォーカス誤差信号が,図9の再生信号生成回路916,トラッキング誤差信号生成回路917及びフォーカス誤差信号生成回路918によって,下記の演算式に従って生成される。
(再生信号)=(I+I+I+I
(トラッキング誤差信号)=(I+I)−(I+I
(フォーカス誤差信号)=(I+I)−(I+I
再生信号は,データ信号であり,ドライブ装置において処理され,データが再生される。トラッキング誤差信号は,プッシュプル信号とも呼ばれる,トラックに対する光スポットのディスク半径方向の位置ずれによって生じる信号であり,光スポットをトラックに追従させるトラッキングサーボに用いられる。ここでは,トラッキングサーボはプッシュプル法によって行われる。トラッキング誤差信号に基づいて,対物レンズ908をディスク半径方向に駆動し,光スポットの位置決めを行う。
フォーカス誤差信号は,情報記録面912に対する光スポットのディスク回転軸方向のずれによって生じる信号であり,光スポットを情報記録面912に追従させるフォーカスサーボに用いられる。ここでは,フォーカスサーボは非点収差法によって行われる。フォーカス誤差信号に基づいて,対物レンズ908をディスク回転軸方向に駆動し,光スポットの位置決めを行う。
データの記録の際には,ドライブ装置で生成された記録信号に基づいてレーザダイオード925が駆動される。
不揮発メモリ928には,再生信号のジッタが最小になる時の球面収差量とトラッキング誤差信号が最大になる時の球面収差量の差分のデータが格納されている。この差分のデータは,光ピックアップの製造時に測定され,格納される。
本発明による光ピックアップ調整方法を,図4のフローチャートを用いて説明する。
(1) ステップ401:
調整を開始する。
(2) ステップ402:
予めデータが記録されている調整用ディスクに対して,再生信号のジッタが最小になるように,フォーカスオフセット量及び球面収差量を2次元的に調整する。
(3) ステップ403:
再生信号のジッタが最小になるとき,フォーカス誤差信号がゼロになるように光検出器又は検出レンズの位置を調整する。
(4) ステップ404:
球面収差量をスキャンし,トラッキング誤差信号振幅が最大になる球面収差量を探索する。
(5) ステップ405:
再生信号のジッタが最小になる球面収差量と,トラッキング誤差信号振幅が最大になる球面収差量の差分の値を,図9の不揮発メモリ928に格納する。
(6) ステップ406:
調整を終了する。
こうして,本発明の光ピックアップは,再生信号のジッタが最小になるとき,フォーカス誤差信号がゼロになるように予め調整されている。この光ピックアップがドライブ装置に組み込まると,ドライブ装置は,光ピックアップの不揮発メモリ928に格納されているデータ,すなわち,再生信号のジッタが最小になる時の球面収差量とトラッキング誤差信号が最大になる時の球面収差量の差分のデータを読み出す。未記録ディスクに対して収差補正を行うにあたり,ドライブ装置は,フォーカスオフセット量をゼロにした状態で,球面収差量をスキャンする。そして,トラッキング誤差信号振幅が最大になるように球面収差量を調整し,その後,球面収差量を不揮発メモリから読み出した差分だけ変化させる。この操作により,再生信号を見なくとも,再生信号のジッタが最小になるように球面収差量を調整することができる。
上記の実施例では,プッシュプル法によってトラッキングサーボを行うとしたが,他の方法を用いても良い。例えば,差動プッシュプル法(DPP法)によってトラッキングサーボを行っても良い。この場合,レーザ光の光束を,メイン光及び2つのサブ光の,合計3つに分割するための回折格子を,光路中に設け,サブ光専用の光検出器を新たに設け,サブ光に対するプッシュプル信号を取得できるようにする。また,再生専用ディスク等に対しては,位相差検出法(DPD法)によるトラッキングサーボを行っても良い。
上記の実施例では,非点収差法によってフォーカスサーボを行うとしたが,他の方法を用いても良い。例えば,ナイフエッジ法,あるいはスポットサイズ検出法によってフォーカスサーボを行っても良い。この場合,フォーカス誤差信号取得用の光検出器を新たに設ける必要がある。
上記の実施例において,再生信号のジッタが最小になるように,フォーカスオフセット量又は球面収差量を調整する工程があるが,代わりに,再生信号の振幅が最大になるように,フォーカスオフセット量又は球面収差量を調整しても良い。
次に,本発明による光ピックアップ及びその調整方法の効果の検証を目的として行った実験の結果を示す。この実験では,本発明による調整方法の手順に従って,ピックアップを調整し,その後ピックアップをドライブ装置に組み込み,収差学習処理を試行した。以下に手順と結果を示す。
以下,フォーカスオフセット量はS字信号の0−p値で規格化した形で表す。一方,球面収差量については,収差量をディスクカバー層厚ずれ(単位:μm)に換算した形で表す。これらの値は,初期値を原点とした相対値である。
まずはピックアップの調整である。
(0) ステップ00:
調整を開始した。
(1) ステップ01:
予めデータが記録されている調整用ディスクに対して,再生信号のジッタが最小になるように,フォーカスオフセット量及び球面収差量を2次元的に調整した。
(2) ステップ02:
再生信号のジッタが最小になる時のフォーカス誤差信号がゼロになるように光検出器又は検出レンズの位置を調整した。
(3) ステップ03:
球面収差量をスキャンし,トラッキング誤差信号振幅が最大になる球面収差量を探索した。
(4) ステップ04:
再生信号のジッタが最小になる球面収差量と,トラッキング誤差信号振幅が最大になる球面収差量の差分の値(ΔSA)を測定したところ,ΔSA=1.0μmであった。この差分の値ΔSA(=1.0μm)をピックアップが備える不揮発メモリ928(図9)に格納した。
(5) ステップ05:
調整を終了した。
次に,調整されたピックアップをドライブ装置に組み込んだ。以降は,ドライブ装置動作時の収差補正ステップである。
(6) ステップ06:開始
調整を開始した。
(7) ステップ07:初期設定
フォーカスオフセット量として,FE0(=0.0)を設定した。また,ピックアップが備える不揮発メモリ928からΔSAの値を読み出した(ΔSA=1.0μm)。
(8) ステップ08:球面収差量の学習(粗調整)
フォーカスオフセット量を保持した状態で,球面収差量を変化させながらトラッキング誤差信号振幅を測定した。その結果を図5のグラフに示す。この測定結果より,トラッキング誤差信号振幅が最大となる球面収差量として+0.85μmを選択し,設定した。
(9) ステップ09:球面収差量のシフト
球面収差量をΔSA(=1.0μm)だけ変化させた。
(10) ステップ10:記録済み判定
記録済み判定を行った。ディスクにデータは記録されていなかった。
(11) ステップ11:記録パワーの調整
ディスク上の記録パワー調整用領域において,記録パワーを変化させながら記録を行い,再生信号の変調度を測定し,所望の変調度が得られる記録パワーを選択して,設定した。
(12) ステップ12:記録
ディスクにデータを記録した。この際,連続する5本の記録トラックに対してデータを記録した。
(13) ステップ13:球面収差量の再学習(微調整)
ステップ12で記録した,連続する5本の記録トラックの内,中央の記録トラックに移動し,球面収差量を変化させながらジッタを測定した。その結果を図6のグラフに示す。この測定結果より,ジッタが最小になる時の球面収差量として+.85μmを選択し,設定した。
(14) ステップ14:フォーカス微調整
ステップ7と同一の記録トラックにおいて,フォーカスオフセット量を変化させながらジッタを測定した。その結果を図7のグラフに示す。この測定結果より,ジッタが最小になるフォーカスオフセット量として+0.068を選択し,設定した。
(15) ステップ15:終了
調整を終了した。
以上の手順により,最終的に,フォーカスオフセット量=+0.068,球面収差量=+.85μmに調整された。そして,この時の再生信号のジッタは5.3%であった。
次に,本発明による収差補正手順の精度を検証する。図8は,フォーカスオフセット量及び球面収差量を2次元的に詳細に変化させ,再生信号のジッタを測定し,その等高線をプロットしたものである。この測定結果より,再生信号のジッタが最小になる条件は,フォーカスオフセット量=+0.068,球面収差量=+1.85μmであり,この時のジッタは5.2%であった。
このように,本発明による収差補正手順に従ってフォーカスオフセット量及び球面収差量を調整した結果,ジッタが最小になる条件と一致し,ジッタの最小値から増加分も+0.1%と非常に小さかった。以上のように,本発明の収差補正手順に依れば,フォーカスオフセット量及び球面収差量を高精度で調整できることが確認された。
フォーカスオフセット量及び球面収差量とトラッキング誤差信号振幅の関係を示す図(計算)。 フォーカスオフセット量及び球面収差量とジッタの関係を示す図(計算)。 フォーカスオフセット量及び球面収差量とトラッキング誤差信号振幅及びジッタの関係を示す図(計算)。 本発明による光ピックアップの調整の手順を示す図。 球面収差量とトラッキング誤差信号の関係を示す図(実験)。 球面収差量とジッタの関係を示す図(実験)。 フォーカスオフセット量とジッタの関係を示す図(実験)。 フォーカスオフセット量及び球面収差量とジッタの関係を示す図(実験)。 本発明の実施例による光ピックアップの構成を示す図。 光検出器の構成と,再生信号,トラッキング誤差信号及びフォーカス誤差信号の生成方法を示す図。
符号の説明
901:レーザダイオード,902:レーザ光,903:コリメートレンズ,904:偏光ビームスプリッタ,906:立ち上げミラー,907:λ/4板,908:対物レンズ,910:光ディスク媒体,911:カバー層,912:情報記録面, 913:検出レンズ,914:シリンドリカルレンズ,915:光検出器,916:再生信号生成回路,917:トラッキング誤差信号生成回路,918:フォーカス誤差信号生成回路,924:アクチュエータ,925:レーザ駆動回路,928:不揮発メモリ

Claims (3)

  1. レーザ光源と,
    前記レーザ光源から発生したレーザ光に可変量の球面収差を付加する球面収差補正部と,
    光ディスクに前記球面収差が付加されたレーザ光を集光する対物レンズと,
    光ディスクで反射したレーザ光を受光する光検出器と,
    前記光検出器の出力から再生信号,トラッキング誤差信号及びフォーカス誤差信号を生成する信号処理部と,
    前記フォーカス誤差信号及びトラッキング誤差信号に基づいて前記対物レンズを駆動するアクチュエータと,
    データを電気的に読み出し可能な不揮発メモリとを備え,
    再生信号のジッタが最小になる時のフォーカス誤差信号の値がゼロである光ピックアップであって,
    前記不揮発メモリには,再生信号のジッタが最小になるときのフォーカスオフセット量を保持した状態で,前記再生信号のジッタが最小になる時の球面収差と,トラッキング誤差信号振幅が最大になる時の球面収差の差分のデータが格納され,
    前記不揮発メモリに格納されたデータは,前記球面収差を前記再生信号のジッタが最小になるように制御するために用いられることを特徴とする光ピックアップ。
  2. レーザ光源と,
    前記レーザ光源から発生したレーザ光に可変量の球面収差を付加する球面収差補正部と,
    光ディスクに前記球面収差が付加されたレーザ光を集光する対物レンズと,
    光ディスクで反射したレーザ光を受光する光検出器と,
    前記光検出器の出力から再生信号,トラッキング誤差信号及びフォーカス誤差信号を生成する信号処理部と,
    前記フォーカス誤差信号及びトラッキング誤差信号に基づいて前記対物レンズを駆動するアクチュエータと,
    データを電気的に読み出し可能な不揮発メモリを備え,
    再生信号のジッタが最小になる時のフォーカス誤差信号の値がゼロである光ピックアップであって,
    前記不揮発メモリには,再生信号のジッタが最小になるときのフォーカスオフセット量を保持した状態で,前記再生信号の振幅が最大になる時の球面収差と,トラッキング誤差信号振幅が最大になる時の球面収差の差分のデータが格納され,
    前記不揮発メモリに格納されたデータは,前記球面収差を前記再生信号の振幅が最大になるように制御するために用いられることを特徴とする光ピックアップ。
  3. レーザ光源と,前記レーザ光源から発生したレーザ光に可変量の球面収差を付加する球面収差補正部と,光ディスクに前記球面収差が付加されたレーザ光を集光する対物レンズと,光ディスクで反射したレーザ光を集光する検出レンズと,前記検出レンズで集光されたレーザ光を受光する光検出器と,前記光検出器の出力から再生信号,トラッキング誤差信号及びフォーカス誤差信号を生成する信号処理部と,前記フォーカス誤差信号及びトラッキング誤差信号に基づいて前記対物レンズを駆動するアクチュエータと,不揮発メモリとを備える光ピックアップの調整方法であって,
    前記再生信号のジッタが最小になるように,前記フォーカス誤差信号のオフセットの量と前記球面収差の量を調整するステップと,
    前記再生信号のジッタが最小になる時の,前記フォーカス誤差信号の値がゼロになるように,前記光検出器又は前記検出レンズの位置を調整するステップと,
    前記オフセット量を保持しながら,前記再生信号のジッタが最小になる時の前記球面収差の量と,前記トラッキング誤差信号の振幅が最大になる時の前記球面収差の量を求め,前記求めた2つの球面収差の量の差分を前記不揮発メモリに記憶するステップと,
    を有することを特徴とする光ピックアップの調整方法。
JP2005268785A 2005-09-15 2005-09-15 光ピックアップ及びその調整方法 Expired - Fee Related JP4445913B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005268785A JP4445913B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光ピックアップ及びその調整方法
US11/327,500 US7570548B2 (en) 2005-09-15 2006-01-09 Optical pickup utilizing nonvolatile memory and adjustment method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005268785A JP4445913B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光ピックアップ及びその調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007080423A JP2007080423A (ja) 2007-03-29
JP4445913B2 true JP4445913B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=37854952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005268785A Expired - Fee Related JP4445913B2 (ja) 2005-09-15 2005-09-15 光ピックアップ及びその調整方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7570548B2 (ja)
JP (1) JP4445913B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767132B1 (ko) * 2006-03-23 2007-10-12 엘지전자 주식회사 광디스크장치의 포커스 위치 조정방법
JP2009146529A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Sharp Corp サーボパラメータの検出方法およびそれを利用した光ピックアップ装置
US8638646B2 (en) 2008-12-10 2014-01-28 Mitsubishi Electric Corporation Optical information processing method and optical information processing apparatus

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61280041A (ja) * 1985-06-06 1986-12-10 Victor Co Of Japan Ltd 光ピックアップ調整装置
JPS6313127A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Olympus Optical Co Ltd 光ピツクアツプの調整方法
US5627807A (en) * 1994-09-19 1997-05-06 Abe; Tetsuya Optical disk apparatus with focus bias means
US5848036A (en) * 1996-06-20 1998-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk drive equipped with waveform equalizer and focus adjustment circuit
JP2000011388A (ja) 1998-06-19 2000-01-14 Sony Corp 光情報記録再生装置および光情報記録再生方法
JP2000132849A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ヘッド装置
JP3775965B2 (ja) 2000-02-07 2006-05-17 パイオニア株式会社 光学式情報再生装置
JP2002358677A (ja) * 2001-05-28 2002-12-13 Hitachi Ltd 光ヘッド及び光ディスク装置
KR20030042913A (ko) 2001-11-26 2003-06-02 삼성전자주식회사 기록/재생 장치 및 그 제어 방법
JP4129164B2 (ja) 2001-12-07 2008-08-06 松下電器産業株式会社 光情報処理装置および光情報処理方法
US7277365B2 (en) 2001-12-07 2007-10-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical information processing apparatus and method of processing optical information
US7164638B2 (en) * 2002-03-04 2007-01-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical head and optical recording/reproducing device using it and aberration correction method
JP4145593B2 (ja) * 2002-07-25 2008-09-03 パイオニア株式会社 球面収差補正装置及び球面収差補正方法
JP4154962B2 (ja) * 2002-09-03 2008-09-24 ソニー株式会社 ディスクドライブ装置、フォーカスバイアス及び球面収差調整方法
JP2004171630A (ja) 2002-11-18 2004-06-17 Ricoh Co Ltd 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2004241102A (ja) 2002-12-10 2004-08-26 Victor Co Of Japan Ltd 光ディスク装置における収差補正方法
EP1575039B1 (en) 2002-12-10 2009-08-26 Victor Company Of Japan, Limited Optical disk unit and aberration correcting method used for this
JP4001024B2 (ja) 2003-02-07 2007-10-31 ソニー株式会社 ディスクドライブ装置、フォーカスバイアス及び球面収差調整方法
JP4186770B2 (ja) 2003-09-22 2008-11-26 株式会社日立製作所 情報記録媒体、その制御方法及び情報記録再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7570548B2 (en) 2009-08-04
JP2007080423A (ja) 2007-03-29
US20070058501A1 (en) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4410177B2 (ja) 情報記録再生方法及び情報記録再生装置
JP4527591B2 (ja) 情報記録再生方法及び情報記録再生装置
US20040207944A1 (en) Optical recording/reproduction device and focal point control method
JP4171378B2 (ja) 記録用光ディスクの球面収差補正方法,光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置
US20100172228A1 (en) Voluminal information recording medium, information recording apparatus, information reproducing apparatus , and optical pickup
JP2007179676A (ja) 光ヘッド装置及び光ディスク装置
JP4727971B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP4445913B2 (ja) 光ピックアップ及びその調整方法
US7898919B2 (en) Optical pickup apparatus
JP2007293963A (ja) 光情報記録再生装置
US20080212418A1 (en) Optical disc device
JP3619371B2 (ja) 光ピックアップ装置及びそのチルト検出方法
WO2009022747A1 (ja) 光ピックアップ装置およびそれを備える光ディスク装置
EP1998330B1 (en) Discrimination method for optical disc types and optical disc apparatus
JP2007179686A (ja) 光ピックアップおよび光ディスク装置ならびにラジアルチルト検出方法
KR100708205B1 (ko) 재생모드에서 기록 모드로 전환시 발생하는 색수차를보정하는 방법 및 이를 적용한 기록 방법 및 기록 및재생장치
JP4547292B2 (ja) 光ピックアップおよび光情報処理装置
US20070002704A1 (en) Optical head and optical disc apparatus
JP2010518537A (ja) 焦点オフセット記録システム及び焦点オフセット記録方法
JP2009140573A (ja) 光ディスク装置及びフォーカスジャンプ方法
JP4520906B2 (ja) タンジェンシャルチルト検出装置および光ディスク装置
JP2007200419A (ja) 光ディスク装置の調整方法と光ディスク装置
JP4505979B2 (ja) 光ヘッド、受発光素子および光記録媒体記録再生装置
JP2009295244A (ja) 光学素子、光ピックアップおよび光情報処理装置
JP2008535135A (ja) 複数レイヤの光情報キャリアから情報を再生する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees