JP4445895B2 - データ検索装置及びデータ検索プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ検索プログラム及びデータ検索装置並びにデータ検索方法に関し、特に、グラフィックデザインを作成するための複数のテンプレートの中から所定のテンプレートデータを検索するためのデータ検索プログラム及びデータ検索装置並びにデータ検索方法に関する。
新聞、雑誌、各種案内、商品カタログ、ダイレクトメール、ホームページなどの表現媒体に特定のコンセプトに基づいてグラフィックデザインを作成するには、コンセプトの把握、写真や各種イラストなどの図版の選択、リード、キャッチコピーあるいは本文などの文章の創作、ホワイトスペースを含めたレイアウトの選定といった各種の専門的な作業を必要とする。そのため、グラフィックデザインを利用するユーザは、通常、グラフィックデザインに関する専門的な知識と長年の経験及び豊かな感性を備えたスタッフが在籍するデザイン事務所にグラフィックデザインの作成を依頼することになる。
しかしながら、頻繁にグラフィックデザインを利用する場合、その都度デザイン事務所にグラフィックデザインの作成を依頼しなければならず煩雑であり、ユーザ自らが簡易に見栄えのよいグラフィックデザインを作成することができるツールが望まれている。このような要望から、近年、特定の用途に用いられる代表的なグラフィックデザインを作成するために用いられる型(テンプレート)の電子データ(テンプレートデータ)が市販されるようになってきている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2000−99500号公報(第4−6頁、第1図)
上述したテンプレートデータは、特定の用途に適したグラフィックデザインを作成することを前提にして作られたものであるため、様々な用途に適したグラフィックデザインを作成するためには多数のテンプレートデータが必要になる。そこで、多数のテンプレートデータをセットにしたデータ群をユーザに提供する方法が用いられるが、グラフィックデザインはその様式や造形によって見る者に対して与える効果が大きく異なるため、単に多数のテンプレートデータを集めたデータ群をユーザに提供しても、それらがグラフィックデザインの様式や造形を考慮して選別されたものでなければ各々の用途に対して効果的なグラフィックデザインを作成することはできない。
そこで、本願発明者は先願(特願2004−304535)において、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素に基づいて、グラフィックデザインを用途に対応付けられた複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータが含まれるようにデータ群を作成する方法を提案している。
このような方法で構成された複数のテンプレートデータを用いることによって様々な用途に適したグラフィックデザインを作成することができるが、多数の特定の要素に基づいてカテゴリーを分類するとカテゴリーの数が多くなり、それに伴ってテンプレートデータの数も増えるために、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを抽出するのが難しいという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを簡単かつ確実に検索することができるデータ検索装置及びデータ検索プログラム並びにデータ検索方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のデータ検索装置は、図版情報を嵌め込む図版枠及び文字情報を嵌め込む文字枠を配置するためのレイアウト情報が少なくとも記録された複数のテンプレートデータの中から、所定のグラフィックデザインの作成に使用する1以上のテンプレートデータを検索するデータ検索装置であって、前記所定のグラフィックデザインに関する1以上のキーワードを入力させる手段と、入力された1以上の前記キーワードの各々について、予め記憶されたテーブルを参照して、グラフィックデザインを用途に対応付けて分類するために利用される、前記グラフィックデザインの特徴を示す1以上の特定の要素に対する評価値を特定する手段と、前記特定された評価値と、各々の前記テンプレートデータ又は情報ファイルに予め記録された1以上の前記特定の要素に対する評価値とを比較して、前記特定された評価値と一致又は近似する評価値を有する1又は複数のテンプレートデータを検索する手段と、検索された前記テンプレートデータを特定する情報を提示する手段と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記入力させる手段では、前記キーワード又は前記評価値に加えて、前記所定のグラフィックデザインに嵌め込む写真の枚数を入力させ、前記検索する手段では、入力された前記写真の枚数以上の前記図版枠を備えるテンプレートデータに対して、前記評価値の比較を行う構成とすることができる。
また、本発明のデータ検索プログラムは、図版情報を嵌め込む図版枠及び文字情報を嵌め込む文字枠を配置するためのレイアウト情報が少なくとも記録された複数のテンプレートデータの中から、所定のグラフィックデザインの作成に使用する1以上のテンプレートデータを検索するデータ検索プログラムであって、コンピュータを、前記所定のグラフィックデザインに関して入力された1以上のキーワードの各々について、予め記憶されたテーブルを参照して、グラフィックデザインを用途に対応付けて分類するために利用される、前記グラフィックデザインの特徴を示す1以上の特定の要素に対する評価値を特定する手段、前記特定された評価値と、各々の前記テンプレートデータ又は情報ファイルに予め記録された1以上の前記特定の要素に対する評価値とを比較して、前記特定された評価値と一致又は近似する評価値を有する1又は複数のテンプレートデータを検索する手段、として機能させるものである。
本発明においては、前記特定の要素は、文字に対する図版の視覚的な強さを規定する”視覚度”、紙面内の領域に対する図版の占有面積比率を規定する”図版度”、嵌め込まれた文字の大小差を規定する”文字のジャンプ率”、嵌め込まれた図版の大小差を規定する”写真のジャンプ率”、紙面内の領域に設けられたグリッド線に対する拘束度合いを規定する”グリッド拘束率”、紙面内の領域に対する文字及び図版を嵌め込む領域の面積比率を規定する”版面率”、文字の揃え位置を規定する”構成の3原型”、書体のタイプ、太さ、大きさ、字間、行間又は字詰めを規定する”書体のイメージ”の中から選択される1以上の要素を含むことが好ましい。
このように、本発明の構成によれば、所望のグラフィックデザインに関するキーワードを入力、又は、1以上の特定の要素に対する評価値を入力するだけで、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを簡単かつ確実に検索することができる。
本発明のデータ検索装置及びデータ検索プログラム並びにデータ検索方法によれば、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを簡単かつ確実に検索することができる。
その理由は、グラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則や造形の基本原則などの特定の要素に基づいてグラフィックデザインを複数のカテゴリーに分類し、その各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータを含むように構成されたデータ群を利用して、該データ群の中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索する際に、所望のグラフィックデザインに関するキーワードを入力すると、評価値特定手段では、該キーワードに対して、予め記憶されたテーブルを参照して、グラフィックデザインの特徴を示す1以上の特定の要素に対する評価値を特定し、検索手段では、特定された評価値と、各々のテンプレートデータのヘッダ又は該テンプレートデータと共に記録された情報ファイルに予め記録された1以上の特定の要素に対する評価値とを比較し、特定された評価値を一致又は近似する評価値を有するテンプレートデータを検索して候補として提示するからである。
また、キーワードを入力する代わりに、1以上の特定の要素に対する評価値を直接入力した場合には、検索手段では、入力された評価値と、各々のテンプレートデータのヘッダ又は情報ファイルに予め記録された1以上の特定の要素に対する評価値とを比較し、入力された評価値と一致又は近似する評価値を有するテンプレートデータを検索して候補として提示するからである。
従来技術で示したように、本願発明者は先願において、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素に基づいて、グラフィックデザインを用途に対応付けられた複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータが含まれるようにデータ群を作成する方法を提案しているが、本発明では、更に、上記方法で構成されたデータ群の中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索することを特徴としている。
ここで、本発明における検索で利用する上記特定の要素について説明する。この特定の要素としては、様式の基本原則と、グラフィックデザインの造形の基本原則とがあり、様式の基本原則としては、例えば、視覚度、図版度、文字のジャンプ率、写真のジャンプ率、グリッド拘束率、版面率、構成の3原型、書体のイメージなどが挙げられる。
”視覚度”とは、文字に対してイラストや写真などの絵的な要素がおこす視覚的な強さであり、例えば、図10に示すように、文字だけの構成では視覚度が低くなり、逆に写真やイラストを盛り込んだ構成では視覚度は高くなる。
また、”図版率”とは、紙面におけるイラストや写真などの図版の占有面積比率であり、例えば、図11に示すように、紙面全体を文字だけで埋めつくす構成では図版率は低くなり、写真やイラストなどの図版だけで文字がない構成では図版率は高くなる。この図版率は0〜100%までの数値で表すことができる。
また、”文字のジャンプ率”とは、紙面に嵌め込まれた文字の大小差であり、例えば、図12に示すように、文字のジャンプ率が低くなると、上品、落ち着き、格調高い、静かなどの印象を与えるデザインとなり、文字のジャンプ率が高くなると、親しみ、活気、楽しさ、賑やかさ、ダイナミックなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”写真のジャンプ率”とは、紙面に嵌め込まれた写真の大小差であり、例えば、図13に示すように、写真のジャンプ率が低くなると、実用的、穏やか、静か、落ち着き、上品などの印象を与えるデザインとなり、写真のジャンプ率が高くなると、情緒的、シャープ、歯切れ、すっきりなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”グリッド拘束率”とは、レイアウト用紙上のグリッド線への拘束度であり、例えば、図14に示すように、グリッド拘束率が低くなると、柔らかさ、自由、楽しさ、女性的、活気、大胆、不安定、親しみなどの印象を与えるデザインとなり、グリッド拘束率が高くなると、堅い、落ち着き、理性的、男性的、無難、格調、荘重などの印象を与えるデザインとなる。また、図版の場合は、切り抜き写真はグリッド拘束率が低く、角版写真はグリッド拘束率が高くなる。
また、紙面の天地左右に一定の余白(マージン)があり、このマージンの内側の文字や図版を配置するスペースが版面であり、”版面率”とは、紙面全体に対して版面が占める面積比率であり、例えば、図15に示すように、版面率が低く(すなわち余白が多く)なると、情報量が少なくなり、静か、上品、ゆったり、落ち着きなどの印象を与えるデザインとなり、版面率が高く(すなわち余白が少なく)なると、情報量が多くなり、賑やか、活気、忙しい、盛りだくさんなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”構成の3原型”とは、紙面全体に一群の文字を組む場合の基本組型であり、左右揃え型とセンター揃え型と自然型とがある。左右揃え型では、合理的、標準的、ビジネス向きなどの印象を与えるデザインとなり、センター揃え型では、優雅、上品、格調などの印象を与えるデザインとなり、自然型では、自由、のびのび、元気などの印象を与えるデザインとなる。
また、”書体のイメージ”とは、ゴシック体、明朝体、筆文字、新書体などの書体のタイプと、太さ・大きさと、字間・行間・字詰めなどであり、書体のタイプをゴシック体にすると、新鮮、理性的、合理的などの印象を与えるデザインとなり、明朝体にすると、穏やか、中庸などの印象を与えるデザインとなり、筆文字にすると、伝統的、保守的などの印象を与えるデザインとなり、新書体にすると、気軽、斬新などの印象を与えるデザインとなる。また、文字を太くすると、男性的、元気さ、力強さなどの印象を与えるデザインとなり、文字を細くすると、女性的、繊細さ、優雅さ、緻密さなどの印象を与えるデザインとなり、文字を大きくすると、大胆、元気さ、パワー、暗転などの印象を与えるデザインとなり、文字を小さくすると、繊細、シャープなどの印象を与えるデザインとなる。また字間・行間・字詰めには所定のルールがあり、このルールからはずれるとメッセージが届かなくなる場合がある。
また、グラフィックデザインの造形の基本原則としては、例えば、主役を明示する、準主役を離す、群化、曖昧さを除く、流れを整理する、余白のバランス、四隅をおさえる、版面線を利用するなどが挙げられる。例えば、”主役を明示する”とは、最も伝えたいポイントを一番に目立たせ、その他を整理することであり、”準主役を離す”とは、2番目に伝えたいポイントを主役から離すことであり、”群化”とは、情報の要素を群化(グループ化)することで形を整理し、すっきりと伝わりやすいデザインにすることであり、”曖昧さを除く”とは、行と行、写真と文字等の間を曖昧にせず、文字と写真の高さや端を揃え、写真・文字の大きさを統一することであり、”流れを整理する”とは、受け手の視線をどのように導くかを考えてその流れに合わせて形を整えることであり、”余白のバランス”とは、最も伝えたいポイントの周りに余白を設けてメッセージを際だたせることであり、”四隅をおさえる”とは、四隅に情報をおいて画面全体を引き締め、安定させることであり、”版面線を利用する”とは、版面線に沿ってレイアウトすることで落ち着いた紙面を作ることである。
そして、上記したグラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則や造形の基本原則を規定する特定の要素に基づいてグラフィックデザインを複数のカテゴリーに分類すれば、各々のカテゴリーとグラフィックデザインの用途とを対応付けることができ、所定の用途に対応するカテゴリーに属するテンプレートを用いてグラフィックデザインを作成すれば、該用途に適した効果的なグラフィックデザインを作成できる。
そこで、本発明では、グラフィックデザインの分類の基となる特定の要素に対する評価を数値化した評価値を利用して、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインに適したテンプレートデータを検索している。以下、その具体的構成について、図面を参照して説明する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置及びデータ検索プログラム並びにデータ検索方法について、図1乃至図9を参照して説明する。図1は、グラフィックデザインを作成するためのテンプレート及び該テンプレートに図版及び文字を嵌め込んで作成されたグラフィックデザインの一例を示す図であり、図2は、テンプレートデータ装置の構成を模式的に示す図、図3は、その主な機能を示すブロック図である。また、図4は、テンプレートデータを検索する手順を示すフローチャート図であり、図5乃至図7は表示手段に表示される画面の一例を示す図である。また、図8は、記憶手段に記憶されるテーブルの一例を示す図であり、図9は、テンプレートデータが記録された記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。
図1に示すように、テンプレート1は、新聞、雑誌、各種案内、商品カタログ、ダイレクトメール、ホームページなどの表現媒体内部の領域に、写真やイラストなどの図版を嵌め込むための図版枠2と、文字を埋め込むための文字枠3とがレイアウトされたものであり、このテンプレート1の電子データ(すなわち、図版枠2や文字枠3のレイアウト情報や必要に応じてサンプルの図版データや文字データが記録されたデータ。以下、テンプレートデータと呼ぶ。)がユーザに提供される。そして、該テンプレートデータをコンピュータ端末などにロードし、写真の画像データや所定のアプリケーションで作成したイラストデータなどの図版情報5や図版と共に記載する文字情報6をユーザが指定すると、図版情報5が図版枠2内に嵌め込まれ、文字情報6が文字枠3に嵌め込まれてグラフィックデザイン4が作成され、このグラフィックデザイン4の電子データをプリンタなどの印刷手段などに出力することによりグラフィックデザイン4が上記表現媒体上に表現される。
上記テンプレートデータは、特定の用途に対して作成されたものであるため、様々な用途のグラフィックデザインを作成できるように、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素を用いて分類された複数のカテゴリーの各々に対して少なくとも1つのテンプレートデータが存在するように選別されたデータ群がユーザに提供され、ユーザはこのデータ群の中から適切なテンプレートデータを選別してグラフィックデザインの作成を行う。その際、多数のテンプレートデータの中から適切なテンプレートデータを選別するのは容易ではないことから、図2及び図3に示すようデータ検索装置7を用いて検索を行う。
このデータ検索装置7は、テンプレートデータに関するキーワードや1以上の特定の要素に対する評価値の入力などを行うための操作手段9と、テンプレートデータの検索結果の表示などを行う表示手段8と、入力された各々のキーワードについて、予め記憶されたテーブルを参照して、1以上の特定の要素に対する評価値を特定する評価値特定手段12と、特定された評価値と、各々のテンプレートデータのヘッダやテンプレートデータと共に記録された情報ファイルに予め記録された、各々のテンプレートデータについての1以上の特定の要素に対する評価値とを比較し、特定又は入力された評価値と一致又は近似する評価値を有するテンプレートデータを検索する検索手段13と、キーワードと1以上の特定の要素に対する評価値との対応関係を規定するテーブルなどを記録する内部記憶手段14と、複数のテンプレートデータで構成されるデータ群が記録されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスク等の記録媒体15を装填する記録媒体装填手段10と、これらの手段を制御する制御手段11とを備えている。なお、上記各手段は、データ検索装置7にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、評価値特定手段12及び検索手段13として機能させるデータ検索プログラムとして構成し、該データ検索プログラムをデータ検索装置7にインストールして実行する構成としてもよい。
以下、上記構成のデータ検索装置7を用いて、複数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索する方法について説明するが、その前に、本発明の理解を容易にするために、複数のテンプレートデータをセットにしたデータ群を生成する手順について説明する。
まず、デザイン作成装置を用いて図版枠2及び文字枠3が用途に応じて適切に配置された複数のテンプレート1を作成し、各々のテンプレート1をユーザのコンピュータ端末などで動作させるためのテンプレートデータを生成する。このテンプレートデータは上述したように図版枠2や文字枠3のレイアウト情報や必要に応じてサンプルの画像データや文字データが記録されたデータであり、その形式は特に限定されないが、例えば、PowerPointで表示可能なデータ(拡張子がpptのデータ)やAdobe(登録商標)Illustratorで表示可能なデータ(拡張子がepsのデータ)などとすることができる。また、グラフィックデザイン4の出来上がりのイメージを掴みやすくするために、テンプレート1内部の領域や図版枠2で囲まれる領域、文字枠3で囲まれる領域の少なくとも1つは色彩のない明度のみのグレースケールで表示されるようにすることが好ましい。
次に、上述したグラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則又は造形の基本原則を規定する特定の要素の中から選択した1以上の特定の要素に基づいてグラフィックデザイン4を複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータを選別する。
その際、本実施例のデータ検索装置7を用いて複数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索できるようにするために、各々のテンプレートデータのヘッダに1以上の特定の要素に対する評価値を記録したり、又は、図9(c)に示すように、テンプレートデータを特定する情報(ファイル名など)と該テンプレートデータが属するカテゴリーを特定する情報(カテゴリー名)と1以上の特定の要素に対する評価値とを対応付けた情報(例えば、\PowerPoint\Category1\PP-C1-001.ppt,(F1=1,F2=5,F3=2,F4=4,F5=3,F6=2,F7=1,F8=3),…,など(F1〜F8は上記8つの要素を示し、対応する数字は要素のレベルを示す。))が記録された情報ファイルを生成する。この情報ファイルのファイル形式は限定されず、ユーザのコンピュータ端末にインストールされているアプリケーションで利用可能な形式であればよく、xml形式やテキスト形式のファイルとしてもよいし、PowerPointやAdobe(登録商標)Illustratorで利用可能な形式のファイルとしてもよいし、メタデータとしてもよい。
そして、選別した複数のテンプレートデータと必要に応じて生成した情報ファイルとをセットにしてデータ群を構成し、該データ群をホストコンピュータなどに送信して記憶させたり、該データ群を記録媒体15に書き込み、該データ群又は該データ群が記録された記録媒体15と、必要に応じてテンプレートデータを紙媒体などの直接目視が可能な媒体に出力した印刷物とをセットにしてユーザに提供する。
上記手順でデータが書き込まれた記録媒体15におけるデータの記録構造は、例えば、図9に示すようになり、PowerPoint用のテンプレートデータを生成した場合は、図9(a)に示すように、各々のカテゴリーに対してフォルダ(Category1など)が生成され、その中に該カテゴリーに属する少なくとも1つのテンプレートデータ(PP-C1-001.pptなど)が格納さると共に、必要に応じてテンプレートデータに関する情報が記述された情報ファイル(index.txt)が記録され、これらでデータ群が構成される。また、Adobe(登録商標)Illustrator用のテンプレートデータを生成した場合は、図9(b)に示すように、各々のカテゴリーに対してフォルダ(Category1など)が生成され、その中に該カテゴリーに属する少なくとも1つのテンプレートデータ(AI-C1-001.epsなど)が格納されると共に、必要に応じて情報ファイル(index.txt)が記録され、これらでデータ群が構成される。
このようにして作成されたデータ群を用いてグラフィックデザインを作成することになるが、その際、従来技術で示したように、多数の特定の要素を用いてグラフィックデザインを分類するとカテゴリーの数が多くなり、それに伴ってテンプレートデザインの数も多くなるため、多数のテンプレートデータの中から所定の用途に使用するグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを選択するのが容易でないという問題があった。そこで、本実施例では、ユーザが入力したキーワードに対して、上記特定の要素の評価値を特定し、その評価値に基づいて、所定のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索している。以下、その具体的な検索方法について、図4のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、データ検索装置7の制御手段11は、表示手段8に例えば図5(a)に示すようなキーワード入力画面16を表示させる。このキーワード入力画面16には、ユーザが作成しようとするグラフィックデザインに関する文言(キーワード)を入力する枠が設けられており、ユーザは操作手段9を操作して作成しようとするグラフィックデザインのイメージを現すキーワードを入力する。
次に、ステップS102で、評価値特定手段12は、予め内部記憶手段14に記憶されたテーブルを参照して、入力された各々のキーワードについて、1以上の特定の要素に対する評価値を特定する。具体的に説明すると、内部記憶手段14には、図8に示すように、各種キーワードと特定の要素に対する評価値とを対応付けるテーブルが記憶されており、例えば、”親しみ”というキーワードを入力した場合、実施形態で示したように、このキーワードには特定の要素の中の文字のジャンプ率が対応しており、文字のジャンプ率が高くなるに従って親しみやすいイメージになることから、文字のジャンプ率に対する評価値を高い値(例えば5段階で評価した場合は5)に設定する。
なお、このキーワードは少なくとも1つ入力されていればよいが、該当するテンプレートデータを絞り込むことができるように複数のキーワードを入力してもよい。例えば、”親しみ”、”柔らかい”、”賑やか”という3つのキーワードを入力した場合、各々のキーワードには特定の要素の中の文字のジャンプ率、グリッド拘束率、版面率が対応しており、文字のジャンプ率が高くなるに従って親しみやすいイメージ、グリッド拘束率が高くなるに従って堅いイメージ、版面率が高くなるに従って賑やかなイメージになることから、文字のジャンプ率及び版面率に対する評価値を高い値(同様に5段階で評価した場合は5)に、グリッド拘束率に対する評価値を低い値(同様に5段階で評価した場合は1)に設定する。
また、上記テーブルで規定されていないキーワードが入力される場合も考えられる。その場合の方法としては、例えば、”別のキーワードを入力してください”などのメッセージを表示してもよいし、入力可能なキーワードを列記した表などを予めユーザに提示しておき、その中から選択したキーワードを入力させるようにしてもよいし、グラフィックデザインに関する様々な文言と上記テーブルに規定されているキーワードとを対応付ける第2のテーブルを用意しておき、テーブルで規定されていないキーワードが入力された場合は、第2のテーブルを参照して該キーワードをテーブルに規定されたキーワードに変換し、その後、変換されたキーワードに対して特定の要素に対する評価値を特定してもよい。また、キーワード入力画面16に代えて、図5(b)に示すような、テーブルで規定されているキーワードを対比したキーワード選択画面17を表示させ、その中から所望のキーワードを選択させる構成としてもよい。
また、入力したキーワードが少ない場合に、該当するテンプレートデータの候補が多数検索されてしまう場合も考えられる。その場合には、ステップS101でキーワード入力画面16を表示させる前に、グラフィックデザインを表現する媒体を選択する画面を表示させ、後述するステップで入力したキーワードに該当するテンプレートデータを検索する際に、選択された媒体に対応するテンプレートデータのみを検索の対象とする構成としてもよい。このような構成にすれば、グラフィックデザインを表現しようとする媒体に適したテンプレートデータを効果的に検索することができる。
次に、ステップS103で、検索手段13は、記録媒体15に記録されたデータ群又は通信ネットワークを介して提供されたデータ群の中から、予め定められた順番(例えば、ファイル名順)でテンプレートデータを選択し、選択されたテンプレートデータのヘッダに予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。また、テンプレートデータのヘッダに評価値が記録されていない場合は、情報ファイルの記述を参照して、選択されたテンプレートデータに対応付けて予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。
そして、ステップS104で、検索手段13は、ステップS102で特定された評価値と、ステップS103で読み取った評価値とを比較し、ステップS105で、両者が一致又は近似しているかを判断し、一致又は近似している場合は、ステップS106で、そのテンプレートデータを候補として登録する。ここで、両者が一致するとは、例えば、特定された評価値が、親しみ(すなわち文字のジャンプ率)が5、柔らかい(すなわちグリッド拘束率)が1、賑やかさ(すなわち版面率)が5の場合に、読み取った評価値が同じ特定の要素に対して同じ値を有する場合であり、両者が近似するとは、一部の特定の要素の評価値が同じ値の場合や、複数の特定の要素の評価値が近い値(例えば、文字のジャンプ率及び版面率の評価値が4)の場合などである。
なお、上記説明では、ユーザがキーワードを入力又はキーワードを選択する場合の方法であり、この方法ではキーワードから特定の要素に対する評価値を特定する必要があるが、ユーザが特定の要素に対する評価値を直接入力することもできる。例えば、ステップS101で図5(a)に示すキーワード入力画面16又は図5(b)に示すキーワード選択画面17を表示する代わりに、図6に示すような、各々の特定の要素に対応付けられた項目の評価値が段階的に設定可能に表示された評価値入力画面18を表示し、1以上の項目に対してユーザにその評価値を入力させる構成とすることもできる。具体的に説明すると、図6中の情報量の選択は図版率に対応し、イメージの選択の中のAは文字のジャンプ率、Bは写真のジャンプ率、Cはグリッド拘束率、Dは版面率、Eは文字の大きさ、Fは文字の太さ、Gは文字の書体、Hは構成の3原則に対応しており、ユーザはグラフィックデザインのイメージに関連する項目についてその評価値を入力したり、該当する評価値を選択する。
そして、ステップS107で、検索手段13は、全てのテンプレートデータについて検索を行ったかを判断し、検索していないテンプレートデータがある場合は、ステップS108で、検索手段13は、次のテンプレートデータを選択し、選択されたテンプレートデータのヘッダに予め記録された特定の要素に対する評価値又は情報ファイルに予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取り、特定された評価値又は直接入力された評価値と、そのテンプレートデータの評価値とを比較して、一致又は近似すればそのテンプレートデータを候補として登録する。なお、候補とするテンプレートデータの数は特に限定されないが、候補となるテンプレートデータが少ない場合(例えば、2個以下)の場合は近似判断の基準を緩くして候補を増やしたり、候補となるテンプレートデータが多い場合(例えば、10個以上)の場合は近似判断の基準を厳しくして候補を減らすなどして、適切な数量のテンプレートデータが候補として登録されるようにすることもできる。
そして、全てのテンプレートデータに対しての検索が終了したら、ステップS109で、検索手段13は、表示手段8に例えば図7に示すような検索結果画面19を表示させ、候補として登録されたテンプレートデータを表示する。この検索結果画面19の構成は特に限定されず、候補として検索されたテンプレートデータを特定できる情報(例えばファイル名)が表示されていればよいが、検索されたテンプレートデータを記録媒体15から容易に読み取ることができるように、そのテンプレートデータが属するカテゴリーを特定する情報(カテゴリー名)も表示してもよい。また、検索結果画面18に表示されたテンプレートデータが検索条件に一致しているのか近似しているのかを明確にするために、一致しているテンプレートデータと近似しているテンプレートデータとを区別して表示したり、各々のテンプレートデータの評価値を表示してもよい。
そして、ステップS110で、ユーザは検索結果画面19に表示されたテンプレートデータを記録媒体15から読み取って表示させたり、記録媒体15と共に提供された印刷物を閲覧するなどして、その中からグラフィックデザインの作成に利用するテンプレートデータを選択して一連の処理を終了する。
このように、本実施例のデータ検索プログラム及びデータ検索装置並びにデータ検索方法によれば、グラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則や造形の基本原則を規定する特定の要素を用いて分類された複数のカテゴリーの各々に対して少なくとも1つのテンプレートデータを含むように構成されたデータ群を利用する場合に、ユーザが入力したキーワードに基づいて、1以上の特定の要素に対する評価値が特定され、テンプレートデータのヘッダ又は情報ファイルに予め記録された評価値と比較され、多数のテンプレートデータの中から、評価値が一致又は近似するテンプレートデータが検索されて提示されるため、所望の用途に適したグラフィックデザインを作成するためのテンプレートデータを簡単かつ確実に選別することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係るデータ検索装置及びデータ検索プログラム並びにデータ検索方法について、図16及び図17を参照して説明する。図16は、テンプレートデータを検索する手順を示すフローチャート図であり、図17は表示手段に表示される画面の一例を示す図である。
前記した第1の実施例では、キーワードを入力して、このキーワードに対応する特定の要素の評価値を特定し、この評価値に基づいてテンプレートデータを検索したが、テンプレートに写真を嵌め込む場合は、所望の枚数の写真を嵌め込むことができなければそのテンプレートデータを用いてグラフィックデザインを作成することができない。そこで、本実施例では、デザイン作成者がキーワードに加えて写真枚数を入力し、入力された枚数の写真を嵌め込むことができるテンプレートデータの中から、上記評価値に基づいてテンプレートデータを検索できるようにする。以下、データ検索の具体的な手順について、図16のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS201で、データ検索装置7の制御手段11は、表示手段8に例えば図17に示すような写真枚数入力画面22を表示させる。この写真枚数入力画面22には、デザイン作成者が作成しようとするグラフィックデザインに嵌め込む写真の枚数を入力する枠が設けられており、デザイン作成者は操作手段9を操作して写真枚数を入力する。続いて、第1の実施例と同様に、キーワード入力画面16を用いて、作成しようとするグラフィックデザインのイメージを現すキーワードを入力する。
次に、ステップS202で、第1の実施例と同様に、評価値特定手段12は、予め内部記憶手段14に記憶されたテーブルを参照して、入力された各々のキーワードについて、1以上の特定の要素に対する評価値を特定する。
次に、ステップS203で、検索手段13は、記録媒体15に記録されたデータ群又は通信ネットワークを介して提供されたデータ群の中から、予め定められた順番でテンプレートデータを選択し、選択されたテンプレートデータのヘッダに予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。また、テンプレートデータのヘッダに評価値が記録されていない場合は、情報ファイルの記述を参照して、選択されたテンプレートデータに対応付けて予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。
次に、ステップS204で、検索手段13は、ステップS201で入力された写真の枚数と選択されたテンプレートデータに基づくテンプレートに予め設けられた図版枠2の数量とを比較し、図版枠2の数量が写真の枚数よりも少ない場合は該テンプレートデータを利用できないと判断してステップS208にスキップする。
一方、図版枠2の数量が写真の枚数以上の場合(図版枠2の数量と写真の枚数とが等しい場合と、図版枠2の数量が写真の枚数よりも多い場合の双方を含む。)は、ステップS205で、検索手段13は、ステップS202で特定された評価値と、ステップS203で読み取った評価値とを比較し、ステップS206で、両者が一致又は近似しているかを判断し、一致又は近似している場合は、ステップS207で、そのテンプレートデータを候補として登録する。
次に、ステップS208で、検索手段13は、全てのテンプレートデータについて検索を行ったかを判断し、検索していないテンプレートデータがある場合は、ステップS209で、検索手段13は、次のテンプレートデータを選択して同様の処理を行う。
次に、全てのテンプレートデータに対しての検索が終了したら、ステップS210で、検索手段13は、表示手段8に例えば図7に示すような検索結果画面19を表示させ、候補として登録されたテンプレートデータを表示する。
そして、ステップS211で、ユーザは検索結果画面19に表示されたテンプレートデータを記録媒体15から読み取って表示させたり、記録媒体15と共に提供された印刷物を閲覧するなどして、その中からグラフィックデザインの作成に利用するテンプレートデータを選択して一連の処理を終了する。
このように、本実施例のデータ検索プログラム及びデータ検索装置並びにデータ検索方法によれば、ユーザが入力したキーワードに基づいて、1以上の特定の要素に対する評価値が特定され、ユーザが入力した枚数の写真を嵌め込むことができるテンプレートデータに対して、該テンプレートデータのヘッダ又は情報ファイルに予め記録された評価値と比較され、多数のテンプレートデータの中から、評価値が一致又は近似するテンプレートデータが検索されて提示されるため、所望の用途に適したグラフィックデザインを作成するためのテンプレートデータを簡単かつ確実に選別することができる。
なお、上記各実施例では、特定の要素に基づいて分類されたデータ群の中から、該特定の要素に対する評価値を用いて所望のテンプレートデータを検索する場合について説明したが、本発明が上記実施例に限定されるものではなく、各々のデータ又は情報ファイルに検索に利用可能な情報が記録されており、入力された情報と記録された情報とを対比することによって所望のデータを検索することができる任意の装置、プログラム、方法に適用することができる。
テンプレート及びグラフィックデザインの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置の主な機能を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置を用いたテンプレートデータの検索手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置の表示手段に表示される画面構成例(キーワード入力画面及びキーワード選択画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置の表示手段に表示される画面構成例(検索条件設定画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置の表示手段に表示される画面構成例(検索結果画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデータ検索装置に記憶されるテーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(視覚度)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(図版率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(文字のジャンプ率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(写真のジャンプ率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(グリッド拘束率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(版面率)を説明するための図である。 本発明の第2の実施例に係るデータ検索装置を用いたテンプレートデータの検索手順を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係るデータ検索装置の表示手段に表示される画面構成例(写真枚数入力画面)を示す図である。
符号の説明
1 テンプレート
2 図版枠
3 文字枠
4 グラフィックデザイン
5 図版情報
6 文字情報
7 データ検索装置
8 表示手段
9 操作手段
10 記録媒体装填手段
11 制御手段
12 評価値特定手段
13 検索手段
14 内部記憶装置
15 記録媒体
16 キーワード入力画面
17 キーワード選択画面
18 評価値入力画面
19 検索結果画面
20 グリッド
21 マージン
22 写真枚数入力画面

Claims (6)

  1. 図版情報を嵌め込む図版枠及び文字情報を嵌め込む文字枠を配置するためのレイアウト情報が少なくとも記録された複数のテンプレートデータの中から、所定のグラフィックデザインの作成に使用する1以上のテンプレートデータを検索するデータ検索装置であって、
    前記所定のグラフィックデザインに関する1以上のキーワードを入力させる手段と、
    入力された1以上の前記キーワードの各々について、予め記憶されたテーブルを参照して、グラフィックデザインを用途に対応付けて分類するために利用される、前記グラフィックデザインの特徴を示す1以上の特定の要素に対する評価値を特定する手段と、
    前記特定された評価値と、各々の前記テンプレートデータ又は情報ファイルに予め記録された1以上の前記特定の要素に対する評価値とを比較して、前記特定された評価値と一致又は近似する評価値を有する1又は複数のテンプレートデータを検索する手段と、
    検索された前記テンプレートデータを特定する情報を提示する手段と、を少なくとも備えることを特徴とするデータ検索装置。
  2. 前記入力させる手段では、前記キーワード又は前記評価値に加えて、前記所定のグラフィックデザインに嵌め込む写真の枚数を入力させ、
    前記検索する手段では、入力された前記写真の枚数以上の前記図版枠を備えるテンプレートデータに対して、前記評価値の比較を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ検索装置。
  3. 前記特定の要素は、文字に対する図版の視覚的な強さを規定する”視覚度”、紙面内の領域に対する図版の占有面積比率を規定する”図版度”、嵌め込まれた文字の大小差を規定する”文字のジャンプ率”、嵌め込まれた図版の大小差を規定する”写真のジャンプ率”、紙面内の領域に設けられたグリッド線に対する拘束度合いを規定する”グリッド拘束率”、紙面内の領域に対する文字及び図版を嵌め込む領域の面積比率を規定する”版面率”、文字の揃え位置を規定する”構成の3原型”、書体のタイプ、太さ、大きさ、字間、行間又は字詰めを規定する”書体のイメージ”の中から選択される1以上の要素を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ検索装置。
  4. 図版情報を嵌め込む図版枠及び文字情報を嵌め込む文字枠を配置するためのレイアウト情報が少なくとも記録された複数のテンプレートデータの中から、所定のグラフィックデザインの作成に使用する1以上のテンプレートデータを検索するデータ検索プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記所定のグラフィックデザインに関して入力された1以上のキーワードの各々について、予め記憶されたテーブルを参照して、グラフィックデザインを用途に対応付けて分類するために利用される、前記グラフィックデザインの特徴を示す1以上の特定の要素に対する評価値を特定する手段、
    前記特定された評価値と、各々の前記テンプレートデータ又は情報ファイルに予め記録された1以上の前記特定の要素に対する評価値とを比較して、前記特定された評価値と一致又は近似する評価値を有する1又は複数のテンプレートデータを検索する手段、として機能させることを特徴とするデータ検索プログラム。
  5. 前記検索する手段では、前記所定のグラフィックデザインに嵌め込む写真の枚数以上の前記図版枠を備えるテンプレートデータに対して、前記評価値の比較を行うことを特徴とする請求項4に記載のデータ検索プログラム。
  6. 前記特定の要素は、文字に対する図版の視覚的な強さを規定する”視覚度”、紙面内の領域に対する図版の占有面積比率を規定する”図版度”、嵌め込まれた文字の大小差を規定する”文字のジャンプ率”、嵌め込まれた図版の大小差を規定する”写真のジャンプ率”、紙面内の領域に設けられたグリッド線に対する拘束度合いを規定する”グリッド拘束率”、紙面内の領域に対する文字及び図版を嵌め込む領域の面積比率を規定する”版面率”、文字の揃え位置を規定する”構成の3原型”、書体のタイプ、太さ、大きさ、字間、行間又は字詰めを規定する”書体のイメージ”の中から選択される1以上の要素を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ検索プログラム。
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