JP4444178B2 - 光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置に関する。
光ヘッド装置は一般に、対物レンズを備えた対物レンズ駆動装置(アクチュエータ)と、対物レンズを介して光の送受を行う光学系とから構成され、光学系ブロックの取付台上に対物レンズ駆動装置を配置した構造となっている。
対物レンズ駆動装置は大別すると、対物レンズとフォーカスコイルとトラッキングコイルとが保持されたレンズホルダと、磁気回路を備えた固定部材とを有している。レンズホルダは複数の弾性支持部材で固定部材に片持ち梁式に支持されている。
図6は、対物レンズ59を保持した状態のレンズホルダ53の斜視図である。図6で上下方向に伸びる矢印は、フォーカスサーボによりレンズ保持部55が位置制御される際のフォーカス位置制御方向Fを示し、それにほぼ直交すると共に互いに直交する2つの矢印は、トラッキングサーボによりレンズ保持部55が位置制御される際のトラッキング位置制御方向(光記録媒体の半径(ラジアル)方向)Rと、光記録媒体のトラックの接線(タンジェンシャル)方向Tとを示している。なお、後述の図7に示す方向F、R、Tも同様である。
図6に示すように、レンズホルダ53は、レンズ外周囲が円筒状の対物レンズ59を保持するレンズ保持部55と、マグネットと組み合わせて磁気回路を構成するコイル(不図示)が枠状壁部に取り付けられた枠状部57とを有している。レンズ保持部55のほぼ中央には、対物レンズ59に光を入射させる中空円筒状の開口部(不図示)が開口されている。開口部の周囲には、対物レンズ59を固定配置するレンズ配置部63が形成されている。レンズ保持部55のレンズ配置部63側の外周囲側壁は対物レンズ59の載置方向に見ると、方向Tの一方に凸状に突出した台形状輪郭を有している。台形の上底部をなす側壁55aの両側から所定角度で末広がりに側壁55b、55cが形成されている。
レンズ保持部55の開口部の開口の中心軸は枠状部57の枠の中心軸から所定距離ずれて配置されている。レンズ保持部55両端から対向して延びる枠状部57の2つの側壁の外側には、不図示のコイルへの通電を兼ねる導電性ワイヤ(弾性支持部材)が接続される直方体形状のワイヤ接続部57aが形成されている。
回転する光記録媒体の情報記録面に対し対物レンズ59をフォーカシング(焦点位置合せ)したりトラッキング(トラック位置合せ)したりするために、レンズホルダ53の枠状部57に取り付けられたフォーカスコイルやトラッキングコイル(ともに不図示)に不図示の導電性ワイヤからフォーカスサーボ信号やトラッキングサーボ信号が供給される。これにより、枠状部57の枠内に配置された不図示のマグネットの磁界の影響を受けてコイルを所定方向に移動させる力が生じ、これを駆動力としてレンズホルダ53に固定された対物レンズ59が移動してフォーカシングやトラッキングが実現される。
極めて高速且つ高精度で対物レンズ59を所定位置に位置決めさせる必要があることから、フォーカスサーボ信号やトラッキングサーボ信号はステップ関数に近い時間波形となる。このため、これらサーボ信号にはDC(直流)から数十kHz(例えば50kHz以上)の広帯域の周波数成分が含まれる。従って、サーボ信号に基づいてレンズホルダ53に駆動力を与えることは、見方を変えればDCから数十kHzという広い周波数帯域でレンズホルダ53を加振していることになる。
一方、レンズホルダ53には、その形状や材質等に基づき複数の共振周波数が存在している。これらの共振周波数で加振されると、レンズホルダ53は各共振周波数に応じた固有の振動モードで振動する。図7は、レンズホルダ53におけるフォーカス位置制御方向Fの有害共振モードを模式的に示している。図7(a)及び図7(c)は、対物レンズ59の光軸を含んで方向Tに平行な仮想平面で切断したレンズホルダ53を1本の線で模式的に示し、図7(b)は、対物レンズ59の光軸を含んで方向Rに平行な仮想平面で切断したレンズ保持部55を1本の線で模式的に示している。図7(a)乃至図7(c)において、レンズホルダ53又はレンズ保持部55は、静止状態を一点鎖線で示し、振動モードでの最大及び最小振幅をそれぞれ実線及び破線で示している。
例えば、図6に示す構造のレンズホルダ53では、20kHz、40kHz及び50kHz近傍に高次(2次、3次、4次)の共振周波数fr2、fr3、fr4が存在している。2次共振周波数fr2でレンズホルダ53を加振すると、レンズホルダ53は図7(a)に示すように、方向Tと方向Fを含む平面内で方向Fに変位し、レンズホルダ53のほぼ中央部に振動の腹が生じ、レンズホルダ53の両端部よりわずかに内側に振動の節が生じるベンディングモードで振動する。また、3次共振周波数fr3でレンズホルダ53を加振すると、レンズホルダ53は図7(b)に示すように、方向Rと方向Fを含む平面内で方向Fに変位し、レンズホルダ53のほぼ中央部に振動の節が生じ、レンズホルダ53の両端部が逆位相で振動の腹となる方向Tの軸周りのねじれ振動が生じる。さらに、4次共振周波数fr4でレンズホルダ53を加振すると、レンズホルダ53は図7(c)に示すように、図左端のレンズ保持部55が方向Tと方向Fを含む平面内で方向Fに変位し、レンズ保持部55のほぼ中央部に振動の節が生じ、レンズ保持部55の先端部に振動の腹が生じる首振り振動が生じる。なお、1次共振は、ワイヤサスペンションの共振であり、レンズホルダ53の剛性とは無関係である。
図8は、レンズホルダ53の振動伝達特性を示すボード線図である。横軸は周波数(kHz)を対数表示し、縦軸は伝達関数の振幅をデシベル(dB)表示している。図8の曲線は、レンズホルダ53に保持された対物レンズ59の光記録媒体側の最凸部からわずかに離れた位置で計測した伝達特性を示している。図8に示す伝達特性からレンズホルダ53には、共振周波数fr2=20、fr3=40、fr4=50kHzで固有の振動モードによる振動が生じることが分かる。
対物レンズ59は、レンズ保持部55で保持されているので、上述の振動モードで一緒に振動してしまう。このため、当該振動モードによる対物レンズ59の振動が外乱(ノイズ)となってフォーカスサーボ系(システム)やトラッキングサーボ系が不安定になってしまい、最終的には系に発振が生じてしまう危険性が高まる。発振が生じてしまうと最早フォーカシング制御やトラッキング制御は不能になるため、光記録媒体の情報記録面に形成されたトラックに対して光ヘッド装置からのレーザビームのスポットを最適焦点位置で追従させることができなくなってしまう。また、発振を抑えようとするとシステム・ゲインを十分に上げることができなくなるため、対物レンズ59を高速で高精度に位置決めできなくなるという問題が生じる。
これを改善するため、特許文献1には、回転中心に対して回転及び上下移動可能な対物レンズホルダを有する光ピックアップの対物レンズ駆動装置において、上記対物レンズホルダに対物レンズを載置し、上記対物レンズの取付位置と反対側の上記対物レンズホルダの最外周面に、上記対物レンズホルダの重量バランスをとるためのバランサーを、その取付面が上記対物レンズの制御駆動による上記対物レンズホルダの振動共振方向と平行となるように粘着性を有する粘着材を介して取付け、該粘着材の歪みにより振動エネルギーを吸収させるようにした光ピックアップの対物レンズ駆動装置が開示されている。
特許文献2には、図6に示す構造と同様の複数の弾性支持部材で固定部材に片持ち式に支持されるレンズホルダの防振技術が開示されている。すなわち、特許文献2のレンズホルダは、駆動コイルを保持するコイル保持部からレンズ保持部が突出している。また、レンズ保持部を略リング状にすることにより、フォーカシング方向の振動に集約させ、それを第1の振動吸収部材で抑制している。また、レンズ保持部からリブを削除することにより、振動をトラッキング方向の振動に集約し、それを第2の振動吸収部材で抑制している。つまり、図6に示すレンズホルダ53のレンズ保持部55の側壁55aに相当する位置に第1の振動吸収部材を配置し、レンズ保持部55の枠状部57との2つの付け根部分に第2の振動吸収部材を配置している。
特許第2598530号公報 特開2004−127415号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、回転中心に対して回転及び上下移動可能な対物レンズホルダを前提としており、図6に示すような複数の弾性支持部材で固定部材に片持ち式に支持されるレンズホルダには適用できない。
また、特許文献2の図1に示す構成では、フォーカス位置制御方向Fの振動成分を1つの振動吸収部材で減衰させる構成であるため方向Tの軸周りのねじれ振動を抑制することが困難である。また、同図4に示す構成ではねじれ振動を抑制可能かもしれないが、振動吸収部材を少なくとも3箇所に設ける必要があり、製造工数が煩雑でコスト高になってしまうという問題を有している。また、各振動吸収部材を取り付ける十分なスペースが必要となり装置が大型化してしまうという問題も有している。
さらに、特許文献1及び2のいずれの構成も、2次、3次及び4次の共振周波数に基づく有害な振動モード全てに対して同時に減衰効果を生じさせることは困難である。
本発明の目的は、高次(2次以上)の共振周波数で生じる機械的振動の影響を除去できる光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置を提供することにある。
上記目的は、対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを移動可能に片持ち梁式に支持するワイヤと、前記対物レンズの光軸を含んで前記ワイヤの延伸方向に平行な仮想平面に対し、当該平面の両面側に位置する前記レンズホルダの両側壁にそれぞれ取り付けられた一対のダンピング系とを有することを特徴とする光ヘッド装置によって達成される。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記ダンピング系は、前記レンズホルダの前記光軸方向の振動振幅を減衰させることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記レンズホルダの2次共振周波数以上の周波数帯域で、前記ダンピング系の振動の位相は、前記レンズホルダの振動の位相に対して180°反転していることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記ダンピング系の共振周波数は、前記レンズホルダの前記2次共振周波数より低いことを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記両側壁が互いに逆位相で振動する振動モードにおいて、前記一対のダンピング系は、取り付けられた前記側壁の振動の位相と逆位相で振動することを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記ダンピング系は、錘と、前記レンズホルダの前記光軸方向の振動を前記錘に伝達すると共に前記光軸方向の前記錘の振動を減衰させる粘性減衰特性を備え、前記錘を前記側壁に接着する粘弾性接着剤とを有することを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記錘は、薄板形状を有し、前記粘弾性接着剤は、前記薄板形状の一表面と前記側壁とを面状に接続していることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記レンズホルダは、前記対物レンズの光軸からずれた枠構造を備えた枠状部をさらに有することを特徴とする。
上記本発明の光ヘッド装置であって、前記レンズホルダは、前記枠状部と反対側に突出して前記仮想平面に対してほぼ対称な台形状輪郭を有し、前記一対のダンピング系は、前記台形の上底部をなす上底部側壁両側から所定角度で末広がりに延びる第1及び第2の側壁にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする。
また、上記目的は、上記本発明の光ヘッド装置を有することを特徴とする光記録再生装置によって達成される。
本発明によれば、高次(2次以上)の共振周波数で生じる機械的振動の影響を除去できる光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置が実現できる。
本発明の一実施の形態による光ヘッド装置及びそれを用いた光記録再生装置について図1乃至図5を用いて説明する。まず、本実施の形態による光ヘッド装置の概略の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態による光ヘッド装置の対物レンズ駆動装置1の構成を示す斜視図である。図1で上下方向に伸びる矢印は、フォーカスサーボによりレンズ保持部5が位置制御される際のフォーカス位置制御方向Fを示し、それにほぼ直交すると共に互いに直交する2つの矢印は、トラッキングサーボによりレンズ保持部5が位置制御される際のトラッキング位置制御方向(光記録媒体の半径(ラジアル)方向)Rと、光記録媒体のトラックの接線(タンジェンシャル)方向Tとを示している。
図1に示すように、不図示の光記録媒体の情報記録面と対面し、光ビームを集束させて光記録媒体の情報記録面に照射して、情報を記録あるいは再生するための対物レンズ9が、レンズホルダ3に保持されている。レンズホルダ3は樹脂材料で形成されている。樹脂材料としては、例えば液晶ポリマを用いることができる。所望の成形性及び剛性が得られるならば各種エンジニアリングプラスチックを当該樹脂材料として使用可能である。
レンズホルダ3は、レンズ外周囲が円筒状の対物レンズ9を保持するレンズ保持部5と、レンズ保持部5側壁とで中空ロ字状の枠体を構成する枠状部7とを有している。レンズ保持部5のほぼ中央には、対物レンズ9を固定配置するレンズ配置部13が形成されている。レンズ配置部13の外周囲の一部には、他より突出して対向する壁状のレンズ保持側壁部18が形成されている。対向する2つのレンズ保持側壁部18の内壁は対物レンズ9が容易に収まるように対物レンズ9の円筒状外周囲側壁と所定間隙を介してそれに倣う形状に形成されている。対物レンズ9は、例えば、光又は熱で硬化する樹脂製の接着剤11をレンズ配置部13及び対物レンズ9の側壁に亘って塗布(滴下)固着することによりレンズホルダ3に固定されている。レンズ保持部5のほぼ中央には対物レンズ9に光を入射させる例えば中空円筒状の開口部(不図示)が開口されている。レンズ保持部5のレンズ配置部13側の外周囲側壁は対物レンズ9の載置方向に見ると、枠状部7と反対側の方向Tの一方に凸状に突出した台形状輪郭を有している。当該台形状輪郭は、対物レンズ9の光軸を含んで方向Tに平行な仮想平面に対してほぼ対称になっている。台形の上底部をなす側壁5aの両側から所定角度で末広がりに側壁(第1及び第2の側壁)5b、5cが形成されている。
対物レンズ9の光軸を含んで方向Tに平行な仮想平面に対し、当該平面の両面側に位置する両側壁5b、5cには、ダンピング系30、31がそれぞれ取り付けられている。ダンピング系30、31は対物レンズ9の近傍に配置されている。ダンピング系30は、金属性薄板形状の錘30aと、錘30aを側壁5bに接着する粘弾性接着剤30bとを有している。粘弾性接着剤30bはレンズホルダ3の対物レンズ9の光軸方向の振動を錘30aに伝達すると共に当該光軸方向の錘30aの振動を減衰させる粘性減衰特性を備えている。粘弾性接着剤30bは、錘30aの薄板形状の一表面と側壁5bとを面状に接続している。ダンピング系31は、金属性薄板形状の錘31aと、錘31aを側壁5cに接着する粘弾性接着剤31bとを有している。粘弾性接着剤31bはレンズホルダ3の対物レンズ9の光軸方向の振動を錘31aに伝達すると共に当該光軸方向の錘31aの振動を減衰させる粘性減衰特性を備えている。粘弾性接着剤31bは、錘31aの薄板形状の一表面と側壁5cとを面状に接続している。
レンズ保持部5に固定された対物レンズ9の光軸は枠状部7の枠の中心軸から所定距離ずれて配置されている。枠状部7の枠内壁には、コイル部の一部が枠壁に沿って巻回されたフォーカスコイル23と、フォーカスコイル23の中心軸に直交する方向に中心軸が形成されるようにコイル部が巻回されたトラッキングコイル25とが固着されている。レンズホルダ3の図中下側に配置されたベースヨーク17には、所定間隙で対向する2つの磁石(マグネット)27が突出して配置されている。一方の磁石27はフォーカスコイル23の内周側に配置され、他方の磁石27はトラッキングコイル25とレンズ保持部5との間に配置さている。2つの磁石27に跨って、例えば下側が開口したコ字状断面のトップヨーク29が配置されている。トップヨーク29及びベースヨーク17により磁石27で生じた磁束が磁路から漏洩するのを抑制している。2つの磁石とトップヨーク29とベースヨーク17とにより磁気回路が構成されている。
レンズ保持部5両端から対向して延びる枠状部7の2つの側壁の外側には、コイルへの通電を兼ねる複数(本例では両側2本ずつ)の導電性ワイヤ(弾性支持部材)15がそれぞれ接続されるほぼ直方体形状の複数のワイヤ接続部7aが形成されている。フォーカスコイル23及びトラッキングコイル25にサーボ信号(電流)を供給するため、両コイル23、25のそれぞれの端部はワイヤ接続部7aに絡げられ、ワイヤ15の一端と、例えば半田付けされて接続固定されている。ワイヤ15の他端は、ダンパケース19に、例えば半田付けされて固定されている。これにより、レンズホルダ3は、ヨークベース17、トップヨーク29、磁石27、ダンパケース19及びダンパケース19に固定された基板21で構成される固定部に対して移動可能に片持ち梁式に支持されている。
2つの磁石27の対向面がトラッキング位置制御方向Rに平行になるように対物レンズ駆動装置1を備えた光ヘッド装置を配置して、枠状部7内のフォーカスコイル23及びトラッキングコイル25に通電すれば、フレミングの左手の法則に基づいて、2つの磁石27に挟まれたフォーカスコイル23のコイル部にフォーカス位置制御方向Fに移動する駆動力が発生し、2つの磁石27に挟まれたトラッキングコイル27のコイル部にトラッキング位置制御方向Rに移動する駆動力が発生する。これにより、対物レンズ9を光記録媒体の情報記録面にほぼ垂直な方向に移動させて焦点位置を調整し、対物レンズ9を光記録媒体の半径方向Rに移動させてトラック位置を調整することができる。
図2は、レンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動モデルを示している。レンズホルダ3は、質量Mhの質点が固定端からばね定数Khと粘性係数Chとで接続された1自由度の振動系Rhで表されている。ダンピング系30、31は、錘30a、31aと等価の質量Mdの質点がレンズホルダ3の側壁5b、5cから粘弾性接着剤30b、31bのばね定数Khと粘性係数Chとで接続された1自由度の振動系Rdで表されている。2次共振、3次共振、あるいは4次共振での各振動モードは、それぞれ図2に示す振動モデルで表すことができる。
損失エネルギー(エネルギーの減衰)は、粘性係数に速度(dx/dt)を乗じて求められるので、振動系Rhと振動系Rdとの速度差が大きいほど振動系Rdによるダンピング効果が大きくなる。そこで、振動系Rhの2次共振周波数より低い周波数で、振動系Rdの振動の位相が振動系Rhの振動の位相に対して180°反転しているようにすればよい。このような振動系Rdを用いることにより、振動系Rhの高次共振周波数に対して最大効率で振動振幅の減衰効果を得ることができる。所定の周波数以上の周波数帯域において、振動系Rdの振動の位相を振動系Rhの振動の位相に対して180°反転させることにより、振動系Rhの高次共振周波数の全ての振動モードに対し振動振幅の減衰効果を得ることができる。
次に、ダンピング系30、31の具体的な構成について図3を用いて説明する。ダンピング系30と31とは同一構成であるのでダンピング系30を例にとって説明する。図3は、ダンピング系30の寸法を示している。図3(a)は、錘30aの一表面をその法線方向に見たダンピング系30を示し、図3(b)は、ダンピング系30の一側面を示している。粘弾性接着剤30bと錘30aとは貼り合わされて1つのダンピング系30を構成しており、ダンピング系30自身の共振周波数が、レンズホルダ3の共振周波数より低くなるように(例えば、約半分)に設定されている。
ダンピング系30が側壁5bを固定端とする片持ち梁であると考えると、梁断面はダンパ縦幅h(m)、ダンパ横幅b(m)の長方形で、ダンパ腕長さをl(m)とすると、ダンピング系30の共振周波数frdは、式(1)のように表すことができる。
frd=(1/2π)√(K/m)
=(1/4π)√(Ebh/ml) ・・・(1)
式(1)において、Kは粘弾性接着剤30bのばね定数を示し、Eは粘弾性接着剤30bのヤング率を示し、mは錘30aの質量を示している。粘弾性接着剤30bのばね定数Kは、式(2)のように表すことができる。
K=3EI/l ・・・(2)
式(2)において、Iは粘弾性接着剤30bの断面2次モーメントを示しており、式(3)のように表すことできる。
I=bh/12 ・・・(3)
例えば、レンズホルダ3の2次共振周波数fr2を20kHzとすると、ダンピング系30a、30bの共振周波数は、10kHzに合わせることが望ましい。なぜなら、ダンピング系30a、30bの共振周波数が10kHzであると、そのピークで位相が90°反転し、20kHzでは位相が完全に180°反転するためである。ここで、ダンピング系30、31の共振周波数frdを10kHzとするためには、b=0.002(m)、h=0.002(m)、l=0.0006(m)、m=0.00001392(kg)、E=3250000(Pa)とし、錘30aの厚さをtpを0.0004(m)、錘30aの比重を8.7とし、粘弾性接着剤30bの厚さtvを0.0004(m)とする。上記各パラメータを式(1)乃至式(3)に代入すると、ダンピング系30aの共振周波数は、frd=10465.1466(Hz)になる。
図4は、レンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動伝達特性を示すボード線図の一例である。図4(a)は、レンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動振幅の伝達特性を示し、横軸は周波数(kHz)を対数表示し、縦軸は伝達関数の振幅をデシベル(dB)表示している。図4(b)は、レンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動の位相の周波数特性を示し、横軸は周波数(kHz)を対数表示し、縦軸は位相(°)を表示している。図4(a)及び図4(b)の実線の曲線Hは、レンズホルダ3に保持された対物レンズ9の光記録媒体側の最凸部からわずかに離れた位置で計測した伝達特性を示している。破線の曲線Dは、ダンピング系30、31の錘30a、30bの光記録媒体側の側壁で計測した伝達特性を示している。図4(a)の曲線Hに重ねて示す一点鎖線の曲線H’は、従来のレンズホルダ53の伝達特性である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、レンズホルダ3の振動周波数が7kHz以下程度であると、ダンピング系30、31はレンズホルダ3の振動に追従して振動するので、ダンピング系30、31とレンズホルダ3との振動の位相差はほぼ0である。レンズホルダ3の振動周波数が7kHzを超えると、ダンピング系30、31はレンズホルダ3の振動に追従しなくなって、ダンピング系30、31とレンズホルダ3との振動の位相に差が生じ始める。ダンピング系30、31は約10kHzで共振するように形成されているので、レンズホルダ3の振動周波数が10kHzになると共振して振幅が大きくなる。また、ダンピング系30、31の位相は共振周波数frd=10kHzで初期の位相に対して90°反転する。
レンズホルダ3の振動周波数が15kHz程度になると、ダンピング系30、31の位相は初期の位相に対して180°反転している。レンズホルダ3の振動周波数が2次共振周波数fr2=20kHzに近付くと、レンズホルダ3の位相は初期の位相からずれ始めて、20kHzで90°反転する。一方、ダンピング系30、31はレンズホルダ3との180°の位相差を維持したまま位相が反転する。図4(b)に示すように、2次共振周波数fr2=20kHzにおいて、レンズホルダ3とダンピング系30、31との位相差は180°になる。レンズホルダ3の振動とダンピング系30、31の振動とは相対的な関係にあり、レンズホルダ3が、外部入力に対してどのような位相で運動しても、レンズホルダ3とダンピング系30、31の位相関係は変わらない。このため、レンズホルダ3とダンピング系30、31との相対速度は最大となり、ダンピング系30、31はレンズホルダ3の振動に対して最大効率で振動振幅を減衰させることができるようになる。これにより、図4(a)に示すように、本実施の形態の光ヘッド装置に備えられた対物レンズ駆動装置1は、従来の対物レンズ駆動装置と比較して2次共振周波数fr2=20kHzにおいて生じる共振による振動を十分に低減することができる。
ダンピング系30、31は、3次共振周波数fr3=40kHzにおいてもレンズホルダ3に対して2次共振周波数fr2のときと同様に作用して、図4(a)に示すように、共振による振動を十分に低減することができる。図7(b)に示すように、3次共振周波数fr3での振動モードは、レンズ保持部5で方向Tの軸周りのねじれ振動である。このため、レンズホルダ3の側壁5b、5cは3次共振周波数fr3では逆位相で振動する。ダンピング系30、31は初期の位相から180°反転する周波数以上の周波数帯域では、レンズホルダ3の振動の位相に対して常に180°位相反転するので、ダンピング系30、31は取り付けられた側壁5b、5cの振動の位相と逆位相で振動する。これにより、ダンピング系30、31は方向Tの軸周りのねじれ振動に対しても最大効率で共振振動振幅を十分に低減することができる。
また、ダンピング系30、31は、4次共振周波数fr4=50kHzにおいてもレンズホルダ3に対して2次共振周波数fr2のときと同様に作用して、図4(a)に示すように、従来の対物レンズ駆動装置と比較して共振による振動を十分に低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、一対のダンピング系30、31をレンズホルダ3の対物レンズ9側の側壁5b、5cに配置し、ダンピング系30、31の共振周波数をレンズホルダ3の2次共振周波数fr2のほぼ半分程度に設定することにより、2次共振及びさらに高次(3次、4次)共振での振動振幅のピークを低減することができ、2次以上の共振周波数で生じる機械的振動の影響を十分除去できるようになる。また、一対のダンピング系30、31は、ベンディングモードの振動(2次共振)と、レンズホルダ3がタンジェンシャル方向に移動する際に生じるレンズ保持部5のねじれ振動(3次共振)と、レンズホルダ3がフォーカス位置制御方向Fに移動する際に生じるレンズ保持部5の首振り振動(4次共振)とを低減できるように形成されて配置されている。このように、対物レンズ駆動装置1は1種類のダンピング系で全ての振動モードの振動を吸収することができるので、光ヘッド装置のスペース効率が格段に向上する。
次に、本実施の形態による光記録再生装置について説明する。光記録再生装置は、例えば円板状の光記録媒体の円周方向に沿って形成され且つ光記録媒体の半径方向に複数形成されたトラックの所定領域に情報を記録し、又は当該トラックの所定領域に記録された情報を再生する光ヘッド装置を備えている。光ヘッド装置には、光記録媒体に対して情報を記録するだけに用いられる記録専用型と、情報を再生するだけに用いられる再生専用型、及び記録再生の双方に使用可能な記録再生型とがある。従って、これらを搭載した装置はそれぞれ光記録装置、光再生装置、光記録再生装置となるが、本願では、それら全てを包含して光記録再生装置と総称する。
図5は、本実施の形態による光ヘッド装置160を搭載した光記録再生装置150の概略構成を示している。光記録再生装置150は、図5に示すように光記録媒体161を回転させるためのスピンドルモータ152と、光記録媒体161にレーザビームを照射するとともにその反射光を受光する光ヘッド装置160と、スピンドルモータ152及び光ヘッド装置160の動作を制御するコントローラ154と、光ヘッド装置160にレーザ駆動信号を供給するレーザ駆動回路155と、光ヘッド装置160にレンズ駆動信号を供給するレンズ駆動回路156とを備えている。
コントローラ154にはフォーカスサーボ追従回路157、トラッキングサーボ追従回路158及びレーザコントロール回路159が含まれている。フォーカスサーボ追従回路157が作動すると、回転している光記録媒体161の情報記録面にフォーカスがかかった状態となり、トラッキングサーボ追従回路158が作動すると、光記録媒体161の偏芯している信号トラックに対して、レーザビームのスポットが自動追従状態となる。フォーカスサーボ追従回路157及びトラッキングサーボ追従回路158には、フォーカスゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能及びトラッキングゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能がそれぞれ備えられている。また、レーザコントロール回路159は、レーザ駆動回路155により供給されるレーザ駆動信号を生成する回路であり、光記録媒体161に記録されている記録条件設定情報に基づいて、適切なレーザ駆動信号の生成を行う。
これらフォーカスサーボ追従回路157、トラッキングサーボ追従回路158及びレーザコントロール回路159については、コントローラ154内に組み込まれた回路である必要はなく、コントローラ154と別個の部品であっても構わない。さらに、これらは物理的な回路である必要はなく、コントローラ154内で実行されるソフトウェアであっても構わない。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、対物レンズ9の光軸と、枠状部7の中心とがずれている、いわゆるレンズオフセット型のレンズホルダ3を例にとって説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、対物レンズがレンズホルダのほぼ中心に配置される、いわゆるレンズセンタ型のレンズホルダにも本発明は適用可能である。
本発明の一実施の形態による光ヘッド装置に備えられた対物レンズ駆動装置1の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による光ヘッド装置に備えられたレンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動モデルを示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による光ヘッド装置に備えられたダンピング系30の寸法を示す図である。 本発明の一実施の形態による光ヘッド装置に備えられたレンズホルダ3及びダンピング系30、31の振動伝達特性を示すボード線図である。 本発明の一実施の形態による光記録再生装置150の概略構成を示す図である。 従来のレンズホルダ53の概略構成を示す斜視図である。 従来のレンズホルダ53におけるフォーカス位置制御方向Fの有害共振モードを模式的に示す図である。 従来のレンズホルダ3の振動伝達特性を示すボード線図である。
符号の説明
1 対物レンズ駆動装置
3、53 レンズホルダ
5、55 レンズ保持部
7、57 枠状部
7a、57a ワイヤ接続部
9、59 対物レンズ
11 樹脂
13、63 レンズ配置部
15 ワイヤ
17 ベースヨーク
18 レンズ保持側壁部
19 ダンパケース
21 基板
23 フォーカスコイル
25 トラッキングコイル
27 磁石
29 トップヨーク
30、31 ダンピング系
30a、31a 錘
30b、31b 粘弾性接着剤
150 光記録再生装置
152 スピンドルモータ
154 コントローラ
155 レーザ駆動回路
156 レンズ駆動回路
157 フォーカスサーボ追従回路
158 トラッキングサーボ追従回路
159 レーザコントロール回路
160 光ヘッド装置
161 光記録媒体

Claims (8)

  1. 対物レンズを保持するレンズホルダと、
    前記レンズホルダを移動可能に片持ち梁式に支持するワイヤと、
    前記対物レンズの光軸を含んで前記ワイヤの延伸方向に平行な仮想平面に対し、当該平面の両面側に位置する前記レンズホルダの両側壁にそれぞれ取り付けられた一対のダンピング系と
    を有する光ヘッド装置であって、
    前記レンズホルダは、前記対物レンズの光軸からずれた枠構造を備えた枠状部と、前記枠状部と反対側に突出して前記仮想平面に対してほぼ対称な台形状輪郭とを有し、
    前記一対のダンピング系は、前記台形の上底部をなす上底部側壁両側から所定角度で末広がりに延びる第1及び第2の側壁にそれぞれ取り付けられていること
    を特徴とする光ヘッド装置。
  2. 請求項1記載の光ヘッド装置であって、
    前記ダンピング系は、
    前記レンズホルダの前記光軸方向の振動振幅を減衰させること
    を特徴とする光ヘッド装置。
  3. 請求項2記載の光ヘッド装置であって、
    前記レンズホルダの2次共振周波数以上の周波数帯域で、前記ダンピング系の振動の位相は、前記レンズホルダの振動の位相に対して180°反転していること
    を特徴とする光ヘッド装置。
  4. 請求項3記載の光ヘッド装置であって、
    前記ダンピング系の共振周波数は、前記レンズホルダの前記2次共振周波数より低いこと
    を特徴とする光ヘッド装置。
  5. 請求項4記載の光ヘッド装置であって、
    前記両側壁が互いに逆位相で振動する振動モードにおいて、前記一対のダンピング系は、取り付けられた前記側壁の振動の位相と逆位相で振動すること
    を特徴とする光ヘッド装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光ヘッド装置であって、
    前記ダンピング系は、
    錘と、
    前記レンズホルダの前記光軸方向の振動を前記錘に伝達すると共に前記光軸方向の前記錘の振動を減衰させる粘性減衰特性を備え、前記錘を前記側壁に接着する粘弾性接着剤と
    を有することを特徴とする光ヘッド装置。
  7. 請求項6記載の光ヘッド装置であって、
    前記錘は、薄板形状を有し、
    前記粘弾性接着剤は、前記薄板形状の一表面と前記側壁とを面状に接続していること
    を特徴とする光ヘッド装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の光ヘッド装置を有することを特徴とする光記録再生装置。
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