JP4442694B2 - 部品実装装置、振動制御装置及び振動制御方法 - Google Patents

部品実装装置、振動制御装置及び振動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板等に部品を実装する部品実装装置、これに適用される振動制御装置及び振動制御方法に関する。
従来から、電子部品を基板上に実装する実装装置は、電子部品を保持し、水平移動するヘッドを備えている。ヘッドには、例えば電子部品を真空吸着するノズルが取り付けられ、ノズルが上下に移動することで、ノズルが基板に離接して電子部品を基板上に実装する(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の実装装置では、ヘッド(17)を移動可能に支持する、梁(15)及びヘッド搭載桁(16)等で構成されるフレームは、ヘッド(17)の移動により振動する。ヘッド(17)が電子部品を基板(19)に実装している途中でも、フレームの振動が残っていると、基板に対する実装の位置精度が悪化する。そこで、高剛性のフレームが設計されたり、ヘッド(17)の移動速度ができるだけ遅く設定されたりすることで、フレームの振動が残らないように工夫されている。しかしながら、ヘッド(17)の移動速度が遅い場合、実装装置のスループットを向上させることが難しくなる。
一方、独立して駆動される2つのヘッドを備えた実装装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−150638号公報(段落[0032]、図1〜3) 特許3494153号公報(段落[0033]、図1〜4)
しかしながら、上記2つのヘッドは独立して駆動される場合、1つのヘッドが基板上に電子部品が実装しているときに、他方のヘッドが移動することで、フレームに振動が発生してしまう。したがって、このような問題を解決するために、例えば、フレームを支持するベース部(2)等の振動を検出し、その振動に対して逆方向の振動をベース部(2)に与えることで振動を制御(アクティブ制御)するシステムが備えられている。
しかし、その場合にもヘッドが動くときフレームは振動するので、ヘッドへの振動を完全には消しきれない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、フレーム等の構造体が振動してもヘッド等の移動体を高精度に位置合わせすることができる部品実装装置、これに適用される振動制御装置及び振動制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る部品実装装置は、部品を基板に実装する部品実装装置であって、前記部品を保持するヘッドと、前記ヘッドを移動させる駆動機構とを有する駆動ユニットと、前記駆動ユニットを搭載したフレーム構造体と、前記フレーム構造体の振動を検出し、前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報である第1の変位情報を出力する第1の出力手段と、前記第1の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記ヘッドの位置を補償する補償手段とを具備する。
本発明では、フレーム構造体が振動しても、フレーム構造体の振動によるその変位情報に基きヘッドの位置が補償される。したがって、ヘッドの絶対的な移動位置が確保され、基板に対する高精度なヘッドの位置合わせが可能となる。
部品実装装置は、前記フレーム構造体を支持するベース部と、前記ベース部の振動を検出し、前記検出された振動による前記ベース部の変位情報である第2の変位情報を出力する第2の出力手段とをさらに具備し、前記補償手段は、前記第1の変位情報及び前記第2の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記ヘッドの位置を補償する。本発明によれば、ベース部が振動したとしても、ヘッドの絶対的な移動位置が確保される。
例えば、前記補償手段は、前記ヘッドの位置情報について、前記第1の変位情報分オフセットされるように前記駆動機構を駆動させる。あるいは、前記補償手段は、前記ヘッドの位置情報について、前記第1の変位情報及び前記第2の変位情報分オフセットされるように前記駆動機構を駆動させる。
前記駆動ユニットは、複数の前記ヘッドを有し、前記駆動機構は、前記複数のヘッドをそれぞれ独立して移動させ、前記補償手段は、前記第1の変位情報に基き、前記駆動機構によりそれぞれ移動する前記ヘッドの位置を補償する。このように、ヘッドが複数設けられており、第1のヘッドが基板に部品を実装している途中に、第2のヘッドが移動してフレーム構造体が振動しても、ヘッドの絶対的な移動位置が確保される。
前記第1の出力手段は、前記フレーム構造体の振動の加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度値の積分演算により前記第1の変位情報を生成する生成手段と、前記加速度センサにより検出される加速度値が閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記加速度値が前記閾値以下である場合、前記第1の変位情報をゼロリセットするリセット手段とを有する。これにより、検出された加速度値の積分演算により第1の変位情報が生成される場合、積分の累積誤差の発生を抑制することができる。
本発明に係る振動制御装置は、移動体と、前記移動体を移動させる駆動機構とを支持するフレーム構造体の振動により発生する、前記移動体の振動を制御する振動制御装置であって、前記フレーム構造体の振動を検出し、前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報を出力する出力手段と、前記フレーム構造体の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記移動体の位置を補償する補償手段とを具備する。
本発明に係る振動制御方法は、移動体と、前記移動体を移動させる駆動機構とを支持するフレーム構造体の振動を検出し、前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報を出力し、前記フレーム構造体の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記移動体の位置を補償する。
以上のように、本発明によれば、フレーム等の構造体が振動してもヘッド等の移動体を高精度に位置合わせすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る部品実装装置を示す正面図である。図2は、部品実装装置1の一部を破断した平面図である。図3は、その部品実装装置1を示す側面図である。
部品実装装置1は、ほぼ中央に設けられ回路基板9が配置される基板配置部40と、基板配置部40の例えば両側に設けられ、部品供給装置14が配置される配置部60とを備える。
部品実装装置1は、ベース部2と、ベース部2に支持されたフレーム構造体20とを備えている。フレーム構造体20は、ベース部2上に立設された複数の支柱4、及び、例えば2本の支柱4の間に架け渡された梁5を含む。支柱4は例えば4本設けられ、梁5は例えば2本設けられている。以降の説明では、梁5が延びる方向をX軸方向、水平面内でX軸に直交する方向をY軸方向、鉛直方向をZ軸方向という場合もある。
フレーム構造体20には、部品供給装置14から電子部品13を保持するヘッド35(移動体)と、ヘッド35を移動させる駆動機構30とを含む駆動ユニットが搭載されている。ヘッド35と、駆動機構30に含まれる下記の移動部材6等は、それぞれ複数設けられ、例えば2つずつ設けられている。2つのヘッド35の構成は同様であるので、以下のヘッド35等の構成の説明では、特に2つのヘッド35に着目する記載がない限り、1つのヘッド35について説明する。
駆動機構30は、典型的には、Y軸方向に延設されX軸方向に移動可能な移動部材6と、移動部材6の両端部の上面に固定された被ガイド体12と、梁5の下面にX軸方向に延設され、被ガイド体12の移動をガイドするガイドレール11とを有する。ガイドレール11は、2つのヘッド35(及び2つの移動部材6)に共通のものである。しかし、1つのヘッド35(及び1つの移動部材6)ごとにガイドレール11が備えられていてもよい。
このような駆動機構30の構成により、移動部材6は、上記梁5に沿ってX軸方向に移動可能となっている。また、これにより、移動部材6に接続されたヘッド35がX軸方向に移動可能となっている。なお、移動部材6を移動させるための駆動方式としては、例えば後述するようにボールネジ駆動機構が用いられるが、これに限られず、ベルト駆動機構、リニアモータ駆動機構、あるいはその他の駆動機構が用いられればよい。
ヘッド35は、典型的には、吸着ノズル8、吸着ノズル8を保持するノズル保持部7と、ノズル保持部7を支持する支持部18を有する。支持部18は、移動部材6に接続されており、これにより、移動部材6の内部に設けられたボールネジの駆動によりヘッド35はY軸方向に移動可能となっている。この場合も、ボールネジに限られず、ベルト駆動機構、リニアモータ駆動機構、あるいはその他の駆動機構が用いられればよい。
以上のような構成により、ヘッド35は、X−Y平面内で移動可能とされる。
基板配置部40には、回路基板9を下から支持して固定する固定機構10が配設されている。固定機構10により、回路基板9の位置決めがなされる。本実施の形態では、基板配置部40には、2枚の回路基板9が所定の間隔離れて配置されているが、配置される回路基板9の枚数は限られない。
ノズル保持部7は、支持部18に吊り下げられるように設けられている。ノズル保持部7は、図示しない内蔵のモータによって正逆回転自在になっている。図1に示すように、ノズル保持部7の回転主軸a1は、Z軸方向に対して傾斜した状態で設けられている。
ノズル保持部7の外周寄りの部分には、例えば12個の上記吸着ノズル8が周方向に等間隔に配置されている。吸着ノズル8は、吸着ノズル8のそれぞれの軸線はノズル保持部7の回転主軸a1に対してそれぞれ傾斜するように、ノズル保持部7に装着されている。その傾斜は、吸着ノズル8の上端がノズル保持部7の回転主軸a1に近づいていく向きになっている。つまり、全体として12本の吸着ノズル8はノズル保持部7に対して末広がり状になるように配設される。
吸着ノズル8はノズル保持部7に対してそれぞれ軸線方向に移動自在に支持されており、吸着ノズル8が後述する操作位置に位置されたときに図示しない押圧機構によって上方から押圧されて下降する。この押圧機構は、例えばカム機構、ボールネジ機構、ソレノイド、エア圧発生機構等、何でもよい。
図1において右端に位置した吸着ノズル8の軸線は、Z軸方向を向くようになっており、その右端に位置した吸着ノズルが上記操作位置に相当する。そして操作位置に位置されかつ鉛直方向を向いた吸着ノズル8によって、電子部品13が吸着され、あるいは離脱されるようになっている。
1枚の回路基板9に実装される電子部品13の種類は複数ある。このように異なった電子部品13を単一の種類の吸着ノズル8によって吸着し、実装することはできない。そこで、複数種類の吸着ノズル8が設けられ、それぞれ最適な吸着ノズルにより対応する電子部品13を吸着し実装されるようになっている。電子部品13としては、例えば、ICチップ、抵抗、コンデンサ、コイル等、様々である。
吸着ノズル8は、例えば図示しないエアコンプレッサに接続されており、操作位置に位置された吸着ノズル8の先端部が所定のタイミングで負圧または正圧に切換えられる。これによってその先端部において電子部品13が吸着され、または離脱される。
図2及び図3に示すように、固定機構10によって位置決めされた回路基板9が占める領域が、部品実装領域Mを構成する。
図2に示すように、部品実装領域Mの左右両側に設けられた、部品供給装置14の配置部60には、複数の部品供給装置14が着脱可能に設けられている。複数の部品供給装置14は、例えばX軸方向に配列されている。例えば、一方の部品供給装置14の配置部60において40個の部品供給装置14が装着可能となっているが、部品供給装置14の数は限られない。1つの部品供給装置14は、典型的には、同種の多数の電子部品13が収納されたキャリアテープを備えるテープフィーダである。部品供給装置14は、これらの電子部品13を必要に応じて上記吸着ノズル8に供給する。
部品供給装置14には、部品供給装置14ごとに種類の異なる電子部品13が収納される。そして、回路基板9上のどの位置に実装される電子部品13かによって、吸着ノズル8及び部品供給装置14が選択され、その電子部品13が吸着される。
なお、本実施の形態では、部品供給装置14の配置部60が部品実装領域Mの左右両側に設けられているが、部品実装領域Mの左右の一方のみに部品供給装置14の配置部60が設けられる形態であってもよい。
部品供給装置14の一端部には部品供給口15が設けられている。各部品供給装置14は、その部品供給口15が設けられた一端部が部品実装領域M側に向くように、部品供給装置14の配置部60に装着される。吸着ノズル8は、部品供給口15を介して電子部品13を取り出す。このように、電子部品13が取り出されるときの吸着ノズル8、あるいはそのときのヘッド35の領域(上記操作位置を含む領域)を部品供給領域Sとする。ヘッド35は、操作位置に来た吸着ノズル8が部品供給領域Sと、部品実装領域Mと、これらの領域S、Mを結ぶ領域の範囲内を移動する。
ヘッド35は、まず部品供給領域Sの上に移動し、ノズル保持部7に設けられている12個の吸着ノズル8によって順次所定の電子部品13を吸着する。そうすると、ヘッド35が部品実装領域Mに移動し、X軸方向及びY軸方向に移動調整しながら回路基板9上の所定の位置に、吸着ノズル8によって吸着された部品を順次実装していく。ヘッド35のX軸方向及びY軸方向の移動は、上記した移動部材6及び支持部18により行われる。この動作を繰返すことによって、回路基板9上に電子部品13が実装される。
本実施の形態では、2つのヘッド35が設けられている。例えば図2中、右側に配置された各部品供給装置14から一方のヘッド35が電子部品13を取り出し、左側に配置された各部品供給装置14から他方のヘッド35が電子部品13を取り出してもよい。あるいは、一方のヘッド35が、図2中、上側に配置された回路基板9に電子部品13を実装し、他方のヘッド35が、図2中、下側に配置された回路基板9に電子部品13を実装してもよい。
図4は、部品実装装置1に適用される、本発明の一実施の形態に係る振動制御装置を示すブロック図である。
フレーム構造体20には、上記駆動機構30に含まれる、モータ31、41、これらのモータ31、41に接続され、移動部材6に接続されたボールネジ32、42が備えられている。図4では、部品実装装置1を模式的に示しており、典型的には、モータ31(41)及びボールネジ32(42)の間には、図示しないギアまたはカップリング等が備えられる。図4の説明では、ベース部2は、絶対座標系(つまり慣性系)に関して固定され、動かないものとする。
なお、以降の説明では、説明の便宜上、モータ31に接続されたヘッド35をヘッド35aとし、モータ41に接続されたヘッド35をヘッド35bとする。また、説明の便宜上に、移動部材6及びヘッド35aを「ヘッドユニット45a」とし、移動部材6及びヘッド35bを「ヘッドユニット45b」とする。
振動制御装置100は、フレーム構造体20に設けられた、ヘッドユニットのX軸方向の位置を測定するリニアスケール33、43と、フレーム構造体20の実質的にX軸方向の振動を検出し、その検出情報を出力する振動検出器38とを有する。振動制御装置100は、振動検出器38から出力された検出情報と、リニアスケール33、43からそれぞれ出力された、ヘッド35a、35bの各位置情報(ヘッドユニット45a、45bの位置情報)とが入力される制御部36を有する。
制御部36は、入力された、振動の検出情報及びヘッド35a、35bの各位置情報に基き、所定の演算を行い、その演算データに基きモータ31及び41をそれぞれ駆動するモータドライバ37及び47を制御する。これにより、フレーム構造体20が振動した場合であっても、モータ31、41の駆動によりヘッド35a、35bの位置が、絶対座標系において補償される。
振動検出器38は、典型的には加速度センサであるが、速度センサ、変位センサ等であってもよい。加速度センサとしては、ピエゾ抵抗型、圧電型、静電容量型等、どのようなタイプのセンサであってもよい。加速度センサが用いられる場合、振動によるフレーム構造体20の加速度値が検出情報として制御部36に入力され、制御部36は、例えばその加速度の2階積分の演算により、その変位情報を生成する。あるいは、振動検出器38が変位センサである場合、振動検出器38は検出情報として変位情報を出力し、これが制御部36に入力される。すなわち、制御部36の一部及び振動検出器38のうち、少なくとも振動検出器38により出力手段が構成される。
制御部36は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えている。CPUの代わりに、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等が用いられてもよい。
なお、回路基板9が、ベース部2に対して固定、つまり絶対座標系において固定される場合に、本実施形態に係る振動制御装置100が適用されればよい。
以上のように構成された振動制御装置100の動作を説明する。図5は、その動作を示すフローチャートである。以下、移動している方をヘッド35aとし、停止したままの方をヘッド35bとする。
ヘッド35aが、図4において、例えばX軸方向における右方向に移動した場合、フレーム構造体20は、そのヘッド35aの移動の反作用により左方向に移動する。その後、フレーム構造体20は、バネ力により右方向へ戻る。このように、フレーム構造体20は、所定の振動数、例えば20〜50Hz(この範囲に限られず、フレーム構造体20の質量、形状等による。)で振動する。ヘッド35aがX軸方向の右及び左方向のうちいずれか一方へ移動している間に、フレーム構造体20が上記振動数で振動するので、ヘッド35aが絶対座標系(ベース部2を基準とした固定系)で見ると、上記振動数で振動しながらX軸方向の右及び左方向のうちいずれか一方へ移動していることになる。また、フレーム構造体20が振動すると、そのヘッド35bを含むヘッドユニット45bとフレーム構造体20との摩擦抵抗力により、ヘッド35bも振動する。本実施の形態に係る振動制御装置100は、このようなヘッド35a、35bの振動を吸収しようとするものである。
振動検出器38は、このフレーム構造体20の振動を検出し、検出情報を出力する(ステップ101)。
制御部36には、その検出情報が入力される。制御部36は、その検出情報が加速度値であれば、その加速度値を2階積分し、変位情報を算出する(ステップ102)。つまり、この変位情報は、フレーム構造体20の振動の振幅である。検出情報が速度値であれば、1階積分の演算でよく、検出情報が変位であれば積分演算は必要ない。
あるいは、検出情報が加速度値である場合に、制御部36は、その加速度値の1階積分し速度値を算出してもよい。制御部36は、この速度値の算出を所定の周期、つまり単位時間ごとに実行すれば、その単位時間ごとの変位情報を生成することができるからである。
制御部36は、ヘッド35aを移動させるとき、リニアスケール33からのヘッドユニット45a(つまりヘッド35a)の位置情報を、所定の周期で取得している。また、制御部36は、停止したままのヘッド35bの位置情報も、そのリニアスケール43から、所定の周期で取得している。制御部36は、ステップ102で変位情報を算出した後、リニアスケール33及び34から得られる各ヘッド35a及び35bの位置情報について、その変位情報分オフセットされるように、各モータ31、41の駆動をそれぞれ制御する(ステップ103)。
ステップ103では、典型的には、制御部36は変位情報を算出した後、モータ31の位置情報と、算出された変位情報とを加減算する。モータ41についても同様である。制御部36は、加減算された後の各位置情報を、それぞれのモータドライバ37、47を駆動するための情報として、モータドライバ37、47に出力する。これにより、モータドライバ37、47は、絶対座標系においてヘッド35a及び35bが振動しないようにして、ヘッド35aを移動させることができる。
例えば、今、ヘッド35bが停止したまま、ヘッド35aが右方向に移動しているとする。その場合において、フレーム構造体20が右(または左)に振れたとき、制御部36は、位置情報からその変位情報を減算(または加算)した値の情報を、モータドライバ37、47に出力する。
以上のように、フレーム構造体20が振動しても、フレーム構造体20の振動によるその変位情報に基きヘッド35の位置が補償される。したがって、ヘッド35の絶対的な移動位置が確保され、回路基板9に対する高精度なヘッド35の位置合わせが可能となる。
本実施の形態では、フレーム構造体20が振動しても許容されるので、フレーム構造体20の剛性を高める必要がない。
また、例えば、ヘッド35bが停止したままの状態で、ヘッド35aが移動する場合、ボールネジ駆動の場合であれば、停止したままのヘッド35bを絶対座標系で停止させておくためのエネルギーは、ごくわずかでよい。停止したままのヘッド35bは、慣性の法則によりその位置に留まろうとするからである。この場合、振動制御装置100が、停止したままのヘッド35を絶対座標系で停止させておくためのエネルギーは、次の3つだけでよいことになる。
1.モータ及びボールネジを加減速するためのトルク、
2.ヘッドユニット及びボールネジの間の抵抗に対するトルク、及び、
3.ヘッドユニット及びガイドレール11の間の抵抗に対するトルク、である。
これまでは、ヘッド35bが停止したまま、ヘッド35aが移動するときの動作について説明した。両方のヘッド35a、35bが移動しているときにも、原理は同じである。両方のヘッド35a、35bが独立して動くことにより発生するフレーム構造体20の振動は、2つの正弦波が重畳された波形、つまりフーリエ級数的に表現される。振動検出器38として加速度センサが用いられる場合、加速度センサは、そのように重畳された振動を検出し、制御部36は、それを2階積分することで、上記同様に変位情報が得られる。
ここで、振動検出器38として加速度センサが用いられる場合、変位情報を生成するために2階積分されるが、累積誤差が大きくなる場合には、以下のようにすればよい。
例えば、制御部36は、加速度センサの出力値が閾値以下、典型的には実質的に0m/s2になったときに、フレーム構造体20の変位情報を0にリセットすればよい(判定手段、リセット手段)。フレーム構造体20は1次の振動は正弦波になり、その2階積分では、マイナスの正弦波になるので、加速度が0のときは変位もゼロとなる。したがって、加速度が実質的に0のとき変位情報も0にリセットされることで、積分演算の累積誤差の発生を抑制することができる。
本実施の形態のように、複数のヘッド35が備えられる場合、上記したようにフレーム構造体20の振動は、単純な正弦波ではなくなる。しかし、全ての波形は、正弦波の組合せで表現することができるので、複数のヘッド35が独立して同時に動いていても問題ない。つまり、フーリエ級数的な加算により得られる加速度Aから、変位dを求めるためには、d=−K*A(*は乗算を意味する。)により算出される。したがって、A=0のときは、結局d=0となる。
図6は、本発明の他の実施の形態に係る振動制御装置を示すブロック図である。
本実施の形態に係る振動制御装置200と、図4に示した振動制御装置100とで異なる点は、フレーム構造体20だけでなくベース部2も、ヘッド35a及び35bのうち少なくとも一方がX軸方向で移動することによって、振動が発生する場合を想定したことである。
本実施の形態では、フレーム構造体20には第1の振動検出器38が取り付けられ、ベース部2には第2の振動検出器28が取り付けられている。第2の振動検出器28は、典型的には第1の振動検出器38と同じものでよく、例えば両方とも加速度センサが用いられてもよい。しかし、第1の振動検出器38及び第2の振動検出器がそれぞれ異なる種類のセンサが用いられてもよい。第2の振動検出器28は、ベース部2の振動を検出し、その検出情報は制御部36に入力される。
図7は、図6に示した振動制御装置200の動作を示すフローチャートである。
第1の振動検出器38は、フレーム構造体20の振動を検出し、検出情報を出力する(ステップ201)。第2の振動検出器28も同様に、ベース部2の振動を検出し、検出情報を出力する(ステップ202)。ステップ201及び202は、実質的に同期して実行されればよい。
制御部36には、第1及び第2の振動検出器38及び28からの検出情報が入力される。制御部36は、第1の振動検出器38からの検出情報に基き、フレーム構造体20の変位情報を算出する(ステップ203)。また、制御部36は、第2の振動検出器28からの検出情報に基き、ベース部2の変位情報を算出する(ステップ204)。制御部36は、算出された2つの変位情報分、オフセットされるように、各モータ31、41の駆動をそれぞれ制御する(ステップ205)。
ステップ205では、典型的には、まず制御部36は2つの変位情報を加算する(ステップ205)。この場合の2つの変位情報は、それぞれ正負両方の値を取り得る。つまり、フレーム構造体20及びベース部2の両方が、X軸方向の右方向または左方向に動く場合、あるいは、互いに逆方向に動く場合がある。そして、制御部36は、モータ31の位置情報と、上記加算された後の変位情報とを加減算する。モータ41についても同様である。制御部36は、加減算された後の各位置情報を、それぞれのモータドライバ37、47を駆動するための情報として、モータドライバ37、47に出力する。これにより、モータドライバ37、47は、絶対座標系においてヘッド35a及び35bが振動しないようにして、ヘッド35a及び35bのうち少なくとも一方を移動させることができる。
以下、本実施の形態に係る振動制御装置100または200が、部品実装装置1に適用される場合に、ヘッド35a及び35bの移動時間が短縮され、スループットが向上する。この効果を、実際の部品実装装置1が有する各パラメータ(数値)を用いて説明する。具体的には、1つのヘッド35が、例えば12本の吸着ノズル8を有する場合について説明する。
(1)電子部品13を吸着し、回路基板9に実装する動作のためにヘッド35が停止している時間:25ms
(2)吸着ノズル8を選択する時間:33ms
(3)ヘッド35が30mm移動するのにかかる時間
a.2つのヘッド35が搭載された従来の部品実装装置:113ms
b.1つのヘッド35のみ搭載された従来の部品実装装置:93ms
c.本実施の形態に係る振動制御装置が適用される場合の時間:68ms
(4)1つの電子部品13当りの、領域Sと領域Mを往復する時間
.2つのヘッド35が搭載された従来の部品実装装置:30ms
1つのヘッド35のみ搭載された従来の部品実装装置:20ms
これらの各基本時間を合算した時間がタクトとなり、タクトの逆数が能力を表すことになる。(2)と(3)について、(2)吸着ノズル8の選択と、(3)ヘッド35の移動は同時にも可能であるので、この時間は、どんなに移動距離が短くても(2)の33msは必要な時間になる。
つまり、1つの、電子部品13の取り出し位置から、複数の電子部品13(例えば12個)連続で取り出される場合、取り出されている間はヘッド35が移動する必要がない。この場合において、電子部品13が回路基板9上の複数の近い箇所に12個実装される場合には、次のようなタクトになる。(*は乗算を意味する。)
1.2つのヘッド35が搭載された従来の部品実装装置:
((1)+(2))*2+(4)=(25+33)*2+30=146ms
2.1つのヘッド35のみ搭載された従来の部品実装装置:
((1)+(2))*2+(4)=(25+33)*2+20=136ms。
上記タクトはカタログタクトと言われるものでかなり理想的な場合である。実際には(3)の移動時間によりタクトは遅くなる。ここでは単純に、電子部品13の取り出し、電子部品の実装とも30mmの移動を伴うとして計算すると次のようになる。
[従来]
1.2つのヘッド35が搭載された従来の部品実装装置:
((1)+(3))*2+(4)=(25+113)*2+30=306ms
2.1つのヘッド35のみ搭載された従来の部品実装装置:
((1)+(3))*2+(4)=(25+93)*2+20=256ms
[本実施の形態]
1.2つのヘッド35が搭載された本実施形態の部品実装装置:
((1)+(3))*2+(4)=(25+68)*2+30=216ms
2.1つのヘッド35のみ搭載された本実施形態の部品実装装置:
((1)+(3))*2+(4)=(25+68)*2+20=206ms
となる。つまり本実施の形態による、ヘッド35の単純な30mm移動時の向上率は次のようになる。
1.2つヘッド35の場合:306ms/216ms=1.42、すなわち42%の能力向上が認められる。
2.1つヘッド35の場合:256ms/206ms=1.24、すなわち24%の能力向上が認められる。

このことは、部品実装装置1の基本能力の向上であり、効果を金額に直すのであれば部品実装装置全体の価格にこの向上率を掛けたものになる。つまり1000万円の部品実装装置を考えると、1台当たり420万円の効果があると言える。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
図1〜図3、図4及び図6では、2つのヘッド35を有する部品実装装置1について説明した。しかし、振動制御装置100及び200は、1つのヘッド35のみ搭載された部品実装装置にも適用可能である。
上記の説明では、リニアスケール33、43が用いられたが、これに代えて、ロータリーエンコーダであってもよい。
また、振動制御装置100及び200は、部品実装装置1に限られず、フレーム構造体と、そのフレーム構造体に対して移動体とを備える装置の全てに適用可能である。その装置としては、例えば、露光装置、部品やワークを搬送する搬送装置等、何でもよい。
本発明の一実施の形態に係る部品実装装置を示す正面図である。 部品実装装置の一部を破断した平面図である。 部品実装装置を示す側面図である。 部品実装装置に適用される、本発明の一実施の形態に係る振動制御装置を示すブロック図である。 振動制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る振動制御装置を示すブロック図である。 図6に示した振動制御装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…部品実装装置
2…ベース部
13…電子部品
20…フレーム構造体
28…第2の振動検出器
30…駆動機構
31、41…モータ
35(35a、35b)…ヘッド
36…制御部
38…(第1の)振動検出器
100、200…振動制御装置

Claims (8)

  1. 部品を基板に実装する部品実装装置であって、
    前記部品を保持するヘッドと、前記ヘッドを移動させる駆動機構とを有する駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットを搭載したフレーム構造体と、
    前記フレーム構造体の振動を検出し、前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報である第1の変位情報を出力する第1の出力手段と、
    前記第1の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記ヘッドの、前記フレーム構造体に対する位置を補償する補償手段と
    を具備する部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記フレーム構造体を支持するベース部と、
    前記ベース部の振動を検出し、前記検出された振動による前記ベース部の変位情報である第2の変位情報を出力する第2の出力手段とをさらに具備し、
    前記補償手段は、前記第1の変位情報及び前記第2の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記ヘッドの、前記フレーム構造体に対する位置を補償する部品実装装置。
  3. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記駆動ユニットは、複数の前記ヘッドを有し、
    前記駆動機構は、前記複数のヘッドをそれぞれ独立して移動させ、
    前記補償手段は、前記第1の変位情報に基き、前記駆動機構によりそれぞれ移動する前記ヘッドの、前記フレーム構造体に対する位置を補償する部品実装装置。
  4. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記補償手段は、前記ヘッドの位置情報について、前記第1の変位情報分オフセットされるように前記駆動機構を駆動させる部品実装装置。
  5. 請求項2に記載の部品実装装置であって、
    前記補償手段は、前記ヘッドの位置情報について、前記第1の変位情報及び前記第2の変位情報分オフセットされるように前記駆動機構を駆動させる部品実装装置。
  6. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記第1の出力手段は、
    前記フレーム構造体の振動の加速度を検出する加速度センサと、
    前記加速度値の積分演算により前記第1の変位情報を生成する生成手段と、
    前記加速度センサにより検出される加速度値が閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記加速度値が前記閾値以下である場合、前記第1の変位情報をゼロリセットするリセット手段と
    を有する部品実装装置。
  7. 移動体と、前記移動体を移動させる駆動機構とを支持するフレーム構造体の振動により発生する、前記移動体の振動を制御する振動制御装置であって、
    前記フレーム構造体の振動を検出し、前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報を出力する出力手段と、
    前記フレーム構造体の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記移動体の、前記フレーム構造体に対する位置を補償する補償手段と
    を具備する振動制御装置。
  8. 移動体と、前記移動体を移動させる駆動機構とを支持するフレーム構造体の振動を検出し、
    前記検出された振動による前記フレーム構造体の変位情報を出力し、
    前記フレーム構造体の変位情報に基き、前記駆動機構により移動する前記移動体の、前記フレーム構造体に対する位置を補償する
    振動制御方法。
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