JP4441302B2 - 車両のリフトゲート構造 - Google Patents
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Description
尚、図5は、このような樹脂製開閉体50について、アウタパネル50aとインナパネル50bの周縁部どうしを、接着剤Ad’により相互に接合するようにした接合構造を模式的に示した断面説明図である。
上記リヤサイドウインドウと車体部材(ルーフ及びサイドパネル)との上下の取り合い部分では、車体部材の外板および内板をそれぞれ構成するアウタパネル及びインナパネルの端部どうしを接合して形成されたフランジ部に対して、リヤサイドウインドウガラスの上下の端部を接着剤により固定するのが一般的である。
また、リヤサイドウインドウの後端部とリフトゲートの側端部との間の取り合い部については、他の取り合い部に比して、その高さ位置が人の目の高さに近いので、見切り隙から内部を覗き易くなっている。この場合、図5に示されるように、開閉体50のアウタパネル50aの端末部がインナパネル50bの端末部よりも外方へ突出した構造では、上記アウタパネル50aの端末部が見切り隙の境界部を形成する関係上、見切り隙から内部の構造物(具体的には、例えばリフトゲートのダンパステーの取付部など)が覗き見ることができ、見映えが一層悪くなるという難点があった。
また更に、以上の場合において、上記見切り線は、リヤサイドウインドウの上下と後端とで連続した曲線状に形成されていることが、より好ましい。
また、上記リフトゲートの側端部では、リフトゲートのインナパネルの端末部が、内部が見え難いように、見切り隙の境界部を形成するアウタパネルの端末部よりも所定量だけ外方へ突出しているので、車両外方から見て同じ幅の見切り隙でも、インナパネルの端末部が突出していることにより、内部が覗き難くなる。従って、この見切り隙から内部の構造物が見え難くなり、見映えの低下を有効に防止することができる。
特に、アウタパネルとインナパネルとが共に合成樹脂材料で形成され、両パネルは接着剤により相互に接合されているので、リフトゲートの側端部において、リフトゲートのインナパネルの端末部がアウタパネルの端末部よりも外方へ突出する構成を、比較的容易に得ることができる。
また更に、本願請求項5の発明によれば、リフトゲートが車両後面の開口を閉じた閉状態で、車両の後部側面に設けられたリヤサイドウインドウとリフトゲートの側端部との間に形成される見切り線が、リヤサイドウインドウと車体との間に形成された上下の見切り線と、所定幅をもって連続するように構成されている。つまり、同じリヤサイドウインドウの周縁部に位置する見切り線が、同じ幅をもって連続しているので、見映えが良く、良好な外観性を維持することができる。また、上記リフトゲートの側端部では、リフトゲートのインナパネルの端末部が、見切り隙の境界部を形成するアウタパネルの端末部よりも外方へ突出しているので、車両外方から見て同じ幅の見切り隙でも、インナパネルの端末部が突出していることにより、内部が覗き難くなる。従って、この見切り隙から内部の構造物が見え難くなり、見映えの低下を有効に防止することができる。特に、アウタパネルとインナパネルとが共に合成樹脂材料で形成され、両パネルは接着剤により相互に接合されているので、リフトゲートの側端部において、リフトゲートのインナパネルの端末部がアウタパネルの端末部よりも外方へ突出する構成を、比較的容易に得ることができる。また、特に、リヤサイドウインドウの後部に装飾部材としてのリヤランプユニットが配設され、このリヤランプユニットとリフトゲートの側端部との間に所定幅の見切り線が形成されるので、上記装飾部材としてのリヤランプユニットを利用して、車両側部後端の装飾効果を高めつつ、見切り線の見映えの向上を図り、また、見切り隙から内部の構造物が覗けることによる外観性の低下を防止できる。また、特に、上記リヤランプユニットの側縁部は、その厚さ方向において外側から内側に向うに連れて内方へ傾斜するように形成されているので、リフトゲートの側端部において、リフトゲートのインナパネルの端末部がアウタパネルの端末部よりも外方へ突出するように構成しても、リフトゲートの開閉動作時に、そのインナパネルの端末部がリヤランプユニットの側縁部と干渉することを、確実に回避する設定を容易に行えるようになる。
図1は、本実施形態に係る自動車の全体構成を概略的に示す全体斜視図である。この図に示すように、上記自動車Mは、車両後部に(つまり、最後列シートの後方に)荷室空間が設けられており、車両の後面に形成した開口を開閉体としてのリフトゲート20で開閉可能に覆い、このリフトゲート20をその上端側を中心して上下方向へ回動させて開閉することにより、上記荷室空間の開放及び閉塞が行われるようになっている。尚、上記リフトゲート20は、そのゲート本体21と上端のリヤスポイラ部23との間に、ウインドウガラス22を装着して構成されている。
尚、本実施形態では、上記リヤサイドウインドウ10の後部に、複数(例えば3個)のリヤランプ15A,15B,15Cを収容してユニット化したリヤランプユニット15が配設されている。このリヤランプユニット15は、上記リヤサイドウインドウ10の後部に設けられることで、車両の側面後端部における一種の装飾部材としての役割も果たしている。
4 サイドパネル
10 リヤサイドウインドウ
15 リヤランプユニット
15a 傾斜面
20 リフトゲート
20a アウタパネル
20b インナパネル
Ad 接着剤
L1,L2,L3 見切り線
M 自動車
W1,W2,W3 見切り隙
Claims (6)
- 車両の後面に形成された開口を開閉可能に覆うリフトゲートの構造であって、
該リフトゲートが上記開口を閉じた閉状態で、車両の後部側面に設けられたリヤサイドウインドウと上記リフトゲートの側端部との間に形成される見切り線が、上記リヤサイドウインドウと車体との間に形成された上下の見切り線と、所定幅をもって連続するように構成され、
上記リフトゲートは、外板を構成する合成樹脂製のアウタパネルと内板を構成する合成樹脂製のインナパネルとを接着剤により相互に接合して形成されており、
上記リフトゲートの側端部では、上記インナパネルの端末部が、内部が見え難いように上記アウタパネルの端末部よりも所定量だけ外方へ突出している、
ことを特徴とする車両のリフトゲート構造。 - 上記リヤサイドウインドウの後部には装飾部材が配設され、この装飾部材と上記リフトゲートの側端部との間に所定幅の見切り線が形成されることを特徴とする請求項1記載の車両のリフトゲート構造。
- 上記装飾部材は、リヤランプユニットであることを特徴とする請求項2記載の車両のリフトゲート構造。
- 上記リヤランプユニットの側縁部は、その厚さ方向において外側から内側に向うに連れて内方へ傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の車両のリフトゲート構造。
- 車両の後面に形成された開口を開閉可能に覆うリフトゲートの構造であって、
該リフトゲートが上記開口を閉じた閉状態で、車両の後部側面に設けられたリヤサイドウインドウと上記リフトゲートの側端部との間に形成される見切り線が、上記リヤサイドウインドウと車体との間に形成された上下の見切り線と、所定幅をもって連続するように構成され、
上記リヤサイドウインドウの後部には装飾部材としてのリヤランプユニットが配設され、このリヤランプユニットと上記リフトゲートの側端部との間に所定幅の見切り線が形成されており、
上記リヤランプユニットの側縁部は、その厚さ方向において外側から内側に向うに連れて内方へ傾斜するように形成され、
上記リフトゲートは、外板を構成する合成樹脂製のアウタパネルと内板を構成する合成樹脂製のインナパネルとを接着剤により相互に接合して形成されており、
上記リフトゲートの側端部では、上記インナパネルの端末部が上記アウタパネルの端末部よりも外方へ突出している、
ことを特徴とする車両のリフトゲート構造。 - 上記見切り線は、リヤサイドウインドウの上下と後端とで連続した曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一に記載の車両のリフトゲート構造。
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