JP4440530B2 - 浅いs字型メタルシール - Google Patents

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    • F16L23/18Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings
    • F16L23/20Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings made exclusively of metal

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の部材間を密封するためのメタルシールに関する。特に、本発明は、有効荷重を狭い帯域上に集中させて、漏れを分子レベルで最小限に抑えるのに十分な幅で高性能のシール壁を形成することにより(密封領域が狭ければ接触応力が高くなる)、信頼性の高い密封状態を提供するシールに関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的な静止型シールアセンブリは、第1嵌合面を備える第1部材と、適した密封材料(例えば、金属Oリング)で形成した環状シールと、第2嵌合面を備える第2部材とを有する。これら部材の第1及び第2嵌合面を介して、機械的荷重がシールに印可される。通常、この機械的荷重が、複数の留め具の締付けによりトルクとしてかけられると、シール面とシール面との間に、圧縮としても周知の変位が生じる。これら当接面の総荷重により、2つのシール壁が形成される。
【0003】
断面を矩形とする中実金属のリングを十分な力で圧縮することにより、低い漏れ率に対する要件を達成することができる。中実金属のリングに付随して起こる1つの問題は、このリングの圧迫力が部材の嵌合面を塑性変形させるほど大きくなり得るということである。嵌合面のこのような塑性変形をブリネリングという。ブリネリングが生じた場合、まず損傷したシール面を補修しない限り、適切に再シールできる可能性は激減してしまう。
【0004】
したがって、静止型シールの設計には、最大の荷重レベルと可撓性とが必要条件となる。静止型シールを良好に機能させるには、圧縮された時点で、シール形成するために十分に大きいが、空隙面にブリネリングを形成するほどには大きくない荷重レベルを生じさせなければならない。これまでのところ、従来技術においてさまざまな種類のメタルシールが開発されている。
【0005】
金属「O」リングが、上述した相反する設計要件を満たす初期の開発成果であった。しかし、「O」リングは、中実であろうと中空であろうと通常剛性すぎるため、この種のシール弾性はかなり制限される上、本質的に高価である。「O」リングの改良型として開発されたのがC字型シールである。具体的に言えば、「O」の一部を単純に取り除いているため、このシールでは、周方向拘束力が大幅に低下し、可撓性がより高くなっている。しかし、基本的な「C」シールは通常、変形して、軟質に富むメッキ材料によるコーティングを施さなければ、ヘリウム漏れ率1×10e-9cc/秒以下の望ましい標準真空レベルを達成することができない。これまでいくつかのC字型シールが、このレベルのシール完全性を得るように設計されている。
【0006】
典型的な「C」シールの他に、従来技術によるシール例として、バネ付勢式「C」シール、三角突起形状を特徴とするバネ付勢式「C」シール(デルタシール)、変形自在な金属ガスケット、1重または多重に畳み込んだEシールが挙げられる。これまでの設計のいくつかを、見合う荷重レベルまたは物理的拘束力でこの開示装置に利用すると、シール完全性レベルが得られる。
【0007】
従来技術によるシールリングの例は、下記文献に開示されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。しかし、この2件によるシールは、2つのシール面が互いに相対移動する半動的用途に対処するものである。これらの特許は、断面のより大きなものに関連しており、その変形方法は軸方向の曲げとねじれとの双方を利用している。
【0008】
上記点に鑑みて、信頼性が高い耐圧シールを提供しつつ、高温及び高圧にて使用可能な、最適化されたシール領域を備える改良型メタルシールリングが要望される。
【0009】
【特許文献1】
米国特許第4,813,692号明細書
【0010】
【特許文献2】
米国特許第4,854,600号明細書
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、比較的安価で製造できる、信頼性の高いメタルシールを提供することにある。
本発明の他の目的は、断面形状が単純であり、最小限の公差で既存の設備を利用して大量生産が可能なメタルシールを提供することにある。
【0012】
本発明のさらに他の目的は、シール壁の幅を最適化することにより、狭い帯域に有効荷重を集中させてシールの押圧に必要な荷重を最小限にした、信頼性の高いメタルシールを提供することにある。
本発明のさら他の目的は、シールの圧縮時にシール壁があまりシフトしないメタルシールを提供することにある。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、ヘリウム漏れ率が1×10e-9cc/秒以下であるメタルシールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、シール押圧に必要な荷重を最も効果的に利用しながら、狭い帯域に有効荷重を集中させて、漏れを最小限に抑えるのに十分な幅でシール壁を形成するメタルシールを提供することにより達成され得る。
本発明のメタルシールは、第1環状端部と、第2環状端部と、第3環状中央部とを含む。第1環状端部は、第1部材に当接して第1部材との間に第1環状シール壁を形成するよう、第1方向を向き、第1平面内に位置する第1環状シール面を有する。第2環状端部は、第2部材に当接して第2部材との間に第2環状シール壁を形成するよう、第1軸方向とは反対の第2方向を向き、第1平面に実質的に平行な第2平面内に位置する第2環状シール面を有する。第3環状中央部は、第1環状端部と第2環状端部との間に延在して、長手方向中心軸を備えた中央通路を有するリングを形成している。第3環状中央部は、メタルシールのねじり応力により第1及び第2環状シール面に実質的に垂直に印可されるシール荷重の大部分が歪むよう、第1及び第2環状端部が第3環状中央部に対し互いに反対側の両端部にそれぞれ隣接して配置された円錐台形状チューブである。
【0015】
第1及び第2シール面は、長手方向中心軸に実質的に平行である第1及び第2方向に向いていてもよく、また、長手方向中心軸に対して実質的に半径方向である第1及び第2方向に向いていてもよく、さらに、第1シール面と第2シール面との間で長手方向中心軸に垂直に測定される第2距離と実質的に等しい、長手方向中心軸に平行に測定される第1距離をあけて配置されていてもよい。
【0016】
また、第1及び第2シール面は凸状湾曲面であってもよく、この凸状湾曲面は、シールの一方の自由端から環状中央部まで延在していてもよく、約60°の円弧を描いて延在していてもよい。
第3環状中央部は、長手方向中心軸に対して約45°で傾斜していてもよい。シールは、耐食合金で形成されてもよく、ニッケル系合金、銅系合金、スズ、アルミニウム系合金及びステンレス鋼からなる群から選択される材料で形成されてもよい。
【0017】
第1及び第2環状端部は、互いに反転している、実質的に同じ断面プロファイルを有していてもよい。また、第3環状中央部は、直線状の断面プロファイルを有していてもよい。
以上のみならず、本発明の他の目的、特徴、態様及び利点が、添付の図面と併せて本発明の好適な実施形態を開示する以下の詳述から当業者には明白になるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜図4を参照すると、本発明の第1実施形態による浅いメタルシール10が示されている。浅いメタルシール10は、円形として示されている。しかし、浅いメタルシール10を円形以外のリンク形状として、種々の高さのものに製造できる。また、図示する浅いメタルシール10の厚さは、例示のために誇張したものである。
【0019】
浅いメタルシール10の目的は、2つの対向する部材の間、例えば、金属と金属、金属とセラミック、セラミックとセラミック、または重要な流体及び/または気体の密封に一般に使用される適した材料のあらゆる組合わせの間にシールを設けることである。さらに、メタルシール10は、あらゆる流体制御または気密用途におけるフランジ間または構成要素間に使用することができる。メタルシール10を使用する最も典型的な位置は、溝内、カウンタボア内、または、密封対象である構成要素を固定分離している比較的平坦な表面間である。メタルシール10は、円形または非円形に製造することが可能であり、その高さはさまざまでよい。
【0020】
以下に詳述するように、本発明による浅いメタルシール10は、狭い帯域上に有効荷重を集中させることにより(密封領域が狭ければ接触応力が高くなる)、2つの部材の間を高い信頼性で密封するものである。この狭いシール帯域または表面が、分子レベルで漏れを最小限に抑えるのに十分な幅の高性能シール壁となる。シールと複数の嵌合面との間で密着させなければならないシール壁幅を最小限に抑えることにより、圧縮荷重を増加させなくとも、高性能の密封を実現することができる。言い換えれば、本発明による浅いメタルシール10を用いると、シール10の実質的に平行な表面を2つの空隙面に密着させることで、制御された接触応力(環帯面積当たりの荷重)を得ることができる。
【0021】
本発明による浅いメタルシール10は、広範囲の密封性能を目的に使用できるように設計されている。本発明による浅いメタルシール10は特に、半導体装置産業、真空装置産業、データ記憶デバイス産業、または他の、高い信頼性及び/または極めて高い密封性(ヘリウム漏れ率が1×10e-9cc/秒以下)が求められるあらゆる産業に適用可能である。本発明による浅いメタルシール10はまた、この基本的形状が、シールグランド寸法や有効なボルト荷重に役立つ用途のいずれにも適用可能である。例えば、浅いメタルシール10を、超高真空(UHV)産業、航空宇宙産業、発電産業、及び他の、上述した機能性が必要であるあらゆる業界で必要とされる広範囲の用途に利用することができる。
【0022】
具体的に言えば、浅いメタルシール10により、流出量が.01SCFM/直径インチであり、漏れ率が1×10e-9cc/秒以下である高い信頼性及び耐圧を備えた、高圧力、高温シールが得られる。本発明による浅いメタルシール10は、広範囲の圧縮力または周方向1インチ当たりのポンド数(PCI)において機能するように設計されている。
【0023】
浅いメタルシール10は、図4に示すように、一様な断面プロファイルを有する。本発明において「断面プロファイル」とは、環状シールの1点のみを通過する長手方向の平面により画定される環状シールの一部の部分的断面形状をいう。
浅いメタルシール10は、プレスされると図4に示すような断面プロファイルを有する環状部材を形成するように作用する延性合金で構成されている。例えば、浅いメタルシール10の主材料は、スズ、ニッケル、アルミニウム、銅、ステンレス鋼、インコネル(登録商標)及び他の密封完全性を改良するニッケル系合金などの延性合金または金属構成要素で構成されている。好ましくは、シール10の基材を、ニッケル系合金、銅系合金、スズ、アルミニウム系合金及びステンレス鋼からなる群から選択される耐食合金で形成する。任意に、より軟質な延性コーティングを基材(延性合金)の周囲に用いることもできる。こうした延性コーティングの例として、アルミニウム、ニッケルインジウム、銀、PFA、PTFEなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。延性コーティングの厚さは、好ましくは約0.001インチ〜0.006インチ(0.25mm〜1.5mm)である。この延性コーティングでシール面全体をカバーすることも、またはこれをシール面の一部のみに適用することも可能である。他の金属構成要素及び非金属化合物も同様にコーティングとして使用可能である。
【0024】
浅いメタルシール10では、空隙とシールとを合わせた公差範囲を許容できるものとしてシール剛性を設計することにより、シール空隙の公差を考慮に入れている。シールの断面プロファイルを図4に示すように設計して、この部分の偏位を制御する。断面(厚さ、シール界面における曲率半径、角度、高さ及び半径方向幅)を変更することにより、シールグランドの深さがさまざまであり、それぞれ具体的な耐力を備えた種々のコーティング、すなわち、そのコーティングが所与幅に塑性変形する条件が整うように荷重を増減する必要があるコーティングを施したシールが機能するように、荷重を調節することができる。
【0025】
図5及び図6に示すように、本発明の第1実施形態によるシールアセンブリ12は、使用されている状態のメタルシール10を示すために線図として図示されている。具体的に言えば、シールアセンブリ12は、シール10と当接する、第1嵌合または当接面16を具備する第1部材14と、第2嵌合または当接面20を具備する第1部材18とを含む。第1及び第2部材14,18は、複数の留め具またはボルト22で互いに連結されている。第1及び第2部材14,18は、その間にシールを形成する必要のある2つの部材または装置であればいずれのものでもよい。したがって、第1及び第2部材14,18についての具体的な構造については図示しない。
【0026】
例えば、メタルシール10は、他の例として、高温及び/または高圧気密用途に対する効果的で低コストなシールを実現できるよう構成することができる。こうした他の例は、本明細書中に例示する高精度漏れ完全性型のものと同様に構成することができる。
浅いメタルシール10は、1枚のシート材料で形成したワンピース単一部材である。任意に、メタルシール10の基材上に軟質コーティングを施すことができる。浅いメタルシール10の断面プロファイルは、3つの環状部分に区分することができる。すなわち、第1環状端部31、第2環状端部32及び第3環状中央部33である。図示した実施形態では、第1及び第2環状端部31,32は、曲線状の断面プロファイルを有しており、第3環状中央部33は直線状の断面プロファイルを有している。したがって、環状端部及び中央部31〜33は、ややS字型形状の断面を形成するように構成されている。このS字型形状断面は、好ましくは、メタルシール10の周囲全体に沿って一様である。本実施形態では、第3環状中央部33は、円錐台形状である。しかし、第3環状中央部33を曲線状の断面プロファイルとし、軸方向視して非円形部分とすることも可能である。いずれの場合も、第3環状中央部33の形状は円錐台状である。本発明において「円錐台形状」とは、第1及び第2環状端部を有しており、その一方の端部が、もう一方の端部の直径または横方向寸法を上回る直径または横方向寸法を有し、第1環状端部と第2環状端部との間の環状部分が波形になっていない部分をいう。
【0027】
第1環状端部31は、第1軸方向A1を向き、第1平坦当接面P1内に位置する第1環状シール面34を有する。この第1環状シール面34が、第1部材14が具備する第1当接面16に当接して、その間に第1環状シール壁D1を形成する。第2環状端部32は、第1軸方向A1と反対向きである第2軸方向A2を向き、第1平坦当接面P1に実質的に平行な第2平坦当接面P2内に位置する第2環状シール面36を有する。この第2環状シール面36が、第2部材18が具備する第2当接面20と当接して、その間に第2環状シール壁D2を形成する。第3環状中央部33は、第1環状端部31と第2環状端部32との間に延在して、長手方向中心軸Cを具備する中央通路38を有するリングを形成している。
【0028】
第1及び第2シール面34,36は、好ましくは、約60°の円弧を描いて延在する同じ曲率(湾曲線)の凸状湾曲面である。言い換えれば、第1及び第2シール面34,36は、シール10の圧縮前においては半径方向の幅を持たない環状シールラインS1,S2である。留め具22を締付けるとメタルシール10に荷重がかかるため、メタルシール10は圧縮されて、主に捻り力により塑性変形を起こす。これにより、メタルシール10と第1及び第2部材14,18との間に一対の環状シール壁D1,D2が形成される。メタルシール10の変形量は、シール10の第1及び第2シール面34,36の間における高さの約10%〜25%である。シール10が圧縮され終わると、第1及び第2シール面34,36が変形されて、環状シール壁D1,D2に対応する平坦なシール面が形成される。第1及び第2シール面34,36に形成される環状シール壁D1,D2の最小有効幅は、約0.005インチ〜約0.040インチ(約1.3mm〜約10mm)である。
【0029】
第1シール面34と第2シール面36とは、長手方向中心軸Cに平行に測定される第1距離または高さd1をあけて位置している。この第1距離または高さd1は、長手方向中心軸Cに垂直に測定される、第1シール面34と第2シール面36との間の第2距離(d2)よりも短い。本実施形態では、第1距離d1と第2距離d2とは実質的に等しい。
【0030】
第3環状中央部33は円錐台形状チューブである。第1及び第2環状端部31,32は、この第3環状中央部33の軸方向に反対側の位置する両端部に隣接して配置されている。こうして配置することにより、第1及び第2環状シール面34,36に実質的に垂直に印可されるシール荷重の大部分は、メタルシール10のねじり応力により歪んでしまう。言い換えれば、軸方向につぶれる、または折り曲げられることによるメタルシール10の変形量は、上記特許文献1及び2に開示されているS字型形状シールの場合と同じように、50%未満である。メタルシール10のつぶれる量または折り曲げられる量は、約20%であることが好ましい。第3環状中央部33は、好ましくは、第1及び第2平面P1及びP2に対して約45°傾斜している。
【0031】
シール10の形状及び寸法面における特徴を、図4に具体的に示す。まず図2を参照すると、シール10の外周は、シール10の用途に応じて、所望するいずれの形状でもよい。すなわち、シール10の外径に制限はない。シール10の内径は、少なくとも約0.150インチ(37.5mm)以上でなければならない。シール10の自由な軸方向高さd1は、通常、約0.030インチ〜約0.250インチ(約7.6mm〜約62.5mm)である。シール10の一例において、高さd1は0.035インチ(8.7mm)、外径は0.315インチ(78.8mm)、内径は0.245インチ(61.3mm)である。
【0032】
この実施形態において、第1及び第2シール面34,36の第1及び第2方向A1及びA2は、長手方向中心軸Cに実質的に平行な方向に向いている。シール110は、他の例として、図7に示すように、長手方向中心軸Cに実質的に垂直に向く第1及び第2シール面134,136を有することができる。言い換えれば、第1及び第2シール面134,136は、長手方向中心軸Cに向かう方向、またはこれから遠ざかる方向に向いている同軸シール面である。メタルシール110は、その断面が回転移動されている点を除き、上述したシール10とほぼ同じものである。シール110と上述のシール10との類似点を鑑み、本明細書ではシール110についての詳しい説明及び例示を省略する。メタルシール110は、第1環状端部131、第2環状端部132及び環状中央部133を有する。
【0033】
本明細書では、メタルシール110の一部のみを図示するが、シール110が、円形または非円形とすることができる連続したリングであることは明白である。好ましくは、メタルシール110の断面は、一様である。
本発明において「実質的に」、「約」及び「およそ」などの程度を示す用語は、最終結果が大幅に変化しない程度に、こうした用語に修飾された条件に妥当量の偏差を含むことを意味している。こうした程度を示す用語が、その用語で修飾する条件の意味を否定するものでない場合には、これらの用語を、修飾された条件に対する少なくとも±5%の偏差を含むものとして解釈すべきである。
【0034】
以上、選択した実施形態のみを用いて本発明を例示したが、特許請求の範囲に定められる本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更及び修正を本明細書に加えてもよい。図示したシール10に対して考えられる変更例は、寸法、形状、高さ、コーティング、熱膨張率を一致させるように選択する基材、圧力または真空シール、適合材料を選択することによる何らかの流体の密封、または他の所与用途に対してシール10を構成するために通常用いられる変形すべてにわたる。本発明による断面のもう1つの利点は、内径及び外径に対してシールできることであり、他の使用法及び産業にも利用可能となり得る。さらに、本発明による実施形態に関する上述は例示のみを目的とするものであって、添付した請求の範囲及びその等価物によって定められる本発明を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による浅いメタルシールを示す側面図であり、例示のためにシールの厚さを誇張したものである。
【図2】図1の浅いメタルシールを示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って見た場合の、図1及び図2の浅いメタルシールを示す断面図である。
【図4】メタルシールを圧縮する前、すなわち荷重していない状態にある、図1〜図3のメタルシールを示す拡大断面プロファイルである。
【図5】図1〜図4のメタルシールを示す分解組立て長手方向断面図である。留め具で互いに連結されると、軸方向にメタルシールを押圧して間に環状シールを形成する、一対の嵌合部材を有するシールアセンブリを併せて図示したものである。
【図6】嵌合部材とメタルシールとを示す、図5に類似した長手方向断面図であるが、嵌合部材が、留め具で互いに連結されて、間に環状シールを形成するようにメタルシールを押圧した後の状態を示すものである。
【図7】本発明の他の実施形態による浅いメタルシールを示す長手方向断面図である。
【符号の説明】
10 メタルシール
12 シールアセンブリ
14 第1部材
16 第1当接面
18 第2部材
20 第2当接面
22 留め具またはボルト
31 第1環状端部
32 第2環状端部
33 環状中央部
34 第1環状シール面
36 第2環状シール面
38 中央通路
110 メタルシール
131 第1環状端部
132 第2環状端部
133 環状中央部
134 第1シール面
136 第2シール面

Claims (10)

  1. メタルシールであって、
    第1方向を向き、第1平坦当接面内に位置する第1環状シール面を有し、該第1環状シール面が、第1部材に当接して前記第1部材との間に第1環状シール壁を形成する第1環状端部と、
    前記第1方向とは反対向きの第2方向を向き、前記第1平坦当接面と実質的に平行である第2平坦当接面内に位置する第2環状シール面を有し、該第2環状シール面が、第2部材に当接して前記第2部材との間に第2環状シール壁を形成する第2環状端部と、
    前記第1環状端部と前記第2環状端部との間に延在して、長手方向中心軸を備えた中央通路を有するリングを形成する第3環状中央部であって、前記メタルシールのねじり応力により前記第1及び第2環状シール面に実質的に垂直に印可されるシール荷重の大部分が歪むよう、前記第1及び第2環状端部が前記第3環状中央部に対し互いに反対側の両端部にそれぞれ隣接して配置された円錐台形状である第3環状中央部と、を含み、
    前記第1及び第2環状シール面は、凸状湾曲面であり、該凸状湾曲面は、約60°の円弧を描いて延在しており、前記第1及び第2環状端部と前記第3環状中央部とは、S字型形状の断面を形成するように構成されている、メタルシール。
  2. 前記第1及び第2シール面は、前記長手方向中心軸に実質的に平行である前記第1及び第2方向に向いている、請求項1に記載のメタルシール。
  3. 前記第1及び第2シール面は、前記長手方向中心軸に対して実質的に半径方向である前記第1及び第2方向に向いている、請求項1に記載のメタルシール。
  4. 前記第1及び第2シール面は、前記第1シール面と第2シール面との間で前記長手方向中心軸に垂直に測定される第2距離と実質的に等しい、前記長手方向中心軸に平行に測定される第1距離をあけて配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のメタルシール。
  5. 前記凸状湾曲面は、前記シールの一方の自由端から前記環状中央部まで延在している、請求項1〜4のいずれか1項に記載のメタルシール。
  6. 前記第3環状中央部は、前記長手方向中心軸に対して約45°で傾斜している、請求項1〜のいずれか1項に記載のメタルシール。
  7. 前記シールは、耐食合金で形成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のメタルシール。
  8. 前記シールは、ニッケル系合金、銅系合金、スズ、アルミニウム系合金及びステンレス鋼からなる群から選択される材料で形成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のメタルシール。
  9. 前記第1及び第2環状端部は、互いに反転している、実質的に同じ断面プロファイルを有する、請求項1〜のいずれか1項に記載のメタルシール。
  10. 前記第3環状中央部は、直線状の断面プロファイルを有する、請求項1〜のいずれか1項に記載のメタルシール。
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