JP6913009B2 - 金属シール、流体制御装置及びシール方法 - Google Patents

金属シール、流体制御装置及びシール方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属シール、流体制御装置及びシール方法に関するものである。
マスフローコントローラ等の流体制御機器においては、内部流路が形成されたブロックに対し、バルブや流量センサ等のフランジを接続する場合に、ブロック及びフランジの互いに対向する平面の間に対し、その二つの平面の間に形成される隙間を塞ぐための金属シールが設けられる。
前記従来の金属シールとして特許文献1には、図6及び図7に示すように、変形前の自然状態において、金属シール100Aの径方向に沿った断面形状が、略長方形状の中間基部Mと、中間基部Mの上面における径方向に対して内側から突出した半円形状の第1凸部11A及び該径方向に対して外側から突出した第1エッジ部12Aと、中間基部Mの下面における径方向に対して外側から突出した半円形状の第2凸部21A及び該径方向に対して内側から突出した第2エッジ部22Aと、を備えたものが開示されている。
前記特許文献1に開示された金属シール100Aによって二つの平面S1,S2間に形成される隙間を塞ぐ場合には、先ず、二つの平面S1,S2間に金属シール100Aを配置し、両平面S1,S2を互いに接近させる。これにより、図7(a)に示すように、第1平面S1と第1凸部11Aのみが接触し、第2平面S2と第2凸部21Aのみが接触した第1状態となる。次に、両平面S1,S2をさらに接近させると、図7(b)に示すように、第1凸部11A及び第2凸部21Aが、上下方向にそれぞれ押圧されて、金属シール100Aに対し、中間基部M(重心)を中心とする捩れ弾性変形が生じる。その結果、第1平面S1に第1エッジ部12Aが接触するのと同時に、第2平面S2に第2エッジ部22Aが接触した第2状態となる。
前記金属シール100Aによれば、二つの平面S1,S2に対する金属シール100Aの各接触箇所で適切な面圧が実現され、二つの平面S1,S2に損傷が生じ難くなり、漏れが発生するのを防止できると考えられている。
しかしながら、実際には、前記金属シール100Aを用いても流体の漏れが発生することがある。この原因について本願発明者らが鋭意検討を行ったところ以下のような複数の問題があることを初めて見出した。
すなわち、前記金属シール100Aにおいては、前記第1状態から前記第2状態になる場合に、内側及び外側へそれぞれ広がろうとする。この時、金属シール100Aの体積自体は大きくは変化できないので、第1凸部11Aは、第1平面S1に対して径方向内側へ滑ってしまい、第2凸部21Aは、第2平面S2に対して径方向外側へ滑ってしまう。そうすると、第1平面S1及び前記第2平面S2には、金属シール100Aの滑りによる細かい傷が生じ、密閉できない箇所が発生してしまう。
また、前記金属シール100Aのように、前記第1状態から前記第2状態になる場合に、大きく捩じれ弾性変形が生じると、図8(a)に示すように、環状の金属シール100Aは内側に金属が集中することによって、第1凸部11A上に円周方向に沿って微小なしわが発生する。その結果、図8(b)に示すように、第1凸部11Aと第1平面S1との間に当接している箇所と当接していない箇所が生じ、不均一に接触していることになるため、想定しているような押し潰し状態が金属シール100Aに実現できていない可能性がある。
特許4299581号公報
そこで、本発明は、第1平面及び第2平面に対し、金属シールの滑りによる微小な傷が発生し難く、また、第1平面及び第2平面に対する密着性が高い金属シールを提供することを主な課題とするものである。
すなわち、本発明に係る金属シールは、第1平面及び第2平面との間に設けられ、前記第1平面及び前記第2平面を互いに近づけることによって押圧挟持される環状の金属シールであって、前記第1平面と対向する第1端面部と、前記第2平面と対向する第2端面部と、を備え、前記第1端面部が、前記金属シールの径方向にずらして形成され、前記第1平面と接触する稜角を有する一対の第1突起を具備し、前記第2端面部が、前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも内側、かつ、前記他方の第1突起よりも外側に形成され、前記第2平面と接触する稜角を有する第2突起と、前記径方向に対し、前記第2突起よりも内側及び外側にそれぞれ形成され、前記一対の第1突起の稜角を含む基準平面に対して垂直方向距離の最も大きい点が、前記第2突起の稜角における前記垂直方向距離よりも小さい一対の第3突起と、を具備することを特徴とするものである。
このようなものであれば、第1平面及び第2平面を接近させると、第1平面に対して一対の第1突起の稜角が食い込むように接触すると共に、第2平面に対して第2突起の稜角が食い込むように接触する第1状態となる。そして、この第1状態において、金属シールの径方向に沿った断面を見ると、第1平面及び第2平面の間で三点支持された状態となり、その後、第1平面及び第2平面をさらに接近させて金属シールを加圧した場合に、金属シールが径方向に対して内側や外側へ倒れるように捩れ変形することを防止できる。また、第1状態になった後、加圧によって金属シールが変形し、これにより、第2平面に対して第2突起のみならず、一対の第3突起が接触する第2状態となる。そして、第2状態になった後、第1平面及び第2平面をさらに接近させて金属シールを加圧した場合に、第1状態において、第2突起に比べて平面に対する食い込みが浅かった一対の第1突起が、一対の第3突起と接触した第2平面によって強く押圧されて第1平面に対して深く食い込むようになる。これにより、第2突起のみならず、一対の第1突起も対向する平面に対して深く食い込み、第1平面及び第2平面に対して金属シールがより位置ズレし難くなり、シール性も向上する。また、この場合、金属シールに対して捩れの弾性変形が生じ難くなってしわが発生し難くなり、その結果、第1平面及び第2平面い対し、金属シールを周方向に沿って均一に密着されることができるようになり、シール性を向上させることができる。なお、稜角とは、二つの法面によって形成される二面角の稜線であり、法面は、平面であってもよく、多少湾曲した曲面であってもよい。因みに、各突起の稜角は、金属シールが各平面で押圧されていない未使用時の自然状態において角状になっているが、各平面に押圧された使用後において角が潰れ、その先端が平坦状、円弧状等の角状でない形状に変形する可能性がある。
また、前記金属シールにおいて、前記一対の第3突起が、前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形した場合に、前記第2平面と接触するものであり、さらに、前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形した場合に、前記一方の第3突起が、前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも外側で前記第2平面と接触し、前記他方の第3突起が、前記径方向に対し、前記他方の第1突起よりも内側で前記第2平面に接触するものであってもよい。
このようなものであれば、前記第2状態になった後、第1平面及び第2平面をさらに接近させて金属シールを加圧した場合に、一対の第1突起に対し、互いに向かい合う方向へ移動させる圧縮力が働く。しかし、一対の第1突起に対していくら圧縮力が働いたとしても、金属シール自体はある程度までしか変形できないため、一対の第1突起の互いに向かい合う方向への移動が阻止される。これにより、一対の第1突起が第1平面に対して滑り難くなり、シール性が向上する。また、第1端面部と第2端面部とで径方向に対する各突起の位置が相違しているため、金属シールをひっくり返して使用することにより、同じ金属シールを用いて再度シールし直すことができる。詳述すると、一度目のシールによって第1平面及び第2平面に対して各突起の接触位置に傷が形成されるが、二度目のシールにおいては、金属シールをひっくり返して使用することにより、その傷を避けるように各突起を第1平面及び第2平面に接触させることができ、二度目のシールにおいても一度目のシールと同様に気密性を保つことができる。
また、前記いずれかの金属シールにおいて、前記一対の第1突起又は前記一対の第3突起の少なくとも一方が、前記基準平面に対して垂直方向に伸び、かつ、前記第2突起の稜角を通過する中央線に対して線対称に形成されているものであってもよい。
このようなものであれば、例えば、一対の第1突起を中央線に対して線対称に形成すると、前記第1状態において、第2平面による押圧が、第2突起を介して各第1突起に略均等に伝わり、第1平面に対する各第1突起の稜角の食い込み深さが略同一になる。これにより、片側の第1突起の稜角による第1平面への食い込みが浅くなる事態が回避され、第1平面に対する一対の第1突起の滑りを抑制できる。一方、一対の第3突起を中央線に対して線対称に形成すると、前記第2状態において、第1平面による押圧が、各第1突起を介して各第3突起に均等に伝わり、第2平面に対する各第3突起の接触圧力が略同一になる。これにより、片側の第3突起による第2平面への接触圧力が低くなる事態が回避され、第2平面に対する一対の第3突起の滑りを抑制できる。そして、一対の第1突起及び一対の第3突起をいずれも中央線に対して線対称に形成すると、その中心線に対して両側(内側及び外側)で金属シールに働く外力や応力の偏りが無くなり、これにより、一対の第1突起及び一対の第3突起の接触平面に対する滑りを更に抑制できる。
また、前記いずれかの金属シールにおいて、前記一対の第3突起が、前記第2平面に接触する稜角を有しているものであってもよい。
このようなものであれば、前記第2状態において、第2平面に対して一対の第3突起が食い込むように接触し、これにより、第2平面に対する一対の第3突起の滑りが抑制される。
また、前記一対の第3突起の稜角が、前記基準平面に対して同じ垂直方向距離になるように形成されているものであってもよい。
このようなものであれば、前記第1状態から前記第2状態に移行する場合に、第2平面に対して各第3突起が略同時に接触し、これに伴って第2平面に対する各第3突起の食い込みの深さが略同一になる。これにより、片側の第3突起の第2平面に対する食い込みが浅くなることが防止され、第2平面に対する一対の第3突起の滑りを抑制できる。
なお、本発明に係る流体制御装置は、前記いずれかに記載の金属シールと、前記第1平面が形成されたフランジと、前記第2平面が形成されたブロックと、を備え、前記ブロックに対して前記フランジを取り付けることによって前記金属シールが前記第1平面及び前記第2平面によって押圧挟持されるように構成されたものである。
このようなものであれば、ブロックとフランジとの間に形成される隙間のシール性が向上し、この隙間からの流体が漏れを抑制できる。
また、本発明に係る金属シールは、第1端面部及び第2端面部を備えた環状の金属シールであって、前記第1端面部が、前記金属シールの径方向にずらして形成され、稜角を有する一対の第1突起を具備し、前記第2端面部が、前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも内側、かつ、前記他方の第1突起よりも外側に形成され、稜角を有する第2突起と、前記径方向に対し、前記第2突起よりも内側及び外側にそれぞれ形成され、前記一対の第1突起の稜角を含む基準平面に対する垂直方向距離の最も大きい点が、前記第2突起の稜角における前記垂直方向距離よりも小さい一対の第3突起と、を具備していることを特徴とするものである。
また、本発明に係るシール方法は、稜角を有する一対の第1突起を具備する第1端面部と、稜角を有する第2突起及び稜線を有する一対の第3突起を具備する第2端面部と、を備えた環状の金属シールを用いたシール方法であって、前記一対の第1突起における稜角を前記第1平面に対して接触させると共に、前記一対の第2突起における稜角を前記第2平面に対して接触させることと、前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形することにより、前記一対の第3突起における稜線を前記第2平面に対して接触させることと、を備えた方法である。
このように構成した本発明によれば、第1平面及び第2平面に対し、金属シールの滑りによる微小な傷が発生し難く、また、第1平面及び第2平面に対する密着性が高い金属シールを得ることができる。
実施形態1に係る金属シール及びその金属シールが用いられるマスフローコントローラを示す模式的分解斜視図である。 実施形態1に係る金属シールの模式的斜視図である。 実施形態1に係る金属シールの径方向に沿った横断面を示す模式的断面図である。 実施形態1に係る金属シールの押圧開始時における変形前の自然状態と、押圧挟持完了後の状態を示す模式的断面図である。 実施形態2に係る金属シールの径方向に沿った横断面を示す模式的断面図である。 従来の金属シールを示す模式的斜視図である。 従来の金属シールの押圧開始時における変形前の自然状態と、押圧挟持完了後の状態を示す模式的断面図である。 従来の金属シールにおける押圧挟持完了後のしわの発生状態を示す模式図である。
以下に、本発明に係る金属シールを図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態に係る金属シール100は、図1に示すように、例えば、流体制御装置であるマスフローコントローラ200において、各機器の間の接続部分からの流体のリークを防ぐために用いられる。
具体的に説明すると、前記マスフローコントローラ200は、内部流路が形成されたブロックBと、ブロックBに対して取り付けられるバルブVと、同様にブロックBに対して取り付けられる2つの圧力センサPと、を備えたものである。
前記ブロックBは、概略直方体形状のものであり、バルブV及び2つの圧力センサPの取付面となる上面に、内部流路へ繋がる複数の開口Cが設けられている。なお、バルブV及2つの圧力センサPは、ブロックBの取付面に対して取付フランジFLを介してボルト等によって固定される。そして、金属シール100は、ブロックBの取付面に設けられた開口Cを囲むように配置され、この取付面と取付フランジFLの底面との間に挟持される。
より具体的に説明すると、ブロックBの取付面には、各開口Cの周囲に金属シール100と接触する環状の第1平面S1が形成されている。また、バルブV及び2つの圧力センサPにおける取付フランジFLの底面には、金属シール100と接触する第2平面S2が形成されている。そして、金属シール100は、第1平面S1と第2平面S2との間に挟持され、第1平面S1と第2平面S2を相互に近づけることによって押圧される。なお、本実施形態においては、説明の便宜上、図1における上面側を第1平面S1、下面側を第2平面S2としているが、この関係は逆であってもよい。
次に、前記金属シール100について詳述すると、金属シール100は、図2に示すように円柱座標系を設定した場合、中心軸Zから径方向Rに所定距離離れた位置に図3に示す断面を配置し、その断面を中心軸Zの周りに1回転させた回転体形状をなすものである。より具体的には、金属シール100は、第1平面S1と対向する第1端面部1Pと、第2平面S2と対向する第2端面部2Pと、を備えている。そして、第1端面部1Pには、2か所の突出している部分が形成してあり、第2端面部2Pには、3か所の突出している部分が形成されている。なお、第1端面部1P及び第2端面部2Pは、例えば、切削加工等の機械加工で所定形状に成形してあるが、その他の加工方法で成形しても構わない。なお、以下の説明においても、金属シール100を第1端面部1P又は第2端面部2Pに対して垂直な方向から見た場合の中心を通る回転軸を中心軸Z、その中心軸Zに対して垂直な方向を径方向Rとして説明する。
前記第1端面部1Pは、図2に示すように、径方向Rに対してずらして形成された一対の第1突起11a,11bを備えている。具体的には、第1端面部1Pは、径方向Rに対して外側に形成された一方の第1突起11aと、径方向Rに対して内側に形成された他方の第1突起11bと、を備えている。
前記各第1突起11a,11bは、図3に示すように、径方向Rに沿った横断面が二等辺三角形状のものである。よって、各第1突起11a,11bは、第1端面部1Pを一周する稜角LAを形成している。なお、各第1突起11a,11bの稜角LAは、少なくとも180°よりも小さく、好ましくは110°±1°に形成してあり、外側の法面と内側の法面とが第1平面S1に対して同じ角度で傾斜するようにしてある。
前記第2端面部2Pは、図2に示すように、第2突起12と、径方向Rに対して第2突起12よりも内側及び外側にそれぞれ形成された一対の第3突起13a,13bと、を備えている。具体的には、第2端面部2Pは、第2突起12と、径方向Rに対して第2突起12よりも外側に形成された一方の第3突起13aと、径方向Rに対して第2突起12よりも内側に形成された他方の第3突起13bと、を備えている。
前記12第2突起は、径方向Rに沿った横断面が概略三角形状のものである。よって、第2突起12は、第2端面部2Pを一周する稜角LAを形成している。そして、第2突起12の陵角LAは、径方向Rに対し、一方の第1突起11aの稜角LAよりも内側、かつ、他方の第1突起11bの稜角LAよりも外側になるように形成してある。より具体的には、第2突起12の稜角LAは、径方向Rに対し、一対の第1突起11aの稜角LAと他方の第1突起11bの稜角LAとの間の中央になるように形成してある。なお、第2突起12の稜角LAは、少なくとも180°よりも小さく、好ましくは110°±1°に形成してあり、外側の法面と内側の法面とが第2平面S2に対して同じ角度で傾斜するようにしてある。
前記各第3突起13a,13bは、径方向Rに沿った横断面が概略三角形状のものである。よって、各第3突起13a,13bは、第2端面部2Pを一周する稜角LAを形成している。そして、一方の第3突起13aの稜角LAは、径方向Rに対し、一方の第1突起11aの稜角LAよりも外側になるように形成してあり、また、他方の第3突起11bの稜角LAは、径方向Rに対し、他方の第1突起11bの稜角LAよりも内側になるように形成してある。より具体的には、一方の第3突起13aの稜角LAは、一方の第1突起11aの稜角LAよりも径方向Rに対して所定距離だけ外側になるように形成してあり、また、他方の第3突起13bの稜角LAは、他方の第1突起11bの稜角LAよりも径方向Rに対して前記所定距離と同一距離だけ内側になるように形成してある。なお、各第3突起13a,13bの稜角LAは、少なくとも180°よりも小さく、好ましくは110°±1°に形成してあり、外側の法面よりも内側の法面の方が第2平面S2に対して小さい角度で傾斜するようにしてある。
また、前記各第3突起13a,13bの稜角LAは、図3に示すように、金属シール100が変形前の自然状態において、一対の第1突起11aの稜角LAを含む基準平面RPに対する垂直方向距離が、第2突起12の稜角LAにおける基準平面RPに対する垂直方向距離に比べて距離hだけ小さくなっている。そして、各第3突起13a,13bの稜角LAにおける基準平面RPに対する垂直方向距離は、同一になっている。
従って、図4(a)に示すように、第1端面部1Pに第1平面S1が接触し、第2端面部2Pに第2平面S2が接触して、押圧挟持が開始される時点では、第2平面S2に対して第2突起12の稜角LAのみが接触し、各第3突起13a,13bの稜角LAは接触しない状態となる。そして、各第3突起13a,13bの稜角LAは、第1平面S1から見て同じ高さに配置されるようになっている。
また、金属シール100を中心軸Z方向に沿って断層をとった場合には、一対の第1突起11a、11b、第2突起12、一対の第3突起13a,13bは、その稜角LAがそれぞれ異なる平面上に現れる。そして、各第1突起11a,11bの稜角LAは、同一平面上に現れ、同様に、各第3突起13a,13bの稜角LAも、同一平面上に現れる。さらに、金属シール100は、等断面形状の環状体であるので、図2に示すように中心軸Zを含む1又は2の切断面に現れる任意の2つの端面を見た場合に、各端面に現れるそれぞれの第1突起11a,11bの2つの稜角LAは、同一平面上に配置され、同様に、各端面に現れるそれぞれの第3突起13a,13bの2つの稜角LAは、同一平面上に配置されように構成してある。そして、各端面に現れる各第1突起11a,11bの稜角LAが配置される平面と、各端面に現れる各第3突起13a,13bの稜角LAが配置される平面とは、平行になるように構成してある。
このような構成になっているため、図3に示すように、一対の第1突起11a,11b、第2突起12及び一対の第3突起13a,13bは、前記基準平面RPから垂直方向に伸び、かつ、第2突起12の稜角LAを通過する中心線CLに対して線対称になるように構成してある。
次に、金属シール100を第1平面S1と第2平面S2とで押圧挟持した場合を図4に基づき説明する。
図4(a)に示すように、金属シール100が変形前の自然状態であって、第1平面S1が第1端面部1Pに接触し、第2平面S2が第2端面部2Pに接触し、加圧が開始される時点では、第1平面S1に対して一対の第1突起11a,11bの稜角LAが接触し、第2平面S2に対して第2突起12の稜角LAが接触した第1状態となる。
次に、前記第1状態になった後、第1平面S1及び第2平面S2をさらに接近させると、図4(b)に示すように、第1平面S1及び第2平面S2による金属シール100に対する加圧が開始され、これにより、金属シール100に変形が生じ、第2平面S2に対し、第2突起12の稜角LAに加え、一対の第3突起13a,13bの稜角LAも接触した第2状態となる。より具体的には、金属シール100に対する加圧が開示されると、金属シール100に対し、自然状態から一対の第3突起13a,13bを僅かに中心線CL側へ寄せるような変形が生じ、これにより、一対の第3突起13a,13bの稜角LAは、自然状態に比べて僅かに中心線CL側に近づいた状態で第2平面S2に対して接触した状態となる。但し、この一対の第3突起13a,13bの中心線CL側への移動は僅かであり、一対の第3突起13a,13bが第2平面S2に接触した状態(第2状態)において、径方向Rに対し、一方の第3突起13aが、一方の第1突起11aよりも外側に配置され、かつ、他方の第3突起13bが、他方の第1突起11bよりも内側に配置された状態は維持される。
なお、加圧が開始された時点において、一対の第1突起11a,11bの稜角LAは、第1平面S1に対して接触しているので、その第1平面S1に食い込んで楔としての役割を果たす。同様に、第2突起12の稜角LAは、第2平面S2に接触しているので、その第2平面S2に食い込んで楔としての役割を果たす。これにより、加圧によって金属シール100に変形が生じても、一対の第1突起11a,11b及び第2突起12は、最初に接触している位置から殆ど位置ズレしない。この場合、図4においては、一対の第1突起11a,11b及び第2突起12の各稜角LAを先端が尖った角状に図示しているが、金属シール100の強度の問題により、その角状の先端が潰れて、平坦状又は円弧状等の角状でない形状に変形する可能性がある。
そして、前記第2状態になった後、第1平面S1と第2平面S2とをさらに接近させると、一対の第3突起13a,13bの稜角LAが、第2平面S2に食い込む。この場合、径方向Rに対し、一方の第1突起11aの稜角LAが第1平面S1に接触する位置よりも、第2突起12の稜角LAが第2平面S2に接触する位置が内側になるのに対し、一方の第3突起13aの稜角LAが第2平面S2に接触する位置が外側になる。これに伴って、一方の第1突起11a及び第2突起12が押圧されて生じる応力の向きと、一方の第1突起11a及び一方の第3突起13aが押圧されて生じる応力の向きが、逆向きになる。これにより、第2平面S2に対する一方の第3突起13aの滑りが抑制され、一方の第3突起13aの稜角LAは、第2平面S2に対して最初に接触した位置から殆ど位置ズレしなくなる。なお、他方の第1突起11b、第2突起、他方の第3突起13bに関しても、径方向Rに対する位置関係が逆転するだけで同様のことが言える。
因みに、第1平面S1及び第2平面S2による金属シール100の加圧が開始されると、一対の第1突起11a,11b、第2突起12、一対の第3突起13a,13bの各稜角LAは、金属シール100の強度の問題により、その角が潰れて、その先端が平坦状又は円弧状等の角状でない形状に変形する可能性がある。
また、前記第1状態から前記第2状態になるまでの間、言い換えると、金属シール100に対する加圧が開始されてから第2平面S2に対して一対の第3突起13a、13bの稜角LAが接触するまでの間に、第1平面S1に対して一対の第1突起11a,11bの稜角LAが食い込む深さは、第2平面S2に対して第2突起12の稜角LAが食い込む深さに比べて浅い。これは、第1平面S1には二つの稜角LAが接触しているのに対して、第2平面S2には一つの稜角しか接触しておらず、接触面積が相違しているからである。しかし、前記第2状態になった後、さらに加圧が続くと、第2平面S2による押圧力が、一対の第3突起13a,13bを介して一対の第1突起11a,11bに効率良く伝わるようになり、一対の第1突起11a,11bの稜角LAが、第1平面S1により深く食い込む。これにより、金属シール100の変形が大きくなっても、これに応じて第1平面S1に対する一対の第1突起11a,11bの稜角LAの食い込みが深くなり、第1平面S1に対して一対の滑りが抑制され、一対の第1突起11a,11bが、第1平面S1に対して最初に接触した位置から殆ど位置ズレしなくなる。
これらのことから、実施形態1に係る金属シール100であれば、押圧挟持を進めることによって金属シール100が滑って第1平面S1や第2平面S2に微小な傷が付き難く、また、金属シール100にしわが生じ難くなり、その結果、流体のリークの原因となる微小隙間が発生し難くなる。
また、このような構成にすれば、金属シール100が、第1平面S1及び第2平面S2によって押圧挟持されたとしても、平面に対する各突起の接触位置がズレないため、押圧方向(中心軸CLに沿う方向)に対して大きな捩れが発生しない。このため、金属シール100は、第1平面S1及び第2平面S2によって押圧挟持された後においても、押圧方向に対する復元力を維持する。これにより、何等かの原因で第1平面S1と第2平面S2との間の距離が多少大きくなるような事態が生じたとしても、シール性が保たれる。
従って、実施形態1に係る金属シール100は、第1平面S1と第2平面S2によって均一に押圧され、全周に亘って高い密着性を実現でき、シール性が向上し、流体のリークを防ぐことができる。
<実施形態2>
本実施形態は、前記実施形態1に係る金属シール100の第2端面部2P、具体的には、第2端面部2Pに形成される一対の第3突起13a,13bの変形例である。本実施形態に係る金属シール100は、図5に示すように、一対の第3突起13a´,13b´が、径方向に沿った横断面が概略部分円筒状になっている。そして、本実施形態に係る金属シール100においては、前記第2状態において、一対の第3突起13a´,13b´における基準平面RPに対する垂直方向距離が最も大きい部分が稜線RLとなって第2平面S2に対して接触する。
このような構成においては、前記実施形態1に係る一対の第3突起13a,13bの稜角LAのように、一対の第3突起13a´,13b´の稜線RLによる第2平面S2に対する食い込みは期待できないが、前記実施形態1に係る金属シール100同様にシール性が向上する。
<その他の実施形態>
本発明に係る金属シールは、マスフローコントローラだけに用いられるものではなく、その他の用途にも用いることができる。例えば、圧力制御装置等の流体制御機器に用いてもよいし、流体の流れる配管同士の継手部分に用いてもよい。
前記各実施形態においては、一対の第1突起を中心軸に対して線対称に配置すると共に、一対の第2突起を中心軸に対して線対称に配置しているが、これに限定されない。例えば、一対の第1突起又は一対の第2突起の少なくとも一方のみが、中心軸に対して線対称に配置されているものであってもよい。
また、前記各実施形態においては、一対の第1突起の形状を中心軸に対して線対称な形状としているが、非対称な形状にすることもできる。同様に、一対の第3突起の形状を非対称な形状とすることもできる。但し、この場合、中心軸に対して両側で外力や応力に偏りが生じることから、線対称な形状とすることが好ましい。
また、本発明に係る金属シールは、環状のものであればよく、前記各実施形態のように第1端面部又は第2端面部に対して垂直な方向から見た場合に概略真円状のものに限られない。例えば、第1端面部又は第2端面部に対して垂直な方向から見た場合に、楕円形状、角丸四角形状、トラック形状等様々な形状で環状に形成した金属シールであってもよい。真円形状以外の場合には前述した実施形態における中心軸は基準軸として定義できる。また、金属シールは、延伸方向に対する横断面の形状がどの切断面でもほぼ同じ形状となる等断面形状の環状体として形成されるのが好ましい。
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100 金属シール
200 流体制御装置
1P 第1端面部
2P 第2端面部
S1 第1平面
S2 第2平面
11a,11b 第1突起
12 第2突起
13a,13b 第3突起

Claims (9)

  1. 第1平面及び第2平面との間に設けられ、前記第1平面及び前記第2平面を互いに近づけることによって押圧挟持される環状の金属シールであって、
    前記第1平面と対向する第1端面部と、
    前記第2平面と対向する第2端面部と、を備え、
    前記第1端面部が、
    前記金属シールの径方向にずらして形成され、前記第1平面と接触する稜角を有する一対の第1突起を具備し、
    前記第2端面部が、
    前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも内側、かつ、前記他方の第1突起よりも外側に形成され、前記第2平面と接触する稜角を有する第2突起と、
    前記径方向に対し、前記第2突起よりも内側及び外側にそれぞれ形成され、前記一対の第1突起の稜角を含む基準平面に対して垂直方向距離の最も大きい点が、前記第2突起の稜角における前記垂直方向距離よりも小さい一対の第3突起と、を具備することを特徴とする金属シール。
  2. 前記一対の第3突起が、前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形した場合に、前記第2平面と接触する請求項1記載の金属シール。
  3. 前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形した場合に、
    前記一方の第3突起が、前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも外側で前記第2平面と接触し、
    前記他方の第3突起が、前記径方向に対し、前記他方の第1突起よりも内側で前記第2平面に接触する請求項1又は2のいずれかに記載の金属シール。
  4. 前記一対の第1突起又は前記一対の第3突起の少なくとも一方が、前記基準平面に対して垂直方向に伸び、かつ、前記第2突起の稜角を通過する中央線に対して線対称に形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の金属シール。
  5. 前記一対の第3突起が、前記第2平面に接触する稜角を有している請求項1乃至4のいずれかに記載の金属シール。
  6. 前記一対の第3突起の稜角が、前記基準平面に対して同じ垂直方向距離になるように形成されている請求項5記載の金属シール。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の金属シールと、
    前記第1平面が形成されたフランジと、
    前記第2平面が形成されたブロックと、を備え、
    前記ブロックに対して前記フランジを取り付けることによって前記金属シールが前記第1平面及び前記第2平面によって押圧挟持されるように構成された流体制御装置。
  8. 第1端面部及び第2端面部を備えた環状の金属シールであって、
    前記第1端面部が、
    前記金属シールの径方向にずらして形成され、稜角を有する一対の第1突起を具備し、
    前記第2端面部が、
    前記径方向に対し、前記一方の第1突起よりも内側、かつ、前記他方の第1突起よりも外側に形成され、稜角を有する第2突起と、
    前記径方向に対し、前記第2突起よりも内側及び外側にそれぞれ形成され、前記一対の第1突起の稜角を含む基準平面に対する垂直方向距離の最も大きい点が、前記第2突起の稜角における前記垂直方向距離よりも小さい一対の第3突起と、を具備していることを特徴とする金属シール。
  9. 請求項1乃至6いずれかに記載の金属シールを用いたシール方法であって、
    前記一対の第1突起における稜角を前記第1平面に対して接触させると共に、前記第2突起における稜角を前記第2平面に対して接触させることと、
    前記第1平面及び前記第2平面によって前記金属シールを押圧挟持して変形することにより、前記一対の第3突起を前記第2平面に対して接触させることと、を備えたシール方法。
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