JP4440227B2 - 排紙載置装置及び排紙載置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、画像形成装置の排紙載置装置に関するものである。
従来の画像形成装置の排紙載置装置は、画像形成装置の排紙部とトレーとの間に固定式のガイドプレートを設置することにより、先に排出された排紙の下に後から排出される排紙が潜り込むことによる印刷順序が異なる問題や、トレー上に集積された排紙の後端部と、後から排出される排紙の先端部が当接して、後から排出される排紙の移動が妨げられることによる紙ジャムや排紙の反転動作を防ぐ方式が提案されていた(特許文献1)。
また、複数の排紙トレーを備える排紙載置装置では、画像形成装置の排紙部と排紙トレーとの間に排紙を案内するスロープ部材を設け、前記スロープ部材を排紙トレー上の案内位置と排紙部下方の待機位置間を結ぶ所定軌跡で往復運動するように構成する方式が提案されている(特許文献2)。
特開2002−179315号公報 特開2002−55429号公報
特許文献1に示す方式では、ガイドプレート位置が固定されているので、排紙方向に対して排紙はガイドプレートよりも遠くに集積される必要があり、排紙トレーが大きくなるという課題があった。また、場合によっては、ガイドプレートに排紙が引っ掛かる可能性があるという課題があった。
また、複数の排紙トレーを設ける場合、排紙方向に直交する方向に排紙トレーを移動させる構成では、ガイドプレートと排紙トレーが干渉してしまうという課題があった。
また、特許文献2に示す方式では、排紙トレー上の案内位置と排紙部下方の待機位置間で、排紙方向平面に対して直交する方向に、平面状のスロープ部材をリンク機構により往復駆動する構成であるため、スロープ部材の可動スペースが大きく必要となり、スロープ部材の駆動機構も複雑になるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、排紙を確実に排紙トレー上に載置可能な小型で安価な排紙載置装置を提供することを目的とする。
特に、記録紙にロール紙を用いる画像形成装置の排紙載置装置において、ロール紙の巻き癖により排紙がカールしていても、排紙を確実に排紙トレー上に載置可能な、小型で安価な排紙載置装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排紙載置装置は、画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる、画像形成装置の排紙載置装置であって、前記排紙を下方から係止する係止部を有するガイド部材と、排紙開始時には、前記係止部を前記排紙の下方に移動させ、前記排紙途中の時点で、前記係止部を前記排紙の外側へ退避させる駆動部と、前記駆動部を前記画像形成装置の排紙動作に合わせて制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の排紙載置装置によれば、排紙がロール紙の巻き癖によりカールしていても、ガイド部材が排紙経路内(排紙の下方)から退避したとき、排紙の先端はガイド部材の係止部により、スタック紙の中央よりも先端部側へ案内されているため、スタック紙に対する排紙の先端部の入射角度を大きくすることができ、排紙のスタック紙に対する入射角不足による座屈や反転をすることなくスタック紙上に排紙を載置することが可能となる効果を奏する。
また、排紙を排紙トレー上に載置する際に、ガイド部材を排紙経路内(排紙の下方)から退避させ、プリンタ本体(画像形成装置の一例)内の初期位置に戻すように構成しているため、ガイド部材に排紙が引っ掛かることなく、かつ、排紙トレーの長さも短くすることが可能となり、プリンタ本体及び排紙トレーを含めた装置全体サイズを小型化することができるという効果を奏する。
また、ガイド部材を丸棒形状としていることにより、排紙の先端はガイド部材上をほぼ点接触の状態で、排紙方向に搬送されるため、搬送抵抗が少なくすることができるという効果を奏する。なお、ガイド部材を排紙との摩擦係数が低くなる材質、例えば、ステンレスなどとすることにより、より摩擦抵抗を少なくすることでき、より安定した動作が可能となる。
また、ガイド部材の先端形状を半円球状としているため、ガイド部材の退避動作時に、排紙の裏面とガイド部材の先端が擦れても、その摩擦抵抗を少なくすることが可能となり、ガイド部材の退避動作を円滑(スムーズ)に行うことができるという効果を奏する。
また、排紙の排紙方向平面と略平行な平面内で回動するように構成しているため、排回動ガイドの紙方向に直交する上下方向の動作スペースを小さくすることができ、ガイド部材を棒状としているため、回動ガイドをプリンタ内に格納するためのスペースも小さくすることが可能となり、プリンタ本体の小型化ができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1について、図を用いて以下に説明する。
図1は実施の形態1に係る画像形成装置(プリンタ本体1)の側面全体構成図である。
図1において、符号1は画像形成装置としてのプリンタ本体を示している。プリンタ本体1は、インクシート3よりインクを転写するサーマルヘッド4、インクシート3を巻き取るインクシート巻取りリール3a、記録用紙12を供給するロール紙2、ロール紙2を搬送する搬送ローラ10、印刷されたロール紙を裁断するカッター5、記録紙12をプリンタ本体1の外部に排出する排紙部6、排紙された紙を受ける排紙トレー8を有している。排紙部6は、プリンタ本体の正面に位置しており、排紙ローラ61が回転することにより、記録紙12をプリンタ本体1の外部に排出する。
プリンタ本体1は、ロール紙2より供給される記録用紙12に対して、サーマルヘッド4によりインクシート3を押圧、加熱して画像を形成する熱転写方式により印刷を行う画像形成装置である。図1で示すプリンタ本体1は熱転写方式としたが、これは画像形成装置の一例であり、電子写真方式や、インクジェット方式でも構わないし、他の方式でも構わない。
本実施の形態に係る排紙載置装置11は、排紙部6の下側(付近)に設置され、排紙方向Bに直交する方向(C方向)において、排紙部6と排紙トレー8との間であり、かつ、プリンタ本体1内に設けられている。
プリンタ本体1による画像形成動作について簡単に説明する。搬送ローラ10により、図中A方向に記録紙12を搬送しながらサーマルヘッド4を図示しない駆動手段により所望の画像が得られるように駆動することにより、記録紙12上に画像を形成する。このとき、記録紙12と共にA方向に搬送されたインクシート3は、インクシート巻取りリール3aにより巻き取られる。
画像形成動作が終了した後は、図示しない駆動手段によりサーマルヘッド4を退避させ、搬送ローラ10により記録紙12を排紙部6へ搬送し、記録紙12は所定の位置においてカッター5により切断され、排紙7として排紙部6によりB方向へ排出され、排紙トレー8上に落下する。カッター5により切断されることにより、排紙7はちょうど1画面分の長さとなる。排紙トレー8は、排紙受部81を有している。また、排紙トレー8は排紙7の排紙方向先端部が、その後端部よりも下方に位置するように傾斜して設けられており、排紙7が落下しスライドすることにより、排紙7の排紙方向先端部が排紙受部81で係止され、揃うようになっている。
次に、本実施の形態に係る排紙載置装置11について説明する。
図2(a)は第1の本実施の形態に係る排紙部6及び排紙載置装置11の概略正面図(図1におけるF方向に見た図)、図2(b)は概略上面図(図1におけるC方向に見た図)である。排紙部6は、2つの排紙ローラ回転軸62と、それぞれの排紙ローラ回転軸を中心として回転する排紙ローラ61を有する。排紙ローラ61が回転することにより、排紙7が排出される。
符号13は先端が半球形状である棒状のガイド部材であり、排紙が下方に落下するのを係止する係止部44を有し、端部の一方に回動中心軸15を設けている。また、同じ端部に回動可能に設置された支持台14が取り付けられており、支持台14の下部には、後述するガイド部材回動駆動部16と連動するガイド部材側ギア42が有る。符号16はガイド部材13を回動させるガイド部材回動駆動部(駆動部の一例)である。ガイド部材回動駆動部16は、ガイド部材13を回動中心軸15を中心に回動させる回動駆動モータ45(モータの一例)と、ガイド部材側ギア42と噛合う駆動部側ギア41とを有する。また、排紙載置装置11は、ガイド部材回動駆動部16を制御することにより、ガイド部材13を回動させる回動制御部17(制御部の一例)を備えている。ガイド部材回動駆動部16は、回動制御部17が発する回動駆動信号により駆動する。また、図2は排紙載置装置11の載置動作前の初期状態(排紙開始直前の状態)を示し、ガイド部材13は、初期状態においてプリンタ本体1内に格納された状態となっている。
次に、排紙7が排紙トレー8上に落下する際の動作について説明する。まず、排紙載置装置11を作動させない場合について説明する。図3は排紙載置装置11を作動させない場合の、排紙トレー8上への排紙7の落下動作を示す図である。
プリンタ本体1から排出される排紙は、ロール紙2をカッター5により裁断したものであるため、排紙7にはロール紙2の巻癖がついている場合があり、この巻癖はロール紙2の径が小さくなるほど強くなる。すなわち、図3の一点鎖線で示すように排紙部6から排紙された排紙7は下向きにカールした状態で排紙される。
排紙される枚数が少ない場合は、排紙7がカールした状態でも図3に示すように排紙トレー8上にスタック紙9として載置されるが、ある程度の枚数となると、排紙7とスタック紙9との接触する角度である排紙7のスタック紙9に対する入射角度iが小さくなり、排紙7が排紙時に座屈する場合がある。あるいは排紙7とスタック紙9とが接触する接触点を中心に排紙7が排紙方向(B方向)へ回転する反転載置などの不具合が生じる。また、符号7aに示すように排紙7の排紙方向先端部がスタック紙9の後端部に当接して引っ掛かり、排紙7を載置できないなどの不具合が生じる。
次に排紙載置装置11による排紙7の載置動作について図4及び図5を用いて説明する。
図4(a)及び図5(a)は排紙載置装置11の動作状態を示す概略上面図、同じく図4(b)及び図5(b)はその概略側面図である。
まず、排紙7が排出される前に、ガイド部材回動駆動部16を回動させることにより、回動中心軸15を中心にガイド部材13を回動させ、係止部44を排紙7の下方に移動させる。即ち、排紙7が排紙部6によりプリンタ本体1の外側へ排出される前に、回動制御部17の制御信号によりガイド部材回動駆動部16を駆動させて、支持台14を図4(a)の実線矢印方向(H方向)に回動させることにより、プリンタ本体1の内部に格納されたガイド部材13は、排紙7の排紙方向平面に対して概略平行な平面において図4(a)の破線矢印方向(G方向)に示すような軌跡を描きプリンタ本体1の外部へ露出される。ガイド部材13の回動角度θは、排紙7の幅方向の端辺(図4のL2の幅)を超えない程度とし、図4では回動角度θを初期位置から約90度となるよう位置している。このとき、ガイド部材13は、排紙7が排紙部6から排紙トレー8上に落下する経路(空間)となる排紙経路内に位置される。
前記状態において、排紙部6の排紙ローラ61が回転することにより排紙7を排紙方向Bへ搬送すると、係止部44が排紙7を下方から係止する状態となる。即ち、排紙7の排紙方向先端はガイド部材13とほぼ点接触の状態で、ガイド部材13上を案内される。このとき、排紙7がカールしていても、排紙トレー8に落下しないため、排紙7の先端はスタック紙9とは接触しない。
次に、排紙7が排紙部6から排紙される直前に、係止部44を排紙の下方から外側へ移動させる。即ち、所定のタイミングで回動制御部17によりガイド部材回動駆動部16を駆動し、支持台14を図5(a)の実線矢印方向(K方向)へ回動駆動させることによりガイド部材13を図5(a)の破線矢印方向(J方向)へ回動させて、排紙経路内からガイド部材13を退避させ、最終的に図2(b)に示す初期位置へ戻す。所定のタイミングとは、排紙7の排紙方向先端が、スタック紙中央を越えた時点が望ましい。すなわち、排紙7の排出された長さL1よりもスタック紙中央までの距離L3との関係がL1>L3となった時点でガイド部材13を退避させる。このようにすることにより、スタック紙に対する排紙の入射角度iを最低限に抑えることが可能となる。ガイド部材13が退避すると、ガイド部材13上を案内されていた排紙7の先端は、ガイド部材13から落下し、スタック紙9と当接し、排紙部6の上部の排紙ローラ61がR1方向に、下部の排紙ローラ61がR2方向に回転することにより、完全にプリンタ本体1本体から排出されると、スタック紙9上に積載(載置)される。
本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置方法について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置方法をしめすフローチャートである。
まず、排紙が開始された時点で、回動制御部17がガイド部材回動駆動部16に回動駆動信号を発する(S101)。次に、ガイド部材回動駆動部16が回動することにより、ガイド部材13が回動中心軸15を中心として回動し、係止部44が排紙7の下方(排紙経路の中)に位置する(S102)。そして、排紙部6の排紙ローラ61が回転し、排紙7が、係止部44に係止された状態で排出される(S103)。S101からS103までを係止部移動ステップとする。
排紙が完了する前に、回動制御部17がガイド部材回動駆動部16に、排紙開始時と反対向きに回動するよう回動駆動信号を発する(S104)。ガイド部材回動駆動部16が回動し、ガイド部材が開始時点とは反対方向に回動する。係止部44が排紙7の外側であるプリンタ本体1内の初期位置に退避する(S105)。排紙が完了し、排紙7が排紙トレー8に落下する(S106)。S104からS106までを係止部退避ステップとする。
本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置は、
画像形成装置の排紙部から落下される排紙を、前記画像形成装置の排紙部の下方に設けられた排紙トレー上に集積する画像形成装置の排紙載置装置であって、前記排紙部からの排紙を前記排紙トレー上の排紙載置位置に案内するガイド部材、前記ガイド部材を回動駆動するガイド部材回動駆動部及び前記ガイド部材回動駆動部の駆動を制御する回動制御部を備え、前記ガイド部材は、前記画像形成装置の排紙部の下方かつ前記排紙トレーとの間に配設するとともに、前記画像形成装置の排紙搬送方向平面に対して、概略平行な平面内で回動可能に構成され、前記画像形成装置の排紙部からの排紙動作に合わせて、前記ガイド部材回動駆動部及び回動制御部により、前記ガイド部材を回動駆動し、排紙載置動作中は前記排紙部と前記排紙トレーとの間かつ前記排紙部から前記排紙トレー上に前記排紙が落下する空間である排紙経路の中に前記ガイド部材を位置させ、前記載置動作終了時には前記ガイド部材を前記排紙経路内から退避させるように構成したことを特徴とする。
また、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置のガイド部材は丸棒形状であることを特徴とする。さらに、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置のガイド部材の先端は半円球形状であることを特徴とする。
また、本実施の形態に係る画像形成装置は、記録用紙にロール紙を用いることを特徴とする。
以上のように排紙7がロール紙2の巻き癖によりカールしていても、ガイド部材13が排紙経路内から退避したとき、排紙7の先端はガイド部材13により、スタック紙9の中央よりも先端部側へ案内されているため、スタック紙9に対する排紙7の先端部の入射角度を大きくすることができ、排紙7のスタック紙9に対する入射角不足による座屈や反転をすることなくスタック紙9上に載置することができる。
また、スタック紙9の後端部に排紙7の先端部が当接して引っ掛かるという不具合も防ぐことができる。
また、本実施の形態による排紙載置装置によれば、排紙7を排紙トレー8上に載置する際に、ガイド部材13を排紙経路内から退避させ、プリンタ本体1内の初期位置に戻すように構成しているため、ガイド部材13に排紙7が引っ掛かることなく、かつ、排紙トレー8の長さも短くすることが可能となり、プリンタ本体1及び排紙トレー8を含めた装置全体サイズを小型化することができる。
また、本実施の形態による排紙載置装置によれば、ガイド部材13を丸棒形状としていることにより、排紙7の先端はガイド部材13上をほぼ点接触の状態で、排紙方向に搬送されるため、搬送抵抗を少なくすることができる。なお、ガイド部材13をステンレスなどの排紙7との摩擦係数が低くなる材質とすることにより、より摩擦抵抗を少なくすることでき、より安定した動作が可能となる。
また、本実施の形態による排紙載置装置によれば、ガイド部材13の先端形状を半円球状としているため、ガイド部材13の退避動作時に、排紙7の裏面とガイド部材13の先端が擦れても、その摩擦抵抗を少なくすることが可能となり、ガイド部材13の退避動作を円滑(スムーズ)に行うことが可能となる。
また、本実施の形態による排紙載置装置によれば、排紙7の排紙方向平面と概略平行な平面内で回動するように構成しているため、ガイド部材13の紙方向に直交する上下方向の動作スペースを小さくすることができ、ガイド部材13を棒状としているため、ガイド部材13をプリンタ本体1内に格納するためのスペースも小さくすることが可能となり、プリンタ本体1の小型化が可能となる。
本実施の形態では排紙7の先端部が揃うように排紙トレー8はその排紙方向先端部が、その後端部よりも下方に位置するように傾斜して設けられているが、図7に示すように、排紙トレー8の排紙方向後端部に、排紙受部81を設け、排紙トレー8の排紙方向後端部が、その前端部よりも下方に位置するように配設し、排紙トレー8上に排紙7の後端部が揃うようにしても構わない。図7(a)〜(c)は排紙トレー8の排紙方向後端部が、その前端部よりも下方に位置するように傾斜して設けた場合の、排紙載置装置11の動作を示す側面図である。図7(c)に示すように、排紙7が排紙トレー8に落下し、排紙トレーが傾斜していることにより、排紙トレーの排紙方向後端部がM方向に落下するため、排紙受部81に揃う。そのため、実施の形態1で示した、排紙トレー8と同様の効果が得られる。これは以下の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態では画像形成装置であるプリンタ本体1は熱転写方式としていたが、これは熱転写方式に限定する必要は無く、電子写真方式やインクジェット方式においても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。これは以下の実施の形態においても同様である。
実施の形態2.
実施の形態2について、以下に図を用いて説明する。
実施の形態1では、排紙7の長さが比較的長いサイズの場合であり、ガイド部材13の回動角度を排紙7の幅方向を超えない程度としていた。本実施の形態は排紙7の排紙方向の長さ(L4)がガイド部材13の長さ(L5)よりも十分に短いサイズの場合の排紙載置装置11について説明する。
尚、実施の形態1と同様の機能をもつ部材には同じ番号を付し、ここでは説明を省略する。また、実施の形態1では、ガイド部材13についての動作を説明するため係止部44の動作について説明していたが、以下の実施の形態ではガイド部材13には係止部44が含まれているものとして説明する。
図8(a)は排紙7の長さが短いサイズの場合の排紙載置装置11の動作状態を示す上面図、同じく図8(b)はその側面図である。
短用紙用端面ガイド板18は排紙7が短いサイズの場合の、排紙7の先端を揃えるための端面ガイドであり、排紙トレー8上に設けられている。排紙部6から排紙された排紙7は、この短用紙用端面ガイド板18にその先端を揃える形でスタック紙9として載置される。次に排紙載置装置11の動作について説明する。
まず、排紙7が排紙部6によりプリンタ本体1の外側へ排出される前に、回動制御部17の制御信号により回動駆動モータを駆動させて、支持台14を図4(a)の実線矢印方向(H方向)に回動させることにより、プリンタ本体1の内部に格納されたガイド部材13は、排紙7の排紙方向平面に対して概略平行な平面において図8(a)の破線矢印方向(G方向)に示すような軌跡を描きプリンタ本体1の外部へ露出される。ガイド部材13の回動角度θは、排紙7の先端部とガイド部材13の接点Cが、排紙7の幅方向(L2)の中央部を超えない程度となるように回動制御部17により制御されている。
以降の動作は実施の形態1と同様なので、ここでは説明を省く。
本実施の形態に係る画像形成装置(プリンタ本体1)の排紙載置装置11は、排紙部6からの排紙サイズ(L4)により、ガイド部材13の回動角度θを制御することを特徴とする。
以上のように排紙7の長さ(排紙サイズ:L4)がガイド部材13の長さ(L5)よりも十分に短いサイズの場合、ガイド部材13の回動角度θを、排紙7の先端部とガイド部材13の接点Cが、排紙7の幅方向の中央部を超えない程度とすることにより、排紙7の排紙部6からの撓み量(下方向へ垂れ下がる量)を極力小さくすることができるという効果を奏する。
また、ガイド部材13の回動角度θを小さくすることができるのでガイド部材13の回動動作時間を短くするという効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では、排紙トレー8を一つ備える場合のものについて説明したが、以下では、複数の排紙トレー8を備える場合実施の形態について説明する。
図9は、本実施の形態における排紙載置装置11及びプリンタ本体1の構成を示す側面図である。
排紙集積装置19は2つ以上の複数の排紙トレー8を備える。排紙集積装置19は、一般的にソーターと呼ばれる排紙集積装置であり、排紙トレー8は、図示しない駆動機構により上下方向に移動可能に構成されている。符号8aは、排紙トレー8の次の排紙載置動作を待つ空の待機トレーであり、図9(a)は排紙トレー8の初期位置を示す。符号20は排紙集積装置19に設けられた排紙経路であり、プリンタ本体1の排紙部6に接続されている。
排紙載置装置11は、排紙方向に直交する方向において排紙集積装置19に設けられた排紙部21と排紙トレー8の間、かつ、排紙集積装置19内に設けられており、ガイド部材13は、初期状態において排紙集積装置19内に格納されるように構成されている。排紙載置装置11のその他の構成は実施の形態1と同様であるのでここでは説明を省く。
次に動作について説明する。プリンタ本体1における画像形成動作は実施の形態1と同じであるので、ここでは説明を省く。プリンタ本体1により画像形成された排紙7は、排紙部6により排紙経路20を経由して、排紙集積装置19の排紙部21に搬送される。ガイド部材13は、排紙7が排紙部21に搬送される直前に実施の形態1に示す動作と同じ動作により、排紙7が排紙部21から排紙トレー8上に落下する経路(空間)となる排紙経路内に位置される。
前記状態において、排紙部21により排紙7を排紙方向へ搬送すると、排紙7の先端はガイド部材13とほぼ点接触の状態で、ガイド部材13上を案内されるため、排紙7がカールしていても、排紙7の先端はスタック紙9と接触しない(図9(a))。
次に、排紙7が排紙部21から排紙される直前に、所定のタイミングで回動制御部17によりガイド部材回動駆動部16を駆動し、ガイド部材13を初期位置に戻すように回動させて、排紙経路内からガイド部材13を退避させる。ガイド部材13が退避すると、ガイド部材13上を案内されていた排紙7の先端は、ガイド部材13から落下し、スタック紙9と当接し、排紙部21により排出され、スタック紙9上に積載(載置)される。
以上の排紙載置動作は実施の形態1と同じである。以降、前記排紙載置動作を繰り返し行い、排紙トレー8上のスタック紙9が満載となった後の動作を図9(b)に示す。このとき、ガイド部材13は排紙経路内から退避しており、初期位置である排紙集積装置19内に位置している。最後の排紙載置動作が終了してから、次の排紙7が排紙部21に搬送されるまでの間に、図示しない駆動手段により排紙トレー8及び待機トレー8aを、待機トレー8aが排紙部21の下方となる所定位置まで下方向に1段移動させる。排紙部21の下方に位置した待機トレー8aは、次の排紙トレー8として、排紙部21から排出される排紙7を載置することになる。
以上の動作を繰り返し、全ての排紙トレー8が満載となった後は、各排紙トレー8内のスタック紙9を取出し、図示しない駆動手段により全排紙トレー8を上方向に移動させて排紙トレー8を初期位置に戻す。
本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置は、排紙トレーが複数備えられており、排紙トレーは排紙方向に直交する方向に間欠的に移動可能に構成されていることを特徴とする。
以上のように、本実施の形態に係る排紙載置装置によれば、ガイド部材13を排紙経路内から退避させ、排紙集積装置19内の初期位置に戻すように構成しているため、排紙トレー8及び待機トレー8aを上下方向に移動させるように構成しても、その移動空間内にガイド部材13が存在しないため、排紙トレー8及び待機トレー8aの移動動作の際に、ガイド部材13と干渉することがないので、排紙集積装置19の複数の排紙トレー8を上下方向に移動させる構成とすることが可能となる。
その他の効果は実施の形態1と同等である。
実施の形態4.
以上の実施の形態では、排紙載置動作の際、一つのガイド部材13により排紙7を支持する構成としていたが、本実施の形態では、2つのガイド部材を用いる場合について説明する。
図10(a)は本実施の形態における排紙載置装置11の要部構成を示す正面図、同じく図10(b)は上面図である。
図において符号13aは長さの長い長ガイド部材であり、回動中心軸15を中心に回動可能に支持された長ガイド部材支持台23に設けられている。符号22は長ガイド部材13aよりも長さの短い短ガイド部材であり、回動中心軸15を中心に回動可能に支持された短ガイド部材支持台24に設けられている。長ガイド部材13aと短ガイド部材22は、図10(a)に示すように正面から見ると、ほぼ同じ高さ位置となるように構成されている。
また、図10は排紙載置装置11の載置動作前の初期状態を示し、長ガイド部材13a及び短ガイド部材22は、初期状態においてプリンタ本体1または排紙集積装置19内に格納された状態となっている。
短ガイド部材支持台24及び長ガイド部材支持台23は、ガイド部材回動駆動部16の動力を伝達する減速ギア1列25及び減速ギア2列26に接続されている。このとき、減速ギア列の減速比は、減速ギア1列25<減速ギア2列26となるように設定されている。すなわちガイド部材回動駆動部16の回転量に対して、減速ギア1列25に接続されている短ガイド部材支持台24の方が、減速ギア2列26に接続されている長ガイド部材支持台23よりも、その回動角度は大きくなる。その他の構成は実施の形態1と同じであるので、ここでは説明を省く。
次に動作について説明する。図11は本実施の形態における排紙載置装置11の排紙載置動作状態を示す上面図である。
まず、排紙7が排紙部6により排出される前に、回動制御部17の制御信号によりガイド部材回動駆動部16を駆動させて、駆動力を減速ギア1列25及び減速ギア2列26に伝達し、それぞれに接続された短ガイド部材支持台24及び長ガイド部材支持台23を図10の破線矢印方向に回動させることにより、プリンタ本体1(または排紙集積装置19)の内部に格納された短ガイド部材22及び長ガイド部材13aは、排紙7の排紙方向平面に対して概略平行な平面内で回動してプリンタ本体1(または排紙集積装置19)の外部へ露出され、短ガイド部材22及び長ガイド部材13aは、排紙7が排紙部6から排紙トレー8上に落下する経路(空間)となる排紙経路内に位置される。
このとき、減速ギア1列25<減速ギア2列26のため、減速ギア1列25に接続されている短ガイド部材支持台24の方が、減速ギア2列26に接続されている長ガイド部材支持台23よりも、その回動角度は大きくなる。すなわち、短ガイド部材22の回動角の方が大きくなる。このとき、減速ギア1列25の減速比を1とすると、短ガイド部材22の回動角度ψ1はガイド部材回動駆動部16の回転角度により決まり、長ガイド部材の回動角度ψ2は、減速ギア2列26の減速比によって決めることができる。
前記状態において、排紙部6により排紙7を排紙方向Bへ搬送すると、排紙7は短ガイド部材22及び長ガイド部材13aと接点d1、d2にて接触した状態で案内される。このとき、排紙7の幅方向内においてd1、d2の間隔は離れているほど排紙7の排紙載置状態は安定する。
以降の動作は実施の形態1と同様で、排紙7が排紙部6から排紙される直前に、所定のタイミングで回動制御部17によりガイド部材回動駆動部16を駆動し、長ガイド部材支持台23及び短ガイド部材支持台24を回動させて、短ガイド部材22及び長ガイド部材13aを排紙経路内から退避させ、図10に示す初期位置へ戻す。
本実施の形態に係る排紙載置装置は、長さの異なる2つの長ガイド部材13aと短ガイド部材22を有し、ガイド部材回動駆動部16は、長さの異なる2つのガイド部材を回動させるモータを有し、排紙開始時に、短い方のガイド部材22が回動する回動角度ψ1を、長い方のガイド部材13aが回動する回動角度ψ2よりも大きくなるように回動させることを特徴とする。
実施の形態1〜4では排紙載置動作の際、一つのガイド部材13により排紙7を支持する構成としていたので、排紙7の左右端部が垂れ下がり(撓み)、スタック紙9に引っ掛かる可能性があったが、本実施の形態では長ガイド部材13a及び短ガイド部材22の、2つのガイド部材により排紙7を支持するように構成することで、排紙7の先端部をその幅方向の2点で支持することが可能となり、排紙7の先端が垂れ下がるという排紙載置動作の不具合を防ぐことが可能となる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置によれば、長ガイド部材13a及び短ガイド部材22を、一つの回動中心軸15に対して回動可能に構成し、かつ、一つガイド部材回動駆動部16により回動駆動するように構成しているので、小型で安価な排紙載置装置を得ることができる。
以上の実施の形態では、長さの異なる長短2つのガイド部材を用いていたが、これに限定することは無く、長さが同じガイド部材で構成しても同様の効果が得られる。
実施の形態5.
上記実施の形態4では、一つの回動中心軸に2つのガイド部材を回動可能に構成していたが、本実施の形態では、2つのガイド部材を異なる回動中心軸に設け、かつ、前記2つの回動中心軸を排紙7の幅方向側に設置する場合について説明する。
図12(a)は本実施の形態における排紙載置装置11の構成を示す要部正面図、同様に図12(b)は上面図を示す。
実施の形態1と同様に、ガイド部材13が取り付けられた支持台14の回動中心軸15は、図12(a)の正面図からみて排紙7の幅方向左端側に設けられている。16はガイド部材13が支持された支持台14を回動中心軸15周りに回動させる回動駆動モータであり、回動制御部17による回動駆動信号により駆動される。一方、排紙7の幅方向右側には同様にガイド部材13Rが取り付けられた支持台14Rの回動中心軸15Rが設けられている。図12は排紙載置装置11の載置動作前の初期状態を示し、ガイド部材13およびガイド部材13Rは、初期状態においてプリンタ本体1または排紙集積装置19内に格納された状態となっている。
回動中心軸15には、支持台14と同期回転するプーリ27が設けられており、ガイド部材回動駆動部16の駆動力は、タイミングベルト28およびプーリとギアが一体となったプーリギア29を介して支持台14Rへ伝達可能に構成されている。プーリ27及びプーリギア29を含む支持台14から支持台14Rまでの伝達系の減速比は1に設定されており、支持台14の回動角度量と支持台14Rの回動角度量は同じになるように構成されている。
なお、図12(b)では、図を判りやすくするためプーリ27、タイミングベルト28及びプーリギア29は省いた図を示している。
次に動作について説明する。図13は本実施の形態における排紙載置装置11の排紙載置動作を示す上面図である。
まず、排紙7が排紙部6によりプリンタ本体1の外側へ排出される前に、回動制御部17の制御信号によりガイド部材回動駆動部16を駆動させて、支持台14をCW方向へ回動させると、支持台14と同期回転するプーリ27、タイミングベルト28及びプーリギア29を介して、回動駆動力が支持台14Rにも伝達される。
このとき、支持台14Rへの回動駆動力は、プーリギア29を介して伝達されるので、支持台14Rの回動方向は支持台14とは逆方向のCCW方向となる。
また、支持台14から支持台14Rまでの伝達系の減速比は1に設定されているので、支持台14及び支持台14Rは回動角度θ1,θ2が同じとなる。
なお、ガイド部材13及びガイド部材13Rは、同時に回動しても干渉しないように、図12(a)に示すように、上下方向における設置位置をずらした位置に設置されている。
支持台14及び支持台14Rが回動されることにより、プリンタ本体1(または排紙集積装置19)の内部に格納されたガイド部材13及びガイド部材13Rは、排紙7の排紙方向平面に対して概略平行な平面において図13の破線矢印方向に示すような軌跡を描きプリンタ本体1(または排紙集積装置19)の外部へ露出される。ガイド部材13及びガイド部材13Rの回動角度θは、排紙7の幅方向を超えない程度とし、図13では初期位置から約90度の場合を示す。このとき、ガイド部材13及びガイド部材13Rは、排紙7が排紙部6から排紙トレー8上に落下する経路(空間)となる排紙経路内に位置される。
前記状態において、排紙部6により排紙7を排紙方向Bへ搬送すると、排紙7はガイド部材13及びガイド部材13Rと接点d1、d2にて接触した状態となり、ほぼ、排紙7の幅方向を支持された状態で搬送される。
以降の動作は実施の形態1と同様で、排紙7が排紙部6から排紙される直前に、所定のタイミングで回動制御部17によりガイド部材回動駆動部16を駆動し、支持台14及び支持台14Rを回動させて、ガイド部材13及びガイド部材13Rを排紙経路内から退避させ、図12に示す初期位置へ戻す。
以上のように、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置によれば、ガイド部材13が取り付けられた支持台14の回動中心軸15、及びガイド部材13Rが取り付けられた支持台14Rの回動中心軸15Rを排紙7の左右幅方向端に設けることにより、ガイド部材13の長さを実施の形態4に示す短ガイド部材22よりも長くすることが可能となり、長いサイズの排紙7に対しても排紙7の先端部をその幅方向左右端2点で支持することが可能となり、長いサイズの排紙7の先端が垂れ下がるという排紙載置動作の不具合を防ぐことが可能となる。
上記実施の形態では、ガイド部材回動駆動部16の駆動力を、プーリ27、タイミングベルト28及びプーリギア29を介してガイド部材13Rが取り付けられた支持台14Rへ伝達し、ガイド部材13Rの回動動作を行うように構成していたが、タイミングベルト28等の動力伝達機構を用いずに、ガイド部材13R回動動作用に駆動モータをもう一つ追加した構成としても構わない。
実施の形態6.
以上の実施の形態1〜5では、ガイド部材を回動させる構成としていたが、本実施例では排紙方向に伸縮可能に構成されたガイド部材を用いた場合の排紙載置装置の実施の形態について説明する。
図14は本実施の形態における排紙載置装置30の構成を説明する概略図である。図において符号31は排紙方向Bに対して直線的に伸縮可能に構成されたガイド部材であり、
図14(a)は、ガイド部材31が排紙方向Bへ伸長した状態における排紙載置装置30の上面から見た構成図、同じく(b)は側面から見た構成図である。
図14(c)、(d)は、ガイド部材31が収縮する動作状態を示す上面図及び側面図、図14(e)はガイド部材31が完全に収縮し、排紙載置装置30内に収まった状態(初期状態)を示す側面図である。
ガイド部材31は中空の棒状であるロッドN1、N2、N3から構成され、それぞれが排紙7を下方から係止する係止部44となる。それぞれのロッドの径はN1<N2<N3となっており、ロッドN1はN2の中、N2はN3の中に入るように構成されている。
排紙方向Bを先端と定義すると、ロッドN1の先端にはロッド先端N0が取り付けられており、ロッド先端N0は、その上部がロッドN1径と同じ径を持つ1/4球状のロッド先端上部N0−1、その下部が半円柱上のロッド先端下部N0−2ロッドから構成されている。従って、図14(a)に示すように上面から見ると半球状となる。また、ロッド先端下部N0−2の高さは、ロッドN3の半径以上となっている。また、ロッドの先端は実施の形態1〜5に示したガイド部材13と同様に半円球状としても構わない。また、このロッド先端N0は排紙7を下方から係止する係止部44としても機能する。
ロッド先端N0の内側にはワイヤーケーブル32の先端が取り付けられており、ワイヤーケーブル32の後端は、ロッドN1、N2、N3の内部を経由して、排紙載置装置内に設けられた巻取り部33に取り付けられている。34は駆動モータ35により駆動されるワイヤーケーブルを搬送するためのワイヤーケーブル搬送部である。
各ロッドの後端部は径の外側に向いたフランジ状の形状、ロッドN1を除く各ロッドの先端部は径の内側に向いたフランジ状の形状を成している。そのため、ロッドN1を排紙方向Bへ移動させると、その後端部はロッドN2の先端に引っ掛かる構造となっている。同様に、ロッドN2を排紙方向Bへ移動させるとその後端部はロッドN3の先端に引っ掛かるように構成されている。
次に、ガイド部材31の収縮動作について説明する。
まず、駆動モータ35により、ワイヤーケーブル32を排紙方向Bとは反対方向である巻取り方向REWへ搬送させられるようにワイヤーケーブル搬送部34を駆動する。移動したワイヤーケーブル32は、巻取り部33により巻き取られる。
ワイヤーケーブル32の移動に伴い、ワイヤーケーブル32の先端に取り付けられたロッド先端N0及びロッドN1もREW方向に移動する。このとき、ロッドN1はロッドN2の中に入るように移動する。さらにワイヤーケーブル32がREW方向に搬送されると、ロッド先端下部N0−2がロッドN2に当接し、さらにワイヤーケーブル32がREW方向へ搬送されると、ロッド先端下部N0−2に押される形でロッドN2はロッドN3の中に入るようにREW方向へ移動する(図14(c)、(d))。
さらにワイヤーケーブル32がREW方向へ搬送されると、前記と同様の原理でロッドN3もREW方向へ移動することになり、最終的に図14(e)に示すようにロッドN0〜N3、すなわちガイド部材31は排紙載置装置30内に格納された状態となる。
ここでは図示しないが、ガイド部材31を伸長させる場合は、ワイヤーケーブル32を排紙方向Bへ搬送するようにワイヤーケーブル搬送部34が駆動されるように、駆動モータ35(駆動部の一例)を駆動する。
ワイヤーケーブル32の移動に伴い、ワイヤーケーブル32の先端に取り付けられたロッド先端N0及びロッドN1もB方向に移動する。このとき、ロッドN1はロッドN2の中から出てくるように移動する。さらにワイヤーケーブル32がB方向に搬送されると、ロッドN1の後端部がロッドN2の先端部に引っ掛かり、ロッドN1の移動に伴い、ロッドN2が、ロッドN3の中から出てくるようにB方向に移動する。さらにワイヤーケーブル32がB方向に搬送されると、前記と同様の原理でロッドN3もB方向に移動するようになり、最終的に、ロッドN3後端部が排紙載置装置30から飛び出さないような位置において、ガイド部材31の伸長動作は終了する。
次に排紙載置動作について説明する。図15は本実施の形態における排紙載置動作を説明するための要部を示す図である。図15(a)はガイド部材31が伸長した状態の上面図、同じく(b)は側面図、(c)は排紙載置動作時のガイド部材31が収縮する様子を示す側面図である。排紙載置装置30は、排紙7の幅方向中央で、排紙部6の下部かつ、排紙トレー8との間に設けられている。排紙載置装置30は、伸縮制御部36(制御部の一例)を有しており、排紙載置装置30の駆動モータ35(駆動部の一例)は伸縮制御部36が発する制御信号(駆動信号ともいう)により動作している。
まず、排紙7が排紙部6から排出される前に、伸縮制御部36の制御信号により駆動モータ35を駆動させ、ガイド部材31を排紙方向(B方向)へ伸長させる。このとき、ガイド部材31は排紙7が排紙部6から排紙トレー8上に落下する経路(空間)となる排紙経路内に位置される。
前記状態において、排紙部6により排紙7を排紙方向(B方向)へ搬送すると、排紙7の先端はガイド部材31の上部と接触した状態となり、排紙7はその先端を支持された状態で排紙方向(B方向)へ搬送される。
ガイド部材31の先端部であるロッド先端上部N0−1はロッドN1と同じ径の1/4球状としているため、ガイド部排紙7の先端がガイド部材31の先端部を通過する際も、排紙7はガイド部材31に引っ掛かることはない。
次に、排紙7が排紙部6から排紙される直前に、所定のタイミングで伸縮制御部36の制御信号により駆動モータ35を駆動し、ガイド部材31をワイヤーケーブル巻取り方向REWへ収縮動作させて、排紙経路内からガイド部材31を退避させ、最終的に図14(e)に示す初期位置へガイド部材31を戻す。ガイド部材31が退避すると、ガイド部材31上を搬送されていた排紙7の先端は、ガイド部材31から落下し、スタック紙9と当接し、排紙部6により完全に排紙部6から排出されると、スタック紙9上に積載(載置)される。
本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置方法について、図16を用いて説明する。
図16は、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置方法を示すフローチャートである。
まず、排紙が開始された時点で、伸縮制御部36が駆動モータ35に制御信号を発する(S201)。次に、駆動モータ35が回転することにより、ガイド部材31が伸張し、係止部44が排紙7の下方(排紙経路の中)に位置する(S202)。そして、排紙部6の排紙ローラ61が回転し、排紙7が、係止部44に係止された状態で排出される(S203)。S201からS203までを係止部移動ステップとする。
排紙が完了する前に、伸縮制御部36が駆動モータ35に、反対側に回転するよう駆動信号を発する(S204)。駆動モータ35が回転し、ガイド部材31が短縮する。ガイド部材31が排紙7の外側であるプリンタ本体1内の初期位置に退避する(S205)。排紙が完了し、排紙7が排紙トレー8に落下する(S206)。S204からS206までを係止部退避ステップとする。
本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置は、画像形成装置の排紙部から落下される排紙を、前記画像形成装置の排紙部の下方に設けられた排紙トレー上に集積する画像形成装置の排紙載置装置であって、前記排紙部からの排紙を前記排紙トレー上の排紙載置位置に案内するガイド部材を備え、前記ガイド部材は、前記画像形成装置の排紙部の下方かつ前記排紙トレーとの間に配設するとともに、前記ガイド部材は、前記画像形成装置の排紙部からの排紙方向に対して伸縮可能に構成され、前記ガイド部材の伸縮動作を行う駆動部を備え、前記画像形成装置の排紙部からの排紙動作に合わせて前記駆動部を制御する伸縮制御部を備えたことを特徴とする。
以上のように、本実施の形態に係る画像形成装置の排紙載置装置によれば、ガイド部材31を伸縮可能に構成し、排紙載置動作時には伸長させて排紙経路内にガイド部材31を位置させ、排紙7の排出タイミングに合わせて、ガイド部材31を収縮させて排紙経路内から退避させるように構成することで、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態では排紙載置装置30を排紙7の幅方向中央部に1つ設けていたが、排紙7の幅方向左右両端に2つの排紙載置装置30を設けることで、実施の形態5と同様の効果も得られる。
実施の形態1に係る画像形成装置の側面全体構成図である。 実施の形態1に係る排紙部及び排紙載置装置の拡大図であり、図2(a)は概略正面図であり、図2(b)は概略上面図である。 排紙載置装置を作動させない場合の、排紙トレー上への排紙の落下動作を示す図である。 実施の形態1に係る排紙載置装置の排紙時の、ガイド部材の動作を示す図であり、図4(a)は概略上面図、図4(b)は概略側面図である。 実施の形態1に係る排紙載置装置の排紙時における、ガイド部材の退避時の動作を示す図であり、図5(a)は概略上面図、図5(b)は概略側面図である。 実施の形態1に係る排紙載置方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る排紙載置装置の排紙トレーの排紙方向後端部が、その前端部よりも下方に位置するように設けた場合の、排紙載置装置11の動作を示す側面図である。 排紙の長さが短いサイズの場合の排紙載置装置の動作状態を示す図であり、図8(a)は上面図、図7(b)はその側面図である。 実施の形態2に係る排紙載置装置及びプリンタの構成を示す側面図であり、図9(a)は排紙トレーの初期位置、図9(b)は排紙トレー上のスタック紙が満載となった後の動作を示す図である。 実施の形態2に係る排紙載置装置の構成図であり、図9(a)は正面図、図9(b)は上面図である。 実施の形態2に係る排紙載置装置の排紙載置動作状態を示す上面図である。 実施の形態2に係る排紙載置装置の構成を示す図であり、図11(a)は要部正面図、図11(b)は上面図である。 実施の形態5に係る排紙載置装置の排紙載置動作を示す上面図である。 実施の形態6に係る排紙載置装置の動作を示した概略図であり、図14(a)は、ガイド部材が排紙方向Bへ伸長した状態における排紙載置装置の上面から見た構成図、図14(b)は側面から見た構成図である。図14(c)、(d)は、ガイド部材が収縮する動作状態を示す上面図及び側面図、図14(e)はガイド部材が完全に収縮し、排紙載置装置内に収まった状態(初期状態)を示す側面図である。 実施の形態6に係る排紙載置装置の要部を示す図である。図15(a)はガイド部材が伸長した状態の上面図、図15(b)は側面図、図15(c)は排紙載置動作時のガイド部材が収縮する様子を示す側面図である。 実施の形態6に係る排紙載置方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ本体、2 ロール紙、3 インクシート、3a インクシート巻取りリール、4 サーマルヘッド、5 カッター、6 排紙部、7,7a 排紙、8 排紙トレー、8a 待機トレー、9 スタック紙、10 搬送ローラ、11 排紙載置装置、12 記録紙、13,13R ガイド部材、13a 長ガイド部材、14,14R 支持台、15,15R 回動中心軸、16 ガイド部材回動駆動部、17 回動制御部、18 短用紙用端面ガイド板、19 排紙集積装置、20 排紙経路、21 排紙部、22 短ガイド部材、23 長ガイド部材支持台、24 短ガイド部材支持台、25 減速ギア1列、26 減速ギア2列、27 プーリ、28 タイミングベルト、29 プーリギア、30 排紙載置装置、31 ガイド部材、32 ワイヤーケーブル、33 巻取り部、34 ワイヤーケーブル搬送部、35 駆動モータ、36 伸縮制御部、41 駆動部側ギア、42 ガイド部材側ギア、43 駆動部回動軸、44,44R,46 係止部、45 回動駆動モータ、61 排紙ローラ、62 排紙ローラ回転軸、81 排紙受部、N0 ロッド先端、N0−1 ロッド先端上部、N0−2 ロッド先端下部、N1,N2,N3 ロッド。

Claims (14)

  1. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる、画像形成装置の排紙載置装置であって、
    前記排紙を下方から係止する係止部を有する丸棒形状のガイド部材と、
    排紙開始時には、前記係止部を前記排紙の下方に移動させ、排紙途中の時点で、前記係止部を前記排紙の外側へ退避させる駆動部と、
    前記駆動部を前記画像形成装置の排紙動作に合わせて制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置装置。
  2. 前記ガイド部材は、
    体部分を前記係止部とし、端部の一方に回動中心軸を設けたものであって、
    前記駆動部は、
    前記回動中心軸を中心として前記ガイド部材を回動させるモータを有し、排紙開始時には、前記ガイド部材を回動させて前記係止部を前記排紙の下方へ移動させ、排紙途中の時点で、前記排紙開始時と反対向きに前記ガイド部材を回動させ、前記係止部を前記排紙の外側へ退避させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  3. 前記画像形成装置の排紙載置装置は、長さの異なる2つの前記ガイド部材を有し、
    前記駆動部は、
    長さの異なる2つの前記ガイド部材を回動させるモータを有し、
    排紙開始時に、短い方のガイド部材が回動する回動角度を、長い方のガイド部材が回動する回動角度よりも大きくなるように回動させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  4. 前記画像形成装置の排紙載置装置は、前記ガイド部材を2つ備え、
    前記2つのガイド部材のうちの一方の第1のガイド部材の回動中心軸を前記排紙部の排紙方向左側に配設し、他方の第2のガイド部材の回転中心軸を前記排紙部の排紙方向右側に配設した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  5. 前記制御部は、
    前記排紙の排紙方向の長さにより、前記ガイド部材が回動する回動角度を調整する
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  6. 前記ガイド部材の先端は半円球形状である
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  7. 前記排紙トレーは、複数備えられており、前記排紙が排出される方向と略直交する方向に間欠的に移動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6記載の何れかに記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  8. 前記係止部は、前記画像形成装置の内部に退避する
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の何れかに記載の画像形成装置の排紙載置装置。
  9. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる、画像形成装置の排紙載置装置であって、
    前記排紙を下方から係止する係止部を有する長さの異なる2つのガイド部材と、
    前記2つのガイド部材を回動させる駆動部であって、排紙開始時には、短い方のガイド部材が回動する回動角度を、長い方のガイド部材が回動する回動角度よりも大きくなるように回動させて、前記2つのガイド部材が有する前記係止部を前記排紙の下方に移動させ、排紙途中の時点で、前記係止部を前記排紙の外側へ退避させる駆動部と、
    前記駆動部を前記画像形成装置の排紙動作に合わせて制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置装置。
  10. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる、画像形成装置の排紙載置装置であって、
    前記排紙を下方から係止する係止部を有するガイド部材と、
    排紙開始時には、前記ガイド部材を回動させて前記係止部を前記排紙の下方に移動させ、排紙途中の時点で、前記排紙開始時と反対向きに前記ガイド部材を回動させて前記係止部を前記排紙の外側へ退避させる駆動部と、
    前記駆動部を前記画像形成装置の排紙動作に合わせて制御する制御部であって、前記排紙の排紙方向の長さにより、前記ガイド部材が回動する回動角度を調整する制御部
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置装置。
  11. 画像形成装置の排紙部から落下される排紙を、前記画像形成装置の排紙部の下方に設けられた排紙トレー上に集積する画像形成装置の排紙載置装置であって、
    前記排紙部からの排紙を前記排紙トレー上の排紙載置位置に案内するガイド部材と、
    前記ガイド部材を回動駆動するガイド部材回動駆動部と、
    前記ガイド部材回動駆動部の駆動を制御する回動制御部とを備え、
    前記ガイド部材は、前記画像形成装置の排紙部の下方かつ前記排紙トレーとの間に配設するとともに、前記画像形成装置の排紙搬送方向平面に対して、概略平行な平面内で回動可能に構成され、前記画像形成装置の排紙部からの排紙動作に合わせて、前記ガイド部材回動駆動部及び回動制御部により、前記ガイド部材を回動駆動し、排紙載置動作中は前記排紙部と前記排紙トレーとの間かつ前記排紙部から前記排紙トレー上に前記排紙が落下する空間である排紙経路の中に前記ガイド部材を位置させ、前記載置動作終了時には前記ガイド部材を前記排紙経路内から退避させるように構成したことを特徴とする画像形成装置の排紙載置装置。
  12. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる画像形成装置の排紙載置方法であって、
    排紙開始時に、前記駆動部が丸棒形状のガイド部材を回動させ、前記ガイド部材の係止部を排紙の下側に移動させる係止部移動ステップと
    前記排紙途中の時点で、前記駆動部が前記ガイド部材を前記排紙開始時とは反対方向に回動させることにより、前記係止部を前記排紙の外側に退避させ、前記排紙を前記排紙トレーに落下させる係止部退避ステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置方法。
  13. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる画像形成装置の排紙載置方法であって、
    排紙開始時に、前記駆動部が長さの異なる2つのガイド部材を、短い方のガイド部材が回動する回動角度を、長い方のガイド部材が回動する回動角度よりも大きくなるように回動させ、前記2つのガイド部材が有する係止部を排紙の下側に移動させる係止部移動ステップと
    前記排紙途中の時点で、前記駆動部が前記ガイド部材を前記排紙開始時とは反対方向に回動させることにより、前記係止部を前記排紙の外側に退避させ、前記排紙を前記排紙トレーに落下させる係止部退避ステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置方法。
  14. 画像形成装置の排紙部から落下する排紙を、排紙トレーに落下集積させる画像形成装置の排紙載置方法であって、
    排紙開始時に、前記駆動部が前記ガイド部材を、前記排紙の排紙方向の長さに応じた回動角度まで回動させ、前記ガイド部材の係止部を排紙の下側に移動させる係止部移動ステップと
    前記排紙途中の時点で、前記駆動部が前記ガイド部材を前記排紙開始時とは反対方向に回動させることにより、前記係止部を前記排紙の外側に退避させ、前記排紙を前記排紙トレーに落下させる係止部退避ステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の排紙載置方法。
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