JP2010215367A - シート収納装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート先端を良好に突き当て面まで案内することができるようになり、シートの積載性が向上するシート収納部の提供。
【解決手段】排出手段によって排出されたシートSを収納するシート収納装置において、排出されるシートSを受ける受け部材12と、前記受け部材12によって支えられているシートSの先端を係止する第1の突き当て面と、前記排出手段と前記第1の突き当て面の間において、前記受け部材12によって支えられているシートSの先端を係止する係止位置と、係止しない退避位置とに移動可能な第2の突き当て面19と、前記第2の突き当て面が係止位置にあるとき、排出されるシートSの前記受け部材12と対面する側の面を案内することによってシートSの先端を前記第2の突き当て面19に案内する案内面18とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録装置等から排出されたシートを収納するためのシート収納装置に関し、特に、A0、A1など大判サイズのシートの積載に好適なシート収納装置及び、これを用いる記録装置に関する。
シート収納装置として特許文献1に記載されたものがある。特許文献1のシート収納装置では布又は薄い樹脂材料で成形されたシート受け面が設けられ、該シート受け面の上にシートを積載する。
ロール状シートは、丸く反り曲がる癖(以下、カール癖)がある。このカール癖のためにシート受け面から浮き上がるシートの先端をガイドするために、シート受け面に対向する位置に帯状のガイド部材が設けられていた。さらに、複数サイズのシートを積載するために、帯状のガイド部材には、シート前端を制止するための突き当て部材が、帯長さ方向へ摺動可能に設けられていた。
シート収納装置にシートを積載する場合は、まず、シート前端が、記録装置の下方に装備されたシート収納装置に向かって垂下する。そして、シート前端は、突き当て部材に突き当ったところで制止する。この状態のシートは、排出ガイド、突き当て部材、及び、シート受け面で支持されており、シート前端と裁断位置の中間辺りに所定のループが形成されている。ここでシートの後端を裁断すると、ループを形成することにより生じたシートの反力や慣性力が、シート後端をシート収納部上端から下端方向へ落下させるように作用し、シート後端はシート収納部から外部に垂れ下がったところで保持される。これを繰り返すことにより、複数枚のシートを重ねて積載していた。さらに、突き当て部材の位置を変更することにより、異なるサイズのシートも積載することができる。
特開2007−145459号公報
シートの積載を安定的に行うためには、シート前端をシート受け面と、帯状のガイド部材で案内し、突き当て部材で確実に制止する必要がある。これができないと、シートの積載に必要な所定のループを形成することができなくなり、シート後端をシート収納部から外部に垂れ下げるために必要な反力や慣性力を作用させることができない。これが、紙詰まり、積載不良等の原因となってしまう。
従来技術(図6参照)では、布又は薄い樹脂材料により成形されたシート受け部材51と、シート受け部材に対向して帯状のガイド部材52が設けられ、これらによりシート前端を突き当て部材53まで案内していた。突き当て部材53は、帯状のガイド部材側が、シート受け部材側より高い緩やかな斜面で構成されている。シート受け部材51及び、帯状のガイド部材52は、薄い材料であるため加工精度にばらつきがある。さらに、帯状のガイド部材52は、カール癖による反力が大きいシートを収納すると、シートの反力により位置ズレを起こす場合がある。さらに、帯状のガイド部材52には、突き当て部材53が摺動可能に設けられており、突き当て部材53を摺動させることによっても位置ズレを起してしまう。
以上により、シート受け部材51と、帯状のガイド部材52の取り付け位置精度のばらつきが大きくなり、シート受け部材51と突き当て部材53との間に隙間55が生じてしまう。
積載するシートは、ロール状シートであり、必ずカール癖がある。カール癖の量(以下、カール量)は、1本のロールであっても巻きの外側(紙管から遠いところ)、巻きの内側(紙管に近いところ)で大きく異なる。
このようなロール状シートを所定の斜面を持った突き当て部材53で制止する場合、上記のように、突き当て部材53とシート受け部材51との間に隙間55があると、シート前端が隙間に侵入することがある。
具体的には、図6(A)に示すように、ロール状シートSにはカール癖があるため、多少の隙間55があってもシート前端は突き当て部材53に接触する。しかし、従来技術の突き当て部材53は隙間側が低い傾斜ができるのでシート前端を拾いきれず隙間55に侵入させる原因となっていた。これでは、シートの積載を安定して行うことができない。
また、シート前端を突き当て部材53で制止することができても、カール量が大きい場合に、シートの中央付近に所定のループを形成する過程で、図6(B)に示すようにループ57がシート受け部材51との隙間55に入り込んでしまう。そして隙間55でループ57が成長してしまう。こうなると、シート収納部へ積載されたシートの整列性が損なわれ、収納品位が悪くなる。さらに、シートの収納状態が安定していないため、シートが収納部から溢れ出し、印字面が床等に接触してキズが付く可能性がある。
本発明は、上述の課題の認識に基づいてなされたものであり、従来の装置のさらなる改良を目的とする。本発明のより具体的な目的は、確実にシート先端を突き当て面まで案内でき、シートの積載性を向上させたシート収納装置やこれを有する記録装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の構成は、
排出手段によって排出されたシートを収納するシート収納装置において、排出されるシートを受ける受け部材と、前記受け部材によって支えられているシートの先端を係止する第1の突き当て面と、前記排出手段と前記第1の突き当て面の間において、前記受け部材によって支えられているシートの先端を係止する係止位置と、係止しない退避位置とに移動可能な第2の突き当て面と、前記第2の突き当て面が係止位置にあるとき、排出されるシートの前記受け部材と対面する側の面を案内することによってシートの先端を前記第2の突き当て面に案内する案内面と、を有することを特徴とするシート収納装置である。
本発明によれば、シート先端を良好に突き当て面まで案内することができるようになり、シートの積載性が向上する。
突き当て部材が収納された状態を示す図。 第サイズのシートがシート収納装置に積載されているところを示す図。 突き当て部材が開いた状態を示す図。 小サイズのシートがシート収納装置に積載されているところを示す図。 シート収納装置を収納した状態を示す図。 従来のシート収納装置を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1において、200は大判の記録シートに記録を行うインクジェット式の記録装置である。300は記録装置200を保持するスタンド、100は記録装置200に装備されたシート収納装置である。
記録装置200は、連続した被記録材であるロールシートに画像を記録する装置であり、その内部には、記録前のロール状シート1が、ロール状シート保持部材2に保持されている。シートの材質は、紙、プラスチックシート、写真調印画紙、皮革等、画像を記録できるものであれば種々のものを使用することができる。
ロール状シート1に記録を行う場合は、給送ローラ対3を回転して搬送ローラ4へシートを送り込み、さらに、搬送ローラ対4を回転して印字領域であるプラテン5まで搬送する。プラテン5で支持されたシートに記録ヘッド6からインクを吐出して画像を記録する。
記録手段である記録ヘッド6は、画像情報に基づいて被記録材に画像(文字や記号を含む)を記録するものであり、インクジェット式の場合は、画像情報に基づいて記録ヘッドの複数の吐出口からシートへインクを吐出することによって記録が行われる。
搬送ローラ対4はシートを間欠的に搬送する。記録ヘッド6はキヤリッジに保持され、キャリッジはシートの搬送方向と直交する方向に往復移動する。搬送ローラ対4によるシート搬送が停止しているときに、記録ヘッド6はキャリッジによってシート幅方向に走査し、同時にインクを吐出して記録を行う。記録ヘッド6はロール状のシートの巻かれていたときに外側であった面に記録を行う。
記録ヘッド6による所定の記録幅分の記録と、搬送ローラ対4による所定距離ずつの搬送が交互に行われ、記録がなされたシートは少しずつ、シート排出口7から装置外部へ排出される。さらに、一つの画像の記録が終了したら排出口7の内部に配されたカッタ9によりシートSの画像後端に相当する部位が裁断されて排出口7から送出される。排出口7の近傍には排出されるシートを案内する排紙ガイド8が設けられている。
100は搬送ローラ対4、排出ガイド8などを備えた排出手段によって排出される記録済みシートSを収納保持するためのシート収納装置である。シート収納装置100は記録装置200の排出ガイド8の下方に配され、スタンド300に連結されることにより支持されている。
シート収納装置はシートSを積載保持するシート受け面を形成するシート受け部材12が具備されている。シート受け部材12は布または樹脂製のシートであって、一端部がシート案内部材10のシート突き当て面15(第1の突き当て面)近傍に固定され、他端はステイ24によって両端を支持された軸23に保持されている。さらに、ステイ24に両端を保持された棒状部材11によって他端部近傍が支持され、所定のテンションを持って保持されている。
シート収納装置100には、シート受け部材12に対向し、排出ガイド8の端部から垂下するシートSの前端を、ガイドするシート案内部材10が設けられている。
シート案内部材10はシート幅方向に対して複数設けられ、シートの両側端部近傍を案内するように排出されるシートサイズに対応した所定の位置に設けられている。本発明においては、シート収納装置で積載するシートサイズは、A1(24インチ×36インチ)、及びA0(36インチ×48インチ)である。このため、シート案内部材は、シートの基準側端部を規制する基準側案内部材、A1の非基準側端部を規制するA1非基準側端部案内部材、A0の非基準側端部を規制するA0非基準側端部案内部材の3箇所が設けられている。尚、本発明においては、シート案内部材の数は、3箇所に限定されるものではなく、積載するシートサイズに応じて、複数に設ければよい。
シート案内部材10とシート受け部材12との間隔は、上方の排出口7に近くでは広く、下方のシート案内部材10のシート突き当て面15近傍で狭くなるように構成されている。
シート案内部材10には、シートSの端部を係止する突き当て部材16が、シート案内部材に収容できるように複数配置されている。具体的には3箇所に設けられている。さらに、3箇所に設けた突き当て部材は、軸部材である棒状部材17で連結されて、棒状部材17を軸として一体的に回動することができる。シート突き当て部材16は棒状部材17を中心に回動することにより、シート収納装置100に積載するシートサイズに応じた2箇所の位置を移動可能である。大サイズのシートを積載する場合は、シート案内部材10の内側に退避した退避位置で使用し(図1)、小サイズのシートを収納する場合は、シート受け部材12とシート案内部材10の間に突出した係止位置で使用する(図3)。
本実施形態では、大サイズのシートが、A0または36インチ×48インチ、小サイズのシートが、A1または24インチ×36インチである。尚、本発明において、積載可能なシートサイズは上記に限定されるものではなく、シート案内部材10及び、シート受け部材12の長さ、形状や、シート突き当て部材16の取付け位置等を変更することにより、上記以外のシートサイズに対応することもできる。
ここで、シート突き当て部材16について、詳しく説明する。シート突き当て部材16は、小サイズのシートを積載する場合にのみ図3に示すように、開いて使用する。シート突き当て部材16には、シートSの先端を突き当て面19(第2の突き当て面)まで案内するシート案内面18と突き当て面19が、凡そ直交するように設けられている。シート案内面18はシート受け部材12と対面する側のシートSの面を案内する。さらに、シート突き当て部材16には、シート案内面18と対向するようにシート前端のカールを押えるカール押え面22(第2の案内面)が、突き当て面19と交差するように設けられている。突き当て面19と、シート案内面18及びカール押え面22は、突き当て部材16を開いた場合のみ、シート案内部材10から飛び出している。突き当て部材16を開いたとき、シート案内面18のシート受け部材12側の端部は、シート案内部材10側の端部より高くなりシート受け面12側の端部から突き当て面19に向けて下方にシートを案内するように構成されている。
次に上記構成からなるシート収納装置100にシートSが積載される時のシートSの動作を説明する。まず、図1、図2を参照して、積載するシートサイズが、大サイズであるA0または36インチ×48インチの場合を説明する。この場合は、シート突き当て部材16がシート案内部材10に収納された状態である。図1に示すように、シートSの前端は、排出口7から送出され排出ガイド8に沿って案内された後、排出ガイド8端部からシート収納装置100に向けて垂下していく。さらに、シートSの前端はシート受け部材12の受け面に接触しつつシート案内部材10に沿いながら垂下を続け、先端がシート案内部材10に設けた突き当て面15でによって制止される。その後、図2(A)に示すように、シートSは軸23、棒状部材11及びシート受け面12に支えられながら所定長さになるまで搬送され、シートの剛性、慣性力により棒状部材11を支点として矢印Aの方向に弛み、ループ21が形成される。所定のシート領域に画像形成を終えると、シートSは記録装置200内のカッタ9により所定サイズに切断される。切断されたシートSの後端は、図2(B)に示すように、矢印B方向に落下し、棒状部材11を支点として反転して垂れ下がる。さらに、継続して記録を行う場合は、図1、図2(A)、図2(B)の動作を繰り返し、先に記録したシートを下にして、順番に重なって積載される。
次に、図3、図4を参照して、小サイズであるA1または24インチ×36インチのシートに記録を行い、積載する場合について説明する。
まず、シート収納装置100に積載する小サイズシートに合わせて、シート突き当て部材16を軸17を中心に回動させて、シート受け部材12とシート案内部材10の間の規制位置に位置するように出す。これにより、シート突き当て部材16に一体成形されたシート案内面18、シート突き当て面19及びカール押え面22が突出位置へ移動する。この時、シート案内面18の先端部分が、シート受け部材12のシート受け面に当接もしくは、近接した位置となる。本実施形態では近接した状態とは、シート受け面とシート案内面18先端部の隙間が15mm以下である場合が好ましい。これは、ロールの巻き外等でカール量の小さいシートであっても隙間に入らないようにするためである。尚、本発明においては、この隙間は15mm以下に限定さるものではなく、シート先端のカールによってシートが隙間に入らないのであれば、15mm以上でも構わない。
次に、シートSが積載される時のシートSの動作を説明する。図3に示すように、シートSの前端は、排出口7から送出され排出ガイド8に沿って案内された後、排出ガイド8端部からシート収納装置100に向けて垂下していく。さらに、シートSの下側の先端はシート案内部材10に沿いながら垂下を続け、シート突き当て部材16に設けたシート案内面18に案内され、先端が突き当て面19に突き当たったところで係止される。その後、図4(A)に示すように、シートSは、所定の長さになるまで搬送され、シートSの剛性、慣性力により矢印Aの方向に弛み、棒状部材11及び、シート受け面12を支えとしてループ21が形成される。所定のシート領域に画像形成を終えると、シートSは、記録装置200内のカッタ9により所定サイズに切断される。切断されたシートSの後端は、図4(B)に示すように矢印B方向に落下し、棒状部材11を支点として反転して垂れ下る。さらに、継続して記録を行う場合は、図3、図4(A)、図4(B)の動作を繰り返し、先に記録したシートを下にして、順番に重なって積載される。
シートSはロール状シートであるためカール癖がある。さらに、カール量もロールの巻き外・内側等、ロールの状態で大きく異なる。このようにカール量が大きく異なるシートSを突き当て面19に確実に突き当て保持するために、本実施形態では、シート突き当て部材16に、カール押え面22をシート案内面18に対向するように設けた。カール押え面22は、シートのシート案内面18によって案内される面とは反対側の面を案内する。これにより、突き当て面19に突き当ったカール癖のあるシート前端は、カール押え面22とシート案内面18で挟み込まれ、突き当て面19から外れ難くなる。
以上のように、本実施形態によれば、収納するシートサイズにより、シート突き当て部材16を開閉して使用することにより、少なくとも2サイズのシートを安定的に多数枚収納することができる。
さらに、シート収納装置100は、使用しない場合は、設置スペースを小さくできるように、収納できる構造となっている。この構造について図3、図5を参照して説明する。まず、図3を参照して、シート収納装置100を使用する場合を説明する。シート収納装置100を使用する場合は、記録装置200の底部近傍のスタンド300にヒンジ24Aを中心に揺動可能に支持されたステイ24を排出口7から遠ざかる方向に引き出す。シート受け部材12、棒状部材11が記録装置200の排出ガイド8より排出方向に突き出した位置にある。棒状部材13はステイ24に取り付けられている支持アーム24bの先端の溝24cに遊嵌された状態で保持されている。
棒状部材11は、棒状部材23より高い位置にある。また、シート案内部材10の上部には、ヒンジ25aに回動可能に支持されたガイド部材25が配置されている。ガイド部材25は、シート収納装置を使用している場合は、直立した位置にある。ガイド部材25はヒンジばね25bによってヒンジ25aを中心に反時計回りに回動する方向に付勢されており、規制部材25cに当接することよって図3に示すほぼ直立した位置に位置記載されている。
次に、図5を参照して、シート収納装置100を収納した場合を説明する。図5はステイ24をヒンジ24aを中心にシート排出方向と反対の方向に回動させ、シート収納装置100を収納位置に収納した状態を示している。シート受け面12、棒状部材11、棒状部材23は記録装置の設置領域内側で排出ガイド8の先端8aよりも内側に位置する。このとき棒状部材11は板バネであるバネ部材25bの付勢力に抗してガイド部材25を押し、ガイド部材25は軸25aを中心に時計方向に回動し、水平位置まで退避する。
以上により、シート収納装置100は収納され、記録装置200の設置領域内に収めることができる。
上記実施形態において、突き当て部材16に、シート案内面と対向するようにシート前端のカール押え面22を設けた。これにより、突き当て面に突き当ったシート前端は、シート案内面と、カール押え面で挟まれる。カール癖のあるシートには反力が発生し、突き当面から外れ易い。しかしながら、シート案内面とカール押え面で挟むことにより、シートの反力を規制し、突き当て面から外れることを防止できる。以上により、シート積載時のシート前端の挙動を安定させることができる。
請求項3、4、5によれば、突き当て部材は、複数設け連結部材で結合し回動できるようにした。以上により、突き当て部材の位置を切替える場合において、突き当て部材の同時操作が可能となる。さらに、切替えたい位置への移動 及び 位置合わせが容易になり操作性が向上する。
請求項6、7、8によれば、剛性のあるシート案内部材の上部に、バネ付勢されたガイド部材を設け、さらに、布と棒状部材で構成されたシート受け面は、支持部材で回動可能に支持した。シート収納装置を使用する場合は、シート受け面が記録装置から突き出して、ガイド部材は直立した位置にある。一方、シート収納装置を使用しない場合は、シート受け面が記録装置の設置領域内に退避し、同時にシート受け面がガイド部材を押し込み退避位置まで移動する。以上により、シート収納装置を使用しない場合の設置領域を小さくすることができる。
1 ロール状シート
6 記録ヘッド
7 排出口
8 排出ガイド
11 棒状部材
12 シート受け部材
13 棒状部材
15 シート突き当て面(第1の突き当て面)
16 突き当て部材
17 棒状部材
18 シート案内面
19 シート突き当て面(第2の突き当て面)
20 ガイド部材
100 シート収納装置
200 記録装置
S シート

Claims (13)

  1. 排出手段によって排出されたシートを収納するシート収納装置において、
    排出されるシートを受ける受け部材と、
    前記受け部材によって支えられているシートの先端を係止する第1の突き当て面と、
    前記排出手段と前記第1の突き当て面の間において、前記受け部材によって支えられているシートの先端を係止する係止位置と、係止しない退避位置とに移動可能な第2の突き当て面と、
    前記第2の突き当て面が前記係止位置にあるとき、排出されるシートの前記受け部材と対面する側の面を案内することによって、シートの先端を前記第2の突き当て面に案内する案内面と、
    を有することを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記第2の突き当て面が前記退避位置に位置するとき、前記案内面はシートを案内しない位置に退避する請求項1に記載のシート収納装置。
  3. 前記案内面と対向し、シートの前記案内面とは反対側の面を案内する第2の案内面を有し、前記第2の突き当て面が退避位置に位置するとき、前記第2の案内面はシートを案内しない位置に退避する請求項2に記載のシート収納装置。
  4. シートは前記第1または第2の突き当て面に係止された状態で前記排出手段によって排出されることによって、シートの後端が前記受け部材の、シートを受ける面とは反対側に垂れ下がった状態で前記受け部材に保持される請求項1から3のいずれかに記載のシート収納装置。
  5. 前記受け部材と対向する位置に配置され、シートの前記受け部材とは反対側の面を案内するガイド部材を有し、前記ト受け部材は前記排出手段の下方の収納位置に移動可能に支持され、前記ガイド部材は、前記収納位置に移動する前記ト受け部材に押されて移動する請求項1から4のいずれかに記載のシート収納装置。
  6. ロール状シートの巻かれていたときに外側であった面に記録を行う記録装置において、
    記録済みシートが排出されるシート排出口と、
    前記シート排出口の下方に配置され、排出されたシートの記録された面を保持する受け部材と、
    前記受け部材によって保持されているシートの下側の端部を規制する第1の突き当て面と、
    前記排出口と前記第1の突き当て面の間においシートの下側の端部を規制する第2の突き当て面と、シートを前記第2の突き当て面に案内する案内面とを有する突き当て部材と、を有し、
    前記突き当て部材は、前記第2の突き当て面がシートの端部を規制し、前記案内面がシートを案内する規制位置と、前記第2の突き当て面および前記案内面がシートと接触しない退避位置とに移動可能に支持されていることを特徴とする記録装置。
  7. 前記突き当て部材は、シートの幅方向に複数配置したことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記複数の突き当て部材は連結部材により連結され、前記規制位置と前記退避位置に一体的に移動することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 前記連結部材はシートの幅方向に延びる軸部材で、前記複数の突き当て部材は前記軸部材を中心に回動することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記受け部材と対向する位置に配置され、シートの前記シート受け部材とは反対側の面を案内するガイド部材を有し、前記シート受け部材は前記排出口の下方の収納位置に移動可能に支持され、前記ガイド部材は、前記収納位置に移動する前記シート受け部材に押されて退避する請求項6から9のいずれかに記載のシート収納装置。
  11. 前記ガイド部材は回動可能に支持され、バネ付勢によって規制部材に当接している請求項10に記載の記録装置。
  12. 前記受け部材は棒状部材で支持された布を有し、前記棒状部材は、前記記録装置の底部近傍で回動可能に支持された保持部材によって支持され、前記シート受け部材を収納位置に移動させるとき前記シート受け部材は前記バネ付勢に抗して前記ガイド部材を退避させることを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  13. ロール状シートの巻かれていたときに外側であった面に記録を行う記録装置において、
    記録済みシートが排出されるシート排出口と、
    前記シート排出口の下方に配置され、排出されたシートの記録された面を保持する受け部材と、
    シートの下側の端部を規制する突き当て面と、シートを前記突き当て面に案内する案内面とを有する突き当て部材と、を有し、
    前記突き当て部材は、前記突き当て面がシートの端部を規制し、前記案内面がシートを案内する規制位置と、前記突き当て面および前記案内面がシートと接触しない退避位置とに移動可能に支持されていることを特徴とする記録装置。
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