JP4439293B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

本発明は、一つ又は二つのシャッタ羽根を備えていて、夫々のシャッタ羽根が、シャッタ地板に枢着された二つのアームと、それらのアームの両方に枢支された少なくとも1枚の羽根とで構成されているカメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
カメラ用フォーカルプレンシャッタの中には、二つのシャッタ羽根(先羽根,後羽根)を別々の羽根室内に配置していて、撮影に際しては、それらの二つのシャッタ羽根が、セット位置から同じ方向へ順に走行を開始するようにしたものが知られている(特許文献1,2参照)が、この種のフォーカルプレンシャッタは、銀塩フィルムカメラにも、デジタルスチルカメラにも採用されている。また、主にデジタルスチルカメラに採用されていて、シャッタ羽根を一つだけ備えたものが知られているが、この種のフォーカルプレンシャッタは、セット位置では、固体撮像素子の前面を開放させておき、撮影の終了時にのみ固体撮像素子の前面を覆い、その後、セット位置へ復帰させるように作動させられるようになっている。そして、それらのフォーカルプレンシャッタは、いずれも、シャッタ羽根が、シャッタ地板の羽根室側の面に枢着された二つのアームと、それらのアームの両方に枢支された少なくとも1枚の羽根とで構成されている。
また、シャッタ地板の羽根室外の面には、シャッタ羽根用の駆動部材が回転可能に取り付けられており、その駆動ピンが、羽根室内でシャッタ羽根の一方のアームに連結されている。そして、この駆動部材は、撮影時には、駆動ばねの付勢力によって回転させられてシャッタ羽根を急速に走行させ、セット時には、セット部材によって駆動ばねの付勢力に抗して回転させられ、シャッタ羽根をセット状態に復帰させる。また、この駆動部材は、撮影時には、電磁石への通電を断つことによって作動を開始させられるが、その直前における駆動部材の保持構成には、ダイレクトタイプと称されているものと、係止タイプと称されているものとがある。そのうち、ダイレクトタイプは、駆動部材に設けられた鉄片部材を電磁石で吸着することにより、駆動ばねの付勢力に抗して駆動部材を保持する構成にしたものである(特許文献1参照)。また、係止タイプは、係止部材を別に備えていて、その係止部材が、駆動ばねの付勢力に抗して駆動部材を係止しているように構成したものである(特許文献2参照)。そのため、係止タイプの場合には、電磁石の通電を断つと、それによって釈放された部材が係止部材を回転させ、駆動部材の係止を解くようになっている。
更に、上記のセット部材は、少なくとも一つの押動部と、係合ピンと、被押動部とを有していて、シャッタ地板の羽根室外の面に回転可能に取り付けられている。このセット部材は、復帰ばねによって一方方向への回転習性を付与されており、初期位置では、その復帰ばねの付勢力によって、係合ピンを、シャッタ地板に形成された長孔の一端に接触させ、停止状態を維持される。そして、このセット部材は、セット時には、その被押動部をカメラ本体側の部材に押されることによって、復帰ばねの付勢力に抗して初期位置から回転させられ、その押動部によって上記の駆動部材の被押動部を押し、駆動ばねの付勢力に抗して回転させていくようになっているが、セット作動後における初期位置への復帰時機は、上記のダイレクトタイプの場合と係止タイプの場合とで異なっている。
即ち、電磁石には、撮影時にカメラのレリーズボタンを押さないと通電されないように構成されていることから、ダイレクトタイプの場合には、レリーズ後に駆動部材が電磁石に吸着保持されるまではセット位置に停止させておき、レリーズ後に吸着保持されてから初期位置へ復帰させる必要があるが、係止タイプの場合には、セット作動の最終段階において、駆動部材が上記の係止部材に係止されることから、セット後は直ちに初期位置へ復帰させられるようになっている。そして、いずれの場合にも、初期位置への復帰作動は、カメラ本体側の部材がセット部材の被押動部から退いていくのに追従し、復帰ばねの付勢力によって行なわれる。
このような構成のフォーカルプレンシャッタにおいては、上記のように、セット部材の初期位置を規制するために、シャッタ地板に長孔が形成されているが、この長孔は貫通孔である。そのため、漏光防止の観点から、この長孔は、セット部材の回転軸から見て、露光開口とは反対側の位置に形成するのが普通である。しかしながら、セット部材は、上記のように、カメラ本体側の部材によって回転させられるものであることから、その連動構成の観点から見た場合には、漏光対策は別に考慮することにして、特許文献1,2にも記載されているように、セット部材の回転軸から見て露光開口側の位置に形成することがある。そして、上記の長孔を露光開口側の位置に形成する理由は、特許文献3に詳しく記載されている。本発明は、このように、セット部材の初期位置規制用の長孔が、セット部材の回転軸から見て露光開口側においてシャッタ地板に形成されているようにした構成のフォーカルプレンシャッタに関するものである。
特開2000−250095号公報 特開2002−139769号公報 特開平10−239731号公報
上記の構成をしたフォーカルプレンシャッタは、シャッタ地板の羽根室外の面に、上記の駆動部材やセット部材のほかにも各種の構成部材を沢山取り付けているが、それらの殆どは、比較的上記の長孔の近傍位置に取り付けられている。また、それらの部材は、セット作動時や露光作動時において回転させられる部材であったり、それらの回転部材と摺接する部材であったり、それらの回転部材に当接される部材であったりするため、上記の長孔の付近ではシャッタの作動の都度、それらの摺接や当接によって、微細な磨耗紛が発生する。また、シャッタ機構以外のカメラ構成部材(例えば、ミラー駆動機構)から発生した磨耗紛や外部からカメラ内に進入してきたゴミなども、長孔の近傍に飛来してくるものがある。
周知のように、通常は露光開口の前面にミラーボックスが配置されているため、カメラ内では、上記の長孔と露光開口との間にミラーボックスの壁が存在している。そのため、上記の長孔の近傍で発生したり、その長孔の近傍に飛来してきた磨耗紛などは、ミラーボックス内を経由して羽根室側に進入してくる可能性は比較的少なく、上記の長孔から羽根室内に進入してくることになる。ところが、上記の長孔が、セット部材の回転軸から見て、露光開口とは反対側の位置に形成されている場合には、その形成位置が露光開口から遠いため、それほど問題にならないが、セット部材の回転軸より露光開口側に形成されている場合には、その長孔から羽根室内へ進入した磨耗粉などは、フィルム面や固体撮像素子面に到達し易くなる。そのため、それらの表面に所定量以上付着した場合には、好適な撮影結果が得られなくなり、特に、デジタルスチルカメラの場合には、固体撮像素子がカメラ内に固定されているため、磨耗紛などが数十ミクロン台の極めて微細なものであっても、それらが蓄積されていくことによって問題となってしまう。
また、駆動部材の被押動部とセット部材の押動部とは、特許文献1に記載されているように、カム部として構成される場合と、特許文献2に記載されているように、少なくとも一方をローラとする場合があるが、それらの連動関係が好適に行なえるようにするために、グリスを、カム部の表面に塗布したり、ローラの軸に塗布したりすることがある。ところが、駆動部材の場合には、駆動ばねの付勢力によって高速で回転されるため、その停止時には大きな衝撃が発生し、グリスの微粉末を飛散させることがあり、そのようなグリスの微粉末が、上記の長孔から羽根室内に進入した場合には、上記の長孔の形成位置が羽根の配置面に対応しているために、その微粉末が羽根の表面に付着して、やがては羽根の作動に影響を及ぼすようになってしまう可能性がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、羽根室外におけるシャッタ機構等で発生した磨耗紛や油性の微粉末などが、セット部材の初期位置を規制するためにセット部材の回転軸よりも露光開口側においてシャッタ地板に形成された長孔から、羽根室内に進入しにくくなるように構成したカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、被写体光路用の開口部の傍らに長孔を有しているシャッタ地板と、羽根室内において前記シャッタ地板に枢着された二つのアームとそれらの両方に枢支された少なくとも1枚の羽根とで構成されている少なくとも一つのシャッタ羽根と、被押動部と前記アームの一つに連結させた駆動ピンとを有しており羽根室外において前記シャッタ地板に回転可能に取り付けられている少なくとも一つの駆動部材と、初期位置では復帰ばねの付勢力によって長孔の一端に接触している係合ピンとセット時にはカメラ本体側の部材によって該復帰ばねの付勢力に抗して押される被押動部とセット時には前記駆動部材の被押動部を押し駆動ばねの付勢力に抗して前記駆動部材を回転させる少なくとも一つの押動部とを有していて羽根室外において前記シャッタ地板に回転可能に取り付けられているセット部材と、を備えていて、前記長孔は、前記セット部材の回転軸より前記開口部側に形成されており、前記セット部材は、初期位置にあるとき、前記被押動部を含むその近傍部位が前記長孔を覆うように形成されていると共に、該近傍部位からは、該近傍部位の厚さよりも薄い張出部が、前記シャッタ地板側の面を同じにして所定量だけ張り出して形成されているようにする。
その場合、前記張出部には、前記シャッタ地板と反対側の面に、細長い溝形成されているようにすると、特に油性を帯びた微粉末に対して有効な構成となり、さらに、その溝が、前記近傍部位の外形に沿って形成されているようにすると、セット部材の成形金型の製作が容易になる。
本発明は、シャッタ地板に回転可能に取り付けられているセット部材が、その係合ピンを、復帰ばねの付勢力によって、シャッタ地板に形成されている長孔の一端に接触させ、初期位置での停止状態を維持されるようになっていて、セット時には、その被押動部を、カメラ本体側の部材に押されて回転し、駆動部材を介してシャッタ羽根をセットするようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいて、セット部材に、上記の被押動部を含むその近傍部位から、該近傍部位の厚さよりも薄い張出部を、前記シャッタ地板側の面に沿って前記シャッタ地板と平行に張り出して形成したものであるから、上記の長孔を、セット部材の回転軸よりも露光開口側に形成しても、羽根室外においてシャッタ地板に取り付けられた構成部材から発生する磨耗紛などが、その長孔から羽根室内に進入しにくいという特徴を有している。
本発明の実施の形態を、図1〜図6に示した実施例によって説明するが、この実施例は、銀塩フィルムカメラにも、デジタルスチルカメラにも採用することの可能な、二つのシャッタ羽根(先羽根,後羽根)を備えたフォーカルプレンシャッタとして構成したものである。そして、図1〜図6は、いずれもカメラに組み込まれた状態において被写体側から視た平面図であって、図1は先羽根と後羽根が露光作動を開始する直前の状態を示したものであり、図2はその状態における二つの駆動部材とセット部材を示したものである。また、図3は先羽根と後羽根の露光作動中の状態を示したものである。更に、図4は露光作動の終了直後の状態における二つの駆動部材とセット部材を示したものであり、図5はその状態における先羽根と後羽根を示したものである。そして、図6はセット状態における二つの駆動部材とセット部材を示したものである。尚、各図とも、図面を見やすくするために、他図を参照すれば理解できるところは、省略して示してある。
先ず、本実施例の構成を説明する。図1において、シャッタ地板1には、その略中央部に長方形を横長にした撮影光路用の開口部1aが形成されており、その開口部1aの左側には、円弧状の三つの長孔1b,1c,1dが形成されている。そして、長孔1b,1cの上方端面には、周知の緩衝部材が夫々取り付けられているが、その図示が省略されている。また、シャッタ地板1の被写体側、即ち表面側には、軸1e,1f,1gが立設されされており、背面側には軸1h,1i,1j,1k,1m,1n,1p,1q,1r,1s,1tが立設されているが、それらのうち、軸1eと軸1q、及び軸1fと軸1sは、同心となるようにして立設されている。
シャッタ地板1の背面側には、中間板2が、上記の軸1h,1i,1jに取り付けられており、シャッタ地板1との間に、後述する先羽根の羽根室を構成している。この中間板2にも、その略中央部に、上記の開口部1aと類似の形状をした撮影光路用の開口部2aが形成されているが、その二つの長辺は、周知の理由によって山形に形成されている。中間板2の背面側には、補助地板3が、シャッタ地板1の軸1k,1m,1n,1pに取り付けられており、中間板2との間に、後述する後羽根の羽根室を構成している。そして、この補助地板3にも、その略中央部に、シャッタ地板1の開口部1aと略同一の形状をした撮影光路用の開口部3aが形成されている。通常は、この開口部3aと、上記の二つの開口部1a,2aとを重ね、それらの一つ又は複数によって、撮影光路域、即ち露光開口を規制するようになっているが、本実施例の場合は、その露光開口が開口部1aのみによって規制されるようになっている。
図3は、図1に示した中間板2,補助地板3を取り除き、且つシャッタ地板1を一点鎖線で示したものである。そのため、先羽根の構成と後羽根の構成は、図1よりも図3の方が理解し易くなっている。そこで、先ず、先羽根の構成について説明する。シャッタ地板1の軸1q,1rには、アーム4,5が枢着されており、それらの枢着部から先端部に向けて、4枚の羽根6,7,8,9が、周知の連結軸を介して順に枢支されている。そして、それらの羽根の重なり関係は、羽根6が一番中間板2側にあり、羽根9が一番シャッタ地板1側、即ちアーム4,5側となっている。また、アーム4,5の一番先端部側に取り付けられている羽根9がスリット形成羽根であり、他の羽根は、スリット形成羽根9と区別するために、一般には、被い羽根と言われている羽根である。尚、図5においては、これらの羽根のうち、スリット形成羽根9のみが示されていて、他の羽根6,7,8は図示を省略されている。
他方、後羽根は、シャッタ地板1の軸1s,1tに枢着されたアーム10,11と、それらの枢着部から先端部に向けて、周知の連結軸を介して順に枢支された4枚の羽根12,13,14,15で構成されており、それらの4枚の羽根の重なり関係は、羽根12が一番中間板2側にあり、羽根15が一番補助地板3側、即ちアーム10,11側となっている。そして、アーム10,11の先端部に取り付けられた羽根15がスリット形成羽根であり、他の羽根は被い羽根である。尚、図1においては、図面を見やすくするために、後羽根の4枚の羽根の形状を一部省略して示してある。
次に、図2及び図4を用いて、シャッタ地板1の羽根室外に取り付けられている、二つの駆動部材の構成を説明する。先ず、図2に示すように、本実施例の先羽根用駆動部材16は、シャッタ地板1の軸1eに回転可能に取り付けられている。この先羽根用駆動部材16は、合成樹脂製であって、背面側に立設された駆動ピン16aと、被押動部16bと、表面側即ち被写体側に隆起して形成された取付部16cと、肉薄部16dとを有しており、図示していない先羽根用駆動ばねによって反時計方向ヘ回転するように付勢されている。そして、その駆動ピン16aは、シャッタ地板1に形成された円弧状の長孔1bを貫通し、上記のアーム4に形成された孔に嵌合している。そのため、先羽根用駆動部材16が軸1eで回転させられると、アーム4も同じ回転方向ヘ回転させられるようになっている。
他方、後羽根用駆動部材17は、シャッタ地板1の軸1fに回転可能に取り付けられている。この後羽根用駆動部材17は、合成樹脂製であって、背面側に立設された駆動ピン17aと、背面側に肉厚部の端面として形成された被押動部17bと、表面側即ち被写体側に隆起して形成された取付部17cとを有しており、図示していない後羽根用駆動ばねによって反時計方向ヘ回転するように付勢されている。そして、この後羽根用駆動部材17の駆動ピン17aは、シャッタ地板1に形成された円弧状の長孔1cを貫通し、上記のアーム10に形成された孔に嵌合している。そのため、後羽根用駆動部材17が軸1fで回転させられると、アーム10も同じ回転方向ヘ回転させられるようになっている。
ところで、図2では図示を省略されているが、上記した各駆動部材16,17の取付部16c,17cには、鉄片部材18,19が取り付けられている。そこで、その取付け構成を、取付部16c,17cを破断して示した図4を用いて説明する。鉄片部材18,19は、夫々、鉄片部18a,19aと、軸部18b,19bと、頭部18c,19cとで構成されており、圧縮ばね20,21によって、鉄片部18a,19aを取付部16c,17cから突き出すように付勢されていて、図4においては、頭部18c,19cを取付部16c、17cに接触させている。そして、この鉄片部材18,19は、鉄片部18a、19aの突き出された面を、図示していない先羽根用電磁石と後羽根用電磁石に吸着される面としている。
次に、シャッタ地板1の軸1gに取り付けられているセット部材22を説明する。このセット部材22は、合成樹脂製であって、先羽根用駆動部材16の被押動部16bを押す押動部22aと、後羽根用駆動部材17の被押動部17bを押す押動部22bと、突出部22cと、被写体側(表面側)に厚くなるように形成されている被押動部22dとを有している。また、その被押動部22dを設けた部位も含めたその近傍部位には、シャッタ地板1と平行になるようにして張出部22eが形成されているが、この張出部22eは、その近傍部位の厚さよりも薄く、且つシャッタ地板1側の面がその近傍部位のシャッタ地板1側の面と同一面になるようにして形成されている。そして、その張出部22eには、被写体側の面に、その近傍部位の外形に沿って細長い溝22fが形成されている。更に、セット部材22は、その背面側に設けた係合ピン22gを、シャッタ地板1の長孔1dに挿入しているが、図2においては、図示していない周知の復帰ばねの付勢力によって、その係合ピン22gを長孔1dの下端に接触させている。セット部材22については、以下、この回転位置を初期位置と称することにする。
次に、本実施例の作動を説明する。図1及び図2は露光作動の開始直前の状態を示してある。即ち、既に、カメラのレリーズが行われていて、図2においては示されていない鉄片部材18,19(図4参照)が先羽根用電磁石と後羽根用電磁石に吸着保持された後、セット部材22が、図示していないばねの付勢力によって初期位置に復帰した状態を示している。このとき、セット部材22は、図2に示されているように、被押動部22dを含むその近傍部位によって長孔1dを覆っているが、セット部材22の背面側の面はシャッタ地板1に接触しておらず、シャッタ地板1との間には僅かな間隔の隙間が設けられている。
また、このとき、先羽根用駆動部材16は、図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力に抗して、露光作動開始位置に保持され、先羽根の4枚の羽根6,7,8,9は、図1に示すように、隣接する羽根との重なりを小さくした展開状態になって、開口部1aを覆っている。他方、後羽根用駆動部材17も、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力に抗して露光作動開始位置に保持されていて、後羽根の4枚の羽根12,13,14,15は、隣接する羽根との重なりを大きくした重畳状態となり、開口部1aの下方位置に格納されている。このことからも分かるように、本実施例は、既に説明したダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタである。
このように、レリーズ後、セット部材22が初期位置に復帰すると、先ず、図示していない先羽根用電磁石の通電が断たれて、先羽根用駆動部材16が、図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力によって反時計方向へ回転を開始する。それによって、先羽根用駆動部材16の駆動ピン16aがアーム4を反時計方向へ回転させるので、先羽根の4枚の羽根6,7,8,9は、隣接する羽根同士の重なりを大きくしつつ上方へ作動し、スリット形成羽根9の下端縁で開口部1aを開いていく。
先羽根用電磁石の通電が断たれてから所定時間が経過すると、今度は、図示していない後羽根用電磁石の通電が断たれる。そのため、後羽根用駆動部材17は、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力によって反時計方向へ回転させられる。それによって、後羽根用作動部材17の駆動ピン17aがアーム10を反時計方向へ回転させるので、後羽根の4枚の羽根12,13,14,15は、隣接する羽根同士の重なりを小さくしつつ上方へ作動し、スリット形成羽根15の上端縁で開口部1aを閉じていく。このようにして、2枚のスリット形成羽根9、15によって形成されたスリットにより、フィルムの感光面や固体撮像素子の撮像面を連続的に露光させていくが、そのような作動途中の状態が図3に示されている。
その後、先羽根の4枚の羽根6,7,8,9が重畳状態となって、開口部1aから退くと、先羽根用駆動部材16は、その駆動ピン16aが、長孔1bの上端面に取り付けられている図示していない緩衝部材に当接して停止させられる。また、その後、後羽根の4枚の羽根12,13,14,15が展開状態となって、開口部1aを完全に覆うようになると、後羽根用駆動部材17の駆動ピン17aが、長孔1cの上端面に取り付けられている図示していない緩衝部材に当接することによって停止させられる。図4及び図5は、そのようにして、露光作動の終了した直後の状態を示したものである。
次に、本実施例のセット作動を説明する。図4及び図5に示した状態になって所定の時間が経過すると、図示していないカメラ本体側の部材が、セット部材22の被押動部22dを上方へ押して、セット部材22を、図示していない復帰ばねの付勢力に抗して反時計方向ヘ回転させる。このとき、張出部22eが肉薄であってシャッタ地板1側に形成されているため、カメラ本体側の部材は、張出部22eには接触せず、被押動部22dだけを押せるようになっている。
セット部材22は、このようにして反時計方向へ回転させられるとき、先ず、押動部22aが、先羽根用駆動部材16の被押動部16bを押し、図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力に抗して先羽根用駆動部材16を時計方向へ回転させる。それによって先羽根が作動させられ、4枚の羽根6,7,8,9は、隣接する羽根同士の重なりを小さくしつつ下降する。そして、先羽根のスリット形成羽根9が後羽根のスリット形成羽根15に所定量重なると、セット部材22は、押動部22bによって、後羽根用駆動部材17の被押動部17bを押し、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力に抗して、後羽根用駆動部材17を時計方向へ回転させる。そのため、その段階からは、後羽根も作動を開始し、4枚の羽根12,13,14,15が、隣接する羽根同士の重なりを大きくしつつ下降していく。
ところで、このようなセット部材22の回転によって行なわれる駆動部材16,17の回転は、駆動電源の消費電力を少なくするためや、先羽根,後羽根のセット作動を安定化させるために、低トルクで円滑に行なわれる必要がある。ところが、セット部材22の押動部22a,22bと駆動部材16,17の被押動部16b,17bとの関係は、加工上,組立上の累積公差によって、設計基準どおりに製作することがなかなか難しい。そのため、押動部22a,22bと被押動部16b,17bの摺接部位には、グリスなどの潤滑油を塗布することが知られている。また、押動部22a,22bと被押動部16b,17bを、本実施例のようにカム形状の部位とせず、特許文献2にも記載されているように、それらの一つ又は複数をローラとする場合があるが、その場合には、同様な趣旨で、その回転軸部にも塗布することが知られている。
このようにして、セット作動は、低トルクで円滑に行なわれていくが、先羽根の4枚の羽根6,7,8,9が展開状態となって開口部1aを覆い終わると、鉄片部材18,19が、相前後して夫々の各電磁石に接触する。そのため、鉄片部材18,19の鉄片部18a,19aは、圧縮ばね20,21の付勢力に抗して取付部16c,17c内に押し込まれてゆき、その反対に、頭部18c,19cは取付部16c,17cから離れていくことになる。そして、そのような状態になった直後に、図示していないカメラ本体側の部材の押動が停止するので、セット部材22の回転も停止し、直ちに初期位置へ復帰することなく、次の撮影が行われるまで、その位置に留まることになる。図6は、そのようにして行われたセット作動の終了状態における二つの駆動部材16,17とセット部材22とを示したものである。このとき、先羽根と後羽根は、図1に示された状態と殆ど同じになっているが、厳密に言うと同じではなく、鉄片部材18,19の鉄片部18a,19aを、圧縮ばね20,21の付勢力に抗して取付部16c,17c内に押し込んだ分だけオーバーランした状態になっている。
次に、撮影に際して、図1及び図2の状態になるまでの作動を説明する。カメラのレリーズボタンが押されると、先ず、図示していない先羽根用電磁石と後羽根用電磁石に通電され、それらの電磁石に接触していた鉄片部材18,19が吸着保持される。その後、図示していないカメラ本体側の部材が下降し、被押動部22dから退いていくので、それに追従して、セット部材22は、図6に示された状態から、図示していない復帰ばねの付勢力によって時計方向ヘ回転させられる。しかしながら、余り長期間カメラを使用していなかったときなどは、上記したグリスなどの影響で、セット部材22が直ちに追従して回転しない場合がある。そこで、そのような場合には、上記したカメラ本体側の部材が、突出部22cを押し、その接着作用を解くようになっている。そのため、いずれにしても、セット部材22は、初期位置へ向けて時計方向ヘ回転させられるようになっている。
このようにして、図6の状態から、セット部材22が時計方向ヘ回転を開始すると、その押動部22a,22bが、夫々の駆動部材16,17の被押動部16b,17bから離れていくので、各駆動部材16,17は、図6の状態から、図示していない各駆動ばねの付勢力によって、反時計方向ヘ僅かに回転して停止する。即ち、各駆動部材16,17は、セット状態において、各鉄片部材18,19の頭部18c,19cから取付部16c,17cが離れていた分だけ、図示していない各駆動ばねによって反時計方向ヘ回転され、各電磁石の磁力によって、その状態を維持されることになる。従って、厳密に言うと、このとき、先羽根も後羽根もセット状態から若干戻ることになるが、先羽根のスリット形成羽根9の下端縁も、後羽根のスリット形成羽根15の上端縁も、開口部1aの下方位置に留まっている。その後、セット部材22は、なおも時計方向の回転を続け、その係合ピン22gが、シャッタ地板1の長孔1dの下端に当接して停止する。そのようにして、セット部材22が初期位置へ復帰した状態が、図1及び図2に示された状態である。
ところで、本実施例の場合、図面には、シャッタの構成部材を全て示しているわけではない。実際には、シャッタ地板1の表面側に、沢山の部材が取り付けられている。そして、それらのうちのかなりの部材が、上記の作動に伴って機械的な作動をしている。そのため、その作動のたびに、それらの部材からは微細な磨耗紛を発生させている。例えば、上記の本実施例の説明に出てきた部材の場合だけでも、先羽根用駆動部材16,後羽根用駆動部材17,セット部材22は回転部材であるから、軸1e,1f,1gとの間に磨耗紛を発生させるし、その軸部にグリスなどを塗布している場合には、油性の微粉末を発生させる。また、セット部材22の押動部22a、22bが二つの駆動部材16,17の被押動部16b,17bを押すときには、グリスなどを塗布していないときには、摺接によって磨耗紛を発生させるし、グリスを塗布している場合には油性の微粉末を発生させる。更に、各駆動部材16,17の駆動ピン16a,17aが図示していない緩衝部材に当接したときには、それらの緩衝部材から磨耗紛を発生させる。
また、本実施例のフォーカルプレンシャッタをカメラ本体に取り付けた場合には、開口部1aの周囲にミラーボックスの壁が配置され、シャッタ地板1の開口部1aはミラーボックス内に臨み、駆動部材16,17やセット部材22はミラーボックス外に配置されることになる。そして、その場合には、シャッタとミラーとの作動を連動させるために、長孔1dが形成されている側の壁面にミラーの駆動機構を取り付けることがあるが、それらの機構からも磨耗粉などは発生する。そのため、そのようにして発生した磨耗粉などが、羽根室内に進入するのは、シャッタ地板1に形成された長孔1b,1c,1dということになる。そのうち、長孔1b,1cから進入するのを抑制する対策は、例えば、特開2003−270700号公報で知られているが、本発明は、それとは別に、長孔1dからの進入を抑制するようにしたものである。
図1から分かるように、本実施例の場合には、特許文献3に記載された理由によって、長孔1dが、セット部材22を取り付けている軸1gよりも開口部1a側に形成されているため、一般に多く実施されているフォーカルプレンシャッタのように、開口部1aから見て軸1gよりも遠い位置に形成されている場合に比較して、先羽根の羽根室内に進入した磨耗粉などが、中間板2の開口部2aに入り込み、フィルムの感光面や固体撮像素子の撮像面に達しやすい構成となっている。その場合、長孔1dから進入した磨耗粉などは、先羽根に阻まれるなどして直ちに固体撮像素子などに達することはないが、長孔1dを、開口部1a側に形成した場合には、それだけ達しやすくなることが確かである。また、図1からも分かるように、本実施例の場合は、羽根6が長孔1dに臨んでいるため、油性の微粉末が付着して累積されていくと、やがて、先羽根の作動に影響を与えるようになってしまうことになる。そのため、このような位置に長孔1dを形成する場合には、念には念を入れた対策が必要になる。
ところで、本実施例の場合において、長孔1dから、磨耗粉などが進入しやすいのは、駆動部材16,17が各々の駆動ばねの付勢力によって作動され、駆動ピン16a,17aが緩衝部材に当接して停止させられたときと、セット部材22が復帰ばねの付勢力によって作動され、係合ピン22gが長孔1dの下端に当接して停止させられたときである。このときには、その作動で発生した磨耗粉などはもちろんのこと、それまでに発生して長孔1dの近傍に堆積されていた磨耗粉などが舞い上がるからである。
ところが、上記のようにして二つの駆動部材16,17やセット部材22が停止するときは、上記の作動説明からも分かるように、長孔1dは、セット部材22の被押動部22dを含むその近傍部位により、既に覆われている。しかしながら、セット部材22とシャッタ地板1との間には間隙があるため、舞い上がった磨耗粉などのなかには、そこから羽根室内に進入しようとするものがある。それに対して、本実施例の場合には、従来の構成とは異なり、その近傍部位からシャッタ地板1と平行に張出部22eを形成している。そのため、張出部22eとシャッタ地板1との間隔寸法に対して、張出部22eの張り出し寸法が大きくなっており、長孔1dから進入するのを好適に抑制できるようになっている。
また、本実施例の場合には、張出部22eに、細長い溝22fが形成されているが、このような溝22fを形成しておくと、磨耗粉などがそこに入ったとき、上記のような衝撃で舞い上がりにくくなるという利点がある。特に、油性の微粉末などがそこに入ると、そのなかに溜まってゆき、舞い上がりにくくなるだけではなく、他の磨耗粉を捕捉しやすくなるということもある。そして、このような役目をする溝22fは、張出部22eの表面に、どのような形状に形成しても差し支えないが、本実施例のように形成すると、金型設計は簡単になる。尚、上記の実施例は、先羽根と後羽根という二つのシャッタ羽根を備えたフォーカルプレンシャッタであるが、シャッタ羽根を一つだけ備えたものにも、本発明は適用可能である。また、上記の実施例では、駆動部材などを取り付けたシャッタ地板1が被写体側となり、補助地板3が撮影者側となる場合で説明したが、デジタルスチルカメラに組み込まれる場合には、補助地板3を被写体側とすることもある。
実施例の平面図であって、露光作動を開始する直前の状態を示したものであ る。 図1の状態における二つの駆動部材とセット部材を示した平面図である。 二つのシャッタ羽根の露光作動中の状態を示した実施例の平面図である。 露光作動の終了直後の状態における二つの駆動部材とセット部材を示した実 施例の平面図である。 図4の状態におけるの二つのシャッタ羽根を示した平面図である。 セット状態における二つの駆動部材とセット部材を示した実施例の平面図で ある。
符号の説明
1 シャッタ地板
1a,2a,3a 開口部
1b,1c,1d 長孔
1e〜1k,1m,1n,1p〜1t 軸
2 中間版
3 補助地板
4,5,10,11 アーム
6,7,8,9,12,13,14,15 羽根
16 先羽根用駆動部材
16a,17a 駆動ピン
16b,17b,22d 被押動部
16c,17c 取付部
16d 肉薄部
17 後羽根用駆動部材
18,19 鉄片部材
18a,19a 鉄片部
18b.19b 軸部
18c,19c 頭部
20,21 圧縮ばね
22 セット部材
22a,22b 押動部
22c 突出部
22e 張出部
22f 溝
22g 係合ピン

Claims (3)

  1. 被写体光路用の開口部の傍らに長孔を有しているシャッタ地板と、羽根室内において前記シャッタ地板に枢着された二つのアームとそれらの両方に枢支された少なくとも1枚の羽根とで構成されている少なくとも一つのシャッタ羽根と、被押動部と前記アームの一つに連結させた駆動ピンとを有しており羽根室外において前記シャッタ地板に回転可能に取り付けられている少なくとも一つの駆動部材と、初期位置では復帰ばねの付勢力によって長孔の一端に接触している係合ピンとセット時にはカメラ本体側の部材によって該復帰ばねの付勢力に抗して押される被押動部とセット時には前記駆動部材の被押動部を押し駆動ばねの付勢力に抗して前記駆動部材を回転させる少なくとも一つの押動部とを有していて羽根室外において前記シャッタ地板に回転可能に取り付けられているセット部材と、を備えていて、前記長孔は、前記セット部材の回転軸より前記開口部側に形成されており、前記セット部材は、初期位置にあるとき、前記被押動部を含むその近傍部位が前記長孔を覆うように形成されていると共に、該近傍部位からは、該近傍部位の厚さよりも薄い張出部が、前記シャッタ地板側の面を同じにして所定量だけ張り出して形成されていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記張出部には、前記シャッタ地板と反対側の面に、細長い溝形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記溝が、前記近傍部位の外形に沿って形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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