JP4439205B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、正極と、負極と、溶質および溶媒からなる非水電解質とを備えた非水電解質二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高エネルギー密度を有する二次電池として、非水電解質を使用し、リチウムイオンを正極と負極との間で移動させて充放電を行うようにした非水電解質二次電池が利用されている。
【0003】
このような非水電解質二次電池として、従来においては、一般に正極にコバルト酸リチウム(LiCoO2 )等のリチウム遷移金属複合酸化物を用いるとともに、負極にリチウム金属、リチウム合金、リチウムの吸蔵および放出が可能な炭素材料等を用い、非水電解質として、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート等の有機溶媒にLiBF4 、LiPF6 等のリチウム塩からなる電解質を溶解させたものが使用されている。
【0004】
また、充放電特性を向上させるために正極活物質としてスピネル構造を有するLiM 2 4 を用いた非水電解質二次電池も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−266874号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような非水電解質二次電池は、各種電子機器のメモリバックアップ用の電源として用いられる。近年、各種電子機器の高性能化および高信頼性化が進むにつれて、メモリバックアップ用の電源である非水電解質二次電池に対して優れた保存特性が要求されるようになってきている。
【0007】
しかしながら、一般的な従来の非水電解質二次電池においては、負極活物質が活性なリチウム等からなるので、保存中に負極と非水電解質とが反応し、時間の経過とともに放電容量が低下する。そこで、種々の非水電解質が検討されているが、十分に満足できる保存特性が得られていない。
【0008】
本発明の目的は、優れた保存特性を有する非水電解質二次電池を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明に係る非水電解質二次電池は、正極と、負極と、溶質および溶媒からなる非水電解質とを備え、正極は、少なくとも一部にマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4およびタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 のうち1種以上のリチウム遷移金属複合酸化物を含み、負極は、アルミニウム(Al)またはアルミニウム合金を含むものである。
【0010】
本発明に係る非水電解質二次電池においては、正極のマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 およびタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 のうち1種以上のリチウム遷移金属複合酸化物が非水電解質に溶解し、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む負極上にイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜として析出する。このアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜の存在のために、非水電解質二次電池の保存中においても、負極と非水電解質との反応が抑制される。それにより、優れた保存特性が得られる。
【0011】
正極は、少なくとも一部にマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を含むことが好ましい。この場合、マンガンの溶解量が多すぎず、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む負極上に特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が形成される。それにより、特に優れた保存特性が得られる。
【0012】
アルミニウム合金は、アルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)およびリチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)よりなる群から選択された1種以上を含んでもよい。
【0013】
この場合、アルミニウム合金を含む負極上に特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜が形成される。それにより、特に優れた保存特性が得られる。
【0014】
アルミニウム合金は、マンガンを0.1〜10重量%含有するアルミニウム−マンガン合金であることが好ましい。それにより、アルミニウム−マンガン合金を含む負極上に特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜が形成される。その結果、より優れた保存特性が得られる。
【0015】
非水電解質の溶質は、リチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドを含むことが好ましい。この場合、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む負極上に、溶質成分を含む特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜が形成される。その結果、より優れた保存特性が得られる。
【0016】
非水電解質の溶媒は、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルを含むことが好ましい。この場合、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む負極上に、溶媒成分を含む特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜またはアルミニウム−タングステン合金被膜が形成される。それにより、より優れた保存特性が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。
【0018】
図1は本発明の一実施の形態に係る非水電解質二次電池の模式的断面図である。図1の非水電解質二次電池は扁平形のリチウム二次電池である。
【0019】
ステンレス鋼板(SUS304)からなる正極缶5内に、ステンレス鋼板(SUS304)からなる正極集電体7、正極2、セパレータ3、負極1、およびステンレス鋼板(SUS304)からなる負極集電体6が順に収納されている。負極集電体6上には負極缶4が設けられ、負極缶4と正極缶5とがポリフェニレンスルフィド製の絶縁パッキング8により封止されている。負極缶4および正極缶5により電池ケースが構成される。
【0020】
セパレータ3には溶質および溶媒からなる非水電解質が含浸されており、負極1および正極2はセパレータ3を介して互いに離間している。正極2は正極集電体7を介して正極缶5に接続され、負極1は負極集電体6を介して負極缶4に接続されている。それにより、電池ケースの内部に生じた化学エネルギーが負極缶4および正極缶5の両端子から電気エネルギーとして外部へ取り出される。
【0021】
負極1は、アルミニウム(Al)、またはアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)、リチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)、アルミニウム−クロム合金(Al−Cr)、アルミニウム−バナジウム合金(Al−V)等のアルミニウム合金からなる。後述するようにマンガン割合が0.1〜10重量%であるアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を用いることがより好ましい。
【0022】
正極2は、正極活物質、導電剤および結着剤を混合し、乾燥させることにより作製される。正極活物質は、マンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )からなる。後述するように、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を用いることがより好ましい。
【0023】
マンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )の第1の製造方法は次の通りである。LiMn2 4 粉末とLiI粉末を等重量混合し、混合物を真空排気された密封管中に配置する。反応容器を150℃に加熱すると、数時間以内で化合物がLiIにより還元され、ヨウ素着色が表われる(すなわち、Li+ が化合物に入り、I2 ガスが形成される)。24時間後、ヨウ素を反応物質から分離させて凝縮させるために、管の一端を数分以内に室温まで冷却する。管を開き、残りのLiIを除去するために生成された茶色の粉末をアセロニトリル中で洗浄する。
【0024】
マンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )の第2の製造方法は次の通りである。LiIのアセトニトリル溶液中でLiMn2 4 相を還流させて加熱することによりLi2 Mn2 4 相を合成する。82℃の固定温度で数時間の反応後、濾過し、生成された固形物をアセトニトリルで洗浄する。
【0025】
上記の第1および第2の製造方法は、例えば、J. Electrochem. Soc., Vol.138, No.10, October 1991, pp.2865-2868に記載されている。
【0026】
なお、正極活物質が、マンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )に加えてコバルト酸リチウム(LiCoO2 )等の他のリチウム遷移金属複合酸化物を含んでもよい。コバルト酸リチウム(LiCoO2 )を正極活物質に混合した場合には、高い電池電圧が得られる。
【0027】
図2は本実施の形態に係る非水電解質二次電池の保存特性の向上を説明するための図である。上記のように、本実施の形態に係る非水電解質二次電池では、負極1としてアルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられ、正極2の正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )が用いられる。
【0028】
それにより、正極2のマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )が非水電解質に溶解し、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる負極1上にイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)またはアルミニウム−タングステン合金(Al−W)からなる被膜10として析出する。このアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)またはアルミニウム−タングステン合金(Al−W)からなる被膜10の存在のために、非水電解質二次電池の保存中においても、負極1と非水電解質との反応が抑制されるものと考えられる。それにより、優れた保存特性が得られる。
【0029】
ここで、アルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)またはアルミニウム−タングステン合金(Al−W)被膜の表面近くには酸化リチウム(Li2O)および窒化リチウム(Li3 N)が存在するものと推定される。窒化リチウム(Li3 N)はイオン伝導性を有し、酸化リチウム(Li2O)はリチウムイオンの通路を形成するものと考えられる。
【0030】
非水電解質の溶質としては、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2 2 )、リチウム(トリフルオロメチルスルホニル)(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2)(C2 5 SO2 ))、リチウムビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(C2 5 SO2 2 )、リチウムトリス(トリフルオロメチルスルホニル)メチド(LiC(CF3 SO2 3 )、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3 SO3 )、ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6 )、テトラフルオロホウ酸リチウム(LiBF4 )、ヘキサフルオロ砒酸リチウム(LiAsF6 )、過塩素酸酸リチウム(LiClO4 )等から選択される1種以上を用いることができる。
【0031】
特に、非水電解質の溶質として、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2 2 )、リチウム(トリフルオロメチルスルホニル)(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2)(C2 5 SO2 ))、リチウムビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(C2 5 SO2 2 )等のリチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドを用いることが好ましい。それにより、後述するように、より優れた保存特性が得られる。
【0032】
また、非水電解質の溶質として、一般の非水電解質二次電池において使用される他のリチウム塩を用いてもよい。
【0033】
非水電解質の溶媒としては、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)、トリエチレングリコールジメチルエーテル(Tri−DME)、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(Tetra−DME)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(Di−DEE)、トリエチレングリコールジエチルエーテル(Tri−DEE)、プロピレンカーボネート(PC)、1,2−ジメトキシエタン(DME)、炭酸ジエチル(DEC)等から選択される1種以上を用いることができる。
【0034】
特に、非水電解質の溶媒として、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)、トリエチレングリコールジメチルエーテル(Tri−DME)、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(Tetra−DME)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(Di−DEE)、トリエチレングリコールジエチルエーテル(Tri−DEE)等のポリエチレングリコールジアルキルエーテルを用いることが好ましい。それにより、後述するように、特に優れた保存特性が得られる。
【0035】
また、非水電解質の溶媒として、一般の非水電解質二次電池において使用される他の非水溶媒を用いてもよい。
【0036】
【実施例】
[実施例1]
以下の実施例1−1〜1−6、参考例および比較例1−1〜1−8では、図1に示す構造を有する非水電解質二次電池を作製し、容量維持率を測定した。
【0037】
(実施例1−1)
下記の方法で図1に示す構造を有する非水電解質二次電池を作製した。
【0038】
〔正極の作製〕
正極活物質としてのマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )(粉末)と、導電剤としてのカーボンブラック(粉末)と、結着剤としてのフッ素樹脂(粉末)とを重量比85:10:5で混合して正極合剤を得た。この正極合剤を円盤状に鋳型成型し、真空中にて250℃で2時間乾燥することにより、正極2を作製した。マンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )は、上記の第1の製造方法により作製した。
【0039】
〔負極の作製〕
アルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を円盤状に打ち抜き、負極1を作製した。アルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)中のマンガン割合は1重量%である。
【0040】
〔非水電解質の調製〕
ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)溶媒に、溶質としてのリチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2 2 )を1モル/リットル溶かして、非水電解質を調製した。
【0041】
〔電池の組立〕
上記の負極1、正極2および非水電解質を使用して、図1に示す構造を有する実施例1−1の非水電解質二次電池を組み立てた。電池寸法としては、外径が24mmであり、厚さが3mmである。
【0042】
負極缶4、正極缶5、負極集電体6および正極集電体7はステンレス鋼板(SUS304)からなり、絶縁パッキング8はポリフェニレンスルフィドからなる。セパレータ3としては、ポリフェニレンスルフィド製の不織布を使用し、これに非水電解質を含浸させた。
【0043】
参考例
正極活物質として、オリビン酸リン酸鉄リチウム(LiFePO4 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する参考例の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0044】
(実施例1−
正極活物質として、タングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例1−の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0045】
(実施例1−
負極1の材料として、マンガン割合が1重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)にリチウム(Li)を電気化学的に挿入することにより作製したリチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例1−の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0046】
(実施例1−
負極1の材料として、アルミニウム(Al)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例1−の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0047】
(実施例1−
負極1の材料として、クロム割合が1重量%のアルミニウム−クロム合金(Al−Cr)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例1−の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0048】
(実施例1−
負極1の材料として、バナジウム割合が1重量%のアルミニウム−バナジウム合金(Al−V)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例1−の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0049】
(比較例1−1)
正極活物質として、コバルト酸リチウム(LiCoO2 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−1の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0050】
(比較例1−2)
正極活物質として、ニッケル酸リチウム(LiNiO2 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−2の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0051】
(比較例1−3)
正極活物質として、スピネル構造マンガン酸リチウム(LiMn2 4 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−3の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0052】
(比較例1−4)
正極活物質として、ニッケルバナジウム酸リチウム(LiNiVO4 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−4の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0053】
(比較例1−5)
正極活物質として、バナジウム(IV)酸リチウム(Li4 3 7.9 )(粉末)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−5の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0054】
(比較例1−6)
負極1の材料として、天然黒鉛粉末が95重量部と、ポリフッ化ビニリデン粉末が5重量部となるよう混合して負極合剤を調製したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−6の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0055】
(比較例1−7)
負極1の材料として、金属リチウム(Li)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−7の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0056】
(比較例1−8)
正極活物質として、タングステン(III)酸リチウム(LiWO2 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する比較例1−8の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0057】
〔容量維持率(保存特性)の測定〕
以下の方法で、実施例1−1〜1−6、参考例および比較例1−1〜1−8の非水電解質二次電池の保存特性として容量維持率を測定した。
【0058】
作製直後の各非水電解質二次電池を180℃で1分間予熱した後、最高温度が260℃でかつ出入口付近の最低温度が180℃になったリフロー炉内を1分間かけて通過させた後、温度25℃において電流値10mAで電圧3.5Vまで充電した後、電圧2Vまで放電させ、作製直後の放電容量を測定した。
【0059】
また、作製直後の各非水電解質二次電池を180℃で1分間予熱した後、最高温度が260℃でかつ出入口付近の最低温度が180℃になったリフロー炉内を1分間かけて通過させた後、60℃で2ヶ月間保存し、その後、電流値10mAで電圧3.5Vまで充電した後、電圧2Vまで放電させ、保存後の放電容量を測定した。
【0060】
そして、次式により保存後の容量維持率を求めた。
保存後の容量維持率(%)
={(保存後の放電容量)/(作製直後の放電容量)}×100
実施例1−1〜1−6、参考例および比較例1−1〜1−8の非水電解質二次電池の正極活物質、負極および容量維持率の測定結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
Figure 0004439205
【0062】
表1に示すように、実施例1−1〜1−の非水電解質二次電池では、容量維持率が74%以上と高くなった。これに対して、比較例1−1〜1−8の非水電解質二次電池では、容量維持率が52%以下と低くなった。この結果から、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )を用い、負極1の材料としてアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いることにより優れた保存特性が得られることがわかる。
【0063】
また、負極1の材料としてアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を用いた実施例1−1およびリチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)を用いた実施例1−の非水電解質二次電池では、容量維持率が83%以上と高くなった。これは、負極1の材料としてアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)またはリチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)を用いた場合には、負極1上により高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が析出するためであると考えられる。
【0064】
したがって、負極1の材料としてアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)またはリチウム−アルミニウム−マンガン合金(Li−Al−Mn)を用いることがより好ましい。
【0065】
また、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を用いた実施例1−1の非水電解質二次電池では、正極活物質としてオリビン酸リン酸鉄リチウム(LiFePO4 )を用いた参考例の非水電解質二次電池および正極活物質としてタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )を用いた実施例1−の非水電解二次電池に比べて、より高い容量維持率が得られた。これにより、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を用いることがより好ましいことがわかる。元素分析の結果、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を用いた場合には、正極活物質としてオリビン酸リン酸鉄リチウム(LiFePO4 )またはタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 )を用いた場合に比べて、マンガン(Mn)の析出量が少ないことがわかった。したがって、正極活物質としてマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を用いた場合、マンガンの溶解量が多すぎず、負極1上に特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が形成されるものと考えられる。
【0066】
[実施例2]
以下の実施例2−1〜2−6では、図1に示す構造を有する非水電解質二次電池を作製し、実施例1と同様に容量維持率を測定した。
【0067】
(実施例2−1)
負極1の材料として、アルミニウム(Al)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−1の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0068】
(実施例2−2)
負極1の材料として、マンガン割合が0.1重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−2の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0069】
(実施例2−3)
負極1の材料として、マンガン割合が0.5重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−3の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0070】
(実施例2−4)
負極1の材料として、マンガン割合が1重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−4の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0071】
(実施例2−5)
負極1の材料として、マンガン割合が5重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−5の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0072】
(実施例2−6)
負極1の材料として、マンガン割合が10重量%のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例2−6の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0073】
実施例2−1〜2−6の非水電解質二次電池のアルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)中のマンガン割合および容量維持率の測定結果を表2に示す。
【0074】
【表2】
Figure 0004439205
【0075】
表2に示すように、実施例2−1〜2−6の非水電解質二次電池では、容量維持率が79%以上と高くなった。特に、実施例2−2〜2−6の非水電解質二次電池では、容量維持率が80%以上とさらに高くなった。したがって、アルミニウム−マンガン合金(Al−Mn)中のマンガン割合が0.1〜10重量%であることがより好ましいことがわかる。この場合、負極1上に特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が形成されるため、特に優れた保存特性を示すものと考えられる。
【0076】
[実施例3]
以下の実施例3−1〜3−9では、図1に示す構造を有する非水電解質二次電池を作製し、実施例1と同様に容量維持率を測定した。
【0077】
(実施例3−1)
非水電解質の溶質として、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2 2 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−1の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0078】
(実施例3−2)
非水電解質の溶質として、リチウム(トリフルオロメチルスルホニル)(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2)(C2 5 SO2 ))を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−2の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0079】
(実施例3−3)
非水電解質の溶質として、リチウムビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(C2 5 SO2 2 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−3の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0080】
(実施例3−4)
非水電解質の溶質として、リチウムトリス(トリフルオロメチルスルホニル)メチド(LiC(CF3 SO2 3 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−4の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0081】
(実施例3−5)
非水電解質の溶質として、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3 SO3 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−5の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0082】
(実施例3−6)
非水電解質の溶質として、ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−6の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0083】
(実施例3−7)
非水電解質の溶質として、テトラフルオロホウ酸リチウム(LiBF4 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−7の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0084】
(実施例3−8)
非水電解質の溶質として、ヘキサフルオロ砒酸リチウム(LiAsF6 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−8の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0085】
(実施例3−9)
非水電解質の溶質として、過塩素酸酸リチウム(LiClO4 )を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例3−9の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0086】
実施例3−1〜3−9の非水電解質二次電池の溶質および容量維持率の測定結果を表3に示す。
【0087】
【表3】
Figure 0004439205
【0088】
なお、リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2 2 )、リチウム(トリフルオロメチルスルホニル)(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(CF3 SO2)(C2 5 SO2 ))およびリチウムビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド(LiN(C2 5 SO2 2 )は、リチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドに含まれる。
【0089】
表3に示すように、実施例3−1〜3−3の非水電解質二次電池では、容量維持率が78%以上と高くなり、特に優れた保存特性を示した。これは、非水電解質の溶質がリチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドである場合には、負極1上に、溶質成分を含む特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が形成されるためであると考えられる。この結果から、非水電解質の溶質がリチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドであることがより好ましい。
【0090】
[実施例4]
以下の実施例4−1〜4−10では、図1に示す構造を有する非水電解質二次電池を作製し、実施例1と同様に容量維持率を測定した。
【0091】
(実施例4−1)
非水電解質の溶媒として、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−1の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0092】
(実施例4−2)
非水電解質の溶媒として、トリエチレングリコールジメチルエーテル(Tri−DME)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−2の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0093】
(実施例4−3)
非水電解質の溶媒として、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(Tetra−DME)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−3の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0094】
(実施例4−4)
非水電解質の溶媒として、ジエチレングリコールジエチルエーテル(Di−DEE)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−4の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0095】
(実施例4−5)
非水電解質の溶媒として、トリエチレングリコールジエチルエーテル(Tri−DEE)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−5の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0096】
(実施例4−6)
非水電解質の溶媒として、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)とプロピレンカーボネート(PC)との体積比率80:20の混合溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−6の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0097】
(実施例4−7)
非水電解質の溶媒として、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)と1,2−ジメトキシエタン(DME)との体積比率80:20の混合溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−7の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0098】
(実施例4−8)
非水電解質の溶媒として、プロピレンカーボネート(PC)の単独溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−8の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0099】
(実施例4−9)
非水電解質の溶媒として、プロピレンカーボネート(PC)と炭酸ジエチル(DEC)との体積比率80:20の混合溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−9の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0100】
(実施例4−10)
非水電解質の溶媒として、プロピレンカーボネート(PC)と1,2−ジメトキシエタン(DME)との体積比率80:20の混合溶媒を使用したこと以外は、実施例1−1と同様にして、図1に示す構造を有する実施例4−10の非水電解質二次電池を組み立てた。
【0101】
実施例4−1〜4−10の非水電解質二次電池の非水電解質の溶媒、溶質および容量維持率の測定結果を表4に示す。
【0102】
【表4】
Figure 0004439205
【0103】
なお、ジエチレングリコールジメチルエーテル(Di−DME)、トリエチレングリコールジメチルエーテル(Tri−DME)、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(Tetra−DME)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(Di−DEE)およびトリエチレングリコールジエチルエーテル(Tri−DEE)は、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルに含まれる。
【0104】
表4に示すように、実施例4−1〜4−7の非水電解質二次電池では、容量維持率が80%以上となり、特に優れた保存特性を示した。これは、非水電解質の溶媒がポリエチレングリコールジアルキルエーテルを含む場合に負極1上に溶媒成分を含む特に高いイオン伝導性のアルミニウム−マンガン合金被膜が形成されるためであると考えられる。この結果から、非水電解質の溶媒がポリエチレングリコールジアルキルエーテルを含むことが好ましいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る非水電解質二次電池の模式的断面図である。
【図2】本実施の形態に係る非水電解質二次電池の保存特性の向上を説明するための図である。
【符号の説明】
1 負極
2 正極
3 セパレータ
4 負極缶
5 正極缶
6 負極集電体
7 正極集電体
8 絶縁パッキング

Claims (6)

  1. 正極と、負極と、溶質および溶媒からなる非水電解質とを備え、前記正極は、少なくとも一部にマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 およびタングステン(V)酸リチウム(LiWO3 のうち1種以上のリチウム遷移金属複合酸化物を含み、前記負極は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含むことを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 前記正極は、少なくとも一部にマンガン(III)酸リチウム(Li2 Mn2 4 )を含むことを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記アルミニウム合金は、アルミニウム−マンガン合金およびリチウム−アルミニウム−マンガン合金よりなる群から選択された1種以上を含むことを特徴とする請求項1または2記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記アルミニウム合金は、マンガンを0.1〜10重量%含有するアルミニウム−マンガン合金であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記溶質は、リチウムパーフルオロアルキルスルホニルイミドを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  6. 前記溶媒は、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
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