JP4437879B2 - ファクシミリ装置および情報報知方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信の実行状況や履歴をユーザに報知する機能を備えたファクシミリ装置およびこのようなファクシミリ装置における情報報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置では、送信中においてその送信の実行状況をディスプレイ表示したり、あるいは過去に行った送信の結果などの送信履歴をディスプレイ表示や印刷することが行われている。そしてこれらの報知動作を行う場合には通常、送信先の電話番号が併せて報知される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでファクシミリ装置は、多くの場合、複数のユーザにより共有される。このため、上述のような報知はこれら複数のユーザに対して行われることになり、本体の送信者以外の者も送信先等を知り得ることとなっている。
【0004】
このため、送信者が送信先を第三者に知られたくないと思っても、上述の報知機能により知られてしまうという不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、必要に応じて送信先を秘匿することを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様では、同報送信における複数の送信先のそれぞれについて送信先情報を非報知に設定するか否かの指定を受け付け、前記同報送信における複数の送信先についての送信先情報をそれぞれ含む所定情報ののうち、前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関して、前記送信先情報を除いた前記情報を報知する。
【0007】
このような手段を講じたことにより、非報知に設定された送信に関する送信先情報の報知手段による報知はなされない。従って、送信者が他者に送信先を知られたくない送信を非報知に設定をしておけば、その送信の送信先が報知手段によって他者に報知されてしまうことがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき説明する。
【0009】
図1は本実施形態に係るファクシミリ装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
【0010】
この図に示すように本実施形態のファクシミリ装置は、CPU1、ROM2、RAM3、情報記憶部4、画像記憶部5、符号化・復号化部6、スキャナ7、プリンタ8、モデム9、NCU10、電話機制御部11、電話機12、回線信号検出部13、操作・表示部14および時計部15を有してなる。
【0011】
そして、CPU1、ROM2、RAM3、情報記憶部4、画像記憶部5、符号化・復号化部6、スキャナ7、プリンタ8、モデム9、NCU10、回線信号検出部13、操作・表示部14および時計部15は、システムバス16を介して互いに接続されている。またNCU10にはモデム9および電話機制御部11が、さらに電話機制御部11には電話機12および回線信号検出部13がそれぞれ接続されている。
【0012】
CPU1は、ROM2に格納された制御プログラムに基づいて、各部を総括制御するための制御処理を行うことで、ファクシミリ装置としての動作を実現する。
【0013】
ROM2は、CPU1の制御プログラム等を記憶する。
【0014】
RAM3としては、DRAMやSRAMが用いられる。そしてRAM3は、CPU1が各種の処理を行うために必要となる各種の情報を記憶するために使用される。
【0015】
情報記憶部4は、例えばフラッシュメモリなどを用いてなり、各種の設定情報やその他の情報を記憶しておく。
【0016】
画像記憶部5は、例えば大容量のDRAMや、ハードディスク装置などを用いてなり、受信した画像データや送信待ちの画像データを一時的に記憶しておく。
【0017】
符号化・復号化部6は、画像データに対して冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗長度圧縮のための符号化がなされている画像データの復号を行うものである。
【0018】
スキャナ7は、送信原稿の読取りを行って、その送信原稿を示す画像データを生成する。
【0019】
プリンタ8は、画像データが示す画像を記録用紙に対して印刷する。
【0020】
モデム9は、画像データを変調してファクシミリ伝送信号を生成したり、CPU1から与えられるコマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するものであり、これらの伝送信号をNCU10を介してPSTN加入者線Cへと送出する。またモデム9は、PSTN加入者線Cを介して到来し、NCU10を介して与えられたファクシミリ伝送データを復調して画像データを再生したり、コマンド伝送信号を復調してコマンドを再生する。
【0021】
NCU10には、PSTN(図示せず)に収容されたPSTN加入者線Cが接続されている。そしてNCU10は、この接続されたPSTN加入者線Cに関して、状態監視や網への発信処理などを行なう。またNCU10は、PSTN加入者線Cに対して送出するファクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レベルを設定する。
【0022】
電話機制御部11は、電話機12を使用してPSTN加入者線Cを介しての通話を行うことを可能とするための周知の制御処理を行う。
【0023】
回線信号検出部13は、PSTN加入者線Cを介して到来する信号をNCU10および電話機制御部11を介して受け、所定の信号の到来を検出する。
【0024】
操作・表示部14は、ユーザによるCPU1に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU1の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0025】
時計部15は、計時動作を常時行い、現在時刻を示す現在時刻情報を出力する。
【0026】
さて、CPU1がROM2に格納された制御プログラムに基づいて動作することで実現される制御手段としては、ファクシミリ装置として周知の各種の機能を実現するための手段に加えて、報知制御手段、非報知設定受付手段および報知禁止手段を有している。
【0027】
報知制御手段は、操作・表示部14を制御しての送信状況表示や送信履歴表示、およびプリンタ8を制御しての送信結果票や送信履歴票の印刷を行う。ここで送信状況表示とは、送信中におけるユーザ指示に応じて現送信状況を報知するためのディスプレイ表示である。送信履歴表示とは、過去の送信に関する送信結果などの情報を報知するためのディスプレイ表示である。送信結果票とは、送信終了時に、その終了した送信に関する送信結果などの情報を印刷出力するものである。また送信履歴票とは、過去の送信に関する送信結果などの情報を印刷出力するものである。これらの送信状況表示、送信履歴表示、送信結果票および送信履歴票での報知情報の項目にはいずれも送信先電話番号を含んでいる。かくして本実施形態では、報知制御手段と操作・表示部14やプリンタ8とにより報知手段が実現される。
【0028】
非報知設定受付手段は、送信指定の受け付け時にその送信に係る送信先を非報知にするか否かの設定を受け付ける。
【0029】
報知禁止手段は、非報知設定受付手段により非報知の設定の指定が受け付けられた通信に関する報知を報知制御手段が行う際に、電話番号の報知を禁止する。
【0030】
次に以上のように構成されたファクシミリ装置の動作につき説明する。
【0031】
なお、ファクシミリ装置としての基本的な動作は従来よりあるファクシミリ装置と同様であるので説明を省略し、ここでは本発明の特徴的な動作について説明する。
【0032】
当該ファクシミリ装置がファクシミリ送信を開始することが可能な状態にあるときに1つのみの相手に宛ててファクシミリ送信を行う通常送信の要求がなされたことに応じてCPU1は、図2に示すような通常送信時処理を実行する。
【0033】
この通常送信時処理においてCPU1はまず、操作・表示部14にて何らかのキーが押下されるのを待ち受ける(ステップST1)。そしてここでキーが押下されたことを確認したならばCPU1は続いて、その押下されたキーがテンキーおよび短縮キーのいずれであるかを確認する(ステップST2)。
【0034】
ここでテンキーが押下されたことを確認したならばCPU1は、そのテンキー押下およびさらにそれに続いてなされるテンキー押下による電話番号入力を受け付け、その入力された電話番号を宛先番号としてRAM3などに記憶する(ステップST3)。続いてCPU1は、操作・表示部14でのユーザ操作により行われる諸設定の指定を受け付ける(ステップST4)。ここで受け付ける諸設定は、例えば画像濃度や画質などといった周知のものに加えて、非表示設定や送信結果票の出力設定などを含む。
【0035】
次にCPU1は、ステップST4で非表示設定の指定がなされたか否かを確認する(ステップST5)。そして非表示設定が指定されていた場合にのみCPU1は、例えばRAM3に用意された非表示フラグをセットする(ステップST6)。
【0036】
一方、短縮キーが押下されたことをステップST2にて確認した場合にCPU1は、この短縮キーの押下に続いてユーザによりなされる短縮番号入力を受け付ける(ステップST7)。そしてCPU1は、ここで受け付けた短縮番号に対応する電話番号を取得し、これを宛先番号としてRAM3などに記憶する(ステップST8)。なお、1つの短縮番号に対しては例えば図3に示すような各種情報が設定されていて、これが例えば情報記憶部4に記憶されているので、CPU1は入力された短縮番号に基づいて上記の情報を検索して電話番号を取得する。なお図3に示すように、短縮番号には非表示設定を登録することが可能となっていて、これは短縮番号登録の際にユーザがONまたはOFFに任意に設定することができる。
【0037】
続いてCPU1は、入力された短縮番号に対応付けられている非表示設定がONとなっているか否かを確認する(ステップST9)。そして非表示設定がONとなっている場合にのみCPU1は、非表示フラグをセットする(ステップST6)。そして次にCPU1は、非表示設定を含まない諸設定の指定を受け付ける(ステップST11)。
【0038】
さて、ステップST5にて非表示設定がOFFであると判定した場合、またステップST6で非表示フラグをセットしたのち、あるいはステップST11での諸設定の受け付けを終了したのち、CPU1は操作・表示部14に設けられたスタートキーが押下されるのを待ち受ける(ステップST12)。そしてここでスタートキーの押下が確認されたことに応じてCPU1は、周知の手順による通信処理を実行し(ステップST13)、この通信処理が完了したこともって今回の通常送信時処理を終了する。
【0039】
以上のようにして通常送信時処理においてCPU1は、送信に関する諸設定の受け付けの中で非表示設定の指定も受け付け、その指定結果を非表示フラグに反映しておく。なお、短縮番号により送信先の指定がなされる場合には、短縮番号に対応付けて設定されている非表示設定をそのまま今回の送信に関する非表示設定として受け付ける。
【0040】
一方、当該ファクシミリ装置がファクシミリ送信を開始することが可能な状態にあるときに複数の相手に宛ててファクシミリ送信を行う同報送信の要求がなされたことに応じてCPU1は、図4に示すような同報送信時処理を実行する。
【0041】
この同報送信時処理においてCPU1はまず、送信先数を管理するための変数Nを「1」に初期設定する(ステップST21)。この上でCPU1は、操作・表示部14にて何らかのキーが押下されるのを待ち受ける(ステップST22)。そしてここでキーが押下されたことを確認したならばCPU1は続いて、その押下されたキーがテンキーおよび短縮キーのいずれであるかを確認する(ステップST23)。
【0042】
ここでテンキーが押下されたことを確認したならばCPU1は、そのテンキー押下およびさらにそれに続いてなされるテンキー押下による電話番号入力を受け付け、その入力された電話番号をN番目の宛先番号としてRAM3などに記憶する(ステップST24)。続いてCPU1は、操作・表示部14でのユーザ操作により行われる諸設定の指定を受け付ける(ステップST25)。ここで受け付ける諸設定は、例えば画像濃度や画質などといった周知のものに加えて、非表示設定や送信結果票の出力設定などを含む。
【0043】
次にCPU1は、ステップST25で非表示設定の指定がなされたか否かを確認する(ステップST26)。そして非表示設定が指定されていた場合にのみCPU1は、例えばRAM3に用意されたN番目の宛先用の非表示フラグをセットする(ステップST27)。
【0044】
一方、短縮キーが押下されたことをステップST23にて確認した場合にCPU1は、この短縮キーの押下に続いてユーザによりなされる短縮番号入力を受け付ける(ステップST28)。そしてCPU1は、ここで受け付けた短縮番号に対応する電話番号を取得し、これを宛先番号としてRAM3などに記憶する(ステップST29)。
【0045】
続いてCPU1は、入力された短縮番号に対応付けられている非表示設定がONとなっているか否かを確認する(ステップST30)。そして非表示設定がONとなっている場合にのみCPU1は、N番目の宛先用の非表示フラグをセットする(ステップST31)。そして次にCPU1は、非表示設定を含まない諸設定の指定を受け付ける(ステップST32)。
【0046】
さて、ステップST26にて非表示設定がOFFであると判定した場合、またステップST27で非表示フラグをセットしたのち、あるいはステップST32での諸設定の受け付けを終了したのち、CPU1は変数Nを「N+1」に更新する(ステップST33)。そしてこの上でCPU1は、操作・表示部14にて何らかのキーが押下されるのを待ち受ける(ステップST34)。
【0047】
ここでキー押下がなされたならばCPU1は、その押下されたキーがテンキー、短縮キーおよびスタートキーのいずれであるかを確認する(ステップST35)。そして押下されたのがテンキーであることを確認したならばステップST24以降の処理を、また押下されたのが短縮キーであることを確認したならばステップST28以降の処理をそれぞれ繰り返すことで、別の宛先の指定を受け付ける。
【0048】
全ての宛先の指定が終了したならば、ユーザはスタートキーを押下する取り決めとなっている。そこでスタートキーが押下されたことをステップST35で確認したならばCPU1は、周知の手順による同報通信処理を実行し(ステップST36)、この通信処理が完了したこともって今回の通常送信時処理を終了する。
【0049】
以上のようにして同報送信時処理においてCPU1は、複数の宛先のそれぞれについて個々に非表示設定の指定を受け付け、その指定結果を個々の宛先に対応した非表示フラグに反映しておく。なおこの場合でも、短縮番号により送信先の指定がなされる場合には、短縮番号に対応付けて設定されている非表示設定をそのまま今回の送信に関する非表示設定として受け付ける。
【0050】
さて、前述のステップST13での通信処理や、ステップST36での同報通信処理が行われているときにおいて、操作・表示部14での所定の指示操作により送信状況表示が要求されたことに応じてCPU1は、図5に示すような送信状況表示処理を実行する。
【0051】
この送信状況表示処理においてCPU1はまず、実行中の送信に関する所定情報を取得する(ステップST41)。ここで取得する所定情報は、送信の実行状況をユーザが確認するための参考となる情報であって、本実施形態ではジョブNo.、宛先番号、送信中ページ番号および通信速度とする。
【0052】
続いてCPU1は、実行中の送信に関する非表示フラグがONであるか否かを確認する(ステップST42)。そしてここで非表示フラグがONであることを確認した場合にのみCPU1は、ステップST41で取得した宛先番号を「********」に置き換える(ステップST43)。
【0053】
そしてCPU1は、非表示フラグがOFFであるならばステップST41で取得したままの情報に従って、また非表示フラグがONであるならばステップST43で宛先番号を置き換えた情報に従って、所定フォーマットの送信状況画像を作成し、この送信状況画像を操作・表示部14にて表示させ(ステップST44)、これをもって今回の送信状況表示処理を終了する。
【0054】
これにより、非表示設定がOFFである送信の実行中には、例えば図6(a)に示すような送信状況表示がなされ、ユーザは宛先番号を視認することができる。これに対して非表示設定がONである送信の実行中には、例えば図6(b)に示すような宛先番号が隠された送信状況表示がなされ、ユーザは宛先番号を視認することができない。
【0055】
一方、前述した通常送信時処理や同報送信時処理が終了したならば、続いてCPU1は図7に示すような送信終了時処理を実行する。この送信終了時処理においてCPU1はまず、今回終了した送信に関する所定情報を取得する(ステップST51)。そしてCPU1は、この取得した所定情報を例えば情報記憶部4に設けられた送信履歴情報エリアに格納する(ステップST52)。ここで所定情報は、送信の結果をユーザが確認するための参考となる情報であって、本実施形態では送信日時、送信先電話番号、送信ページ数、送信結果および非表示フラグとする。そして送信履歴情報エリアには、例えば図8に示すようにこれらの各情報を格納するための領域が設けられているので、ここに各情報を格納するのである。なお、今回終了したのが同報送信時処理であれば、複数の宛先への送信が行われたので、それぞれの送信に関する情報を個々に収集し、格納する。
【0056】
続いてCPU1は、今回終了した送信に関して送信結果出力設定がONとされているか否かを確認する(ステップST53)。そしてここで送信結果出力設定がONとされていないのであればCPU1は、上述の送信履歴の作成処理のみで今回の送信終了処理を終了する。しかしながら送信結果出力設定がONとされているのであればCPU1は、今回終了した送信処理での送信(同報送信時処理の場合は複数)のうちで非表示フラグがONである送信の宛先番号のみをすべて「********」に置き換える(ステップST54)。そしてこのように非表示フラグがONである送信の宛先番号のみを置き換えた情報に基づき所定フォーマットの送信結果票画像を作成し、これをプリンタ8にて印刷させる(ステップST55)。
【0057】
これにより、通常送信時処理の終了時には、行われた送信に関する非表示設定がOFFであるならば例えば図9(a)に示すような送信結果票が印刷され、ユーザは宛先番号を視認することができる。これに対して非表示設定がONであるならば、例えば図9(b)に示すような宛先番号が隠された送信結果票が印刷され、ユーザは宛先番号を視認することができない。
【0058】
一方、同報送信時処理の終了時には、図10に示すように非表示設定がONである宛先番号のみが隠された送信結果票が印刷される。
【0059】
さて、ユーザが過去に行った送信の結果をディスプレイ表示により確認するべく送信履歴の表示を要求する指示操作を操作・表示部14で行ったならば、CPU1はこの要求に応じて図11に示すような送信履歴表示処理を実行する。
【0060】
この送信履歴表示処理においてCPU1はまず、終了した送信のうちの最新のものに関する履歴情報を送信履歴情報エリアから取得する(ステップST61)。
【0061】
続いてCPU1は、取得した履歴情報に含まれる非表示フラグがONであるか否かを確認する(ステップST62)。そしてここで非表示フラグがONであることを確認した場合にのみCPU1は、取得してある履歴情報のうちの宛先番号を「********」に置き換える(ステップST63)。
【0062】
そしてCPU1は、非表示フラグがOFFであるならば取得したままの情報に従って、また非表示フラグがONであるならばステップST63で宛先番号を置き換えたのちの履歴情報に従って、所定フォーマットの送信履歴画像を作成し、この送信履歴画像を操作・表示部14にて表示させる(ステップST64)。
【0063】
これにより、非表示設定がOFFである送信の実行中には、例えば図12(a)に示すような送信履歴表示がなされ、ユーザは宛先番号を視認することができる。これに対して非表示設定がONである送信の実行中には、例えば図12(b)に示すような宛先番号が隠された送信履歴表示がなされ、ユーザは宛先番号を視認することができない。
【0064】
このように1送信に関する送信履歴表示を行った状態においてCPU1は、操作・表示部にて何らかのキーが押下されるのを待ち受ける(ステップST65)。そしてここでキーが押下されたことを確認したならばCPU1は続いて、その押下されたキーが順送りを指定するキー、逆送りを指定するキーおよびリセットキーのいずれであるかを確認する(ステップST66)。
【0065】
ここで順送りキーが押下されたのであればCPU1は、それまでに取得してあった履歴情報が該当する送信よりも1つ後に行われた送信に関する履歴情報を送信履歴情報エリアから取得し(ステップST67)、この履歴情報を対象としてステップST62以降の処理を繰り返す。また逆送りキーが押下されたのであればCPU1は、それまでに取得してあった履歴情報が該当する送信よりも1つ前に行われた送信に関する履歴情報を送信履歴情報エリアから取得し(ステップST68)、この履歴情報を対象としてステップST62以降の処理を繰り返す。
【0066】
このようにして、1送信毎にその送信結果がディスプレイ表示される。そしてリセットキーの押下がなされたことをステップST66にて確認したならばCPU1は、送信履歴画像の表示を停止させ(ステップST69)、これをもって今回の送信履歴表示処理を終了する。
【0067】
さて、ユーザが過去に行った送信の結果を送信履歴票により確認するべく送信履歴の出力を要求する指示操作を操作・表示部14で行ったならば、CPU1はこの要求に応じて図13に示すような送信履歴印刷処理を実行する。
【0068】
この送信履歴印刷処理においてCPU1はまず、送信履歴情報エリアに記憶されている全履歴情報を取得する(ステップST71)。
【0069】
次にCPU1は、全履歴情報のうちで非表示フラグがONであるものの宛先番号のみをすべて「********」に置き換える(ステップST72)。そしてこのように非表示フラグがONである送信の宛先番号のみを置き換えた履歴情報に基づき所定フォーマットの送信履歴票画像を作成し、これをプリンタ8にて印刷させる(ステップST73)。
【0070】
これにより、図14に示すように非表示設定がONである宛先番号のみが隠された送信履歴票が印刷される。
【0071】
以上のように本実施形態によれば、非表示設定がONされた送信に限って、その送信中における送信状況表示、その送信の終了時に印刷する送信結果票、ならびにその送信に関する送信履歴表示と送信履歴票のそれぞれにおいて、宛先番号を「********」で置き換えて示すことで宛先番号を隠す。従って、これら送信状況表示、送信結果票、送信履歴表示および送信履歴票を本来の送信者ではないユーザが見たとしても、非表示設定がなされた送信に関する送信宛先を知ることはできない。ただし本来の送信者であれば、送信宛先以外の情報に基づいて送信状況表示、送信結果票、送信履歴表示および送信履歴票が自己の送信に関するものであることを判断することができるから、これらに基づいて送信に関する各種情報を確認することが可能である。
【0072】
また本実施形態によれば、同報送信の場合には宛先毎に非表示設定を行うことを可能としているので、最小限の宛先番号のみを隠すことが可能である。すなわち、一部の宛先番号を隠したいがために全ての宛先番号を隠すといったことをしなくて済むため、これにより宛先番号表示を必要以上に隠すことがなく、送信状況表示、送信結果票、送信履歴表示および送信履歴票をより有用なものとすることが可能である。
【0073】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、非表示設定がなされた送信に関する送信宛先は全く表示しないこととしているが、暗証情報などを用いて本来の送信者に限って確認することを可能としても良い。具体的には例えば、送信履歴情報エリアに図15に示すように暗証番号の記憶領域を設定しておき、ここにユーザに指定させるか、あるいはCPU1がランダムに生成した暗証番号を記憶しておく。さらにCPU1がソフトウェア処理により実現する処理手段として、上記実施形態のものに加えて、暗証受付手段および禁止解除手段を備え、これらにより図16に示すような送信履歴表示処理を実行するようにする。
【0074】
なお暗証受付手段は、非表示設定の送信に関する送信宛先の表示が要求された場合に、ユーザによる暗証番号の指定を受け付ける。また禁止解除手段は、暗証受付手段により受け付けた暗証番号が、表示が要求されている送信宛先に対応付けられた暗証番号と一致する場合に、送信宛先の非表示を解除してその表示を行わせる。
【0075】
図16に示す送信履歴表示処理は、図11に示す送信履歴表示処理に一部変更したものとなっている。このため、図11と同一の処理には同一の符号を付してその詳細な説明は省略し、ここでは変更部分についてのみ説明する。
【0076】
すなわちこの変形例における送信履歴表示処理においては、キーが押下されたことをステップST65にて確認したならばCPU1は、そのキー押下が非表示解除を指示するものであるか否かを確認する(ステップST81)。そして非表示解除を指定するものではないのであればCPU1は、ステップST66での押下キーの確認を行う。しかし非表示解除を指定するものであったならばCPU1は、非表示解除を指定に続いてユーザが行う暗証番号の入力を受け付ける(ステップST82)。そしてCPU1は、ここで入力された暗証番号と現在取得してある履歴情報に含まれる暗証情報とが一致するか否かを確認し(ステップST83)、一致しなければそのままステップST65のキー押下待ち受け状態に戻る。しかし、両暗証番号が一致することをステップST83で確認したならばCPU1は、現在取得してあるのと同一の履歴情報を再取得し(ステップST84)、この上でステップST64以降の処理を繰り返す。これにより、ステップST62およびステップST63を経ることなしに、取得し直した履歴情報に基づく送信履歴画像の作成が行われ、表示されるので、宛先番号が隠されることなしに表示されることとなる。
【0077】
また上記実施形態では、非表示設定がONされた電話番号を表わさない対象として送信状況表示、送信結果票、送信履歴表示および送信履歴票を示しているが、必ずしもこれらの全てを対象としなければならないのではない。また、例えば通信中に常に相手先表示を行うなどのように別の形態での電話番号表示を行うのであれば、このような表示を対象としても良い。
【0078】
また上記実施形態では、PSTNを介してのファクシミリ通信を行うファクシミリ装置を例示しているが、ISDNのような他の公衆網や、インターネットなどの別のネットワークを介してファクシミリ通信を行うファクシミリ装置にも本発明の適用が可能である。
【0079】
また上記実施形態では、送信先情報として電話番号を示しているが、インターネットを介してファクシミリ通信を行う場合には送信先情報としてメールアドレスを用いることになる。また電話番号から送信先名が判定できる場合にこの送信先名を表示するようにしたファクシミリ装置であれば、この送信先名を送信先情報として取り扱うべきである。すなわち送信先情報とは電話番号に限らず、送信先を特定できるような情報を全て含む。
【0080】
また上記実施形態では、非表示設定がなされている場合には電話番号の全桁を表示しないこととしているが、例えば下4桁のみは表示するといった具合に1つの電話番号のうちの一部分のみを隠す状態での表示を行うようにしても良い。そしてこのようにすれば、本来の送信者ではないユーザに送信先を知られないようにすることが可能である上に、送信者本人は表示された部分の一致から表示された情報が自己の送信に関する者であることを確認することが可能となり、便利となる。
【0081】
また上記実施形態では、報知方法はディスプレイ表示や印刷などとしているが、音声によるなどのような別の方法を採用する場合であっても本発明の適用が可能である。
【0082】
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、必要に応じて送信先を秘匿することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の要部構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1中のCPU1による通常送信時処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図3】短縮番号の登録情報の一例を示す図。
【図4】図1中のCPU1による同報送信時処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図5】図1中のCPU1による送信状況表示処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図6】送信状況表示の具体例を示す図。
【図7】図1中のCPU1による送信終了時処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図8】送信履歴情報エリアの構成および記憶情報の一例を示す図。
【図9】送信結果票の具体例を示す図。
【図10】送信結果票の具体例を示す図。
【図11】図1中のCPU1による送信履歴表示処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図12】送信履歴表示の具体例を示す図。
【図13】図1中のCPU1による送信履歴印刷処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【図14】送信履歴票の具体例を示す図。
【図15】送信履歴情報エリアの構成および記憶情報の変形例を示す図。
【図16】図1中のCPU1による送信履歴表示処理の際の処理手順の変形例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU
2…ROM
3…RAM
4…情報記憶部
5…画像記憶部
6…符号化・復号化部
7…スキャナ
8…プリンタ
9…モデム
10…NCU
11…電話機制御部
12…電話機
13…回線信号検出部
14…操作・表示部
15…時計部
16…システムバス

Claims (6)

  1. 同報送信における複数の送信先のそれぞれについて送信先情報を非報知に設定するか否かの指定を受け付ける非報知設定受付手段と、
    前記同報送信における複数の送信先についての前記送信先情報をそれぞれ含む所定情報のうち、前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関して、前記送信先情報を除いた前記情報を報知する報知手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 送信先情報の非報知が設定された送信に対応付けて暗証情報を記憶しておく記憶手段と、
    前記報知手段が送信先情報の非報知を設定する旨の指定がなされた送信先を含む送信に関する所定情報を報知するべきときに、暗証情報の指定を受け付ける暗証受付手段とをさらに具備し
    前記報知手段は、前記暗証受付手段により受け付けられた暗証情報が前記報知するべき所定情報関する送信に対応付けて前記記憶手段に記憶された暗証情報と一致しない場合には前記報知するべき所定情報のうちで前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を除いた情報を報知し、前記2つの暗証情報が一致する場合には前記報知するべき所定情報を前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を含めて全て報知することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記報知手段は、前記所定情報に含まれる情報の少なくとも一部をリストとして表す画像を印刷することによって前記所定情報を報知するものであり、前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を前記画像中においては当該送信先情報とは無関係な記号で表すことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. ファクシミリ装置における送信に関する所定情報を報知する情報報知方法において、
    同報送信における複数の送信先のそれぞれについて送信先情報を非報知に設定するか否かの指定を受け付け、
    前記同報送信における複数の送信先についての送信先情報をそれぞれ含む所定情報のうち、前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関して、前記送信先情報を除いた前記情報を報知することを特徴とする情報報知方法。
  5. 送信先情報の非報知が設定された送信に対応付けて暗証情報を記憶しておき、
    送信先情報の非報知を設定する旨の指定がなされた送信先を含む送信に関する所定情報を報知するべきときに、暗証情報の指定を受け付け、
    この受け付けられた暗証情報が前記報知するべき所定情報に関する送信に対応付けて前記記憶手段に記憶された暗証情報と一致しない場合には前記報知するべき所定情報のうちで前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を除いた情報を報知し、前記2つの暗証情報が一致する場合には前記報知するべき所定情報を前記非報知設定受付手段を介して非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を含めて全て報知することを特徴とする請求項4に記載の情報報知方法。
  6. 前記所定情報に含まれる情報の少なくとも一部をリストとして表す画像を印刷することによって前記所定情報を報知することとし、非報知に設定する旨の指定がなされた送信先に関する送信先情報を前記画像中においては当該送信先情報とは無関係な記号で表すことを特徴とする請求項4に記載の情報報知方法。
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