JP4436974B2 - 電動機用制御装置 - Google Patents

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【0001】
本発明は、少なくとも3つの固定子コイルを含む電動機の分野に関し、特に、回転子の瞬間的角位置を検出するための検出手段を含むそのような電動機の制御装置に関する。
【0002】
「ブラシレス電動機 (brushless motor)」或いは「整流子無しの電動機(motor with no commutator)」が、この明細書中では、永久磁石が提供された可動部分(または「回転子」)および少なくとも3つの固定した2極コイルを備えた固定部分(または「固定子」)を含む直流電動機として定義されている。電動機が3つの固定子コイルを含む場合、これらは、互いに120°だけずれるように配置される。このタイプの電動機は、滅菌中 (sterilization)にブラシが分解してしまうブラシ付き電動機とは異なり、例えば、高圧滅菌器(オートクレーブ:autoclave)内で滅菌可能であるという利点を有する。従って、滅菌の問題は、特に、医療器具の分野といったような最適な衛生的清潔性が必要とされる利用分野で根本的な関心事となっている。
【0003】
図1は、3つの固定子コイル2〜4を備えたブラシレス電動機1を概略的に示している。ここで、電動機は、従来の電圧発生装置5によって制御されている。この目的で、コイル2〜4の各々は、接続端子を含んでいる。参照符号2a,3aおよび4aは、それぞれコイル2,3および4の接続端子を表わす。電圧発生装置5は、それぞれ端子2a,3aおよび4aに接続された3つの接続端子5a,5bおよび5cを含み、これは、電動機1の制御を達成するために3つのそれぞれのコイル2〜4に対して3つのそれぞれの電圧Ua〜Ucを端子5a〜5cを介して提供できるように配置されている。
【0004】
図2は、図1の電動機が制御されているときの電圧Ua〜Ucの3つのタイミング波形10〜12を示している。これら3つの電圧の組が方形周期信号で形成された3つの位相系を構成し、これらの信号がAと呼称される同じ振幅とTと呼称される同じ周期をもち、相互の関係においてT/3だけ位相がシフトされている。
【0005】
図2の電圧Ua〜Ucが図1のそれぞれのコイル2〜4に印加された時点で、コイルは6つの異なる状態に従って逐次的に(シーケンシャルに)分極され得る。第1の状態は、電圧Ua,UbおよびUcがそれぞれ値A,0およびAをもつ瞬間t0とt0+T/6の間に含まれる時間的間隔に対応する。第2の状態は、瞬間t0+T/6とt0+2T/6の間に含まれる時間的間隔に対応し、その他の状態も同様に続く。この分極の結果として、回転子を回転させることのできる回転磁界が生成される。ここで、回転子の永久磁石は、コイル2〜4の極く近くに配置されている。また、回転速度が電圧Ua〜Ucの振幅に左右されることに改めて留意されたい。一例を挙げると、振幅Aが0〜24Vの間で変動する場合、回転子の回転速度は、0〜40000回転/分の間で変動し、周期Tに対応する周波数F0は、1〜667Hz の間に含まれる。
【0006】
このタイプの制御で遭遇する1つの問題点は、回転子の瞬間的角位置を検出することが必要であるということである。回転子を望まれる角位置まで回転させるためには、回転子の角位置は、固定子コイルに制御電圧が印加された瞬間において検出され、印加された電圧の値が検出された角位置から望ましい角位置まで回転子を回転させることのできる磁界をエアギャップ(空隙:air gap)内に作り出すことができるようにしなければならない。
【0007】
回転子角位置を検出する問題に対する第1の従来の解決法は、回転子にリンクされ固定子コイルに印加された電圧の切り換えを制御する符号化装置をこのような電動機に取り付けることである。例えば、無接点電子センサが回転子の角位置を検出するために一般に使用されており、この符号化装置は、回転子と共に回転する磁石、および、この磁石の磁界内に位置付けされ磁界の反転があった時点で切り換えるべく固定子に固定された複数のセルつまりホール効果センサーを含んでいる。ホール効果センサが、隣接する磁界の変動を検出することができるように配置されているということに改めて留意されたい。
【0008】
このタイプの解決法にはさまざまな欠点がある。特に、ホール効果セルは比較的高価なものであり、また、それを電動機の近くに取りつけることは、その所要スペースを増大させることにもなる。その上、電動機の3本の給電線に加えて、ホール効果セルに対して給電するための2本の電線並びにそれにより提供されるデータを収集するための3本の電線を使用することが必要となる。当然のことながら、8本の電線を伴う計器の配置は、取り扱い能力、滅菌、重量、堅牢性およびコストに関する制約条件に反するものであり、これらの制約条件は業界、特に医療計器の分野では一般的なものである。
【0009】
回転子の角位置を検出する問題に対する第2の従来の解決法は、回転子の回転速度に正比例し、従って、その運動ひいては回転子の速度に関係するデータを提供することのできる逆起電力を測定することである。
この解決法の1つの欠点は、それによって回転子の角位置を直接検出できるようにはならないという事実にある。
【0010】
この解決法のもう1つの欠点は、力が回転子の回転速度と共に減少し、このため測定を困難にするという事実にある。
さらに、この解決法のもう1つの欠点は、回転子の瞬間的位置の検出が電動機の正常な作動を妨害するという事実にある。逆起電力の測定は、電動機制御電圧の供給と同時に実施され得ない。従って、電動機の作動は、各々の逆起電力の測定の時点で中断される。
【0011】
このように、上述の問題に応える当該技術分野の現状において提案された解決法は、全て、一方では回転子の瞬間的角位置を検出するため、および、他方では例えば歯科用器具内のブラシレス電動機を制御するためといった特定の利用分野に属する制約条件または関心事に応えるために充分なものではなかった。同様に、一例を挙げると、ロボット工学に対する応用の範囲内で、従来の解決法は、予め定められた角度からの回転子の回転を充分な精度でかつ少数のリード線で制御することを可能にするものではない。
【0012】
本発明の1つの目的は、ブラシレス電動機に接続させることができ、前記の欠点を克服し、しかも、特に電動機の回転子の瞬間的角位置を検出することのできる制御装置を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、業界、特に医療器具の分野において、一般的なものである取り扱い能力、重量およびコストに関する制約条件に応えるべく、最小限の接続用電線で接続され得る制御装置を提供することにある。
【0013】
本発明のもう1つの目的は、回転子が停止した場合でも、回転子の回転速度とは無関係に回転子の瞬間的角位置を検出することのできる制御装置を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、電動機の正常な作動を妨げることなく回転子の瞬間的角位置を検出することのできる制御装置を提供することにある。
【0014】
本発明のもう1つの目的は、特に医療器具の分野における応用のため、滅菌および堅牢性に関する制約条件に応える制御装置を提供することにある。
これらの目的は、その他の目的に加えて、請求項1に記載の制御装置によって達成される。
本発明によれば、第1,第2および第3の接続端子に接続された少なくとも第1,第2および第3の固定子コイルに磁気的に結合された永久磁石が取り付けられた回転子が提供された電動機を制御するための装置において、第1,第2および第3の出力端子を介して第1,第2および第3のそれぞれの制御信号を前記電動機の前記第1,第2および第3の接続端子にそれぞれ提供するための手段であって、該制御信号が制御周波数で周期的になっている手段と、前記回転子の角位置を検出するための検出手段とを含む装置であって、該検出手段は、第1の端子グループ,第2の端子グループおよび制御端子を備える切り換え回路を含み、前記第1の端子グループは、それぞれ前記第1,第2および第3の接続端子に接続され、前記切り換え回路は、前記制御端子を介して制御信号を受信し、並びに、前記第1の端子グループである一方の接続端子を前記第2の端子グループである他方の接続端子に接続することができるように配置され、前記第1,第2および第3の固定子コイルと、それぞれ第1および第2の全く異なる電気構成をもつ少なくとも第1および第2の振動回路を形成するようになっており、それにより第1および第2の振動回路は、各々それ自体回転子の完全な一回転を永久磁石の磁極数で除したものに対応する周期で、前記回転子の角位置の周期関数である第1および第2のそれぞれの周波数での第1および第2の周期的測定信号を提供することができるようになっている測定手段、および、前記第1および第2の測定信号を受信し、当該信号の第1および第2の周波数により形成された対から前記角位置を計算し、この値を提供するように配置された計算手段を含むことを特徴とする電動機用制御装置が提供される。
本発明に係る装置は、回転子の角位置を一緒に表わすそれぞれの周波数での少なくとも2つの測定信号を提供することおよびこれらの信号の供給が電動機の正常な作動特に給電手段による電動機の制御とは独立したものであることといった利点をもつ検出手段を含んでいる。
【0015】
これらの検出手段のもう1つの利点は、電動機と検出手段の間の付加的な接続が回転子の角位置を検出できることを必要とすることなく、これらの手段が給電手段に電動機を接続する給電用電線に接続されるという事実にある。その結果、捕捉装置が取り付けられた電動機は、業界特に歯科器具の分野において一般的である取り扱い能力、堅牢性および重量に関する関心事に応えるものとなる。
【0016】
本発明に係る装置は、さらに、給電手段の出力端子を横切って測定信号をフィルタリングし、これらの信号の供給が給電手段による電動機の制御を妨害しないことを確実にするという利点を有するフィルタ手段を含んでいる。
本発明に係る装置は、周波数が制御信号の周波数よりも高く振幅が前記制御信号よりも低く、そのため電動機が制御された時点で制御信号と干渉しなくなっている測定信号を提供し、制御信号の供給が給電手段を介しての電動機の制御を妨害しないことを保証にするという利点をもつ測定手段をさらに含んでいる。
【0017】
検出手段のもう1つの利点は、それらが廉価で複雑ではなく、コンパクトな電子部品を含むことにあり、このことは、価格、合理化およびコンパクト性に関する通常の業界の関心事に応えるものである。
本発明に係る制御装置のもう1つの利点は、それが、特に回転子が停止した時に、電動機のエアギャップ内に存在する回転磁界の誘導分布にいかなる影響も及ぼすことなく回転子の瞬間的角位置が検出され得るようにするという事実にある。当業者であれば、そのそれぞれの周波数における測定信号が、回転子の回転速度のいずれの値についても、特に、回転子が停止した時でも提供され得るという点に気づくであろう。これは、角位置の検出が、給電手段による電動機の制御とは独立して提供される測定周波数の測定から導出されるからである。
【0018】
本発明に係る制御装置のもう1つの利点は、業界、特にロボット工学および歯科インプラント学の分野において一般的である精度に対する要求に応えるもので、およそ1度の精度での回転子の瞬間的角位置の検出を可能にするという点にある。
本発明に係る装置は、さらに、角位置の推移を経時的に監視できるようにするもので、比較値と計算上の角位置の比較という利点をもつ処理手段を含んでいる。
【0019】
これらの処理手段のもう1つの利点は、回転速度および加速度と同様に回転子が行なう回転の数を計算することをも可能にし、これらのパラメータの推移を経時的に監視することが可能になるという事実にある。
本発明のこれらの目的、特長および利点は、その他のものに加えて、添付図面に関連して単なる一例として与えられた本発明の2つの好ましい実施例の詳細な記述を読むことによって、さらに明らかになるであろう。
【0020】
図3は、参照符号20により表された本発明に係る制御装置のブロック図を示す。この装置は、図1の電動機1に類似した電動機を制御するように配置され、この電動機に接続されている。図3を見ると、図1に関連して記述されたものと同じである制御装置20の要素が、同じ参照符号で呼称されていることがわかる。
【0021】
電動機1は、3つの固定子コイル2〜4に電磁結合された永久磁石7が取り付けられている回転子6を含んでいる。当業者であれば、本発明に係る装置は、同様に、3つより多い数の固定子コイルを有する電動機を制御するようにも配置され得るということがわかるであろう。図3(並びに、図4、5、6および11)では、電動機1が、星形回路の形で示されていることがわかる。しかしながら、当然、本発明に係る装置は同様に、デルタ結線回路の形で接続された3つの固定子コイルを含む電動機をも制御することができる。
【0022】
電動機1は、図1の発生装置5に類似した供給手段を形成する給電手段に接続される。電圧発生装置5は、図2のタイミング図に示されるように、コイル2〜4に対して電圧Ua,UbおよびUcを提供すべく、図示されていない電源に対して連続的にコイル2〜4を接続するように配置されているという点に、改めて留意されたい。電圧発生装置5の接続は、電圧発生装置5の適正な作動と適合性ある信号U0に応答して達成され、この信号の供給については以下で記述されている。
【0023】
制御装置20は、回転子の角位置θを検出するための手段22を含んでいる。検出手段22は、2つの全く異なる周波数F1およびF2を測定することを目的とし、2つのそれぞれの周波数F1およびF2で2つの信号U1およびU2を供給する測定手段24を含んでいる。検出手段22は、さらに、2つの信号U1およびU2から角位置θを計算し、この位置を信号U0の形で提供するための手段26を含んでいる。
【0024】
図4は、装置20の第1の実施例、特に、測定手段24を示している。
測定手段24は、第1の端子グループ34a〜34c,第2の端子グループ34d〜34fおよび制御端子34gを含む切り換え回路34を含んでいる。切り換え回路34は、端子34gを介して制御信号U3を受信し、それに応えて図5および6に関連して以下で記述される2つの電気的構成Y1およびY2に従って一方の端子34a〜34cを、他方の端子34d〜34fに接続することができるように配置されている。信号U3の供給については、図10に関連して以下でさらに詳述されているということを指摘しておきたい。切り換え回路34は、好ましくは、構成Y1およびY2の接続を実施する既知の電子部品によって形成されたスイッチを用いて製造される。
【0025】
測定手段24は、切り換え手段34が各構成Y1およびY2であるとき、それぞれ周波数F1およびF2で周期信号U1およびU2を提供するように意図された増幅回路35をさらに含んでいる。図4の例においては、増幅回路35は、コンデンサ37を介して端子34dにその出力端が接続された演算増幅器36を含んでいる。演算増幅器36の非反転入力端(すなわち、「+」端子)は、一方ではコンデンサ38を介して端子34eに接続され、また、他方では抵抗器39を介して装置のアースに接続されている。演算増幅器36の反転入力端(すなわち、「−」端子)は、一方ではコンデンサ40を介して端子34fに接続され、また、他方では抵抗器41を介して装置のアースに接続されている。
【0026】
ここで、切り換え回路34の2つの構成Y1およびY2が述べられる。図5および6は、それぞれ構成Y1およびY2に従った図4の測定手段24の電気図を示す。以下の記述において、参照符号Y1およびY2は、同様に、その2つのそれぞれの構成Y1およびY2に従って、切り換え回路34を介して電動機1に接続された測定手段24の電気図をも呼称するものとする。図5および6において、図4に関連して記述されたものと同じ制御装置20の要素は、同じ参照符号で呼称されていることがわかるであろう。
【0027】
図5に示されているような構成Yにおいて、切り換え回路34は、端子34a〜34cがそれぞれ端子34d〜34fに接続されるような形で配置されている。換言すると、構成Y1においては、演算増幅器36の出力はコンデンサ37を介して電動機1の端子2aに接続され、増幅器の非反転および反転入力端はぞれぞれ端子3aおよび4aに接続される。これにより、構成Y1では、測定手段24(すなわち、切り換え回路34および増幅回路35)は、第1の振動回路を形成し、この回路の中では、演算増幅器36の出力端は、コンデンサ37を介して信号U1をコイル2および計算手段26に供給する。
【0028】
当業者であれば、信号U1が、演算増幅器36の「+」および「−」端子から見たインピーダンスに特に左右される周波数F1において周期的であることがわかるであろう。このインピーダンスは、直接コイル2〜4のインダクタンスによって左右される。さらに、巻線またはコイルのインダクタンスがその構造のみならず、その中を通る磁界の強度によっても左右されるということが知られている。従って、電動機1の場合、コイル2〜4は、回転子の永久磁石に電磁結合され、関連するコイルとの関係における磁石の角位置θによって左右される磁石が生成する磁界の一部分は、コイル2〜4の各々の中を通過する。換言すると、周波数F1は、回転子の角位置θによって左右される。
【0029】
純粋に例示を目的として、図7は、回転子がそれぞれ第1の角位置θ0または基準位置にある時および基準位置とは異なる第2の角位置θ1にある時の、信号U1の時間的推移を例示する2つの曲線50および51を示す。図7の曲線50および51は、角位置θの関数としての周波数F1の感度を実証する目的で、実験的に測定されたものである。それにより、周波数F1(θ1)は1. 43MHz に等しいものとして、又周波数F1(θ1)は1. 3MHz に等しいものとして測定された。すなわち、角位置θ0とθ1の間の周波数の差は、130MHz に等しい。
【0030】
当業者であれば同様にわかるように、周波数F1は、回転子の360°の回転を回転子の磁極数で除したものに対応する周期で、角位置θで周期的に変動する。この場合、この磁極数は2であることから、周波数F1の変動周期に従って回転子の180°の回転に対応する。
純粋に例示を目的として、図8は、角位置θの一関数として周波数F1の変動を例示する曲線61を示す。参照符号Fmin およびFmax は、それぞれ、周波数F1の最小値および最大値を表わす。
【0031】
図6に示されるように、構成Y2においては、切り換え回路34は、端子34a〜34cが、前記構成Y2を形成する端子34e,34dおよび34fにそれぞれ接続されるような形で配置されている。換言すると、演算増幅器36の出力端は、コンデンサ37を介して電動機1の端子3aに接続され、増幅器の非反転および反転入力端はそれぞれ端子2aおよび4aに接続される。それにより、構成Y2では、測定手段24(すなわち、切り換え回路34および増幅回路35)およびコイル2〜4は、第2の振動回路を形成し、この回路の中で、演算増幅器36の出力端は、コンデンサ37を介して信号U2をコイル3および計算手段26に提供する。
【0032】
図8は、同様に、角位置θの関数としての周波数F2の変動を例示する曲線62を示す。この図が示すように、周波数F1と同様、周波数F2は、回転子の180°の回転に対応する周期で、最小値と最大値の間で周期的に変動する。当然のことながら、周波数F2の最小値と最大値は、コイル2〜4が対称である限りにおいて周波数F1のものとそれぞれ等しく、同じ巻き数および同じインダクタンスを有する。さらに、図8を見ると、周波数F1に関連付けられた曲線61は周波数F2に関連付けられた曲線62との関係において120°だけ位相がシフトされているということがわかるであろう。当業者であれば、この位相シフトが電動機1のコイル2〜4の配置およびこの例では回転子の2極磁石から導かれるものであることが容易にわかるであろう。
【0033】
当業者であれば、それぞれの周波数F1およびF2における信号U1およびU2の供給が、電動機1の正常な運転すなわち電圧発生装置5による電動機の制御を混乱させてはならないということに気づくことだろう。
この目的で、信号U1およびU2の振幅が実質的に電圧Ua〜Ucのものよりも低くなり、周波数F1およびF2の最小値が電圧Ua〜Ucの周波数F0の最大値よりも実質的に高くなるような形で、増幅回路35が配置されている。さらに、増幅回路35は、周波数F1およびF2の最大値が、特に歯科器具の分野で一般に実践されている電磁適合性試験中に使用された信号の周波数の値よりも実質的に低くなるような形で配置されており、ここで、電磁適合性試験中に使用される最小周波数は、約30MHz である。
【0034】
一例を挙げると、電圧Ua〜Ucの振幅が0〜24Vまで変動し、電圧の周波数F0が1〜667Hz の間に含まれている場合、信号U1とU2の振幅は約2Vであり、周波数F1およびF2はおよそ数MHz である。
同様に、制御電圧Ua〜Ucの供給を混乱させないようにするため、すなわち、電動機1の正常な動作を確保するためには、電圧Ua〜Ucを修正することなくその周波数がおよそ数MHz までである測定にリンクされた信号(特に、信号U1およびU2)をフィルタリングする電圧発生装置5の出力端子5a〜5cにそれぞれ3つのフィルタ(図示せず)が接続され得る。好ましくは、前記フィルタは、各々コイルおよびそのコイルと並列に接続されたコンデンサを含む3つのバンド・ストップ・フィルタ(帯域遮断フィルタ:band stop filter) を用いて作られており、これらのフィルタは、バンド・ストップ・フィルタによって遮断された周波数範囲に属するそれぞれの周波数F1およびF2を有する信号U1およびU2を遮断する。変形例として、前記フィルタは、それぞれ出力端5a,5bおよび5cとそれぞれの接続端子2a,3aおよび4aの間に直列に接続された3つのそれぞれのコイルおよびそれぞれの出力端子5a,5bおよび5cと装置のアースの間に並列に接続された3つのそれぞれのコンデンサを含む3つのロー・パス・フィルタ(低域フィルタ:low-pass filter)を用いて作ることもできる。
【0035】
計算手段26に関しては、これらの手段が、2つの信号U1およびU2から角位置を計算するように配置されているということが想起されるであろう。
図9は、図4の制御装置20における計算手段26の一実施例を示している。図9では、先行する図に関連して記述されたものと同じ制御装置20の要素が同じ参照符号によって呼称されていることがわかるであろう。
【0036】
図9が示すように、計算手段26は、周波数−電圧変換器71および処理回路72を含んでいる。
周波数―電圧変換器71は、図4の演算増幅器36の出力端に接続された入力端子71aおよび処理回路72に接続された出力端子71bを含んでいる。変換器71は、端子71aを介して信号U1(または、U2)を受信し、この信号を、処理回路72の作動と適合性ある電圧X1(または、X2)に変換するように配置されており、ここで、この電圧の振幅は、周波数F1(または、F2)とかかる周波数の既知の値(例えば、図8のFmax またはFmin 値)の間の差に正比例している。変換器71は、同様に、端子71bを介して電圧X1(またはX2)を供給するように配置されている。好ましくは、周波数―電圧変換器71は、既知の周波数弁別器により形成される。
【0037】
処理回路72は、変換器71の出力端子71bに接続された入力端子72aおよび図3の例では電圧発生装置5に接続された出力端子72bを含んでいる。さらに、処理回路72は、端子72aを介して電圧X1およびX2を受信し、電圧X1およびX2により表わされる周波数F1,F2の対{F1,F2}に対応する角位置θの単一値を決定できるようにする動作を実行するように配置されている。
【0038】
処理回路72により実行される動作をより良く理解するため、ここで、再び図8が参照される。これにより、瞬間的測定電圧X1mes は、定義上、図8に参照符号X1mes により表わされ、Fmax とFmin の間に含まれる周波数F1の値に対応する。この図が示すように、電圧X1mes は、曲線61上で0°と180°の間に含まれた2つの角度値θ2とθ3に対応している。同様に、瞬間的測定電圧X2mes は、曲線62上で、2つの角度値θ4とθ5に対応している。ここで、値θ2〜θ5の間の2つの値(本件の場合、θ3およびθ4)は、180°を基準として一致し、これが、0°と180°の間に含まれた単一の値の存在を定義付けることがわかるであろう。換言すれば、それは、曲線61に関連付けられた値θ3に等しいか或いは曲線62に関連付けられた値θ4に等しい単一の値である対{X1mes ,X2mes }に対応し、この単一値は望まれる角位置θである。
【0039】
実際には、図8の曲線61および62は、120°に近いオフセットで互いに同一であることから、処理回路72は、電圧X1またはX2と角度値θとの間の単一の対応表を含むようにプログラミングされており、この表は、値Arcsin(θ)と対応する角度値θとの間の従来の三角法表 (trigonometric table)に類似している。処理回路72は、以下の連続的な動作を実行するようにプログラミングされている。第1の動作は、前記表から、端子72aにより受信された電圧X1に対応する角度値θ6およびθ7の第1の対、並びに、電圧X2に対応する角度値θ8およびθ9の第2の対を決定する。さらに、第2の動作は、値θ6〜θ9の中から、その差が120°である2つの値を決定し、これら2つの値の中で曲線61に対応する値を決定する。ここで、この値は望まれる角位置θとみなされる。
【0040】
前記第2の動作の中に導入される120°の値は、図8の曲線61と62の120°のオフセットに対応し、このオフセットについてはすでに言及したということに留意されたい。従って、電圧X1mes およびX2mes に対応する角度値が(図8の曲線61および62からではなく)前記表から決定される場合には、このオフセットの存在は、値θ6〜θ9の間の差を計算することによって数学的に導入されなくてはならず、そのうちの2つは間に120°の隔たりを有する。
【0041】
対応表の使用には、装置の部品により左右される電圧X1およびX2のピーク値から電圧X1mes およびX2mes を正規化する付加的な初期動作が必要とされ得るということにも留意されたい。
当然のことながら、処理回路72により実行される動作の結果は、正確な値ではなく近似値を提供するものである。改良として、例えば、第3の構成Y3中に、これらの計算中に得られる角位置θの正確度を増大させることのできる第3の測定周波数F3が提供され得る。
【0042】
好ましくは、処理回路72は、従来の32ビットのマイクロプロセッサを用いて作られる。このマイクロプロセッサは、特に、前述のプログラムを実行するためにプログラミングされる。
図4および図9を組み合わせて示されるように、処理回路72は、端子72cを介して制御信号U3を切り換え手段34により提供し、3段階に分割された測定サイクルを規定し、それにより、第1および第2段階の間、測定手段24が各計算手段26にそれぞれの信号U1およびU2を提供すべく構成Y1およびY2を有し、さらに、第3段階の間計算手段26が望ましい角位置を決定するように、プログラミングされることもできる。
【0043】
純粋に例示を目的として、図10は、信号U3のタイミング91を示す。参照符号t0は、測定サイクルの第1段階が開始する初期の瞬間を表わし、参照符号t1は、この第1段階が終わり同じサイクルの第2段階が開始する瞬間を表わし、参照符号t2は、この第2段階が終わり同じサイクルの第3段階が開始する瞬間を表わし、そして、参照符号t3は、この第3段階が終わり新しい測定サイクルが開始する瞬間を表わす。信号U3は、第1段階の間、値「0」を有し、後続する段階の間、「1」という値を有する。例示を目的として、瞬間t0とt1の間の時間的間隔並びに瞬間t1とt2の間の時間的間隔が50〜100μsの間に含まれること、および、瞬間t2とt3の間の時間的間隔が400〜600μsの間に含まれることに留意されたい。
【0044】
当業者にとっては、当然のことながら、上述の詳細な記述は、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な修正、他の実施例、或いは、改良を受けることができる。
変形として、本発明に係る装置は、3つ以上の数の固定子コイルを含む電動機を制御するように配置することができる。この場合、電動機と給電手段の間の接続並びに電動機と測定手段の間の接続は、電動機の固定子コイルの数に適合するように配置される。
【0045】
また、変形として、この装置の測定手段は、処理回路によって制御されないものの独立した制御手段に接続される切り換え回路を含むことができる。
また、変形として、測定手段は、上述のように測定サイクル中に逐次的に周波数F1およびF2が測定される図4の測定手段とは異なり、これらの周波数を同時に測定するように配置することができる。図11は、上述のような測定手段101および計算手段104を備えた検出手段100を含む参照符号99で表わされた本発明に係る制御装置の第2の実施例を示している。図11において、先行する図に関連して記述されたのと同一である制御装置99の要素が同じ参照符号によって表わされていることがわかるであろう。測定手段101は、図4の増幅回路35と同じ2つの増幅回路102および103を含む。測定手段104は、図9の周波数―電圧変換器71と同じ2つの周波数―電圧変換器105および106、並びに、同じく図9の処理回路72と類似した処理回路107を含む。基本的に、増幅回路102が接続されて図5の構成Y1を形成し、増幅回路103が接続されて図6の構成Y2を形成し、それにより、計算手段104で同時に信号U1およびU2が提供されるということがわかるであろう。
【0046】
当業者であればわかるように、周波数F1およびF2が計算手段に対し同時に提供された場合、2つの増幅回路102および103の各々の演算増幅器36は、図4の装置と同様に、コンデンサ37,38および40を介して電動機1に接続され得ない。実際、これに該当した場合、測定信号U1およびU2は、2つの回路102および103の演算増幅器36の端子に同時に存在することになり、このことは、2つの周波数F1およびF2が弁別され得ないことを意味する。この目的で、3つのコイル37a,38aおよび40aは、それぞれ、コンデンサ37,38および40と直列接続されて予め定められた周波数に同調された3つの帯域フィルタを形成し、その結果、増幅回路102のフィルタは回路102により提供された信号U1の周波数F1に同調され、増幅器回路103のフィルタは回路103によって提供された信号U2の周波数F2に同調されることになる。
【0047】
改良として、処理回路は、同じ測定サイクル中に、この処理回路による回転子角位置の検出中の正確度を増大させるべく第3の周波数を提供するように、切り換え回路の少なくとも1つの付加的構成を指令することができる。
同じく、改良として、連続的に決定された角位置の値から、回転子が行なった回転の数並びに回転子の速度および加速度を計算し、これらの異なるパラメータの経時的推移を監視できるように、処理回路をプログラミングすることもできる。
【0048】
ここで、回転子が行なう回転数の計算について考える。処理回路72,107は、第1の測定サイクルの終わりで決定された角位置(すなわち、第1の値)および後続測定サイクル(すなわち、第2のサイクル)の終りで決定された角位置(すなわち、第1の値)を記憶し、第2のサイクル中に回転子が行なった運動の値、すなわち、望ましい回転数を提供する第2の値と第1の値との間の差を計算するようにプログラミングされてもよい。
【0049】
また、回転子の回転速度の計算について考える。処理回路は、以上で記述されているように、第1および第2の連続する測定サイクルの終りで測定された2つの角位置の間の差を計算し、測定サイクルの周期全体にわたりこの差の比率を計算するようにプログラミングされ得る。ここで、この比率は、前記第2のサイクル中の回転子の速度の値を提供する。
【0050】
同様にして、回転子加速度を計算するために、上述のように第1および第2の連続する測定サイクルの終りで測定された回転子の2つの速度間の差を計算し、前記第2のサイクル中の回転子の加速度値を提供する、測定サイクル全体にわたるこの差の比率を計算するように、処理回路をプログラミングすることもできる。
【0051】
ここで、異なるパラメータの監視について考える。処理回路は、予め定められた比較値で回転子の速度または加速度、行なわれた回転数、角位置θを比較するようにプログラミングされ得る。
一例を挙げると、角位置θは、理想的な同期状態を表わす理論値θと比較することができる。この点において、回転子の回転速度が回転磁界の回転速度に等しい場合に、電動機の固定子と回転子との間の伝達が「同期的」であると呼ばれることを喚起しておきたい。同様に、このような伝達において、回転子に印加される抵抗性トルクの増大が、回転子の磁気的位置と回転磁界の磁気的位置の間の角度的オフセットの増大を引き起こすということも喚起しておきたい。
【0052】
同様に、一例を挙げると、角位置θの比較値は、同期値θとの関係における角位置オフセットに対応することができ、この角度的オフセットは、回転子が予め定められた負荷を駆動するのに充分な電動機トルクを発生させることができるものである。
同様に、一例を挙げると、このオフセットが同期外し値θdよりも小さいか否かを検査するために、すなわち、電動機が同期外れしたか否かを検査するために、角位置θを同期外れ値θdと比較することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の電圧発生装置により制御される従来のブラシレス電動機を概略的に示す図である。
【図2】 図1の電動機の制御電圧の3つのタイミングを示す図である。
【図3】 図1の電動機に接続された本発明に係る制御装置のブロック図である。
【図4】 図3の装置の第1の実施例を示す図である。
【図5】 図4の装置の一つの電気的構成を示す図である。
【図6】 図4の装置の他の電気的構成を示す図である。
【図7】 回転子が2つのそれぞれの角位置にあるときの、図5の構成に関連付けられた測定信号の時間的推移を例示する2つの曲線を示す図である。
【図8】 図5および6の構成に関連付けられた2つの測定周波数と回転子角位置の間の関係を例示する2つの曲線を示す図である。
【図9】 図4の装置に関連付けられた計算手段をさらに詳しく示す図である。
【図10】 図5および6の構成を制御するために、図9の計算手段により提供される信号のタイミングを示す図である。
【図11】 図3の装置の第2の実施例を示す図である。

Claims (24)

  1. 第1,第2および第3の接続端子(2a,3a,4a)に接続された少なくとも第1,第2および第3(2,3,4)の固定子コイルに磁気的に結合された永久磁石(7)が取り付けられた回転子(6)が提供された電動機(1)を制御するための装置(20;99)において、
    第1,第2および第3の出力端子(5a,5b,5c)を介して第1,第2および第3のそれぞれの制御信号(Ua,Ub,Uc)を前記電動機の前記第1,第2および第3の接続端子にそれぞれ提供するための手段(5)であって、該制御信号が制御周波数(F0)で周期的になっている手段と、
    前記回転子の角位置(θ)を検出するための検出手段とを含む装置であって、該検出手段(22;100)は、
    第1の端子グループ(34a〜34c),第2の端子グループ(34d〜34f)および制御端子(34g)を備える切り換え回路(34)を含み、前記第1の端子グループ(34a〜34c)は、それぞれ前記第1,第2および第3の接続端子(2a,3a,4a)に接続され、前記切り換え回路(34)は、前記制御端子(34g)を介して制御信号(U3)を受信し、並びに、前記第1の端子グループである一方の接続端子(34a〜34c)を前記第2の端子グループである他方の接続端子(34d〜34f)に接続することができるように配置され、前記第1,第2および第3の固定子コイルと、それぞれ第1および第2の全く異なる電気構成(Y1,Y2)をもつ少なくとも第1および第2の振動回路を形成するようになっており、それにより第1および第2の振動回路は、各々それ自体回転子の完全な一回転を永久磁石の磁極数で除したものに対応する周期で、前記回転子の角位置(θ)の周期関数である第1および第2のそれぞれの周波数(F1,F2)での第1および第2の周期的測定信号(U1,U2)を提供することができるようになっている測定手段(24;101)、および、
    前記第1および第2の測定信号(U1,U2)を受信し、当該信号の第1および第2の周波数により形成された対から前記角位置を計算し、この値を提供するように配置された計算手段(26;104)を含むことを特徴とする電動機用制御装置。
  2. 前記第1および第2の測定信号(U1,U2)の前記第1および第2の周波数(F1,F2)が、実質的に前記制御周波数(F0)よりも高いこと、および、前記信号の振幅が前記制御信号の振幅よりも実質的に低いことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 一方ではそれぞれ前記第1,第2および第3の出力端子(5a,5b,5c)と、また、他方ではそれぞれ前記第1,第2および第3の接続端子(2a,3a,4a)の間に接続された少なくとも第1,第2および第3のフィルタ手段をさらに含み、それにより第1および第2の測定信号(U1,U2)は電動機の正常な作動を妨害しないようになっていることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記フィルタ手段の各々が、バンド・ストップ・フィルタを含むことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記フィルタ手段の各々がロー・パス・フィルタを含むことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記測定手段(24)は、
    制御信号(U3)を受信し、当該信号に応答して、前記第1および第2の電気構成(Y1,Y2)に従って前記接続端子(2a,3a,4a)に対する前記測定手段の接続を逐次的に形成するように配置された切り換え回路(34)、および、
    前記切り換え回路がそれぞれ前記第1および第2の電気構成を形成するとき、前記第1および第2のそれぞれの周波数で前記第1および第2の測定信号(U1,U2)を提供するように配置される増幅回路(35)を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記増幅回路(35)は、第1のコンデンサ(37)を介して前記第1,第2および第3の接続端子(2a,3a,4a)および前記計算手段(26)に接続されるように意図された出力端子を有する演算増幅器(36)を含み、該増幅器の非反転(「+」)入力端子は第2のコンデンサ(38)を介して2つの残りの前記接続端子のうちの1つに接続されるように意図されており、前記演算増幅器(36)の反転(「−」)入力端子は、第3のコンデンサ(40)を介して、前記残りの接続端子のうちのもう1方のものに接続されるように意図されていることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記切り換え回路(34)は前記第1の構成(Y1)を形成し、それにより前記演算増幅器(36)の出力端子が前記第1のコンデンサ(37)を介して前記第1の接続端子(2a)に接続されていること、前記増幅器の非反転(「+」)入力端子が前記第2のコンデンサ(38)を介して前記第2の接続端子(3a)に接続されていること、および、前記増幅器の反転(「−」)入力端子が前記第3のコンデンサ(40)を介して前記第3の接続端子(4a)に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記切り換え回路(34)は前記第2の構成(Y2)を形成し、それにより前記演算増幅器(36)の出力端子は前記第1のコンデンサ(37)を介して前記第2の接続端子(3a)に接続されていること、前記増幅器の非反転入力端子が前記第2のコンデンサ(38)を介して前記第1の接続端子(2a)に接続されていること、および、前記増幅器の反転入力端子が前記第3のコンデンサ(40)を介して前記第3の接続端子(4a)に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  10. 前記計算手段(26)は、
    前記第1および第2の測定信号(U1,U2)を受信し、当該信号をそれぞれ前記第1および第2の周波数(F1,F2)を表わす第1および第2の電圧(X1,X2)に変換し、これらの電圧を提供するように配置された周波数−電圧変換器(71)、および、
    前記第1および第2の電圧(X1,X2)を受信し、それぞれ前記第1および第2の電圧(X1,X2)内に含まれる前記第1および第2の周波数(F1,F2)によって形成された対に対応する単一の値が決定されるように演算を実行し、この単一の値を前記望まれる角位置(θ)であるものとして供給するように配置された処理回路(72)を含むことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  11. 前記処理回路は、その第1段階中に前記測定手段(24)が前記第1の構成(Y1)を有し、その第2段階中に前記測定手段(24)が前記第2の構成(Y2)を有する測定サイクルを定義するために、前記切り換え回路(34)に対して前記制御信号(U3)を供給するように配置されていることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記測定手段(110)は、
    第1のコンデンサ(37)および当該コンデンサと並列に接続された第1のコイル(37a)を介して前記第1の接続端子(2a)および計算手段(104)に接続された出力端子を有し、その非反転(「+」)入力端子が第2のコンデンサ(38)および当該コンデンサと並列に接続された第2のコイル(38a)を介して前記第2の接続端子(3a)に接続されている演算増幅器(36)を含み、該増幅器(36)の反転(「−」)入力端子は第3のコンデンサ(40)および当該コンデンサと並列に接続された第3のコイル(40a)を介して前記第3の接続端子(4a)に接続されている第1の増幅回路(102)、および、
    第1のコンデンサ(37)および当該コンデンサと並列に接続された第1のコイルを介して前記第2の接続端子(3a)および計算手段(104)に接続された出力端子を有し、その非反転(「+」)入力端子が第2のコンデンサ(38)および当該コンデンサと並列に接続された第2のコイルを介して前記第1の接続端子(2a)に接続されている演算増幅器(36)を含み、該増幅器(36)の反転(「−」)入力端子は第3のコンデンサ(40)および当該コンデンサと並列に接続された第3のコイル(40a)を介して前記第3の接続端子(4a)に接続されている第2の増幅回路(103)を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  13. 前記計算手段(104)は、
    前記第1の測定信号(U1)を受信し、当該信号を前記第1の周波数(F1)を表わす第1の電圧(X1)に変換し、この電圧を供給するように配置された第1の周波数−電圧変換器(105)、
    前記第2の測定信号(U2)を受信し、当該信号を前記第2の周波数(F2)を表わす第2の電圧(X2)に変換し、この電圧を供給するように配置された第2の周波数−電圧変換器(106)、および、
    前記第1および第2の電圧(X1,X2)を前記第1および第2の周波数−電圧変換器(105,106)から受信し、それぞれ前記第1および第2の電圧(X1,X2)内に含まれる前記第1および第2の周波数(F1,F2)によって形成された対に対応する単一の値が決定されるように演算を実行し、この単一の値を前記望まれる角位置(θ)であるものとして供給するように配置された処理回路(107)を含むことを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記処理回路(72;107)は、第1の複数の周波数値と第2の複数の角位置の値の間の対応表を含むようにプログラミングされており、前記第1および第2の複数の値が、前記回転子の完全な一回転を前記永久磁石の磁極数で除したものに対応する前記周期に対する前記周期関数の1つに従って互いにリンクされていることを特徴とする請求項10または13に記載の制御装置。
  15. 前記処理回路(72;107)の前記演算は、測定サイクル中、前記対応表から、前記第1の電圧(X1)の中に含まれる前記第1の周波数(F1)に対応する第1および第2の角位置の値(θ2,θ3)および前記第2の電圧(X2)内に含まれる前記第2の周波数(F2)に対応する第3および第4の角位置の値(θ4,θ5)を決定すること、前記第1および第2の値のうちの1つおよび前記第3および第4の値のうちの1つによって形成される単一の対をこれら2つの値の間の差が前記電動機の2つの連続するコイルの間の角度オフセットに等しくなるような形で決定すること、および、前記単一の値であるものとして、この単一の対の前記第1および第2の値のうちの1つを供給することを有することを特徴とする請求項14に記載の制御装置。
  16. 前記処理回路(72;107)は、前記演算の終りにおいて得られた前記角位置(θ)を予め定められた比較値と比較し、前記回転子の角位置の経時的推移を監視するようにプログラミングされていることを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  17. 前記比較値は、理想的同期状態を表わす値に等しいことを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
  18. 前記比較値は、前記回転子に適用された負荷を駆動させるのに充分な電動機トルクを発生させることができる値に等しいことを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
  19. 前記比較値は、前記電動機の同期外れを表わす値であることを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
  20. 前記処理回路(72;107)は、第1の位置として第1の測定サイクルの終りにおいて計算された角位置または基準角位置を記憶し、第2の位置として後続するつまり第2の測定サイクルの終わりで計算された角位置を記憶し、前記第2のサイクル中の前記回転子の角変位値を供給する前記第2の位置と前記第1の位置の間の差を計算し、この変位を予め定められた比較値と比較し、そして、前記回転子により行なわれる回転の数の経時的推移を監視するようにプログラミングされていることを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  21. 前記処理回路(72;107)は、第1の位置として第1の測定サイクルの終りにおいて計算された角位置または基準角位置を記憶し、第2の位置として後続するつまり第2の測定サイクルの終わりで計算された角位置を記憶し、前記第2のサイクル中の前記回転子の回転速度の値を供給する測定サイクル全体にわたる前記第2の位置と第1の位置の間の前記差の比率を計算し、この速度を予め定められた比較値と比較し、そして、前記回転子の回転速度の経時的推移を監視するようにプログラミングされていることを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  22. 前記処理回路(72;107)は、第1の速度として前記第2の測定サイクルの終りにおいて計算された前記回転子の回転速度を記憶し、第2の速度として後続する測定サイクルつまり第3のサイクルの終わりで計算された速度を記憶し、前記第3のサイクル中の回転子の加速度値を提供する測定サイクル周期全体にわたる前記第2の速度と前記第1の速度の間の差の比率を計算し、この加速度を予め定められた比較値と比較し、そして、前記回転子の加速度の経時的推移を監視するようにプログラミングされていることを特徴とする請求項21に記載の制御装置。
  23. 各々の周波数−電圧変換器(71;105,106)は、周波数弁別器を含むことを特徴とする請求項10または13に記載の制御装置。
  24. 処理回路(72;107)は、32ビットのマイクロプロセッサを含むことを特徴とする請求項10または13に記載の制御装置。
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