JP4436498B2 - 印刷機における引掛け留め装置、およびこれを備えた印刷機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前提項に記載された、胴が支持部材内に回転可能に支持され、この支持部材が揺動レバーによりフレームに引掛け留めされることが可能な、印刷機における、胴を支持する支持部材の引掛け留め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の引掛け留め装置は、印刷機内の所定の位置に支持部材を保持すること、そしてまたこれにより胴を保持することに用いられる。
【0003】
例えばドイツ特許第634392号では、転写装置のそばの版胴に対してブランケット胴を当接およびこれから退避させる装置が記載されている。パターン(Muster)がゴムブランケット胴上へ転写される必要がある場合、印刷工は、外へ揺動させることが可能な振子式ロッドの開いた軸受へこのゴムブランケット胴をセットし、そして、この振子式ロッドにより、そのリンク装置のまわりに印刷機フレーム内に支持された版胴に向かってこのゴムブランケット胴を動かす。この振子式ロッドには、フック部材を備えたレバーが固定されている。この振子式ロッドは、このフック部材が印刷機フレームの突出部の背後にかみ合うことにより、印刷機フレームに引掛け留めすることが可能となっており、そしてまた、このフック部材をこの突出部とかみ合った状態から外して持ち上げることにより、この印刷機フレームから解除することが可能となっている。このレバーは、ロック状態を保つのではなく、ジャーナルのまわりを揺動可能な状態で、この引掛け留めの連結と解除を行うためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した引掛け留め装置は、前述の転写装置で用いることについては良く適しているが、他に印刷機に応用する場合については使用することができない。
【0005】
したがって、本発明の目的は、印刷機に用いられる他の引掛け留め装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的は、請求項1記載の特徴を有する装置によって達成される。従属項は他の特徴を含んでいる。
【0007】
胴が回転可能に支持部材内に支持され、この支持部材が揺動レバーによりフレームに引掛け留め可能となっている、印刷機における、胴を支持する支持部材を引掛け留めする装置は、揺動レバーが、支持部材に引掛け留めされた後も揺動軸受のまわりに揺動可能であることを特徴としている。
【0008】
支持部材をフレームに引掛け留めすることは、フレームまたは支持部材との揺動レバーの取外し可能な嵌合結合によって介して行われる。この胴の下には同じようにローラがあるものと理解される必要がある。
【0009】
本発明における他の好ましい実施態様は、揺動レバーおよび支持部材が、取外し可能な嵌合結合によって互いに連結可能となっている、という特徴を有している。
【0010】
この取外し可能な嵌合結合は、揺動レバーのフック状に形成された端部と支持部材に固定されたボルトとから構成することができる。このフック状の揺動レバー端部に対置された揺動レバー端部には、揺動レバーが揺動軸受内に支持されている。この揺動軸受は、この場合、フレームに配置することができ、この場合、揺動レバーはこの揺動軸受を介してフレームに回転可能に固定される。他の構成としては、例えば、ボルトのような嵌合部材も揺動レバーに備えることができるとともに、そしてまた、この嵌合部材を収容する、例えばつめのような凹部を、フレームまたは支持部材に備えることができる。
【0011】
他の実施態様は、この揺動軸受が、調節時にこの揺動軸受の揺動軸が変位するように調節可能となっているという特徴を有している。
【0012】
このように構成された揺動軸受により、2段階の引掛け留めが可能となっている。例えば、第1の段階で、取外し可能な嵌合結合における嵌合を得ることができ、そしてまた、第2の段階で、揺動軸受の揺動軸が移動させられるとともに、この際に揺動レバーが揺動軸受の方向に引かれることが可能である。この揺動レバーがこの揺動軸受上へ移動することにより、例えば、フック状の揺動レバーのつめとこのつめによって囲まれるボルトとの間のような、取外し可能な嵌合結合を形成する部分間で、付加的に摩擦による嵌合または他の嵌合が有効になり引掛け留めが確実に行われる。
【0013】
さらに他の実施態様は、揺動軸受が偏心カム軸受であることを特徴としている。
【0014】
揺動レバーを変位させるための偏心軸受は小さく、広い構造的空間を必要としない。
【0015】
さらに他の実施態様は、揺動レバーが、カム伝動装置またはレバー伝動装置によって揺動可能であることを特徴としている。
【0016】
引掛け留めの際の揺動レバーの運動は、この種の伝動装置により非常に正確に案内できる。
【0017】
さらに他の実施態様は、カム伝動装置が、リンクガイドと、このリンクガイド内で案内される部分を含んでいることを特徴としている。
【0018】
リンクガイドは、切欠き状または長孔状に形成することができ、そしてリンクガイド内で案内される部分は、スライドリングもしくはスライドピンとして、またはローラとして形成することが可能である。
【0019】
さらに他の実施態様は、カム伝動装置が、揺動レバーを支持部材に連結する、揺動軸受のまわりの揺動レバーの揺動運動を駆動するように構成されているという特徴を有している。
【0020】
この解除可能な嵌合結合は、カム伝動装置により、本装置のこの構成にしたがって、揺動レバーと支持部材との間、もしくは揺動レバーとフレームとの間で選択的に接続がなされるか解除され、そして例えば、つめをボルトに対して係合状態および非係合状態にする。リンクガイド内で案内される部分は、この際、揺動レバーに固定することができる。さらに、揺動レバーのこの揺動運動を駆動するために、他の種類の伝動装置および調整駆動装置もまた用いられる。
【0021】
さらに他の実施態様は、支持部材が、伝動装置によって、移動経路に沿って第1の位置および第2の位置へ選択的に移動可能となっていることを特徴とする。
【0022】
支持部材内に支持された胴は、当接運動または退避運動によりフレーム内に支持された別の胴へ当接されるか、または、この別の胴から退避させることができる。移動経路に沿った、伝動装置による、支持部材の移動方向は、そしてまた、フレーム内で支持された胴への、もしくはこの胴からの、当接または退避のための胴の移動方向は、異なる移動方向であることが好ましい。
【0023】
さらに他の実施態様は、歯車が引張り手段伝動装置である、という特徴を有している。
【0024】
この引張り手段伝動装置は、例えば、歯付きベルト伝動装置、または、好適にはチェーン伝動装置のような、嵌合による引張り手段伝動装置であることが好ましい。このような伝動装置により、支持部材および胴は、高い位置決めの精度で様々な位置に位置決めされる。
【0025】
さらに他の実施態様は、支持部材内に、少なくとも1つの他の胴が回転可能に支持されていることを特徴としている。
【0026】
胴と、支持部材内に支持された他の胴は、互いに軸平行に、そしてまた、互いに周囲側が接触状態にあるか、または互いに周囲外套面が非常にわずかな間隔を備える状態で配置されていることが好ましい。例えば、胴は、印刷物上へ塗布液を塗布するためのインキ着け胴であることが可能であり、そしてまた、他の胴は、このインキ着け胴上に取り付けられこのインキ着け胴に塗布液を送る調量ローラまたはスクリーンローラであることが可能である。
【0027】
他の実施態様は、支持部材が、胴と共に、伝動装置により、直線状の、そしてまた正確にまたは概ね垂直な運動方向に、第1の位置へ、そしてまた、第2の位置へ選択的に昇降可能である、という特徴を有している。
【0028】
この引掛け留め装置が、印刷物を処理もしくはこれに塗布を行う仕上げ加工ユニットの部分であり、そしてまた、例えばニス引きユニット内に組み込まれている場合、この構成は、支持部材と胴とから構成されるユニットの、そしてまた、必要な構造的空間へのアクセス容易性の点で非常に好ましい。
【0029】
本発明による装置は、ウエブ状の、または枚葉紙状の印刷物を印刷する輪転印刷機であってオフセット印刷機として構成することができる輪転印刷機に利用可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1では、仕上げ加工ユニット3を有する、列状に並べられた枚葉紙オフセット輪転印刷機として構成された印刷機1が示されている。仕上げ加工ユニット3は、図示するように、好ましくは枚葉紙搬送方向76にみて第1の印刷ユニット2の前方に配置されているかもしくは最後尾の印刷ユニット2の後方に配置されている。印刷機1は、さらに複数の仕上げ加工ユニット3を備えることができる。仕上げ加工ユニット3はモジュール式に構成されており、種々のユニット50が仕上げ加工ユニット3のフレーム53へ選択的に取り付けることができるようになっている。例として、ユニット50は、印刷物における例えばニス引きのような塗布やまたは例えば打ち抜きのような処理に用いることができ、そしてまた、印刷モジュール、刷り込みモジュール、ナンバリングモジュール、または他の仕上げ加工モジュールであることも可能である。図1では、逆圧胴4上に置かれた枚葉印刷物上へ塗布液を塗布するためのインキ着け胴7をそれぞれ備える、印刷物にニス引きを行うための塗布ユニットとして構成された2つのユニット50が示されている。動作位置62にあるユニット50は、インキ着け胴7に高粘性の塗布液を供給する供給装置8,9,51を備えている。供給装置8,9,51は、塗布液を汲み出すインキ出しローラ9が浸漬される、塗布液を貯える容器51から構成されており、この場合、インキ出しローラ9には、塗布液をインキ着け胴7上へ移す配量ローラ8が付属している。このユニット50は、高く持ち上げられたメンテナンス位置54で示される別のユニット50、すなわち、その支持部材6内に、インキ着け胴7の傍らで同じく少なくとも1つの別の胴8が回転可能に支持されている別のユニット50によって交換可能となっている。さらにこのユニット50の場合、支持部材6内に支持されたこの別の胴8は、インキ着け胴7にその周囲側で接触している。後に述べたこのユニット50の場合、供給装置8,52は、低粘性の塗布液を供給するために適したものとされており、そしてまた、スクリーンローラ8とこのスクリーンローラ8に取り付けられチャンバ内ドクターブレード52とから構成されている。このユニット50は、例えばニスのような塗布液の性質に応じ、印刷機1の作業者によって仕上げ加工ユニット3内へ取り付けることができ、そしてまた、印刷製品のインライン式仕上げ加工のために選択的に利用することができる。
【0032】
図2では、図1で示された仕上げ加工ユニット3がさらに詳細に示されている。この仕上げ加工ユニット3は、少なくともインキ着け胴7を選択的に位置決めするための位置決め装置を備えており、この場合、インキ着け胴7は、支持部材6内に回転可能に支持されているとともに、支持部材6と共に、異なる位置54,55,62へ移動可能なユニット50を構成している。ユニット50もしくは支持部材6は、伝動装置25〜28により第1の運動方向に沿って移動可能であり、そして、この際案内部材18,19上へ載せることが可能になっている。案内部材18,19上に載っているユニット50は、案内部材18,19によって案内される状態で第2の運動方向に沿って移動することができる。ユニット50は、伝動装置25〜28により、参照符号54で示されるメンテナンス位置および交換位置から参照符号55で示される停止位置へ、垂直な方向に移動することが可能である。位置55では、ユニット50が案内部材18,19上に載っており、そして、インキ着け胴7が、印刷物を案内する胴4に対して、もしくはこの印刷物を案内する胴4上に置かれた印刷物に対して、最小限の距離を有している。ユニット50は、移動可能な支持部材として形成された案内部材18,19によって案内される状態で、位置55から参照符号62で示される動作位置へ、すなわち、インキ着け胴7が印刷物を案内する胴4と共働し、そしてまたこの胴4上へ置かれた印刷物上へ塗布液を塗布する動作位置へ移動することが可能となっている。位置54から位置55へのユニット50のこの移動は、概ねまたは正確に垂直な方向に行われ、位置55から位置62への移動は、垂直方向から変位する方向に行われる。支持部材6は、胴7〜9の軸方向に移動する状態で配置された2つの側壁から構成されており、この2つの側壁の間には胴7〜9が配置され、この2つの側壁の中には胴7〜9が回転可能に支持されている。案内部材18,19は、偏心軸受36のまわりに回転可能な少なくとも1つのカム19を備えている。さらに、案内部材18,19は少なくとも1つのローラ18、19を備えている。この少なくとも1つのローラ18、19は、カム19それ自体であることが可能である。図2で示された装置の場合、カム19は、1つのローラとして形成されており、そして、水平位置に対して傾斜した支持部材6の案内部材表面46が載っている付加的なローラ18を有している。カム19は、揺動軸受38のまわりを揺動可能な揺動レバー39内に支持されている。ユニット50は、揺動レバー39の揺動により、位置55から位置62へ、そしてまた、ふたたびこの逆へ移動可能となっている。揺動レバー39として形成されベースプレート39に対するユニット50の相対位置は、カム19が偏心軸受36のまわりに回転することにより調節可能となっており、そしてこれにより、動作位置62で、胴4に対する胴7の距離を調節することもしくは印刷物厚さに合わせることが可能である。偏心軸受36は、ベースプレート39内に支持されたジャーナルと、このジャーナル上に置かれそのジャーナル軸40のまわりにレバー43によって回転可能なブッシュとから構成されている。このジャーナルもしくはジャーナル軸40は、このブッシュ上に回転可能な状態で置かれたローラ19の回転軸41に相応するブッシュ中心に対して偏心している。
【0033】
変形例では、ジャーナルおよびブッシュは、互いに回転不能に接続することができ、そして、このジャーナルをベースプレート39内に回転可能に支持することができる。偏心軸受は、様々な構造的形状で用いられ、そしてまたここに示したもの以外に、機能的に同じ他の構造的形状を用いることができる。揺動軸受11の揺動軸12は軸41に、そしてこの揺動軸受11の偏心軸13は軸40に、そして揺動軸受11を移動させるレバー14はレバー43に相当可能である。揺動軸受11の機能および目的については後述する。カム19は、例えば電動モータとして構成された調整駆動装置37によって回転可能となっており、この場合、調整駆動装置37は、カム19を、レバー43を介して回転させるようになっている。ローラ18は、フレーム53の側壁に回転可能に支持されている。案内部材18,19は、2つのまたは複数のローラ18、19、すなわちそれぞれ同軸に一直線に並んだ状態で、そしてまた図面平面に対して互いに垂直に移動する状態で配置され、ユニット50が両側へ傾くことがない状態で上に載っている、2つまたは複数のローラ18と2つまたは複数のローラ19とを備えていることが好ましい。この場合、この2つのローラ19の同時的な回転は、この2つのローラ19を駆動可能に連結し、調整駆動装置37によってレバー44を介して回転する同期軸45を介して可能となっている。支持部材6は、この支持部材6をローラ19上で支持する2つの領域47,48と、この支持領域47,48の間にある非接触の領域49を有し、ローラ19の周囲表面に対して表面47〜49が離れている表面47〜49を備えている。角度をなす状態で連続する直線状の2つの支持領域47,48に代わり、全ての表面47〜49もまた、円弧状かつ凹状に湾曲した状態とすることができる。伝動装置25〜28は、胴7もしくはユニット50を位置54,55へ移動させ、引張り手段25を備える引張り手段伝動装置25〜28として構成されており、この場合、ユニット50は、引張り手段25に吊り下げられた状態で引張り手段伝動装置28により保持されている。引張り手段伝動装置25〜28は、嵌め合せ式の引張り手段伝動装置として構成されており、このうちの引張り手段25は、この引張り手段25に嵌め合せ式の少なくとも2つの歯車によって、また例えば3つの歯車26〜28によって案内される。伝動装置25〜28は、特に、引張り手段として用いられるリンクチェーンを有するチェーン伝動装置として構成されており、この場合、歯車26〜28は、チェーン25にかみ合うスプロケットホイールであって、これによってチェーン25が走行するようなスプロケットホイールである。ユニット50が持ち上げられる際に負荷がかからない、下方からユニット50へ向かって案内されるチェーン端30が、ばね20を介して支持部材6に連結されるかもしくはこの支持部材6に掛けられている一方で、ユニット50が持ち上げられる際に負荷がかかる、上方からユニット50へ向かって案内されるチェーン端29は、ばね付勢されない状態で支持部材6に固定されている。引張り手段伝動装置25〜28は、例えば電動モータであることが可能な調整駆動装置16により、駆動ホイール26を介して駆動され、この結果、支持部材6は、胴7とともに、引張り手段伝動装置25〜28により、直線状の、および概ね垂直な運動方向に、位置54,55へ選択的に昇降可能となっている。案内部材18,19と同様に、引張り手段伝動装置25〜28は、また2重化された構造を有しており、この場合、前述のチェーン伝動装置に実質的に等しいユニット50を昇降させるためのこの種の別の引張り手段伝動装置25〜28が、図面平面に対し垂直に移動する状態で配置されている。この別の引張り手段伝動装置における、このユニットが持ち上げられる際に追従する、負荷のかからない引張り手段端部は、ばね付勢されない状態でユニット50へ接続することができる。図示しないこの別の引張り手段伝動装置は、同じく、駆動ホイール26のように同期軸35に固定された駆動ホイールを備えており、この結果、この2つの引張り手段伝動装置は、駆動可能に連結され、平行に作用する状態で調整駆動装置16によって共働に駆動されることが可能となっている。支持部材6は、揺動レバー10により、フレーム53に引掛け留めすることができ、この場合、この引掛け留めされた揺動レバー10は、この引掛け留め状態が保たれる際に揺動軸受11のまわりを揺動することが可能である。揺動レバー10および支持部材6は、解除可能な嵌合した連結部23,24を介して互いに連結可能となっており、この場合、揺動レバー10は、支持部材6に、もしくはこの支持部材6に固定された部分に引掛けた状態で留められる。揺動レバー10のフック状の構造に代わるものとして、この配置が反転可能である場合に、支持部材6もまた、揺動レバー10もしくはこの揺動レバー10に固定された部分を捕捉するためのフック部材を備えることができる。ここに示した嵌合した連結部23,24は、支持部材6に固定され、この連結の際に揺動レバー10に形成されたつめ24によって部分的に包囲されているボルト23から構成されている。揺動軸受11は、移動の際に揺動軸受11の揺動軸12が変位するような状態で移動可能となっている。例えば、揺動軸受11は、ローラ19を移動させるための偏心軸受36に相当可能な偏心軸受として構成されている。揺動軸受11は、調整駆動装置15として取り付けられた、例えば空気のような圧力流体によって作動可能な作動シリンダにより、ばね21の復元作用に対し、連結レバー14を介して移動可能となっている。揺動レバー10は、リンクガイド17とこのリンクガイド17内で案内される部分22とを備えるカム伝動装置17,22により揺動可能である。揺動レバー10を支持部材6に連結するかもしくは引掛けて留めるような、揺動レバー10の揺動運動のために、カム伝動装置17,22が、揺動軸受11のまわりに駆動される状態で形成されている。リンク17は、チェーン端30に取り付けられた引張り手段25に固定されており、そして、リンク17内で案内される部分22は、揺動レバー10に固定されたピンとして形成されている。リンク17の案内路形状は湾曲しており、そして、少なくとも部分的に、位置54、55間の移動経路に沿うユニット50の第1の運動方向に対して平行になっていない。ロック装置10〜20,22〜24は、案内部材18,19のように、ユニット50の両側で2重化された構造で備えることができる。
【0034】
前述の、仕上げ加工ユニット3の個々の機能については、以下、関連させて例示的に説明する。印刷機1の作業者は、ユニット50を、アクセス性が良好な位置54にある仕上げ加工ユニット3内へ取り付け、そして、このユニット50をチェーン端29,30に接続する。この後、調整駆動装置16が作動状態にされ、この結果、ユニット50は、このユニット50の表面46〜48がローラ18,19上に載るまで、位置54から降下させられる。降下している間、ユニット50は、実質的に自由な状態で引張り手段25に吊り下げられており、そして、図面平面において右および左へ最小限に揺動することができる。ローラ33は、ユニット50の重心に対して水平方向にずれて作用するチェーンのそばにあり、図面平面内において、傾斜したユニット50にあって壁63に接し、他の実施形態にあっては、重心に作用するチェーン、およびこのチェーンに静止状態で吊り下げられたユニット50とともに、壁63に対してわずかな間隔を有することができる。ユニット50が降下する間、リンク17の溝は、下方に向かって開放したこの溝のくさび状の端部内へリンク17内に向かって入れられるピン22を介して動かされる。引張り手段25によって引かれるリンク17の他の動きにあっては、揺動レバー10の移動は、つめ24がボルト23をまだ囲んでいない(非引掛け留め状態となっている)図示しない揺動レバー位置から、つめ24およびボルト23が互いに嵌合状態となっている(引掛け留め状態となっている)図2で示される揺動レバー位置へ行われる。引張り手段25は、ユニット50が案内部材18,19上へ載せられた後、揺動レバー10をその引掛け留め位置へ揺動させるためにその張り経路が使用されるばね20を引っ張る。揺動レバー10のフック状の端部がボルト23を囲み、ピン22が、図2で示されたそのかみ合い位置に達すると、この揺動過程は終了する。チェーン25に固定されたリンク17は、チェーン端30と全く同じようにばね付勢される状態でユニット50に吊り下げられており、この結果、リンク17は、ばね20が張られる際に張り方向に相応して1つの部分がユニット50から引離される。先に行われる、揺動レバー10を支持部材6に引掛け留めすること、そしてまた、ユニット50が案内部材18,19上に確実に載ることは、この後に調整駆動装置15を介して、すなわち、この調整駆動装置15が非動作状態になり、そして例えば空気圧シリンダとして形成された調整駆動装置15が排気されることにより行われ、この結果、ばね21が揺動軸受11の偏心する移動を元の位置に調節する。揺動軸受11のこの調節により、揺動レバー10は、最小に揺動軸受11の方向もしくは下方へ引かれ、この結果、図2で示されているように、つめ24の上方にある内側面がボルト23の周囲面上へ強く押し付けられることにより、この引掛け留めが確実に行われる。このロックは、ボルト23にこの内側面を押し付けることによって、摩擦によるかみ合った状態または嵌合状態で確実に行われることが可能である。上方にあるこの内側面が直線状の輪郭を有している場合には、摩擦によるかみ合った状態でこの確実な引掛け留めが行われ、この結果、揺動レバー10が図2に関して左へ揺動する際、ボルト23とこのボルト23に押圧されたこの内側面との間で作用する表面押圧もしくは摩擦は、つめ24がボルト23から滑ることを阻止するとともに、揺動される揺動レバー10にボルト23とこれによりユニット50とが連結された状態のままとなるように作用する。上方にあるこの内側面が、揺動レバー10の調節の際に下方へ向かって上からボルト23を両側で囲んでつかむ、下方へ向かって開口する凹部として形成されている場合には、嵌合状態でこの確実な引掛け留めが行われる。例えば、この内側面は、上方を向く半分のボルト周囲のまわりに収まる、ボルト直径に合わせられた凹状のカーブを備えることができ、この結果、ボルト23は、揺動レバー10が左へも右へも揺動する際、つめ24から滑り出ることがないようになっている。
【0035】
偏心軸受11が高く移動することにより、ばねロッドに作用する圧縮ばねとして形成されたばね21を介して、揺動レバー10により案内部材18,19上に保持されたユニット50を固定するための高い張力を得ることが可能になっている。ユニット50が確実に固定されると、調整駆動装置16は非動作状態にすることができる。案内部材18,19上に載っているユニット50は、ベースプレート39がその揺動軸受38のまわりに揺動することにより、案内部材18,19によって案内される状態で、第2の運動方向に沿って圧胴4上へ、位置55(停止位置)から位置62(動作位置)へ移動させられる。この移動は、以下、印刷ユニットの場合における一般的な表現にならって印刷切り替えとも称される。圧胴4の周囲面に対し、位置62にあるインキ着け胴7の周囲面が隔っていること、もしくは、圧胴4上に置かれたインキ着けされる枚葉印刷物に対してインキ着け胴7を押圧することは、偏心軸受36の回転により可能となっており、この場合、ローラ19の中心およびこれによりローラ19上で支持されるユニット50が移動させられる。電動式ステップモータとして構成された調整駆動装置37により非常に精密に行われるこの調節は、以下、印刷圧の設定(Druckbeistellung)とも称す。ユニット50は、この印刷切り替えの場合も、そしてまたこの印刷圧の設定の場合も、案内部材18,19の、すなわちローラ19の移動可能な部分によって移動させられ、そして、この際、揺動レバー10のフック状の端部が揺動軸受11のまわりに揺動する際に描く仮想上の軌道に沿って、概ね接線的に移動させられる。揺動軸受11に対し半径方向に行われるこの印刷切り替えおよび印刷圧の設定の際の、ユニット50の非本質的な相対運動は、ばね21の調節作用により確実に補償される。ばね21は、揺動レバー10の長いサイズにより、もしくは、揺動軸受11に対するロックポイントの大きい隔たりにより、ユニット50が案内部材18,19上でスライド移動する際、単に非本質的に、スライド移動方向に応じてさらに引張られるか、もしくは引っ張りを緩められる。例えば、調整駆動装置37のような、印刷切り替えおよび 印刷圧の設定を行う駆動装置は、この調節力の他に、初期張力によって生じるローラ摩擦に対し、案内部材18,19の接触面内でわずかに打ち勝たねばならない。ユニット50の引掛け留め解除および取り出しは、実際には反対の方法にしたがい逆の順序で行われる。空気圧シリンダ15は、ロック解除のために空気が供給されており、そして、引掛け留め装置23,24は、偏心軸受11によって、力がかからない状態になる。引き続き、モータ16はチェーン25を駆動し、そして、リンク17が掛かっているばね20の引張りを緩める。これにより、揺動レバー10は、その図示された位置から、図面平面に関して左へ離れるように揺動し、この結果、ボルト23は解放される。ここでは反対の方向へチェーン25を駆動するモータ16は、ユニット50が案内部材18,19から離れるようにするともに、第1の運動方向に沿って、アクセス性が良好なメンテナンス位置54へ戻る、すなわち、このメンテナンス位置54でユニット50のストッパ31がフレーム53のストッパ32に当接し、このメンテナンス位置54から作業者はユニット50を仕上げ加工ユニット3から取り外すことができるメンテナンス位置54へ戻る移動を行う。空気圧シリンダ15の代わりとして、引掛け留めを解除するために、本装置の他の構成ではチェーン運動も利用することができる。
【0036】
胴7が、印刷物を案内する胴4と共働し、そして、例えば、胴4上に置かれた枚葉印刷物上に塗布液を塗布する場合、胴7は、伝動技術上の連結により、歯車56,57を介して駆動装置59によって胴4に同期して駆動される。駆動装置58は、胴7の角度調節に用いられるとともに、例えば胴7の清掃や万一の場合の胴外套交換のようなメンテナンス作業の際に胴7を駆動し、この場合、ユニット50およびこれにより胴7は、ここではアクセス性が良好なメンテナンス位置54にある。
【0037】
図3では、図2で示された装置の変形された実施形態における重要な部分が示されている。揺動レバー10を揺動させるための、図3による変形された実施形態の場合、図2で示されたカム伝動装置の代わりとして、揺動レバー10がレバー伝動装置により揺動される。参照符号14,15,17,21,22(図2)で示すような、この変形された実施形態の場合に欠けている部分にいたるまで、図3で示された同じ構成の装置は、より見えやすくするために図3では不完全に示されているとしても、図2で示された全ての部分を含んでいる。図3で再び図示された、図2からの部分にあっては、参照符号が同じように用いられている。
【0038】
揺動レバー10の揺動は、フレーム側に支持され、揺動レバー10にリンク接続されたロッド82上に置かれたコイルばね83の作用に抗し、時計回り方向に対して反対に行われる。揺動レバー10を支持部材6から解除する揺動運動は、調整駆動装置85によって駆動され、そして偏心軸受11を調節するレバー78によって、時計回り方向に対して反対に行われるようになっており、この場合、このレバー78は、ここではフレームに固定されたリンク装置80のまわりを揺動可能なレバー77上へ押圧され、このレバー77は、揺動レバー10に固定されたストッパ81へ再び押圧されるようになっている。調整駆動装置85は、圧縮空気を作用させることが可能でピストンロッドが入り込む際に最初に偏心軸受11の調節を行う作動シリンダとして構成されており、この結果、揺動レバー10はその長手方向にわずかに上方へ移動させられ、また、この揺動レバー10は、続いて部分78,79,81を介して揺動レバー10をばね83の作用に抗して軸受11のまわりに揺動させ、この結果、揺動レバー10および支持部材6が係合解除される。レバー77は、リンク装置80内のレバー端に下方へ向かって緩く吊り下げられた状態で支持されるとともに、レバー78に固定されたローラ79が、長いレバーアームを形成する他のレバー端をこのリンク装置80上へ押圧する一本アーム式のレバーとして形成されており、この結果、レバー77の短いレバーアームを提供する、レバー77の両方のレバー端間に置かれたレバー77のレバー領域が、ストッパ81に対して当たり、そして揺動レバー10に固定されたこのストッパ81を介して、揺動レバー10を調節する。ばね83は、ロッド82のまわりに巻かれた、圧縮により付勢することが可能なコイルばねとして形成されている。ロッド82は、回転継手およびスライドリンク88を介してフレーム53内に支持されており、そして揺動レバー10にリンク接続されている。支持部材6から連結状態を解除された揺動レバー10は、図3で一点鎖線により示されている。揺動レバー10および支持部材6の引掛け留めは、逆の手法で行われる。2方向に作用する作動シリンダ85における圧縮空気の作用を切り換える際、フレームに固定された状態で支持されたばね83のばね力は、フレーム53内に揺動可能にそしてまたスライド移動可能に支持されたロッド82を介して揺動レバー10に作用し、この結果、揺動レバー10は、時計回り方向に揺動させられ、そして支持部材6に固定されたボルト23に当接する。時計回り方向への揺動レバー10のこの運動は緩衝器84によって緩衝されるように行われ、これにより、ボルト23への揺動レバー10のこの当接は、非常に柔らかく行われる。緩衝器84は、ピストンロッドがロッド82により形成されているかまたはこのロッド82に連結されたピストン緩衝器として構成されている。揺動レバー10をその長手方向に下方へ向かって引く、偏心軸受11の移動により、つめ24の内側面がボルト23の上面側へ押圧され、そしてこの偏心軸受11の移動は、作動シリンダ85のピストンロッドを外へ送り出す、ロック解除に関して反対に作用する、作動シリンダ85の圧縮空気の作用によって得られる。センサ87が、印刷機1の電子制御装置61に、揺動レバー10の支持部材6との実際の連結状態について信号を送る役目をする。揺動レバー10と支持部材6が、ユニット50が下方へ移動する際にきちんと連結されていない場合、例えば、制御装置61が、駆動装置59を制御する回路を遮断することによって、駆動装置59(図2)は制御装置61によって非作動状態にされる。センサ87は、支持部材6に取り付けられており、そして、揺動レバー10によって作動可能で揺動レバー10と支持部材6との正確な引掛け留めを検出する、電気的なマイクロスイッチとして構成されている。案内部材86が、フレーム53内へねじ止めされる、頭部を備え、揺動レバー10の長孔内で案内され、そして、揺動レバー10を傾くことがないように図面平面に対して垂直に保つねじとして構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置が組み込まれている仕上げ加工ユニットを有する印刷機を示す図である。
【図2】本発明による装置を有する仕上げ加工ユニットを詳細に示す拡大図である。
【図3】本装置の揺動レバーを揺動させるためのレバー伝動装置を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷機
2 印刷ユニット
3 仕上げ加工ユニット
4 圧胴
5 枚葉紙搬送胴
6 支持部材
7〜9 胴
10 揺動レバー
11 揺動軸受
12,13 軸
14 レバー
15,16 調整駆動装置
17 リンクガイド
18 ローラ
19 カム
20,21 ばね
22 ピン
23 ボルト
24 つめ
25 チェーン
26〜28 スプロケットホイール
29,30 チェーン端部
31,32 ストッパ
33 ローラ
34 案内部材
35 軸
36 偏心軸受
37 調整駆動装置
38 回転軸受
39 ベースプレート
40,41 軸
42 ストッパ
43,44 レバー
45 軸
46 表面
47,48 支持する領域
49 非接触領域
50 ユニット
51 容器
52 チャンバドクターブレード
53 フレーム
54,55 位置
56,57 歯車
58,59 回転駆動装置
60 連結部
61 制御装置
62 位置
63 壁
76 枚葉紙搬送方向
77,78 レバー
79 ローラ
80 リンク装置
81 レバーストッパ
82 ロッド
83 ばね
84 緩衝器
85 調整駆動装置
86 案内部材
87 センサ
88 スライドリンク
Claims (13)
- 胴(7)が支持部材(6)内に回転可能に支持され、前記支持部材(6)が揺動レバー(10)によりフレーム(53)に引掛け留めされることが可能な、印刷機(1)における、胴(7)を支持する支持部材(6)の引掛け留め装置において、前記揺動レバー(10)が、前記支持部材(6)に引掛け留めされた後も揺動軸受(11)のまわりに揺動可能であることを特徴とする、印刷機における引掛け留め装置。
- 前記揺動レバー(10)および前記支持部材(6)が、取外し可能な嵌合状態の連結部(23,24)を介して互いに連結可能である、請求項1記載の引掛け留め装置。
- 前記揺動軸受(11)が、調節時に前記揺動軸受(11)の揺動軸(12)が変位するように調節可能である、請求項1または2記載の引掛け留め装置。
- 前記揺動軸受(11)が偏心軸受である、請求項3記載のロック装置。
- 前記揺動レバー(10)が、カム伝動装置(17,22)またはレバー伝動装置(77,79,81)により揺動可能である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の引掛け留め装置。
- 前記カム伝動装置(17,22)が、リンクガイド(17)と、該リンクガイド(17)内で案内される部分(22)を含んでいる、請求項5記載の引掛け留め装置。
- 前記カム伝動装置(17,22)が、前記揺動レバー(10)を前記支持部材(6)に連結する、前記揺動軸受(11)のまわりの前記揺動レバー(10)の揺動運動を駆動するように構成されている、請求項5または6に記載の引掛け留め装置。
- 前記揺動レバー(10)が、緩衝されたばね(83)により嵌合状態の連結部(23,24)を連結するために第1の揺動方向へ、そしてまた、前記レバー伝動装置(77,79,81)により前記ばね(83)の作用に抗して前記嵌合状態の連結部(23,24)を解除するために第2の揺動方向へ揺動可能である、請求項5記載の引掛け留め装置。
- 前記支持部材(6)が、伝動装置(25〜28)により、移動経路に沿って第1の位置(54)へ、そしてまた第2の位置(55)へ選択的に移動可能な、請求項1から8のいずれか1項記載の引掛け留め装置。
- 前記伝動装置(25〜28)が引張り手段伝動装置である、請求項9記載の引掛け留め装置。
- 前記支持部材(6)内に少なくとも1つの別の胴(8,9)が回転可能に支持されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の引掛け留め装置。
- 前記支持部材(6)が、前記胴(7)と共に、前記伝動装置(25〜28)によって、直線状の概ね垂直な運動方向に、前記第1の位置(54)へ、そしてまた前記第2の位置(55)へ選択的に昇降可能である、請求項8から11のいずれか1項に記載の引掛け留め装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項にしたがって構成された装置を少なくとも1つ有する印刷機。
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