JP4436102B2 - 不断水分岐穿孔用の割t字管の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水道管等の既設管に枝管を付設する場合に行われる不断水穿孔工法に用いられる割T字管の製造方法に関する。
従来ホールソーを備えた穿孔機を用いて不断水下で既設管の一部を穿孔する工法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−321109号公報
かかる穿孔工法に用いられる割T字管は、既設管に取り付けられる複数の分割ケースと不断水穿孔を行うための仕切弁とが必要になる。近年、前記分割ケースの一方に前記仕切弁の弁箱を一体に成型した一体型が採用されている。この一体型のものは、シール部分を少なくできる等のメリットがある。一方、かかる穿孔工事は、呼び径が75mm〜1500mmの既設管の種類に対し、当該既設管の呼び径以下の分岐が設けられる。したがって、前記分岐部に弁箱部を一体に形成した一体型においては、多数の金型を用意する必要がある。
したがって、本発明は、金型の費用を安価にすることができる不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法を提供することである。
前記目的を達成するための本発明の製造方法は、金属製の母型から発泡樹脂製の原型を作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物を生成する製造方法において、前記鋳物は、分岐用仕切弁の弁箱部を割T字管の分岐部に一体に成型した分岐側本体ケースであり、前記鋳物として、既設管の呼び径に比べ仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも前記既設管の呼び径に対する前記仕切弁の呼び径の比が大きい大口径用の第2鋳物とを製造することを前提とする。
本第1発明においては、同口径、異口径にかかわらず、分岐部原型を既設管の呼び径ごとに1種類以上に設定すると共に、仕切弁の口径に応じた第1および第2の弁箱部原型を生成し、前記1種類の分岐部原型に前記第1または第2の弁箱部原型を選択的に接合して、鋳物の原型を生成する。
本第2発明においては、同口径、異口径にかかわらず、弁箱部原型を既設管の呼び径ごとに1種類以上に設定すると共に、仕切弁の口径に応じた第1および第2の分岐部原型を生成し、前記1種類の弁箱部原型に前記第1または第2の分岐部原型を選択的に接合して、鋳物の原型を生成する。
本第1もくしは第2発明によれば、母型(金型)のイニシャルコストを安価にし得ると共に、母型を収容するためのスペース効率も向上する。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
まず、本発明の製造方法について説明するに先立って本発明により製造された鋳物の構造および用い方について説明する。
図1に示すように、割T字管2は既設管1を気密状態で囲繞している。前記割T字管2は、前記既設管1の周方向Rに分割された第1および第2分割ケース21,22を備えている。両分割ケース21,22は、既設管1に対して既設管1の管径方向Cの両側方から外嵌装着されるケースであり、フランジ部20を組立ボルト61により締結されて、組み立てられている。
各分割ケース21、22は、既設管1の外周面13に概ね沿って湾曲した覆部29を備えている。各分割ケース21、22のフランジ部20および覆部29における前記既設管1の管軸方向L(図2)の両端部には、図2(a),(b)に示すように、それぞれ、溝状のパッキン装着部50が形成されている。該パッキン装着部50には、図1のゴムパッキン26が装着され、既設管1と割T字管2との間や、第1分割ケース(分岐側本体ケース)21と第2分割ケース22との間がシールされている。
前記第1分割ケース21には、筒状部27、前記覆部29および切粉溜り28が一体に設けられている。前記筒状部27は、既設管1の管径方向Cの外方に向って分岐状に突出して形成されている。図1に示すように、前記筒状部27には分岐用仕切弁70が設けられている。前記筒状部27のフランジ部71には穿孔機3が取り付けられ、ホールソー4が前記筒状部27内を通って、既設管1の径方向Cに向って送り込まれることで、既設管1に開孔11が穿孔される。
前記第1分割ケース21の筒状部27には、分岐用仕切弁70の弁箱部72およびフランジ部71が一体に成型されている。なお、前記弁箱部72の上方には弁蓋73が装着され、前記弁箱部72および弁蓋73の内部には、弁体74が収容される。
つぎに、穿孔工法の各工程について説明する。
取付工程
まず、図1の既設管1内に流体(水)が流れている状態で、割T字管2を取り付ける。この取り付け後、作業者は、組立ボルト61により両分割ケース21,22を組み立てる。この際、図2(a),(b)に示す各分割ケース21,22に形成されている雌ネジ65に、止ネジをねじ込む。その後、作業者は密閉ケース2の筒状部27のフランジ部71に穿孔機3を取り付ける。こうして、密閉ケース2は既設管1の一部を気密状態で囲繞する。
穿孔工程
前記取付工程の後、作業者は穿孔機3を操作して、図1に示すように、ホールソー4を前記筒状部27を通して既設管1の側方に接近する位置まで送り込む。この後、作業者が図示しない原動機を駆動させると、ホールソー4が回転し、既設管1を切削する切削運動を開始する。該切削運動を行っている状態で、作業者が穿孔機3を操作して、ホールソー4を略水平方向から既設管1に向って送り込んでいくと、既設管1の管壁の一部が切り取られ、図3に示す開孔11が穿孔される。
つぎに、前記割T字管2のうちの第1分割ケース(分岐側本体ケース)21の製造方法の説明に先立って用意する金型等について説明する。
前記第1分割ケース21等は、FCD(ダクタイル鋳鉄)などの鋳物からなる。この鋳物は、図4の金属製の母型10A,10Bから図6の発泡樹脂製の原型30A,30Bを作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物21A,21Bを生成する。前記鋳物21A,21Bは、図1の分岐用仕切弁70の弁箱部72を割T字管2の分岐部27に一体に成型した分岐側本体ケース21である。
前述のように、既設管1の呼び径と分岐径との組合せの数だけ図6の前記鋳物21A,21Bのサイズが存在する。
前記鋳物21A,21Bとしては、既設管1よりも前記仕切弁70の方が呼び径が小さい異口径用(小口径用)の第1鋳物21Aと、既設管1と前記仕切弁70とが概ね同口径となる同口径用(大口径用)の第2鋳物21Bとを製造する方法について説明する。
まず、図示しない分岐部母型、図4の弁箱部母型10A,10Bおよび図4(b)のアタッチメント型15を用意する。これらの母型は金型である。
前記図示しない分岐部の母型は、図5(a),(c)の発泡樹脂製の分岐部原型31,33を生成するためのものであり、既設管1の呼び径ごとに用意する。なお、分岐部母型は常法にて構成されているため、その図示を省略する。
図4(a)の弁箱部の母型10A,10Bは、図5(b),(d)の発泡樹脂製の第1および第2の弁箱部原型32,34を生成するためのものであり、仕切弁70の呼び径ごとに用意する。
図4(b)の前記アタッチメント型15は、同口径の場合に図4(a)の前記弁箱部の母型10Aに図4(b)のように装着され、図5(c)の前記分岐部33と図5(d)の第2弁箱部34との間の部分35を連設するためのものである。
図4(a)の弁箱部の母型10Aは、固定型14と、第1、第2および第3摺動型11,12,13とを備えている。前記前記アタッチメント型15は、前記第1摺動型11に装着される。
図6(a)の異口径用の原型30Aを作成する際には、図示しない分岐部の母型を用いインジェクションにより発泡樹脂製の図5(a)の分岐部原型31を生成する。一方、図4(a)の前記弁箱部の母型10Aを用いインジェクションにより図5(b)の発泡樹脂製の第1の弁箱部原型32を生成する。こうして生成された前記分岐部原型31に第1の弁箱部原型32を接合して図6(a)の異口径用の原型30Aを作成する。
前記接合は、分岐部原型31と第1の弁箱部原型32とを接着剤で接着すると共に、両者の接合部35に紙テープを巻き付ける。前記接合後、原型30Aに液体からなる塗型を塗布・乾燥して、原型30Aが生成される。その後、常法にしたがって、前記原型30Aを図示しない金枠内に装填し、砂を込めた後、前記原型30Aの部分に溶湯を流し込む。これにより、原型30Aの部分の発泡樹脂が溶けて流れ、原型30Aと同じ形状の鋳物21Aが得られる。
図6(b)の同口径用の原型30Bを作成する際には、図示しない分岐部の母型を用いインジェクションにより発泡樹脂製の図5(c)の分岐部原型33を生成する。一方、図4(a)の前記弁箱部の母型10Aに図4(b)のアタッチメント型15を装着し、該アタッチメント付の母型10Bを用いインジェクションにより図5(d)の発泡樹脂製の第2の弁箱部原型34を生成する。前記アタッチメント型15を装着することにより図4(a)のテーパ連設部36がアタッチメント型15により埋められて、前記テーパ連設部36を有しない原型30Bが得られる。こうして生成された図5(c)の分岐部原型33に図5(d)の第2の弁箱部原型34を接合して図6(b)の同口径用の原型30Bを作成する。
なお、前記原型30Bから同口径用の鋳物30Bを得る方法は前記異口径用と同様であり、その詳しい説明を省略する。
前記構成において、前記図5(a),(c)の分岐部原型31,33は分岐口径の最大である同口径の大きさとなる筒状部27を設けると共に、異口径用の第1の弁箱部原型32には、口径を小さくするためのテーパ連設部36を設け、一方、同口径用の第2の弁箱部原型34は前記第1の弁箱部原型32のテーパ連設部36を取り除いた形状に設定されている。かかる第1および第2弁箱部原型32,34を生成するに当たり、図4(a)の異口径用の弁箱部母型10Aに、図4(b)のアタッチメント型15を装着することで、前記テーパ連設部36に相当する部分が埋められて、同口径用の弁箱部母型10Bが生成される。したがって、金型である母型10A,10Bのイニシャルコストが安価になると共に、金型を収容するためのスペース効率も向上する。
前記実施例1では、図5の第1および第2の弁箱部原型32,34を生成したが、本発明においては、1つの弁箱部原型に対して、第1または第2の分岐部原型を選択的に接合してもよい。その一例を図7を用いて説明する。
異口径用の原型を作成する際には、図示しない分岐部の母型から図7(a)の第1の分岐部原型131を生成し、弁箱部の母型から図7(b)の弁箱部原型132を生成し、第1の分岐部原型131に弁箱部原型132を接合して異口径用の原型を作成する。
一方、前記同口径用の原型を作成する際には、図示しない弁箱部の母型から図7(d)の弁箱部原型を生成し、前記分岐部の母型にアタッチメント型を装着し、該アタッチメント付の母型から図7(c)の第2の分岐部原型133を生成し、前記第2の分岐部原型133を弁箱部原型132を接合して同口径用の原型を作成する。
この場合、アタッチメント型は、図7(a)のテーパ連設部136に相当する形状を有し、同口径の場合に前記分岐部の母型に装着され、前記分岐部と弁箱部との間を連設する。また、前記テーパ連設部136は、分岐部原型131の筒状部27に連なって一体に形成されている。
なお、前記実施例では、図4(a)の第1摺動型11に図4(b)のアタッチメント型15を取り付けたが、本発明においては、図4(a)の第1摺動型11に図4(b)のアタッチメント型15の部分を着脱する代わりに、アタッチメント型15の部分を一体に形成したアタッチメント型を摺動型としてもよい。すなわち、図4(a)の第1摺動型を図4(b)の摺動型に交換して原型30A,30Bを生成してもよい。
ところで、前記各実施例1,2においては、同口径と異口径の場合について説明したが、本発明は異口径同士において互いに分岐径の異なる場合についても適用し得る。すなわち、鋳物として、既設管の呼び径に比べ仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも既設管の呼び径に対する仕切弁の呼び径の比が大きい第2鋳物とを生成する場合にも適用し得る。たとえば、既設管がφ200に対し、仕切弁がφ100またはφ75を兼用し得る第1分割ケースを設け、φ100の仕切弁にはテーパ連設部を設けずに、φ75の仕切弁にテーパ連設部を設けてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、密閉ケースは周方向に3つないし4つに分割してもよい。
また、作業用仕切弁はソフトシール弁に限定されず、公知の仕切弁を採用することができる。また、密閉ケースと作業用仕切弁とが各々別体であってもよい。また、フランジ部71に代えて水道用にメカニカル継手を採用してもよい。
また、水道以外に石油などの液体の穿孔工事にも適用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明の実施例にかかる不断水工法の取付工程を示す一部断面した側面図である。 (a)および(b)は、それぞれ、内側から見た第1および第2分割ケースの平面図である。 穿孔完了後の状態を示す一部断面した側面図である。 第1実施例にかかる母型を示す概略断面図である。 接合前の原型を示す概略断面図である。 接合後の原型ならびに鋳物を示す概略側面図である。 実施例2にかかる接合前の原型を示す断面図である。
符号の説明
1:既設管
10A,10B:金属製の母型
2:割T字管
31,33:分岐部
21A,21B:鋳物
30A,30B:発泡樹脂製の原型
70:分岐用仕切弁
72:弁箱部
131:第1の分岐部原型
133:第2の分岐部原型
132:弁箱部原型

Claims (6)

  1. 金属製の母型から発泡樹脂製の原型を作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物を生成する製造方法において、
    前記鋳物は、分岐用仕切弁の弁箱部を割T字管の分岐部に一体に成型した分岐側本体ケースであって、かつ、仕切弁の呼び径が既設管の呼び径以下の割りT字管の分岐側本体ケースであり、
    前記鋳物として、既設管の呼び径に比べ仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも前記既設管の呼び径に対する前記仕切弁の呼び径の比が大きい大口径用の第2鋳物とを製造する製造方法であって、
    既設管の呼び径ごとに分岐部の母型を用意し、
    仕切弁の呼び径ごとに弁箱部の母型を用意し、
    前記大口径の場合に前記弁箱部の母型に装着され、前記分岐部と弁箱部との間を連設するためのアタッチメント型を用意し、
    前記第1および第2鋳物の既設管の呼び径が互いに異なり、かつ、仕切弁の呼び径が互いに等しい場合において、
    前記小口径用の原型を作成する際には、呼び径の大きい分岐部の母型から分岐部原型を生成し、弁箱部の母型から第1の弁箱部原型を生成し、呼び径の大きい分岐部原型に第1の弁箱部原型を接合して前記小口径用の原型を作成し、
    前記大口径用の原型を作成する際には、小口径用に比べ呼び径の小さい分岐部の母型から分岐部原型を生成し、弁箱部の母型に前記アタッチメント型を装着し、該アタッチメント付の母型から第2の弁箱部原型を生成し、呼び径の小さい分岐部原型に第2の弁箱部原型を接合して前記大口径用の原型を作成する、
    不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
  2. 金属製の母型から発泡樹脂製の原型を作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物を生成する製造方法において、
    前記鋳物は、分岐用仕切弁の弁箱部を割T字管の分岐部に一体に成型した分岐側本体ケースであって、かつ、仕切弁の呼び径が既設管の呼び径以下の割T字管の分岐側本体ケースであり、
    前記鋳物として、既設管の呼び径に比べ仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも前記既設管の呼び径に対する前記仕切弁の呼び径の比が大きい大口径用の第2鋳物とを製造する製造方法であって、
    既設管の呼び径ごとに分岐部の母型を用意し、
    仕切弁の呼び径ごとに弁箱部の母型を用意し、
    前記大口径の場合に前記弁箱部の母型に装着され、前記分岐部と弁箱部との間を連設するためのアタッチメント型を用意し、
    前記第1および第2鋳物の既設管の呼び径が互いに等しく、かつ、仕切弁の呼び径が互いに異なる場合において、
    前記小口径用の原型を作成する際には、分岐部の母型から分岐部原型を生成し、呼び径が小さい弁箱部の母型から第1の弁箱部原型を生成し、前記分岐部原型に第1の弁箱部原型を接合して前記小口径用の原型を作成し、
    前記大口径用の原型を作成する際には、分岐部の母型から分岐部原型を生成し、小口径用に比べ呼び径が大きい弁箱部の母型に前記アタッチメント型を装着し、該アタッチメント付の母型から第2の弁箱部原型を生成し、前記分岐部原型に第2の弁箱部原型を接合して前記大口径用の原型を作成する、
    不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
  3. 請求項1もしくは2において、前記分岐部は、既設管の外周面に沿って既設管の一部を覆う覆部と、該覆部から突出して弁箱に連なる筒状部とを備え、
    前記第1の弁箱部原型は筒状部から口径を小さくするためのテーパ連設部を備え、
    前記第2の弁箱部原型は前記テーパ連設部を有しておらず、
    前記アタッチメント型は前記連設部に相当する形状に設定されて、該連設部に溶融樹脂が入り込まないようにした不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
  4. 金属製の母型から発泡樹脂製の原型を作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物を生成する製造方法において、
    前記鋳物は、分岐用仕切弁の弁箱部を割T字管の分岐部に一体に成型した分岐側本体ケースであって、かつ、仕切弁の呼び径が既設管の呼び径以下の割T字管の分岐側本体ケースであり、
    前記鋳物として、既設管の呼び径に比べ前記仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも前記既設管の呼び径に対する前記仕切弁の呼び径の比が大きい大口径用の第2鋳物とを製造する製造方法であって、
    既設管の呼び径ごとに分岐部の母型を用意し、
    仕切弁の呼び径ごとに弁箱部の母型を用意し、
    前記大口径の場合に前記分岐部の母型に装着され、前記分岐部と弁箱部との間を連設するためのアタッチメント型を用意し、
    前記第1および第2鋳物の既設管の呼び径が互いに等しく、かつ、仕切弁の呼び径が互いに異なる場合において、
    前記小口径用の原型を作成する際には、分岐部の母型から第1の分岐部原型を生成し、呼び径の小さい弁箱部の母型から弁箱部原型を生成し、前記第1の分岐部原型に呼び径の小さい弁箱部原型を接合して前記小口径用の原型を作成し、
    前記大口径用の原型を作成する際には、小口径用に比べ呼び径の大きい弁箱部の母型から弁箱部原型を生成し、分岐部の母型に前記アタッチメント型を装着し、該アタッチメント付の母型から第2の分岐部原型を生成し、前記第2の分岐部原型に呼び径の大きい弁箱部原型を接合して前記大口径用の原型を作成する、
    不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
  5. 金属製の母型から発泡樹脂製の原型を作成し、当該原型部分に溶湯を注入して鋳物を生成する製造方法において、
    前記鋳物は、分岐用仕切弁の弁箱部を割T字管の分岐部に一体に成型した分岐側本体ケースであって、かつ、仕切弁の呼び径が既設管の呼び径以下の割T字管の分岐側本体ケースであり、
    前記鋳物として、既設管の呼び径に比べ前記仕切弁の呼び径が小さい小口径用の第1鋳物と、前記小口径用よりも前記既設管の呼び径に対する前記仕切弁の呼び径の比が大きい大口径用の第2鋳物とを製造する製造方法であって、
    既設管の呼び径ごとに分岐部の母型を用意し、
    仕切弁の呼び径ごとに弁箱部の母型を用意し、
    前記大口径の場合に前記分岐部の母型に装着され、前記分岐部と弁箱部との間を連設するためのアタッチメント型を用意し、
    前記第1および第2鋳物の既設管の呼び径が互いに異なり、かつ、仕切弁の呼び径が互いに等しい場合において、
    前記小口径用の原型を作成する際には、呼び径の大きい分岐部の母型から第1の分岐部原型を生成し、弁箱部の母型から弁箱部原型を生成し、前記第1の分岐部原型に弁箱部原型を接合して前記小口径用の原型を作成し、
    前記大口径用の原型を作成する際には、弁箱部の母型から弁箱部原型を生成し、小口径用に比べ呼び径の小さい分岐部の母型に前記アタッチメント型を装着し、該アタッチメント付の母型から第2の分岐部原型を生成し、前記第2の分岐部原型に弁箱部原型を接合して前記大口径用の原型を作成する、
    不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
  6. 請求項4もしくは5において、前記分岐部は、既設管の外周面に沿って既設管の一部を覆う覆部と、該覆部から突出して弁箱に連なる筒状部とを備え、
    前記第1の分岐部原型には、前記筒状部から口径を小さくして前記弁箱部原型に連なるためのテーパ連設部を備え、
    前記第2の分岐部原型は前記テーパ連設部を有しておらず、
    前記アタッチメント型は前記連設部に相当する形状に設定されて、該連設部に溶融樹脂が入り込まないようにした不断水分岐穿孔用の割T字管の製造方法。
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