JP4435892B2 - 空気袋式入浴リフト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、介護用に家庭などで使用されるもので、浴槽内に載置して要介護老人や身体障害者等の入浴を介助する空気袋式入浴リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術には実開平7−33332号公報があり、該公報には、フランジが形成された浴槽と、排出口へ弁が設けられた袋体と、ポンプとからなる「入浴介護器」が開示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術における袋体は、浴槽内の湯を取り込み収容するものであるから、袋体の内部に水垢が付着する等の汚れが発生し易く、又、袋体の汚れが浴槽に移動することも有り得、清潔を保つに難点があった。
【0004】
本発明の目的は、上記欠点を解決したもので、持ち運びや着脱が容易で、清潔な、空気袋式入浴リフトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
即ち本発明は、空気袋(5)と、空気袋(5)を固定する固定具(7)と、空気袋(5)へ空気を供給する空気供給手段(8)と、空気袋(5)へ空気を供給・排気制御する給排制御器(11)とからなり、入浴者が座るシート(4)が空気袋(5)に支持設置され、空気袋(5)内には、シート(4)を上下方向に平行移動させるXフレーム(22)が設けられてなる空気袋式入浴リフトである。
【0006】
【発明の実施の形態】
空気袋5を浴槽3に入れて入浴の介助に使用する。膨張した空気袋5の上部に入浴者を乗せ、給排制御器11を操作して空気袋5の空気を排出し、空気袋5を収縮させ、入浴者を下降し入浴させる。
又、給排制御器11を操作して空気袋5へ外気を供給し、空気袋5を膨張させ、入浴者を上昇し出浴させる。
【0007】
【実施例】
図1に示す本発明の第1実施例は、リフト部1と、空気供給部2とからなり、浴槽3内へ着脱可能に載置される。
【0008】
リフト部1は、硬板でなるシ−ト4と、シ−ト4を支持する空気袋5と、吸盤6でなり空気袋5を浴槽3に吸着する固定具7とからなる。
【0009】
空気供給部2は、電動式コンプレッサ−でなり空気袋5へ圧縮空気を供給する空気供給手段8と、空気供給手段8と空気袋5を繋ぎ空気供給手段8の圧縮空気を空気袋5へ導く管体9と、手元スイッチ10でなり管体9の途中に在って空気袋5へ圧縮空気を供給し又は空気袋5の空気を大気中へ排気する給排制御器11とからなる。
空気供給手段8は、壁などの適宜位置に取着される。
【0010】
第1実施例を使用し入浴介助をする際は、先ず、リフト部1を浴槽3内へ入れ固定具7で浴槽3底面へ吸着固定する。
次に、手元スイッチ10を操作し、空気供給手段8を駆動させ、外気を圧縮する。圧縮空気を、管体9を経由して空気袋5へ供給し、空気袋5を膨張させ、シ−ト4を上限位置へ上昇させる。次に、適宜湯温の湯を満たす。
【0011】
次に、入浴者をシ−ト4に座らせ、続いて、手元スイッチ10を操作して空気袋5内の圧縮空気を大気中へ排気し、シ−ト4を下限位置まで下降させ、入浴者を湯中に浸け入浴させる。浴槽3には適宜増し湯をする。
【0012】
退浴時は、前述の操作と同様に、手元スイッチ10を操作し、空気供給手段8を駆動させ外気を圧縮し、該圧縮空気を空気袋5へ供給し、空気袋5を膨張させシ−ト4を上限位置へ上昇させ、入浴者を持ち上げ湯から出す。入浴者をシ−ト4から降ろし、入浴を終わる。
随意に、リフト部1を、固定具7を操作することによって、浴槽3から離脱する。
【0013】
本発明の第2実施例は、第1実施例における空気袋5内に、昇降自在な昇降体12(図2参照)を設けたものである。
昇降体12は、矩形硬質の上板13と、正面曲折自在板14と、左・右曲折自在板15・16と、矩形硬質の下板17とからなる。
【0014】
正面曲折自在板14は、矩形硬質の上半板18と矩形硬質の下半板19を、水平方向の継ぎ目部分を曲折自在に接続してなる。該正面曲折自在板14は、水平に位置する上板13と水平に位置する下板17の間にあって、両板13・17のそれぞれの正面前端縁に沿って、曲折自在に取着される。
【0015】
左・右曲折自在板15・16は、それぞれ、矩形硬質の上半側板20と矩形硬質の下半側板21を、水平方向の継ぎ目部分を曲折自在に接続してなる。
左曲折自在板15は、水平に位置する上板13と水平に位置する下板17の間にあって、両板13・17のそれぞれの左側端縁に沿って、曲折自在に取着される。
【0016】
右曲折自在板16は、水平に位置する上板13と水平に位置する下板17の間にあって、両板13・17のそれぞれの右側端縁に沿って、曲折自在に取着される。
下板17は、空気袋5の皮状材を介在して、固定具7に取着され、浴槽3に固定される。
【0017】
上板13は、空気袋5の皮状材を介在して、シ−ト4に取着される。
上板13は空気袋5の膨張・収縮に伴って昇降するが、その際、該上板13は正面曲折自在板14と左・右曲折自在板15・16の作用により上下方向に平行移動する。
【0018】
本発明の第3実施例は、第2実施例における昇降体を、昇降自在なXフレ−ム22(図3参照)に代えたものである。
第3実施例では、空気袋5の膨張・収縮に伴ってシ−ト4が昇降するが、その際、シ−ト4はXフレ−ム22の作用により上下方向に平行移動する。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、リフト部1が空気袋5でなるから、当該空気袋5が軽量に製作でき持ち運びや浴槽3への出し入れや着脱が容易であり、又、折り畳んで小体積に容易に収納でき、好都合である。
又、健常な家族の入浴時、及び、浴槽3や本発明装置の清掃時には、本発明装置を簡単に浴槽3から取り外し撤去でき、又、簡単な構成なので安価に製作でき、好都合である。
【0020】
又、従来の水袋方式に比べて、本発明は、使用時に浴槽3の湯を空気袋5へ入れないので、空気袋5内の汚れで湯を汚すといった心配は無く、好都合である。
又、空気袋5の膨張・収縮に伴ってシ−ト4が昇降するが、その際、シ−ト4はXフレ−ム22の作用により上下方向に平行移動し、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の昇降体を示す斜視図である
【図3】本発明の第3実施例のXフレ−ムを示す斜視図である
【符号の説明】
5 空気袋
7 固定具
8 空気供給手段
11 給排制御器
Claims (1)
- 空気袋(5)と、空気袋(5)を固定する固定具(7)と、空気袋(5)へ空気を供給する空気供給手段(8)と、空気袋(5)へ空気を供給・排気制御する給排制御器(11)とからなり、入浴者が座るシート(4)が空気袋(5)に支持設置され、空気袋(5)内には、シート(4)を上下方向に平行移動させるXフレーム(22)が設けられてなる空気袋式入浴リフト。
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JP06161499A JP4435892B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 空気袋式入浴リフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06161499A JP4435892B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 空気袋式入浴リフト |
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JP2000254199A JP2000254199A (ja) | 2000-09-19 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP06161499A Expired - Fee Related JP4435892B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 空気袋式入浴リフト |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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1999
- 1999-03-09 JP JP06161499A patent/JP4435892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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