JP4435380B2 - 配線基板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICチップを搭載するための配線基板に関し、特に、ICチップを搭載する主面に露出する接続端子と、裏面に露出する接続端子とを備える配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ICチップを搭載するための配線基板として、図7に部分拡大断面図を示す配線基板101が知られている。
この配線基板101は、主面102と裏面103を有する略板形状をなし、主面102側には図中に破線で示すICチップ181を、裏面103側には図中に破線で示すマザーボード191を接続することができる。
配線基板101は、5層の絶縁層(主面102側から主面側第2絶縁層105、主面側第1絶縁層107、コア絶縁層109、裏面側第1絶縁層111、及び裏面側第2絶縁層113)が積層され、これらの層間には、全部で4層の導体層(主面102側から主面側第2導体層115、主面側第1導体層117、裏面側第1導体層119、及び裏面側第2導体層121)が形成されている。
【0003】
このうち主面側第1絶縁層107には、これを貫通する主面側第1貫通孔123が多数形成され、その内部には、内周面に沿った形状の凹部を有する椀状の主面側ビア導体125がそれぞれ形成されている。同様に、裏面側第1絶縁層111にも、主面側第1貫通孔123と同径の裏面側第1貫通孔127が多数形成され、その内周面に沿った形状の凹部を有する椀状の裏面側ビア導体129が形成されている。
【0004】
主面側ビア導体125の一部のビア導体(図中左側に示す主面側ビア導体125)は、主面側第2絶縁層105に覆われ、主面側第1導体層117に接続すると共に、主面側第2導体層115のうち、主面側第2絶縁層105を貫通する主面側第2貫通孔131内に露出する主面側パッド133に配線135を介して接続している。また、主面側ビア導体125の一部のビア導体(図中右側に示す主面側ビア導体125)は、主面側第1導体層117に接続し、主面側第2絶縁層105の主面側第2貫通孔131内にそれ自体が露出している。これら主面側第2貫通孔131内に露出する主面側パッド133及び主面側ビア導体125は、いずれも、ICチップ181の接続端子183と対向する位置に配置された主面側接続端子である。
【0005】
一方、裏面側ビア導体129は、裏面側第2絶縁層113に覆われ、裏面側第2導体層121のうち、裏面側第2絶縁層113を貫通する裏面側第2貫通孔137内に露出する裏面側パッド139に配線141を介して接続している。この裏面側パッド139は、マザーボード191の接続端子193と対向する位置に配置された裏面側接続端子である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、ICチップ181の小型化に伴い、その接続端子183の間隔が狭小となることにより、配線基板101の主面側接続端子の間隔も小さくなっている。このため、隣り合う主面側ビア導体125や主面側パッド133との絶縁間隔を確保するために、主面側ビア導体125の外径、即ち主面側第1貫通孔123の径も小さくされている。また、主面側第1貫通孔123の大きさに合わせて、裏面側第1貫通孔127の径も同様に小さくされている。
【0007】
このように主面側第1貫通孔123及び裏面側第1貫通孔127の径が小さくなると、主面側第1絶縁層107及び裏面側第1絶縁層111に主面側第1貫通孔123及び裏面側第1貫通孔127を確実に形成することが困難となる。従って、配線基板101の製造時の歩留まりが低下する。また、主面側ビア導体125と主面側第1導体層117及び主面側第2導体層115との接続信頼性や、裏面側ビア導体129と裏面側第1導体層119及び裏面側第2導体層121との接続信頼性の低下も招いている。
【0008】
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであって、ICチップを搭載する主面に露出する接続端子と、裏面に露出する接続端子とを備える配線基板の製造方法について、配線基板の歩留まりとビア導体の接続信頼性を向上させることができる配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
なお、配線基板としては、主面及び裏面を有する略板形状をなす配線基板であって、上記主面に搭載するICチップの接続端子と対向して接続させるため上記主面に露出する主面側接続端子と、上記裏面に露出する裏面側接続端子と、上記主面側接続端子をなす主面側第1ビア導体と、上記裏面側接続端子に接続する裏面側ビア導体と、上記主面側第1ビア導体が内部に形成された主面側第1貫通孔を有する主面側絶縁層と、上記裏面側ビア導体が内部に形成された裏面側貫通孔を有する裏面側絶縁層と、を備え、上記主面側第1貫通孔よりも、上記裏面側貫通孔が径大である配線基板が挙げられる。
【0010】
ICチップの接続端子は、狭小なピッチで配置されているので、このような接続端子と対向して接続する配線基板の主面側接続端子も、同様に狭小なピッチで配置されている。従って、ビア導体自体が主面側接続端子でもある主面側第1ビア導体も、同様に狭小なピッチで配置されている。この場合、主面側第1ビア導体と隣接する他のビア導体との絶縁間隔や、主面側第1ビア導体と隣接する他の主面側接続端子との絶縁間隔を確保するため、主面側第1ビア導体の外径、即ち主面側第1貫通孔の径は、あまり大きくすることができない。
【0011】
これに対し、配線基板の裏面側接続端子と接続する裏面側ビア導体は、上記のようなICチップの接続端子との関係でピッチを狭くする制限を受けにくいので、十分広い間隔で裏面側ビア導体を配置しても問題を生じない。
そこで、この配線基板では、裏面側ビア導体の外径、即ち裏面側貫通孔の径を、主面側第1貫通孔の径とは異ならせて大きくしている。これにより、裏面側貫通孔については、より確実に裏面側絶縁層に形成することができ、歩留まりが高い。
従って、この配線基板は、主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔が形成されているので、その分、主面側第1貫通孔と裏面側貫通孔とが同径な従来の配線基板よりも、歩留まりを高くすることができるものである。また、裏面側貫通孔の内部に裏面側ビア導体も確実に形成されているので、裏面側ビア導体とこれと接続する配線等の導体層との接続信頼性も高い。
【0012】
さらに、上記の配線基板であって、前記主面側絶縁層は、前記ICチップ搭載の際にICチップに対応するIC対応部の周囲を形成するIC周囲部に、主面側第2ビア導体及びこの主面側第2ビア導体が内部に形成された主面側第2貫通孔を有し、前記主面側第1貫通孔よりも、上記主面側第2貫通孔が径大である配線基板とすると良い。
【0013】
上述したように、ビア導体自体が主面側接続端子でもある主面側第1ビア導体は、隣り合う主面側第1ビア導体同士等の絶縁間隔の問題から、その外径(主面側第1貫通孔の径)をあまり大きくすることができない。
一方、IC周囲部に形成された主面側第2ビア導体は、主面側第1ビア導体のようにピッチを狭くする制限を受けにくいので、十分広い間隔で配置することが可能である。
【0014】
そこで、この配線基板では、主面側第2ビア導体の外径、及びこれが形成された主面側第2貫通孔の径を、主面側第1ビア導体の外径及び主面側第1貫通孔の径よりも大きくしている。これにより、主面側第2貫通孔については、より確実に形成することができ、歩留まりが高い。
従って、この配線基板は、主面側第1貫通孔よりも径大な主面側第2貫通孔が形成されているので、その分、主面側第1貫通孔と主面側第2貫通孔とが同径な従来の配線基板よりも、歩留まりを高くすることができるものである。また、主面側第2貫通孔の内部に主面側第2ビア導体も確実に形成されているので、主面側第2ビア導体とこれと接続する配線等の導体層との接続信頼性も高い。
【0015】
前記課題に対する解決手段は、主面及び裏面を有する略板形状をなし、上記主面に搭載するICチップの接続端子と対向して接続させるため上記主面に露出する主面側接続端子と、上記裏面に露出する裏面側接続端子と、を備える配線基板の製造方法であって、主面側第1貫通孔を有する主面側絶縁層を形成する主面側絶縁層形成工程と、上記主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を有する裏面側絶縁層を形成する裏面側絶縁層形成工程と、上記主面側第1貫通孔内に、上記主面側接続端子をなす主面側第1ビア導体を形成する主面側ビア導体形成工程と、上記裏面側貫通孔内に、上記裏面側接続端子と接続する裏面側ビア導体を形成する裏面側ビア導体形成工程と、を備え、前記主面側ビア導体形成工程において、メッキにより、その表面側に平坦な端面を有する前記主面側第1ビア導体を形成し、前記裏面側ビア導体形成工程において、メッキにより、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記裏面側ビア導体を形成する配線基板の製造方法である。
【0016】
本発明では、裏面側絶縁層形成工程において、主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を形成するので、その際、この裏面側貫通孔については、より確実に形成することができ、配線基板の歩留まりを高くすることができる。さらに、裏面側貫通孔が確実に形成されると、裏面側ビア導体形成工程において、その内部に裏面側ビア導体を確実に形成することができるので、裏面側ビア導体とこれと接続する配線等の導体層との接続信頼性も高くすることができる。
従って、本発明の製造方法によれば、歩留まりが高く、裏面側ビア導体の接続信頼性の高い配線基板を製造することができる。
【0017】
【0018】
さらに、本発明では、主面側ビア導体形成工程において、メッキにより充填して表面側に平坦な端面を有する主面側第1ビア導体を形成する。また、裏面側ビア導体形成工程において、メッキにより充填して、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する裏面側ビア導体を形成する。
従って、主面側接続端子でもある主面側第1ビア導体の表面が平坦となっているので、配線基板にICチップを搭載する際に、ICチップの接続端子と主面側接続端子とを確実に接続させることができ、その接続信頼性を向上させることができる。
【0019】
これと共に、裏面側ビア導体は凹部を有するが、その深さが10μm以下の浅い凹部であるので、裏面側ビア導体を覆う絶縁層等を形成する際、凹部内にボイドを生じることなく、凹部内にも確実に絶縁層等を充填することができる。また、形成する絶縁層等の表面をより平坦にすることができる。
しかも、裏面側ビア導体をメッキで形成するにあたり、その表面側が平坦になるまで充填しないで、凹部を有する状態に留めているので、裏面側ビア導体を形成するためのメッキ時間を短縮することができる。
【0020】
また、他の解決手段は、主面及び裏面を有する略板形状をなし、上記主面に搭載するICチップの接続端子と対向して接続させるため上記主面に露出する主面側接続端子と、上記裏面に露出する裏面側接続端子と、を備える配線基板の製造方法であって、主面側第1貫通孔を有する主面側絶縁層を形成する主面側絶縁層形成工程と、上記主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を有する裏面側絶縁層を形成する裏面側絶縁層形成工程と、上記主面側第1貫通孔内に、上記主面側接続端子をなす主面側第1ビア導体を形成する主面側ビア導体形成工程と、上記裏面側貫通孔内に、上記裏面側接続端子と接続する裏面側ビア導体を形成する裏面側ビア導体形成工程と、を備え、前記主面側絶縁層形成工程において、前記主面側第1貫通孔の他、前記ICチップ搭載の際にICチップに対応するIC対応部の周囲を形成するIC周囲部に、上記主面側第1貫通孔よりも径大な主面側第2貫通孔を有する前記主面側絶縁層を形成し、前記主面側ビア導体形成工程において、前記主面側第1ビア導体の他、上記主面側第2貫通孔内に主面側第2ビア導体を形成し、前記主面側ビア導体形成工程において、メッキにより、その表面側に平坦な端面を有する前記主面側第1ビア導体を形成すると共に、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記主面側第2ビア導体を形成し、前記裏面側ビア導体形成工程において、メッキにより、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記裏面側ビア導体を形成する配線基板の製造方法である。
【0021】
本発明では、裏面側絶縁層形成工程において、主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を形成するので、その際、この裏面側貫通孔については、より確実に形成することができ、配線基板の歩留まりを高くすることができる。さらに、裏面側貫通孔が確実に形成されると、裏面側ビア導体形成工程において、その内部に裏面側ビア導体を確実に形成することができるので、裏面側ビア導体とこれと接続する配線等の導体層との接続信頼性も高くすることができる。
従って、本発明の製造方法によれば、歩留まりが高く、裏面側ビア導体の接続信頼性の高い配線基板を製造することができる。
さらに、本発明では、主面側絶縁層形成工程において、主面側第1貫通孔を形成すると共に、これよりも径大な主面側第2貫通孔を形成するので、その際、主面側第2貫通孔については、より確実に形成することができ、配線基板の歩留まりを高くすることができる。さらに、主面側第2貫通孔が確実に形成されると、主面側ビア導体形成工程において、その内部に主面側第2ビア導体を確実に形成することができるので、主面側第2ビア導体とこれと接続する配線等の導体層との接続信頼性も高くすることができる。
従って、本発明の製造方法によれば、歩留まりが高く、主面側第2ビア導体の接続信頼性の高い配線基板を製造することができる。
【0022】
【0023】
さらに、本発明では、主面側ビア導体形成工程において、メッキで充填して、表面側に平坦な端面を有する主面側第1ビア導体を形成すると共に、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する主面側第2ビア導体を形成する。また、裏面側ビア導体形成工程において、メッキで充填して、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する裏面側ビア導体を形成する。
従って、配線基板にICチップを搭載する際に、主面側接続端子(主面側第1ビア導体)とICチップの接続端子とを確実に接続させることができ、その接続信頼性を向上させることができる。
【0024】
これと共に、主面側第2ビア導体及び裏面側ビア導体は、いずれも凹部を有するが、その深さが10μm以下の浅い凹部であるので、主面側第2ビア導体を覆う絶縁層等あるいは裏面側ビア導体を覆う絶縁層等を形成する際、これらの凹部内にボイドを生じることなく、凹部内にも確実に絶縁層等を充填することができる。また、絶縁層等の表面をより平坦に形成することができる。
しかも、主面側第2ビア導体あるいは裏面側ビア導体をメッキで形成するにあたり、その表面側を平坦にせず、凹部を有する状態に留めているので、主面側第2ビア導体あるいは裏面側ビア導体を形成するためのメッキ時間を短縮することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施形態)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の配線基板1について、図1に主面2側から見た平面図を、図2に側面図を、図3に部分拡大断面図を示す。
この配線基板1は、主面2と裏面3を有する略板形状をなし、図2及び図3中に破線で示すICチップ81を主面2側に搭載すると共に、図2及び図3中に破線で示すマザーボード91を裏面3側に接続することができる。
配線基板1は、図1〜図3中に一点鎖線による境界で示すように、平面方向略中央に、ICチップ81を搭載の際にICチップ81に対応する部位、即ち、ICチップ81を配線基板1に垂直に投影した部分に相当するIC対応部5を有する。また、IC対応部5の周囲を形成する部位、即ち、配線基板1のうちIC対応部5以外の部分に相当するIC周囲部7を有する。
【0026】
配線基板1は、図3に示すように、エポキシ樹脂等からなる5層の樹脂絶縁層(主面2側から主面側第2絶縁層9、主面側第1絶縁層11、コア絶縁層13、裏面側第1絶縁層15、及び裏面側第2絶縁層17)が積層されている。そして、これらの絶縁層の層間には、全部で4層の導体層(主面2側から主面側第2導体層19、主面側第1導体層21、裏面側第1導体層23、及び裏面側第2導体層25)が形成されている。
【0027】
コア絶縁層13には、これを貫通するスルーホール導体(図示しない)が多数形成され、主面側第1導体層21と裏面側第2導体層23とにそれぞれ接続している。
主面側第1絶縁層11のうちIC対応部5には、これを貫通し、径が約85μmである主面側第1貫通孔27(図中右側)が多数形成されている。そして、その内部には、主面側第1導体層21と接続する主面側第1ビア導体29が形成されている。この主面側第1ビア導体29は、その表面に平坦な端面30を有するフィルドビア導体である。また、主面側ビア導体29は、主面側第2絶縁層9を貫通する主面側第3貫通孔31内にそれ自体が露出している。
【0028】
また、主面側第1絶縁層11のうちIC周囲部7には、これを貫通し、径が約95μmと上記主面側第1貫通孔27(径約85μm)よりも径大な主面側第2貫通孔33が多数形成されている。そして、その内部には、主面側第1導体層21と接続し、また、主面側第2導体層19のうち主面側第3貫通孔31内に露出する主面側パッド37に配線39を介して接続する主面側第2ビア導体35が形成されている。この主面側第2ビア導体35は、略中央に深さが10μm以下(本実施形態では8μm)の浅い凹部36を有する椀状ビア導体である。また、主面側第2ビア導体35は、主面側第2絶縁層9に覆われている。
これら主面側第3貫通孔31内に露出する主面側第1ビア導体29及び主面側パッド37は、いずれも、ICチップ81の接続端子83と対向する位置に配置された主面側接続端子41である。
【0029】
一方、裏面側第1絶縁層15には、これを貫通し、径が約100μmと主面側第1貫通孔27(径約85μm)よりも径大な裏面側第1貫通孔43が多数形成されている。そして、その内部には、裏面側第1導体層23と接続し、また、裏面側第2導体層25のうち裏面側第2絶縁層17を貫通する裏面側第2貫通孔47内に露出する裏面側パッド49に配線51を介して接続する裏面側ビア導体45が形成されている。この裏面側ビア導体45は、略中央に深さが10μm以下(本実施形態では9μm)の浅い凹部46を有する椀状ビア導体である。また、裏面側ビア導体45は、裏面側第2絶縁層17に覆われている。
なお、裏面側パッド49は、マザーボード91の接続端子93と対向する位置に配置された裏面側接続端子49である。
【0030】
この配線基板1の主面側接続端子41は、ICチップ81の狭小なピッチで配置された接続端子83に合わせて、約230μmと狭小なピッチで配置されている。従って、主面側接続端子41をなす主面側第1ビア導体29も、同様に狭小なピッチとなっている。このため、主面側第1ビア導体29は、隣り合う主面側第1ビア導体29や主面側パッド37との絶縁間隔を考慮して、主面側第1ビア導体29の外径(主面側第1貫通孔27の径)が、前記のように約85μmと小さくされている。
【0031】
これに対し、裏面側接続端子49と接続する裏面側ビア導体45や、主面側接続端子41(主面側パッド37)と配線39を介して接続する主面側第2ビア導体35は、主面側第1ビア導体29のようなピッチを狭くする制限を受けないので、十分に広い間隔でそれぞれ配置されている。従って、裏面側ビア導体45の外径(裏面側第1貫通孔43の径)及び主面側第2ビア導体35の外径(主面側第2貫通孔33の径)が、前記のように約95μmと大きくされている。
【0032】
よって、本実施形態の配線基板1は、主面側第1貫通孔27よりも径大な裏面側第1貫通孔43及び主面側第2貫通孔33が形成されているので、その分、歩留まりを高くすることができる。また、裏面側第1貫通孔43及び主面側第2貫通孔33が確実に形成され、その内部に裏面側ビア導体45及び主面側第2ビア導体35が確実に形成されている。このため、裏面側ビア導体45と接続する裏面側第1導体層23及び裏面側第2導体層25との接続信頼性や、主面側第2ビア導体35と接続する主面側第1導体層21及び主面側第2導体層19との接続信頼性が高い。
但し、後述するように、主面側第1貫通孔27と同じ現像処理によって、裏面側第1貫通孔43を精度良く形成し、また、同じ露光及び現像処理で主面側第2貫通孔33を精度良く形成するには、裏面側第1貫通孔43や主面側第2貫通孔33の径を、主面側第1貫通孔27の径の1.3倍以下とするのが好ましい。これらの径が1.3倍を超えると、径に応じてそれぞれに適する露光条件が異なり、あるいは現像速度が異なることから、両者に適する条件の選択が難しくなり、同時に処理するとバラツキが大きくなり易いためである。
【0033】
次いで、上記配線基板1の製造方法について、図4〜図6を参照しつつ説明する。
まず、図4に示すように、コア絶縁層13に主面側第1導体層21、裏面側第1導体層23及びスルーホール導体(図示しない)が形成された基板61を用意する。
この基板61は、公知の手法で製作することができる。即ち、両面に銅箔が張られたコア絶縁層13を用意し、所定の位置を穿孔する。そして、無電解メッキ及び電解メッキを順に施して、両面の銅箔上にメッキ層を形成すると共に、略筒状のスルーホール導体を形成する。その後、スルーホール導体内を樹脂で充填する。その後、両面のメッキ層上に所定パターンのエッチングレジスト層を形成し、このレジスト層から露出するメッキ層及び銅箔をエッチング除去して、所定パターンの主面側第1導体層21及び裏面側第1導体層23を形成すれば、上記基板61ができる。
【0034】
次に、第1絶縁層形成工程において、図5に示すように、上記基板61に、IC対応部5内に多数の主面側第1貫通孔27を有し、IC周囲部7内に多数の主面側第2貫通孔33を有する主面側第1絶縁層11を形成すると共に、多数の裏面側第1貫通孔43を有する裏面側第1絶縁層15を形成する。
【0035】
具体的には、基板61の両面に、感光性エポキシ樹脂等からなるシート状の未硬化樹脂を重ねて、加熱処理して半硬化させる。その後、主面側第1貫通孔27及び主面側第2貫通孔33に対応した第1のマスクを用いて、主面側の半硬化樹脂絶縁層を露光する。なお、主面側第1貫通孔27に対応するパターン径よりも主面側第2貫通孔33に対応するパターン径を大きくしておく。
【0036】
また、裏面側第1貫通孔43に対応した第2のマスクを用いて、裏面側の半硬化樹脂絶縁層を露光する。この第2のマスクの裏面側第1貫通孔43に対応するパターン径も、上記第1のマスクの主面側第1貫通孔27に対応するパターン径よりも大きくしておく。その後、主面側及び裏面側を同時に現像することによって、直径約85μmの主面側第1貫通孔27,直径約95μm第2貫通孔33、及び同じく直径約95μmの裏面側第1貫通孔43を形成する。
その後、基板61をさらに加熱処理し、両面の半硬化樹脂絶縁層を硬化させて、主面側第1絶縁層11及び裏面側第1絶縁層15を形成する。
【0037】
この工程で、主面側第2貫通孔33及び裏面側第1貫通孔43は、主面側第1貫通孔27よりもそれぞれ径を大きくしているので、主面側第1貫通孔27に合わせてすべての貫通孔の径を小さくするのに比して、これら主面側第2貫通孔33及び裏面側第1貫通孔43を確実に形成することができる。従って、配線基板1の歩留まりを向上させることができる。
【0038】
次に、ビア導体・導体層形成工程(主面側ビア導体形成工程及び裏面側ビア導体形成工程)において、図6に示すように、各主面側第1貫通孔27内に主面側第1ビア導体29を、各主面側第2貫通孔33内に主面側第2ビア導体35を、及び、各裏面側第1貫通孔43内に裏面側ビア導体45をぞれぞれ形成する。また、主面側第1絶縁層11上に主面側第1導体層19を、裏面側第1絶縁層15上に裏面側第2導体層25を形成する。
【0039】
具体的には、無電解メッキ及び電解メッキを順に施し、各主面側第1貫通孔27内に主面側第1ビア導体29を、各主面側第2貫通孔33内に主面側第2ビア導体35を、及び、各裏面側第1貫通孔43内に裏面側ビア導体45をぞれぞれ形成すると共に、主面側第1絶縁層11上及び裏面側第1絶縁層15上に、ぞれぞれメッキ層を形成する。
その際、電解メッキの反応条件を調整して、主面側第1貫通孔27内をメッキで充填し、主面側第1ビア導体29の表面が平坦な端面30となるようにする。これとと共に、主面側第2貫通孔33及び裏面側第1貫通孔43をメッキで充填し、主面側第2ビア導体35及び裏面側第2ビア導体45が、それらの略中央に深さが10μm以下(本実施形態では約8〜9μm)の浅い凹部36,46がそれぞれ形成されるようにする。
【0040】
その後、主面側第1絶縁層11上のメッキ層上に、所定パターンのエッチングレジスト層を形成し、このレジスト層から露出するメッキ層をエッチング除去して、主面側パッド37や配線39等を有する第1主面側導体層19を形成する。同様に、裏面側第1絶縁層15上のメッキ層上に、所定パターンのエッチングレジスト層を形成し、エッチングして、裏面側パッド49や配線51等を有する裏面側第2導体層25を形成する。
【0041】
本実施形態では、主面側第2貫通孔33及び裏面側第1貫通孔43の径を大きくした分、これらが確実に形成されているので、主面側第2ビア導体35及び裏面側ビア導体45も確実に形成することができる。よって、主面側第2ビア導体35と主面側第1導体層21及び主面側第2導体層19との接続信頼性、及び、裏面側ビア導体45と裏面側第1導体層23及び裏面側第2導体層25との接続信頼性を高くすることができる。
しかも、主面側第2ビア導体35及び裏面側ビア導体45の表面を平坦とせず、浅い凹部36,46を有する状態に留めているので、電解メッキのメッキ時間を短縮することができる。
【0042】
次に、第2絶縁層形成工程において、主面側第1絶縁層11上に、主面側第2ビア導体35を覆い、主面側第1ビア導体29及び主面側パッド37(主面側接続端子41)が露出する主面側第3貫通孔31を有する主面側第2絶縁層9を形成する(図3参照)。また、裏面側第1絶縁層11上に、裏面側ビア導体45を覆い、裏面側パッド(裏面側接続端子)49が露出する裏面側第2貫通孔47を有する裏面側第2絶縁層17を形成する。
【0043】
具体的には、主面側第1絶縁層11上及び裏面側第1絶縁層15上に、感光性エポキシ樹脂からなるシート状の未硬化樹脂を重ねて、加熱処理して半硬化させる。その後、主面側第3貫通孔31に対応したマスクを用いて、主面側の半硬化樹脂絶縁層を露光し、さらに現像する。また、裏面側第1貫通孔47に対応したマスクを用いて、裏面側の半硬化樹脂絶縁層を露光し、現像する。その後、さらに加熱処理をし、両面の半硬化樹脂絶縁層を硬化させて、主面側第2絶縁層9及び裏面側第2絶縁層17を形成する。
【0044】
その際、本実施形態では、主面側第2ビア導体35及び裏面側ビア導体45が、ぞれぞれ凹部36,46を有しているが、凹部36,46の深さが10μm以下と浅くなっているので、これらの凹部36,46内にボイドを生じることなく、主面側第2絶縁層9及び裏面側第2絶縁層17を形成することができる。また、これらの絶縁層を平坦性を高くすることができる。
【0045】
次に、Ni−Auメッキ層形成工程において、主面側第3貫通孔31内に露出する主面側接続端子41上、及び、裏面側第2貫通孔47内に露出する裏面側接続端子49上に、公知の手法によりNiメッキ層及びその上にAuメッキ層(図示しない)を形成する。これらのメッキ層は、主面側接続端子41及び裏面側接続端子49の酸化防止等のために形成する。
以上のようにして、本実施形態の配線基板1が完成する。
【0046】
このようにして製造された配線基板1は、主面側第1ビア導体29の表面が略平坦な端面30であるので、ICチップ81を搭載する際に、ICチップ81の接続端子83と主面側第1ビア導体29(主面側接続端子41)を確実に接続させることができる。
なお、必要に応じて、主面側接続端子41上や裏面側接続端子49上に、ハンダバンプを形成することもできる。即ち、バンプ形成工程において、主面側第3貫通孔31に対応したマスク、あるいは、裏面側第2貫通孔47に対応したマスクを用いて、主面側接続端子41上あるいは裏面側接続端子49上に、ハンダペーストを印刷し、これをリフローしてハンダバンプを形成する。
この際、主面側第1ビア導体29の端面30が、主面側パッド37と同様に略平坦であることから、これらの主面側接続端子41に同量のハンダペーストを印刷すれば、ほぼ同じ形状のハンダバンプを形成することができる。
【0047】
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、主面側第2貫通孔33は、いずれも主面側第1貫通孔27よりも径大としているが、すべての主面側第2貫通孔33を径大としなくても良い。一部の主面側第2貫通孔33が径大とされれば、径大とされた主面側第2貫通孔33については、より確実に形成することができ、その分、配線基板1の歩留まりを高くすることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る配線基板の主面側から見た平面図である。
【図2】 実施形態に係る配線基板の側面図である。
【図3】 実施形態に係る配線基板の部分拡大断面図である。
【図4】 実施形態に係る配線基板の製造方法のうち、コア絶縁層に主面側第1導体層及び裏面側第1導体層を形成した様子を示す説明図である。
【図5】 実施形態の係る配線基板の製造方法のうち、主面側第1絶縁層及び裏面側第1絶縁層を形成した様子を示す説明図である。
【図6】 実施形態の係る配線基板の製造方法のうち、主面側第1ビア導体、主面側第2ビア導体及び裏面側ビア導体等を形成した様子を示す説明図である。
【図7】 従来形態に係る配線基板の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 配線基板
2 主面
3 裏面
5 IC対応部
7 IC周囲部
11 主面側第1絶縁層
15 裏面側第1絶縁層
27 主面側第1貫通孔
29 主面側第1ビア導体
30 (主面側第1ビア導体の)端面
33 主面側第2貫通孔
35 主面側第2ビア導体
36 (主面側第2ビア導体の)凹部
37 主面側パッド
41 主面側接続端子
43 裏面側第1貫通孔
45 裏面側ビア導体
46 (裏面側ビア導体の)端面
49 裏面側パッド(裏面側接続端子)
81 ICチップ
83 (ICチップの)接続端子
Claims (2)
- 主面及び裏面を有する略板形状をなし、上記主面に搭載するICチップの接続端子と対向して接続させるため上記主面に露出する主面側接続端子と、上記裏面に露出する裏面側接続端子と、を備える配線基板の製造方法であって、
主面側第1貫通孔を有する主面側絶縁層を形成する主面側絶縁層形成工程と、
上記主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を有する裏面側絶縁層を形成する裏面側絶縁層形成工程と、
上記主面側第1貫通孔内に、上記主面側接続端子をなす主面側第1ビア導体を形成する主面側ビア導体形成工程と、
上記裏面側貫通孔内に、上記裏面側接続端子と接続する裏面側ビア導体を形成する裏面側ビア導体形成工程と、を備え、
前記主面側ビア導体形成工程において、メッキにより、その表面側に平坦な端面を有する前記主面側第1ビア導体を形成し、
前記裏面側ビア導体形成工程において、メッキにより、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記裏面側ビア導体を形成する
配線基板の製造方法。 - 主面及び裏面を有する略板形状をなし、上記主面に搭載するICチップの接続端子と対向して接続させるため上記主面に露出する主面側接続端子と、上記裏面に露出する裏面側接続端子と、を備える配線基板の製造方法であって、
主面側第1貫通孔を有する主面側絶縁層を形成する主面側絶縁層形成工程と、
上記主面側第1貫通孔よりも径大な裏面側貫通孔を有する裏面側絶縁層を形成する裏面側絶縁層形成工程と、
上記主面側第1貫通孔内に、上記主面側接続端子をなす主面側第1ビア導体を形成する主面側ビア導体形成工程と、
上記裏面側貫通孔内に、上記裏面側接続端子と接続する裏面側ビア導体を形成する裏面側ビア導体形成工程と、を備え、
前記主面側絶縁層形成工程において、前記主面側第1貫通孔の他、前記ICチップ搭載の際にICチップに対応するIC対応部の周囲を形成するIC周囲部に、上記主面側第1貫通孔よりも径大な主面側第2貫通孔を有する前記主面側絶縁層を形成し、
前記主面側ビア導体形成工程において、前記主面側第1ビア導体の他、上記主面側第2貫通孔内に主面側第2ビア導体を形成し、
前記主面側ビア導体形成工程において、メッキにより、その表面側に平坦な端面を有する前記主面側第1ビア導体を形成すると共に、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記主面側第2ビア導体を形成し、
前記裏面側ビア導体形成工程において、メッキにより、略中央に位置し深さが10μm以下の凹部を有する前記裏面側ビア導体を形成する
配線基板の製造方法。
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