JP4434657B2 - 車両用アンサーバック装置 - Google Patents

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本発明は、車両のドア錠に関する操作が行われると、ハザード制御用のランプを予め設定された報知制御時間だけ点滅させる車両用アンサーバック装置に関するものである。
従来、この種の車両用アンサーバック装置として、車両のドア錠に関する操作が可能な送信機と、この送信機から受信した認識信号に基づいてドアロック装置及びターンシグナルランプを制御するキーレスエントリ制御部と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。ドアロック装置は、乗員が車両外部からドア錠に鍵を挿入して回動したり、ドアの室内側の操作部を利用した手動操作が可能となっている。また、左右一対のターンシグナルランプは、車両走行時には方向指示器の役割を果たし、車両停止等に各ランプを同時に点滅させるハザード制御が可能となっている。
この車両用アンサーバック装置によれば、乗員が送信機を用いて、車両外部からドア錠の施錠操作または解錠操作を行うと、ドアロック装置により施錠動作または解錠動作が行われる。すなわち、乗員は、車両から離れた位置からドアのロック及びアンロックを行うことができる。そして、ドアロック装置の動作の後、ターンシグナルランプを報知制御時間だけ点滅させて、車両外部の乗員にドアがロックまたはアンロックされたことを認識させるようになっている。
特開2001−254545号公報
しかしながら、前記車両用アンサーバック装置では、ターンシグナルランプを使用してハザード制御を行っているときに、乗員が送信機を用いてドアの施錠操作または解錠操作を行うと、ハザード制御中に報知制御によるランプの点滅が割り込むこととなる。これにより、ハザード制御から報知制御、または、報知制御からハザード制御への切換時にランプの点滅のタイミングがずれると、ランプの点滅が不自然になり視認性が悪くなるという問題点がある。さらに、乗員は、ターンシグナルランプの点滅が、報知制御によるものであるのか、ハザード制御によるものであるのかを識別することができず、ドアの施錠または解錠を確認することができないという問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハザード制御中に車両のドア錠を遠隔操作した際に、ランプ点滅の視認性を向上させるとともに、ハザード制御と報知制御とを識別できるようにして、乗員が施錠または解錠を確実に認識することのできる車両用アンサーバック装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両のドア錠に関する操作が行われると、ハザード制御用のランプを予め設定された報知制御時間だけ点滅させる報知制御手段を有するアンサーバック装置において、ランプが点滅するハザード制御中に前記ドア錠に関する操作が行われると、予め設定された直前点灯禁止時間だけ前記ランプの点灯を禁止する直前点灯禁止制御手段を備え、前記報知制御手段は、前記直前点灯禁止時間が経過した後に、前記報知制御時間だけ該ランプを点滅させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ランプが点滅するハザード制御中に乗員によりドア錠に関する操作が行われると、直前点灯禁止時間だけランプの点灯が禁止される。これにより、ハザード制御中にランプが点滅している状態でドア錠に関する操作が行われると、直前点灯禁止時間だけランプの消灯状態が維持される。そして、直前点灯禁止時間が経過した後に、報知制御時間だけランプが点滅する。
従って、ハザード制御中にドア錠に関する操作が行われた際に、ランプの消灯維持状態前がハザード制御による点滅であり、ランプの消灯維持状態後が報知制御による点滅であることを乗員は認識することができる。また、ハザード制御中に報知制御が割り込んで、ランプの点滅タイミングがずれて視認性に悪影響を与えることもない。すなわち、乗員はハザード制御による点滅と、報知制御による点滅とを明確に識別して、車両のドアが施錠または解錠されたことを確実に認識することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用アンサーバック装置において、前記報知制御時間が経過した後に、予め設定された直後点灯禁止時間だけ前記ランプの点灯を禁止する直後点灯禁止制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、ハザード制御中にランプが点滅している状態でドア錠に関する操作が行われると、報知制御時間が経過した後に、直後点灯禁止時間だけランプの点灯が禁止される。これにより、ハザード制御中にランプが点滅している状態でドア錠に関する操作が行われると、報知制御時間だけランプが点滅した後、直後点灯禁止時間だけランプの消灯状態が維持され、ハザード制御へと復帰する。
従って、ハザード制御中にドア錠に関する操作が行われた際に、ランプが報知制御による点滅後に消灯維持状態となるので、報知制御からハザード制御へ復帰する際にも、ランプの点滅タイミングがずれて視認性に悪影響を与えることはない。また、乗員はハザード制御による点滅と、報知制御による点滅とをさらに明確に識別して、車両のドアが施錠または解錠されたことをさらに確実に認識することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用アンサーバック装置において、前記ドア錠に関する操作の後に前記点灯禁止制御手段により前記ランプの点灯を禁止してから前記報知制御手段を動作させる通常モードと、前記ドア錠に関する操作の後に前記点灯禁止制御手段の動作を省略して前記報知制御手段を動作させる禁止制限モードと、に切り換える制御切換手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、通常モードでは、報知制御手段が動作するので、ランプのハザード制御時に、乗員はハザード制御による点滅と、報知制御による点滅とを明確に識別することができる。また、禁止制限モードでは、点灯禁止制御手段が動作しないので、ドア錠に関する操作の後、速やかに報知制御によりランプが点滅する。従って、これらの動作を乗員の嗜好、ランプの制御状態等に応じて切り換えることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の車両用アンサーバック装置において、前記制御切換手段は、前記ランプがハザード制御の時に通常モードに切り換え、前記ランプがハザード制御以外の時に禁止制限モードに切り換えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の作用に加え、ランプのハザード制御と連動して、通常モードと禁止制限モードに自動的に切り換えることができ、実用に際して極めて有利である。
請求項5に記載の発明では、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用アンサーバック装置において、前記報知制御手段は、前記ドアの施錠の動作前に前記ランプの点滅制御を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項の作用に加え、ドアの施錠の動作前にランプが点滅する。ここで、ドアの施錠の動作後にランプが点滅する従来のものの場合、ランプが点滅するまでにタイムラグが生じ、ユーザはドアの施錠または解錠が正常に行われているのか不安になる。
従って、ドアの施錠の動作前にランプを点滅させることで、ユーザに不安感を与えることはないし、ドアの施錠が速やかに行われている印象を与えることができる。
このように、本発明によれば、ハザード制御中に車両のドア錠を遠隔操作した際に、乗員によるランプ点滅の視認性を向上させることができるし、乗員は、ハザード制御による点滅と報知制御による点滅とを明確に識別して、車両のドアが施錠または解錠されたことを確実に認識することができる。
図1から図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1は車両用アンサバック装置の概略構成ブロック図、図2は制御部の記憶部の構成ブロック図、図3は制御部の動作を示すフローチャート、図4はターンシグナルランプの点灯・消灯の状態を示すタイミングチャートである。
図1に示すように、この車両用アンサーバック装置1は、車両に備えられた電源CV、車載アンテナCA、車載ホーンCH、ドアロックモータDM、ドアスイッチDS、ターンシグナルランプTL等に接続し、送信ユニット2からの電波信号を車載アンテナCAにて受信すると、ドアロックモータDMを駆動するとともに、ハザード制御用のターンシグナルランプTLを報知制御時間だけ点滅させる。尚、送信ユニット2からの電波信号を受信した際に、車載ホーンCHを吹鳴させる設定とすることもできるようになっている。
ここで、送信ユニット2は、車両の使用者が携帯するキーレスエントリシステムのものであり、ロックボタン2a及びアンロックボタン2bを有する。これにより、車両の使用者は、車両から離れた場所で送信ユニット2を操作することができる。
車両用アンサバック装置1は、車載アンテナCAに接続するキーレス信号受信部11と、車載ホーンCHに接続するホーン駆動部12と、ドアロックモータDMに接続するモータ駆動部13と、ターンシグナルランプTLに接続するランプ駆動部14と、を有している。また、車両用アンサバック装置1は、車両のドアの開閉状態を検出するドアスイッチDSに接続するとともに、キーレス信号受信部11、ホーン駆動部12、モータ駆動部13、ランプ駆動部14とに接続される制御部15を有している。また、制御部15には、乗員のスイッチ操作に応じてターン動作状態信号、ハザード動作状態信号を制御部15に入力するターンシグナル・ハザードユニット16が接続されている。
ここで、簡単にキーレスエントリの機能を説明する。使用者によりロックボタン2aまたはアンロックボタン2bが押圧されると、送信ユニット2からキーレス信号が発せられる。そして、車載アンテナCAで受信されたキーレス信号は、キーレス信号受信部11にて所定の処理が施された後、制御部15に入力される。キーレス信号が制御部15に入力されると、制御部15はドアスイッチDSによりドアの開閉状態を検出する。そして、ドアが閉状態のときにロックボタン2aが押圧された場合は施錠する指令信号をモータ駆動部13に出力し、ドアが開状態のときにアンロックボタン2bが押圧された場合は解錠する指令信号をモータ駆動部13に出力するようになっている。これにより、車両の外部で使用者が送信ユニット2を操作することにより、車両のドアが施錠または解錠される。
図2に示すように、制御部15は、例えばROM、RAM等からなる記憶部15aと、例えばCPU等からなる演算部15bとを有している。記憶部15aには、報知制御プログラム101と、点灯禁止制御プログラム102と、制御切換プログラム103と、が記憶されている。点灯禁止制御プログラム102は、直前点灯禁止制御プログラム102aと、直後点灯禁止制御プログラム102bとを含むものである。すなわち、本実施形態においては、制御部15が、報知制御手段と、直前点灯禁止制御手段と、直後点灯禁止制御手段と、制御切換手段とをなしている。
報知制御プログラム101は、送信ユニット2により車両のドア錠に関する操作が行われると、ターンシグナルランプTLを予め設定された報知制御時間RTだけ点滅させるためのプログラムである。ここで、本実施形態においては、ターンシグナルランプTLは、同様の時間間隔で点灯・消灯を繰り返すことにより点滅する。また、ハザード制御時においても、報知制御時においても、同様の時間間隔で点灯・消灯を繰り返すように設定されている。また、ロック操作時における報知制御時間RTは、ターンシグナルランプTLが2回点灯する時間に設定され、アンロック操作時における報知制御時間LTは、ターンシグナルランプTLが1回点灯する時間に設定される。これにより、ドアが施錠されたのか、解錠されたのかを識別できるようになっている。
本実施形態においては、報知制御プログラム101は、ドアロックモータDMの駆動によりドアが施錠されてから、ターンシグナルランプTLの点滅制御を行うようになっている。尚、ドアの解錠時は、施錠時と同様にドアが解錠されてからターンシグナルランプTLの点滅制御を行ってもよいし、ターンシグナルランプTLを点滅させてからドアの解錠制御を行ってもよい。また、点灯禁止制御プログラム102は、このターンシグナルランプTLの報知制御の前後で、予め設定された点灯禁止時間LTだけターンシグナルランプTLの点灯を禁止するためのプログラムである。直前点灯禁止制御プログラム102aは、ドア錠に関する操作の後、予め設定された点灯禁止時間LT(直前点灯禁止時間)だけターンシグナルランプTLの点灯を禁止するためのプログラムである。また、直後点灯禁止制御プログラム102bは、報知制御時間RTの経過の後、点灯禁止時間LT(直後点灯禁止時間)だけターンシグナルランプTLの点灯を禁止するためのプログラムである。尚、本実施形態の直前点灯禁止時間と直後点灯禁止時間とは、ともに点灯禁止時間LTで同じ長さとなっている。
また、制御切換プログラム103は、点灯禁止制御プログラム102によりターンシグナルランプTLの点灯を禁止してから報知制御プログラム101を動作させる通常モードと、ドア錠に関する操作の後に点灯禁止制御プログラム102を動作を省略して報知制御プログラム101を動作させる禁止制限モードと、に切り換えるためのプログラムである。本実施形態においては、制御切換プログラム103は、ターンシグナルランプTLがハザード制御の時に通常モードに切り換え、ターンシグナルランプTLがハザード制御以外の時に禁止制限モードに切り換える。
以上のように構成された車両用アンサバック装置1の制御部15の動作を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、送信ユニット2のロックボタン2aまたはアンロックボタン2bが操作されて、送信ユニット2から発信されたキーレス信号を車載アンテナCAを介して受信したか否かを判別する(ステップS1)。ここで、キーレス信号が受信されていない場合は、ステップS1に戻り待機状態となる。
ステップS1にてキーレス信号を受信した場合は、ターンシグナルランプTLがハザード制御中か否かを判別する(ステップS2)。ここで、ハザード制御中、すなわちターンシグナル・ハザードユニット16よりハザード信号が制御部15に入力されている場合は、通常モードへ移行して、予め設定された点灯禁止時間LTだけターンシグナルランプTLの点灯を禁止する(ステップS3)。そして、点灯禁止時間LTの経過後、報知制御時間RTだけターンシグナルランプLTを点滅させる(ステップS4)。報知制御時間RTの経過後、再び点灯禁止時間LTだけターンシグナルランプTLの点灯を禁止する(ステップS5)。そして、ドアロックモータDMを動作させてドアの施錠または解錠を行って(ステップS6)、アンサバック制御を終了する。
また、ステップS2でハザード制御中でない場合は、報知制御時間RTだけターンシグナルランプLTを点滅させる(ステップS7)。この後、ステップS6へ進み、ドアロックモータDMを動作させて、アンサバック制御を終了する。
このように制御部15が動作した際の、ターンシグナルランプTLの点灯状態を図4を参照して説明する。尚、図4には、報知制御時にターンシグナルランプTLが2回点滅するドアの施錠時の状態を示している。
図4(a)に示すように、ハザード制御によりターンシグナルランプTLが点滅している状態で、送信ユニット2のロックボタン2aまたはアンロックボタン2bが操作されると、ターンシグナルランプTLは点灯禁止時間LTだけ消灯状態が維持される。そして、点灯禁止時間LTが経過した後に、報知制御時間RTだけ点滅する。この後、再び、点灯禁止時間LTだけ消灯維持状態となった後に、ハザード制御に復帰してターンシグナルランプTLが点滅する。
図4(b)に示すように、ハザード制御されておらずターンシグナルランプTLが消灯している状態で、送信ユニット2のロックボタン2aまたはアンロックボタン2bが操作されると、ターンシグナルランプTLは直ちに点滅を開始する。ターンシグナルランプTLが報知制御時間RTだけ点滅した後、再び消灯維持状態となる。
このように、本実施形態の車両用アンサバック装置1によれば、ハザード制御中にドア錠に関する操作が行われた際には、ターンシグナルランプTLの点灯禁止時間LTの消灯制御前がハザード制御による点滅であり、点灯禁止時間LTの消灯制御後が報知制御による点滅であることを乗員は認識することができる。また、ハザード制御中に報知制御が割り込んで、ターンシグナルランプTLの点滅時間がずれて視認性に悪影響を与えることもない。特に、報知制御後にも点灯禁止時間LTを設け、直ちにハザード制御が再開されないようにしたので、視認性を飛躍的に向上することができる。すなわち、乗員はハザード制御による点滅と、報知制御による点滅とを明確に識別して、車両のドアが施錠または解錠されたことを確実に認識することができる。
また、本実施形態の車両用アンサバック装置1によれば、通常モードでは、報知制御プログラム101が動作するので、ターンシグナルランプTLのハザード制御時に、乗員はハザード制御による点滅と、報知制御による点滅とを明確に識別することができる。また、禁止制限モードでは、点灯禁止制御プログラム102が動作しないので、ドア錠に関する操作の後、速やかに報知制御によりターンシグナルランプTLを点滅させることができる。特に、本実施形態においては、これらの動作を切り換える制御切換プログラム103の動作により、ターンシグナルランプTLのハザード制御と連動して、通常モードと禁止制限モードに自動的に切り換えることができ、実用に際して極めて有利である。
また、本実施形態の車両用アンサバック装置1によれば、ドアの施錠の動作前にターンシグナルランプTLを点滅させることで、ユーザに不安感を与えることはないし、ドアの施錠が速やかに行われている印象を与えることができる。従って、車両の商品性を向上することができる。すなわち、ドアの施錠の動作後にターンシグナルランプTLが点滅する従来のものの場合、ターンシグナルランプTLが点滅するまでにタイムラグが生じ、ユーザはドアの施錠が正常に行われているのか不安になり、商品力が低下することとなる。
尚、前記実施形態においては、ハザード制御時のみに、点灯禁止時間LTだけターンシグナルランプTLが消灯維持状態となるものを示したが、例えば、記憶部15aに、点灯禁止制御プログラム102、制御切換プログラム103等が記憶されていないもののように、ハザード制御でないときにも点灯禁止時間LTだけターンシグナルランプTLを消灯維持状態となるようにしてもよい。また、ハザード制御時の代わりに、ターンシグナル制御時に同様の制御を適用してもよい。
また、前記実施形態においては、ドアロックモータDMの動作の前に、報知制御を行うものを示したが、従来どおり報知制御の後にドアロックモータDMを動作させるものであってもよい。
また、前記実施形態においては、ハザード制御時か否かにより通常モードと禁止制限モードとに切り換えるものを示したが、乗員が手動により各モードに切り換えるようにしてもよい。この場合は、乗員の嗜好に応じて、制御を変更することができる。
また、前記実施形態においては、施錠時、解錠時のいずれであってもアンサバック制御が行われるものを示したが、施錠時のみアンサバック制御が行われるものであってもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す車両用アンサバック装置の概略構成ブロック図である。 制御部の記憶部の構成ブロック図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 ターンシグナルランプの点灯・消灯の状態を示すタイミングチャートであって、(a)はハザード制御の時に報知制御が行われる場合、(b)はハザード制御以外の時に報知制御が行われる場合のものである。
符号の説明
1 車両用アンサバック装置
2 送信ユニット
2a ロックボタン
2b アンロックボタン
11 キーレス信号受信部
13 モータ駆動部
14 ランプ駆動部
15 制御部
15a 記憶部
15b 演算部
101 報知制御プログラム
102 点灯禁止制御プログラム
103 制御切換プログラム
CA 車載アンテナ
DM ドアロックモータ
DS ドアスイッチ
LT 点灯禁止時間
RT 報知制御時間
TL ターンシグナルランプ

Claims (5)

  1. 車両のドア錠に関する操作が行われると、ハザード制御用のランプを予め設定された報知制御時間だけ点滅させる報知制御手段を有するアンサーバック装置において、
    ランプが点滅するハザード制御中に前記ドア錠に関する操作が行われると、予め設定された直前点灯禁止時間だけ前記ランプの点灯を禁止する直前点灯禁止制御手段を備え、
    前記報知制御手段は、前記直前点灯禁止時間が経過した後に、前記報知制御時間だけ該ランプを点滅させることを特徴とする車両用アンサーバック装置。
  2. 前記報知制御時間が経過した後に、予め設定された直後点灯禁止時間だけ前記ランプの点灯を禁止する直後点灯禁止制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アンサーバック装置。
  3. 前記ドア錠に関する操作の後に前記点灯禁止制御手段により前記ランプの点灯を禁止してから前記報知制御手段を動作させる通常モードと、前記ドア錠に関する操作の後に前記点灯禁止制御手段の動作を省略して前記報知制御手段を動作させる禁止制限モードと、に切り換える制御切換手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用アンサーバック装置。
  4. 前記制御切換手段は、前記ランプがハザード制御の時に通常モードに切り換え、前記ランプがハザード制御以外の時に禁止制限モードに切り換えることを特徴とする請求項3に記載の車両用アンサーバック装置。
  5. 前記報知制御手段は、前記ドアの施錠の動作前に前記ランプの点滅制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用アンサーバック装置。
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