JP4429890B2 - ガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤ - Google Patents

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本発明は、ガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤに関し、特に軟質で長尺のコンジットケーブルを使用して溶接する場合においても、ワイヤ送給性が良好でアークが安定し、チップ摩耗が少なく、かつ、ヒュームおよびスパッタ発生量が少ないなど溶接作業性に優れたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに関する。
一般にガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤは、図1(b)、(c)に示すように鋼製外皮1内にフラックス2を充填し、合わせ目3を有する断面構造のシームタイプのフラックス入りワイヤと図1(a)に示す断面構造のシームレスタイプのフラックス入りワイヤの細径(0.8〜1.6mm)が多く使用されている。
図1(b)、(c)のシームタイプのフラックス入りワイヤは、合わせ目3を有することから、ワイヤ表面に銅めっきを施すことができず、また、湿式伸線で縮径することができない。したがって、潤滑剤として金属石鹸等を用い乾式伸線で縮径した後ワイヤ表面の潤滑剤を除去する工程(ベーキング処理)が必要で、銅めっき処理工程は省略できるものの煩雑な作業を要する。
前記ベーキング処理なしで十分な溶接作業性を得る技術として、例えば特開平5−23731号公報(特許文献1)に、ポリ四弗化エチレン、二硫化モリブデン、グラファイト、マイカ、セリサイトおよびタルクを適量含む固体潤滑剤で乾式伸線しワイヤ表面に前記潤滑剤を適量付着するフラックス入りワイヤが開示されている。
しかし、前述のフラックス入りワイヤを用いて溶接した場合、コンジットケーブルに内包されたコンジットチューブ内の摩擦によってワイヤ表面の固体潤滑剤が剥がれ、長時間溶接しているとコンジットチューブ内に固体潤滑剤が蓄積されて送給抵抗が大きくなり、ワイヤ送給性が悪くなってアークが不安定になる。また、ワイヤ表面に銅めっきが施されてなく、乾式伸線で縮径しているのでワイヤ表面の粗さが大きいので、チップがワイヤとの摩擦で消耗しさらにアークが不安定になる。
一方、図1(a)に示すシームレスタイプのフラックス入りワイヤは、ワイヤ表面に銅めっきが施されているのでチップ摩耗が少なくアークが安定する。前記銅めっきを有するワイヤの送給性を良好とするために、例えば特開昭61−27198号公報(特許文献2)にワイヤ表面に平均粒径50〜750μmのショットを用いて凹部を付与、特開平8−99188号公報(特許文献3)にはワイヤ表面に凹部および縦溝を有し、さらに特開平10−249576号公報(特許文献4)には、ワイヤ表面粗度Raを0.1〜0.3μmとし、いずれもワイヤ表面の凹部に固体潤滑剤や液体潤滑剤を保有する技術が開示されている。
しかし、前述の銅めっきワイヤを用いて長時間溶接した場合、コンジットチューブ内の摩擦によってワイヤ表面凹部の角の銅めっきが剥がれ、長時間溶接しているとコンジットチューブ内に銅くずが固体潤滑剤とともに蓄積され送給抵抗が大きくなり、ワイヤ送給性が悪くなってアークが不安定になる。さらに、ヒュームおよびスパッタ発生量が多く溶接作業性が悪いという問題が生じて満足できるものではない。
特開平5−23731号公報 特開昭61−27198号公報 特開平8−99188号公報 特開平10−249576号公報
この発明は、軟質で長尺のコンジットケーブルを使用して溶接する場合においても、ワイヤ送給性が良好でチップ摩耗も少なくアークが安定し、さらにヒュームおよびスパッタ発生量が少なく溶接作業性に優れたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨とするところは、鋼製外皮にフラックスを充填してなるガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤにおいて、該鋼製外皮は質量%で、C:0.03%以下、Mn:0.15〜0.60%、Al:0.02〜0.06%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ、ワイヤ表面にワイヤ10kg当たり二硫化モリブデンを0.003〜0.55g、レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンを0.008〜0.13g含み残部は潤滑油からなる潤滑剤を合計で0.5〜2.5g有し、ワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算術平均粗さRaが0.04〜0.12μmであること特徴とするガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤにある。
本発明のガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤによれば、長尺のコンジットケーブルを使用して溶接する場合においても、送給ローラでスリップがなく、かつ摩擦抵抗が少なくワイヤ送給性が良好でチップ摩耗も少なくアークが安定した溶接が可能となり、また、ヒュームおよびスパッタ発生量が少ないなど溶接作業性も良好となる。
本発明者等は、前記課題を解決するために鋼製外皮成分およびワイヤ表面に塗布する送給潤滑剤について種々検討した。
その結果、鋼製外皮のC、MnおよびAl量を限定することにより、ワイヤ送給性を損なうことなくヒュームおよびスパッタ発生量を抑制でき、ワイヤ表面に銅めっきを施すとともに均一に、微粒の二硫化モリブデンおよび潤滑油を適量塗布することによって、長尺のコンジットケーブルを使用して溶接する場合においてもワイヤ送給性が良好で、チップ摩耗も極めて少なくなることを見出した。この詳細を以下に説明する。
まず、鋼製外皮のCは、溶接時のヒューム発生量を抑制する効果がある。Cが0.03質量%(以下、%という。)を超えるとヒューム発生量が多くなる。
Mnは、ヒューム発生量を抑制するためにC量を低くしたことに起因する鋼製外皮の軟化を抑えてワイヤの剛性を大きくし、ワイヤ送給性を良好にする。Mnが0.15%未満であるとワイヤの剛性が小さく、溶接時にコンジットチューブ内での送給抵抗が大きくなりワイヤ送給性が悪くなる。また、Mnが0.60%を超えるとワイヤの剛性が大きくなりすぎてチップ摩耗量が多くなる。
Alは、溶滴を小さくしてスパッタ発生量を抑制する効果がある。Alが0.02%未満であるとスパッタ低減効果は得られず、Alが0.06%を超えると逆に溶滴が大きくなってスパッタ発生量が多くなる。
その他の鋼製外皮成分はFeおよび不可避的不純物であるが、Siは0.05%以下、Pは0.025%以下、Sは0.015%以下およびNは0.008%以下の範囲で添加できる。
次に、ワイヤ表面に塗布する潤滑剤は、ワイヤ10kg当たり二硫化モリブデンを0.003〜0.55g、レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンを0.008〜0.13g含み残部は潤滑油からなる潤滑剤を合計で0.5〜2.5g(以下、g/10kgWという。)とする。
二硫化モリブデンは、コンジットチューブ内で送給抵抗を抑制してワイヤ送給性を良好にする。また、チップとの摩擦抵抗を低減してチップ摩耗を抑制する。潤滑剤中の二硫化モリブデンが0.003g/10kgW未満であると、コンジットチューブ内で送給抵抗が大きくなりワイヤ送給性が不良となる。また、チップとの摩擦抵抗が大きくなってチップの摩耗が激しくなる。逆に、潤滑剤中の二硫化モリブデンが0.55g/10kgWを超えると、アークが不安定になってスパッタ発生量が多くなる。なお、二硫化モリブデンの粒径は1.0μm以下であることがワイヤ送給性および耐チップ摩耗性から好ましい。
レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンは、後述する潤滑油と共存することによりワイヤ表面の二硫化モリブデンを均一に分散させる作用とチップ部での通電性を良好にする作用を有する。潤滑剤中のレシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンが0.008/10kgW未満であると、ワイヤ表面の二硫化モリブデンが均一に付着せず、コンジットチューブ内で送給抵抗が大きくなる部分がありワイヤ送給性が不良になる。また、チップで摩擦抵抗が大きくなる部分がありチップ摩耗が大きくなる。さらに、チップ部での通電性が不良となり、アークが不安定になる。逆に、潤滑剤中のレシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンが0.13g/10kgWを超えると、スパッタ発生量が多くなる。
本発明にいうレシチンおよびフォスファチジルエタノールアミンとは、レシチンおよびフォスファチジルエタノールアミンを95%程度含有する粉末状のもの、レシチンおよびフォスファチジルエタノールアミンを65%および大豆油などの植物油を35%程度含有するペースト状のものなどがあり、いずれも使用することができ、中でも大豆油から得られるレシチンが好ましい。
潤滑剤中の潤滑油は、ワイヤ表面に皮膜を有し、ワイヤ送給時に二硫化モリブデンの潤滑作用を補完しワイヤ送給性を向上させるとともに耐錆性を向上させる。潤滑油は、動植物油、鉱物油あるいは合成油の何れでもよい。動植物油としてはパーム油、菜種油、ひまし油、豚油、牛油、魚油等を、鉱物油としてはマシン油、タービン油、スピンドル油等を用いることができる。合成油としては炭化水素系、エステル系、ポリグリコール系、ポリフェノール系、シリコーン系、フロロカーボン系を用いることができる。潤滑油中にはさらに潤滑性能を向上させるため、各種の脂肪酸をはじめとする油性剤やりん系、ハロゲン系、イオウ系の極圧添加剤を加えても良く、また、潤滑油の酸化を防ぐための添加剤(酸化防止剤)を加えてもよい。
ワイヤ表面に含む潤滑剤は、前記二硫化モリブデン、レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンおよび潤滑油の合計で0.5〜2.5g/10kgWとする。潤滑剤の合計量が0.5g/10kgW未満であると、コンジットチューブ内で送給抵抗が大きくなりワイヤ送給性が不良となる。逆に、2.5g/10kgWを超えると、送給ローラ部でワイヤがスリップしてアークが不安定になる。また、ヒューム発生量も多くなる。
ワイヤ表面の銅めっきは、コンジットチューブ内での摩擦抵抗を低減するとともにチップ先端での通電性を良好にしアークを安定させる。さらに、長時間溶接してもチップ摩耗が極めて少なく安定したアークを持続させることができる。しかし、JIS B0601−1994で規定されるワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算出平均粗さRaが0.12μmを超えると、コンジットチューブ内の摩擦によってワイヤ表面の銅めっきが剥がれ、長時間溶接しているとコンジットチューブ内に銅くずが蓄積され送給抵抗が大きくなり、ワイヤ送給性が悪くなってアークが不安定になる。
また、長時間溶接でチップの摩耗量が多くなってアークが不安定となる。銅めっきは通電性、潤滑性およびチップの耐摩耗性を向上させるとともに防錆性向上の効果も有する。めっき厚は、0.3〜1.2μm程度が好ましい。
なお、ワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算出平均粗さRaが0.04μm未満であると、銅めっきの剥離は生じないがワイヤ送給装置の送給ローラ部でワイヤがスリップしてアークが不安定になる。
以下、本発明の効果を実施例により具体的に説明する。
表1に示す鋼製外皮を用いて、表2に示すフラックスを充填率13%として銅めっきを施し、1.2mm径まで伸線して、ワイヤ表面に表3に示す潤滑剤を塗布した各種フラックス入りワイヤを試作してスプール巻きワイヤとした。なお、ワイヤの断面構造は、全て図1(a)に示すシームレスタイプとした。
Figure 0004429890
Figure 0004429890
Figure 0004429890
各試作ワイヤにつきワイヤ送給性、チップ摩耗量、ヒュームおよびスパッタ発生量を調査した。ワイヤ送給性および耐チップ摩耗性の評価は、図2に示す装置を用いて行った。図2において送給機4にセットされたスプール巻きワイヤ5は、送給ローラ6により引き出され、コンジットケーブル7に内包されたコンジットチューブを経てその先端のトーチ8からチップ9まで送給される。そしてチップ9と鋼板10との間でビードオンプレート溶接を行う。コンジットケーブル7は6m長さで、送給抵抗を与えるために75mm径のループを2つ形成した屈曲部11を設けた。送給機4には送給ローラの周速度Vr(設定ワイヤ速度)の検知器(図示せず)、ワイヤの実速度Vw検出器12を備えている。
ワイヤ送給性評価指標のスリップ率SLは、SL=(Vr−Vw)/Vr×100で表される。また、送給ローラ6の部分に設けられたロードセル13によりワイヤ送給時にワイヤがコンジットチューブから受ける反力を送給抵抗Rとして検出した。溶接は表4に示す溶接条件で30分溶接し、スリップ率SLと送給抵抗Rを測定して平均値を求めた。スリップ率が10%以下で送給抵抗が6kgf以下の場合にワイヤ送給性良好と判定した。また、チップの摩耗量は、試作ワイヤ毎に新しい市販のチップ(内径1.4mm)を用いて溶接終了後最も摩耗の大きい箇所の内径を測定した、チップ摩耗量の評価は、摩耗量が0.1mm以下を良好として評価した。
Figure 0004429890
ヒューム発生量はJIS Z3930に準じて5回測定した平均値を求めた。ヒューム発生量が600mg/min以下を良好とした。
スパッタ発生量は、銅製の捕集箱を用いて、ビードオンプレート溶接により表4の溶接条件で5回溶接(1回の溶接時間1.5min)して捕集したスパッタ発生量を1分間の発生量に換算した。スパッタ発生量は1g/min以下でアークが安定して作業性が良好である。それらの結果を表5にまとめて示す。
Figure 0004429890
表5中、ワイヤNo.1〜が本発明例、ワイヤNo.14は比較例である。
本発明例であるワイヤNo.1〜7は、使用した鋼製外皮W1〜W5のC、Mn、Alが適正で、ワイヤ表面に銅めっきが施され、塗布された潤滑剤中の二硫化モリブデン、レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンおよび潤滑油を含む潤滑剤合計量が適正であるので、スリップ率SLおよび送給抵抗Rが低くワイヤ送給性が良好でアークが安定し、チップ摩耗量が少なく、さらに、ヒュームおよびスパッタ発生量も少なく作業性が良好であるなど極めて満足な結果であった。
比較例中ワイヤNo.8は、使用した鋼製外皮W6のCが高いので、ヒューム発生量が多くなった。また、ワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算出平均粗さRaが大きいので、送給抵抗Rが大きく、チップの摩耗量が多くなってアークが不安定となった。
ワイヤNo.9は、使用した鋼製外皮W7のMnが高いので、ワイヤの剛性が大きくチップ摩耗量が多くなった。また、ワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算出平均粗さRaが小さいので、スリップ率SLが高くアークが不安定になった。
ワイヤNo.10は、使用した鋼製外皮W8のMnが低いので、ワイヤの剛性が小さく送給抵抗Rが大きくなりワイヤ送給性が悪くなった。また、ワイヤ表面に塗布した二硫化モリブデンが多いので、スパッタ発生量が多くなった。
ワイヤNo.11は、使用した鋼製外皮W9のAlが高いので、大粒のスパッタ発生量が多くなった。また、ワイヤ表面に塗布した潤滑剤合計量が少ないので、送給抵抗Rが大きくワイヤ送給性が不良でアークもやや不安定であった。
ワイヤNo.12は、使用した鋼製外皮W10のAlが低いので、スパッタ発生量が多くなった。また、ワイヤ表面に塗布した二硫化モリブデンが少ないので、送給抵抗Rが大きくなりワイヤ送給性が不良でチップ摩耗量も多くなってアークがやや不安定であった。 ワイヤNo.13は、ワイヤ表面に塗布したレシチンが多いので、スパッタ発生量が多くなった。また、ワイヤ表面に塗布した潤滑剤合計量が多いので、スリップ率SLが高くアークが不安定になり、ヒューム発生量も多くなった。
ワイヤNo.14は、ワイヤ表面にめっきが施されていないので、ワイヤ送給抵抗Rが大きく、チップ摩耗量も多くなってアークが不安定であった。
[図面の簡単な説明]
フラックス入りワイヤの断面構造例を示した模式図である。 本発明の実施例におけるワイヤ送給性試験の装置を示す図である。
符号の説明
1 鋼製外皮部
2 フラックス
3 鋼製外皮部の合わせ目
4 送給機
5 スプール巻きワイヤ
6 送給ローラ
7 コンジットケーブル
8 トーチ
9 チップ
10 鋼板
11 コンジットケーブルの屈曲部
12 ワイヤの実速度検出器
13 ロードセル


特許出願人 日鐵住金溶接工業株式会社
代理人 弁理士 椎 名 彊 他1


Claims (1)

  1. 鋼製外皮にフラックスを充填してなるガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤにおいて、該鋼製外皮は質量%で、C:0.03%以下、Mn:0.15〜0.60%、Al:0.02〜0.06%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ、ワイヤ表面にワイヤ10kg当たり二硫化モリブデンを0.003〜0.55g、レシチン及び/又はフォスファチジルエタノールアミンを0.008〜0.13g含み残部は潤滑油からなる潤滑剤を合計で0.5〜2.5g有し、ワイヤ表面長手方向に対して30°方向を測定した表面粗さの算術平均粗さRaが0.04〜0.12μmであることを特徴とするガスシールドアーク溶接用銅めっきフラックス入りワイヤ。
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