JP4427646B2 - 光接続手段を備えた光デバイス及びその製造方法 - Google Patents
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Description
しかし、光学素子及び光ピンは非常に小さく、そのような光学素子に光ピンを配設するためのハンドリング作業は容易ではない。しかも、光学素子と光ピンとが正確に調芯されて取り付けられていないと光の損失が顕著となる。
さらに、光ファイバの先端を45°にカットすることやカット面を精密な平面に形成することも実際上は簡単ではない。
また、本発明はそのような光接続手段を備えた光デバイスを提供することを目的とする。
具体的には、従来、その製造が困難であり、且つ光学素子への取り付けといったハンドリングにも問題があった光ファイバの加工による光ピンを、フォトマスク転写を用いた自己形成光導波路による光配線とすることによって安価で、簡易かつ機能的な光接続手段を備えた光デバイスを提供することを目的とする。
直角プリズムの底辺部にフォトマスクを設けることによりフォトマスクを簡単に45°に配置することができる。
また、本発明に係る光接続手段を備えた光デバイス及びその製造方法によれば、自己形成光導波路の端部に極めて簡単に精度の高い45°反射面を形成することができるという効果がある。
さらに、本発明に係る光接続手段を備えた光デバイス及びその製造方法によれば、ミラー等の光学素子の削減、安価な素材、スルーホール等既存技術を利用できることによるコスト面での利点がある。そのため利用範囲のさらなる拡大が期待できるという効果がある。
初めに、図4に示すように、VCSELやPD等の光学素子10が実装された基板1上に所定の形状の開口部25を備えたフォトマスク20を基板1に対して45°の角度で、且つ開口部25が光学素子10の真上に位置するようにして配置する(ステップS1)。本実施形態では、図11に示すように、フォトマスク20は直角プリズム30の底辺部31に設けられている。すなわち、フォトマスク20は、ガラス基板21の表面に、照射された光が透過しないようにメタルコーティングされた遮蔽面部の所定箇所に所定の形状を有する開口部25を備えて形成されている。そして、このフォトマスク20が直角プリズム30の底辺部31に接着剤等によって接着されている。
また、図10に示すように、開口部25をいくつか並列に配置することによってアレイ状の自己形成光導波路を形成することができる。
未硬化の光感光性媒質40が除去されたらフォトマスク20を取り外す(ステップS5)。これにより、光学素子10上に自己形成光導波路50の先端部に45°の傾斜角を有する反射面55を備えた光接続手段を直接設けることができる(図8参照)。尚、フォトマスク20の開口部25の光感光性媒質40側に予め離型材を塗布しておくことにより開口部25と自己形成光導波路50の45°面との剥離を容易に行わせることができる。その他、自己形成光導波路50と光学素子10との接続部分にさらに固定用の樹脂を流し込んで固めることにより自己形成光導波路50が光学素子10から剥離するのを防止することができる。
10 光学素子
20 フォトマスク
25 開口部
21 ガラス基板
30 直角プリズム
31 底辺部
33a 辺部
33b 辺部
40 光感光性媒質
50 自己形成光導波路
55 反射面
Claims (6)
- 基板上に実装された発光素子又は受光素子上に所定形状の開口部を備えたフォトマスクを前記基板に対して45°の角度で、且つ前記開口部が前記発光素子又は受光素子の真上に位置するように配置する工程と、
前記基板と前記フォトマスクとの間に光の照射によって硬化する光感光性媒質を充填する工程と、
前記フォトマスクの上方から光を照射して前記フォトマスクの開口部を透過する光によって前記光感光性媒質を硬化させて自己形成光導波路を形成する工程と、
未硬化の光感光性媒質を除去する工程と、そして、
前記フォトマスクを取り外すことにより前記自己形成光導波路の先端部に45°の傾斜角を有する反射面を出現させる工程と、
を備えて構成されてなる光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。 - 請求項1に記載の光接続手段を備えた光デバイスの製造方法において、
前記フォトマスクは直角プリズムの底辺部に設けられていることを特徴とする光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。 - 請求項2に記載の光接続手段を備えた光デバイスの製造方法において、
フォトマスクが設けられた前記直角プリズムの底辺部を前記発光素子又は受光素子に対向させ、他の辺部のいずれか一方を前記基板に対して平行となるように配置することにより前記フォトマスクを前記基板に対して45°の角度で配置させることを特徴とする光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。 - 請求項2又は3に記載の光接続手段を備えた光デバイスの製造方法において、
前記光感光性媒質と前記プリズムの屈折率差は、入射された光がその境界面で屈折又は拡散することなく直進可能な屈折率差であることを特徴とする光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の光接続手段を備えた光デバイスの製造方法において、
前記光感光性媒質は紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化樹脂であり、照射する光が紫外光であることを特徴とする光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の光接続手段を備えた光デバイスの製造方法において、
前記フォトマスクの開口部を複数設けることによりアレイ状の自己形成光導波路を形成させることを特徴とする光接続手段を備えた光デバイスの製造方法。
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