JP4424085B2 - 光ファイバ接続器 - Google Patents

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Description

本発明は、裸ファイバ部の周囲に被覆部を形成してなる光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器に関するものである。
光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この文献に記載の光ファイバ接続器は、光ファイバを位置決め調心するためのV溝を有するベースと、V溝と対向する領域に形成され光ファイバを保持するためのファイバ保持溝を有する蓋体と、これらのベースと蓋体とを内挿して互いに圧接させる圧接力を付与するC型バネとを備えている。
特開平9−61655号公報
上記の光ファイバ接続器では、ベースのV溝は、光ファイバの裸ファイバ部を位置決めする接続部と、光ファイバの被覆部を位置決めする被覆支持部とからなっている。このため、光ファイバの被覆部を除去して裸ファイバ部を露出させ、更に裸ファイバ部の端面をカットする必要がある。従って、光ファイバ同士を接続するための作業工数が多くなる。また、光ファイバの被覆部の除去や裸ファイバ部の端面カットを行うための高価な専用工具が必要となる。そのような事から、光ファイバの裸ファイバ部を露出させることなく、光ファイバ同士を接続することが強く望まれている。
しかし、光ファイバでは、一般に裸ファイバ部の寸法バラツキに対して被覆部の寸法バラツキが大きい。また、光ファイバには、裸ファイバ部の中心と被覆部の中心とが一致しない、いわゆる裸ファイバ部の偏心が生じているものもある。このため、先端部の裸ファイバ部が被覆部で覆われている光ファイバ同士を、例えばV溝において突き合わせたときには、各裸ファイバ部の中心軸が大きくずれることがあり、この場合には光ファイバの接続損失が増大してしまう。
本発明の目的は、裸ファイバ部を露出させずに光ファイバ同士を接続する場合でも、光ファイバの接続損失を低減することができる光ファイバ接続器を提供することである。
また、本発明は、裸ファイバ部の周囲に被覆部を形成してなる光ファイバと、光ファイバを保持するファイバ保持部材とを備え、少なくとも1対の光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器であって、ファイバ保持部材は、光ファイバを位置決めするためのファイバ溝が設けられた基部と、ファイバ溝に配置された光ファイバを基部に対して押さえ付ける押さえ部とを有し、ファイバ溝は、基部の一端部に形成された被覆変形用溝部と、被覆変形用溝部に対して基部の他端側に形成され、被覆変形用溝部よりも大きい深さ及び幅をもった被覆保持用溝部とを有し、押さえ部における被覆保持用溝部に対応する部位には被覆押さえ用溝が設けられており、被覆変形用溝部と押さえ部の押付面における被覆変形用溝部に対応する部分とは、光ファイバの先端部に形成された被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部を構成しており、先端被覆位置決め部は、光ファイバの先端部に形成された被覆部の外周全体を先端被覆位置決め部に沿った形状に圧縮変形させることを特徴とするものである。
このような光ファイバ接続器を用いて、光ファイバ同士の接続を行う場合は、光ファイバをファイバ保持部材に保持・固定した状態の光ファイバ接続器を2組用意し、これらの光ファイバ接続器を対向させて各光ファイバ同士を突き合わせる。このとき、ファイバ保持部材には、光ファイバの先端部に形成された被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部が設けられているので、裸ファイバ部の偏心(被覆部の偏肉)が大きい場合でも、被覆部の圧縮変形によって被覆部の偏肉の絶対値が小さくなっている。そして、裸ファイバ部は、被覆部の圧縮変形に伴って位置決めされた状態になっている。これにより、各光ファイバ同士を突き合わせたときには、対向する光ファイバの各裸ファイバ部の中心軸ズレが低減されるため、光ファイバの接続損失の増大を抑えることができる。
ファイバをファイバ保持部材に保持するときは、基部のファイバ溝に光ファイバを配置し、その状態で押さえ部を基部に対して押し付けることにより光ファイバを挟み込む。このとき、ファイバ保持部材の先端被覆位置決め部では、光ファイバの先端部がファイバ溝内に押し込まれ、被覆部がファイバ溝に沿った形状に簡単にかつ確実に圧縮変形するようになる。
また、先端被覆位置決め部がファイバ保持部材の一部だけに存在することになるので、光ファイバをファイバ保持部材に保持するときに、各光ファイバの被覆部をファイバ溝に沿った形状に圧縮変形させるために印加する荷重を低くすることができる。
また、本発明は、裸ファイバ部の周囲に被覆部を形成してなる光ファイバと、光ファイバを保持するファイバ保持部材とを備え、少なくとも1対の光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器であって、ファイバ保持部材には、光ファイバを位置決め保持するためのファイバ孔が設けられており、ファイバ孔は、ファイバ保持部材の一端部から他端側に向けて大きくなるような径をもったテーパ部を有し、ファイバ保持部材の一端部に設けられたファイバ孔は、光ファイバの先端部に形成された被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部を構成しており、先端被覆位置決め部は、光ファイバの先端部に形成された被覆部の外周全体を前記テーパ部に沿って圧縮変形させることを特徴とするものである。
このような光ファイバ接続器を用いて、光ファイバ同士の接続を行う場合は、光ファイバをファイバ保持部材に保持・固定した状態の光ファイバ接続器を2組用意し、これらの光ファイバ接続器を対向させて各光ファイバ同士を突き合わせる。このとき、ファイバ保持部材には、光ファイバの先端部に形成された被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部が設けられているので、裸ファイバ部の偏心(被覆部の偏肉)が大きい場合でも、被覆部の圧縮変形によって被覆部の偏肉の絶対値が小さくなっている。そして、裸ファイバ部は、被覆部の圧縮変形に伴って位置決めされた状態になっている。これにより、各光ファイバ同士を突き合わせたときには、対向する光ファイバの各裸ファイバ部の中心軸ズレが低減されるため、光ファイバの接続損失の増大を抑えることができる。
ファイバをファイバ保持部材に保持するときは、光ファイバをファイバ保持部材の片側(ファイバ孔の径の大きい側)からファイバ孔に挿入する。このとき、ファイバ保持部材の先端被覆位置決め部では、各光ファイバの先端部に形成された被覆部がテーパ部に沿って簡単にかつ確実に圧縮変形するようになる。
さらに、好ましくは、裸ファイバ部が被覆部の端面から10〜1000nm突き出ている。このような光ファイバを使用する場合には、光ファイバをファイバ保持部材に保持するときに、光ファイバの先端部に形成された被覆部の圧縮変形量が大きいときでも、ファイバ軸方向に対する被覆部の変形の逃げスペースが十分に確保される。これにより、光ファイバ同士の接続時に、裸ファイバ部同士を確実に突き合わせることができる。
本発明によれば、光ファイバの裸ファイバ部を露出させずに光ファイバ同士を接続する場合でも、光ファイバの接続損失を低減することができる。これにより、光ファイバの被覆部を除去したり、光ファイバの裸ファイバ部の端面をカットする必要がないので、作業性やコストの面で有利となる。
以下、本発明に係わる光ファイバ接続器の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係わる光ファイバ接続器の第1の実施形態を示す断面図であり、図2は、図1のII−II線断面図であり、図3は、図1のIII−III線断面図である。各図において、本実施形態の光ファイバ接続器1は、1対の光ファイバ2同士を突き合わせて接続するためのメカニカルスプライスである。光ファイバ2としては、シングルモードファイバ及びマルチモードファイバのいずれも使用可能である。光ファイバ2は、コア及びクラッドからなる裸ファイバガラス部3と、この裸ファイバガラス部3の周囲に形成された被覆部4とからなっている。
光ファイバ接続器1は、基部5及び押さえ部6からなり、1対の光ファイバ2を上下から挟み込んで保持するファイバ保持部材7と、基部5と押さえ部6とを上下から締め付ける断面U字状のクランプ部材8とを備えている。ファイバ保持部材7は、ヤング率が7.8×10〜7.8×1010〔Pa〕の材料、例えばジルコニア等のセラミクス、ポリフェニレンサルファイド、エポキシ樹脂、フッ素系樹脂等のプラスチックで形成されている。
基部5には、光ファイバ2を位置決めするための断面V字状の段付きファイバ溝9が設けられている。なお、段付きファイバ溝9の形状は、断面U字状であっても良い。段付きファイバ溝9は、基部5の長手方向中央部に形成された被覆変形用溝部10と、この被覆変形用溝部10を挟むように基部5の両端側に形成された2つの被覆保持用溝部11とを有している。被覆変形用溝部10と被覆保持用溝部11とは相似形をなしており、被覆変形用溝部10の深さ及び幅が被覆保持用溝部11の深さ及び幅よりも小さくなっている。このとき、被覆変形用溝部10の深さは、例えば光ファイバ2の裸ファイバガラス部3の直径の2〜3倍である。被覆変形用溝部10と各被覆保持用溝11との間には、テーパ部12が設けられている。
押さえ部6における各被覆保持用溝部11に対応する部位には、断面矩形状の被覆押さえ用溝13が形成されている。つまり、押さえ部6において光ファイバ2を上から押し付ける押付面6aは、段付きファイバ溝9に対応して段状を有している。また、押付面6aは、段付きファイバ溝9のテーパ部12に対応したテーパ部14を有している。
このようなファイバ保持部材7において、基部5の被覆変形用溝部10と押さえ部6の押付面6aにおける被覆変形用溝部10に対応する部分とは、押さえ部6を基部5に対して押し付けたときに、各光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部15を構成している。つまり、各光ファイバ2の被覆部4が被覆変形用溝部15にある状態で、押さえ部6を基部5に対して押し付けると、図4及び図5に示すように、光ファイバ2に荷重がかかり、光ファイバ2が被覆変形用溝部10に押し込まれ、光ファイバ2の被覆部4が先端被覆位置決め部15に沿った略3角形状に圧縮変形するようになる。
このとき、先端被覆位置決め部15はファイバ保持部材7の中央部にのみ形成されているので、被覆部4の所望な圧縮変形を低荷重で得ることができる。なお、段付きファイバ溝9のV字頂点の角度は30〜120度であるが、光ファイバ2に均等に荷重を印加するには、当該角度を60度程度とするのが最も望ましい。また、被覆部4の変形量としては、被覆部4の初期厚さに対して20〜100%であることが望ましい。
基部5の被覆保持用溝部11及び押さえ部6の被覆押さえ用溝13は、光ファイバ2の被覆部4を殆ど変形させずに保持可能となるように構成されている。また、段付きファイバ溝9にはテーパ部12が設けられ、押さえ部6の押付面6aにはテーパ部14が設けられているので、被覆部4を圧縮変形させた時に生じる裸ファイバガラス部3の曲げロスを低減することが可能となる。
ファイバ保持部材7の一側面部(クランプ部材8の開放側の側面部)には、基部5と押さえ部6とを開くための楔(図示せず)が挿入される楔挿入溝16が設けられている。この楔挿入溝16は、基部5及び押さえ部6にそれぞれ形成された切欠き16aによって構成されている。
以上のように構成した光ファイバ接続器1を用いて、2本の光ファイバ2同士を接続する場合は、まずファイバ保持部材7の楔挿入溝16に楔(図示せず)を挿入して、クランプ部材8の弾性力に抗して基部5と押さえ部6とを開く。その状態で、ファイバ保持部材7の両端側から光ファイバ2を基部5の段付きファイバ溝9に導入し、ファイバ保持部材7の中央部(先端被覆位置決め部15)で光ファイバ2同士を突き合わせる。そして、楔を引き抜くと、クランプ部材8の弾性力によって、各光ファイバ2が基部5及び押さえ部6に挟み込まれ保持される。すると、上述したように各光ファイバ2の被覆部4が被覆変形用溝部10に沿って圧縮変形し(図4及び図5参照)、その状態で各光ファイバ2の先端部が位置決めされる。
ところで、裸ファイバガラス部3が被覆部4で覆われている光ファイバ2では、図6に示すように、裸ファイバガラス部3の中心と被覆部4の中心とが一致しないことがあり、被覆部4の偏肉が生じる。被覆部4の偏肉は、下記式で算出される無偏肉率によって定義される。
無偏肉率(%)=Dmin/Dmax×100
これに加えて、光ファイバ2では、通常は裸ファイバガラス部3の径のバラツキよりも被覆部4の径のバラツキが大きい。このため、そのような光ファイバ2同士をファイバ溝に位置決めして単に突き合わせるだけでは、各裸ファイバガラス部3の中心軸が大きくずれてしまう事がある。
例えば、光ファイバ2の無偏肉率が93%の場合には、被覆部4の肉厚差が5μmとなり、裸ファイバガラス部3の中心と被覆部4の中心とのズレが2.5μmとなる。また、光ファイバ2の無偏肉率が70%の場合には、被覆部4の肉厚差が20μmとなり、裸ファイバガラス部3の中心と被覆部4の中心とのズレが10μmとなる。ここで、同じ無偏肉率を有する光ファイバ2同士を突き合わせると、各裸ファイバガラス部3の軸ズレは、最大で上記中心ズレの2倍の値となる。つまり、光ファイバ2の無偏肉率が93%の場合には、各裸ファイバガラス部3の軸ズレは最大で5μmとなり、光ファイバ2の無偏肉率が70%の場合には、各裸ファイバガラス部3の軸ズレは最大で20μmとなる。
このように光ファイバ2同士を突き合わせたときに、各裸ファイバガラス部3の軸ズレが大きいと、光ファイバ2の接続損失が増大する。軸ズレによる接続損失の具体的数値を図7に示す。例えば光ファイバ2のモードフィールド径(MFD)が50μmの場合、軸ズレが5μmのときには接続損失は0.2dBとなり、軸ズレが20μmのときには接続損失は2.8dBとなる。
これに対し本実施形態では、光ファイバ2同士を単に突き合わせるだけでなく、ファイバ保持部材7に先端被覆位置決め部15を設け、各光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4を圧縮変形させた状態で突き合わせるようにする。これにより、各光ファイバ2の被覆部4の偏肉が大きくても、先端被覆位置決め部15による先端部の被覆部4の圧縮変形によって、当該被覆部4の偏肉の絶対値が小さくなる。そして、裸ファイバガラス部3の先端部は、被覆部4の圧縮変形に伴って被覆変形用溝部10に沿ってガイドされ位置決めされる。その結果、各裸ファイバガラス部3の軸ズレが少なくなる。
従って、裸ファイバガラス部3の先端部が被覆部4で覆われたままの状態で、光ファイバ2同士を突き合わせて接続する場合でも、光ファイバ2の接続損失を低減することができる。これにより、従来のように光ファイバ2の被覆部4を除去して裸ファイバガラス部3を露出させたり、裸ファイバガラス部3の先端面を垂直にカットする必要がなくなるため、現地において光ファイバ2同士を接続するための作業性が向上する。また、被覆部4の除去や裸ファイバガラス部3の端面カットを行うための高価な専用工具が不要となるので、低コスト化を図ることが可能となる。
ここで、初期状態の光ファイバ2としては、裸ファイバガラス部3の端面と被覆部4の端面とが面一になっているものや、裸ファイバガラス部3が被覆部4の端面から僅かに(10〜1000nm程度)突き出ているものがあるが、いずれの光ファイバ2についても、ファイバ接続時に被覆部4を除去しなくて済む。
裸ファイバガラス部3が被覆部4の端面から僅かに突き出ている光ファイバ2を使用する場合には、ファイバ軸方向に対する被覆部4の逃げスペースが保たれることになる。このため、光ファイバ2同士の接続時に、ファイバ保持部材7の先端被覆位置決め部15による被覆部4の圧縮変形量が大きく、被覆部4がファイバ軸方向に突出しても、裸ファイバガラス部3同士の突き合わせ状態を十分に確保することができる。
一方、裸ファイバガラス部3の端面と被覆部4の端面とが面一になっている光ファイバ2を使用する場合には、光ファイバ2同士の接続時に、光ファイバ2の被覆部4の圧縮変形量が大きいと、被覆部4がファイバ軸方向に突出することで、各裸ファイバガラス部3間に空隙が形成されることがある。この場合には、2本の光ファイバ2間に屈折率整合剤を充填した状態で、光ファイバ2同士を突き当てても良い。屈折率整合剤としては、シリコーンのオイル、グリス、樹脂等が用いられる。これにより、光ファイバ2の接続損失の増大を抑えることが可能となる。
なお、本実施形態では、ファイバ保持部材7の中央部に先端被覆位置決め部15を形成したが、ファイバ保持部材7の長手方向全体に先端被覆位置決め部15を形成した構成であっても良い。この場合には、基部5のファイバ溝9及び押さえ部6の押付面6aを段状にする必要がないので、ファイバ保持部材7の製作が容易に行える。
また、本実施形態では、光ファイバ2を保持するファイバ保持部材7を、基部5と押さえ部6とで構成としたが、特にこれに限られず、例えばコレットチャック構造を有するものであっても良い。
図8は、本発明に係わる光ファイバ接続器の第2の実施形態を示す断面図であり、図9は、図8に示す光ファイバ接続器の正面図である。図中、第1の実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
各図において、本実施形態の光ファイバ接続器20は、メカニカルスプライスの別形態であり、円筒状のファイバ保持部材21で構成されている。ファイバ保持部材21は、第1の実施形態におけるファイバ保持部材7と同じ材料で形成されている。ファイバ保持部材21には、1対の光ファイバ2を位置決め保持するための断面円形のファイバ孔22が設けられている。
ファイバ孔22は、ファイバ保持部材21の中央部に形成された等径部23と、この等径部23を挟むようにファイバ保持部材21の両端側に形成され、等径部23からファイバ保持部材21の両端に向けて大きくなるような径をもった2つのテーパ部24とを有している。ファイバ保持部材21の両端におけるファイバ孔22の径は、光ファイバ2の被覆部4の外径よりも大きくなっている。これにより、光ファイバ2を容易にファイバ孔22に挿入することができる。また、等径部23の径は、光ファイバ2の裸ファイバガラス部3の外径よりも大きく、被覆部4の外径よりも小さくなっている。
ファイバ孔22における等径部23とテーパ部24の一部(被覆部4の外径よりも小さい径をもった部分)とは、各光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部25を構成している。
このような光ファイバ接続器20(ファイバ保持部材21)を用いて、2本の光ファイバ2同士を接続する場合は、各光ファイバ2をファイバ保持部材21の両端側からファイバ孔22に挿入し、押し込んでいく。すると、図10に示すように、先端被覆位置決め部25において、各光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4がテーパ部24に沿って圧縮変形し、その状態で各光ファイバ2がファイバ保持部材21に保持され、光ファイバ2同士が突き当たるようになる。
以上のような本実施形態にあっては、各光ファイバ2の被覆部4の偏肉が大きい場合でも、各光ファイバ2の先端部の被覆部4はファイバ保持部材21の先端被覆位置決め部25によって圧縮変形されるため、当該被覆部4の偏肉の絶対値が小さくなり、裸ファイバガラス部3の先端部は、被覆部4の圧縮変形に伴ってテーパ部24に沿ってガイドされ位置決めされる。従って、第1の実施形態と同様に、各裸ファイバガラス部3の軸ズレが低減されるため、光ファイバ2の接続損失を低減することができる。これにより、光ファイバ2の被覆部4の除去や裸ファイバガラス部3の端面カットが不要となる。
なお、本実施形態でも、光ファイバ2同士を接続する際に、これらの光ファイバ2間に屈折率整合剤を充填させても良い。
図11は、本発明に係わる光ファイバ接続器の第3の実施形態を示す断面図である。図中、上述した実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の光ファイバ接続器30A,30Bは、ガイドピン基準型の光ファイバコネクタである。光ファイバ接続器30Aは、光ファイバ2と、基部31A及び押さえ部32からなり、光ファイバ2を上下から挟み込んで保持したファイバ保持部材33Aと、基部31Aと押さえ部32とを上下から締め付ける断面U字状のクランプ部材34とを備えている。ファイバ保持部材33Aは、第1の実施形態におけるファイバ保持部材7と同じ材料で形成されている。
基部31Aには、光ファイバ2を位置決めするためのV字状またはU字状の段付きファイバ溝35が設けられている。段付きファイバ溝35は、基部31Aの前端部に形成された被覆変形用溝部36と、この被覆変形用溝部36に対して基部31の後端側に形成された被覆保持用溝部37とを有している。被覆変形用溝部36及び被覆保持用溝部37の構成は、第1の実施形態における被覆変形用溝部10及び被覆保持用溝部11と同様である。被覆変形用溝部36と被覆保持用溝37との間には、テーパ部38が設けられている。また、基部31Aの前端面には、1対のガイドピン39が設けられている(図12参照)。
押さえ部32における被覆保持用溝部37に対応する部位には、断面矩形状の被覆押さえ用溝40が形成されている。つまり、押さえ部32において光ファイバ2を上から押し付ける押付面32aは、段付きファイバ溝35に対応して段状を有している。また、押付面32aは、段付きファイバ溝9のテーパ部38に対応したテーパ部41を有している。
このようなファイバ保持部材33Aにおいて、基部31Aの被覆変形用溝部36と押さえ部32の押付面32aにおける被覆変形用溝部36に対応する部分とは、押さえ部32を基部31Aに対して押し付けたときに、光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4を被覆変形用溝部36に沿って圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部42を構成している。
光ファイバ2は、ファイバ保持部材33Aの後端側から段付きファイバ溝35に導入されて、ファイバ保持部材33Aに保持されている。光ファイバ2の先端面は、ファイバ保持部材33の前端面と面一になっていても良いし、図示の通りファイバ保持部材33の前端面から僅かに突き出ていても良い。
このとき、光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4は、被覆変形用溝部36に沿った略3角形状に圧縮変形されている。これにより、上述した実施形態と同様に、光ファイバ2の被覆部4の偏肉が大きい場合でも、光ファイバ2の先端部では、被覆部4の偏肉の絶対値が小さくなり、当該被覆部4の圧縮変形に伴って裸ファイバガラス部3が被覆変形用溝部36に沿ってガイドされ位置決めされる。
光ファイバ接続器30Bは、光ファイバ2と、基部31B及び押さえ部32からなり、光ファイバ2を上下から挟み込んで保持したファイバ保持部材33Bと、基部31Bと押さえ部32とを上下から締め付けるクランプ部材34とを備えている。基部31Bの前端側部分には、光ファイバ接続器30Aのガイドピン39が挿入される1対のガイド穴43が設けられている(図13参照)。基部31Bの他の構成は、光ファイバ接続器30Aの基部31Aと同様である。なお、ガイド穴43は、ガイドピン39が挿入されることで光ファイバ接続器30A,30B同士が結合された時に、基部31A,31Bの段付きファイバ溝35同士を一致させる位置に形成されている。
このような光ファイバ接続器30A,30Bを用いて、光ファイバ2同士を接続する場合は、光ファイバ接続器30Aのガイドピン39を光ファイバ接続器30Bのガイド穴43に挿入して、光ファイバ接続器30A,30B同士を結合させる。このとき、ファイバ保持部材33A,33Bに保持された各光ファイバ2の先端部の被覆部4は、いずれも先端被覆位置決め部42において圧縮変形された状態で位置決めされている。これにより、上述した実施形態と同様に、対向する光ファイバ2の各裸ファイバガラス部3の軸ズレが低減されるため、光ファイバ2の接続損失を低減することができる。
なお、本実施形態では、ファイバ保持部材33A,33Bの前端部に先端被覆位置決め部42を形成したが、ファイバ保持部材33A,33Bの長手方向全体に先端被覆位置決め部42を形成した構成であっても良い。この場合には、基部31A,31Bのファイバ溝35及び押さえ部32の押付面32aを段状にする必要がないので、ファイバ保持部材33A,33Bの製作が容易に行える。
また、本実施形態では、ファイバ保持部材33A,33Bを基部31A,31Bと押さえ部32とで構成したが、特にこれに限られず、例えばコレットチャック構造を有するものであっても良い。
図14は、本発明に係わる光ファイバ接続器の第4の実施形態を示す断面図である。図中、上述した実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の光ファイバ接続器50は、外径軸基準型の光ファイバコネクタである。光ファイバ接続器50は、光ファイバ2と、この光ファイバを保持した円筒状のファイバ保持部材51とを有している。ファイバ保持部材51には、光ファイバ2を位置決め保持するための断面円形のファイバ孔52が設けられている。
ファイバ孔52は、ファイバ保持部材51の前端から後端に向けて大きくなるような径をもったテーパ部を形成している。ファイバ保持部材51の前端におけるファイバ孔52の径は、光ファイバ2の裸ファイバガラス部3の外径よりも大きく、被覆部4の外径よりも小さくなっている。ファイバ保持部材51の後端におけるファイバ孔52の径は、光ファイバ2の被覆部4の外径よりも大きくなっている。ファイバ孔52の一部(被覆部4の外径よりも小さい径をもった部分)は、光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部53を構成している。この先端被覆位置決め部53は、言うまでもなくファイバ保持部材51の前端部に設けられている。
光ファイバ2は、ファイバ保持部材51の後端側からファイバ孔52に挿入されて、ファイバ保持部材51に保持されている。光ファイバ2の先端面は、ファイバ保持部材51の前端面と面一になっていても良いし、図示の通りファイバ保持部材51の前端面から僅かに突き出ていても良い。
このとき、光ファイバ2の先端部に形成された被覆部4は、ファイバ保持部材51の先端被覆位置決め部53においてファイバ孔52に沿って圧縮変形されている。これにより、上述した実施形態と同様に、光ファイバ2の被覆部4の偏肉が大きい場合でも、光ファイバ2の先端部では、被覆部4の偏肉の絶対値が小さくなり、当該被覆部4の圧縮変形に伴って裸ファイバガラス部3がファイバ孔52に沿ってガイドされ位置決めされている。
このような光ファイバ接続器50を2つ使用して、光ファイバ2同士を接続する場合は、ファイバ保持部材51の外径と同等の内径を有するスリーブ54を用意する。そして、2つの光ファイバ接続器50をスリーブ54の両端側からスリーブ54内に導入し、各光ファイバ接続器50の前端面同士を突き合わせる。このようにスリーブ54を用いることにより、光ファイバ接続器50同士の位置決めが簡単な構造でかつ高精度に行える。
このとき、ファイバ保持部材51に保持された各光ファイバ2の先端部の被覆部4は、いずれも先端被覆位置決め部54において圧縮変形された状態で位置決めされている。これにより、上述した実施形態と同様に、対向する光ファイバ2の各裸ファイバガラス部3の軸ズレが低減されるため、光ファイバ2の接続損失を低減することができる。
以上、本発明に係わる光ファイバ接続器の好適な実施形態について幾つか説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、光ファイバ2の被覆部4を圧縮変形させる手段としては、上記実施形態以外にも、図15に示すように、複数の押さえ部60を利用して光ファイバ2の被覆部4に複数方向から外力を加えることで、被覆部4を圧縮変形させても良い。また、図16に示すように、基部61に、面取り62aを有するファイバ溝62を形成し、押え部63により光ファイバ2をファイバ溝62に押し込むことにより、光ファイバ2の被覆部4を破断させて圧縮変形させても良い。
また、光ファイバコネクタ式の光ファイバ接続器としては、上記第3及び第4の実施形態の他に、基部のファイバ溝に位置決めされた光ファイバの一部を露出させるように押さえ部を基部上に配置した、いわゆる反割りメカニカルスプライス型のファイバ保持部材を備えた光ファイバ接続器や、ラッチ付きコネクタのラッチ部と係合する部分を有するメカニカルスプライス型のファイバ保持部材を備えた光ファイバ接続器等も使用可能である。
また、上記実施形態は、対向する1対の光ファイバ2同士を突き合わせて接続するものであるが、本発明は、複数対の光ファイバ2同士を突き合わせて接続するものにも適用できることは言うまでもない。
本発明に係わる光ファイバ接続器の第1の実施形態を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1に示す光ファイバの被覆部が圧縮変形する様子を示す断面図である。 図1に示す光ファイバの被覆部が圧縮変形する様子を示す断面図である。 光ファイバの裸ファイバガラス部が偏心している状態を示す図である。 対向する光ファイバの各裸ファイバガラス部の軸ズレと光ファイバの接続損失との関係を示すグラフである。 本発明に係わる光ファイバ接続器の第2の実施形態を示す断面図である。 図8に示す光ファイバ接続器の正面図である。 図8に示す光ファイバの被覆部が圧縮変形する様子を示す断面図である。 本発明に係わる光ファイバ接続器の第3の実施形態を示す断面図である。 図11に示す一方の光ファイバ接続器の正面図である。 図11に示す他方の光ファイバ接続器の正面図である。 本発明に係わる光ファイバ接続器の第4の実施形態を示す断面図である。 光ファイバの被覆部を圧縮変形させる別の手段を示す断面図である。 光ファイバの被覆部を圧縮変形させる別の手段を示す断面図である。
符号の説明
1…光ファイバ接続器、2…光ファイバ、3…裸ファイバガラス部(裸ファイバ部)、4…被覆部、5…基部、6…押さえ部、6a…押付面、7…ファイバ保持部材、9…ファイバ溝、10…被覆変形用溝部、11…被覆保持用溝部、13…被覆押さえ用溝、15…先端被覆位置決め部、20…光ファイバ接続器、21…ファイバ保持部材、22…ファイバ孔、24…テーパ部、25…先端被覆位置決め部、30A,30B…光ファイバ接続器、31A,31B…基部、32…押さえ部、32a…押付面、33A,33B…ファイバ保持部材、35…ファイバ溝、36…被覆変形用溝部、37…被覆保持用溝部、40…被覆押さえ用溝、42…先端被覆位置決め部、50…光ファイバ接続器、51…ファイバ保持部材、52…ファイバ孔、53…先端被覆位置決め部。

Claims (3)

  1. 裸ファイバ部の周囲に被覆部を形成してなる光ファイバと、前記光ファイバを保持するファイバ保持部材とを備え、少なくとも1対の前記光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器であって、
    前記ファイバ保持部材は、前記光ファイバを位置決めするためのファイバ溝が設けられた基部と、前記ファイバ溝に配置された前記光ファイバを前記基部に対して押さえ付ける押さえ部とを有し、
    前記ファイバ溝は、前記基部の一端部に形成された被覆変形用溝部と、前記被覆変形用溝部に対して前記基部の他端側に形成され、前記被覆変形用溝部よりも大きい深さ及び幅をもった被覆保持用溝部とを有し、
    前記押さえ部における前記被覆保持用溝部に対応する部位には被覆押さえ用溝が設けられており、
    前記被覆変形用溝部と前記押さえ部の押付面における前記被覆変形用溝部に対応する部分とは、前記光ファイバの先端部に形成された前記被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部を構成しており、
    前記先端被覆位置決め部は、前記光ファイバの先端部に形成された前記被覆部の外周全体を前記先端被覆位置決め部に沿った形状に圧縮変形させることを特徴とする光ファイバ接続器。
  2. 裸ファイバ部の周囲に被覆部を形成してなる光ファイバと、前記光ファイバを保持するファイバ保持部材とを備え、少なくとも1対の前記光ファイバ同士を接続するための光ファイバ接続器であって、
    前記ファイバ保持部材には、前記光ファイバを位置決め保持するためのファイバ孔が設けられており、
    前記ファイバ孔は、前記ファイバ保持部材の一端部から他端側に向けて大きくなるような径をもったテーパ部を有し、
    前記ファイバ保持部材の一端部に設けられた前記ファイバ孔は、前記光ファイバの先端部に形成された前記被覆部を圧縮変形させて位置決めする先端被覆位置決め部を構成しており、
    前記先端被覆位置決め部は、前記光ファイバの先端部に形成された前記被覆部の外周全体を前記テーパ部に沿って圧縮変形させることを特徴とする光ファイバ接続器。
  3. 前記裸ファイバ部が前記被覆部の端面から10〜1000nm突き出ていることを特徴とする請求項または記載の光ファイバ接続器。
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