JP4422991B2 - 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4422991B2
JP4422991B2 JP2003307908A JP2003307908A JP4422991B2 JP 4422991 B2 JP4422991 B2 JP 4422991B2 JP 2003307908 A JP2003307908 A JP 2003307908A JP 2003307908 A JP2003307908 A JP 2003307908A JP 4422991 B2 JP4422991 B2 JP 4422991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving force
developer
force transmission
stirring
stirring member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003307908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005077742A (ja
Inventor
輝彦 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003307908A priority Critical patent/JP4422991B2/ja
Publication of JP2005077742A publication Critical patent/JP2005077742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4422991B2 publication Critical patent/JP4422991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」と言う)及び前記感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずに操作者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
このような、プロセスカートリッジでは、感光体ドラムを備え、この感光体ドラムに形成した潜像に現像剤(トナー)を付与するために現像手段が用いられている。
この現像手段は、感光体ドラムにトナーを供給する現像スリーブを保持する現像容器枠体と、前記現像容器枠体と結合して設けられているトナーを収納したトナー収納容器とを有する。なお、現像容器枠体に設けられた開口部は、使用前においては、トナーシール部材で密閉されている。
そして、特許文献1には、電子写真画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着すると、前記開口部を密閉しているトナーシール部材を、前記トナーシール部材の一端部が固定された巻き取り部材により巻き取り、自動的に開口部を開封する構成が提案されている。
また、特許文献1には、トナー収納容器内のトナーを攪拌する回転部材としての攪拌部材についても記載されている。
また、特許文献2には、現像剤攪拌装置として、攪拌軸回りに回転する弾性シート部材を用いる構成が提案されている。
また、特許文献3には、現像剤攪拌部材を、分割された羽根部で構成する構成が提案されている。そして、前記羽根部の間には、時間差を置いて回転駆動力を伝達するねじ構造部が設けられている。
しかしながら、電子写真画像形成装置本体に設けられた1つの駆動源により、前記トナーシール部材の巻き取り軸及び前記攪拌部材を回転させる場合、以下のトルクを考慮して駆動源を選択する必要があった。
具体的には、第一に、トナーシール部材を開口部から剥がすために巻き取り部材を回転する際に発生する負荷トルク、第二に、攪拌部材を回転する際に発生する負荷トルクである。特に、現像剤収納容器の開口部がトナーシール部材により密閉された状態で攪拌部材を回転させる際に発生する最大負荷トルクを考慮して駆動源を選択する必要があった。
そのため、トナーシール部材により密閉された状態で攪拌部材を回転させる際に発生する最大負荷トルクに、巻き取り部材を回転する際に発生する負荷トルクを加えたトルクを発生することができる駆動手段を選択する必要があり、装置の大型化やコストの増大を招
くこととなっていた。
特開2001-305839号公報(第1図、第5図) 特開2001-075343号公報(第7図) 特開平6−348126号公報(第1図)
本発明は、上記従来技術を鑑み更に発展させたものである。
本発明の目的は、現像剤シール開封装置と攪拌部材を駆動させるのに必要な駆動トルクを低減させることのできる現像装置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するために、本出願に係る発明は、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置であって、
電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤により現像する、前記装置本体に設けられたモータからの駆動力によって回転する現像ローラであって、前記現像ローラの長手方向の一方の端部に設けられた第1のギアと、前記長手方向の他方の端部に設けられた第2のギアと、を有する現像ローラと、
前記現像剤を収納する現像剤収納容器と、
前記現像剤収納容器内に設けられた攪拌部材であって、前記現像剤を攪拌し前記現像ローラへ供給する攪拌部材と、
前記現像剤を前記現像ローラへ供給するために前記現像剤収納容器に設けられた開口と、
前記開口を密封する現像剤シール部材と、
前記現像剤シール部材を開封するために前記現像剤シール部材を巻き取る巻き取り軸を有し、前記第2のギアを介して駆動力が伝達される現像剤シール開封装置と、
前記攪拌部材に前記第1のギアを介して駆動力を伝達する駆動力伝達機構であって、前記第1のギアからの駆動力が伝達される、第1のねじ部を有する第1の駆動力伝達部材と
、前記第1のねじ部と噛み合った第2のねじ部を有する、前記攪拌部材に連結した第2の駆動力伝達部材と、を有し、前記第1の駆動力伝達部材に駆動力が伝達され、前記第1のねじ部が所定量回転して前記第2のねじに締め付けられた後に前記第2の駆動力伝達部材が回転することによって、前記モータの回転方向を切替えることなく、前記巻き取り軸が回転し始めてから所定時間経過後に駆動力を前記攪拌部材に伝達する駆動力伝達機構と、
を有することを特徴とする。
また、本出願に係る発明は、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
前記現像装置と、
電子写真感光体ドラムと、
を有することを特徴とする。
また、本出願に係る発明は、
録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
(i)前記プロセスカートリッジと、
(ii)前記プロセスカートリッジの有する前記電子写真感光体ドラムに形成された現像剤像を前記記録媒体に転写する転写手段と、
(iii)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、現像剤シール部材を引き剥がす際に発生する引き抜き力がピークになるタイミングより遅く攪拌部材が回転し始める。よって、攪拌部材と現像剤シール開封装置を駆動させるのに必要な最大駆動トルクを低減させることができるので、モータの小型化、低コスト化に寄与する。
以下に図面及び実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(電子写真画像形成装置全体の説明)
以下、本実施例に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例に係るプロセスカートリッジを着脱可能に装着する電子写真画像形成装置について、図1、図2を参照して説明する。図1は、本実施例に係る電子写真画像形成装置Aの構成を示す概略断面図である。図2は、本実施例に係る電子写真画像形成装置Aに着脱可能なプロセスカートリッジBの概略断面図である。
ここで、電子写真画像形成装置としては、電子写真画像形成方式を用いて、記録紙、OHPシート、布等の記録媒体に画像を形成する装置である。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置及び電子写真ワードプロセッサ等が含まれるが、本実施例では、レーザービームプリンタを例にとって説明する。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。尚、プロセス手段としては、帯電手段、クリーニング手段も含まれる。
電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)A(以下、画像形成装置Aと言う)は、後述するプロセスカートリッジBを着脱可能に装着する。
そして、画像形成装置Aは、カートリッジBにおける現像剤(トナー)像の形成と同期して、カセット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3eにより転写位置へ搬送する。
記録媒体2は、転写位置に配置された転写ローラ(転写手段)4に電圧を印加することによって、前記現像剤像が転写される。
その後、記録媒体2は、搬送ガイド3fを通過して定着手段5へ搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5c、及び、ヒータ5aを内蔵した定着ローラ5bを有する。そして、定着手段5は、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印可して現像剤像を記録媒体2上に定着する。
記録媒体2は、排出ローラ対3g、3hにより搬送され、反転経路3iを経由して排出トレイ6へと排出される。この排出トレイ6は、画像形成装置Aの上面に設けられている。なお、揺動可能なフラッパ3jを動作させ、反転経路3iを介することなく記録媒体2を排出することもできる。前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3e、搬送ガイド3f及び排出ローラ対3g、3h等が記録媒体2の搬送手段3を構成している。
なお、画像形成装置本体Aは、カートリッジBを駆動するための駆動源として、モータ23を有する。そして、モータ23が発生する駆動力は、感光体ドラム7(図2)の回転軸と同軸上にあるギア24を介して、カートリッジBへ伝達される。
次に、本実施例に係るカートリッジBについて説明する。
カートリッジBは、現像装置19と、感光体ユニット20とから構成されている。
感光体ユニット20は、ドラム形状の電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムと言う)7と、帯電手段である帯電ローラ8と、弾性クリーニングブレード17aと、を有する。ここで、感光体ドラム7、帯電ローラ8、弾性クリーニングブレード17aは、ドラム枠体18に取り付けられている。
感光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって帯電される。次に、感光体ドラム7は、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラー(不図示)を有する光学手段1から画像情報に応じたレーザビーム光が照射される。これにより、画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置19によって現像剤(トナー)を用いて現像され、可視像すなわち現像剤像(トナー像)とされる。
クリーニング手段17は、転写ローラ4によって現像剤像が記録媒体2に転写された後の感光体ドラム7上に残留した現像剤を、弾性クリーニングブレード17aによって感光体ドラム7上の残留トナーを掻き落とす。そして、廃トナー溜め17bへと集める。
現像装置19は、現像剤を収容している現像剤収納容器(以下、トナー収納容器と言う)14と、現像ローラ10及び現像ブレード12を保持する現像枠体13と、を有する。トナー収納容器14と現像枠体13は、前記トナー収納容器14及び現像枠体13の外周に設けられたフランジ部14b及び13bを溶着等の手段により、一体に結合されている。
また、現像装置19は、トナー収納容器14内の現像剤を攪拌部材55の回転によって現像室13aに送り出す。そして、マグネットローラ(固定磁石)11を内蔵した現像ローラ10を回転させると共に、現像ブレード12によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10の表面に形成する。そして、その現像剤を潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによって現像剤像を形成して可視像化する。
現像ブレード12は、現像ローラ10の周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与する。
(カートリッジBの枠体の構成)
本実施例に係るカートリッジBの枠体の構成について図8を参照して説明する。図8は、本実施例に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。
図8に示すように、カートリッジBは、現像装置19と感光体ユニット20とが丸いピンの結合部材31によって互いに回動可能に結合されている。
現像枠体13の長手方向(現像ローラ10の軸線方向)両側に形成したアーム部13b、13cの先端には、現像ローラ10に平行な丸い形状の回動穴13d、13eが設けられている。
ドラム枠体18の長手方向の両側2箇所にはアーム部13b、13cを進入させるための凹部18a、18bが設けられている。そして、凹部18a、18bにアーム部13b、13cを挿入する。その後、結合部材31をドラム枠体18の取付穴18c、18dに挿入し、アーム部13b、13cの回動穴13d、13eに嵌入し、更に、ドラム枠体18の内側の穴(不図示)に圧入して取り付ける。これにより、感光体ユニット20と現像装置19は結合部材31を中心に回動可能に結合される。このときアーム部13b、13cの根元に取り付けられた圧縮コイルばね21、22が、ドラム枠体18の凹部18a、18bの上壁に当たり現像装置19を下方へ付勢する。これにより、現像ローラ10を感光体ドラム7へ確実に押し付ける。
(電子写真画像形成装置本体へのカートリッジの装着)
本実施例に係るプロセスカートリッジの画像形成装置本体への装着方法を図3乃至図7を参照して説明する。図3は、本実施例に係る画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着した状態を示す斜視図である。図4、図5は、本実施例に係る画像形成装置本体の装着手段を示す斜視図である。図6、図7は、本実施例に係るプロセスカートリッジの外観斜視図である。
図3に示すように、カートリッジBは、画像形成装置本体Aのカートリッジドア9を開いて、操作者によって画像形成装置本体Aに設けたカートリッジ装着手段に対して取り外し可能に装着される。
本実施例に係るカートリッジの装着手段は、図4、図5に示すように、画像形成装置本体Aに形成したガイド部30L1、30L2、30R1、30R2で構成される。カートリッジBを画像形成装置本体Aに装着する際は、カートリッジBの両外側面に設けられた円筒部40R1、40R2、40L1、40L2(図6、図7参照)を、それぞれ画像形成装置本体のガイド部30R1、30R2、30L1、30L2に沿って挿入する。
(現像剤シール部材と現像剤シール開封装置)
本実施例に係る現像剤シール部材及び現像剤シール開封装置について図9、図10を参照して説明する。図9は、本実施例に係るカートリッジBの分解斜視図である。図10、図11は、本実施例の現像剤シール部材が巻き取られる状態を説明する図である。
トナー収納容器14は、トナーを現像ローラ10に供給するために設けられた開口14a(図1及び図2参照)を有する。そして、図9に示すように、トナーと現像ローラ10を遮蔽するための現像剤シール部材(以下、トナーシールと言う)50が、開口14aの周囲に溶着されている。
トナーシール50は、図10(a)に示すように、開口14aを囲むようにトナー収納容器14に設けられた接合部である略矩形状のシールパターン(以下、熱溶着部と言う)50a、50b、50c、50dによって、開口14aの周囲部に接合(溶着)されている。
トナーシール50は、トナー収納容器14に溶着された部分と、溶着されていない部分(自由端)を有する。また、トナーシール50は、トナー収納容器14に溶着された部分と溶着されていない部分の間に、折り返し部50fを有する。そして、トナーシール50は、折り返し部50fで折り返される。
溶着されていない部分の先端部50gは、現像剤シール巻き取り軸51に溶着又は接着
等の手段によって固定される。
現像剤シール開封装置Cは、トナーシール50により密閉されている開口14aから、トナーシール50を巻き取り開封するものである。そして、現像剤シール巻き取り軸51と、ギア部51aを有する。巻き取り軸51のギア部51aに、後述する駆動力伝達手段によって駆動力が伝達されると、巻き取り軸51は、図10(b)に示すように、矢印G1方向に回転する。これによって、巻き取り軸51は、トナーシール50を巻き取り始める。
具体的には、先端部50gが、巻き取り軸51に巻き取られることによって、折り返し部50fに巻き取り力が加わり、トナーシール50が略矩形状の熱溶着部50bからまず剥がされる(図10(b)参照)。
その際、トナーシール50の引き抜き方向Xに対して、交差する方向(略直交する方向)の熱溶着部50bの巾W1が最大巾となる時が、トナーシール50を引き剥がす際に発生する引き抜き力がピークとなる。つまり、巻き取り軸51にかかる負荷トルクがピークとなる。
次に、トナーシール50が現像剤シール巻き取り軸51に巻き取られるに従って、トナーシール50が上下の熱溶着部50a、50cから剥がされる(図11(a)参照)。
更に、トナーシール50が現像剤シール巻き取り軸51に巻き取られる。これによって、折り返し部50fが、熱溶着部50dを移動しながら剥がされる(図11(b)参照)。
本実施例では、熱溶着部50b、50dの巾及び角度θを同じに設定している。従って、現像剤シール巻き取り軸51にかかる負荷トルクは、トナーシール50が熱溶着部50bと熱溶着部50dから剥がされる際は、共に同じになる。
よって、トナーシール50の折り返し部50fを熱溶着部50b、50dから剥がす際の力は最大となる。そのため、巻き取り軸51にかかる負荷トルクも最大となる。
本実施例では、現像剤シール部材は、溶着ホーンのシールパターンによって、現像剤収納容器に熱溶着されている。しかし、現像剤シール部材が、両面テープや接着剤等の接合部によって、現像剤収納容器に接合されていても良い。
(攪拌部材)
本実施例に係る攪拌部材について図12、図13、図14を参照して説明する。図12は、攪拌部材の構成を説明するための分解斜視図である。図13は、攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための分解斜視図である。図14は、攪拌部材の駆動伝達部の動きを説明するための斜視図である。
はじめに、トナー収納容器14の開口14aから遠い方の攪拌部材55の説明をする。攪拌部材55の長手方向の一方の端部は、トナー収納容器14の外側から、軸穴14cを通してカップリング部材56により軸支されている。
ここで、攪拌部材55とカップリング部材56の結合は、攪拌部材55の長手方向の一方の端部に設けられた二方取り穴55aとカップリング部材56の二方取り軸56aが嵌合し、攪拌部材55の固定穴55bにカップリング部材56の抜け止めツメ56bが引っ
掛かることで行われる。また、カップリング部材56と軸穴14cの間にはシール部材57が設けられている。シール部材57は、トナーがトナー収納容器14の軸穴14cから漏れることを防いでいる。
一方、攪拌部材55の長手方向の他方の端部には、端軸55cが設けられている。そして、攪拌部材55は、端軸55cが穴14dに挿入されることで軸支される。
また、カップリング部材56に対して、長手方向(攪拌部材の回転軸方向)の外側には、サイドカバー(不図示)に支持された攪拌駆動ギア58が設けられている。攪拌駆動ギア58は、後述するギア列を有する駆動力伝達手段から伝達された駆動力をカップリング部材56に伝達する。
PPS(ポリフェニレンサルファイド)を材質とする弾性シート部材60は、ビス止め、接着、溶着、熱カシメなどの手段により、攪拌部材55に固定されている。
次に、トナー収納容器14の開口14aに近い方の攪拌部材55の説明をする。攪拌部材55の長手方向の一方の端部は、トナー収納容器14の外側から、軸穴14cを通して第1の駆動力伝達部材70により軸支されている。
ここで、攪拌部材55と第1の駆動力伝達部材70の結合は、攪拌部材55の長手方向の一方の端部に設けられた二方取り穴55aと伝達部材70の二方取り軸70aが嵌合し、さらに攪拌部材55の固定穴55bに伝達部材70の抜け止めツメ70bが引っ掛かることで行われる。また、伝達部材70と軸穴14cの間にはシール部材57が設けられている。シール部材57は、トナーがトナー収納容器14の軸穴14cから漏れることを防いでいる。
一方、攪拌部材55の長手方向の他方の端部には、端軸55cが設けられている。そして、攪拌部材55は、端軸55cが穴14dに挿入されることで軸支される。
伝達部材70は、ねじ部70cを有する。ねじ部70cは、第2の駆動力伝達部材71に設けられたねじ部71aと噛み合う。また、伝達部材70に対して、長手方向(攪拌部材の回転軸方向)の外側には、サイドカバー(不図示)に支持された攪拌駆動ギア59が設けられている。なお、画像形成装置本体AにはじめてカートリッジBを装着した状態では、ねじ部71aはねじ部70cに対して回転可能な状態(締めつけをゆるめた状態)である。
攪拌駆動ギア59は、後述するギア列を有する駆動力伝達手段から伝達された駆動力を伝達部材71と伝達部材70と攪拌部材55に伝達する。
図13を参照しながら、駆動力伝達手段から攪拌部材に駆動力が伝達される機構を説明する。攪拌駆動ギア59は、駆動力を伝達する突起59aを有し、伝達部材71は、駆動力を伝達するリブ71bを有する。攪拌駆動ギア59と伝達部材71は、ほぼ同軸上に設けられている。そして、攪拌駆動ギア59が矢印G2方向(図13)に回転すると、突起59aの伝達面が伝達部材71の駆動伝達リブ71bに当接する。これによって、伝達部材71を回転させる駆動力が伝達される。
次に、図14を参照しながら、伝達部材70と伝達部材71の動きについて説明する。
図14(a)に示すように、伝達部材71のフランジ部71cと伝達部材70のフランジ部70dは、互いに隙間をもって対向している。
図14(b)に示すように、攪拌駆動ギア59から矢印G2方向に回転する駆動力が、伝達部材71に伝達される。これによって、ねじ部71aがねじ部70c(図13参照)の締めつけ方向に回転する。この時、伝達部材70と連結している攪拌部材55と弾性シート部材60は、トナー収納容器14内のトナーが抵抗力(負荷)となっており、回転しない。
図14(c)に示すように、ねじ部71aが、伝達部材71の回転によって、ねじ部70cに対して締められる。これによって、突起59aの伝達面が矢印G3方向にスライドしながら、伝達部材71のリブ71bに駆動を伝達する。
図14(d)に示すように、フランジ部71cとフランジ部70dが突き当たると、伝達部材70に矢印G2方向に回転する駆動力が伝達される。
以上のように、伝達部材71を設けることにより、攪拌駆動ギア59にモータ23等の駆動源から駆動力が伝達されてから、伝達部材70に駆動力が伝達するまでに時間差を設けることができる。
また、フランジ部71cとフランジ部70dとの隙間の長さ、又は、ねじ部71a、70cのピッチを変更する。これによって、駆動攪拌ギア59にモータ等の駆動源から駆動力が伝達されてから、伝達部材70に駆動が伝達されるまでの時間を調整できる。
本実施例では、トナー収納容器14の前記開口14aに近い方の攪拌部材55の駆動伝達部に、伝達部材70と伝達部材71を設けた。しかしながら、開口14aに遠い方の攪拌部材55の駆動伝達部に設けてもよい。
図2において、前記開口14aに近い方と遠い方の攪拌部材55は、トナーを現像ローラ10に供給する方向に回転している。それぞれの回転角スピードをωa、ωbとした場合、ωa>ωbが成り立つように、前記開口14aに近い攪拌部材55の回転角スピードωaを速く設定する。これにより、現像ローラ10へのトナーの供給をし易くする。逆に、遠い攪拌部材55の回転角スピードωbは、前記開口14a近い攪拌部材55近傍にトナーが供給可能な範囲で遅く設定している。これにより、現像ローラ10から遠い位置での攪拌部材55による過度な攪拌によりトナーが劣化することを防止できる。
(駆動源からの駆動力の伝達及び駆動力伝達手段)
本実施例に係る駆動源から攪拌部材及び現像剤シール開封装置への駆動力の伝達を、図15、図16、図17を参照して説明する。図15は、攪拌部材への駆動力の伝達を説明するための斜視図である。図16は、現像剤シール開封装置が有する現像剤シール部材巻き取り軸への駆動力の伝達を説明するための斜視図である。
画像形成装置本体Aは、略三角形のねじれた穴を持つ駆動力伝達部材80(図5参照)を有する。また、感光体ドラム7の長手方向(感光体ドラム7の回転軸方向)の一方の端部には、ドラムギア81の先端に形成された突起である三角カップリング81aが取り付けられている。
カートリッジBを装置本体Aに装着すると、装置本体Aが有するモータ23等の駆動源からカートリッジBに駆動を伝達する。そのために、駆動力伝達部材80と、三角カップリング81aが嵌合し、駆動が伝達される。駆動力は、ドラムギア81のはす歯ギア81bと、現像ローラ10の長手方向の一方の端部に設けられた現像ローラギア82(第1のギア)とが噛み合うことで伝達され、更に、アイドラギア83、84によって減速され、攪拌駆動ギア59に伝達される。更に、アイドラギア85によって減速され、攪拌駆動ギア58に駆動が伝達される。なお、図15に示すように、感光体ドラム7は矢印G4方向に回転し、現像ローラ10は矢印G5方向に回転する。
一方、図16に示すように、装置本体Aが有する駆動源から伝達される駆動力は、現像ローラ10の長手方向(回転軸方向)の他方の端部に設けられたギア86(第2のギア)
を介し、アイドラギア87、88、89によって減速され、現像剤シール巻き取り軸51のギア部51aに駆動が伝達される。これにより、現像剤シール巻き取り軸51が回転する。
次に、操作者が新品のカートリッジBを装置本体Aに装着した際の攪拌部材と現像剤シール巻き取り装置の動作を図15、図16を参照して説明する。
まず、駆動力伝達部材80と三角カップリング81aが嵌合し駆動源から三角カップリング81aに駆動が伝達される。
次に、前述したカートリッジBに設けられた駆動力伝達手段によって駆動力が、現像剤シール巻き取り軸51に伝達される。そして、巻き取り軸51が矢印G1方向に回転し、トナーシール50を巻き取り始める。
トナーシール50の巻き取り動作と同時に、前述した駆動力伝達手段によって攪拌駆動ギア59が矢印G2方向に回転する。すると、ねじ部71aが、ねじ部70cの締めつけ方向に回転する。この時、伝達部材70と連結している前記攪拌部材55と弾性シート部材60は、トナー収納容器14内のトナーが抵抗力(負荷)となっており、回転しない。また、伝達部材70に駆動力が伝達されないので、攪拌部材55は停止したままである。
その後、フランジ部71cとフランジ部70dが突き当たると、伝達部材70に矢印G2方向に回転する駆動力が伝達され、攪拌部材55が回転し始める。従って、トナーシール50を巻き取り始めてから所定時間経過後に攪拌部材55が回転を始めるため、攪拌部材55が回転し始めるタイミングを遅らせることができる。
前記所定時間としては、トナーシール50が接合部(例えば、シールパターン50a、50b、50c、50d)から離間し始めてから、折り返し部50fが接合部のうち引き抜き方向Xと交差する部分を通過するまでの時間とすると好適である。
このようにすれば、トナーシール50を引き剥がす際に発生する引き抜き力がピークになるタイミングより遅く攪拌部材55が回転し始める。そのため、トナーシール50を巻き取る際に巻き取り軸51にかかる負荷トルクと、攪拌部材55にかかる負荷トルクとを加えた最大負荷トルクが低減される。従って、巻き取り軸51、及び、攪拌部材55を駆動させるための駆動トルクを軽減させることができるので、モータ23等の駆動源の小型化、低コスト化に寄与する。
本実施例では、駆動力伝達部材80と三角カップリング81aが嵌合し、駆動が伝達されるとした。しかしながら、現像ローラ10の端部の現像ローラギア82に三角カップリング部を設け、駆動力伝達部材80と係合し、装置本体Aから駆動力を受けても良い。
また、本実施例では、はす歯ギア81b、現像ローラギア82、アイドラギア83、84、85、攪拌駆動ギア58、59等、一連のギア列と、伝達部材70、伝達部材71と、を駆動力伝達手段として用いている。なお、本実施例に係る駆動力伝達手段としては、もちろんこれに限るものではない。例えば、プーリーやベルト等を適宜選択し、組み合わ
せることで種々の駆動力伝達手段を採用することができる。
次に、図17を参照して、トナーシール50を巻き取り始めるタイミングと攪拌部材55が回転し始めるタイミングをずらしたことによる、カートリッジB(現像装置19)全体の負荷トルクの低減効果について説明する。図17の横軸は時間を示し、縦軸はプロセスカートリッジの負荷トルクを示す。
図17(b)は、トナーシール50の巻き取り動作と、攪拌部材55の回転が、同時に作動した時のトルク変動値を示す。時間軸の時間(T1)と(T2)は、トナーシール50の引き抜き方向X(図10)に対して交差する方向(略直交する方向)の、熱溶着部50bの巾が最大巾となる時を示す。よって、この時のトナーシール50の巻き取り軸51にかかる負荷トルクは大きくなる。
また、時間(T1)では、トナーシール50によって開口14aが塞がった状態である。そのため、その状態で攪拌部材55が回転すると、攪拌部材にかかる負荷トルクは最も高くなる。
時間(T2)では、トナーシール50が、巻き取り軸51に巻き取られるこれによって、開口14aの一部が開いている。従って、攪拌部材55が回転すると、トナーが現像室13aに供給される。よって、攪拌部材55にかかる負荷トルクは低くなる。
時間(T3)では、開口14aが完全に開くので攪拌部材55にかかる負荷トルクは最も低くなる。
時間(T4)では、トナーシール50の巻き取りは終了している。
図17(b)に記載の時間(T1)は、図10(b)に示す状態、時間(T2)は、図11(a)に示す状態、時間(T3)は、図11(b)に示す状態である。
次に、本実施例の構成について図17(c)を参照しながら説明する。
まず、時間(T1)では、トナーシール50の引き抜き方向X(図10)に対して交差する方向(略直交する方向)の、熱溶着部50bの巾が最大巾となる時を示す。よって、この時のトナーシール50の巻き取り軸にかかる負荷トルクは大きくなる。ただし、時間(T1)では、攪拌部材55は停止している。そのため、攪拌部材や巻き取り軸等の回転部材によるカートリッジB全体の負荷トルクは低減される。
時間(T2)では、トナーシール50が、巻き取り軸51に巻き取られ始める。また、時間(T2)では、開口14aの一部が既に開いている。従って、攪拌部材55が回転すると、トナーが現像室13aに供給される。そのため、攪拌部材55にかかる負荷トルクは、開口14aが塞がった状態よりも低くなる。
時間(T3)では、開口14aが完全に開くので攪拌部材55にかかる負荷トルクは最も低くなる。
図17(b)、(c)より、トナーシール50を巻き取り始めてから、所定時間経過後に攪拌部材55を回転し始めることで、図17(c)に示すように、複数の回転部材により発生する全体の負荷トルクの最大値を低減することができる。そのため、巻き取り軸51、及び、攪拌部材55を駆動させるための駆動トルクを軽減させることができる。よって、モータ23等の駆動源の小型化、低コスト化に寄与することができる。また、回転部
材にかかる負荷トルクを低減することにより、回転部材の小型化、低コスト化にも寄与することができる。
実施例2に係る攪拌部材について図18、図19を参照して説明する。図18は、実施例2に係る攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための分解斜視図である。図19は、実施例2に係る攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための断面図である。なお、実施例1と同じ構成については説明を省略する。
駆動力伝達部材90は、その一方の端部に二方取り軸90aを有する。二方取り軸90aは、攪拌部材55の二方取り穴55aに嵌合する。さらに、攪拌部材55の固定穴55bに伝達部材90の抜け止めツメ90bが引っ掛かる。これによって、伝達部材90と攪拌部材55が係合する。
伝達部材90の他方の端部には、穴部90cが設けられており、穴部90cの底には、ゴムや繊維材からなる摩擦部材91が取り付けられている。
また、攪拌駆動ギア95は、一方の端部に、サイドカバー94の支持軸94aと係合する穴部95b、及び、ギア部95cを有する。ギア95の他方の端部には、ゴムや繊維材からなる摩擦部材92を取り付ける軸部95aを有する。
穴部95b外周の軸には、バネ等からなる押圧部材93が嵌入され、サイドカバー94とギア部95cの間に挟み込まれる。これにより、軸部95aの先端に取り付けられた摩擦部材92と、穴部90cに取り付けた摩擦部材91とに適切な圧力が加えられ、所望の摩擦力を設定できる。
次に、トナーシール50を巻き取り開始するタイミングから攪拌部材55が回転し始めるタイミングを所定時間遅らせる構成について説明する。
トナーシール50によって開口14aが塞がった状態では、攪拌部材55と弾性シート部材60にトナーの負荷がかかっている。そのため、攪拌駆動ギア59がギア列(不図示)により伝達された駆動力を受けても、摩擦部材92と摩擦部材91との連結部間で滑りが発生する。そのため、攪拌部材55は停止したままである。
トナーシール50が、巻き取り軸51に巻き取られ始め、開口14aの一部が開いた状態で、攪拌部材55が回転すると、トナーが現像室13aに供給される。そのため、攪拌部材55にかかる負荷トルクは、開口14aが塞がった状態よりも低くなる。また、トナーシール50の巻き取りが終了すると、開口14aが完全に開くので攪拌部材55にかかる負荷トルクは更に低くなる。
そのため、所定時間を、巻き取り軸51が開口14aの開封を開始する後の時間に設定する。これによって、より小型である、あるいは、低コストの駆動源を採用することができる。また、負荷トルクが低くなることで、攪拌部材やギアに、より低コストの部品を採用することができる。
摩擦部材92と摩擦部材91の連結部で発生する摩擦力を、開口14aが完全に開いた時に攪拌部材55を回転させるのに必要なトルクと同等に設定すれば、カートリッジB(現像装置19)が有する複数の回転部材により発生する全体の負荷トルクの最大値を低減することができる。そのため、モータ等の駆動源の小型化、低コスト化に寄与することができる。また、回転部材にかかる負荷トルクを低減することにより、回転部材の小型化、
低コスト化にも寄与することができる。
本実施例に係る電子写真画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 本実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図である。 本実施例に係る画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着した状態を示す斜視図である。 本実施例に係る画像形成装置本体の装着手段を示す斜視図である。 本実施例に係る画像形成装置本体の装着手段を示す斜視図である。 本実施例に係るプロセスカートリッジの外観斜視図である。 本実施例に係るプロセスカートリッジの外観斜視図である。 本実施例に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。 本実施例に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。 本実施例の現像剤シール部材が巻き取られる状態を説明する図である。 本実施例の現像剤シール部材が巻き取られる状態を説明する図である。 本実施例に係る攪拌部材の構成を説明するための分解斜視図である。 本実施例に係る攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための分解斜視図である。 本実施例に係る駆動伝達部の動きを説明するための斜視図である。 攪拌部材への駆動力の伝達を説明するための斜視図である。 現像剤シール開封装置が有する現像剤シール部材巻き取り軸への駆動力の伝達を説明するための斜視図である。 本実施例のトルクを示す図である。 実施例2に係る攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための分解斜視図である。 実施例2に係る攪拌部材の駆動伝達部構成を説明するための断面図である。
符号の説明
1 光学手段
2 記録媒体
3 搬送手段
4 転写ローラ
5 定着手段
6 排出トレイ
7 電子写真感光体ドラム
8 帯電ローラ
9 カートリッジドア
10 現像ローラ
11 マグネットローラ
12 現像ブレード
13 現像枠体
14 現像剤収納容器(トナー収納容器)
14a 開口部
17 クリーニング手段
18 ドラム枠体
19 現像装置
20 感光体ユニット
23 モータ(駆動源)
24 ギア
31 結合部材
50 トナーシール(現像剤シール部材)
50a、50b、50c、50d シールパターン
50f 折り返し部
50g 先端部
51 現像剤シール巻き取り軸
51a ギア部
55 攪拌部材
55a 二方取り穴
55b 固定穴
55c 端軸
56 カップリング部材
57 シール部材
58、59 攪拌駆動ギア
59a 駆動伝達突起
60 弾性シート部材
70 第1の駆動力伝達部材
70a 二方取り軸
70b 抜け止めツメ
70c ねじ部
70d フランジ部
71 第2の駆動力伝達部材
71a ねじ部
71b 駆動伝達リブ
71c フランジ部
80 駆動力伝達部材
81 ドラムギア
81a 三角カップリング
81b はす歯ギア
82 現像ローラギア
83、84、85、87、88、89 アイドラギア
90 駆動力伝達部材
90a 二方取り軸
90b 抜け止めツメ
90c 穴部
91、92 摩擦部材
93 押圧部材
94 サイドカバー
95 攪拌駆動ギア
95a 軸部
95b 穴部
95c ギア部
A 電子写真画像形成装置
B プロセスカートリッジ
C 現像剤シール開封装置

Claims (8)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置であって、
    電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤により現像する、前記装置本体に設けられたモータからの駆動力によって回転する現像ローラであって、前記現像ローラの長手方向の一方の端部に設けられた第1のギアと、前記長手方向の他方の端部に設けられた第2のギアと、を有する現像ローラと、
    前記現像剤を収納する現像剤収納容器と、
    前記現像剤収納容器内に設けられた攪拌部材であって、前記現像剤を攪拌し前記現像ローラへ供給する攪拌部材と、
    前記現像剤を前記現像ローラへ供給するために前記現像剤収納容器に設けられた開口と、
    前記開口を密封する現像剤シール部材と、
    前記現像剤シール部材を開封するために前記現像剤シール部材を巻き取る巻き取り軸を有し、前記第2のギアを介して駆動力が伝達される現像剤シール開封装置と、
    前記攪拌部材に前記第1のギアを介して駆動力を伝達する駆動力伝達機構であって、前記第1のギアからの駆動力が伝達される、第1のねじ部を有する第1の駆動力伝達部材と、前記第1のねじ部と噛み合った第2のねじ部を有する、前記攪拌部材に連結した第2の駆動力伝達部材と、を有し、前記第1の駆動力伝達部材に駆動力が伝達され、前記第1のねじ部が所定量回転して前記第2のねじに締め付けられた後に前記第2の駆動力伝達部材が回転することによって、前記モータの回転方向を切替えることなく、前記巻き取り軸が回転し始めてから所定時間経過後に駆動力を前記攪拌部材に伝達する駆動力伝達機構と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記駆動力伝達機構は、
    前記第2のねじ部に前記第1のねじ部が締め付けられた際に、前記第1の駆動力伝達部材が有する第1のフランジ部と、前記第2の駆動力伝達部材が有する第2のフランジ部とが突き当たることによって、前記第2の駆動力伝達部材が回転することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤シール部材は、
    前記巻き取り軸より前記現像剤シール部材の引き抜き方向の上流側であって前記開口を囲むように設けられた接合部に接合されており、
    前記駆動力伝達機構は、前記現像剤シール部材が前記接合部から離間し始めてから所定時間経過後に、駆動力を前記攪拌部材に伝達することを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤シール部材は、前記開口を挟んで前記巻き取り軸と反対側に折り返し端部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記所定時間は、前記現像剤シール開封装置が前記開口の開封を開始する後の時間に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記所定時間は、前記現像剤シール部材が前記接合部から離間し始めてから、前記折り返し端部が前記接合部のうち前記引き抜き方向と交差する部分を通過するまでの時間であることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  7. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の現像装置と、
    電子写真感光体ドラムと、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
    (i)請求項7に記載のプロセスカートリッジと、
    (ii)前記プロセスカートリッジの有する前記電子写真感光体ドラムに形成された現像剤像を前記記録媒体に転写する転写手段と、
    (iii)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
JP2003307908A 2003-08-29 2003-08-29 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Expired - Fee Related JP4422991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307908A JP4422991B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307908A JP4422991B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005077742A JP2005077742A (ja) 2005-03-24
JP4422991B2 true JP4422991B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=34410555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003307908A Expired - Fee Related JP4422991B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4422991B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030600A1 (en) * 2016-08-09 2018-02-15 S-Printing Solution Co., Ltd Development cartridge and electrophotographic image forming apparatus adopting the same

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5371566B2 (ja) * 2008-09-03 2013-12-18 キヤノン株式会社 現像装置
JP2012088655A (ja) 2010-10-22 2012-05-10 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5693678B2 (ja) * 2012-09-10 2015-04-01 キヤノン株式会社 現像剤収納容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置
KR20240134041A (ko) * 2015-02-27 2024-09-05 캐논 가부시끼가이샤 드럼 유닛, 카트리지 및 전자 사진 형성 장치
JP6665635B2 (ja) * 2016-03-31 2020-03-13 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06348126A (ja) * 1993-06-12 1994-12-22 Ricoh Co Ltd 現像装置
JP3840063B2 (ja) * 2001-04-27 2006-11-01 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030600A1 (en) * 2016-08-09 2018-02-15 S-Printing Solution Co., Ltd Development cartridge and electrophotographic image forming apparatus adopting the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005077742A (ja) 2005-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6496667B2 (en) Cartridge detachably attachable to image forming apparatus
US6735403B2 (en) Image forming apparatus to which a developing cartridge or process cartridge are detachably mountable comprising driving control means for permitting and preventing transmission of a driving force to a winding member
US9052638B2 (en) Cartridge and image forming apparatus with seal member for sealing a toner feeding opening
US9229371B2 (en) Developer container, developing cartridge, process cartridge and image forming apparatus
US7242893B2 (en) Developer supply container
US7813671B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US6560422B2 (en) Development cartridge, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus, and toner seal member for unsealing an opening for supplying developer by automatically winding up the toner seal member
JP6173069B2 (ja) 現像剤容器、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4401713B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2003307931A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US20160085178A1 (en) Developing device
JP6465631B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP4422991B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH0862980A (ja) 現像装置
JP2010191086A (ja) カートリッジ及びカートリッジの組み立て方法
JP6035435B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
US8526846B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
JP5777324B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP6508120B2 (ja) トナー容器およびトナー供給装置並びに画像形成装置
JPH09114352A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006208532A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP3984984B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004233492A (ja) 画像形成装置
JPH0922240A (ja) プロセスカートリッジ、補給カートリッジおよび画像形成装置
JP2002221856A (ja) プロセスカートリッジ及び端部部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees