JP4420765B2 - ノイズブランカ、無線機、及びノイズの減衰方法 - Google Patents

ノイズブランカ、無線機、及びノイズの減衰方法 Download PDF

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本発明は、ノイズブランカ、無線機、及びノイズの減衰方法に関する。
無線機には、一般に入力信号に含まれるノイズを処理するためのノイズブランカが設けられている。そして、無線機には、ノイズブランカにより処理するべきノイズを入力信号を含むか否か検出するためのノイズ検出器が設けられている。
そして、無線機には、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)によりディジタル信号を処理するようにしたものがある。DSPを用いた無線機では、入力された入力信号は、A/Dコンバータによりアナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された信号が、ノイズブランカによる処理の対象となる。
ところで、従来の無線機では、ノイズアンプ、ノイズ検波、ノイズ専用のAGC回路という複雑な組み合わせによりノイズの検出を行っていた。従って、急峻な立ち上がりを持つパルスノイズが入ってくると、閾値を越える時間が暫く続き、ブランクされる期間がある程度は発生してしまう。
また、ノイズブランカをソフトで実現する場合、ノイズを検出し、ノイズを含む原信号にブランク処理を施すには、ディレイバッファによる遅延処理が必要であった。
そして、ノイズブランカをソフトで実現する場合、離散的に発生するパルスノイズに対してもある一定期間はブランクされ、無線機を使用するユーザに受信音声についての聴感上の歪みを感じさせる原因になっていた。
そこで、本発明は、必要以上に信号を減衰させることなく、ノイズを減衰させる処理を行うことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ディジタル信号を処理するノイズブランカであって、
アナログ信号を離散化されたディジタル信号に変換する入力用A/Dコンバータよりディジタルの入力信号が入力されるよう設けられており、
所定の基準値を記憶し、前記ディジタルの入力信号のうち最も新しく入力されたものから所定の個数分の離散値の平均値を示す平均値信号を生成し、前記平均値信号が示す平均値と、前記記憶した基準値とに基づき、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値がノイズを含むか否か判別するための閾値を決定し、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値が前記決定された閾値より大きいか否かを判別して、大きいと判定したとき該離散値がノイズを含むと判別する、ことにより前記ディジタルの入力信号の離散値毎に該入力信号のノイズを検出するノイズ検出器と、
前記ノイズ検出器によるノイズの検出に基づき前記入力信号の離散値毎にノイズを処理するブランク処理部と
を備えるノイズブランカである。
本発明によると、入力信号の離散値毎にノイズの検出を行う。そして、入力信号がノイズを含むことを検出すると、ノイズが検出された入力信号の離散値に対してノイズを減衰させる処理を行う。これにより、ノイズを減衰する処理を行うにあたり、必要以上に信号を減衰させることを防ぐことができる。
また、前記ブランク処理部について、前記ノイズ検出器がノイズを検出すると、当該ノイズが検出された入力信号の離散値を、当該離散値について決定された前記閾値に対する当該離散値の信号レベルの比の値により除算することにより、当該入力信号についてノイズを減衰させる処理を行う減衰部と、前記ノイズ検出器がノイズを検出しない場合に前記入力信号をそのまま出力させるスルー部とを設けることができる。
この発明によると、ノイズ検出器がノイズを検出した場合には、前記減衰部によりノイズを減衰する処理を行う。一方、ノイズ検出器がノイズを検出しなかった場合には、入力信号をスルー部を通してそのまま出力する。
従って、この発明によると、ノイズを検出した場合とノイズを検出しなかった場合とについて、減衰部及びスルー部の各々で独立して処理する。これにより、ノイズを検出した場合とノイズを検出しなかった場合の処理を容易にできる。
また、無線信号を目的の所定周波数に同調させて受信する受信回路と、前記受信回路より出力された信号が前記入力用A/Dコンバータによってディジタル信号に変換されて入力される上記ノイズブランカと、前記ノイズブランカより出力された信号を復調させる復調回路と、により無線機を構成することができる。
この発明の無線機によると、入力信号の離散値毎にノイズの検出を行い、入力信号がノイズを含むことを検出すると、ノイズが検出された入力信号の離散値に対してノイズを減衰させる処理を行う。
これにより、ノイズを減衰する処理を行うにあたり、必要以上に信号を減衰させることを防ぐことができる。そして、この無線機を使用するユーザに受信音声についての聴感上の歪みを感じさせないようにすることができる。
また、本発明は、ノイズの減衰を、アナログの入力信号を離散化されたディジタルの入力信号に変換するディジタル変換工程と、
所定の基準値を記憶し、前記ディジタルの入力信号のうち最も新しく入力されたものから所定の個数分の離散値の平均値を示す平均値信号を生成し、前記平均値信号が示す平均値と、前記記憶した基準値とに基づき、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値がノイズを含むか否か判別するための閾値を決定し、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値が前記決定された閾値より大きいか否かを判別して、大きいと判定したとき該離散値がノイズを含むと判別する、ことにより前記ディジタル変換工程によって得たディジタルの入力信号の離散値毎にノイズを検出するノイズ検出工程と、
前記ノイズ検出工程によりノイズが検出された入力信号の離散値にノイズを減衰させる処理を行うノイズ減衰工程とによって行う。
本発明によると、入力信号の離散値毎にノイズの検出を行い、入力信号がノイズを含むことを検出すると、ノイズが検出された入力信号の離散値に対してノイズを減衰させる処理を行う。これにより、ノイズを減衰する処理を行うにあたり、必要以上に信号を減衰させることを防ぐことができる。
本発明によると、入力信号の離散値毎にノイズの検出を行い、入力信号がノイズを含むことを検出すると、ノイズが検出された入力信号の離散値に対してノイズを減衰させる処理を行う。
これにより、ノイズを減衰する処理を行うにあたり、必要以上に信号を減衰させることを防ぐことができる。これにより、無線機においてノイズの減衰処理を行う場合、無線機を使用するユーザに受信音声についての聴感上の歪みを感じさせないようにすることができる。
本発明の実施の形態について、図1乃至図4により説明する。本発明の一実施形態であるノイズブランカ10は、本発明の一実施形態である無線機20に設けられている。また、本発明の一実施形態であるノイズの減衰方法は、無線機20により実施することができる。また、無線機20によると、パルス性のノイズを処理することができる。
図1に示すように、無線機20は、受信アンテナ21と、受信回路22と、A/Dコンバータ23と、ノイズブランカ10と、復調回路24と、D/Aコンバータ25と、操作部27と、メモリ28を備えている。
この無線機20において、ノイズブランカ10と復調回路24とは、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)30から構成され、ディジタル信号はDSP30により処理される。
受信アンテナ21は、無線信号を受信する。受信回路22は、受信アンテナ21より入力される信号を目的とする所定周波数に同調させ、さらに周波数変換を行ってIF(中間周波数)信号とする。
受信回路22より出力されたIF信号は、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ23に供給され、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ23によりディジタルデータに変換される。
A/Dコンバータ23は、受信回路22が出力したアナログ信号であるIF信号をディジタルのIF信号に変換するための入力用A/Dコンバータにあたる。
A/Dコンバータ23によりディジタル化されたIF信号は、ノイズブランカ10に入力される。ノイズブランカ10は、入力されたディジタルIF信号について、ノイズの検出を行い、ノイズを含む場合にはノイズ成分を減衰して出力する。ノイズブランカ10については、後述する。
ノイズブランカ10を出力された信号は、復調回路24に入力され、オーディオ周波数(Audio Frequency)の信号に復調される。この復調された信号(AF信号)は、D/Aコンバータ25によりアナログのAF信号に変換され、例えばスピーカ26や図示されない信号処理回路に供給される。
図1に示す操作部27は、無線機20のユーザによって操作され、無線機20を動作させる条件情報を入力する。例えば、操作部27により、ユーザのキー操作に従って、無線機20の動作モード(AM、FM、受信周波数、受信チャンネルの別)を選択する。
外部メモリ28は、ノイズブランカ10の処理に伴うデータ及び、この無線機20の制御に必要な各種のデータも記憶する。
なお、無線機20は、図示されない制御用マイコンを備え、制御用マイコンはROM及びRAMを備えている。無線機20の動作を制御するためのプログラムがROMに格納されている。
また、制御用マイコンは、必要に応じて外部メモリ28に対するデータの入出力を行う。そして、この制御用マイコンの動作に基づき、図1に示される各ブロックが制御され、DSP30に基づく処理を実行する。
次に、ノイズブランカ10について、図2に基づき説明する。ノイズブランカ10は、機能的には、図2に示すように、ノイズ検出器11とブランク処理部16を備えている。
ノイズ検出器11は、入力されたIF信号について、ノイズの検出を行う。ノイズ検出器11には、入力された信号がノイズを含むか否か判別するための所定の閾値が設定される。ノイズ検出器11は、前記所定の閾値と入力された信号とを比較することにより、入力信号がノイズを含むか否か検出する。
ノイズ検出器11には、A/Dコンバータ23によりディジタルデータとされて離散化された入力信号の離散値のデータが一つずつ順に入力される。そして、ノイズ検出器11は、入力信号の個々の離散値のデータについて、ノイズを含むか否かの検出を順に行う。
ノイズ検出器11は、ノイズを検出すると、ブランク処理部16の減衰部16aを動作させる制御信号(オン(ON)信号)を減衰部16aに出力する。一方、ノイズ検出器11は、ノイズを検出しない場合には、ブランク処理部16のスルー部16bを動作させる制御信号(オン(ON)信号)をスルー部16bに出力する。
ここで、ノイズ検出器11の具体例について、図3により説明する。図3は、ノイズ検出器11の一構成例を含むブロック図である。図3に示されるように、ノイズ検出器11は、絶対値検波部12と、ローパスフィルタ(LPF)13と、閾値設定部14と、ノイズ判別部15を備えている。
絶対値検波部12は、A/Dコンバータ23からのディジタルIF信号である入力信号Xが供給され、入力信号Xを絶対値検波する。換言すると、絶対値検波部12は、サンプリング周期に応じて順次供給されるデータX(このデータの値は、IF信号の瞬時瞬時の信号レベル(1サンプリング期間の平均的な)に等しい)が正の値であるときはそのまま出力し、負の値である場合には符号を正に変換して信号レベルの絶対値を得て出力する。絶対値検波部12の出力信号X1は、LPF13及びノイズ判別部15に出力される。
LPF13は、入力された信号X1を、時定数で定まる所定時間にわたって平均化する処理を行う。即ち、LPF13によると、時間に応じて変化するレベルの信号X1の所定時間にわたった平均レベルX2が得られる。
LPF13の機能を実現するため、DSP30は、順次入力されるディジタルデータX1をメモリ28に順次格納し、最新のn個のデータを抽出して、その平均値を求める。
LPF13の時定数(即ち、上述のデータ数「n」)は、例えば操作部27により選択された動作モードに応じて、DSP30により平均的な追従をする時定数に設定される。
このLPF13の時定数を自動設定(固定でもよい)とすることにより、ユーザによる時定数の調整の必要をなくし、操作の煩雑を軽減することができる。LPF13によって得られた平均値X2は、閾値設定部14に出力される。
閾値設定部14は、入力された信号X2に所定の基準値(基準閾値)Yを乗算して、閾値(Y*X2)(*は乗算を表す)を求め、ノイズ判別部15に出力する。即ち、閾値設定部14は、単位信号レベルあたりの閾値Yを、実際に入力された信号の平均的な信号レベルX2にあわせて修正して出力する。閾値設定部14により得られた閾値Y*X2は、ノイズ判別部15に供給される。
なお、基準閾値Yについて、操作部27の操作によって閾値設定部14に設定されるようにできる。また、基準閾値Yを外部メモリ28に予め記憶し、閾値設定部14に設定されるようにすることもできる。
ノイズ判別部15は、入力信号がノイズを含むか否かの判別を行う。具体的には、ノイズ判別部15は、絶対値検波部12より入力された信号X1と、閾値設定部14より入力された閾値(Y*X2)とを比較する。
そして、X1>Y*X2である場合には、入力信号がノイズを含む(より詳細には、そのデータ片X1は、IF信号にノイズが重畳している部分のサンプリングデータの絶対値である)ことを検出する。
ノイズ判別部15は、ノイズを含むことを判別すると、ブランク処理部16の減衰部16aを動作させる制御信号(オン(ON)信号)を出力する。一方、ノイズ判別部15は、ノイズを含まないことを判別すると、ブランク処理部16のスルー部16bを動作させる制御信号(オン(ON)信号)を出力する。
次に、ブランク処理部16について説明する。ブランク処理部16は、図2に示されるように、減衰部16aとスルー部16bを備えている。減衰部16aは、入力信号(IF入力)のデータに予め設定されている減衰ゲイン(減衰量)を乗算し、乗算結果をノイズブランカ10の出力として出力する。
減衰ゲインを、ノイズ検出器11が得たデータに基づき減衰部16aに設定することができる。そして、ノイズ検出器11が得たデータにより、減衰ゲインとしてX2*Y/X1を設定することができる。また、減衰ゲインを、可変に設定できるようにすることもできる。
そして、減衰部16aは、ノイズ検出器11よりオン信号が入力されると(ノイズ検出)、入力信号に減衰ゲインを乗算する処理を行う。減衰部16aには、A/Dコンバータ23を出力された入力信号(IF入力)が入力される。減衰部16aには、入力信号の離散値のデータが一つずつ順に入力される。
減衰部16aには、ノイズ検出器11に入力された入力信号の離散値のデータと同一のデータが入力される。これにより、ノイズ検出が行われた入力信号の離散値のデータと同一のデータが減衰部16aにより処理される。入力信号が減衰部16aにより処理されると、その処理された信号が復調回路24に出力される。
スルー部16bは、入力信号(IF入力)が入力されると、そのまま復調回路24に出力する処理を行う。スルー部16bは、ノイズ検出器11よりオン信号が入力されると(ノイズ非検出)、入力された信号をそのまま復調回路24に出力する。
スルー部16bには、A/Dコンバータ23を出力された入力信号(IF入力)が入力される。スルー部16bには、ディジタルデータである入力信号の離散値のデータが一つずつ順に入力される。
スルー部16bには、ノイズ検出器11に入力された入力信号の離散値のデータと同一のデータが入力される。これにより、ノイズ検出が行われた入力信号の離散値のデータと同じデータがスルー部16bにより処理される。
次に、以上に説明した無線機20の動作の例について、図4に基づき説明する。図4は、ノイズブランカ10の動作のフローチャートである。
A/Dコンバータ23より離散値のデータであるIF信号Xが一つ入力されると(ステップS1)、この一つの信号Xをノイズ検出器11に入力する(ステップS2)。ノイズブランカ(NB)がオン(ON)されており、かつノイズ検出器11がノイズを検出した場合(ステップS3、YES)、減衰部16aが信号Xに減衰量を乗算する(ステップS4)。これにより、減衰させた結果としての出力Xを得る(ステップS6)。なお、S4で演算に用いるデータである減衰量を可変に設定できる。
一方、ノイズブランカ(NB)がオン(ON)されていないか、ノイズ検出器11がノイズを検出しなかった場合には(ステップS3、NO)、スルー部16bが信号Xをそのまま維持し(ステップS5)、出力Xを得る(ステップS6)。ノイズブランカ10が出力Xを復調回路24に出力すると、ノイズブランカ10の処理を終了する(ステップS7)。
以上に説明したノイズブランカ10乃至無線機20によると、A/Dコンバータ23によりディジタルデータとされた離散値である入力信号がノイズ検出器11に一つずつ入力され、入力信号の離散値毎にノイズを含むか否か検出する。
そして、ノイズ検出器11によりノイズが検出されると、入力信号の離散値ごとにブランク(減衰)処理を行う。これにより、必要以上に信号を減衰させることを防ぎ、信号の歪みを小さくすることができる。これにより、無線機20のユーザの受信音声についての聴感上の歪みを軽減することができる。また、離散的に発生するパルスノイズに対応することもできる。
本発明の一実施形態である無線機のブロック図である。 ノイズブランカを含むブロック図である。 ノイズ検出器の一例のブロックを含むブロック図である。 無線機の動作のフローチャートである。
符号の説明
10 ノイズブランカ
11 ノイズ検出器
12 絶対値検波部
13 ローパスフィルタ
14 閾値設定部
15 ノイズ判別部
16 ブランク処理部
16a 減衰部
16b スルー部
20 無線機
21 受信アンテナ
22 受信回路
23 A/Dコンバータ
24 復調回路
25 D/Aコンバータ
26 スピーカ
27 操作部
28 外部メモリ

Claims (4)

  1. ディジタル信号を処理するノイズブランカ(10)であって、
    アナログ信号を離散化されたディジタル信号に変換する入力用A/Dコンバータ(23)よりディジタルの入力信号が入力されるよう設けられており、
    所定の基準値を記憶し、前記ディジタルの入力信号のうち最も新しく入力されたものから所定の個数分の離散値の平均値を示す平均値信号を生成し、前記平均値信号が示す平均値と、前記記憶した基準値とに基づき、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値がノイズを含むか否か判別するための閾値を決定し、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値が前記決定された閾値より大きいか否かを判別して、大きいと判定したとき該離散値がノイズを含むと判別する、ことにより前記ディジタルの入力信号の離散値毎に該入力信号のノイズを検出するノイズ検出器(11)と、
    前記ノイズ検出器によるノイズの検出に基づき前記入力信号の離散値毎にノイズを処理するブランク処理部(16)と、
    を備えるノイズブランカ。
  2. 前記ブランク処理部は、
    前記ノイズ検出器がノイズを検出すると、当該ノイズが検出された入力信号の離散値を、当該離散値について決定された前記閾値に対する当該離散値の信号レベルの比の値により除算することにより、当該入力信号についてノイズを減衰させる処理を行う減衰部(16a)と、
    前記ノイズ検出器がノイズを検出しない場合に前記入力信号をそのまま出力させるスルー部(16b)と、
    を備える請求項1に記載のノイズブランカ。
  3. 無線信号を目的の所定周波数に同調させて受信する受信回路(22)と、前記受信回路より出力された信号が前記入力用A/Dコンバータによってディジタル信号に変換されて入力される請求項1又は2に記載のノイズブランカと、前記ノイズブランカより出力された信号を復調させる復調回路(24)と、を備える無線機。
  4. アナログの入力信号を離散化されたディジタルの入力信号に変換するディジタル変換工程と、
    所定の基準値を記憶し、前記ディジタルの入力信号のうち最も新しく入力されたものから所定の個数分の離散値の平均値を示す平均値信号を生成し、前記平均値信号が示す平均値と、前記記憶した基準値とに基づき、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値がノイズを含むか否か判別するための閾値を決定し、前記入力信号のうち最も新しく入力された離散値が前記決定された閾値より大きいか否かを判別して、大きいと判定したとき該離散値がノイズを含むと判別する、ことにより前記ディジタル変換工程によって得たディジタルの入力信号の離散値毎にノイズを検出するノイズ検出工程と、
    前記ノイズ検出工程によりノイズが検出された入力信号の離散値にノイズを減衰させる処理を行うノイズ減衰工程と、を備えるノイズの減衰方法。
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