JP4419525B2 - メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法 - Google Patents

メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法 Download PDF

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本発明は、メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法に関する。
近年、メモリカードやシリコンディスクなどのメモリシステムに用いられる半導体メモリとして、フラッシュメモリが用いられることが多い。このフラッシュメモリは不揮発性メモリの一種であり、電源が投入されているか否かに関わらず、データが保持されていることが要求される。
ところで、上記のような装置に特に用いられることが多いNAND型フラッシュメモリは、メモリセルを消去状態(論理値の「1」)から書込状態(論理値の「0」)に変化させる場合には、メモリセル単位で行うことができるが、メモリセルを書込状態(論理値の「0」)から消去状態(論理値の「1」)に変化させる場合には、メモリセル単位で行うことができず、複数のメモリセルからなる所定の消去単位(ブロック)でしかこれを行うことができない。かかる一括消去動作は、一般的にブロック消去と呼ばれている。
上記のような特性により、NAND型フラッシュメモリを用いたメモリシステムでは、ブロック消去されているブロックにデータを書込んでいるが、偶発的なエラー又は不良ブロック化により、ブロック消去したブロックが正常な消去状態にならない場合がある。このような問題の対策として、特許文献1(特開2001−243122)では、実際にデータを書き込む前に消去済みブロックの状態を診断している。
特開2001−243122
ところが、特許文献1(特開2001−243122)に示されている対策では書込みデータの信頼性は向上するが、書込み前に消去済みブロックのメモリセルに書き込まれているデータを読み出す等の処理を行うため、書込みに伴う処理時間が長くなってしまうという問題があった。
又、近年提供されているフラッシュメモリの中には、ブロック消去の際に消去したブロックの消去状態をチェックし、全てのビットが消去状態になっているか否かを示すステータス情報を生成する機能を備えたものがある。従って、このような消去状態チェック機能を備えたフラッシュメモリを使用すれば、より簡単に消去状態をチェックすることができる。
そこで、本発明はフラッシュメモリが備えた消去状態チェック機能を利用することにより、書込みに伴う処理時間が長くなるのを抑えつつ、信頼性の高いデータ書込みを行なうことができるメモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る目的は、フラッシュメモリにデータを書込む書込み手段と、
フラッシュメモリからデータを読出す読出し手段と、
フラッシュメモリに書込まれているデータを消去する消去手段と、
フラッシュメモリに書込まれているデータを消去したときにフラッシュメモリが生成する消去ステータスを取得するステータス取得手段と、を備え、
取得した前記消去ステータスが正常な消去状態に該当するときだけ、該消去ステータスに係る消去済ブロックに対するデータの書込みが開始されるように構成されていることを特徴とするメモリコントローラによって達成される。
又、本発明に係る目的は、前記メモリコントローラと、前記ステータス生成手段を有するフラッシュメモリを備えることを特徴とするフラッシュメモリシステムによっても達成される。
ここで、フラッシュメモリが生成する消去ステータスは、消去状態が正常であるか否かを示す情報であり、全てのビットが消去状態になっていれば正常を、1ビットでも消去状態になっていないビットが存在すれば異常を示す。
又、本発明によれば、データの書込み先となるブロックの候補を設定する候補ブロック設定手段を備えることが好ましい。
又、本発明によれば、ブロックのユーザ領域に書込まれているデータが無効であることを示す無効フラグを、冗長領域に設定する無効フラグ設定手段を備え、前記候補ブロック設定手段が、冗長領域に前記無効フラグが設定されているブロックを、データの書込み先の候補に設定することが好ましい。
又、本発明によれば、消去済ブロックに対する読出し処理に基づき、消去状態を診断する診断手段を備え、該診断手段と前記ステータス取得手段のいずれか一方の手段によって、正常な消去状態であると判断された消去済ブロックに対して、データの書込みが開始されるように構成されていてもよい。
つまり、消去済ブロックに対する読出し処理に基づいて正常な消去状態であるか否かを判断する処理と、フラッシュメモリが生成する消去ステータスに基づいて正常な消去状態であるか否かを判断する処理を、選択的に使用することができ、その判断に基づいてデータの書込みが開始される。
又、本発明に係る目的は、フラッシュメモリにデータの書込みを行なうときに、データの書込み先となるブロックに対して消去処理を行ない、
前記消去処理の終了後にフラッシュメモリが生成する消去ステータスを取得し、
取得した前記消去ステータスが、正常な消去状態を示す情報であったときに、
前記消去処理が行なわれたブロックに対して、データの書込み処理を行なうことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法によって達成される。
ここで、フラッシュメモリが生成する消去ステータスは、消去状態が正常であるか否かを示す情報であり、全てのビットが消去状態になっていれば正常を、1ビットでも消去状態になっていないビットが存在すれば異常を示す。
又、本発明によれば、消去済ブロック、又はブロックのユーザ領域に書込まれているデータが無効であることを示す無効フラグが冗長領域に設定されているブロックを、データの書込み先とすることが好ましい。
本発明によれば、フラッシュメモリが生成するステータス情報(消去状態が正常であるか否かを示す情報であり、全てのビットが消去状態になっていれば正常を、1ビットでも
消去状態になっていないビットが存在すれば異常を示す。)を取得し、このステータス情報に基づいて正常な消去状態であると判断されたブロックに対して、データの書込みを行なっている。又、この消去状態の判断とデータの書込みは、一連の処理として行なわれる。このような処理を行なうことにより、書込みに伴う処理時間が長くなるのを抑えつつ、信頼性の高いデータ書込みを行なうことができる。
又、ブロックのユーザ領域に書込まれているデータが無効又は不要となったときに、そのブロックの冗長領域に無効フラグを設定するようにすれば、データを書込む直前に消去処理を行うだけでよいので、データ書替の際の処理効率が更に向上する。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[フラッシュメモリシステム1の説明]
図1は、本発明に係るフラッシュメモリシステム1を概略的に示すブロック図である。図1に示したようにフラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するコントローラ3で構成されている。又、フラッシュメモリシステム1は、通常ホストシステム4に着脱可能に装着されて使用され、ホストシステム4に対して一種の外部記憶装置として用いられる。
尚、ホストシステム4としては、文字、音声、あるいは画像情報等の種々の情報を処理するパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラをはじめとする各種情報処理装置が挙げられる。
フラッシュメモリ2は、ページ単位で読出し又は書込みを、ブロック単位で消去を実行するデバイスであり、例えば、1ブロックは32ページで構成され、1ページは512バイトのユーザ領域と16バイトの冗長領域で構成されている。又、1ブロックが64ページで構成され、1ページが2kバイトのユーザ領域と64バイトの冗長領域で構成されているものもあり、今後もブロック又はページの記憶容量は増加する傾向にある。
コントローラ3は、ホストインターフェース制御ブロック5と、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、フラッシュメモリシーケンサブロック12とから構成される。これら機能ブロックによって構成されるコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積されている。以下に各ブロックの機能を説明する。
マイクロプロセッサ6は、コントローラ3を構成する各機能ブロック全体の動作を制御する機能ブロックである。
ホストインターフェース制御ブロック5は、ホストインターフェースブロック7の動作を制御する機能ブロックである。ここで、ホストインターフェース制御ブロック5は、ホストインターフェースブロック7の動作を設定する動作設定レジスタ(図示せず)を備えており、この動作設定レジスタに基づきホストインターフェースブロック7は動作する。
ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4とデータ、アドレス情報、ステータス情報及び外部コマンド情報の授受を行なう機能ブロックである。すなわち、フラッシュメモリシステム1がホストシステム4に装着されると、フラッシュメモリシステム1とホストシステム4は、外部バス13を介して相互に接続され、かかる状態において、ホストシステム4よりフラッシュメモリシステム1に供給されるデータ等は、ホストインタ―フェースブロック7を入口としてコントローラ3の内部に取り込まれ、フラッシュメ
モリシステム1からホストシステム4に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を出口としてホストシステム4に供給される。
さらに、ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4より供給されるホストアドレス及び外部コマンドを一時的に格納するタスクファイルレジスタ(図示せず)及びエラーが発生した場合にセットされるエラーレジスタ(図示せず)等を有している。
ワークエリア8は、フラッシュメモリ2の制御に必要なデータが一時的に格納される作業領域であり、複数のSRAM(Static Random Access Memory)セルによって構成される機能ブロックである。
バッファ9は、フラッシュメモリ2から読出したデータ及びフラッシュメモリ2に書込むデータを一時的に保持する機能ブロックである。すなわち、フラッシュメモリ2から読出したデータは、ホストシステム4が受け取り可能な状態になるまでバッファ9に保持され、フラッシュメモリ2に書込むデータは、フラッシュメモリ2が書込み可能な状態となるまでバッファ9に保持される。
フラッシュメモリシーケンサブロック12は、内部コマンドに基づきフラッシュメモリ2の動作を制御する機能ブロックである。フラッシュメモリシーケンサブロック12は、複数のレジスタ(図示せず)を備え、この複数のレジスタに内部コマンドを実行する際に必要な情報が設定される。この複数のレジスタに内部コマンドを実行する際に必要な情報が設定されると、フラッシュメモリシーケンサブロック12は、その情報に基づいて処理を実行する。ここで、「内部コマンド」とは、コントローラ3からフラッシュメモリ2に与えられるコマンドであり、ホストシステム4からフラッシュメモリシステム1に与えられるコマンドである「外部コマンド」と区別される。
フラッシュメモリインターフェースブロック10は、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2とデータ、アドレス情報、ステータス情報及び内部コマンド情報の授受を行う機能ブロックである。
ECCブロック11は、フラッシュメモリ2に書込むデ―タに付加されるエラーコレクションコードを生成するとともに、読出しデータに付加されたエラーコレクションコードに基づいて、読出したデータに含まれる誤りを検出・訂正する機能ブロックである。
[メモリセルの説明]
次に、図2及び3参照して図1に示したフラッシュメモリ2を構成するメモリセル16の具体的な構造について説明する。
図2は、フラッシュメモリを構成するメモリセル16の構造を概略的に示す断面図である。同図に示したように、メモリセル16は、P型半導体基板17に形成されたN型のソース拡散領域18及びドレイン拡散領域19と、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19との間のP型半導体基板17を覆って形成されたトンネル酸化膜20と、トンネル酸化膜20上に形成されたフローティングゲ―ト電極21と、フローティングゲート電極21上に形成された絶縁膜22と、絶縁膜22上に形成されたコントロールゲ―ト電極23とから構成される。このような構成を有するメモリセル16が、フラッシュメモリ内で複数個直列に接続されている。
メモリセル16は、フローティングゲート電極21に電子が注入されているか否かによって、「消去状態(電子が蓄積されていない状態)」と「書込状態(電子が蓄積されている状態)」のいずれかの状態が示される。ここで、1つのメモリセル16は1ビットのデータに対応し、メモリセル16の「消去状態」が論理値の「1」のデータに対応し、メモ
リセル16の「書込状態」が論理値の「0」のデータに対応する。
「消去状態」においては、フローティングゲート電極21に電子が蓄積されていないため、コントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加されていないときには、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19との間の、P型半導体基板17の表面にチャネルが形成されず、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19は電気的に絶縁される。一方、コントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加されると、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19との間の、P型半導体基板17の表面にチャネル(図示せず)が形成され、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19は、このチャネルによって電気的に接続される。
すなわち、「消去状態」においてはコントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加されていない状態では、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19とは電気的に絶縁され、コントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加された状態では、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19とは電気的に接続される。
図3は、「書込状態」であるメモリセル16を概略的に示す断面図である。同図に示したように、「書込状態」とは、フローティングゲート電極21に電子が蓄積されている状態を指す。フローティングゲート電極21はトンネル酸化膜20及び絶縁膜22に挟まれているため、一旦、フローティングゲート電極21に注入された電子は、きわめて長時間フローティングゲート電極21内にとどまる。この「書込状態」においては、フローティングゲート電極21に電子が蓄積されているので、コントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加されているか否かに関わらず、ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19との間の、P型半導体基板17の表面にはチャネル24が形成される。したがって、「書込状態」においてはソース拡散領域18とドレイン拡散領域19とは、コントロールゲート電極23に読出し電圧(高レベル電圧)が印加されているか否かに関わらず、チャネル24によって常に電気的に接続状態となる。
又、上記メモリセル16が消去状態であるか書込状態であるかは、次のようにして読み出すことができる。メモリセル16はフラッシュメモリ内で複数個直列に接続されている。この直列体の中で選択するメモリセル16に低レベル電圧を印加し、それ以外のメモリセル16のコントロールゲート電極23に高レベル電圧を印加する。この状態でメモリセル16の直列体が導通状態であるか否かの検出が行われる。その結果、この直列体が導通状態であれば、選択されたメモリセル16は書込状態であると判断され、絶縁状態であれば、選択されたフラッシュメモリセル16は消去状態であると判断される。このようにして、直列体に含まれる任意のメモリセル16に保持されたデータが「0」であるのか「1」であるのかを読み出すことができる。
又、消去状態であるメモリセル16を書込状態に変化させる場合は、コントロールゲート電極23が高電位側となる高電圧を印加し、トンネル酸化膜20を介してフローティングゲート電極21へ電子を注入する。この際、FN(ファウラ―ノルトハイム)トンネル電流が流れフローティングゲート電極21に電子が注入される。一方、書込状態であるフラッシュメモリセル16を消去状態に変化させる場合は、コントロールゲート電極23が低電位側となる高電圧を印加し、トンネル酸化膜20を介してフローティングゲート電極21に蓄積された電子を排出する。
[フラッシュメモリのメモリ構造の説明]
次に、フラッシュメモリのメモリ構造を説明する。図4は、フラッシュメモリのメモリ構造を概略的に示す図である。図4に示したように、フラッシュメモリはデータの読出し及び書込みにおける処理単位であるページと、データの消去単位であるブロックで構成されている。
上記ページは、例えば512バイトのユーザ領域25と、16バイトの冗長領域26によって構成される。ユーザ領域25は、主に、ホストシステム4から供給されるデ―タが格納される領域であり、冗長領域26は、エラーコレクションコード、対応論理ブロックアドレス及びブロックステータス等の付加情報が格納される領域である。
エラーコレクションコードは、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りを訂正するための付加情報であり、ECCブロックによって生成される。このエラーコレクションコードに基づき、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りが所定数以下であれば、その誤りが訂正される。
対応論理ブロックアドレスは、そのブロックにデータが格納されている場合に、そのブロックがどの論理ブロックアドレスに対応するかを示している。尚、そのブロックにデータが格納されていない場合は、対応論理ブロックアドレスも格納されていないので、対応論理ブロックアドレスが格納されているか否かで、そのブロックが消去済ブロックであるか否かを判断することができる。つまり、対応論理ブロックアドレスが格納されていない場合は消去済ブロックであると判断する。
ブロックステータスは、そのブロックが不良ブロック(正常にデータの書込み等を行なうことができないブロック)であるか否かを示すフラグであり、そのブロックが不良ブロックであると判断された場合には、不良ブロックであることを示すフラグが設定される。
[論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの説明]
フラッシュメモリはデータの上書きができないため、データの書替えを行なう場合には、ブロック消去されている消去済ブロックに新データ(書替後のデータ)を書込み、旧データ(書替前のデータ)が書込まれていたブロックを消去するという処理を行なわなければならない。この際、消去はブロック単位で処理されるため、旧データ(書替前のデータ)が書込まれていたページが含まれるブロックの、全ページのデータが消去されてしまう。従って、データの書替えを行なう場合、書替えるページが含まれるブロックの、他のページのデータについても、消去済ブロックに移動させる処理が必要となる。
上記のようにデータを書替える場合、書替後のデータは書替前と異なるブロックに書込まれるため、ホストシステム側から与えられる論理ブロックアドレスと、フラッシュメモリ内でのブロックアドレスである物理ブロックアドレスとの対応関係は、データを書替える毎に動的に変化する。このため、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの対応関係を示したアドレス変換テーブルが必要となる。尚、このアドレス変換テーブルは、フラッシュメモリの冗長領域に書込まれている対応論理ブロックアドレスに基づいて作成され、データが書替えられる毎に、その書替えに関わった部分の対応関係が更新される。
[ゾーンの構成の説明]
上述のようにフラッシュメモリシステムでは、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの対応関係を示したアドレス変換テーブルを用いて、データの書込み処理や読出し処理を行なっている。又、このアドレス変換テーブルの作成時間を短縮するために、フラッシュメモリ内の複数のブロックで構成したゾーン毎にアドレス変換テーブルを作成しているフラッシュメモリシステムも多い。尚、ゾーンを構成するブロックの数は、特に限定されずフラッシュメモリシステムの用途やフラッシュメモリの仕様に応じて適宜設定することができる。
次に、上記ゾーンについて図面を参照して説明する。図5は、1024のブロックでゾーンを構成した例を示している。この例では、ゾーンは、1024のブロックB0000〜B1023で構成され、各ブロックは、読出し及び書込み処理の単位である32のページP00〜P31で構成されている。そして、このゾーンが1000ブロック分の論理ブ
ロックアドレスの空間に割当てられている。ここで、ブロックは消去処理の単位であり、ページは読出し及び書込み処理の単位である。又、ゾーンを構成するブロックが、24ブロック分余計に割当てられているのは、不良ブロックの発生を考慮したためである。但し、データ書替の際に一旦別のブロックに新データを書込み、その後、旧データが書込まれていたブロックをブロック消去する場合には、新データを書込むための予備ブロックが必要なので、実質的には23ブロック分が余計に割当てられていることになる。
[アドレス変換テーブルの説明]
次に、図5に示したゾーンに対するアドレス変換テーブルの例を、図面を参照して説明する。図6は、図5に示したようにブロックB0000〜B1023(物理ブロックアドレスの0000〜1023)でゾーンを構成し、このゾーンを1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間に割当てた場合のアドレス変換テーブルを示している。このアドレス変換テーブルには、各論理ブロックアドレスに対応するデータが格納されているブロックの物理ブロックアドレスが、論理ブロックアドレス順に記述されている。ここで、対応するデータが格納されていない論理ブロックアドレスについては、アドレス変換テーブルのその論理ブロックアドレスに対応した部分に、物理ブロックアドレスではなく、対応するデータが格納されていないことを示すフラグ(以下、対応するデータが格納されていないことを示すフラグを未格納フラグと言う。)が設定される。
次に、このアドレス変換テーブルを作成する方法について説明する。図6に示したアドレス変換テーブルを作成する場合、例えば、1000ブロック分の物理ブロックアドレスを記述できる領域をSRAM上に確保し、物理ブロックアドレスを記述する領域に初期設定として未格納フラグを設定する。その後、アドレス変換テーブルを作成するゾーンに割当てられているブロック(冗長領域)を順次読出していき、冗長領域に論理ブロックアドレス(対応論理ブロックアドレスとして記述されている論理ブロックアドレス)が記述されていた場合には、アドレス変換テーブルのその論理ブロックアドレスに対応した部分に、その論理ブロックアドレスが記述されていたブロックの物理ブロックアドレスを記述する。この処理を、ゾーンを構成する1024ブロックについて順次行ない、この処理が完了するとアドレス変換テーブルが完成する。尚、このアドレス変換テーブルの作成処理で、物理ブロックアドレスが記述されなかった部分については、初期設定で記述された未格納フラグがそのまま残る。
[消去済ブロック検索用テーブルと候補テーブルの説明]
次に、消去済ブロック検索用テーブルと候補テーブルについて説明する。候補テーブルは、データの書込み先として準備しておく消去済ブロック(以下、データの書込み先として準備しておく消去済ブロックを書込み候補ブロックと言う。)を設定しておくテーブルであり、各ゾーン毎に作成される。又、消去済ブロック検索用テーブルは、候補テーブルに書込み候補ブロックとして設定される消去済ブロックを検索するためのテーブルである。この消去済ブロック検索用テーブルの例としては、ゾーンを構成する各ブロックを、SRAM上の各ビットに対応させ、各ビットの値(「0」又は「1」)により、データが書込まれている状態、又はデータが書込まれていない状態を示したものが挙げられる。
図7(a)は、図5に示したゾーンの消去済ブロック検索用テーブルを概念的に示した概念図である。ここで、消去済ブロック検索用テーブル上のビットは、ゾーンを構成するブロックB0000〜B1023(物理ブロックアドレスの0000〜1023)に対応している。この対応関係については、消去済ブロック検索用テーブル上のビットを、上の行から下の行へ、各行を左から右へ物理ブロックアドレス順に対応させている。従って、消去済ブロック検索用テーブルの左上のビットが、B0000(物理ブロックアドレスの0000)のブロックに対応し、右下のビットが、B1023(物理ブロックアドレスの1023)のブロックに対応する。
又、消去済ブロック検索用テーブル上のビットは、「0」と「1」で消去済ブロックで
あるか否かを示しており、例えば、データが書込まれている場合(又は不良ブロックであることを示すブロックステータスが記述されている場合)は、そのビットに「0」を、データが書込まれていない場合(消去済ブロックの場合)は、そのビットに「1」を設定する。尚、この消去済ブロック検索用テーブルは、アドレス変換テーブルを作成する際に一緒に作成することができる。例えば、消去済ブロック検索用テーブルを作成するSRAM上の領域に「0」を設定しておき、各ブロックの冗長領域に対応論理ブロックアドレスも不良ブロックであることを示すブロックステータスも記述されていないときに、そのブロックに対応するビットに「1」を設定するようにすれば、アドレス変換テーブルを作成する際に一緒に作成することができる。つまり、ゾーンを構成するブロックの冗長領域に記述されているデータを読出したときにこの処理を行なえば、消去済ブロックに対応するビットだけに「1」が設定され、消去済ブロックでないブロックに対応するビットは予め設定した「0」のままになる。
又、この消去済ブロック検索用テーブルの更新については、消去済ブロックにデータを書込んだときに、そのブロックに対応するビットを「1」から「0」に変更し、データが書込まれているブロックをブロック消去したときに、そのブロックに対応するビットを「0」から「1」に変更する。
又、本発明に係るフラッシュメモリシステムにおける処理では、フラッシュメモリにデータを書込む際に、書込み先のブロックをブロック消去し、その後、書込み処理を行なっている。従って、データの書替等により、以前に書込まれていたデータが無効になったブロックについては、無効になったときにブロック消去を行なわずに、そのデータが無効になったことを示すフラグ(以下、ユーザ領域に書込まれているデータが無効になったことを示すフラグを無効フラグという。)を、そのブロックの冗長領域に設定してもよい。尚、冗長領域に無効フラグが設定されているブロックは、上述のアドレス変換テーブルや消去済ブロック検索用テーブルを作成、更新する際に、データが書込まれていないブロックと同等に、つまり消去済ブロックと同等に扱う。
上記無効フラグを設定する方法としては、例えば、冗長領域の特定のビットを、ユーザ領域に書込まれているデータの有効、無効を示すビットとし、ユーザ領域に書込まれているデータが無効になったときに、そのビットを「1(消去状態)」から「0(書込状態)」に上書き処理する方法が挙げられる。
次に、この消去済ブロック検索用テーブルを用いて消去済ブロック(又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロック)を検索する場合について図7(b)を参照して説明する。この消去済ブロック(又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロック)の検索では、ブロックB0000(物理ブロックアドレスの0000)に対応するビット(一番上の行の、一番左のビット)から、ブロックB1023(物理ブロックアドレスの1023)に対応するビット(一番下の行の、一番右のビット)までを走査していき、消去済ブロック(又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロック)に対応する「1」のビットを検索する。尚、前記走査は、上の行から下の行へ、各行を左から右へ向かって行なわれる。
図7(b)に示した消去済ブロック検索用テーブルで、一番上の行の、一番左のビットから走査を開始した場合、上から2番目の行の、左から3番目のビットが「1」なので、ここで検索を終了し、このビットに対応するブロックB0010(物理ブロックアドレスの0010)を、書込み候補ブロックとして候補テーブルに設定する。又、次回の検索は、上から2番目の行の、左から4番目のビットから走査を開始し、上から4番目の行の、左から5番目のビットが「1」なので、ここで検索を終了し、このビットに対応するブロックB0028(物理ブロックアドレスの0028)を、書込み候補ブロックとして候補テーブルに設定する。その後も、このような検索を続けていき、一番下の行の、一番右のビットまで走査が進んだときは、一番上の行の、一番左のビットに戻る。
[本発明に係る処理の説明]
本発明に係る処理を図8に示したフローチャートを参照して説明する。本発明に係るフラッシュメモリシステムでは、ブロック消去の際に消去したブロックの消去状態をチェックし、全てのビットが消去状態になっているか否かを示すステータス情報(以下、ブロック消去されブロックの全てのビットが、消去状態になっているか否かを示すステータス情報を消去ステータスという。)を生成する機能を備えたフラッシュメモリを用いて、フラッシュメモリシステムを構成している。
ステップ1:
候補テーブルに設定されているブロックに対して、消去処理を行なう。候補テーブルには、消去済ブロック又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロックが設定されている。尚、消去済ブロックに対して消去処理を行なうのは、消去ステータスにより、そのブロックの全てのビットが、消去状態になっているかを確認するためである。又、候補テーブルに設定されているブロックに対して、消去処理を行なう場合、フラッシュメモリシーケンサブロックが有するレジスタに、以下のような消去処理の設定がなされる。
1)内部コマンドとして内部消去コマンドが、フラッシュメモリシーケンサブロック内の所定のレジスタに設定される。
2)候補テーブルに設定されているブロックの物理ブロックアドレスが、フラッシュメモリシ―ケンサブロック内の所定のレジスタに設定される。
その後、上記消去処理の設定に基づいて、フラッシュメモリシーケンサブロックが処理を実行する。この処理が実行されると、フラッシュメモリインターフェースブロックから、内部バスを介してフラッシュメモリに内部消去コマンドを実行するためのコマンド情報やアドレス情報等が供給され、消去処理が完了するまでフラッシュメモリはビジー状態(処理を受付けない状態)になる。
ステップ2:
ブロック消去の完了後に、フラッシュメモリ内のレジスタに消去ステータスがセットされる。この消去ステータスを読出し、消去処理が行なわれたブロックの全てのビットが消去状態になっているか否かを判定する。この判定で正常な消去状態になっている(全てのビットが消去状態になっている)と判断された場合はステップ3に、正常な消去状態になっていないと判断された場合はステップ4に進む。
ステップ3:
ステップ1で消去処理が行なわれたブロックに対して書込み処理が行なわれる。この書込み処理では、フラッシュメモリシーケンサブロックが有するレジスタに、以下のような書込み処理の設定がなされる。
1)内部コマンドとして内部書込みコマンドが、フラッシュメモリシーケンサブロック内の所定のレジスタに設定される。
2)ステップ1で消去処理が行なわれたブロック内のページのアドレスが、フラッシュメモリシ―ケンサブロック内の所定のレジスタに設定される。ここで、上記ページのアドレスは、物理ブロックアドレスにページ番号に相当する5ビット(32のページを識別するためのビット)を付加することによって与えられる。
その後、上記書込み処理の設定に基づいて、フラッシュメモリシーケンサブロックが処理を実行する。この処理が実行されると、フラッシュメモリインターフェースブロックから、内部バスを介してフラッシュメモリに内部書込みコマンドを実行するためのコマンド情報やアドレス情報等が供給される。又、バッファに保持されている書込みデータも、内部バスを介してフラッシュメモリに供給され、ステップ1で消去処理が行なわれたブロック内のページに書込まれる。又、書込み処理の終了後に、データを書込んだブロックに対応する消去済ブロック検索用テーブル上のビットを「1」から「0」に変更する。
又、上記書込み処理で、ホストシステム側から供給された論理ブロックアドレスに対応する旧データが存在する場合は、上記新データの書込み処理の後に旧データが書込まれているブロック対して消去処理、又はそのブロックの冗長領域に無効フラグを設定する処理を行ない、続いて消去処理又は無効フラグを設定する処理を行なったブロックに対応する消去済ブロック検索用テーブル上のビットを「0」から「1」に変更する。
ステップ4:
消去済ブロック検索用テーブルを用いて、消去済ブロック又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロックを検索し、候補テーブルに消去済ブロック又は冗長領域に無効フラグが設定されているブロックの物理ブロックアドレスを設定する。
又、ステップ2で正常な消去状態になっていないと判断されたブロックについては、消去、書込み等を正常に行なうことができるかを診断し、その結果、不良ブロックであると判断された場合は、そのブロックの冗長領域に不良ブロックであることを示すフラグ(ブロックステータス)を設定し、更に、そのブロックに対応する消去済ブロック検索用テーブル上のビットを「1」から「0」に変更する。
以上に述べたように、本発明では、消去済ブロックに対する読出し処理を行なわずに、ブロック消去の完了後に、フラッシュメモリ内のレジスタにセットされる消去ステータスに基づいて、全てのビットが消去状態になっているか否かを判定している。従って、消去済ブロックに対する読出し処理に基づいて、全てのビットが消去状態になっているか否かを判定する場合よりも、短い処理時間で信頼性の高いデータ書込みを行なうことができる。
尚、今後、ブロックの記憶容量が増加した場合には、上記消去ステータスに基づいて判定を行なう処理は、より有効になる。但し、処理時間が問題にならない場合もあるので、ユーザーの要求(設定)により、上記消去ステータスに基づく判定と、上記消去済ブロックに対する読出し処理に基づく判定を選択できるようにしてもよい。
図1は、本発明に係るフラッシュメモリシステムを概略的に示すブロック図である。 図2は、フラッシュメモリを構成するメモリセルの構造を概略的に示す断面図である。 図3は、書込状態であるメモリセルを概略的に示す断面図である。 図4は、フラッシュメモリのアドレス空間の構造を概略的に示す図である。 図5は、1024のブロックでゾーンを構成した例を示す図である。 図6は、アドレス変換テーブルの例を示した図である。 図7は、消去済ブロック検索用テーブルの例を示す概念図である。 図8は、本発明に係る処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 フラッシュメモリシステム
2、35、36 フラッシュメモリ
3 コントローラ
4 ホストコンピュータ
5 ホストインターフェース制御ブロック
6 マイクロプロセッサ
7 ホストインターフェースブロック
8 ワークエリア
9 バッファ
10 フラッシュメモリインターフェースブロック
11 ECCブロック
12 フラッシュメモリシーケンサブロック
13 外部バス
14 内部バス
16 メモリセル
17 P型半導体基板
18 ソース拡散領域
19 ドレイン拡散領域
20 トンネル酸化膜
21 フローティングゲート電極
22 絶縁膜
23 コントロールゲート電極
24 チャネル
25 ユーザ領域
26 冗長領域

Claims (7)

  1. フラッシュメモリにデータを書込む書込み手段と、
    フラッシュメモリからデータを読出す読出し手段と、
    フラッシュメモリに書込まれているデータを消去する消去手段と、
    フラッシュメモリに書込まれているデータを消去したときにフラッシュメモリが生成する消去ステータスを取得するステータス取得手段と、を備え、
    取得した前記消去ステータスが正常な消去状態に該当するときだけ、該消去ステータスに係る消去済ブロックに対するデータの書込みが開始されるように構成されていることを特徴とするメモリコントローラ。
  2. データの書込み先となるブロックの候補を設定する候補ブロック設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  3. ブロックのユーザ領域に書込まれているデータが無効であることを示す無効フラグを、冗長領域に設定する無効フラグ設定手段を備え、前記候補ブロック設定手段が、冗長領域に前記無効フラグが設定されているブロックを、データの書込み先の候補に設定することを特徴とする請求項2に記載のメモリコントローラ。
  4. 消去済ブロックに対する読出し処理に基づき、消去状態を診断する診断手段を備え、該診断手段と前記ステータス取得手段のいずれか一方の手段によって、正常な消去状態であると判断された消去済ブロックに対して、データの書込みが開始されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれか1項記載のメモリコントローラと、前記消去ステータスを生成するステータス生成手段を有するフラッシュメモリと、を備えることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  6. フラッシュメモリにデータの書込みを行なうときに、データの書込み先となるブロックに対して消去処理を行ない、
    前記消去処理の終了後にフラッシュメモリが生成する消去ステータスを取得し、
    取得した前記消去ステータスが、正常な消去状態を示す情報であったときに、
    前記消去処理が行なわれたブロックに対して、データの書込み処理を行なうことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
  7. 消去済ブロック、又はブロックのユーザ領域に書込まれているデータが無効であることを示す無効フラグが冗長領域に設定されているブロックを、データの書込み先とすることを特徴とする請求項6に記載のフラッシュメモリの制御方法。
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