JP4418217B2 - 遊技球分配シュート - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機島の遊技機上方に設置された遊技球補給用の流下樋に配設して、前記流下樋から遊技機等に遊技球を分配および供給するのに用いられるシュートに関する。
遊技機島には複数の遊技機が背中合せに多数配置されている。遊技機の盤面を落下して後側に排出された遊技球は、遊技機島の下方に配された下部タンクに集められた後、揚送装置によって遊技機島の上方に配された上部タンクに送られて各遊技機または球貸機に供給される。
上部タンクには傾斜を設けた流下樋が接続されている。前記流下樋は側壁を有する断面凹状に形成されており、側壁の所定の位置に、遊技機島に設置されている各遊技機または球貸機に遊技球を補給するための部品(シュート)が配置されている。上部タンクの遊技球は、該上部タンクに接続されている流下樋を傾斜に沿って転動すると共に、流下樋の側壁に設置されているシュートに分配され各遊技機または球貸機に供給される。
シュートは、流下樋の流下樋排出口から遊技球を取り込む球流入口と、該球流入口からの遊技球が流下するための球通路と、該球通路から遊技機に遊技球が排出される球排出口とから構成される。流下樋の傾斜とシュートの球通路の傾斜とが同じ方向であると、流下樋からの遊技球を球通路内できれいに1列に整列させることが困難であり、シュート内部で球詰まりを起こしやすかった。流下樋から分配した遊技球をスムーズに遊技機または球貸機に供給するために、流下樋の傾斜とシュートの球通路の傾斜とが反対の傾きになるような位置に球流入口を設けていた。
遊技機島に背中合せに設置された両側の遊技機または球貸機に対して、1本の流下樋を用いて遊技球が供給されるため、流下樋の流下方向に対する両側面にシュートが取付けられることになる。その場合、遊技機島の片面側の遊技機から見た場合に、手前側の遊技機または球貸機に遊技球を補給する為に、流下樋の手前側に設けられる「前側シュート」と、反対側の遊技機または球貸機に遊技球を補給する為に、流下樋の後側に設けられる「後側シュート」との2種類の部品が必要である。しかし、この2種類のシュートは球通路の傾斜が相違しており、形状が異なるから、互換性がなく、管理上煩わしいという問題があった。
そこで、部品点数を減らすために前側シュートと後側シュートとを、1種類の部品で共用できることが望まれている。このような1種類の部品で前側シュートと後側シュートの2種類のシュートに利用可能なシュートが公知である(例えば、特許文献1参照)。
実開平4-90386号公報
特許文献1に記載のシュートは、本体と装着部とから構成し、本体を直方体の略箱状に形成し、球流入口から流入した遊技球を振り分けられる第1球通路と第2球通路が略対称状に交差して形成し、球通路が遊技球を蛇行雛壇状で折り返し降下するように形成し、装着部を流下樋に対して角度を変えて着脱自在に装着可能に形成し、1種類の部品で前側シュートと後側シュートとして共用装着可能に構成されている。
上記特許文献1に記載のシュートは、球流入口から流入した遊技球が2つの球通路に振り分けられるので、流下樋に対して前側、後側のいずれの方向にも設置可能である。しかし、上記シュートは、流下樋の傾斜と同じ傾斜の球通路に導かれた遊技球が、シュートの側面にぶつからずにそのまま球通路に導かれるため、球通路に遊技球をきれいに1列に整列させることが困難であり、シュート内部で球詰まりを起こしやすいという問題があった。
また上記特許文献1に記載のシュートは、第1球通路と第2球通路とが、それぞれ前後方向に重畳するように構成されているので、構造が複雑となっている。さらに第1球通路と第2球通路とが重畳するように構成されているので、シュートが前後方向に大型化せざるを得なかった。そのため、遊技機島におけるスペース効率の悪化を招いていた。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであり、シュート内部で球詰まりを起こしにくく、構造が複雑ではなく、スペース効率に優れたシュートを提供することを目的とする。
本発明は、
(1)側壁部と、該側壁部により囲まれた空間内に設けられて遊技球が流下するための球通路と、遊技球が排出される球排出口とから構成され、複数の遊技機が配設された遊技機島の上方に設けられ、前記遊技球が転動する方向に傾斜し、前記遊技球が転動する方向に沿って形成された幅方向両側面部を有し、該両側面部に流下樋排出口を有する流下樋に、前記球通路の傾斜と該流下樋の傾斜とが反対になるように取り付けられ、前記球排出口から遊技機に遊技球を分配及び供給するシュートであって、遊技球が転動する方向に見た場合における流下樋の幅方向右側を前、左側を後とした時に、前記側壁部は少なくとも前側壁部と該前側壁部に対向する後側壁部とで構成され、前側壁部には、両側面部のうちの後方の側面部の流下樋排出口からシュート内に遊技球を流入させるための前球流入口を備えるとともに、後側壁部には、両側面部のうちの前方の側面部の流下樋排出口からシュート内に遊技球を流入させるための後球流入口を備え、前球流入口に、流下樋の遊技球の流入を遮断する前球流入口カバーが取り外し可能に設けられるとともに、後球流入口に、流下樋の遊技球の流入を遮断する後球流入口カバーが取り外し可能に設けられ、後方の側面部に形成された流下樋排出口にシュートを取り付ける場合には前球流入口カバーを取り外し、前方の側面部に形成された流下樋排出口にシュートを取り付ける場合には後球流入口カバーを取り外すことにより、シュート内に流下樋の遊技球を流入可能に形成され、かつ流下樋の幅方向両側面部に取付可能に構成されていることを特徴とするシュート、(2)前側壁部と前球流入口カバーとの間、及び後側壁部と後球流入口カバーとの間には、それぞれ接続部が形成されており、該接続部は、スライド溝と、該スライド溝と嵌合可能なスライド片とから形成されている上記(1)記載のシュート、(3)接続部は、スライド溝を前側壁部側及び後側壁部側に設け、スライド片を前球流入口カバー側及び後球流入口カバー側に設けている上記(2)記載のシュート、(4)シュートの外側には、流下樋排出口に取り付け溝を形成した流下樋に取り付けられる取り付け部材が設けられており、該取り付け部材には、取り付け溝に嵌合する爪部が形成されるとともに、シュートを流下樋へ取り付ける際に該流下樋の外側下部に引っ掛けるための取り付け片が形成され、該取り付け片はシュートの左右両端面の両方に設けられており、爪部は前側壁部及び後側壁部に設けられている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のシュート、(5)球流入口カバーには、一方の端部に軸体が形成されるとともに、他方の端部に球止め部が設けられ、シュートには、外面部に軸体が軸支可能に形成される保持部が設けられるとともに、シュート外面からシュート内部に球止め部を挿入するための貫通孔が設けられ、取り外した球流入口カバーは、軸体が保持部に軸支されてシュートに保持されると共に球止め部を貫通孔に挿入することで球通路内の遊技球の通過を遮断するための球止め部となる上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載のシュート、(6)保持部は、シュートの外面下部において球排出口が設けられている位置と対向する位置に設けられている上記(5)記載のシュート、(7)前球流入口カバーの球止め部と後球流入口カバーの球止め部は、前球流入口カバーを前側壁部に取り付け、後球流入口カバーを後側壁部に取り付けた場合に、互いに干渉しないようにずれた位置に形成されている上記(5)又は(6)記載のシュート、
を要旨とするものである。
本発明シュートは、前側壁部および後側壁部の球流入口に流下樋の遊技球の流入を遮断する球流入口カバーが取り外し可能に設けられ、球流入口カバーを取り外すことによってシュート内に流下樋の遊技球を流入可能に形成したことにより、前側壁部または後側壁部のいずれかの球流入口カバーを取り外して、球流入口を流下樋の前後方向どちらにも形成することができる。そのため1種類の部品のみで流下樋の傾斜に応じて前側シュートあるいは後側シュートとして設置可能であり、しかも従来のシュートのように球詰まりが起こることがない。
更に、従来の共用可能なシュートと比較して、構造が複雑化することがなく、シュートの大型化を防止してスペース効率の優れたシュートが得られる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。本発明シュート1は図1及び図7に示すように、側壁部2と該側壁部2により囲まれた空間内に設けられて遊技球が流下するための球通路3と、遊技球が排出される球排出口4とから構成される。
本発明シュート1は、図2に示すように、複数の遊技機Pまたは球貸機(図2では球貸機は図示せず)が配設された遊技機島5の上方に設けられて傾斜する流下樋6の前側面または後側面に取り付けられる。なお遊技機島5には、複数の遊技機または球貸機が背中合せに配置される(特に図示しない)。各遊技機Pから排出された遊技球は、遊技機島5の下方に配されている下部タンクに集められ、揚送装置によって遊技機島5上方に配されている上部タンクに揚送される。
遊技機島5の上部領域には、開閉可能な幕板が複数設けてあり、これら幕板の背後には、傾斜する流下樋6が配設されている(図2では、幕板のない状態を示した)。上部タンクから放出された遊技球は、流下樋6内部を転動し流下樋排出口からシュート1に分配されて各遊技機Pまたは球貸機に供給されるようになっている。
流下樋6は図6に示すように、底面61の両側に側面部62を有し断面凹状に形成された球通路63を有し、遊技球Bは流下樋6内の球通路63を傾斜に沿って転動する。流下樋6の側面部62には、複数の遊技機または球貸機に遊技球Bを供給するために、複数の流下樋排出口が設けられ、各々の前記流下樋排出口にシュート1を取り付けるための取り付け溝64が設けられている。なお流下樋6としては、側面部62が金属で形成されていて流下樋排出口が予め設けられているものと、側面部が合成樹脂で形成されていて、遊技店等で流下樋を設置する際に、流下樋の側面部を遊技機または球貸機の設置する位置に応じて切り取り、流下樋排出口を形成するものがある。
図1に示すシュート1は、合成樹脂から形成されていて、球流入口カバー8a、8bが取り外し可能であるとともに、流下樋6から取り外し可能に取り付けられるように構成されている。
図1、図3および図12に示すように、シュート1の側壁部2は、前側壁部2aと後側壁部2bと左側壁部2cと右側壁部2dとで構成され、前側壁部2aおよび後側壁部2bに、流下樋6に形成した流下樋排出口から落下した遊技球を受け入れる球流入口(前球流入口7a、後球流入口7b)を備え、前側壁部2aおよび後側壁部2bに球流入口の流入を遮断する球流入口カバー(前球流入口カバー8a、後球流入口カバー8b)が、それぞれ設けられている。
なお本明細書においてシュート1の「前」、「後」とは、図4を平面図として図の下の方を前、図の上の方を後という。またシュート1の「左」、「右」とは、図7を正面図として図の左の方を左、右の方を右という。
図1に示すように、側壁部2a、2bと球流入口カバー8a、8bとの間には接続部9があり、球流入口カバー8a、8bは側壁部2a、2bに一体に形成されている。この接続部9は、図4に示すように、その肉厚が側壁部2a、2bおよび球流入口カバー8a、8bと比較して薄く形成されている。接続部9から球流入口カバー8a、8bを切断しシュート1の側壁部から除去することで、側壁部2a、2bに球流入口7a、7bが形成される。このように球流入口カバー8a、8bの両端をシュート1の側壁部2a、2bの厚みよりも薄肉に構成した場合、該球流入口カバー8a、8bを取り外す際に、容易に取り外すことができる。
なおシュート1は、流下樋6に取り付ける場合、前球流入口カバー8aまたは後球流入口カバー8bのいずれか一方を除去して、前球流入口7aまたは後球流入口7bの何れか一方の球流入口のみが形成された状態で使用する。図3は、後球流入口カバー8bを除去して後球流入口7bを形成した状態(この状態のシュートを仮にシュートAと言う)を示す。また図12は、前球流入口カバー8aを除去して前球流入口7aを形成した状態(この状態のシュートを仮にシュートBと言う)を示す。
シュート1は、図4に示すように、前側壁部2a、後側壁部2b、左側壁部2c、右側壁部2dからなる壁部2によって四方を囲まれた内部に、球流入口カバー8a、8bから左右方向に、遊技球略1個の幅を有し、右側から左側に向かって低くなる傾斜を有する第1球通路31と、左側から右側に向かって低くなる傾斜を有する第2球通路32が設けられ、第1球通路31に連なり、第1球通路31と第2球通路32とを折り返されるように屈折部33が設けられている。第2球通路32の末端には、球排出口4が設けてある。
シュート1の外側には、該シュート1を遊技機島5に設置された流下樋6に取り付けて固定するための取り付け部材が設けられている。取り付け部材は、図1に示すように、前側壁部2aおよび後側壁部2b外面上方が外側に膨出する段部21と、前側壁部2aおよび後側壁部2bに前記段部21の下方に突出するように3箇所に設けられた爪部22と、左側壁部2cおよび右側壁部2dの前側および後側にそれぞれ設けられた取り付け片23から構成される。
前記爪部22は、流下樋6の取り付け溝64に嵌合するように形成した。流下樋6にシュート1を取り付けるには、図6に示すように、流下樋6の流下樋排出口を形成した部分の取り付け溝64に、シュート1の前側あるいは後側の段部21の爪部22を嵌め込み、シュート1の左右方向両端に設けた取り付け片23を流下樋6の外側下部に引っ掛けるようにする。
流下樋6の流下樋排出口から出た遊技球Bは、シュート1の球流入口7aまたは球流入口7bを通りシュート1内部に分配される。シュート1内部の遊技球Bは、図7に示すように、第1球通路31の傾斜を利用して転がり、屈折部33で流下方向が折り返され、第2球通路32を転がり、第2球通路末端の球排出口4からシュート1外部に排出され、球排出口4に接続された蛇腹管等(図示せず)を介して遊技機の遊技球タンク等に供給される。
本発明シュート1は、前側壁部2aおよび後側壁部2bにそれぞれ設けられた球流入口カバー8a、8bを取り外すことで、シュート1の前後どちらの側にも、流下樋6の流下樋排出口に開放する球流入口7a、7bを形成することができる。つまり流下樋の前後のどちらに設置する際にも、常に球通路の傾斜が流下樋の傾斜とは反対に位置するように球流入口を形成する。
なお図7に示すシュート1は、第1球通路31、屈折部33および第2球通路32からなる球通路3を備える場合、シュート1内において上流であり球流入口7bから屈折部33までに配置される第1球通路31の傾斜と流下樋6の傾斜とが反対になるように取り付けられる。
その結果、流下樋からシュート1に分配された遊技球は、シュート1の右側壁部2dにぶつかり球通路に導かれ、球通路内では、きれいに1列に整列した状態でシュート1内部を流下するので、シュート1内部で球詰まりを起こし難く、安定した状態で遊技球を流下させることができる。このように本発明シュート1は、1種類のシュートで、流下樋の前後のどちら向きにも設置可能であり、部品点数を減らして部品管理の合理化が図れる。
図3に示すように、後球流入口カバー8bは、球流入口7bを形成するために、後側壁部2bから取り外した後、シュート1の下部に取り付けて保持することでシュート1内の遊技球の流下を遮断させるための球止め部材として用いることができるように構成されている。
図1に示すようにシュート1の外面下部には、2個1組に形成された軸穴片11に軸穴12が設けられた保持部13が設けられている。また図5に示すように、後球流入口カバー8bの一方の端部には、取り付け部16が設けられており、該取り付け部16は前記保持部13の軸穴12に対応した軸体14と変形部15とから構成される。さらに他方側には、球止め部17および係止ボス18が設けられている。なお、球流入口カバーは、合成樹脂から構成されているので、変形部15は弾性変形するものである。
さらに図7に示すようにシュート1の外面下部には、シュート外面からシュート内部に前記球止め部17を挿入するための貫通孔19および係止リブ20が設けられている。なお前記貫通孔19は、シュート1内部の第2球通路32の途中の位置に設けられている。後球流入口カバー8bの軸体14から球止め部17までの距離と、軸穴片11の軸穴12から貫通孔19までの距離とは、略同じ長さに形成されている。
図7に示すように、後球流入口カバー8bは、変形部15を少し弾性変形させてシュート1の外面下部に設けた軸穴12に軸体14をはめ込み、軸穴12を中心に回動可能に取り付ける。さらに図8に示すように、後球流入口カバー8bを回動させて球止め部17を貫通孔19に挿入し、係止ボス18を係止リブ20に押し込んで、球止め部17が貫通孔19へ挿入された状態を保持する。図8に示すように、球止め部17が貫通孔に挿入されることによって、球止め部17は第2球通路に突出した状態となり、該第2球通路32の遊技球Bの通過を遮断するための球止め部材として機能する。
このように、球流入口カバー8a、8bに取り付け部16と球止め部17を設け、シュート1外面部に前記取り付け部16が軸支可能に形成された保持部13を設け、シュート1外面からシュート1内部に前記球止め部17を挿入するための貫通孔19を設けることで、球流入口カバー8a、8bを取り外すことによってシュート1内に流下樋6の遊技球を流入可能とすることができ、さらに、取り外した球流入口カバー8a、8bをシュート1に保持すると共に、前記球止め部17を前記貫通孔19に挿入することで、球通路3内の遊技球の通過を遮断するための球止め部材となる。
なお、前球流入口カバー8aにも後球流入口カバー8bと同様に、軸体14と変形部15とからなる取り付け部16、および球止め部17、係止ボス18が設けられていて、球流入口を形成した後に、シュート外面下部の保持部13に取り付け、貫通孔より球止め部をシュート内部に挿入して球止め部材として用いることができる。
なお、シュート1の球流入口を形成する前の状態では、前球流入口カバー8aと後球流入口カバー8bの両者が対向する側壁部に取り付けられているが、この場合互いの球止め部17がぶつからないように構成されている。具体的には、図9に示すように、前球流入口カバー8aと後球流入口カバー8bの、球止め部17の上端からの距離をオフセットさせて、球止め部17同士が干渉しないように形成されている。
本実施例に示すシュート1では、球通路3を第1球通路31、屈折部33および第2球通路32から構成したが、本発明シュート1は球通路を1本の球通路のみから構成してもよい。
また本発明シュート1は、図10、11に示すように、前後側壁部2a、2bにおける球流入口カバー8a、8bとの接続部9にスライド溝41を設け、球流入口カバー8a、8bの左右両端部に前記スライド溝41に対応するスライド片42を設けて、球流入口カバー8a、8bを側壁部から着脱自在に構成することができる。このように、球流入口カバー8a、8bを着脱自在とすることにより、一度球流入口カバー8a、8bを取り外したとしても、再度、球流入口カバー8a、8bを側壁部2a、2bに取り付けることが可能となる。
また本発明シュート1は、流下樋6への取り付け構造として、図6に示す態様では爪部22と取り付け片23を用いたが、このような爪部や取り付け片を設けずに、ねじ止め等の取り付け手段により流下樋6にシュート1を取り付けて設置するように構成してもよい。
本発明シュートの1例を示す外観斜視図である。 遊技機島の説明図である。 図1のシュートの後球流入口を形成した状態を示す外観斜視図である。 図1のシュートの平面図である。 図1のシュートの後球流入口カバーと保持部の説明図である。 流下樋に図1のシュートを設置した状態の前後方向垂直断面を示す断面図である。 流下樋に図1のシュートを設置した状態を示す正面図である。 図7の球止め部材を用いて球通路の遊技球を遮断した状態を示す正面図である。 図1のシュートの球流入口カバーの説明図である。 本発明シュートの他の例を示す平面図である。 図10のシュートの後球流入口カバーを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図1のシュートの前球流入口を形成した状態を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 シュート
2 側壁部
2a 前側壁部
2b 後側壁部
2c 左側壁部
2d 右側壁部
3 球通路
31 第1球通路
32 第2球通路
33 屈折部
4 球排出口
5 遊技機島
6 流下樋
61 流下樋の底面
62 流下樋の球通路
63 流下樋の側面
64 流下樋の取り付け溝
7a 前球流入口
7b 後球流入口
8a 前球流入口カバー
8b 後球流入口カバー
11 軸穴片
12 軸穴
13 保持部
14 軸体
15 変形部
16 取り付け部
17 球止め部
18 係止ボス
19 貫通孔
20 係止リブ
P 遊技機
B 遊技球

Claims (7)

  1. 側壁部と、
    該側壁部により囲まれた空間内に設けられて遊技球が流下するための球通路と、
    遊技球が排出される球排出口とから構成され、
    複数の遊技機が配設された遊技機島の上方に設けられ、前記遊技球が転動する方向に傾斜し、前記遊技球が転動する方向に沿って形成された幅方向両側面部を有し、該両側面部に流下樋排出口を有する流下樋に、前記球通路の傾斜と該流下樋の傾斜とが反対になるように取り付けられ、前記球排出口から遊技機に遊技球を分配及び供給するシュートであって、
    遊技球が転動する方向に見た場合における流下樋の幅方向右側を前、左側を後とした時に、
    前記側壁部は少なくとも前側壁部と該前側壁部に対向する後側壁部とで構成され、
    前側壁部には、両側面部のうちの後方の側面部の流下樋排出口からシュート内に遊技球を流入させるための前球流入口を備えるとともに、後側壁部には、両側面部のうちの前方の側面部の流下樋排出口からシュート内に遊技球を流入させるための後球流入口を備え、
    前球流入口に、流下樋の遊技球の流入を遮断する前球流入口カバーが取り外し可能に設けられるとともに、後球流入口に、流下樋の遊技球の流入を遮断する後球流入口カバーが取り外し可能に設けられ、
    後方の側面部に形成された流下樋排出口にシュートを取り付ける場合には前球流入口カバーを取り外し、前方の側面部に形成された流下樋排出口にシュートを取り付ける場合には後球流入口カバーを取り外すことにより、シュート内に流下樋の遊技球を流入可能に形成され、かつ流下樋の幅方向両側面部に取付可能に構成されていることを特徴とするシュート。
  2. 前側壁部と前球流入口カバーとの間、及び後側壁部と後球流入口カバーとの間には、それぞれ接続部が形成されており、該接続部は、スライド溝と、該スライド溝と嵌合可能なスライド片とから形成されている請求項1記載のシュート。
  3. 接続部は、スライド溝を前側壁部側及び後側壁部側に設け、スライド片を前球流入口カバー側及び後球流入口カバー側に設けている請求項2記載のシュート。
  4. シュートの外側には、流下樋排出口に取り付け溝を形成した流下樋に取り付けられる取り付け部材が設けられており、
    該取り付け部材には、取り付け溝に嵌合する爪部が形成されるとともに、シュートを流下樋へ取り付ける際に該流下樋の外側下部に引っ掛けるための取り付け片が形成され、
    該取り付け片はシュートの左右両端面の両方に設けられており、爪部は前側壁部及び後側壁部に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のシュート。
  5. 球流入口カバーには、一方の端部に軸体が形成されるとともに、他方の端部に球止め部が設けられ、
    シュートには、外面部に軸体が軸支可能に形成される保持部が設けられるとともに、シュート外面からシュート内部に球止め部を挿入するための貫通孔が設けられ、
    取り外した球流入口カバーは、軸体が保持部に軸支されてシュートに保持されると共に球止め部を貫通孔に挿入することで球通路内の遊技球の通過を遮断するための球止め部となる請求項1〜4のいずれか1項に記載のシュート。
  6. 保持部は、シュートの外面下部において球排出口が設けられている位置と対向する位置に設けられている請求項5記載のシュート。
  7. 前球流入口カバーの球止め部と後球流入口カバーの球止め部は、前球流入口カバーを前側壁部に取り付け、後球流入口カバーを後側壁部に取り付けた場合に、互いに干渉しないようにずれた位置に形成されている請求項5又は6記載のシュート。
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