JPH0666765U - 島台における玉量制御装置 - Google Patents

島台における玉量制御装置

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JPH0666765U
JPH0666765U JP009436U JP943693U JPH0666765U JP H0666765 U JPH0666765 U JP H0666765U JP 009436 U JP009436 U JP 009436U JP 943693 U JP943693 U JP 943693U JP H0666765 U JPH0666765 U JP H0666765U
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菜 芳 生 若
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株式会社竹屋
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Abstract

(57)【要約】 【構成】島台Aの自動循環玉装置における玉量制御装置
10において、本体樋11は貯留タンクCの深さ方向に
略垂直に設置出来る高さに形成し、該本体樋11側面に
自在に開閉選択可能な高さの異なる玉出口を複数設け、
予め形成した底勾配の異なる溢球ホ−ス底部20と島交
流用底部30を形成し、前記本体樋11と自在に着脱出
来るよう形成し構成したことを特徴とするものである。 【効果】貯留タンク内における玉出口の位置選択が容易
で従って貯留量が任意に調整出来、各島台の貯留玉量が
一定化し玉不足によるトラブルを解消する。本体が同一
で排出底部品を選択することで目的別作用効果が得られ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパチンコ島台における自動循環玉装置において、単独島台内を循環す る貯留玉量を調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコホ−ルに並設された各島台における遊技球の自動循環装置は、各パチ ンコ機から排出されるアウト玉を回収機構によって集合させ、玉磨揚送装置によ って揚送、研磨し、上部タンクに一旦貯留し、上部タンク内が一定量以上の貯留 量となった場合、予め設けた溢球口から溢球ホ−スを介して貯留タンクに戻すよ う形成し、常時定量の玉で島台内の玉循環作用が円滑となるよう構成されていた 。
【0003】 前記溢球戻球装置の一例を示せば、煩雑な島台内部を容積のある溢球ホ−スを 島上から垂設形成し、終端を島台腰部内の貯留タンクに斜設状に臨ませ戻球する 為、溢球ホ−スの設置場所を多く必要とし玉の流下状態も非常に悪かった。また 貯留タンクの玉貯留量も自然垂下のホ−スに適宜開設した玉調整口では的確な玉 量が調整不可能であり、並列する島台列の中で各島の貯留玉量が一定化せず必要 以上に貯留球を保有する島台、あるいは賞球貸出導出により遊技の続行が不可能 な程貯留量が減少した島台等並列する島台タンク間の常時玉量平均が保てず安定 したホ−ル経営に問題が生じた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような問題を解決する為、島台内に装置される貯留タンクの深さ方向遊間 部に垂直状態で溢球ホ−ス、島交流用ホ−スを各々形成し、前記両ホ−ス先に形 状は同一で2つの使用目的を兼用可能とした本体樋を形成し、該本体樋の底部を 前記目的別に形成し一体的に固定するよう形成した玉量制御装置を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
パチンコ島台の自動循環玉装置における玉量制御装置において、 本体樋は貯留タンクの深さ方向に略垂直に設置出来る高さに形成し、 該本体樋側面に自在に開閉選択可能な高さの異なる玉出口を複数設け、予め形 成した底勾配の異なる部品と自在に着脱出来るよう形成し構成したことを特徴と するものである。
【0006】
【作用】
本考案の作用を説明する。 図3乃至図5は貯留タンクCに並列設置した玉量制御装置10を示す。 図示右側に主体装置となる溢球ホ−ス1、左側に補助装置として島交流用ホ− ス2が装置されている。 主体装置となる溢球ホ−ス1から説明すれば、溢球ホ−ス1に本体樋11と溢 球ホ−ス底部20を接続すると、本体樋11の流下側下部に玉流動口a(図2参 照)が形成される。従って溢球ホ−ス1は上部玉導出口12、下部玉導出口15 と玉流動口aの三方の玉出口から玉の流出調整をするよう形成される。 図3は通常島台(遊技機2列装置)での貯留タンクC内部を表わし、上部玉導 出口12位置まで玉量が貯留され円滑な循環玉装置の状態図である。この状態に おいては緊急時用に垂下する島交流用ホ−ス2は満タン状態で待機する。 図4は島台Aの循環玉量が少量の場合(例壁島一列島)を示す。島台Aに必要 とする絶対保有玉量を少量で設定する為、予め上部玉導出口12は閉塞状態で稼 動する。 図5は主体装置となる溢球ホ−ス1の玉量が減量状態を示す。この状態にお いて緊急用に待機する島交流用ホ−ス2側から玉が流動し非常状態に即対処する よう形成するものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は島台Aの一部破断状態を示す正面図で、島台上部タンクBから島台下部 の貯留タンクCへ目的の異なる循環玉装置が装備されている。図中1が溢球ホ− ス、2が島交流用ホ−スで島台下部の貯留タンクC内部に各々垂下形成されてい る。このように形成した溢球ホ−ス1と島交流用ホ−ス2の終端部を構成する本 考案の玉量制御装置10を以下図2を参照しさらに詳述する。
【0008】 玉量制御装置10は、本体樋11と溢球ホ−ス底部20と島交流用底部30と で形成され、共通する本体樋11に各々形状の異なる底部品を交換することで前 記使用目的別の各ホ−スに兼用できるものである。 まず本体樋11は底面を開放状となした中空角柱体を形成し、本体樋11の左 側面(取付けた際貯留タンク下流側位置)上方部に上部玉導出口12を形成する 。上部玉導出口12の開口部を閉塞する開口部同形状の開閉シャッタ−14を形 成し兼用する際選択自在に開閉操作する。尚開閉シャッタ−14を閉塞した場合 、上、下にスライド開閉する開閉用係止溝13、13を側面両端部に形成し、閉 塞状態において内部からの玉圧力によって開閉シャッタ−14が離合しないよう 堅固に嵌合可能形成とする。尚上部玉導出口12の開閉シャッタ−14は、上部 玉導出口12が開閉自在に構成出来れば形状は限定しない。前記上部玉導出口1 2の他側下方部に下部玉導出口15(図2本体樋11の破線表示)を開設し玉出 口を形成する。本体樋11の上部に丸型(形状は限定なし)のホ−ス挿入口3を 開口し、ホ−ス挿入口3の一側面端部に玉量制御装置10を島台A側に固定する 細幅状の取付部4を突設形成し、取付部4の適宜箇所に複数のビス穴5を穿設す る。尚取付部4の適宜箇所に図示しないホ−ス固定具を設け垂下するホ−スの固 定をはかるよう形成する。尚本体樋11の下方部に後述する各底部の側面と固着 する固定用ネジ孔16を穿設する。
【0009】 次に島台A下部の貯留タンクC内部に前記本体樋11と接続設置する溢球ホ− ス底部20と島交流用底部30を説明する。 まず、溢球ホ−ス底部20から説明する。前記本体樋11の底幅Hを有した底 板基台21に予め底部固定孔21aを設け、底板基台21を逆コの字状で囲設す る本体樋係合部22を立設する。前記本体樋11を溢球ホ−ス底部20上部に重 合すると本体樋11の側面縁が本体樋係合部22の上部端25で係止するよう形 成し、本体樋係合部22と当接して固定板23を形成し、固定板23に固定用孔 24を設け、本体樋11とビス止め固着する。接続内壁面箇所は球の落下に支障 しない垂直面となし、図3乃至図5で示すように本体樋11を溢球ホ−ス底部2 0に係合すると下流側に本体樋係合部22高さの玉流動口a(図2破線表示)が 形成される。
【0010】 循環玉装置の主体装置である溢球ホ−ス1と本体樋11と溢球ホ−ス底部20 とを一連状に接続装置すると、本体樋11は上部玉導出口12、下部導出口15 、玉流動口aが常時開放状態で装置される。例えば壁島(一列のみ)の場合にお いては、循環する島台A内の玉量は略半分で駆動される為、上部玉導出口12を 予め閉塞して設置すれば良い。尚島台列において、島台Aに設置された機械台数 及び遊技による入賞払出し賞球数に必要な玉数に応じて本体樋12の開口部を自 在に選択可能とする。 次に島交流用底部30を説明する。前記本体樋11底幅H大で上流部基台31 を形成し、上流部基台31に固定部32.32を形成する。上流部基台31の基 台上部に本体樋11の水平断面同形状の台座33を形成する。台座33は予め設 置時において上流側に下傾する形状となし、本体樋11を重合装置した場合、本 体樋11が台座33に嵌り込み底面部を構成し島交流用ホ−ス2から流下する玉 を下部玉導出口15側に流出するよう形成する。 島交流用ホ−ス2は本体樋11の上部玉導出口12を常時閉塞し、下部玉導出 口15のみで駆動するよう形成する。島交流用ホ−ス2の玉出口を下部玉導出口 15とすることで、溢球ホ−ス1側の玉出口から導出する玉との衝突を回避する と共に溢球ホ−ス1の玉出口付近に堆積した貯留玉を玉の流出力で崩す事により 、必要以上の玉が島交流ホ−ス2から導出される為、下部玉導出口15から流出 するよう形成する。
【0011】 ここで図1を参照して玉量制御装置10を島台A内に設置した場合の自動循環 球装置を説明する。パチンコ機Pから排出されるアウト玉は回収機構によって貯 留タンクCに回収され玉磨揚送装置によって研磨揚送され島台上部タンクBに貯 留される(図示省略)。島台上部タンクBには予め自島専用の補給出口を設け、 該補給出口より上方に溢球口を開設し、該溢球口と溢球ホ−ス1と連結される。 さらに上方に島交流用玉出口を開設し、島交流用ホ−ス2と接続する。このよう に目的の異なる各ホ−ス1.2は本体樋11を兼用し底形状を交換することで玉 出口の異なる玉量制御装置10が形成され目的を果たすのである。 本実施例では玉量制御装置10を分割して説明したが一体形成としても良く、 尚本体樋11及び溢球ホ−ス底部20、島交流用底部30とも垂直に落下する球 の衝撃音を減少させると共に摩耗に強いゴム系樹脂で形成しても良く、落下時の 底部への衝撃を緩和するため落下地点の部材のみ強化するよう形成しても良い。 また貯留タンクCに限定せず条件を具備すれば設置箇所は限定せず、実用新案 登録請求の範囲において設計変更できることは言及するまでもない。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案の玉量制御装置とすることで自然垂下の ホ−スに設けられた玉調整出口に比べ各島の貯留玉量が一定化し制御機能が安定 し、玉量不揃いによるトラブルが解消される。 また島台によって例えば通常島台と壁島(1列設置)によって貯留タンク内に おける玉出口の位置選択が容易で従って貯留量が任意に調整できるため、無駄な ランニングコストを大幅に削減出来る。また、島台によって設置遊技機台数及び 遊技による入賞払い出し賞球数に必要な玉量設定も容易に可能である。尚本体が 同一で排出底部品のみを交換することで目的別作用が得られる便宜性かつ経済性 効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】島台の一部破断正面図である。
【図2】玉量制御装置斜視図である。
【図3】実施例に係る作用図である。
【図4】実施例に係る作用図である。
【図5】実施例に係る作用図である。
【符号の説明】
1‥溢球ホ−ス 2‥島交流用ホ−ス 10‥玉量制御装置 11‥本体樋 12‥上部玉導出口 14‥開閉シャッタ− 15‥下部玉導出口 20‥溢球ホ−ス底部 30‥島交流用底部 33‥台座 A‥島台 B‥島台上部タンク C‥貯留タンク H‥底幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ島台における単独島内の貯留玉量
    を調整する玉量制御装置において、 本体樋は貯留タンクの深さ方向に略垂直に設置出来る高
    さに形成し、 該本体樋側面に自在に開閉選択可能な高さの異なる玉出
    口を複数設け、予め形成した底勾配の異なる部品と自在
    に着脱出来るよう形成し構成した島台における玉量制御
    装置。
JP1993009436U 1993-03-08 1993-03-08 パチンコ球循環搬送装置 Expired - Fee Related JP2589523Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012229A (ja) * 2008-06-05 2010-01-21 Ace Denken Co Ltd 遊技機島

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JP2589523Y2 (ja) 1999-01-27

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