JP4417531B2 - 位置処理システム及び位置処理用移動ユニット装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体の位置に応じた情報処理を行う位置処理システム、及び、そのような位置処理システムに適用して好適な位置処理用移動ユニット装置に関し、例えば、病院に入院している痴呆症の老人位置管理システムや、テーマパークの入場者管理システムなどに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
移動体の位置を検出し、それに応じた情報処理を行う位置処理システムが種々実現されている。
【0003】
これらの多くのシステムは、移動体の位置検出機能として、GPS受信機を利用している。例えば、宅急便トラックの位置を支店などの管理センターで管理する場合には、宅急便トラックにGPS受信機を搭載し、GPS受信機が検出した位置を携帯電話網を介して管理センターに通知して管理する。
【0004】
また、位置処理システムとして、PHS電話端末が収容されている基地局の管轄領域(セル)を単位に、位置を検出するシステムもある。例えば、あるPHS電話サービス提供会社は、痴呆症の老人などを対象とし、PHS電話端末の収容セル情報を所定の連絡先に通知するサービスをも提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、GPS受信機を位置検出手段としている位置処理システムでは、屋内や、GPS人工衛星からの電波が届かない屋外などを位置検出領域としている位置処理システムには適用できない。
【0006】
また、PHS電話端末の収容セル単位で位置を検出するシステムも、建物内の奥深くでは、基地局との交信が難しく、そのような領域には適用できないことが多い。
【0007】
実際上、移動体の位置を屋内外共に検出、管理したいことも多い。例えば、痴呆症の老人が病院に入院している場合であれば、病院内(屋内)での位置を検出、管理する必要があるだけでなく、病院外(屋外)に出歩く可能性もあるので屋外での位置も検出、管理する必要がある。
【0008】
そのため、移動体が屋内又は屋外のいずれに位置しても位置処理できる位置処理システムが求められている。また、そのようなシステムを実現できる位置処理用移動ユニット装置が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明の位置処理システムは、屋内での検出位置情報又は屋内での位置検出を実行させる情報を提供する屋内位置検出用手段と、屋外での検出位置情報又は屋外での位置検出を実行させる情報を提供する屋外位置検出用手段とを有する、移動体が所持する位置処理用移動ユニット装置と、前記位置処理用移動ユニット装置との無線通信によって与えられた、前記屋内位置検出用手段からの情報又は前記屋外位置検出用手段からの情報に基づいて、前記移動体の屋内外の位置処理を行う管理センター装置とを有し、前記管理センター装置は、前記屋内位置検出用手段からの情報の未到来時間に基づいて、前記移動体が屋内又は屋外のいずれに位置しているかを推定すると共に、前記屋内位置検出用手段からの情報が到来したとき、若しくは、前記移動体が屋外に位置していると推定したときに、計時している未到来時間をリセットさせる内外推定手段と、前記移動体が屋内に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋内位置検出用手段から到来した情報に基づいて、前記移動体の屋内の位置を特定すると共に、前記移動体が屋外に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋外位置検出用手段を動作させて情報を取り込んで前記移動体の屋外の位置を特定する位置特定手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の位置処理システムにおいて、前記屋内位置検出用手段が割当コードを放射するIDタグを含んで構成されていることが好ましい。
【0011】
さらに、本発明の位置処理システムにおいて、前記屋外位置検出用手段がGPS受信部を含んで構成されていることが好ましい。
【0012】
さらにまた、本発明の位置処理用移動ユニット装置は、当該装置が所持されている移動体の位置情報若しくは位置を特定できる情報を管理センター装置に無線送信する位置処理用移動ユニット装置であって、(1)屋内での検出位置情報又は屋内での位置検出を実行させる情報を提供する屋内位置検出用手段と、(2)屋外での検出位置情報を行う又は屋外での位置検出を実行させる情報を提供する屋外位置検出用手段と、(3)前記屋内位置検出用手段から情報を定期的に取り込む動作を実行し、情報が取得できない未取得時間が所定時間を超えたときに前記移動体が屋外に位置していると推定すると共に、情報が取り込むことができたときに未取得時間をクリアする内外推定手段と、(4)前記移動体が屋外に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋外位置検出用手段を動作させて情報を取り込んで前記管理センター装置に送信させる情報送信手段とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による位置処理システム及び位置処理用移動ユニット装置を、入院患者位置管理システムに適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0014】
まず、第1の実施形態の構成について説明する。図1は、この第1の実施形態による入院患者位置管理システム1の全体構成を示すブロック図である。
【0015】
図1において、第1の実施形態の入院患者位置管理システム1は、位置処理用移動ユニット装置(以下、単に移動ユニット装置と呼ぶ)2、タグリーダー装置3、管理センター装置4及び携帯タグリーダー装置5を有する。なお、移動ユニット装置2は入院患者(例えば、痴呆性の老人)に所持させるものであり、タグリーダー装置3及び管理センター装置4は病院(老人介護センターや福祉センターなどを含む概念)エリア内に設置されているものであり、携帯タグリーダー装置5は、入院患者を屋外で探索する者が所持するものである。
【0016】
また、入院患者位置管理システム1は、PHS基地局装置6、有線電話網7及びGPS人工衛星(図示せず)なども、システムの構成要素としている。なお、PHS基地局装置6、有線電話網7及びGPS人工衛星などの機能説明は省略する。
【0017】
移動ユニット装置2は、病院内外(屋内外)で、入院患者M(移動体)の位置検出、管理を可能とすべく、入院患者Mに所持させるものである(所持方法は問わない)。
【0018】
図2(A)は、この移動ユニット装置2の詳細構成を示すものである。図2(A)において、移動ユニット装置2は、IDタグ部10及びGPS受信部11を位置検出に係る構成として有すると共に、管理センター装置4との通信機能を担うPHS電話部12及び当該装置2の制御機能を担う制御部13を有する。なお、図2(B)に示すように、少なくとも位置検出に係るIDタグ部10及びGPS受信部11の一部は、当該装置2の表面側に設けられている。
【0019】
IDタグ部10は、IDタグ(別名、RF−ID、リモートID、データキャリア)として機能する部分である。すなわち、IDタグ部10には、当該IDタグ部10に固有なコードが割り当てられて格納されており、タグリーダー装置3や携帯タグリーダー装置5からの質問電波に応じ、自己に割り当てられているコードを情報として含む応答電波を返信するものである。なお、IDタグとして、周期的に割当コードを送信する自発信型のものも使用可能であるが、この第1の実施形態では、IDタグ部10は、質問電波に応じて、割当コードを返信するものとする。IDタグ部10は、質問電波が与えられた場合には、そのことを制御部13に通知する。
【0020】
なお、IDタグ部10は、読み取り専用の、かつ、無指向性の既存のいかなる構成のものであっても良く、その内部構成の説明は省略する。
【0021】
GPS受信部11は、制御部13から検出動作が起動されたときに、複数のGPS人工衛星からの電波に基づいて位置を検出し、検出位置情報を制御部13に与えるものである。
【0022】
上述したIDタグ部10は、主として、病院内(屋内)での位置検出に機能するものであり、これに対して、GPS受信部11は、主として、病院外(屋外)での位置検出に機能するものである。
【0023】
PHS電話部12は、病院内に設けられている管理センター装置4側との無線通信手段として設けられたものであり、PHS電話回線を利用した通信を行うPHS電話機として動作するものである。この第1の実施形態の場合、データ通信機能を担っているので、PHS電話部12は、マイクロホンやスピーカを備えていなくても良い。なお、管理センター装置4側との無線通信手段として、PHS電話部12に代えて、専用的なものを適用しても良い。
【0024】
制御部13は、当該移動ユニット装置2の全体を制御するものである。制御部13の位置送信制御モードとして、自動送信モードと指令時送信モードとがあり、モードスイッチ13a(図2(A))によってモードを選択できるようになっている。また、PHS電話部12が管理センター装置4からのモード選択信号を受信したときにも、制御部13の位置送信制御モードは変更される。なお、図2(A)では省略しているが、その時点での選択モードを報知する表示素子(例えばLED素子)を設けていても良い。
【0025】
制御部13は、自動送信モードでは、IDタグ部10からの質問電波の受信通知を監視しており、その質問電波の受信通知が所定時間以上到来しなくなると、所定周期でGPS受信部11での位置検出動作を起動し、得られた検出位置情報をPHS電話部12によって管理センター装置4に送信させる。
【0026】
また、制御部13は、指令時送信モードでは、PHS電話部12が管理センター装置4からの検出位置情報の要求情報を受信したときにも、GPS受信部11での位置検出動作を起動し、得られた検出位置情報をPHS電話部12によって管理センター装置4に返信させる。
【0027】
タグリーダー装置3(別名、質問器、インテロゲーター)は、例えば、図3に示すように、病院内の各部屋毎に少なくとも1個ずつ設けられていると共に、廊下については、所定の間隔毎に設けられているものである。なお、各部屋は、電磁シールドフィルムなどによって電磁的な密閉空間となっていることが好ましい。
【0028】
タグリーダー装置3は、質問電波を放射し、移動ユニット装置2のIDタグ部10からの応答電波を捕捉し、応答したIDタグ部10の割当コードを当該タグリーダー装置3の識別情報と共に病院内ネットワークN(例えばLAN)を介して管理センター装置4に与えるものである。タグリーダー装置3は、複数のIDタグ部10からの割当コードを同時に処理できるものであることが好ましい。
【0029】
タグリーダー装置3としては、一般的な構成のものを適用できるので、その詳細構成の図示は省略する。なお、タグリーダー装置3のアンテナは無指向性のものであることが好ましい。
【0030】
管理センター装置4は、移動ユニット装置2を所持している入院患者Mの位置を管理するものであり、例えば、パソコンレベルの情報処理装置で構成されている。図4は、管理センター装置4の機能的な構成例を示すブロック図である。図4において、管理センター装置4は、制御部20、入力部21、表示部22、データ通信部23、電話回路部24、入院患者位置管理データベース25及び地図データベース26を有する。
【0031】
制御部20は、例えばマイコン(CPU、ROM、RAMを含む)でなり、内蔵する処理ルーチン(適宜ローディングされる)に従って、当該管理センター装置4の各部を制御するものである。この制御内容については、後述する動作説明で明らかにする。
【0032】
入力部21(図4)は、管理者が操作するキーボードなどであり、その操作信号は制御部20に与えられる。例えば、所定の移動ユニット装置2のGPS受信部11での位置検出動作を起動させるような操作がなされる。
【0033】
表示部22は、制御部20の制御下で、入院患者Mの管理情報や入力部21での操作内容などを表示するものである。
【0034】
データ通信部23は、制御部20の制御下で、ネットワークNを介したタグリーダー装置3側とのデータ授受を行うものである。
【0035】
電話回路部24は、移動ユニット装置2との通信、すなわち、そのPHS電話部12との電話通信を行うものである。なお、図4では、電話回路部24を1個だけ示しているが、複数の移動ユニット装置2との同時通信を可能にするように、電話回路部24が複数設けられていても良い。
【0036】
入院患者位置管理データベース25は、移動ユニット装置2を所持している入院患者Mの管理情報を記憶しているものである。入院患者位置管理データベース25の1レコードが、IDタグ割当コード、入院患者氏名、PHS電話番号、位置送信制御モード、割当コード未到来時間、屋内外フラグ、患者位置などのフィールドから構成されている。IDタグ割当コードやPHS電話番号を移動ユニット装置2の識別情報として用いることもできる。なお、独立した移動ユニット装置2の識別情報を適用した場合には、その識別情報のフィールドを設けることも要する。
【0037】
IDタグ割当コードのフィールドには、入院患者Mが所持している移動ユニット装置2のIDタグ部10の割当コードが格納される。ここでも、割当コードの小さい順や大きい順に並べていることは好ましい。入院患者氏名のフィールドには、入院患者Mの氏名が格納される。PHS電話番号のフィールドには、移動ユニット装置2のPHS電話部12の電話番号が格納される。位置送信制御モードのフィールドには、移動ユニット装置2に設定されている上述した位置送信制御モードの種類が格納される。割当コード未到来時間のフィールドには、その割当コードが最後に到来した以降の時間が格納される。なお、移動ユニット装置2が屋内にあれば、割当コードが頻繁に到来するので、割当コードの未到来時間が長期化することはなく、割当コード未到来時間は、移動ユニット装置2が屋外に位置するようになった時間の推測値になっている。屋内外フラグのフィールドには、移動ユニット装置2(従って入院患者M)が屋内にあるか屋外にあるかを表すフラグが格納される。患者位置のフィールドには、入院患者Mの位置情報が格納される。
【0038】
地図データベース26は、当該病院を中心とした所定範囲(屋外)の地図データや、各タグリーダー装置3毎の病院内での位置情報を格納しているものである。
【0039】
携帯タグリーダー装置5は、移動ユニット装置2を所持している入院患者Mを屋外で探索する者が所持し、移動ユニット装置2のIDタグ部10の割当コードを取り出すことで、入院患者M(すなわち、移動ユニット装置2)を見付け出すためのものである。
【0040】
図5は、携帯タグリーダー装置5の内部構成例を示している。図5において、携帯タグリーダー装置5は、機能的には、アンテナ30、タグ通信部31、制御部32、入力部33及び表示部34を有する。
【0041】
制御部32は、例えばマイコンでなり、周期的に、タグ通信部31の送信動作を起動し、タグ通信部31からの受信信号に基づいて、IDタグ部10の割当コードを認識するものである。制御部32は、受信した割当コードが、探索に係る移動ユニット装置2のIDタグ部10の割当コードと一致したときには、表示部34にその旨を表示させるものである。
【0042】
タグ通信部31は、制御部32の送信起動により、アンテナ30から質問電波を放射させ、アンテナ30が応答電波を捕捉して得た受信信号を制御部32に返信するものである。
【0043】
アンテナ30は、上述のように、質問電波を放射したり、応答電波を捕捉したりするものである。携帯タグリーダー装置5の場合、方向を特定することも重要であり、そのため、アンテナ30として、指向性が強いものを適用することが好ましい。
【0044】
入力部33は、探索に係る移動ユニット装置2のIDタグ部10の割当コードを入力するものであり、表示部34は、上述のように、探索状況を表示するものである。
【0045】
次に、第1の実施形態の入院患者位置管理システム1の動作を説明する。
【0046】
病院側においては、位置を管理したい入院患者Mには移動ユニット装置2を所持させる。その際、その入院患者Mの病状などに応じて、移動ユニット装置2の送信制御モードとして、自動送信モード又は指令時送信モードの一方を設定する。移動ユニット装置2を所持させたときには、管理センター装置4の入院患者位置管理データベース25に、その移動ユニット装置2に係るレコードを設定する。
【0047】
各タグリーダー装置3は、所定周期(例えば10秒)毎に、質問電波を放射する。タグリーダー装置3の近傍に位置している移動ユニット装置2においては、すなわち、病院内に位置している移動ユニット装置2においては、IDタグ部10が、タグリーダー装置3からの質問電波を捕捉すると、割当コードを含む応答電波を返信する。
【0048】
このとき、タグリーダー装置3は、自己の識別情報と共にその割当コード(複数のIDタグ部10から受信したときは複数の割当コード)を、病院内ネットワークNを介して管理センター装置4に送信する。
【0049】
図6は、管理センター装置4の制御部20における割当コードの到来時の処理を示すフローチャートである。なお、図6は、1個の割当コードに対する処理を示しており、複数の割当コードが到来したときは、図6に示す処理が到来数分だけ繰り返される。
【0050】
管理センター装置4(図4)の制御部20は、ステップS1で、入院患者位置管理データベース25の、到来した割当コードに係るレコードにおける割当コード未到来時間を0クリアし、また、ステップS2で、屋内外フラグを屋内を表す値に設定する。さらに、管理センター装置4の制御部20は、ステップS3で、到来した割当コードを送出したタグリーダー装置3の識別情報に基づいて、地図データベース26をアクセスして、病院内での位置を得て、入院患者位置管理データベース25の位置情報に登録すると共に、入院患者氏名と共にその位置を表示部22に表示させる。
【0051】
なお、ステップS3(図6)の患者病院内格納表示処理では、病院内での位置を、入院患者位置管理データベース25に登録する処理だけを行い、管理者が、入力部21を用いて表示を求めたときに表示を実行するようにしても良い。
【0052】
図7は、管理センター装置4(正確にはその制御部20)において所定周期(例えば2分)毎に実行される、屋外に位置するようになったと思われる移動ユニット装置2の判断処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0053】
管理センター装置4の制御部20は、図7に示す処理を開始するとまず、ステップS10で、入院患者位置管理データベース25の全てのレコードの割当コード未到来時間を、図7の繰り返し周期時間だけ増大させる。
【0054】
その後、制御部20は、ステップS11で、指令時送信モードが設定されている移動ユニット装置2であって、しかも、割当コード未到来時間が移動ユニット装置2が屋外に出たと推測できる所定時間(例えば6分)を超えているものがあるか否かを判断する。なければ、図7に示す一連の処理を終了する。一方、制御部20は、そのような移動ユニット装置2があれば、ステップS12で、表示部22によって報知させると共に(ブザーによる鳴動も同時に行っても良い)、PHS電話番号を取り出して電話回線を接続させてその移動ユニット装置2にGPS受信部11での検出位置情報を要求し、図7に示す一連の処理を終了する。
【0055】
ステップS12の処理は、該当する移動ユニット装置2が複数存在すれば、それぞれについて行う。
【0056】
以上のようにして、割当コード未到来時間が長い移動ユニット装置2に対し、言い換えると、屋外に移動したと推測できる移動ユニット装置2に対し、その移動ユニット装置2が指令時送信モードが設定されているものであれば、検出位置情報を要求できる。
【0057】
このような検出位置情報が要求された移動ユニット装置2においては、フローチャートの図示は省略するが、制御部13がGPS受信部11の位置検出動作を起動して検出位置情報を取り込み、PHS電話部12から、その検出位置情報を、管理センター装置4に返信させる。
【0058】
ここで、上述したステップS12で接続された電話回線は、移動ユニット装置2から検出位置情報が管理センター装置4に返信させるまで接続されていても良く、また、移動ユニット装置2に検出位置情報を要求した後で切断し、移動ユニット装置2が、検出位置情報を得た後、管理センター装置4との電話回線を再度接続して、検出位置情報を管理センター装置4に返信させるようにしても良い。
【0059】
図8は、自動送信モードが設定されている移動ユニット装置2の制御部13において所定周期(例えば1分)毎に実行される、検出位置情報の自動送信を行うか否かの判断処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0060】
移動ユニット装置2の制御部13は、図8に示す処理を開始するとまず、ステップS20で、前回の図8の処理(図8は周期的に繰り返されるが、今回の1回前に実行された図8に示す処理)を終了した以降、今回の処理開始までにIDタグ部10から質問電波の受信通知が与えられたか否かを判別する。この判断は、内蔵する質問電波受信通知フラグの内容に基づく。質問電波受信通知フラグは、後述するステップS26でリセットされるものであり、質問電波の受信通知があったときに図8とは別個の割り込み処理(図示せず)によってセットされるものである。
【0061】
制御部13は、IDタグ部10から質問電波の受信通知が与えられていると、ステップS21で、内蔵する屋外管理タイマの計数値を0クリアする。IDタグ部10から質問電波の受信通知が与えられることは、当該移動ユニット装置2がタグリーダー装置3の近傍に位置していること、言い換えると、病院内(屋内)に位置していることを意味する。
【0062】
これに対して、IDタグ部10から質問電波の受信通知が与えられていなければ、制御部13は、ステップS22で、屋外管理タイマの計数値を、図8の繰り返し周期時間だけ増大させた後、ステップS23で、計数値が、当該移動ユニット装置2が屋外に出たと推測できる所定時間(例えば5分)を超えたか否かを確認する。屋外管理タイマの計数値が上述した所定時間を超えたことは、当該移動ユニット装置2が屋外に位置していると捉えて良い状態である。
【0063】
屋外管理タイマの計数値が所定時間を超えていれば、制御部13は、ステップS24で、GPS受信部11の位置検出動作を起動してGPS受信部11の検出位置情報を取り込み、ステップS25で、PHS電話部12から、その検出位置情報を管理センター装置4に返信させる。
【0064】
上述したステップS21やS25の処理が終了すると、また、上述したステップS23の判別で屋外管理タイマの計数値が所定時間以下であるという結論を得ると、制御部13は、ステップS26で、質問電波受信通知フラグをリセットして、図8に示す一連の処理を終了する。
【0065】
以上のような処理により、自動送信モードが設定されている移動ユニット装置2が屋外にある場合には、GPS受信部11による検出位置情報が、所定周期で管理センター装置4に送信される。
【0066】
図9は、ある移動ユニット装置2から電話回線を通じて検出位置情報が与えられた際に、管理センター装置4の制御部20が行う処理を示すフローチャートである。
【0067】
管理センター装置4の制御部20は、ある移動ユニット装置2から電話回線を通じて検出位置情報が与えられると、図9に示す処理を開始し、まず、ステップS30で、入院患者位置管理データベース25を参照して、その移動ユニット装置2について、自動送信モード又は指令時送信モードのいずれが設定されているかを判別する。
【0068】
自動送信モードが設定されている移動ユニット装置2からの検出位置情報であれば、制御部20は、ステップS31で、今までの屋内外フラグが屋内を示しているかを確認する。ここで、屋内外フラグが屋内を示している状態で、電話回線を通じて検出位置情報が与えられることは、移動ユニット装置2側で、屋外に位置するようになったとして送信してきたものであるので、制御部13は、ステップS32で、表示部22によって、その移動ユニット装置2が屋内から屋外に移動したことを報知させる(ブザーによる鳴動も同時に行っても良い)。
【0069】
検出位置情報を送信した移動ユニット装置2が指令時送信モードが設定されている場合(ステップS30参照)や、表示部22による報知をした場合には、制御部20は、ステップS33で、屋内外フラグを屋外に設定する。
【0070】
かかる処理後に、また、屋内外フラグが既に屋外に設定されている場合には、制御部20は、ステップS34で、受信した検出位置情報を入院患者位置管理データベース25に登録すると共に、地図データベース26をアクセスして、病院外でのその位置、つまり入院患者Mの位置を、表示部22によってイメージ的に表示させ、図9に示す一連の処理を終了する。
【0071】
管理センター装置4の近傍にいる管理者は、管理センター装置4の表示部22の表示を確認して、屋内から屋外に移動した入院患者Mを確認できる。
【0072】
また、管理者は、入力部21を用いて、適宜、所望の入院患者Mの位置を表示部22に表示出力させることもでき、また、入力部21を用いて、所望の移動ユニット装置2(入院患者M)に対し、検出位置情報の送信を求めることもできる。
【0073】
以上のような位置管理によって、病院外にいる入院患者Mの捕捉の必要性が生じたと判断したときには、病院関係者は、携帯タグリーダー装置5を携帯して入院患者M(移動ユニット装置2)を探索することになる。この際には、病院関係者は、携帯タグリーダー装置5に対し、入力部33を用いてその入院患者M(移動ユニット装置2)の割当コードを入力し、その時点での入院患者位置管理データベース25の登録位置(入院患者Mの位置)に出掛けて発見することになる。
【0074】
携帯タグリーダー装置5での処理フローチャートは省略するが、病院関係者は、携帯タグリーダー装置5を種々の方向に向け、入院患者M(移動ユニット装置2)がいる方向に向いたときに、表示部34に一致が表示され、入院患者Mを発見することができる。この際には、病院関係者は、適宜、管理センター装置4の近傍にいる者と電話連絡を取り、最新位置に移動しながら携帯タグリーダー装置5を利用すれば良い。
【0075】
上記第1の実施形態の説明において、種々、変形した実施形態に言及したが、以下に例示するような変形実施形態を挙げることもできる。
【0076】
上記説明においては、移動ユニット装置2が質問電波が到来しないことで屋外にあることを推測するものを示したが、周期的にGPS受信部11を作動させることで屋外にあることを検出するようにしても良い。また、対象とする屋内が蛍光灯を常時点灯している屋内であれば、蛍光灯からの光線における特有な波長成分における光量を検出する光量センサを移動ユニット装置2に設けて、その特有な波長成分を受光できないことにより屋外にあることを推測するようにしても良い。
【0077】
また、上記説明においては、移動ユニット装置2の電源について言及しなかったが、一般的な二次電池に加え、太陽電池も併用し、移動ユニット装置2の電池切れをできるだけ防止するようにしても良い。
【0078】
さらに、上記説明においては、タグリーダー装置3の設置位置が壁面や天井であるものを示したが、他の場所でも良いことは勿論である。例えば、タグリーダー装置3X(図3)を各部屋の出入口のドアの上方に設け、ドアの開閉を検出する図示しないドアセンサからの開放信号が与えられたときに、タグリーダー装置3Xが質問電波を放射するようにして入院患者の入退室管理を行うようにしても良い。
【0079】
さらにまた、上記説明においては、病院外用の位置検出に供する構成がGPS受信構成であるものを示したが、他の方法であっても良い。例えば、PHS電話サービス提供会社が提供しているPHS端末の収容セルの提供情報を適用しても良い。この場合には、移動ユニット装置2は、GPS受信部11の代わりにPHS電話部13を有していれば良い。
【0080】
また、上記説明においては、病院内での位置検出のために、移動ユニット装置2がIDタグ部10(IDタグ)を有するものを示したが、逆に、移動ユニット装置2にタグリーダー装置3を設け、病院内の廊下や各部屋にIDタグ部10を固定設置するようにしても良い。この場合には、病院内の位置管理にも、移動ユニット装置2から無線通信を利用して、IDタグ部10の割当コードを管理センター装置4に与えることを要する。
【0081】
以上説明したように、第1の実施形態の入院患者位置管理システム及び移動ユニット装置によれば、入院患者Mに1個の移動ユニット装置2を所持させるだけで、入院患者Mの位置を病院内外で管理することができる。
【0082】
かくするにつき、病院内と病院外とで移動ユニット装置2の動作状態を入院患者自体が切り替える必要がなく、病院内及び病院外を自動的に検出できるので、痴呆症の老人などの意図しない病院外への移動も検出することができる。
【0083】
また、移動ユニット装置2におけるGPS受信部11の動作期間を短くしたので、電力消費を極力抑えることができ、移動ユニット装置2の電池(図示せず)の寿命を長期化することができる。
【0084】
次に、本発明による位置処理システム及び位置処理用移動ユニット装置を、テーマパークの入場者管理システムに適用した第2の実施形態を図10を参照しながら簡単に説明する。
【0085】
図10は、第2の実施形態のテーマパークの入場者管理システム1Aの構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
【0086】
この図10から明らかなように、システムのハードウェア構成は、第1の実施形態と同様なものである。第1の実施形態と異なる点は、タグリーダー装置3が、アトラクション建物(エリア1〜エリアx)毎に1又は複数設けられている点や、移動ユニット装置2を入場者P(移動体)が所持している点である。
【0087】
なお、テーマパークの場合、位置処理が必要な屋外も、テーマパーク内に限られているので、移動ユニット装置2と管理センター装置4との無線通信は、PHS電話回線を利用しないで、専用的なものであっても十分である。
【0088】
また、管理センター装置4が、入場者Pが所持する移動ユニット装置2の位置を把握する方法も、第1の実施形態と同様である。
【0089】
しかし、システムの用途が異なるので、管理センター装置4が位置を捉えた後の処理は異なる。
【0090】
例えば、後払い方式の場合、入場者Pに所持させたに移動ユニット装置2の位置から、利用したアトラクションを認識して課金情報を更新し、移動ユニット装置2の回収時に料金を請求するようにしても良い。
【0091】
また例えば、集合時間などが問題となる団体客や、迷子の恐れがある子供の位置管理のために、入場者Pに移動ユニット装置2を所持させ、第1の実施形態と同様な位置管理を行い、必要に応じて、特定の入場者Pの位置を表示させたり探索させたりすれば良い。
【0092】
この第2の実施形態によっても、入場者Pに1個の移動ユニット装置2を所持させるだけで、入場者Pの位置を、建物内を含めテーマパークの全領域で管理することができる。
【0093】
上述したように、屋内と屋外とで移動ユニット装置2の動作状態を入場者P自体が切り替える必要がなくて操作性が良好であり、また、切り替えなくても自動的に位置を検出して処理できるので、課金などの意図した処理を適切に実行することができる。
【0094】
なお、上記では、本発明の位置処理システム及び位置処理用移動ユニット装置を2種類の用途に適用した実施形態を説明したが、本発明の用途はこれに限定されず、以下に例示するような用途にも適用可能である。
【0095】
例えば、建物型駐車場を有する営業会社が営業車輌(移動体)に上記各実施形態のような移動ユニット装置2を設け(所持させ)、駐車場内外共に、営業車輌の位置管理を行うシステムにも本発明を適用できる。
【0096】
また例えば、観光バスの乗客に上記各実施形態のような移動ユニット装置2を所持させ、バス内外共に、乗客の位置管理を行うシステムにも本発明を適用できる。このようなシステムであれば、移動ユニット装置2に屋内外指示スイッチを設け、降車時に車掌がスイッチの切替を促すようにしても良い。
【0097】
なお、特許請求の範囲における「屋内」、「屋外」の用語は、建物の内外を意味するだけでなく、上述のようなバスの内部や外部を区別する場合をも含むものとする。
【0098】
【発明の効果】
以上のように、本発明の位置処理システム及び位置処理用移動ユニット装置によれば、位置処理用移動ユニット装置が屋内の位置検出に供する構成及び屋外での位置検出に供する構成の双方を有するので、位置処理用移動ユニット装置を所持している移動体が屋内又は屋外のいずれに位置しても位置処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の入院患者位置管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の移動ユニット装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の使用例を示す斜視図である。
【図4】第1の実施形態の管理センター装置の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態の携帯タグリーダー装置の構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態の管理センター装置でのIDタグ部の割当コードの到来時の処理を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態の管理センター装置での屋外へ移動した移動ユニット装置の監視処理を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施形態の移動ユニット装置での自己が屋外へ移動したことの監視処理を示すフローチャートである。
【図9】第1の実施形態の管理センター装置でのGPS受信部の検出位置情報の到来時の処理を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態のテーマパークの入場者管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入院患者位置管理システム(位置処理システム)、
1A…テーマパークの入場者管理システム(位置処理システム)、
2…位置処理用移動ユニット装置(移動ユニット装置)、
3…タグリーダー装置、
4…管理センター装置、
5…携帯タグリーダー装置、
10…IDタグ部(IDタグ;屋内位置検出用手段)、
11…GPS受信部(屋外位置検出用手段)、
12…PHS電話部(無線通信手段)、
M…入院患者(移動体)、
P…入場者(移動体)。
Claims (4)
- 屋内での検出位置情報又は屋内での位置検出を実行させる情報を提供する屋内位置検出用手段と、屋外での検出位置情報又は屋外での位置検出を実行させる情報を提供する屋外位置検出用手段とを有する、移動体が所持する位置処理用移動ユニット装置と、
前記位置処理用移動ユニット装置との無線通信によって与えられた、前記屋内位置検出用手段からの情報又は前記屋外位置検出用手段からの情報に基づいて、前記移動体の屋内外の位置処理を行う管理センター装置とを有し、
前記管理センター装置は、
前記屋内位置検出用手段からの情報の未到来時間に基づいて、前記移動体が屋内又は屋外のいずれに位置しているかを推定すると共に、前記屋内位置検出用手段からの情報が到来したとき、若しくは、前記移動体が屋外に位置していると推定したときに、計時している未到来時間をリセットさせる内外推定手段と、
前記移動体が屋内に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋内位置検出用手段から到来した情報に基づいて、前記移動体の屋内の位置を特定すると共に、前記移動体が屋外に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋外位置検出用手段を動作させて情報を取り込んで前記移動体の屋外の位置を特定する位置特定手段と
を有することを特徴とする位置処理システム。 - 前記屋内位置検出用手段が割当コードを放射するIDタグを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の位置処理システム。
- 前記屋外位置検出用手段がGPS受信部を含んで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置処理システム。
- 当該装置が所持されている移動体の位置情報若しくは位置を特定できる情報を管理センター装置に無線送信する位置処理用移動ユニット装置において、
屋内での検出位置情報又は屋内での位置検出を実行させる情報を提供する屋内位置検出用手段と、
屋外での検出位置情報を行う又は屋外での位置検出を実行させる情報を提供する屋外位置検出用手段と、
前記屋内位置検出用手段から情報を定期的に取り込む動作を実行し、情報が取得できない未取得時間が所定時間を超えたときに前記移動体が屋外に位置していると推定すると共に、情報が取り込むことができたときに未取得時間をクリアする内外推定手段と、
前記移動体が屋外に位置していると前記内外推定手段が推定したときには、前記屋外位置検出用手段を動作させて情報を取り込んで前記管理センター装置に送信させる情報送信手段と
を有することを特徴とする位置処理用移動ユニット装置。
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