JP4417399B2 - 災害時用便器付きマンホール - Google Patents

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Description

この発明は、マンホールの開口を災害時に用便に使用できる災害時用便器付きマンホールに関する。
従来、特許第2908789号で非常時用便器付きマンホール蓋の発明が開示されている。
この発明は、次の構成である。すなわち、図1〜図4に示すとおり、マンホールの開口1の蓋本体2に上下に貫通した用便口3を設け、用便口3には取り外し可能な中蓋4を取り付けて閉塞状態とする。そして、中蓋4の下側に重ねる位置に、開閉蓋5を着脱自在に配設する。 災害時に便器として使用する場合には、中蓋4を取り外し、開閉蓋5を中蓋4の下側から取り外して、その一端を用便口3の開口縁の溝に入れて回動可能とし、回動して用便口3を開閉する。用便は用便口3を跨いでしゃがんでする。
用便の姿を外部から見られないように、マンホール開口1を囲む覆い体6を取り付け可能とする。覆い体6は、カバー7とそれを支える枠組8とよりなる。枠組8は組立分解可能とする。カバー7には、ファスナー9、ホック等で開閉できる出入り口を設ける。
特許第2908789号公報( 0008〜0014、図1、図3、図4、図6)
従来の非常時用便器付きマンホール蓋では、通常時には、開閉蓋5を中蓋4の下側に取り付けておき、災害時には、開閉蓋5を外して、その一端を用便口3の開口縁の溝に入れて回動可能としなければならない。
用便には、用便口3を跨いでしゃがまなければならず、足が疲れたり、窮屈である。
覆い体6は、通常時には、カバー体7および枠組8を分解して保管する必要があり、その保管のための収納庫が必要である。
災害時には、マンホールの附近の電灯が消えると、マンホールの所在が判らなくなる。
この発明は、開閉蓋を必要とせず、便器を取り付けて、その便座に座って用便でき、通常時には、カバー、枠部材、開閉道具やトイレットペーバー等を袋に入れてマンホール内に吊るして収納し、災害時には取り出して使用でき、特別な収納庫を必要とせず、また、災害時に周囲が暗くなってもマンホールの所在が判る、災害時用便器付きマンホールを提供することを目的とする。
中央部に用便用開口を設け、その開口を中蓋で着脱自在に閉じてなり、マンホールの枠に着脱自在に取り付けてなる蓋本体と、
上下方向に用便用の貫通孔を有し、上縁に便座を取り付け、前記便座と貫通孔の上方開口を覆う蓋を回動自在に取り付けてなり、災害時に、前記中蓋を取り外し、前記用便用開口を覆って前記蓋本体に載置し着脱自在に固定してなる便器と、
後述の便器取り付け座に載置した便器を覆い、後述の分解可能な枠組で支持され、人が出入りでき、折り畳み可能な覆い体と、
前記便器、前記折り畳んだ覆い体、後述の分解可能な枠組を分解した部材、前記蓋本体や中蓋の取り付け・取り外しの道具、用便用の物品を収納し、前記マンホールの枠の開口内縁に設けた突片に係止してつり下げ可能な袋と、
を備えて災害時用便器付きマンホールとする。
央部に用便用開口を設け、その開口を中蓋で着脱自在に閉じ、蓋本体の周縁部に設けたボルト孔をマンホールの枠の開口縁に設けた突片のボルト孔に対応させ、ボルトを螺入して、マンホールの枠に着脱自在に取り付けてなる蓋本体と、
上下方向に用便用の貫通孔を有し、上縁に便座を取り付け、前記便座と貫通孔の上方開口を覆う蓋を回動自在に取り付けてなり、災害時に、前記中蓋を取り外し、前記蓋本体に設けた後述の分解可能な枠組の便器取り付け座に載置して前記用便用開口を覆って着脱自在に固定してなる便器と、
後述の便器取り付け座に載置した便器を覆い、後述の分解可能な枠組で支持され、人が出入りでき、折り畳み可能な覆い体と、
前記便器、前記折り畳んだ覆い体、後述の分解可能な枠組を分解した部材、前記蓋本体や中蓋の取り付け・取り外しの道具、用便用の物品を収納し、前記マンホールの枠の開口内縁に設けた突片に係止してつり下げ可能な袋と、
を備えて、災害時用便器付きマンホールとする。
分解可能な枠組は、管体または棒体により4角に形成された外枠と、その外枠の対向する2辺の管体または棒体に、2本の管体または棒体を直角に、かつ、該2本の管体または棒体を互いに平行状態に設けて2本の中間横桟を形成し、前記2本の中間横桟のそれぞれに、突片を2個づつ、互いに他方の中間横桟方向に先端を向け、かつ、それぞれの先端を他方の中間横桟の突片の先端と対向させて設け、それぞれの突片に、中間横桟の直角方向に2個のボルト孔を設け、両端に縦方向に2個のボルト孔を設けた他の2本の管体または棒体の先端側のボルト孔を、前記中間横桟の突片の中間横桟寄りのボルト孔に対応させ、ボルトを用いて前記中間横桟に直角に、かつ、該他の2本の管体または棒体を互いに平行状態に設けて中間縦桟を形成し、前記中間縦桟の両端の2個のボルト孔の内、先端側のボルト孔と、前記中間横桟の突片の中間横桟寄りのボルト孔と、前記蓋本体の周縁部に設けたボルト孔と、前記マンホールの枠の突片のボルト孔を対向させて、前記中間縦桟側からボルトを螺入し、前記分解可能な枠組を前記マンホールの枠に着脱自在に固定可能とし、 便器取り付け座は、前記分解可能な枠組の2本の中間縦桟を用い、前記先端が対向する中間横桟の突片の先端側のボルト孔と、その突片に当接している中間縦桟の内側のボルト孔に、前記突片の下方から、前記マンホールの枠の突片のボルト孔に螺入したボルトとは別のボルトを螺入し、そのボルトの先端部を前記中間縦桟の上面から突出させたものであって、前記便器の底部に穴を設け、前記便器の前後を前記中間縦桟に直角にして中間縦桟に載置し、前記ボルトの突出先端部を前記便器の底部の穴に挿入し、そのボルトの先端部が前記便器の底部の穴の側壁に当接して便器の移動を阻止することを可能とする。
中蓋の表面に凹部を設け、前記凹部に発光体を充填接着するか、または、前記凹部に蛍光塗料を塗布する。
この発明に係る災害時用便器付きマンホールは、用便口を開閉する開閉蓋を必要とせず、便器を取り付けて、その便座に座って用便でき、足や腰をいためることがない。前記便器の蓋が、用便口を開閉する開閉蓋の代わりとなる。通常時に、覆い体(カバー)、枠部材、開閉道具やトイレットペーバーを収納するための収納庫を必要とせず、それらを袋に入れてマンホール内に吊るして保管でき、災害ときには、袋を取り出して、袋内部の部材や物品を取り出し、部材を組立て、道具、物品を使用できる。
災害時にマンホールの周囲の照明が消えても、マンホールの中蓋の表面の凹部に取り付けた発光体や塗布した蛍光塗料により、マンホールの所在が確認できる。容易に災害時のマンホールに組立することができる。
以下図面により説明する。
図5および図6において、11はマンホールの枠であり、12は蓋本体である。蓋本体12には、用便用開口13が上下に貫通しており、用便用開口13の開口を中蓋14が覆っている。
用便用開口13の開口の形状は限定しないが、矩形または楕円形が好ましい。その開口の4隅の角には、図6(A)に示すように、棚15が設けられ、中蓋14を支持する。棚15は開口周縁全体に設けてもよい。
中蓋14は、表面中央部16には災害用トイレと表示し、蓋本体12の表面と同一の高さであり、その周囲は凹部17を形成する。中蓋14の4隅は用便用開口13の4隅の棚15の上方に位置し、凹部17よりも高い隅部18を形成し、棚15にはボルト孔19を貫通させ、そのボルト孔19に対向( 連続) して隅部18に下方から上方に向けてボルト孔20を設ける。ボルト孔20は貫通しない。隅部18の下面に座金51を当接し、図13に示すように、ボルト孔19とボルト孔20にボルト21を螺入して、中蓋14を蓋12に着脱自在に固定する。
図13にその固定状態を示す。図12中52はナットである。
図5(A)および図6(A)の22は凹部であり、23は凹部22を横切り、凹部22の底面と間隔を置いた桟である。これは、蓋本体2の開閉の際に、棒体の先端にフックを設けた開閉具のフックを桟23の下方に入れ、蓋本体2を持ち上げるためのものものである。この凹部22と桟23を2か所に設けている。
図5(A)および図6(A)の24は、蓋本体12をマンホールの枠11に着脱自在に固定しているボルトである。
後述のマンホールの枠11の開口縁に、ボルト孔(螺孔)を設けた突片49を設け、蓋本体12の周縁部マンホールの枠11の開口縁の突片49に対向する位置にボルト24のための貫通孔(螺孔)を設け、蓋本体12の表面のボルト孔からボルト24を螺入して、蓋本体11をマンホールの枠12に着脱自在に固定する。
図12はその固定の状態を示す。
災害時には、蓋本体12のボルト24を抜いて、蓋本体12をマンホールの枠11から外し、ボルト21を抜いて、中蓋14を蓋本体12から外した後、蓋本体12をマンホールの枠11に載置して、ボルト24で再び蓋本体12をマンホールの枠11に固定し、蓋本体12の用便用開口13を覆って便器25を載置し固定する。図7の(A)はその状態の平面部であり、(B)側面断面図である。
便器25は、通常家庭で病人や老人が使用している移動可能の便器で、底の無い構造のものである。すなわち、便器25は、筒状の本体26で、上方の開口27と、下方の開口28を有し、本体26の上縁に環状の便座29を配設し、本体26の上方を覆い、一方の縁部を軸として回動可能な蓋30を設けている。
便器25には、下縁に外方へ突出するフランジ部31を設け、係止部材でフランジ部31を蓋本体12に係止することで、便器25を蓋本体12に着脱自在に固定する。
係止部材は、ボルト(図示省略)を用いフランジ部31とそれに対向する下方の蓋本体12の位置にボルト孔(図示省略)を設け、ボルトを螺入して、便器25を蓋本体12に固定する。
便器25を蓋本体12に固定する方法は上記以外に、フランジ部31を棒体で押さえ、棒体の両端を蓋本体12にボルト等で固定してもよい。
また、便器25の下端に水平の孔を設け、その孔に棒体の先端部を挿入し、他端部をボルト等で蓋本体12に固定することにより、便器25を蓋本体12に着脱自在に固定してもよい。
便器25の使用は、蓋30を回動して上げ、便座29に座って用便する。用便後は蓋30を回動させて閉じる。
図8および図9は、災害時ではない通常時に、便器25やその係止部材、蓋本体11や中蓋14の開閉道具、懐中電灯、薬、トイレットペーパー、後述の覆い体36、分割した取り付け金具等を袋32に入れ、マンホールの枠11の開口縁部に設けたフック33に袋32を吊るしてマンホール内に収納した状態を示す。
フック33は、図5(B)に示すように、マンホールの枠11の開口縁部で内方向に突出し、先端が上方向に曲がったものである。
袋32の肩部の四ケ所に紐34を取り付け、紐34の先端に合成樹脂製または金属製のリング35を取り付けてあり、前記の各器具や部材、物品を袋32内に収納して、リング35をフック33に掛けて吊るす。
袋32は、合成樹脂シート製か、または防水加工した布製とする。
袋32の開口縁は1ケ所に絞ってまとめ、紐等で閉じるか、または、袋32の開口縁にファスナー等の係止具を設け、その係止具で開口を閉じる。
マンホール枠11のフック33の代わりに、先端に孔を設けた突部とし、袋32のリング35の代わりに、紐34にフックを取り付け、フックの先を突部の先端の孔に引っかけて、袋32を吊るしてもよい。
図10は、覆い体36の下部を取付け固定するための取付け金具37の平面図である。取付け金具37は、両端を直角に、同方向に曲げた2本の管体38を、曲げ部38aの先端を対向させて平行に配置し、対向した曲げ部38aに、棒体39の端部を挿入し、角型の枠組みを形成し、各管体38の中間の2か所に、便器25の横幅よりも広い幅の間隔を置いて孔40を設け、2本の棒体41の先端を孔40に挿入して中間の横桟とする。
2本の棒体41のそれぞれの中間に、同方向に直角に突出する突片42を設け、2本の棒体41の突片42を対向させる。
便器25の底面に、横方向に、棒体41の2つの突片42の間隔と同じ間隔で、2条の溝を設け、2本の連結棒43を溝に嵌め、それら連結棒43の先端をボルトで突片42に着脱自在に係止する。
管体38の本体と曲げ部38aで出来た直角の位置に、45度に割って短い管体44を取り付け、管体44の基部の孔に棒体45または管体を挿入し、その先端を引き出し可能にする。
2本の連結棒43は枠組補強のための中間縦桟を形成する。
便器25の底面に2本の溝を設けないで、連結棒43を便器25を載置取り付けるための取り付け座としてもよい。
すなわち、中間横桟41に設けた突片42のそれぞれに縦に2つのボルト孔を設け、中間横桟41寄りのボルト孔は、蓋本体12を枠11に固定するためのボルト24の挿入用とし、突片42の先端側ボルト孔は 、便器25の底面の穴に先端を挿入するボルト24のためのボルト孔とする。 、 各連結棒43の先端部にも縦に2つのボルト孔を設け、その最も先端のボルト孔は突片42の中間横桟41寄りのボルト孔と対応させ、その突片42のボルト孔をマンホールの枠11の突片49のボルト孔に対応させ、それら対応するボルト孔に、連結棒43側からボルト24を挿入して、連結棒43、突片42、突片49を固定してもよい。
そして、2本の連結棒43に便器25を載置したときに、突片42の先端側のボルト孔に対応する連結棒43の内側のボルト孔に対応して、便器25の底の孔( 凹部) を設け、突片42の先端側のボルト孔から、それに対応する連結棒43の内側のボルト孔および便器25の底の穴にボルト24以外のボルトを挿入し、連結棒43に載置した便器25の移動を防止する。
2本の中間縦桟42の間隔の中心線xは、枠組みの中間縦桟42に平行の外枠38、38の間隔の中心線yよりも少々ずらすことにより、2本の連結棒43に載置した便器25の先端とそれに対向する外枠38との間隔が幾分広くなり、便器25に座り易く、用便後に立ち上がり易く、好ましい。
覆い体36は、合成樹脂シートまたは防水加工した布46の周縁に、曲げ可能な金属線または合成樹脂線を包み、その4枚側縁を順次係止して筒状とし、4枚の布の上部に天井用の布を取り付ける。
前記4枚の布の46の各係止側縁の下端で、2つの布の下端に跨がって布片47を取り付け、布片47に紐48を取り付ける。
取り付け金具の棒体45の先端を管体44から引き出し、紐48を管体44に結び、布46の下部を固定することにより覆い体36を固定する。
布46の1枚には、切り線を入れて、人が出入りできる開口とし、ファスナー46a等の係止具で切り目を閉じて開口を閉じることを可能とする。
覆い体36の取り付け金具の管体38、棒体39、41は、伸縮できる構造または、複数に分解できる構造とすれば、収納し易くて好ましい。
前記の布46で構成する覆い体36の代わりに、合成樹脂シートで下方が開口した袋状の覆い体を形成し、図3に示す従来例の枠組み8を用いて覆い体を支持してもよい。
災害時に、停電し、夜暗くなった場合に、災害用便器付きマンホールの所在が判明できるように、中蓋14の凹部17に、発光体50を充填する。
発光体50は、その材料は限定しないが、蓄光剤入りのガラス骨材を合成樹脂で練ったものを、凹部17に充填乾燥接着するのが好ましい。
なお、発光体50は、合成樹脂に蛍光塗料粉末を混合してなる樹脂体であってもよい。
更に、凹部17には発光体を充填しないで、凹部17の底に蛍光塗料を塗布してもよい。この場合には、凹部17の底を浅くするのが好ましい。
従来例のマンホールの断面図である。 従来例の中蓋を外して開閉蓋を蓋本体に取り付け回動した状態の要部断面図である。 従来例の非常時用便器付きマンホール蓋の斜視図である。 従来例のマンホール蓋と覆い体の枠体の組み合わせ状態を示す平面図である。 本願発明のマンホールの(A)は平面図、(B)はA−A断面図、(C)はB−B断面図である。 本願発明の中蓋を取り除いたマンホールの(A)は平面図、(B)はA−A断面図、(C)はB−B断面図である。 (A)は本願発明の中蓋を取り除いたマンホールに便器を載置した状態の平面図で、(B)はA−A断面図である。 本願発明のマンホール内に袋を吊るした状態の平面図である。 本願発明のマンホール内に袋を吊るした状態を示す要部断面図である。 本願発明の覆い体取り付け用の金具枠の平面図である。 本願発明のマンホールに便器を載置し、覆い体で覆った状態を示す説明図である。 本願発明のマンホールの枠に蓋本体をボルトで固定した状態を示す要部断面図である。 本願発明のマンホールの蓋本体に中蓋をボルトで固定した状態を示す要部断面図である。 本願発明の覆い体の他の実施例で、(A)はその側面図、(B)は覆い体を2つに畳んだ状態の説明図、(C)は更に1つに畳んだ状態の説明図である。 本願発明の覆い体で1つ畳んだものを更に折り曲げた状態の説明図、(B)は更に円盤状に畳むための説明図、(C)は円盤状に畳むだ説明図である。
符号の説明
1 マンホールの開口
2 蓋本体
3 用便口
4 中蓋
5 開閉蓋
6 覆い体
7 カバー
8 枠組
11 マンホールの枠
12 蓋本体
13 用便用開口
14 中蓋
17 凹部
25 便器
31 フランジ部
32 袋
33 フック
34 紐
35 リング
36 覆い体
37 取り付け金具
46 布泡樹脂板
47 布
48 紐
49 突片
50 発光体

Claims (1)

  1. 中央部に用便用開口を設け、その開口を中蓋で着脱自在に閉じ、蓋本体の周縁部に設けたボルト孔をマンホールの枠の開口縁に設けた突片のボルト孔に対応させ、ボルトを螺入して、マンホールの枠に着脱自在に取り付けてなる蓋本体と、
    上下方向に用便用の貫通孔を有し、上縁に便座を取り付け、前記便座と貫通孔の上方開口を覆う蓋を回動自在に取り付けてなり、災害時に、前記中蓋を取り外し、前記蓋本体に設けた後述の分解可能な枠組の便器取り付け座に載置して前記用便用開口を覆って着脱自在に固定してなる便器と、
    後述の便器取り付け座に載置した便器を覆い、後述の分解可能な枠組で支持され、人が出入りでき、折り畳み可能な覆い体と、
    前記便器、前記折り畳んだ覆い体、後述の分解可能な枠組を分解した部材、前記蓋本体や中蓋の取り付け・取り外しの道具、用便用の物品を収納し、前記マンホールの枠の開口内縁に設けた突片に係止してつり下げ可能な袋と、
    よりなり、
    解可能な枠組は、管体または棒体により4角に形成された外枠と、その外枠の対向する2辺の管体または棒体に、2本の管体または棒体を直角に、かつ、該2本の管体または棒体を互いに平行状態に設けて2本の中間横桟を形成し、前記2本の中間横桟のそれぞれに、突片を2個づつ、互いに他方の中間横桟方向に先端を向け、かつ、それぞれの先端を他方の中間横桟の突片の先端と対向させて設け、それぞれの突片に、中間横桟の直角方向に2個のボルト孔を設け、両端に縦方向に2個のボルト孔を設けた他の2本の管体または棒体の先端側のボルト孔を、前記中間横桟の突片の中間横桟寄りのボルト孔に対応させ、ボルトを用いて前記中間横桟に直角に、かつ、該他の2本の管体または棒体を互いに平行状態に設けて中間縦桟を形成し、前記中間縦桟の両端の2個のボルト孔の内、先端側のボルト孔と、前記中間横桟の突片の中間横桟寄りのボルト孔と、前記蓋本体の周縁部に設けたボルト孔と、前記マンホールの枠の突片のボルト孔を対向させて、前記中間縦桟側からボルトを螺入し、前記分解可能な枠組を前記マンホールの枠に着脱自在に固定可能とし、 便器取り付け座は、前記分解可能な枠組の2本の中間縦桟を用い、前記先端が対向する中間横桟の突片の先端側のボルト孔と、その突片に当接している中間縦桟の内側のボルト孔に、前記突片の下方から、前記マンホールの枠の突片のボルト孔に螺入したボルトとは別のボルトを螺入し、そのボルトの先端部を前記中間縦桟の上面から突出させたものであって、前記便器の底部に穴を設け、前記便器の前後を前記中間縦桟に直角にして中間縦桟に載置し、前記ボルトの突出先端部を前記便器の底部の穴に挿入し、そのボルトの先端部が前記便器の底部の穴の側壁に当接して便器の移動を阻止することを可能とする、
    ことを特徴とする災害時用便器付きマンホール。
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