JP4416560B2 - 光学式変位測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル式ノギス、リニヤゲージ、リニヤスケール等に応用される、光学式変位測定装置に関する。
従来から直線変位や角度変位などの精密な測定に光学式変位測定装置が利用されている。この装置は、光学式エンコーダとも呼ばれ、例えば、光学格子が設けられた表面を有するスケール及びこのスケールに沿って移動可能なセンサヘッドにより構成される。センサヘッド内には、光源、光学格子、受光部等が収容されている。
光源からの光をスケールの光学格子に照射すると明暗パターンが生成される。センサヘッドをスケールに沿って移動させながら、この明暗パターンをセンサヘッド内の光学格子に照射する。これにより、光の強弱が正弦波状に変化する光信号が生成される。光信号は受光部で光電変換され、これによって発生した電気信号を利用して直線などの変位量が算出される。
光学式変位測定装置には、スケールの光学格子が光を透過するタイプ(透過型)とスケールの光学格子が光を反射するタイプ(反射型)がある。このうち、反射型は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−279383号公報(段落[0014]、図9)
特許文献1に開示された光学式変位測定装置は、光源から出射された光を斜め方向からスケールの光学格子に当て、そこから斜め方向に反射された光を受光部で受光する構成を有する。この変位測定装置では、スケールに入射する光及びスケールで反射される光の光軸がスケールの表面に対して斜めにされている。
スケールの表面を基準とした光軸の角度が小さいと、センサヘッドの厚みを小さくできる。しかし、光源と受光部との距離が大きくなるため、センサヘッドの平面の寸法が大きくなる。一方、上記光軸の角度を大きくすると、光源と受光部との距離を小さくできるので、センサヘッドの平面の寸法を小さくできる。しかし、センサヘッドの厚みは大きくなる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、小型化を実現できる光学式変位測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学式変位測定装置は、光源と、前記光源からの光を反射する反射部と、前記反射部からの光が照射されることにより明暗パターンを生成する反射型の光学格子が設けられた測定軸方向に延びるスケールと、前記光源及び前記反射部と共に前記スケールの一方の面側に配置されており、前記光源及び前記反射部と一緒に前記スケールに対して前記測定軸方向に相対移動しながら前記光学格子で生成された明暗パターンを受光して、前記相対移動の量に対応した第1出力信号を出力する第1受光部と、前記スケールには参照信号用マークが設けられており、前記参照信号用マークを介して前記光源からの光を受光して第2出力信号を出力する第2受光部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る光学式変位測定装置によれば、光源からの光を反射して、これを スケールに設けられた反射型の光学格子に照射する反射部を備えているため、光源と第1受光部が配置される空間をコンパクトにすることができる。また、第1受光部と第2受光部とで光源を共用している。これらにより、本発明によれば、光学式変位測定装置の小型化を実現できる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記光源の光軸中心は前記スケールと平行に配置されている、ようにすることができる。これによれば、光源、反射部等を収容する筐体の厚みを薄くすることができるため、光学式変位測定装置の小型化を実現することができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記光源からの光をコリメートして前記反射部へ導くレンズを備え、前記レンズの周辺部が前記スケールと平行な面でカットされている、ようにすることができる。これによれば、レンズのうち光を反射部に導くのに不要な部分をカットできるので、光学式変位測定装置の小型化を実現できる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記光源からの光のうち前記光軸中心に対して斜めに放射された光成分を前記参照信号用マークに入射する、ようにすることができる。これによれば、光学格子に照射される光と参照信号用マークに照射される光とのクロストークを防ぐことが可能である。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記光源からの光は前記反射部側から前記光学格子及び前記参照信号用マークに入射する、ようにすることができる。これによれば、参照信号用マークに入射する光の強度を大きくすることが可能となる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記第1受光部から出力された第1出力信号の強度に応じたフィードバック信号を前記光源にフィードバックすることにより前記光源の発光量を制御するフィードバック部を備える、ようにすることができる。
これによれば、第1受光部から出力された第1出力信号の強度を、フィードバック部により調節している。第2受光部は第1受光部と光源を共用しているので、第2受光部の専用のフィードバック部を設けることなく、第2受光部はフィードバック効果を得ることができる。第2受光部にフィードバック効果が生じることにより、参照信号の強度を安定化できる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記第1及び第2受光部は同一の半導体基板に形成されている、ようにすることができる。
これによれば、第2受光部の特性(例えば、受光感度特性、温度特性)を第1受光部のそれとほぼ同じにできる。このように、第2受光部が第1受光部と光源及び半導体基板を共用することにより、第2受光部に対するフィードバック効果を向上させることができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記フィードバック部から出力されたフィードバック信号の強度の調節機能を含み、このフィードバック信号を基準にして前記第2受光部から出力された第2出力信号から参照信号を生成する参照信号生成部を備える、ようにすることができる。これによれば、参照信号の強度をさらに安定にすることができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、第3出力信号を出力する遮光された第3受光部と、前記第2受光部から出力された第2出力信号が一方の入力端子から入力し、前記第3受光部から出力された第3出力信号が他方の入力端子から入力する差動増幅器と、前記差動増幅器からの出力を基にして参照信号を生成する参照信号生成部と、を備える、ようにすることができる。
これによれば、第2受光部と差動増幅器との間で第2出力信号に混じったノイズをキャンセルすることができる。第2受光部と参照信号生成部とを接続する配線が長くなると、第2出力信号にノイズが混じりやすくなるので、上記配線が長くなる場合に特に有効となる。
本発明に係る光学式変位測定装置によれば、光源からの光を反射して、これを スケールに設けられた反射型の光学格子に照射する反射部を備えているので、光学式変位測定装置の小型化を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る光学式変位測定装置の第1〜第4実施形態を説明する。なお、第2〜第4実施形態を説明する図において、既に説明した実施形態の符号で示すものと同一のものについては、同一符号を付すことにより説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る光学式変位測定装置1の概略構成を示す図である。この実施形態は、光源3からの光Lが反射部5を介して反射型の光学格子7に照射される点を主な特徴とする。まず、光学式変位測定装置1の構成を説明する。装置1は、スケール9とセンサヘッド11とにより構成される。スケール9はガラス等を材料とする長尺状のスケール用基板13を含み、図1にはその一部が表れている。スケール9は一方の側部15及び他方の側部17を有しており、これらによりスケール9の幅が規定される。スケール9の幅方向は測定軸X方向と直交する。
スケール9の表面(スケール9の一方の面)19は、センサヘッド11側を向いている。表面19に、反射型の光学格子7が形成されている。光学格子7は、光を反射する反射ライン21が所定のピッチ(例えば20μm)を設けてスケール9の長手方向に沿って配列された構成を有する。スケール9の延びる方向が測定軸Xとなる。反射ライン21は、スケール9の表面19上で測定軸Xと直交する方向に延びる。反射ライン21は金属(例えばクロム)などから構成される。
センサヘッド11はスケール9に対してエアギャップを設けて配置され、測定軸Xに沿って移動可能にされている。センサヘッド11は、これから説明する光学部品(光源3、反射部5、光学格子31等)を収容する筐体であり、これらの光学部品はスケール9の表面(スケール9の一方の面)19側に配置されている。
光源3は、スケール9の一方の側部15側に配置されている。光源3は、発光チップ23とこれを収容するケース25とを含む発光ダイオード(LED)である。LEDの替わりにレーザ(LD)を用いることもできる。光源3の光軸中心AXは、スケール9の表面19と直交する方向及び測定軸Xの方向に対して、直交する方向を向いている。
センサヘッド11内には、光軸中心AX上に配置されたレンズ27が収容されている。光源3から出射された光Lは、レンズ27でコリメートされ、平行光となる。この平行光は、スケール9の他方の側部17側に配置された反射部5に導かれる。反射部5は長方形状の薄いミラーであり、ミラーの長手方向が測定軸X方向を向いている。平行光は反射部5において斜め下方向に反射される。光源3、レンズ27及び反射部5は、スケール9を基準にした高さが同じにされている。
この反射された平行光は、センサヘッド11内の基板29に設けられた光学格子31に照射される。基板29は、スケール9と対向するように、レンズ27とスケール9との間に配置されている。光学格子31は、スケール9の他方の側部17側に配置されている。光学格子31は、光を遮光する遮光ライン33が光学格子7の反射ライン21と同じピッチを設けてスケール9の長手方向に沿って配列された構成を有する。遮光ライン33は、反射ライン21と同じ方向に延びている。
基板29はガラス等の透明材料で構成されている。光学格子31のうち遮光ライン33間のスペースは光を透過する領域となる。反射部5からの平行光は、光学格子31を介してスケール9の光学格子7に照射される。この光は光学格子7で斜め上方向に反射されて、第1受光部35で受光される。第1受光部35は、スケール9の一方の側部15側の基板29に配置されている。遮光ライン33間のスペース及び第1受光部35が配置される領域以外の基板29の表面には、図示しないが遮光膜が形成されている。これにより、反射部5で反射された光が光学格子31を透過しないで、スケール9の光学格子7に照射されるのを防止している。
図2は第1受光部35の一部の平面図であり、図3は図2のIII(a)-III(b)線に沿った断面図である。第1受光部35は、複数のフォトダイオード(以下、「フォトダイオード」をPDという場合がある。)37がアレイ状に配置されたPDアレイ39を有する半導体チップである。
詳細には、PD37は、p型のシリコン基板41と、その表面に形成されたn型の不純物領域43と、を含む。PD37は受光素子の一例である。受光素子として、PDの替わりにフォトトランジスタを用いることもできる。
PD37は図1に示すライン21,33と同方向に延びる細長形状を有している。PD37が測定軸X方向に沿って所定のピッチP(例えば5μm)で配列されている。つまり、a相用のPD37a、b相用のPD37b、aa相用のPD37aa、bb相用のPD37bbを一つのセット45として、図には三つのセット45が表れている。したがって、互いに位相が異なるように配置された複数のPDを一つのセット45とし、複数のセット45が測定軸X方向に沿って並べられていることになる。PDアレイ39は二つ以上のセット45により構成される。なお、a相、b相、aa相及びbb相については光学式変位測定装置1の動作において説明する。
第1受光部35はPDアレイ39が図1の光学格子7側に向くように、基板29に取り付けられている。PDアレイ39は受光素子としての機能に加えて格子として機能する。したがって、光学式変位測定装置1は、光学格子7,31、PDアレイ39を含む三格子型となる。
なお、図1に示すように、光学式変位測定装置1は、スケール9を固定し、センサヘッド11を測定軸Xに沿って移動可能に構成されているが、その逆でも本実施形態を適用することができる。したがって、第1受光部35は、光源3及び反射部5と一緒にスケール9に対して相対移動可能と言うことができる。
次に、図1に示す光学式変位測定装置1の測定動作について説明する。光源3から光Lが出された状態で、センサヘッド11を測定軸Xに沿ってスケール9上を移動させることにより、変位の測定が実行される。光Lはレンズ27及び反射部5を介して光学格子31に照射され、ここで回折される。この回折光はスケール9の光学格子7に照射され、ここで回折され、反射光としてセンサヘッド11に向かう。
この反射光は、第1受光部35のPDアレイ39(図2)の面上において干渉縞(明暗パターンの一例)を生成する。その干渉縞は、図2に示す各フォトダイオード37で受光される。ここで光電変換され、PD37から正弦波状の電気信号が出力される。PD37a,37b,37aa,37bbから出力された信号をそれぞれ、図3に示すように第1出力信号φa,φb,φaa,φbbと表す。
第1出力信号φaはa相(0度)の信号である。第1出力信号φbはa相より90度だけ位相がずれたb相(90度)の信号であり、第1出力信号φaaはa相より180度だけ位相がずれたaa相(180度)の信号であり、第1出力信号φbbはa相より270度だけ位相がずれたbb相(270度)の信号である。第1出力信号φa,φb,φaa,φbbを合成処理や内挿処理等して生成されたパルスの数をカウントすることにより、変位量が求められる。以上のように、第1受光部35は、スケール9に対して相対移動しながら光学格子7,31により生成された干渉縞(明暗パターンの一例)を受光して、相対移動の量に対応した第1出力信号を出力している。
a相及びb相の信号を利用するのは、先に検出されるのがa相かb相かによって、センサヘッド11の移動方向が往き方向か戻り方向かを判断するためである。また、a相やb相以外にこれらを反転させた、aa相やbb相を利用するのは、a相やb相の信号に含まれる直流成分の除去、並びに、信号の信頼性及び高速追従性の確保のためである。
第1実施形態の主な効果を説明する。第1実施形態によれば、スケール9を基準にした光源3と反射部5の高さを同じにしている。これにより、光源3の光軸中心AXがスケール9の表面19に対して斜めではなく、平行になる。よって、筐体であるセンサヘッド11の厚みを小さくできる。そして、光源3からの光Lを反射部5でスケール9に向けて斜めに反射させ、光学格子7,31を介して、光源3側に配置された第1受光部35に導いている。これにより、センサヘッド11の平面の寸法を小さくできる。以上により、第1実施形態によれば、センサヘッド11内の空間をコンパクトにすることができるため、光学式変位測定装置1の小型化を実現できる。
また、第1実施形態によれば、次の点からも光学式変位測定装置1の小型化を図れる。図4は第1実施形態に係る光源3、レンズ27及び反射部5の位置関係を示す図である。レンズ27の周辺部47は、スケール9と平行な平面49でカットされている。このように、レンズ27の周辺部を非円周状にカットすることにより、レンズ27のうち光を反射部5に導くのに不要な部分をカットできるので、光学式変位測定装置1の小型化を実現できる。
なお、図2及び図3に示すように、第1受光部35は、a相用のPD37a、b相用のPD37b、aa相用のPD37aa、bb相用のPD37bbを、それぞれ複数設けた構成を有している。しかしながら、第1受光部35の替わりに、a相用のPD、b相用のPD、aa相用のPD、bb相用のPDがそれぞれ一つずつ設けられ、各PDに光学格子が配置された構成を有する第1受光部を用いることもできる。
また、第1実施形態は、三つの光学格子(図1の光学格子7,31、図2のPDアレイ39)を有する三格子型であるが、二つの光学格子を有する二格子型にも適用することができる。二格子型の場合、図1の光学格子31を設けない構成となる。
[第2実施形態]
第2実施形態については、第1実施形態との相違を中心に説明する。第2実施形態はいわゆる原点を検出するための光学系の構成を主な特徴とする。すなわち、第1実施形態は、第1出力信号φa,φb,φaa,φbbを合成処理や内挿処理等して生成されたパルスの数をカウントすることにより、変位量を測定するインクリメンタル型である。このため、センサヘッド11をスケール9上の原点を示す原点マークを通過させて、原点を検出してからでなければ絶対位置測定ができない。この原点を検出する操作を原点取りという。
したがって、インクリメンタル型では、原点を検出するための光学系が必要となる。第1実施形態ではこれの説明を省略している。第2実施形態は、上記光学系を加えた場合の光学式変位測定装置である。
図5は、第2実施形態に係る光学式変位測定装置61の概略構成を示す図である。図6は、この装置61の光源3の光軸中心AXに沿った図である。光源3と反射部5との間には、光源3から拡散された光Lをコリメートして、反射部5に導くレンズ63が配置されている。光源3とレンズ63とは所定の距離が設けられている。これにより、光源3から出射して拡散した光Lのうち一部の光成分L1がレンズ63を通過せずに、次に説明する光透過部65に入射できるようにしている。
光透過部65は基板29の光源3側に形成されている。光源3からの光成分L1は光透過部65を通過して、スケール9に導かれる。スケール9の表面19のうち、光源3側には参照信号用マーク67が配置され、反射部5側には光学格子7が配置されている。よって、参照信号用マーク67は光学格子7よりも光源3側に配置されていることになる。参照信号用マーク67は金属(クロム等)のような光を反射する材料から構成される。
マーク67の位置がインクリメンタル測定における基準位置となる。つまり、センサヘッド11を測定軸Xに沿って移動させ、センサヘッド11が基準位置に到達すると、光透過部65を通過した光成分L1が参照信号用マーク67に照射される。参照信号用マーク67に照射された光成分L1はここで反射され、基板29に配置された第2受光部69で受光される。これにより、第2受光部69から参照信号用マークを介した光に対応した第2出力信号が出力される。
第2受光部69はフォトダイオードやフォトトランジスタである。第2受光部69は光透過部65と第1受光部35との間に位置している。したがって、基板29の表面には、光源3側から反射部5側に向けて順に、光透過部65、第2受光部69、第1受光部35、光学格子31が並んでいる。これらが配置される領域以外の基板29の表面には、図6に示すように遮光膜70が形成されている。
インクリメンタル測定における基準位置を検出する光学系は、光源3、参照信号用マーク67及び第2受光部69により構成される。よって、光源3からの光L1は反射部5を介することなく、光源3側から参照信号用マーク67に入射することになる。言い換えれば、光源3からの光のうち光軸中心AXに対して斜めに放射された光成分L1が参照信号用マーク67に入射することになる。したがって、第2実施形態によれば、光学格子7に照射される光Lと参照信号用マーク67に照射される光成分L1とのクロストークを防ぐことが可能となる。これにより、光学式変位測定装置61の測定精度を向上させることができる。
また、第2実施形態によれば、第1受光部35と第2受光部69とで光源3を共用しているので、光学式変位測定装置61の小型化を実現できる。
なお、光源3からの光成分L1は光源3側から参照信号用マーク67に入射するようにされているが、光源3からの光を反射部5側から参照信号用マーク67に入射するようにしてもよい。これを第2実施形態の変形例として説明する。図7は、この変形例に係る光学式変位測定装置71の概略構成を示す図である。
光透過部65は光学格子31と第1受光部35との間に配置されている。光源3の光の出射面上にコリメータレンズ73が取り付けられている。これにより、光源3から出射された光は拡散することなく、コリメートされて、反射部5に導かれる。反射部5で反射された光のうち一部の光成分L2が光透過部65を通過して参照信号用マーク67に照射される。この光はマーク67で反射されて第2受光部69に導かれる。
この変形例によれば、第2受光部69で受光される光成分L2もコリメータレンズ73でコリメートされている。このため、第2受光部69で受光される光量を比較的大きくすることができるので、基準位置の検出精度を向上させることができる。
[第3実施形態]
図8は第3実施形態に係る光学式変位測定装置81の回路図である。光源3から第1受光部35及び第2受光部69までの構成は図5に示す第2実施形態と同じである。第1受光部35において、a相用のPD37a、b相用のPD37b、aa相用のPD37aa、bb相用のPD37bbは、それぞれ一つずつ表されているが、図3に示すように、各相用のPD37の個数は複数である。
PD37a,37b,37aa,37bbから出力された信号をそれぞれ第1出力信号φa,φb,φaa,φbbと表す。各第1出力信号は、各第1出力信号に対応する電流電圧変換器83に入力し、そこで各第1出力信号は電流から電圧に変換される。これらの第1出力信号は、図9(a)に示すように、直流成分Vdcに正弦波が重ねられた信号となる。
その後、第1出力信号φaは差動増幅器85の反転入力端子から差動増幅器85に入力し、第1出力信号φaaは差動増幅器85の非反転入力端子から差動増幅器85に入力し、ここで信号φa,φaaは合成処理される。これにより、信号φaに含まれる直流成分の除去等がなされ、図9(b)に示すように、第1出力信号φAが出力される。
第1出力信号φb,φbbは差動増幅器87に入力して、信号φa,φaaと同様の処理がされる。これにより、図9(b)に示すように、第1出力信号φAと90度の位相差を持つ第1出力信号φBが差動増幅器87から出力される。そして、第1出力信号φA,φBを内挿処理等して生成されたパルスの数をカウントすることにより、変位量が求められる。
ところで、図9(a)に示すような正弦波状の第1出力信号φa,φb,φaa,φbbを用いて、正しい変位量を測定するためには、これらの第1出力信号の振幅値が予め設定された値に正確に制御されている必要がある。光源3である発光ダイオードは、発光ダイオードの周囲の温度変化や発光ダイオードの経年変化等により、発光量が変化する。これにより、第1出力信号φa,φb,φaa,φbbの振幅値が変動する。
そこで、第3実施形態は、第1出力信号φa,φb,φaa,φbbの強度に応じたフィードバック信号φFBを光源3にフィードバックすることにより光源3の発光量を制御するフィードバック部89を備える。これにより、第1出力信号の強度(振幅値)が調節される。次に、フィードバック部89について説明する。
電流電圧変換器83で電圧に変換された第1出力信号φa,φb,φaa,φbbは、フィードバック部89の4相加算器91にも供給される。これらの信号は4相加算器91で加算される。これにより、図9(c)に示すように、直流成分4Vdcが4相加算器91から出力される。この出力は、フィードバック部89のAPC(オートパワーコントロール)部93に入力する。APC部93は、上記出力を基準値と比較して、その差分値に応じて、光源3に印加する電圧(つまり光源3の発光量)を制御する。以上のように、4Vdcが一定になるように光源3の発光量を制御することにより、第1出力信号φa,φb,φaa,φbbの振幅値の変動を抑制しているのである。
次に、第2受光部69について説明する。第2受光部69が光成分L1を受光した時に出力される第2出力信号φrを基にして参照信号φRが生成される。したがって、第2出力信号φrの強度が変化すると、参照信号φRの強度も変化することになる。これにより、インクリメンタル測定における基準位置にずれが生じ、正確な変位量を得ることができなくなる。このため、第2受光部69についてもフィードバックをするのが好ましい。
第3実施形態では、第2受光部69は第1受光部35と光源3を共用しているので、第2受光部69の専用のフィードバック部を設けることなく、第2受光部69にフィードバック効果を与えることができる。よって、第2出力信号φrの強度が安定するので、参照信号φRの強度も安定にすることができる。
第3実施形態はこれに加えて、フィードバック部89から出力されたフィードバック信号(光源3に印加する電圧)φFBを基準にして第2出力信号φrから参照信号φRを生成することにより、参照信号φRの強度をさらに安定化させることができる。以下、これについて説明する。
第2受光部69から出力された第2出力信号φrは、電流電圧変換器95で電流から電圧に変換されて非反転増幅器97に入力する。ここから参照信号生成部99となる。非反転増幅器97の出力端子は加算器101の反転入力端子と接続されている。加算器101の非反転入力端子は、可変増幅器103を介してフォードバック部89の出力端子と接続されている。加算器101の出力端子はコンパレータ105の反転入力端子に接続されている。
参照信号生成部99において、各構成部の端子の付近に矢印で示されている数値は、第2受光部69が光成分L1を受光した時の電圧の一例であり、括弧内の数値は、第2受光部69が光成分L1を受光していない時の電圧の一例である。
まず、第2受光部69が光成分L1を受光していない場合から説明する。この場合、各構成部において2.5Vが入出力されたのち、コンパレータ105から0Vが出力されるように設定されている。詳細には、第2受光部69からは2.5Vが出力されている。非反転増幅器97は、非反転入力端子に2.5Vの電圧が印加されると、2.5Vを出力するように設定されている。したがって、加算器101の反転入力端子に2.5Vの電圧が印加される。加算器101は、反転入力端子に2.5Vの電圧が印加されると、2.5Vを出力するように設定されている。このため、加算器101からは2.5Vが出力される。コンパレータ105は、1.2Vを基準に、それよりも大きい値が反転入力端子に印加されると0Vを出力するように設定されている。以上より、コンパレータ105からは0Vが出力されることになる。
次に、第2受光部69が光成分L1を受光した場合を説明する。この場合、コンパレータ105からは5Vが出力されるように設定されている。これが参照信号φRとなる。詳細には、第2受光部69からの出力電圧は2.5Vから3.0Vに上がる。非反転増幅器97は、非反転入力端子に2.5Vより大きい電圧が印加されると、3.5Vを出力するように設定されている。このため、加算器101の反転入力端子に3.5Vの電圧が印加される。加算器101は、反転入力端子に2.5Vより大きい電圧が印加されると、0.5Vを出力するように設定されている。したがって、加算器101からは0.5Vが出力される。コンパレータ105は、1.2Vを基準に、それよりも小さい値が反転入力端子に印加されると5Vを出力するように設定されているため、5Vが出力されることになる。
さて、加算器101では2.5Vを基準にして、それより大きい電圧が反転入力端子に印加されると、0.5Vが出力されるようにされている。したがって、加算器101の非反転入力端子に印加される電圧が2.5Vからずれると、加算器101が正確な動作をせず、この結果、参照信号φRの強度が変化する可能性がある。一方、フィードバック信号φFBの強度は第1出力信号φa,φb,φaa,φbbを基準に決められるため、2.5Vでない可能性がある。そこで、可変増幅器103でフィードバック信号φFBの強度を調節して、加算器101の非反転入力端子に2.5Vが印加されるようにする。このように、第3実施形態によれば、参照信号φRの強度をさらに安定化できる。
[第4実施形態]
第4実施形態は、第3実施形態との相違を中心に説明する。図10は第4実施形態に係る光学式変位測定装置111の回路図である。第2受光部69の近く、つまり光成分L1が入射可能な位置に第3受光部113が配置されている。第3受光部113は遮光されており、第3出力信号φsが出力される。第3受光部113は電流電圧変換器115と接続されている。
電流電圧変換器115からの出力は、差動増幅器117の反転入力端子から差動増幅器117に入力し、電流電圧変換器95からの出力は、差動増幅器117の非反転入力端子から差動増幅器117に入力する。よって、差動増幅器117は、第2受光部69から出力された第2出力信号φrが一方の入力端子から入力し、第3受光部113から出力された第3出力信号φsが他方の入力端子から入力する、と言うことができる。
差動増幅器117の出力端子は参照信号生成部119を構成する加算器121の非反転入力端子と接続されている。加算器121の反転入力端子は接地されている。加算器121の出力端子は、参照信号生成部119を構成するコンパレータ105の反転入力端子と接続されている。
なお、差動増幅器117の端子及び参照信号生成部119の各構成部の端子において、これらの付近に矢印で示されている数値は、第3実施形態と同様に第2受光部69が光成分L1を受光した時の電圧の一例であり、括弧内の数値は、第2受光部69が光成分L1を受光していない時の電圧の一例である。
まず、第2受光部69が光成分L1を受光していない場合から説明する。この場合、第3実施形態と同様に、各構成部において2.5Vが入出力されたのち、コンパレータ105から0Vが出力されるように設定されている。詳細には、第2受光部69及び第3受光部113は2.5Vが出力されている。差動増幅器117は、非反転入力端子に2.5Vの電圧が印加されると、2.5Vを出力するように設定されている。したがって、加算器121の非反転入力端子に2.5Vの電圧が印加される。加算器121は、非反転入力端子に2.5Vの電圧が印加されると、2.5Vを出力するように設定されている。このため、加算器121からは2.5Vが出力される。コンパレータ105の動作は第3実施形態と同じであり、よって、コンパレータ105から0Vが出力されることになる。
次に、第2受光部69が光成分L1を受光した場合を説明する。第2受光部69からの出力電圧は2.5Vから3.0Vに上がる。第3受光部113は遮光されているので、2.5Vのままである。これにより、差動増幅器117から3.5Vが出力される。加算器121は、反転入力端子に2.5Vより大きい電圧が印加されると、0.5Vを出力するように設定されている。したがって、加算器121からは0.5Vが出力される。コンパレータ105は、第3実施形態と同様であり、よって、5Vが出力されることになる。これが参照信号φRとなる。
ところで、ノイズが混じった第2出力信号φrが参照信号生成部119に入力すると、参照信号φRの強度が変化する可能性がある。これにより、インクリメンタル測定における基準位置にずれが生じ、正確な変位量を得ることができない。
第2受光部69と差動増幅器117との間で、第2出力信号φrにノイズが何らかの原因で混じった場合、第3受光部113からの出力にも同じ原因でノイズが混じる。第2受光部69と第3受光部113とを差動増幅器117の入力端子に接続することにより、第2受光部69と差動増幅器117との間で第2出力信号φrにノイズが混じっても、これをキャンセルすることができる。差動増幅器117からはノイズが除去された信号が出力される。この出力を基にして参照信号生成部119から参照信号φRが生成される。
以上のように、第4実施形態によれば、第2受光部69と差動増幅器117との間で第2出力信号φrに混じったノイズをキャンセルすることができる。第2受光部69と参照信号生成部119とを接続する配線が長くなると、第2出力信号φrにノイズが混じりやすくなるので、上記配線が長くなる場合に特に有効となる。
なお、第3受光部113を遮光しているのは、第2出力信号φr自体が差動増幅器117でキャンセルされるのを防止するためである。また、第2受光部69と第3受光部113とは、個別の半導体チップにされているが、同一の半導体チップにしてもよい。
なお、第3及び第4実施形態において、第1受光部35と第2受光部69とは個別の半導体チップでもよいが、同一の半導体チップにすれば、第2受光部69に対するフィードバック効果が向上する。すなわち、第1受光部35と第2受光部69とが同一の半導体基板に形成されるので、第2受光部69の特性(例えば、受光感度特性、温度特性)を第1受光部35のそれとほぼ同じにすることが可能となる。このように、第2受光部69が第1受光部35と光源3及び半導体基板を共用することにより、第2受光部69から出力された第2出力信号φrの強度を安定にすることができる。
第1実施形態に係る光学式変位測定装置の構成の概略を示す図である。 第1実施形態に係る第1受光部の一部の平面図である。 図2のIII(a)-III(b)線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る光源、レンズ及び反射部の位置関係を示す図である。 第2実施形態に係る光学式変位測定装置の構成の概略を示す図である。 図5に示す装置の光源の光軸中心に沿った図である。 第2実施形態に係る光学式変位測定装置の変形例の構成の概略を示す図である。 第3実施形態に係る光学式変位測定装置の回路図である。 第3実施形態に係る光学式変位測定装置の回路の波形図である。 第4実施形態に係る光学式変位測定装置の回路図である。
符号の説明
1・・・光学式変位測定装置、3・・・光源、5・・・反射部、7・・・光学格子、9・・・スケール、11・・・センサヘッド、13・・・スケール用基板、15・・・スケールの一方の側部、17・・・スケールの他方の側部、19・・・スケールの表面(スケールの一方の面の一例)、21・・・反射ライン、23・・・発光チップ、25・・・ケース、27・・・レンズ、29・・・基板、31・・・光学格子、33・・・遮光ライン、35・・・第1受光部、37・・・フォトダイオード、39・・・PDアレイ、41・・・シリコン基板、43・・・不純物領域、45・・・PDのセット、47・・・レンズの周辺部、49・・・レンズの平面、61・・・光学式変位測定装置、63・・・レンズ、65・・・光透過部、67・・・参照信号用マーク、69・・・第2受光部、70・・・遮光膜、71・・・光学式変位測定装置、73・・・コリメータレンズ、81・・・光学式変位測定装置、83・・・電流電圧変換器、85,87・・・差動増幅器、89・・・フィードバック部、91・・・4相加算器、93・・・APC部、95・・・電流電圧変換器、97・・・非反転増幅器、99・・・参照信号生成部、101・・・加算器、103・・・可変増幅器、105・・・コンパレータ、111・・・光学式変位測定装置、113・・・第3受光部、115・・電流電圧変換器、117・・・差動増幅器、119・・・参照信号生成部、121・・・加算器、L・・・光、X・・・測定軸、P・・・フォトダイオードのピッチ、AX・・・光源の光軸中心、L1,L2・・・光成分、φa,φb,φaa,φbb・・・第1出力信号、φr・・・第2出力信号、φR・・・参照信号、φFB・・・フィードバック信号、φs・・・第3出力信号

Claims (6)

  1. 測定軸方向に延びるスケールと、
    このスケールの一方の面と対向し前記スケールに対して前記測定軸方向に移動可能に配置されたセンサヘッドと
    を有し、
    前記センサヘッドは、
    拡散光を出射する光源と、
    前記光源からの拡散光のうちの一部を前記スケール側に透過させる光透過部と、
    前記光源からの拡散光のうち他の一部をコリメートするレンズと、
    前記レンズでコリメートされた光を前記スケールに反射する反射部と、
    前記スケールで反射された前記反射部からの光を受光する第1受光部と、
    前記スケールで反射された前記光透過部からの光を受光する第2受光部と
    を有し、
    前記光源、レンズ及び反射部は、前記スケールの一方の面と平行で且つ前記測定軸方向と直交する方向を光軸方向とするように配置され、前記光透過部は、前記光源から前記光軸方向に対して斜めに放射された光成分を前記スケールに透過させ、
    前記スケールは、
    前記反射部からの光が照射されることにより明暗パターンを生成する測定軸方向に延びる反射型の光学格子と、
    前記光学格子よりも前記光源側に配置されて前記測定軸方向の基準位置を示す参照信号用マークと
    を有し、
    前記第1受光部は、前記センサヘッドが前記スケールに対して相対移動することにより前記光学格子で生成された明暗パターンを受光して、前記相対移動の量に対応した第1出力信号を出力し、
    前記第2受光部は、前記光透過部及び前記参照信号用マークを介して前記光源からの光を受光して第2出力信号を出力する
    ことを特徴とする光学式変位測定装置。
  2. 記レンズの周辺部が前記スケールと平行な面でカットされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位測定装置。
  3. 前記第1受光部から出力された第1出力信号の強度に応じたフィードバック信号を前記光源にフィードバックすることにより前記光源の発光量を制御するフィードバック部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学式変位測定装置。
  4. 前記第1及び第2受光部は同一の半導体基板に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光学式変位測定装置。
  5. 前記フィードバック部から出力されたフィードバック信号の強度の調節機能を含み、このフィードバック信号を基準にして前記第2受光部から出力された第2出力信号から参照信号を生成する参照信号生成部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光学式変位測定装置。
  6. 第3出力信号を出力する遮光された第3受光部と、
    前記第2受光部から出力された第2出力信号が一方の入力端子から入力し、前記第3受光部から出力された第3出力信号が他方の入力端子から入力する差動増幅器と、
    前記差動増幅器からの出力を基にして参照信号を生成する参照信号生成部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光学式変位測定装置。
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